JP2004297317A - 電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な機能を持つ留守番電話装置を要求することなく、留守番電話への伝言メッセージを手間なく確実に伝えることができる電話装置を提供する。
【解決手段】発呼者が被呼者に電話をかけ、被呼者側の留守番電話が対応したときの記録開始合図音(例えば「ピー」音)を検出して、発呼者側の電話装置に予め登録してある留守電応答メッセージを送出し、回線を切断する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被呼者の留守番電話が対応したときに予め登録してある留守電応答メッセージを送出する電話装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、留守番電話装置へ留守時に電話がかかってくると留守録音するようになっていた。その手順は、先ず、発呼者から発信があると、被呼者側が不在であることを応答する。この不在応答は例えば「私○○○○は只今留守にしております。『ピー』という音を出しますのでその音が鳴りましたらご用件を話してください。」というようなものであり、留守である旨を伝えると共に発呼者にメッセージを促す。そして、不在応答を終えると『ピー』という録音開始を示す録音開始合図の音を発生する。この録音開始音が終わると留守電応答メッセージの録音動作を行う。そして、録音時間中に発呼者が電話を切ったときあるいは録音時間が経過して本端末装置側で電話を切ったとき通話が終わる。
【0003】
このような従来の留守番電話装置に伝言を録音することに躊躇する人は少なくない。これは留守番電話装置に留守電応答メッセージを録音するとき、人間に話し掛けるときとは異なり、一方通行的な不安感・違和感を覚えるためである。また、発呼者がとまどって言うべきことを整理している間に録音時間が経過してしまうことがあった。結果として、発呼者は留守電応答メッセージを残すことが煩わしくなって通話を切ってしまったり、言うことを整理している間に録音時間が経過してしまったり、伝えるべき用件を忘れてしまう等の不具合が生じていた。
【0004】
また、周りが騒がしい場所では、自らの声で伝言メッセージを伝えても周りの騒音で伝言メッセージがかき消され、留守電応答メッセージを受け取った被呼者が後から録音された伝言を聞いても、用件が聞き取れないことが生じる。
【0005】
このような留守番電話における問題を解決するため、特開昭63−050239号公報では、留守番電話時に電話がかかってきたときにDTMF信号を検知してから録音動作を開始するようにした技術が記載されている。
【0006】
【特許文献1】
特開昭63−50239号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記文献に記載の従来技術は、伝言をまとめた後に留守録音動作を開始できるが、緊張しやすい人にとっては、実際に伝言を音声で話そうとしたときに、再び留守番電話に録音する場合の緊張のためにうまく伝言を伝えられないことが生じるという問題が依然としてあった。また、発呼者側において留守電応答メッセージの送信開始を指定できても、その後は被呼者側の留守番電話装置に依存した技術であるため、被呼者の留守番電話装置によっては、留守番電話に必要な伝言を残すことができないという問題があった。また、留守番電話へ録音する発呼者側が留守電応答メッセージを音声で発しなければならないために、発呼者が煩わしくなって伝言を残さず通話を切ってしまうという問題があった。さらに、被呼者が録音された伝言を聞くとき、伝言録音時における発呼者の周囲の雑音によって、録音した伝言がうまく聞き取れないことが生じるという問題があった。
【0008】
然るに、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、被呼者側の留守番電話装置に特別な機能を要求することなく、被呼者側の留守番電話が応答したときに発呼者側から自動で留守録応答メッセージを送出することが可能な電話装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の電話装置は、発呼者が被呼者へ電話をかけ、被呼者側の電話装置が留守番電話に対応したときに送出する留守電応答メッセージの記録開始合図を示す信号を検知する検知手段と、発呼者側の電話装置において被呼者の留守番電話に送出する留守電応答メッセージを記憶する記憶手段と、前記検知手段が検知した記録開始合図の信号に基づいて前記記憶手段に記憶された留守電応答メッセージを被呼者の電話装置に送出する送出手段と、留守電応答メッセージの送出終了後に回線を切断する切断手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
このように構成された請求項1記載の電話装置によれば、発呼者が被呼者へ電話をかけ、被呼者側の電話装置が留守番電話対応したときに、発呼者側の電話装置は被呼者側の電話装置が発信したメッセージの記録開始合図の信号を検知手段によって検知し、その検知に基づいて前記記憶手段に記憶してある留守電応答メッセージを前記送出手段によって送出し、留守電応答メッセージ送出終了後に前記切断手段によって自動的に回線を切断することができる。
【0011】
また、請求項2に記載の電話装置は、請求項1に記載の電話装置において、前記検知手段が留守電応答メッセージの記録開始合図の信号を検知してから前記送出手段が留守電応答メッセージを送出している間に発呼者が回線切断動作を行ったときでも留守電応答メッセージ送出終了まで回線を接続した状態を維持し、前記送出手段の留守電応答メッセージ送出終了後に回線を切断する切断調整手段とをさらに具備したものである。
【0012】
このように構成された請求項2記載の電話装置によれば、留守電応答メッセージを送出中に発呼者が手動で回線切断動作を行ったときでも前記切断調整手段によって留守電応答メッセージを最後まで全て送出することができる。
【0013】
また、請求項3に記載の電話装置は、請求項1もしくは2に記載の電話装置において、前記留守電応答メッセージは、被呼者を示すデータと対応付けて記憶され、その対応に基づいて被呼者に応じた留守電応答メッセージを前記送出手段によって被呼者の電話装置に送出することを特徴とする。
【0014】
このように構成された請求項3記載の電話装置によれば、予め記憶しておいた被呼者のデータと留守電応答メッセージの対応関係に基づいて被呼者に応じた留守電応答メッセージを送出することができる。
【0015】
また、請求項4に記載の電話装置は、請求項1もしくは2に記載の電話装置において、前記留守電応答メッセージは、予め設定された入力可能な信号と対応付けて記憶され、前記信号を入力可能な信号入力手段を備え、前記信号入力手段によって前記信号を選択的に入力することにより、その信号に対応した留守電応答メッセージを前記送出手段に出力することを特徴とする。
【0016】
このように構成された請求項4記載の電話装置によれば、前記信号入力手段によって前記信号を選択的に入力することにより、その信号に対応した留守電応答メッセージを前記送出手段によって被呼者の電話装置に送出することができる。
【0017】
また、請求項5に記載の電話装置は、請求項1もしくは2に記載の電話装置において、前記留守電応答メッセージを音声で入力する音声入力手段を備え、前記音声入力手段によって入力した留守電応答メッセージを音声データとして記憶したことを特徴とする。
【0018】
このように構成された請求項5記載の電話装置によれば、自らの音声を自由に録音して記憶することにより、任意の留守電応答メッセージを作成することができる。
【0019】
また、請求項6に記載の電話装置は、請求項1もしくは2に記載の電話装置において、前記留守電応答メッセージは、予め音声合成により音声に変換可能な文字コードによって記憶され、前記文字コードを入力可能な文字コード入力手段と、前記文字コードを音声合成により音声に変換可能な音声合成手段とを備え、前記文字コード入力手段によって前記文字コードを選択的に入力することにより、前記音声合成手段によって前記入力文字コードに対応する留守電応答メッセージの音声に変換され、前記送出手段により被呼者の電話装置に送出することを特徴とする
このように構成された請求項6記載の電話装置によれば、前記文字コード入力手段によって前記文字コードを選択的に入力することにより、前記音声合成手段によって前記入力文字コードに対応する留守電応答メッセージの音声に変換され、前記送出手段により被呼者の電話装置に送出することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施の形態である発呼者側の電話装置の基本構成を示すブロック図である。回線制御部11は、通信回線を介して電話交換機(図示せず)に接続され、被呼者側の電話装置との間で接続したときに発信、受信動作を行う。検知部12は、被呼者の電話から発信された留守電応答メッセージの記録開始合図を示す信号の検知を行う。音声送出制御部13は、本発明の下記留守電話応答制御を司るCPUを主体として構成され、留守電応答メッセージの記録開始合図の信号を入力し、その信号に基づいて記憶手段としての音声記録部15に記憶されている留守電応答メッセージを読み出し、その読み出した留守電応答メッセージを送出手段としての音声送出部14から送出させ、さらに、留守電応答メッセージ送出終了の情報を入力して、回線制御部11の回線を切断するように制御する。
【0022】
前記音声送出部14は、前記したように、前記音声送出制御部13の制御のもとで、前記音声記録部15から留守電応答メッセージを受け取り、この留守電応答メッセージを前記回線制御部を介して被呼者の留守番電話へ送出させる。また、前記音声送出部14は、前記留守電応答メッセージの送出が終了したことを示す信号を前記音声送出制御部13に入力させる。そして、前記音声記録部15は、音声送出制御部13から通話相手が留守番電話であるという情報信号を入力すると、記録されている留守電応答メッセージを音声送出部14に出力する。
【0023】
次に、図2を参照して、発呼者が被呼者に電話をかけ、被呼者の留守番電話に留守電応答メッセージを入れて回線を切断するまでの手順を説明する。第2図は、本発明の一実施の形態である電話装置の動作を示すフローチャートである。
【0024】
先ず、ステップ100で、発呼者は被呼者にダイヤルして、回線制御部11により通信回線を介して被呼者の電話装置に接続する。次に、ステップ101で、被呼者の電話が留守番電話か否かについて、留守電応答メッセージの記録開始合図(たとえば「ピー」音)があるか否かによって判断する。留守電応答メッセージの記録開始合図がない場合、ステップ108に移行し、通常通話を行う。一方、留守電応答メッセージの記録開始合図があった場合、ステップ102に移行する。ステップ102において、検知部12は前記記録開始合図の信号を入力して被呼者が留守番電話であることを示す信号を音声送出制御部13に出力する。ステップ103で、音声送出制御部13は、音声記録部15に対して予め記憶されている留守電応答メッセージを読み出して音声送出部14に送るように制御する。続いて、ステップ104で、音声送出部14は、音声記録部15から受け取った留守電応答メッセージを音声再生し、回線制御部を介して被呼者の留守番電話に音声を送出する。ステップ105で、音声送出部14は、留守電応答メッセージの送出が終わったことを示す信号を音声送出制御部13へ出力する。ステップ106で、音声送出制御部13は、回線制御部11に対して回線を切断する旨の信号を出力する。ステップ107で、回線制御部11は回線を切断し、終了する。
【0025】
従って、この実施の形態では、留守番電話への対応で発呼者の手を煩わすことなく留守電応答メッセージを残すことができ、また、被呼者側の留守番電話装置に特別な機能を必要としないため、すでに普及している一般の留守番電話装置へ伝言を残す場合においても留守電応答メッセージを確実に残すことができる。さらに、周りが騒がしい場合、予め録音しておいた留守電応答メッセージを送信することにより、騒音によって被呼者が留守電応答メッセージを聞き取れないということを防ぐことができる。さらに、必ず留守番電話とわかっている相手などは、電車の中などでも声を発する必要がないため、気軽に相手に音声メッセージを伝えることができる。
【0026】
次に、図3を参照して、本発明の他の実施の形態の電話装置を説明する。この電話装置は、留守電応答メッセージの送出中に発呼者の意図により回線を切断しようとしても、留守電応答メッセージの送信完了までは回線の接続を維持するように、その制御を音声送出制御部に行わせるように構成したものである。図3は、その制御の手順を示すフローチャートである。以下に、同図に基づいてこの電話装置の動作を説明する。
【0027】
先ず、ステップ110で、発呼者は被呼者にダイヤルして、回線制御部11により通信回線を介して被呼者の電話装置に接続する。次に、ステップ111で、被呼者の電話が留守番電話か否かについて、留守電応答メッセージの記録開始合図(たとえば「ピー」音)があるか否かによって判断する。留守電応答メッセージの記録開始合図がない場合、ステップ119に移行し、通常通話を行う。一方、留守電応答メッセージの記録開始合図があった場合、ステップ112に移行する。ステップ112において、検知部12は前記記録開始合図の信号を入力して被呼者が留守番電話であることを示す信号を音声送出制御部13に出力する。ステップ113で、音声送出制御部13は、回線切断をしないように回線制御部11へ回線切断停止命令信号を出力する。ステップ114で、音声送出制御部13は、音声記録部15に対して予め記憶されている留守電応答メッセージを読み出して音声送出部14に送るように制御する。ステップ115で、音声送出部14は、音声記録部15から受け取った留守電応答メッセージを音声再生し、回線制御部を介して被呼者の留守番電話に音声を送出する。ステップ116で、音声送出部14は、留守電応答メッセージの送出が終わったことを示す信号を音声送出制御部13へ出力する。ステップ117で、音声送出制御部13は、回線制御部11に対して回線切断停止命令の解除とともに回線を切断する旨の信号を出力する。ステップ118で、回線制御部11は回線を切断し、終了する。
【0028】
従って、この実施例では、留守電応答メッセージの送信中に回線を切断しようとしても、メッセージ送信終了まで回線が切断されることなく、留守電応答メッセージを確実に伝えることができる。
【0029】
次に、図4を参照して、本発明のさらに他の実施の形態の電話装置を説明する。この電話装置は、通話相手によって留守電応答メッセージを変更できるようにしたことを特徴とする。そのために、この電話装置は、音声記録部15に通話相手を示すデータとその通話相手に対応する留守電応答メッセージとが図4に示されるような対応表形式で記憶されている。従って、音声記録部15から留守電応答メッセージを取り出すとき、図4の対応表に従ってダイヤルした通話相手に対応した留守電応答メッセージを音声送出部14に出力して回線制御部11から送出することができる。もし、前記対応表に通話相手のデータが存在しない場合、デフォルト設定の留守電対応メッセージを音声送出部14に出力して回線制御部11から送出する。留守電対応メッセージの抽出以外の動作は、図2または図3のフローチャートと同様となる。
【0030】
従って、この実施の形態では、被呼者に応じた留守電応答メッセージを送出することにより、友人、家族、仕事先、上司、同僚などといった通話相手に応じた適切なメッセージを残すことができる。
【0031】
次に、図5と図6を参照して、本発明のさらに他の実施の形態を説明する。この電話装置は、音声記録部15に記憶された留守電応答メッセージを発呼者の電話装置のテンキー等の入力装置(図示せず)を用いて選択することができることを特徴とする。そのために、この電話装置の音声記録部15には、各留守電応答メッセージとその各留守電応答メッセージに対応する信号(例えば、前記入力装置によって入力可能な数字や、アルファベット文字等)とが対応表形式で記憶されている。従って、前記入力装置によって前記信号を入力することにより、対応する留守電応答メッセージを選択することができる。
【0032】
図6は、留守電応答メッセージを入力装置を用いて選択するときの動作を示すフローチャートである。ステップ120で、音声送出制御部13は、一定時間入力装置への入力を待つ。ステップ121で、音声送出制御部13は、入力装置によって入力があったか否かを判断する。入力がなかった場合はステップ123に移行し、音声記録部15に対して、図5の対応表のデフォルト設定の留守電応答メッセージを音声送出部14に出力する。入力があった場合には、ステップ122に移行し、図5の対応表の入力信号に対応した留守電応答メッセージを音声送出部14に出力する。留守電対応メッセージの抽出以外の動作は、図2または図3のフローチャートと同様となる。
【0033】
従って、この実施の形態では、留守電応答メッセージを発呼者の電話装置の入力装置を用いて任意に選択することができ、被呼者が同じ人である場合においても状況に応じた適切なメッセージを残すことができる。
【0034】
さらに、他の実施の形態として、電話装置の受話器もしくは音声入力用のマイクを用いて留守電応答メッセージを音声で入力して音声記憶部に記憶しておき、この留守電応答メッセージを留守番応答用に用いてもよい。留守電応答メッセージを記憶する場合、先ず、電話装置の受話器を取り上げる。次に、入力装置を用いて「留守電応答メッセージ録音設定」を選択する。次に、電話装置の受話器に対して留守電応答メッセージを発声し、電話装置の受話器で受信した音声を留守番応答メッセージとして音声記録部に記録する。次に、入力装置を用いて「留守電応答メッセージ録音の終了」を選択するか、留守電応答メッセージの最大録音時間を経過したら留守電応答メッセージの録音を終了する。留守電応答メッセージを送出する場合は、図2または図3のフローチャートと同様にして、音声記録部から留守電応答メッセージを読み出して音声送出部に送信する。
【0035】
従って、この実施の形態では、発呼者の自由意志に基づいて任意の留守電応答メッセージを作成することができる。
【0036】
また、電話装置に、前記文字コードを入力可能な文字コード入力手段と、前記文字コードを音声合成により音声に変換可能な音声合成手段とを備え、前記文字コード入力手段によって前記文字コードを選択的に入力することにより、前記音声合成手段によって前記入力文字コードに対応する留守電応答メッセージの音声に変換して、前記送出手段により被呼者の電話に送出するように構成してもよい。この場合、入力装置を用いて「留守電応答メッセージの文字入力設定」を選択する。次に、入力装置を用いて文字コード入力を行い、文字コード入力によって作成した文字列を留守電応答メッセージとして音声記録部に記録する。次に、入力装置を用いて「留守電応答メッセージの文字入力の終了」を選択したら留守電応答メッセージの文字列の入力を終了する。留守電応答メッセージを送出する場合は、図2または図3のフローチャートと同様にして、音声記録部から留守電応答メッセージを読み出して音声送出部に送信する。音声送出部は、音声記録部から受け取った文字列の留守電応答メッセージを音声合成によって音声に変換し、留守電応答メッセージとして音声再生する。
【0037】
従って、この実施の形態では、周りが騒がしい場所でも周囲の雑音が入ることなく自由に留守電応答メッセージを作成することができる。更に、声を発しにくい環境においても自由に留守電応答メッセージを作成することができる。
【0038】
なお、以上の各実施の形態では、音声記憶部15が記憶しておいた留守電応答メッセージのデータを音声送出部14が音声再生して送出するようにしたが、留守電応答メッセージのデータを音声再生することなく、例えば、テキストデータ等のデータのままで送出してもよい。留守電応答メッセージをデータのまま送出する場合は、被呼者側の電話装置において、受け取った留守電応答メッセージのデータの音声再生を行う。
【0039】
なお、本発明の電話装置は、有線電話装置に限らず、携帯電話、ネットワーク電話装置、IP電話装置、インターネット電話装置、電話機能付FAX装置、電話機能付複合機といった電話機能を備えた装置についても同じように適用することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1に記載の電話装置は、留守番電話への対応で発呼者の手を煩わすことなく留守電応答メッセージを残すことができる。また、被呼者側の留守番電話装置に特別な機能を必要としないため、すでに普及している一般の留守番電話装置へ伝言を残す場合においても留守電応答メッセージを確実に残すことができる。さらに、周りが騒がしい場合でも、予め録音しておいた留守電応答メッセージを送信することにより、騒音に関係なく被呼者に留守電応答メッセージを聞き取り易く送信することができる。さらに、必ず留守電とわかっている相手などは、電車の中などでも声を発する必要が無いため、気軽に相手に留守電応答メッセージを伝えることができる。
【0041】
請求項2記載の電話装置は、留守電応答メッセージの送信中に誤って電話を切って回線を切断しようとしても、留守電応答メッセージが途中で切れてしまうことがなく、その留守電応答メッセージの最後まで確実に送出してから回線を切断するため、確実に留守電応答メッセージを残すことができる。
【0042】
請求項3記載の電話装置は、被呼者に応じた留守電応答メッセージを送出することにより、友人、家族、仕事先、上司、同僚などといった被呼者に応じた留守電応答メッセージを残すことができる。
【0043】
請求項4記載の電話装置は、留守電応答メッセージを発呼者の電話装置の入力装置を用いて選択することにより、被呼者が同じ人である場合においても状況に応じた留守電応答メッセージを残すことができる。
【0044】
請求項5記載の電話装置は、留守電応答メッセージを音声で入力して記憶しておき、その留守電応答メッセージを使用することにより、自由に留守電応答メッセージを作成することができる。
【0045】
請求項6記載の電話装置は、留守電応答メッセージを文字コードで入力して記憶しておき、入力した文字を音声合成して音声に変換して留守電応答メッセージを送出することにより、周りが騒がしい場所でも周囲の雑音が入ることがなく自由に留守電応答メッセージを作成することができる。さらに、声を発しにくい環境においても自由に留守録応答メッセージを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電話装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態である電話装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施の形態である電話装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】通話相手と留守電応答メッセージの対応表である。
【図5】電話装置の入力装置の信号と留守電応答メッセージの対応表である。
【図6】留守電応答メッセージを入力装置を用いて選択する動作を示し、留守電応答メッセージ選択部分を抽出したフローチャートである。
【符号の説明】
10 電話装置
11 回線制御部
12 検知部
13 音声送出制御部
14 音声送出部
15 音声記録部

Claims (6)

  1. 発呼者が被呼者へ電話をかけ、被呼者側の電話装置が留守番電話に対応したときに送出する留守電応答メッセージの記録開始合図を示す信号を検知する検知手段と、
    発呼者側の電話装置において被呼者の留守番電話に送出する留守電応答メッセージを記憶する記憶手段と、
    前記検知手段が検知した記録開始合図の信号に基づいて前記記憶手段に記憶された留守電応答メッセージを被呼者の電話装置に送出する送出手段と、
    留守電応答メッセージの送出終了後に回線を切断する切断手段と、
    を備えることを特徴とする電話装置。
  2. 前記検知手段が留守電応答メッセージの記録開始合図の信号を検知してから前記送出手段が留守電応答メッセージを送出している間に発呼者が回線切断動作を行ったときでも留守電応答メッセージ送出終了まで回線を接続した状態を維持し、前記送出手段の留守電応答メッセージ送出終了後に回線を切断する切断調整手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
  3. 前記留守電応答メッセージは、被呼者を示すデータと対応付けて記憶され、その対応に基づいて被呼者に応じた留守電応答メッセージを前記送出手段によって被呼者の電話装置に送出することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の電話装置。
  4. 前記留守電応答メッセージは、予め設定された入力可能な信号と対応付けて記憶され、
    前記信号を入力可能な信号入力手段を備え、
    前記信号入力手段によって前記信号を選択的に入力することにより、その信号に対応した留守電応答メッセージを前記送出手段に出力することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の電話装置。
  5. 前記留守電応答メッセージを音声で入力する音声入力手段を備え、
    前記音声入力手段によって入力した留守電応答メッセージを音声データとして記憶したことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の電話装置。
  6. 前記留守電応答メッセージは、予め音声合成により音声に変換可能な文字コードによって記憶され、
    前記文字コードを入力可能な文字コード入力手段と、前記文字コードを音声合成により音声に変換可能な音声合成手段とを備え、
    前記文字コード入力手段によって前記文字コードを選択的に入力することにより、前記音声合成手段によって前記入力文字コードに対応する留守電応答メッセージの音声に変換され、前記送出手段により被呼者の電話装置に送出することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の電話装置。
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