JP2004294117A - 温度検出回路および記憶装置 - Google Patents

温度検出回路および記憶装置 Download PDF

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繁治 池田
Shinichi Fukuda
真一 福田
Isao Ohira
勲 大平
Toshihiko Sato
佐藤  敏彦
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Abstract

【課題】低い消費電力で動作することができる温度検出回路、および、実効のある電力低減が可能な記憶装置を提供する。
【解決手段】温度検出回路104は、トランジスタ3を電源VDDと回路本体との間に備えている。トランジスタ3のゲート端子には、パワーカット信号PEが入力される。回路本体は、温度検出信号TINを出力する温度検知手段1、基準電位VRAを発生させる抵抗器11,12、基準電位VRBを発生させる抵抗器21,22、基準電位VRCを発生させる抵抗器31,32、並びに比較器10,20,30から構成される。本体各部は、温度検出期間にのみトランジスタ3が導通状態となって電源VDDからの電流供給を受け、それ以外の期間ではトランジスタ3が遮断状態となり、電流供給を受けない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周囲温度を検出し、デジタル信号に変換して出力する温度検出回路、および周囲温度に応じてリフレッシュのタイミング周期が制御される記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンピュータ装置などに使用される記憶装置として、ダイナミック型記憶素子により構築された半導体メモリLSI、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)がよく用いられている。この種の記憶素子は電荷蓄積の有無によって2値情報を表現するが、放っておくと電荷が電流として漏れ、一定時間後には電荷が消失してしまうという性質がある。そのため、記憶装置は、定期的に電荷を最補充してデータの喪失を防ぐリフレッシュと呼ばれる作業を必要としており、外部装置からのリフレッシュ要求に基づいてリフレッシュ動作を行うオート・リフレッシュ機能や、外部装置から状態を設定するだけでメモリLSI自体が自動的にリフレッシュ動作を実行するセルフ・リフレッシュ機能を備えたものとなっている。このうちセルフ・リフレッシュ機能は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話などにおいて、バッテリ電源で記憶内容を長期間保持することを目的として使用されている。
【0003】
ところで、ダイナミック型記憶素子における記憶情報の保持時間は、温度に大きく依存しており、温度が10℃低下すると記憶保持時間は約1.5倍に増加することが知られている。このため、記憶素子の温度を検出し、検出温度に応じてリフレッシュの周期を変えることにより、低温時における無駄なリフレッシュを省き、消費電流を大幅に低減することが提案されてきていた。
【0004】
図9は、こうした記憶装置に適用される温度検出回路の従来例を示している。温度検知手段200は、電源VDDと接地の間に、抵抗器201および温度変化に伴って抵抗値が変化するサーミスタ202を直列に接続したものであり、検知温度を電圧(温度検知信号TIN)として出力する。一方、抵抗器211,212、抵抗器221,222、抵抗器231,232の各組は、それぞれ、電源電圧に対し基準電位VRA,VRB,VRCを発生するように構成されている。この基準電位VRA,VRB,VRCのそれぞれは、温度Ta,Tb,Tcにおける温度検知信号TINの電位に相当するように予め設定された値である。
【0005】
比較器210,220,230は、温度検知信号TINの電位と、基準電位VRA,VRB,VRCの値をそれぞれ比較し、温度検知信号TINが基準電位VRA,VRB,VRCよりも低電位である場合には“0”を、高電位である場合には“1”を出力するようになっている。レジスタ215,225,235は、比較器210,220,230からの出力をレジスタセット信号REの立ち上がりエッジで格納する。
【0006】
サーミスタ202の抵抗値は、温度が高くなるにつれて低下する。そのため、温度検知信号TINは、図10のような温度依存性を示す。このとき、比較器210,220,230ないしレジスタ115,125,135の出力である温度データTA,TB,TCは、図11に示した表のように与えられ、温度Ta,Tb,Tcを境界値とする4つの温度範囲に対応する8ビットのデータとなる。これにより、検知温度が4つの温度範囲のいずれに該当するのかが判明する。したがって、従来では、こうして得られた温度情報を基にリフレッシュの周期を制御すれば、リフレッシュ動作における平均消費電流を減少させることができると考えられていた(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平5−189964号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の温度検出回路では、基準電位VRA,VRB,VRCや比較回路210,220,230などに定常電流が流れるために、消費電流が大きいという問題があった。つまり、温度に応じたタイミング制御を実現し、無駄なリフレッシュ削減を可能にした反面、温度検出回路における消費電流が無視できない程度に大きいことが電力低減の効率を低下させていた。
【0009】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、低い消費電力で動作することができる温度検出回路、および、実効のある電力低減が可能な記憶装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点に係る温度検出回路は、温度検知素子から出力された温度検知信号に基づいて温度を検出する回路であって、温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較し、その比較結果をそれぞれ出力する比較手段と、温度検出素子および比較手段の少なくとも一方が時間間隔をおいて動作するように制御する制御手段とを備えたものである。
【0011】
本発明の第1の観点に係る記憶装置は、本発明の第1の観点に係る温度検出回路を備え、この温度検出回路が出力する温度情報に基づいてリフレッシュのタイミングが制御されるように構成されたものである。
【0012】
本発明の第1の観点に係る温度検出回路および記憶装置では、常に温度検出を行うのではなく、温度検出素子と比較手段の少なくとも一方が時間間隔をおいて動作し、温度検出を行う。すなわち、温度検出回路の各構成要素は、温度検出を行うように定めた期間中のみ動作し、それ以外の期間に電流を消費しないよう、制御手段により制御される。
【0013】
本発明の第2の観点に係る温度検出回路は、温度検知素子から出力された温度検知信号に基づいて温度を検出する回路であって、温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較し、その比較結果をそれぞれ出力する一の比較手段を備え、一の比較手段が、温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとの比較を時分割的に行うものである。
【0014】
本発明の第2の観点に係る記憶装置は、本発明の第2の観点に係る温度検出回路を備え、この温度検出回路が出力する温度情報に基づいてリフレッシュのタイミングが制御されるように構成されたものである。
【0015】
本発明の第2の観点に係る温度検出回路および記憶装置では、同一の比較手段に基準信号が時分割で入力され、温度検知信号との比較結果もまた時分割で出力される。なお、ここでいう「一の比較手段」とは、必ずしも温度検出回路が単一の比較手段を備えることを意味したものではなく、一つの比較手段に着目した場合に、上記のような特徴のある動作を行うという趣旨である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置の概略構成を表している。この記憶装置は、いわゆるDRAMであり、2値情報を記憶するメモリセルがm(行;ロウ)×n(列;カラム)のマトリクス状に配置されたメモリセルアレイ111と、情報の書き込みと読み出しに必要な回路によって構成されている。例えば、クロックバッファ101は、外部からのクロック信号を受信して内部回路およびタイミングジェネレータ103に分配するようになっている。コマンドデコーダ102は、外部から入力されるコマンド信号を解読してライト,リード,オート・リフレッシュなどの動作を判別し、クロックバッファ101,タイミングジェネレータ103に出力する。タイミングジェネレータ103は、これらクロックバッファ101やコマンドデコーダ102からの出力を受け、内部動作に必要な各種タイミングを発生させる。
【0018】
ここでは、温度検出回路104が、メモリチップの内部あるいはその近傍の温度を検出し、検出結果をタイミングジェネレータ103,セルフリフレッシュタイマ105に出力するようになっている。また、セルフリフレッシュタイマ105は、セルフリフレッシュモード時のリフレッシュ動作間隔を決定するクロックを発生するものであり、クロック周波数を温度検出回路4からの検出温度により制御するようになっている。リフレッシュアドレスカウンタ106は、リフレッシュ動作を行うたびに1が加算(+1)されるカウンタであり、リフレッシュ時のロウアドレスを発生する。
【0019】
ロウアドレスラッチ107,カラムアドレスラッチ108には、外部より時分割に送られてくるアドレス信号がロウアドレスとカラムアドレスに分けられ、それぞれに格納される。マルチプレクサ109は、リフレッシュアドレスと通常動作時のロウアドレスのいずれかを選択してロウデコーダ110に入力し、ロウデコーダ110は、入力されるロウアドレスに応じてm行から1行のセルを選択する。センスアンプ112は、こうしてロウアドレスで選択されたn個のセルからの微小信号出力を増幅するために設けられ、カラムデコーダ113は、カラムアドレスに応じて1つのセル列を選択するようになっている。データ入出力バッファ114は、書き込み時には入力されるデータ信号をカラム側の回路に受け渡し、読み出し時にはセンスアンプ112からの出力を外部へ受け渡すようになっている。
【0020】
図2は、このうち温度検出回路104の具体的構成を表したものである。この温度検出回路104は、トランジスタ3を電源VDDと回路本体との間に備えたことを除けば、例えばDRAMに適用されてきた従来の温度検出回路と同様の構成をとることができる。トランジスタ3には、ここではPチャネル型のFETが用いられ、電源VDDと回路本体の間にソース−ドレイン間が接続され、ゲート端子にパワーカット信号PEが入力される。回路本体は、抵抗器1Aおよびサーミスタ2Aを直列に接続した温度検知手段1、および基準電位VRAを発生させる抵抗器11,12、基準電位VRBを発生させる抵抗器21,22、基準電位VRCを発生させる抵抗器31,32、並びに比較器10,20,30から構成されている。これら各部に電源VDDを供給するか否かは、トランジスタ3の開閉状態、ひいてはパワーカット信号PEにより制御されるようになっている。
【0021】
温度検知手段1は、周囲温度の変化によるサーミスタ2Aの抵抗値変化を利用し、検出値として温度検知信号TINを出力する。また上記の抵抗器11〜32を含む回路部分にて発生する基準電位VRA,VRB,VRCは、それぞれ、温度Ta,Tb,Tcにおける温度検知信号TINの電位に相当するように設定されている。比較器10,20,30は、それぞれ、温度検知手段1から出力される温度検知信号TINと基準電位VRA,VRB,VRCの値を比較し、温度検知信号TINが基準電位VRA,VRB,VRCよりも低電位であれば“0”を、高電位であれば“1”を出力するようになっている。また、ここでは、比較器10,20,30の各出力をレジスタ15,25,35が一旦格納し、温度データTA,TB,TCとしてタイミングジェネレータ103やセルフリフレッシュタイマ105に出力するようになっている。これらレジスタ15,25,35は、すべてレジスタセット信号REによる動作制御を受けるようになっている。
【0022】
レジスタセット信号REは、図3(A)に示したように、低レベルの期間と高レベルの期間を交互に繰り返すように設定され、図3(B)に示したように、レジスタセット信号REが低レベルから高レベルへ移行する度に、その立ち上がりエッジRSにおいてレジスタ15,25,35に温度データTA,TB,TCが格納される。
【0023】
これに対し、パワーカット信号PEは、レジスタセット信号REと同一の信号もしくは同期信号とすると都合がよい。ここでは、パワーカット信号PEをレジスタセット信号REと同一波形とし、トランジスタ3はパワーカット信号PEが高レベルのときオフ状態、低レベルのときオン状態となるよう設定されている。すなわち、レジスタセット信号REとパワーカット信号PEは、ともに温度検出期間tとパワーカット期間tとを一周期とし、温度検出期間tでは低レベル,パワーカット期間tでは高レベルを保持する。なお、本実施の形態では、トランジスタ3およびパワーカット信号PEが、本発明の「制御手段」に対応している。
【0024】
次に、この記憶装置の動作について説明する。
【0025】
書き込み動作は、一旦メモリセルアレイ111に記憶されている情報を読み出し、センスアンプ112で増幅した後、カラムデコーダ113で指定したセル列を外部入力された書き込み用データで置き換えることで行われる。また、読み出し動作においては、外部アドレス信号から得られるロウアドレスによってメモリセルアレイ111の1行が特定され、この行に接続されたn個のメモリセル各々から情報が読み出され、センスアンプ112で増幅される。読み出された情報のうちの1つが、カラムデコーダ113から入力されるカラムアドレスに基づいて選択され、データ入出力バッファ114を介して外部へ出力される。
【0026】
このような通常の動作の一方で、記憶装置はリフレッシュ動作も行う。オート・リフレッシュはコマンド信号により指定される動作であり、リフレッシュアドレスカウンタ106からの出力がマルチプレクサ109からロウデコーダ110に入力されることで、セルの行が選択される。選択行におけるn個のカラムデータは読み出され、センスアンプ112で増幅されて、再度メモリセルに書き込まれる。
【0027】
また、セルフ・リフレッシュ・モードには、セルフリフレッシュエントリコマンドで入り、このモードに入るとセルフリフレッシュタイマ105の制御に基づいて記憶装置内部で自動的にリフレッシュを行う。ここで、セルフリフレッシュタイマ105が発生するクロックの周期は、温度検出回路104から入力される温度データTA,TB,TCに基づいて制御されている。
【0028】
温度検出回路104では、温度検出期間tでのみパワーカット信号PEが低レベルとなってトランジスタ3が導通する。よって、電源VDDは、この間だけ検出回路本体に電流を供給し、動作させる。ここでの動作は、前述の従来どおりの動作であってよい。こうして比較器10,20,30において得られた検出結果は、温度検出期間tからパワーカット期間tへ移行する際、レジスタセット信号REの遷移によりレジスタ15,25,35に格納される。同時に、パワーカット信号PEは高レベルへ遷移してトランジスタ3を遮断状態とすることから、パワーカット期間tでは、回路本体への電源供給が断たれ、温度検出動作は停止される。
【0029】
このように、温度検出回路104は、常時動作するのではなく、電流供給を受ける温度検出期間tにしか動作できないようになっており、この温度検出期間tの内に温度データTA,TB,TCを検出し、レジスタ15,25,35に格納するまでの動作を行う。パワーカット期間tには、温度検出回路104は、本体部分から電源VDDが遮断されているために電流消費がない。このパワーカット状態は、次の温度検出期間tとなるまで続き、以上に説明したシーケンス全体は周期的に繰り返される。
【0030】
このように本実施の形態では、温度検出回路104は、電源VDDと本体部分の間にトランジスタ3を設けることで動作期間を温度検出期間tに限定し、この期間以外には電流供給を受けないようにしたので、電流消費は動作期間に比例して大幅に削減することができ、低消費電力で動作することが可能となる。つまり、パワーカット期間tを温度検出期間tに比して長く設定するほど、温度検出回路104の平均消費電流は削減される。よって、記憶装置では、セルフリフレッシュタイマ105の発生周期を温度検出回路104が検出した温度データTA,TB,TCに基づいて制御するようにしたので、メモリの温度に対応したタイミング制御により無駄なリフレッシュが削減され、なおかつ、温度検出に要する電力消費が少なくて済み、装置全体として効率よく消費電力を低減することができる。
【0031】
〔第2の実施の形態〕
図4は、第2の実施の形態に係る温度検出回路の構成を表している。この温度検出回路は、第1の実施の形態における温度検出回路104と同様、DRAMに組み込まれている。なお、第1の実施の形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、説明を適宜省略するものとする。
【0032】
ここでは、温度検知信号TINとの比較対象である基準電位VRは、抵抗器31と、これに直列に接続された抵抗器13,23,32からなる可変抵抗器によって発生する可変の電位となっている。抵抗器13,23,32は、並列に接続されており、抵抗器13と接地との間にはトランジスタ16が、抵抗器23と接地との間にはトランジスタ26がそれぞれ設けられている。すなわち、これらトランジスタ16,26の開閉状態によって可変抵抗器の総抵抗値が変化し、基準電位VRの値も変化するようになっている。前述のように、抵抗器31と抵抗器32の組み合わせからは基準電位VRCが発生する。これは可変抵抗器が抵抗器32のみである場合に相当する。ここでは、可変抵抗器が抵抗器32,13で構成される場合には基準電位VRAが、可変抵抗器が抵抗器32,23で構成される場合には基準電位VRBがそれぞれ発生するよう、抵抗器13,23の値が設定される。
【0033】
トランジスタ16,26は、例えばNチャネル型のFETであり、それぞれのドレイン端子は抵抗器13,23に接続され、ソース端子はともに接地されている。また、トランジスタ16,26のゲート端子は、それぞれインバータ17,27を介してレジスタセット信号REA,REBの信号線に接続されている。
【0034】
比較器40には、温度検知信号TINと基準電位VRが入力され、その比較結果はレジスタ15,25,35のいずれかに出力される。また、レジスタ15,25,35のそれぞれには、レジスタセット信号REA,REB,RECが入力される。
【0035】
次に、この温度検出回路の動作について説明する。
【0036】
図5は、この温度検出回路の動作タイミングを示している。同図に示したように、ここでは、レジスタセット信号REA,REB,RECの低レベル出力期間は、温度検出期間tにおいて時分割されている。まず、レジスタセット信号REAのみが低レベルとなる状態では、このレジスタセット信号REAはインバータ17で反転され、高レベルの状態でトランジスタ16のゲートに入力される。その結果、トランジスタ16は導通し、抵抗器31と抵抗器32,13の組み合わせから基準電位VRAが発生する。比較器40は、温度検知信号TINと基準電位VRAとを比較し、比較結果を出力する。このデータは、レジスタ15,25,35に出力されるが、レジスタセット信号REAが低レベルから高レベルへ移行する際に、この信号が入力されているレジスタ15のみが立ち上がりエッジRSにおいて選択され、ここに温度データTAとして格納される。
【0037】
次いで、レジスタセット信号REBのみが低レベルとなる状態では、レジスタセット信号REBの反転出力がゲートに入力されることで、トランジスタ26が導通する。この場合には、抵抗器31と抵抗器32,23の組み合わせから基準電位VRBが発生する。比較器40は、温度検知信号TINと基準電位VRBとを比較し、比較結果を出力する。このデータは、レジスタセット信号REBの立ち上がりエッジRSにおいて、レジスタ25に温度データTBとして格納される。
【0038】
さらに、レジスタセット信号RECのみが低レベルとなる状態では、トランジスタ26,36は共に遮断されたままである。この場合には、抵抗器31と抵抗器32によって基準電位VRCが発生する。比較器40は、温度検知信号TINと基準電位VRCとを比較し、比較結果を出力する。このデータは、レジスタセット信号RECの立ち上がりエッジRSにおいて、レジスタ35に温度データTCとして格納される。さらに、パワーカット信号PEが高レベルに遷移することにより、トランジスタ3が遮断され、温度検出回路は非動作状態となる。こうして、回路の状態は、温度検出期間tからパワーカット期間tへと移行する。
【0039】
温度検出期間tでは、このような時分割動作によって温度データTA,TB,TCがレジスタ15,25,35に格納される。温度データTA,TB,TCは、一連のデータとしてタイミングジェネレータ103やセルフリフレッシュタイマ105に出力され、セルフリフレッシュのタイミングを変調する制御に用いられる。
【0040】
このように本実施の形態では、基準電位VRを、レジスタセット信号REA,REB,RECに応じて基準電位VRA,VRB,VRCと変化するように抵抗器を構成し、温度検出回路全体が各基準電位VRA,VRB,VRCを単位として時分割で動作するようにしたので、その平均消費電流を大幅に削減することができる。また、単一の比較器40で複数の基準電位に対する動作を行う構成としたことにより、回路規模を縮小することができる。その他の効果については、第1の実施の形態と同様である。
【0041】
〔変形例〕
図6は、第2の実施の形態の温度検出回路の変形例を表している。第2の実施の形態では、基準電位VRをレジスタセット信号REA,REB,RECに応じて基準電位VRA,VRB,VRCと変化するように説明したが、逆に基準電位VRは固定しておき、温度検知信号TINの大きさの方を相対的に変化させるようにしてもよい。具体的には、本変形例のように、温度検知手段1の抵抗器1Aに対して抵抗器28と抵抗器38をそれぞれトランジスタ29,39を介して並列接続し、トランジスタ29にはレジスタセット信号REBがゲート入力し、トランジスタ39にはレジスタセット信号RECがゲート入力する構成とすることが考えられる。このような温度検出回路は、抵抗器1Aに抵抗器28,38のいずれか一方、または両方を接続させるように制御することによって、上記第2の実施の形態と同様の機能をなし遂げることができる。
【0042】
上記各実施の形態のように温度検知素子としてサーミスタ2Aを用いる場合には、サーミスタ2Aは集積化が困難であることから、図7のように半導体集積回路150の外部に実装することが好ましい(なお、比較回路60は比較器10〜40を代表的に表している。比較回路60など、サーミスタ2A以外の回路部分は半導体集積回路150に内蔵されている)。
【0043】
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態および実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、温度検知素子としてバイポーラトランジスタ3Aを用い、図8のように接続してベース−エミッタ間の逆方向降伏電圧を利用することもできる。この場合には、温度検知手段,比較回路60を含む温度検出回路124の全体が半導体集積回路150の内部に集積化される。なお、トランジスタ3Aにおける電圧の温度変化は微小なため、出力される温度検出信号を比較回路60に入力する前にオペアンプ等の信号増幅回路4Aで増幅しておくとよい。
【0044】
また、第2の実施の形態およびその変形例では、第1の実施の形態と同様に電源VDDと回路本体部との間にトランジスタ3を付設していたが、パワーカット用のトランジスタを必ずしも用いなくともよく、単に個々の温度データを検出する動作を時分割に行うものであってもよい。ただし、上記第2の実施の形態の構成では、時分割動作による消費電流低減の効果と動作期間以外におけるパワーカット効果との双方により、より効率良く動作させることが可能である。また、この場合の温度検出回路は、時分割的に動作する比較手段として比較器40のみを備えるものとして説明したが、複数の比較器をそれぞれ時分割的に動作させるものであっても構わない。
【0045】
さらに、実施の形態では、トランジスタ3を温度検出回路本体のすべての構成要素に対する電源VDDの電流供給経路上に配置するようにしたが、回路構成によっては、構成要素ごとの各電流経路に個別のトランジスタを設けるようにしても構わない。また、本発明の開閉スイッチは、必ずしも温度検出回路本体の全ての構成要素に対して設けなくともよく、これらのうちの少なくともいずれかに対して設けられていてよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の観点に係る温度検出回路によれば、温度検知素子から出力された温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較し、その比較結果をそれぞれ出力する比較手段と、温度検出素子および比較手段の少なくとも一方が時間間隔をおいて動作するように制御する制御手段とを備えるようにしたので、少なくとも温度検出素子,比較手段の一方を含む温度検出回路の構成要素は、温度検出を行うように定めた期間中においてのみ動作し、温度検出を行わない期間では動作せず、また電流が消費されない。したがって、この温度検出回路では、その動作期間に比例して電流消費が大幅に削減され、低消費電力化を実現することが可能となる。
【0047】
また、本発明の第1の観点に係る記憶装置によれば、本発明の第1の観点に係る温度検出回路を備え、この温度検出回路からの出力に基づいてリフレッシュのタイミングが制御されるようにしたので、温度検出に要する電流消費が少なく、無駄なリフレッシュが削減されることから、実効的に消費電力を低減することが可能である。
【0048】
本発明の第2の観点に係る温度検出回路によれば、温度検知素子から出力された温度検知信号に基づいて温度を検出する回路であって、温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較し、その比較結果をそれぞれ出力する一の比較手段を備え、一の比較手段が、温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとの比較を時分割的に行うようにしたので、温度検出のための複数の基準信号が同一の比較手段に時分割で入力され、温度検知信号との比較結果もまた時分割で出力される。したがって、従来の温度検出回路のように、基準信号ごとの温度検出動作を同時並列的に行う場合に比べ、平均消費電流を大幅に削減することができる。また、同一の比較手段で複数の信号基準値に対する動作を行うために比較回路が省かれることから、回路規模を縮小することができる。
【0049】
また、本発明の第2の観点に係る記憶装置によれば、本発明の第2の観点に係る温度検出回路を備え、この温度検出回路からの出力に基づいてリフレッシュのタイミングが制御されるようにしたので、温度検出に要する電流消費が少なく、無駄なリフレッシュが削減されることから、実効的に消費電力を低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置(DRAM)の構成図である。
【図2】図1に示した温度検出回路の構成を表すブロック図である。
【図3】図1に示した温度検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【図4】第2の実施の形態に係る温度検出回路の構成を表すブロック図である。
【図5】図4に示した温度検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【図6】図4に示した温度検出回路の変形例を示す部分構成図である。
【図7】図1に示した記憶装置に対する温度検出回路の実装状態を説明するための図である。
【図8】図7に示した温度検出回路の実装状態の変形例を示す図である。
【図9】従来の温度検出回路の構成図である。
【図10】図9に示した温度検出回路における温度検出信号と検知温度との関係を表す図である。
【図11】図9に示した温度検出回路における温度データと検知温度との関係を表す図である。
【符号の説明】
1…温度検知手段、1A…抵抗器、2A…サーミスタ、3…トランジスタ、10,20,30,40…比較器、11〜13,21〜23,31,32…抵抗器、16,26,29,39…トランジスタ、17,27…インバータ、15,25,35…レジスタ、104…温度検出回路、105…セルフリフレッシュタイマ、TIN…温度検知信号、VR,VRA,VRB,VRC…基準電位、PE…パワーカット信号、RE,REA,REB,REC…レジスタセット信号、TA,TB,TC…温度データ、t…温度検出期間、t…パワーカット期間。

Claims (13)

  1. 温度検知素子から出力された温度検知信号に基づいて温度を検出する回路であって、
    前記温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較し、その比較結果をそれぞれ出力する比較手段と、
    前記温度検出素子および前記比較手段の少なくとも一方が時間間隔をおいて動作するように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする温度検出回路。
  2. 前記制御手段は、前記温度検出素子および前記比較手段の少なくとも一方に対する電力の遮断および供給を制御する開閉スイッチを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
  3. 前記比較結果を、前記基準信号の大きさに対応するビット桁についての2値の温度情報として保持する保持手段をさらに備え、
    前記保持手段は、前記開閉スイッチの動作に同期して前記温度情報を出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の温度検出回路。
  4. 前記複数の基準信号を生成する基準信号生成手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記基準信号生成手段もまた時間間隔をおいて動作するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
  5. 前記制御手段は、前記基準信号生成手段に対する電力の遮断および供給を制御する開閉スイッチを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の温度検出回路。
  6. 前記比較手段は複数の比較器を有し、
    各比較器が、前記温度検知信号と前記複数の基準信号のそれぞれとの比較を行うことを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
  7. 前記比較手段は一の比較器を有し、
    前記一の比較器が、前記温度検知信号と前記複数の基準信号のそれぞれとの比較を時分割的に行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
  8. 前記複数の基準信号の各々が時分割的に前記一の比較器に入力される
    ことを特徴とする請求項7に記載の温度検出回路。
  9. 前記温度検知信号が複数生成され、
    これらの複数の温度検知信号の各々が時分割的に前記一の比較器に入力されることを特徴とする請求項7に記載の温度検出回路。
  10. 前記温度検知信号が複数生成され、
    これらの複数の温度検知信号の各々が時分割的に前記一の比較器に入力されることを特徴とする請求項8に記載の温度検出回路。
  11. 温度検知素子から出力された温度検知信号に基づいて温度を検出する回路であって、
    前記温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較し、その比較結果をそれぞれ出力する一の比較手段を備え、
    前記一の比較手段が、前記温度検知信号と前記複数の基準信号のそれぞれとの比較を時分割的に行う
    ことを特徴とする温度検出回路。
  12. データを記憶する記憶部と、
    温度検知素子から出力された温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較してその比較結果をそれぞれ出力する複数の比較手段と、前記温度検出素子および前記比較手段の少なくとも一方が時間間隔をおいて動作するように制御する制御手段とを含み、前記比較結果を温度情報として出力する温度検出回路と、
    この温度検出回路により検出された温度に応じて前記記憶部におけるリフレッシュのタイミングを制御するリフレッシュ制御回路と
    を備えたことを特徴とする記憶装置。
  13. データを記憶する記憶部と、
    前記温度検知信号と複数の基準信号のそれぞれとを比較し、その比較結果をそれぞれ出力する一の比較手段を含み、前記比較結果を温度情報として出力する温度検出回路と、
    この温度検出回路により検出された温度に応じて前記記憶部におけるリフレッシュのタイミングを制御するリフレッシュ制御回路と
    を備え、
    前記一の比較手段が、前記温度検知信号と前記複数の基準信号のそれぞれとの比較を時分割的に行うことを特徴とする記憶装置。
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