JP2004293723A - 無段変速機のプーリ装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】伝達トルクの向上が計られる無段変速機のプーリ装置をを提供する。
【構成】入力側のプーリ及び/又は出力側のプーリは、一方に摺動面が形成される二個の片面プーリと、片面プーリ間に配置され両方に摺動面が形成される両面プーリとよりなり、入力側のプーリと出力側のプーリの各摺動面間に二本のベルトが掛け渡されている。
【選択図】 図1
【構成】入力側のプーリ及び/又は出力側のプーリは、一方に摺動面が形成される二個の片面プーリと、片面プーリ間に配置され両方に摺動面が形成される両面プーリとよりなり、入力側のプーリと出力側のプーリの各摺動面間に二本のベルトが掛け渡されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ベルト式無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な自動車等の動力伝達装置の一つとして、ベルト式無段変速機が知られている。ベルト式無段変速機は、入力側のプーリと出力側のプーリと両プーリ間に掛け渡された金属製の無端ベルトとを備え、プーリのベルト巻き掛け幅を変化させることにより無段変速を行うようにしたものが知られている。
【0003】
図2に示されるのは従来のベルト式無段変速機のプーリ装置101である。111は入力側のプーリで、固定式プーリ113と可動式プーリ112とよりなり、両プーリ112,113は略円錐状の摺動面102,102が対向してV字状の第一V溝141が形成された状態で配置されている。固定式プーリ113は延出する入力軸116を有し、その入力軸116に可動式プーリ112が軸方向に移動可能な状態で嵌合している。可動式プーリ112の背面には容積が可変の油室122を備える入力側油圧アクチュエータ121が固着しており、油圧制御により可動式プーリ112が軸方向に移動し、第一V溝141幅を変化させていた。出力側のプーリ151も同様であり、固定式プーリ152と可動式プーリ153がのそれぞれの略円錐状の摺動面103,103が対向して第二V溝171が形成された状態で配置されている。固定式プーリ152は延出する出力軸156を有し、その出力軸156に可動式プーリ153が軸方向に移動可能な状態で嵌合している。可動式プーリ153の背面には容積が可変の油室162を備える出力側油圧アクチュエータ161が固着しており、油圧制御により可動式プーリ153が軸方向に移動し、V溝171幅を変化させていた。上記入力側のプーリ111の第一V溝141と出力側のプーリ151の第二V溝171にベルト131が掛け渡され、第一V溝141及び第二V溝171幅の連続的な変化によりベルト131の掛かり径が変化するように構成されていた。そして、この無段変速機のプーリ装置101は、入力側のプーリ111と出力側のプーリ151との第一V溝141及び第二V溝171幅を変化させることにより、無段階に変速していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の如き無段変速機のプーリ装置101においては、トルクが入力側のプーリ111とベルト113との間における摩擦力としてベルト113を介して出力側のプーリ151から出力軸156へと伝達されていた。つまり、伝達トルクの容量は一対のプーリ111,151と一本のベルト113との間の摩擦力のみにより決定するため、伝達トルクには限界があり、ベルト式無段変速機は小型自動車などに適用が限られていた。しかし、大容量エンジンが搭載された自動車などへの適用が望まれ、そのためには伝達トルクの容量の増加が必要である。
【0005】
従って本発明は上記の如き課題を解決し、伝達トルクの向上が計られる無段変速機のプーリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下の如き構成である。
【0007】
入力側のプーリと出力側のプーリと各プーリ間に掛け渡されたベルトとを備える無断変速機のプーリ装置において、入力側のプーリ及び/又は出力側のプーリは、一方に摺動面が形成される二個の片面プーリと、片面プーリ間に配置され両方に摺動面が形成される両面プーリとよりなり、入力側のプーリと出力側のプーリの各摺動面間に二本のベルトが掛け渡されている。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明する。
【0009】
図1は本発明の実施例による無段変速機のプーリ装置1を表す。この無段変速機のプーリ装置1は、入力側のプーリ11と出力側のプーリ51と各プーリ11,51間とに掛け渡される金属製の無端ベルト31、31とを備えている。
【0010】
上記入力側のプーリ11は、略円錐状の摺動面2が軸方向両面に形成される両面プーリ13と、両面プーリ13から両方向に突出する入力軸16と、入力軸16に嵌合し軸方向片面に略円錐状の摺動面2が形成される第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15とを備える。第一片面プーリ12及び第二片面15は両面プーリ13の両側に摺動面2が対向してV字形の第一V溝41及び第二V溝42が形成される状態に配置されている。また、両面プーリ13は固定式で、第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15は軸方向に移動可能な状態で入力軸16に嵌合されている可動式であり、第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15の背面にはそれぞれ油圧アクチュエータ21が固定されている。この油圧アクチュエータ21は可動シリンダ24と固定された外筒23とより油室22が形成され、入力軸16内の油路17から各片面プーリ12,15内に穿設された油孔18を介して、油室22内へ油が流入出している。油の流入出により、油室22内の容積が変化し、変化した油圧により第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15が軸方向を移動して、両面プーリ13との間の第一V溝41及び第二V溝42の幅を変化させる。
【0011】
また上記出力側のプーリ51は、第一固定プーリ52と第一可動プーリ53は各摺動面3が対向して第一V溝71が形成される状態、また第二可動プーリ54と第二固定プーリ55は各摺動面3が対向して第二V溝72が形成される状態に並列に配置され、第一可動プーリ53と第二可動プーリ54は背面が対向している。第一固定プーリ52は固定式で、第一固定プーリ52から出力軸56が延出し、出力軸56には、第一可動プーリ53及び第二可動プーリ54が軸方向に移動可能な状態で嵌合し、第二固定プーリ55は出力軸56に嵌合して固定されている。
【0012】
第一可動プーリ53と第二可動プーリ54の対向する背面間には容積が可変の油室62を備える出力側油圧アクチュエータ61が固着され、出力軸56を通る油路57から第一可動プーリ53に穿設された油孔58を介して油室62へと油が流入或いは流出して、油室62内の油圧の変化により第一可動プーリ53及び第二可動プーリ54の位置を移動させ、第一V溝71及び第二V溝72幅を変化させる。
【0013】
上記プーリ装置1においては、入力側のプーリ11における第一片面プーリ12と両面プーリ13間の第一V溝41と出力側のプーリ51における第一固定プーリ52と第一可動プーリ53間の第一V溝71、及び入力側のプーリ11における両面プーリ13と第二片面プーリ15間の第二V溝42と出力側のプーリ51における第二可動プーリ53と第二固定プーリ54間の第二V溝72にそれぞれ金属製のベルト31、31が掛け渡されている。トルクはこのベルト31、31を介して入力側のプーリ11とベルト31間の摩擦力として出力側のプーリ51の出力軸56へ伝達される。つまり、入力側のプーリ11における二組の一対のプーリ12,13,15と二本のベルト31,31との間の摩擦力が二本のベルト31,31を介して出力側のプーリ51における二組の一対のプーリ52,53,54,55に伝達され、さらに出力軸56へと伝達される。
【0014】
よって以上のように本発明によれば、入力側のプーリ11と出力側のプーリ51と各プーリ11,51間に掛け渡されたベルト31,31とを備える無断変速機のプーリ装置1において、入力側のプーリ11は、一方に摺動面2が形成される二個の片面プーリ12,15と、片面プーリ12,15間に配置され両方に摺動面2、2が形成される両面プーリ13とよりなり、入力側のプーリ11の摺動面2と出力側のプーリ51の摺動面3間に二本のベルト31,31が掛け渡されているので、トルクは入力側のプーリ11における二組の一対のプーリ12,13,15と二本のベルト31,31との間の摩擦力として二本のベルト31,31を介して出力側のプーリ51における二組の一対のプーリ52,53,54,55に伝達され、さらに出力軸56へと伝達される。
【0015】
尚、上記実施例では、入力側のプーリ11のみが両面に摺動面2が形成される両面プーリ13を使用していたが、出力側のプーリ51に両面に摺動面3が形成される両面プーリを使用してもよく、また入力側のプーリ11及び出力側のプーリ51ともに使用してもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、入力側のプーリと出力側のプーリと各プーリ間に掛け渡されたベルトとを備える無断変速機のプーリ装置において、入力側のプーリ及び/又は出力側のプーリは、一方に摺動面が形成される二個の片面プーリと、片面プーリ間に配置され両方に摺動面が形成される両面プーリとよりなり、入力側のプーリと出力側のプーリの各摺動面間に二本のベルトが掛け渡されているので、トルクは入力側の二組の一対のプーリと二本のベルトとの間の摩擦力として二本のベルトを介して出力側の二組の一対のプーリに伝達され、さらに出力軸56へと伝達されるため、伝達トルクの容量が増加し、伝達トルクの向上が計られる。また、両面のプーリは両面に摺動面が形成されているので、部品点数が削減され、組立が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による無段変速機のプーリ装置を表す部分断面正面図である。
【図2】従来の無段変速機のプーリ装置を表す部分断面正面図である。
【符号の説明】
11 入力側のプーリ
12 片面プーリ
13 両面プーリ
15 片面プーリ
31 ベルト
51 出力側のプーリ
【産業上の利用分野】
本発明は、ベルト式無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な自動車等の動力伝達装置の一つとして、ベルト式無段変速機が知られている。ベルト式無段変速機は、入力側のプーリと出力側のプーリと両プーリ間に掛け渡された金属製の無端ベルトとを備え、プーリのベルト巻き掛け幅を変化させることにより無段変速を行うようにしたものが知られている。
【0003】
図2に示されるのは従来のベルト式無段変速機のプーリ装置101である。111は入力側のプーリで、固定式プーリ113と可動式プーリ112とよりなり、両プーリ112,113は略円錐状の摺動面102,102が対向してV字状の第一V溝141が形成された状態で配置されている。固定式プーリ113は延出する入力軸116を有し、その入力軸116に可動式プーリ112が軸方向に移動可能な状態で嵌合している。可動式プーリ112の背面には容積が可変の油室122を備える入力側油圧アクチュエータ121が固着しており、油圧制御により可動式プーリ112が軸方向に移動し、第一V溝141幅を変化させていた。出力側のプーリ151も同様であり、固定式プーリ152と可動式プーリ153がのそれぞれの略円錐状の摺動面103,103が対向して第二V溝171が形成された状態で配置されている。固定式プーリ152は延出する出力軸156を有し、その出力軸156に可動式プーリ153が軸方向に移動可能な状態で嵌合している。可動式プーリ153の背面には容積が可変の油室162を備える出力側油圧アクチュエータ161が固着しており、油圧制御により可動式プーリ153が軸方向に移動し、V溝171幅を変化させていた。上記入力側のプーリ111の第一V溝141と出力側のプーリ151の第二V溝171にベルト131が掛け渡され、第一V溝141及び第二V溝171幅の連続的な変化によりベルト131の掛かり径が変化するように構成されていた。そして、この無段変速機のプーリ装置101は、入力側のプーリ111と出力側のプーリ151との第一V溝141及び第二V溝171幅を変化させることにより、無段階に変速していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の如き無段変速機のプーリ装置101においては、トルクが入力側のプーリ111とベルト113との間における摩擦力としてベルト113を介して出力側のプーリ151から出力軸156へと伝達されていた。つまり、伝達トルクの容量は一対のプーリ111,151と一本のベルト113との間の摩擦力のみにより決定するため、伝達トルクには限界があり、ベルト式無段変速機は小型自動車などに適用が限られていた。しかし、大容量エンジンが搭載された自動車などへの適用が望まれ、そのためには伝達トルクの容量の増加が必要である。
【0005】
従って本発明は上記の如き課題を解決し、伝達トルクの向上が計られる無段変速機のプーリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下の如き構成である。
【0007】
入力側のプーリと出力側のプーリと各プーリ間に掛け渡されたベルトとを備える無断変速機のプーリ装置において、入力側のプーリ及び/又は出力側のプーリは、一方に摺動面が形成される二個の片面プーリと、片面プーリ間に配置され両方に摺動面が形成される両面プーリとよりなり、入力側のプーリと出力側のプーリの各摺動面間に二本のベルトが掛け渡されている。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明する。
【0009】
図1は本発明の実施例による無段変速機のプーリ装置1を表す。この無段変速機のプーリ装置1は、入力側のプーリ11と出力側のプーリ51と各プーリ11,51間とに掛け渡される金属製の無端ベルト31、31とを備えている。
【0010】
上記入力側のプーリ11は、略円錐状の摺動面2が軸方向両面に形成される両面プーリ13と、両面プーリ13から両方向に突出する入力軸16と、入力軸16に嵌合し軸方向片面に略円錐状の摺動面2が形成される第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15とを備える。第一片面プーリ12及び第二片面15は両面プーリ13の両側に摺動面2が対向してV字形の第一V溝41及び第二V溝42が形成される状態に配置されている。また、両面プーリ13は固定式で、第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15は軸方向に移動可能な状態で入力軸16に嵌合されている可動式であり、第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15の背面にはそれぞれ油圧アクチュエータ21が固定されている。この油圧アクチュエータ21は可動シリンダ24と固定された外筒23とより油室22が形成され、入力軸16内の油路17から各片面プーリ12,15内に穿設された油孔18を介して、油室22内へ油が流入出している。油の流入出により、油室22内の容積が変化し、変化した油圧により第一片面プーリ12及び第二片面プーリ15が軸方向を移動して、両面プーリ13との間の第一V溝41及び第二V溝42の幅を変化させる。
【0011】
また上記出力側のプーリ51は、第一固定プーリ52と第一可動プーリ53は各摺動面3が対向して第一V溝71が形成される状態、また第二可動プーリ54と第二固定プーリ55は各摺動面3が対向して第二V溝72が形成される状態に並列に配置され、第一可動プーリ53と第二可動プーリ54は背面が対向している。第一固定プーリ52は固定式で、第一固定プーリ52から出力軸56が延出し、出力軸56には、第一可動プーリ53及び第二可動プーリ54が軸方向に移動可能な状態で嵌合し、第二固定プーリ55は出力軸56に嵌合して固定されている。
【0012】
第一可動プーリ53と第二可動プーリ54の対向する背面間には容積が可変の油室62を備える出力側油圧アクチュエータ61が固着され、出力軸56を通る油路57から第一可動プーリ53に穿設された油孔58を介して油室62へと油が流入或いは流出して、油室62内の油圧の変化により第一可動プーリ53及び第二可動プーリ54の位置を移動させ、第一V溝71及び第二V溝72幅を変化させる。
【0013】
上記プーリ装置1においては、入力側のプーリ11における第一片面プーリ12と両面プーリ13間の第一V溝41と出力側のプーリ51における第一固定プーリ52と第一可動プーリ53間の第一V溝71、及び入力側のプーリ11における両面プーリ13と第二片面プーリ15間の第二V溝42と出力側のプーリ51における第二可動プーリ53と第二固定プーリ54間の第二V溝72にそれぞれ金属製のベルト31、31が掛け渡されている。トルクはこのベルト31、31を介して入力側のプーリ11とベルト31間の摩擦力として出力側のプーリ51の出力軸56へ伝達される。つまり、入力側のプーリ11における二組の一対のプーリ12,13,15と二本のベルト31,31との間の摩擦力が二本のベルト31,31を介して出力側のプーリ51における二組の一対のプーリ52,53,54,55に伝達され、さらに出力軸56へと伝達される。
【0014】
よって以上のように本発明によれば、入力側のプーリ11と出力側のプーリ51と各プーリ11,51間に掛け渡されたベルト31,31とを備える無断変速機のプーリ装置1において、入力側のプーリ11は、一方に摺動面2が形成される二個の片面プーリ12,15と、片面プーリ12,15間に配置され両方に摺動面2、2が形成される両面プーリ13とよりなり、入力側のプーリ11の摺動面2と出力側のプーリ51の摺動面3間に二本のベルト31,31が掛け渡されているので、トルクは入力側のプーリ11における二組の一対のプーリ12,13,15と二本のベルト31,31との間の摩擦力として二本のベルト31,31を介して出力側のプーリ51における二組の一対のプーリ52,53,54,55に伝達され、さらに出力軸56へと伝達される。
【0015】
尚、上記実施例では、入力側のプーリ11のみが両面に摺動面2が形成される両面プーリ13を使用していたが、出力側のプーリ51に両面に摺動面3が形成される両面プーリを使用してもよく、また入力側のプーリ11及び出力側のプーリ51ともに使用してもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、入力側のプーリと出力側のプーリと各プーリ間に掛け渡されたベルトとを備える無断変速機のプーリ装置において、入力側のプーリ及び/又は出力側のプーリは、一方に摺動面が形成される二個の片面プーリと、片面プーリ間に配置され両方に摺動面が形成される両面プーリとよりなり、入力側のプーリと出力側のプーリの各摺動面間に二本のベルトが掛け渡されているので、トルクは入力側の二組の一対のプーリと二本のベルトとの間の摩擦力として二本のベルトを介して出力側の二組の一対のプーリに伝達され、さらに出力軸56へと伝達されるため、伝達トルクの容量が増加し、伝達トルクの向上が計られる。また、両面のプーリは両面に摺動面が形成されているので、部品点数が削減され、組立が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による無段変速機のプーリ装置を表す部分断面正面図である。
【図2】従来の無段変速機のプーリ装置を表す部分断面正面図である。
【符号の説明】
11 入力側のプーリ
12 片面プーリ
13 両面プーリ
15 片面プーリ
31 ベルト
51 出力側のプーリ
Claims (1)
- 入力側のプーリ(11)と出力側のプーリ(51)と各プーリ(11,51)間に掛け渡されたベルト(31,31)とを備える無断変速機のプーリ装置において、前記入力側のプーリ(11)及び/又は出力側のプーリ(51)は、一方に摺動面(2)が形成される二個の片面プーリ(12,15)と、該片面プーリ(12,15)間に配置され両方に摺動面(2)が形成される両面プーリ(13)とよりなり、前記入力側のプーリ(11)と出力側のプーリ(51)の各摺動面(2)間に二本のベルト(31,31)が掛け渡されていることを特徴とする無段変速機のプーリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003089506A JP2004293723A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 無段変速機のプーリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003089506A JP2004293723A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 無段変速機のプーリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004293723A true JP2004293723A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33403337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003089506A Pending JP2004293723A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 無段変速機のプーリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004293723A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102230525A (zh) * | 2011-04-21 | 2011-11-02 | 重庆理工大学 | 扩大传递扭矩及变速比的传动带无级变速器 |
CN102252076A (zh) * | 2011-07-13 | 2011-11-23 | 重庆理工大学 | 双金属带多段无级变速器 |
CN105351498A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-02-24 | 江苏理工学院 | 一种双带式车用无级变速器 |
JP2019504261A (ja) * | 2016-01-29 | 2019-02-14 | エスアールアイ インターナショナルSRI International | コンパクトな変速比無限大変速機 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003089506A patent/JP2004293723A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102230525A (zh) * | 2011-04-21 | 2011-11-02 | 重庆理工大学 | 扩大传递扭矩及变速比的传动带无级变速器 |
CN102252076A (zh) * | 2011-07-13 | 2011-11-23 | 重庆理工大学 | 双金属带多段无级变速器 |
CN105351498A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-02-24 | 江苏理工学院 | 一种双带式车用无级变速器 |
JP2019504261A (ja) * | 2016-01-29 | 2019-02-14 | エスアールアイ インターナショナルSRI International | コンパクトな変速比無限大変速機 |
JP7012646B2 (ja) | 2016-01-29 | 2022-01-28 | エスアールアイ インターナショナル | コンパクトな変速比無限大変速機 |
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