JP2004291934A - 車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス燃料タンクと蓄電装置を備えた車両において、車室内スペースおよびトランクルームの容積を拡大する。
【解決手段】蓄電装置51A,51Bが円筒状の水素タンク29,30の間に配置してこれらをサブフレーム22上に取り付けてユニット100にし、サブフレーム22をフロアメインフレーム200に取り付けることにより、ユニット100をリヤフロア2の下に設置する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、円筒状のガス燃料タンクと蓄電装置を搭載したガス燃料車両等の車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の中には、ガス燃料を燃料として内燃機関による出力で走行する天然ガス車両や、燃料ガスである水素と酸化剤ガスである酸素を供給して発電を行い、この発電電力で走行駆動用モータを駆動して走行する燃料電池車両が知られている。
この種のガス燃料車両の中には、圧縮した天然ガスや水素ガスをガス燃料タンクに充填し、これを車体後部に搭載したものがある。
このように車体後部にガス燃料タンクを支持する構造としては、例えば特許文献1に示されたものがある。この支持構造は、燃料ガスが充填されたガス燃料タンクを矩形枠状のシャーシフレームに上向きに取り付け、この状態でシャーシフレームを車体フレームの後部に下方から取り付けるものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−300989号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなガス燃料車両においては、前記したガス燃料タンクの他に、回生電力やガス燃料による出力電力を蓄えておく高電圧の蓄電装置や、燃料電池車両においては燃料電池の発電ユニットなどの保護対象ユニットが多く搭載されており、車室内スペースやトランクルームの容積拡大を検討する上で、大きな制約を受けていた。
特に、蓄電装置の取り付け構造としては、後部座席に沿って立設させたものがあるが、前記蓄電装置を後部座席の後側に立設すると、後部座席の背もたれ部を後方に倒すことが不可能になるため、シートアレンジに制約を受けるなど不利であり、さらにトランクルームが狭くなるという不具合もあった。
そこで、この発明は、車室内スペースおよびトランクルームの容積拡大や、シートアレンジ設計自由度の拡大等を図ることができる車体構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、円筒状のガス燃料タンク(例えば、後述する実施の形態における水素タンク29,30)と蓄電装置(例えば、後述する実施の形態における蓄電装置51A,51B,61A〜61F)がサブフレーム(例えば、後述する実施の形態におけるサブフレーム22)上に取り付けられてユニット(例えば、後述する実施の形態におけるユニット100)にされ、前記サブフレームがフロアメインフレーム(例えば、後述する実施の形態におけるフロアメインフレーム200)に取り付けられて、前記ユニットが車両フロア(例えば、後述する実施の形態におけるリヤフロア2)下に設置されていることを特徴とする車体構造である。
このように構成することにより、ガス燃料タンクと蓄電装置を車室内スペースおよびトランクルームに関与させなくすることができる。また、ガス燃料タンクと蓄電装置のフロア下配置により車両を低重心にすることができる。さらに、ユニット化によりガス燃料タンクと蓄電装置のメインフレームへの取り付けが一度にできる。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、複数の前記ガス燃料タンクがその軸線を車幅方向に沿わせ該軸線を車両前後方向に互いに離間させて配置され、前記蓄電装置(例えば、後述する実施の形態における蓄電装置51A,51B)が前記ガス燃料タンクを離間したときにできた空間に配置され且つサブフレームに固定されていることを特徴とする車体構造である。
このように構成することにより、蓄電装置がサブフレームの補強部材として機能し、サブフレームの剛性を高める。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記ガス燃料タンクはその軸線を車幅方向に沿わせ且つ近接して配置されており、前記蓄電装置(例えば、後述する実施の形態における蓄電装置61A,61B)が前記円筒状のガスタンクを近接して配置したときにできた前記軸線の上下の空間に配置されていることを特徴とする車体構造である。
このように構成することにより、円筒状ガス燃料タンクの周囲に形成される従来未利用だった空間に蓄電装置を配置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る車体構造の実施の形態を図1から図8の図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
初めに、この発明に係る車体構造の第1の実施の形態を図1から図6の図面を参照して説明する。
図1に示すように、この燃料電池車両では、フロントフロア1の後縁に、後方に立ち上がるように有段成形されたリヤフロア2が接合されている。リヤフロア2の段差部3の裏側には車体骨格部を形成するクロスメンバ4が接合されている。フロントフロア1の下面には外側寄りに車長方向に沿って左右に車体骨格部を形成するフロアフレーム5,6が各々接合されている。
フロントフロア1の左右両側縁にはインサイドシル7,8が各々接合され、各インサイドシル7,8の後端部はインサイドシルイクステンション9,10が設けられている。尚、インサイドシル7,8は図示しないアウトサイドシルに接合され車体骨格部を形成する部材である。
【0009】
リヤフロア2の下面には車体骨格部を形成するリヤフレーム13,14が接合されている。
各インサイドシルイクステンション9,10の内側面には各々フロントブラケット11,12が接合されており、各フロントブラケット11,12にフロアフレーム5,6の後端部とリヤフレーム13,14の前端部が接合されている。つまり、フロアフレーム5,6とインサイドシル7,8とリヤフレーム13,14はフロントブラケット11,12を介して連結されている。
なお、この実施の形態において、フロアフレーム5,6とインサイドシル7,8とリヤフレーム13,14とフロントブラケット11,12は、フロアメインフレーム200の一部を構成している。
フロントブラケット11,12には、カラーナット15,16が起立姿勢に設けられている。
【0010】
各リヤフレーム13,14の後端部下面には、コの字断面形状のリヤブラケット17,18が取り付けられている。このリヤブラケット17,18の前部底壁にはカラーナット19,20が起立姿勢に設けられている。
ここで、図1、図2に示すように左右のリヤフレーム13,14間には前後に2つのクロスメンバ4A,4Bが接合され、リヤフレーム13,14の後端部にはバンパビーム21が取り付けられている。
また、クロスメンバ4Aの前壁には、後述する蓄電装置51A,51Bを固定するための4つのボルト用挿通孔50,50,50,50が所定間隔に設けられている。
【0011】
そして、フロントブラケット11,12とリヤブラケット17,18の各カラーナット15,16、19,20に下方からサブフレーム22がボルト23,23,23,23により固定されている。
サブフレーム22は、図1に示すように左右のフレーム部材24,25と前後のフレーム部材26,27とにより矩形枠状に形成された部材で車幅方向にクロスビーム28を備え、このクロスビーム28により振り分けたスペースにガス燃料タンクとしての2つの円筒状の水素タンク29,30がそれぞれ軸線を車幅方向に沿わせて配置され、各々バンド31,32により締め付け固定されている。換言すると、水素タンク29,30はその軸線を車両前後方向に互いに離間させて配置されている。
【0012】
また、図4に示すように、水素タンク29,30の間であってクロスビーム28の上部空間には、2つの蓄電装置51A,51Bが取り付けられている。蓄電装置51A,51Bは、片面両極取り出しとなっているキャパシタ等の蓄電素子をバスバー等により複数接続して構成されている。各蓄電装置51A,51Bにはその前面側に左右一対のブラケット52,52が上下に張り出して設けられており、各ブラケット52の上下両端部にボルト挿通孔53,53(図1では図示の都合上、上端部の挿通孔のみ示す)が設けられている。そして、各蓄電装置51A,51Bは、ブラケット52の下端部の挿通孔53に挿通したボルト54を、クロスビーム28のボルト孔(図示せず)に挿通しナット55に締め付けることによって、サブフレーム22に固定されている。また、サブフレーム22にはサスペンションアッセンブリ33が取り付けられている。
【0013】
そして、左右のフレーム部材24,25の前端と前部のフレーム部材26の両端との角部には前記カラーナット15,16に挿入されるボルト23の挿通部34,35が設けられ、左右のフレーム部材24,25の後端と後部のフレーム部材27の両端との角部には前記カラーナット19,20に挿入されるボルト23の挿通部36,37が設けられている。
このように、サブフレーム22に水素タンク29,30と、水素タンク29,30を離間して設けた空間に配置された蓄電装置51A,51Bと、サスペンションアッセンブリ33が取り付けられて、1つのユニット100が形成される。
【0014】
このようにして構成されたユニット100は、サブフレーム22の各挿通部34,35、36,37にボルト23を挿通して、このボルト23をフロントブラケット11,12とリヤブラケット17,18とに取り付けたカラーナット15,16、19,20に挿入して締め付け固定することで、フロアメインフレーム200に固定される。
さらに、図4および図5に示すように、各蓄電装置51A,51Bにおける各ブラケット52の上端部の挿通孔53に挿通したボルト56を、クロスメンバ4Aのボルト挿通孔50に挿通しナット57に締め付けることによって、各蓄電装置51A,51Bがクロスメンバ4Aに固定される。
【0015】
また、図3および図6に示すように、フロントフロア1下には左右のフロアフレーム5,6に跨るようにして燃料電池38が収納されたスタックケース39が配置されている。この燃料電池38は前記水素タンク29,30に貯蔵されている圧縮された水素ガスと、図示しないコンプレッサーから供給される空気中の酸素を反応させて発電を行うものであって、燃料電池38を複数層積層することでスタック構造をなしている。この燃料電池38の発電電力と蓄電装置51A,51Bから電力を図示しない走行駆動用モータに供給することで、燃料電池車両を走行させる。蓄電装置51A,51Bは補助電源としての機能を備え、燃料電池38の出力が駆動出力に満たない場合は蓄電装置51A,51Bから電力を補助し、燃料電池38の出力が余剰であるときはその電力を蓄えることができる。
【0016】
図6に示すように、スタックケース39は燃料電池38を覆うケース本体39aと上部に蓋39bを備えたものである。ケース本体39aは上部が凸状に形成され、これに対応して蓋39bの上部も凸状に形成されたもので、フロアフレーム5,6の底壁5a,6aに下方からボルト40をナット41に締め付けて、ケース本体39a、蓋39bとを固定するようになっている。
このように構成されたスタックケース39の後面39cが、前記サブフレーム22の前面26aに対向するようにして配置されている。
【0017】
また、図3に示すように左右のフロアフレーム5,6と左右のインサイドシル7,8との間には、片側で3箇所、両側で6箇所にブラケット42が接合されており、このブラケット42にフロントフロア1の裏面が接合されている。
【0018】
このように構成された車体構造においては、水素タンク29,30および蓄電装置51A,51Bをリヤフロア2の下側に配置しているので、水素タンク29,30と蓄電装置51A,51Bが車室内スペースおよびトランクルームに関与しなくなり、したがって、車室内スペースおよびトランクルームの容積を拡大することができる。また、後部座席の背もたれ部を後方に倒す場合にも水素タンク29,30および蓄電装置51A,51Bが邪魔になることもないので、シートアレンジの設計自由度が拡大する。また、車両を低重心にすることができるので、操縦安定性も向上する。
【0019】
また、燃料電池38を収納したスタックケース39をフロントフロア1の下側に配置しているので、スタックケース39が車室内スペースおよびトランクルームに関与しなくなり、これによっても、車室内スペースおよびトランクルームの容積拡大、シートアレンジの設計自由度の拡大、操縦安定性の向上の効果がある。
【0020】
また、サブフレーム22に水素タンク29,30と蓄電装置51A,51Bとサスペンションアッセンブリ33を取り付けて1つのユニット100としているので、水素タンク29,30と蓄電装置51A,51Bとサスペンションユニット33のメインフレームへの取り付けが一度にでき、車体組み立てが容易になり、生産性が向上し、コストダウンを図ることができる。また、サブフレーム22を共有させたことにより、それぞれの機器を別個のフレームを用いて取り付ける場合よりも軽量にできる。
【0021】
特に、この実施の形態では、蓄電装置51A,51Bのブラケット52の上端部をメインフレーム200におけるクロスメンバ4Aに固定し、ブラケット52の下端部をサブフレーム22におけるクロスビーム28に固定しているので、蓄電装置51A,51Bがサブフレーム22の補強部材として機能し、サブフレーム22の剛性を高めるので、衝撃荷重に対するユニット100の強度および剛性を高めることができ、衝突安全性が向上する。
【0022】
また、水素タンク29,30は燃料電池38の発電時には水素消費(水素タンク29,30からの水素供給)により降圧して温度低下し、一方、蓄電装置51A,51Bは充放電の際に温度上昇するので、蓄電装置51に近接配置された水素タンク29,30は蓄電装置51A,51Bにとっては冷却手段として機能し、蓄電装置51A,51Bの過熱が防止される。
【0023】
〔第2の実施の形態〕
次に、この発明に係る車体構造の第2の実施の形態を図7および図8の図面を参照して説明する。第2の実施の形態の車体構造が第1の実施の形態の車体構造と相違する点は、蓄電装置の形状と、蓄電装置のサブフレーム22への取り付け形態だけである。以下、相違点についてだけ説明する。
【0024】
サブフレーム22には、クロスビーム28により前後2つに振り分けられたスペースに、水素タンク29,30がそれぞれ軸線を車幅方向に沿わせて収容され、それぞれ上下からバンド60A,60B,60C,60Dにより締め付け固定されている。
水素タンク29,30の間であってクロスビーム28の上部空間および下部空間には、断面略五角形で棒状をなす2つの蓄電装置61A,61Bが、その軸線を車幅方向に沿わせて設置されており、上側の蓄電装置61Aは上側のバンド60A,60Cに固定金具62を介してボルト止めされて、下側の蓄電装置61Bは下側のバンド60B,60Dに固定金具62を介してボルト止めされている。
【0025】
さらに、水素タンク29の前方上部および前方下部と水素タンク30の後方上部および後方下部には、断面長方形で棒状をなす4つの蓄電装置61C,61D,61E,61Fが、その軸線を車幅方向に沿わせて設置されている。蓄電装置61Cは水素タンク29を固定する上側のバンド60Aに固定金具62を介してボルト止めされて、蓄電装置61Dは水素タンク29を固定する下側のバンド60Bに固定金具62を介してボルト止めされている。蓄電装置61Eは水素タンク30を固定する上側のバンド60Cに固定金具62を介してボルト止めされて、蓄電装置61Fは水素タンク30を固定する下側のバンド60Dに固定金具62を介してボルト止めされている。
すなわち、第2の実施の形態では、蓄電装置61A,61Bが、円筒状の水素タンク29,30を近接して配置したときにできたタンク軸線の上下の空間に配置されている。
その他の構成については第1の実施の形態のものと同じであるので、同一態様部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0026】
第2の実施の形態の場合も、サブフレーム22に水素タンク29,30と蓄電装置61A〜61Fとサスペンションアッセンブリ(図7,図8では省略)が取り付けられて1つのユニット100が形成され、このユニット100が第1の実施の形態の場合と同様の取り付け構造、取り付け方法によりにリヤフロア2の下側に設置される。
【0027】
このように構成された第2の実施の形態の車体構造においても、水素タンク29,30および蓄電装置61A〜61Fをリヤフロア2の下側に配置しているので、車室内スペースおよびトランクルームの容積を拡大することができ、シートアレンジの設計自由度が拡大し、車両の低重心化により操縦安定性が向上する。
また、サブフレーム22に水素タンク29,30と蓄電装置61A〜61Fとサスペンションアッセンブリを取り付けて1つのユニット100としているので、軽量化が可能になり、車体組み立てが容易になり、生産性が向上し、コストダウンを図ることができる。
【0028】
また、水素タンク29,30が蓄電装置61A〜61Fに対する冷却手段として機能するので、蓄電装置61A〜61Fの過熱を防止することができる。特に、第2の実施の形態の場合には、蓄電装置61A〜61Fが水素タンク29,30の四方に配置されているので、その冷却効果は大きい。
また、第2の実施の形態では、円筒状の水素タンク29,30の周囲に形成される従来未利用だった空間に蓄電装置61A,61Bを配置しているので、第1の実施の形態の場合よりも水素タンク29,30を互いに接近して配置することができ、ユニット100のコンパクト化が可能になる。
なお、第2の実施の形態では、蓄電装置61A〜61Fをバンド60A〜60Dに固定したが、サブフレーム22に固定してもよい。
【0029】
また、第1および第2の実施の形態では燃料電池車両について記載したが、特に燃料電池車両に限定されるものではなく、ガス燃料タンクと蓄電装置を備えた車両に好適に利用することができ、例えば、天然ガスを燃料として駆動するガス燃料車両の車体への取り付けにも応用することができる。
蓄電装置としてはキャパシタの他に、二次電池なども利用することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明するように、請求項1に係る発明によれば、ガス燃料タンクと蓄電装置を車室内スペースおよびトランクルームに関与させなくすることができるので、車室内スペースおよびトランクルームの容積を拡大することができ、シートアレンジの設計自由度を拡大することができるという優れた効果が奏される。また、ガス燃料タンクと蓄電装置のフロア下配置により車両を低重心にすることができるので、操縦安定性が向上するという効果もある。さらに、ユニット化によりガス燃料タンクと蓄電装置のメインフレームへの取り付けが一度にできるので、車体組み立てが容易になり、生産性の向上およびコストダウンを図ることができる。
【0031】
請求項2に係る発明によれば、蓄電装置がサブフレームの補強部材として機能し、サブフレームの剛性を高めるので、衝撃荷重に対するユニットの強度および剛性を高めることができ、衝突安全性が向上する。
請求項3に係る発明によれば、円筒状ガス燃料タンクの周囲に形成される従来未利用だった空間に蓄電装置を配置することができるので、ユニットのコンパクト化が可能になり、軽量化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車体構造の第1の実施の形態における分解斜視図である。
【図2】図1の組み付け状態を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態における車体構造の平面図である。
【図4】第1の実施の形態におけるユニットを側方から見た断面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図3のA−A断面図である。
【図7】この発明に係る車体構造の第2の実施の形態におけるユニットを側方から見た断面図である。
【図8】第2の実施の形態におけるユニットの車両前方から見た正面図である。
【符号の説明】
1 フロントフロア
2 リヤフロア
22 サブフレーム
29,30 水素タンク(ガス燃料タンク)
38 燃料電池
51A,51B,61A,61B 蓄電装置
100 ユニット
200 フロアメインフレーム

Claims (3)

  1. 円筒状のガス燃料タンクと蓄電装置がサブフレーム上に取り付けられてユニットにされ、前記サブフレームがフロアメインフレームに取り付けられて、前記ユニットが車両フロア下に設置されていることを特徴とする車体構造。
  2. 複数の前記ガス燃料タンクがその軸線を車幅方向に沿わせ該軸線を車両前後方向に互いに離間させて配置され、前記蓄電装置が前記ガス燃料タンクを離間したときにできた空間に配置され且つサブフレームに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記ガス燃料タンクはその軸線を車幅方向に沿わせ且つ近接して配置されており、前記蓄電装置が前記円筒状のガスタンクを近接して配置したときにできた前記軸線の上下の空間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
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