JP2004291651A - 基準補正値と相対補正値とを用いた双方向印刷時の記録位置ズレの調整 - Google Patents
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Abstract
【課題】 双方向印刷を行う際に、往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを緩和して、画質を向上させる
【解決手段】 特定の基準ドットに関して、往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを補正するための基準補正値を設定し、少なくとも前記基準補正値を用いて往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを減少させるための調整値を決定する。そして、この調整値を用いて往路と復路における主走査方向の記録位置を調整する。基準補正値を補正するために予め準備された相対補正値で基準補正値を補正する第1の調整モードに従って調整値を決定する。
【選択図】 図18
Description
A.装置の構成:
B.ノズル列間の記録位置ズレの発生:
C.第1実施例(ノズル列間の記録位置ズレ補正1):
D.第2実施例(ノズル列間の記録位置ズレ補正2):
E.第3実施例(サイズの異なるドット間の記録位置ズレ補正):
F.変形例
図1は、本発明の第1実施例としてのインクジェットプリンタ20を備えた印刷システムの概略構成図である。このプリンタ20は、紙送りモータ22によって印刷用紙Pを副走査方向に搬送する副走査送り機構と、キャリッジモータ24によってキャリッジ30をプラテン26の軸方向(主走査方向)に往復動させる主走査送り機構と、キャリッジ30に搭載された印刷ヘッドユニット60(「印刷ヘッド集合体」とも呼ぶ)を駆動してインクの吐出およびドット形成を制御するヘッド駆動機構と、これらの紙送りモータ22,キャリッジモータ24,印刷ヘッドユニット60および操作パネル32との信号のやり取りを司る制御回路40とを備えている。制御回路40は、コネクタ56を介してコンピュータ88に接続されている。
後述する第1、第2実施例では、双方向印刷時にノズル列間に発生する記録位置ズレを調整している。そこで、これらの実施例を説明する前に、以下ではまず、ノズル列間の記録位置のズレの発生について説明する。
(1)アクチュエータチップの製造誤差。
(2)インクの物理的性質(例えば粘度)。
(3)インク滴の重量。
図11は、本発明の第1実施例における処理の全体を示すフローチャートである。ステップS1では、製造ラインにおいてプリンタ20が組み立てられ、ステップS2では、作業者によって相対補正値がプリンタ20内に設定される。ステップS3ではプリンタ20が工場から出荷され、ステップS4では、プリンタ20を購入したユーザが、使用時の位置ズレを補正するための基準補正値を設定して、印刷を実行する。以下ではステップS2,S4の内容をそれぞれ詳細に説明する。
Δ=−δave =−Σδi /(N−1) …(1)
ここで、Σは基準となるブラックインクの縦罫線以外のすべての縦罫線のズレ量δiの和を取る演算を示しており、Nは縦罫線の総数(すなわちノズル列の数)を示している。
Δ=−(δLC+δLM)/2 …(2)
Δ=−(δC +δM )/2 …(3a)
Δ=−(δC +δM ) …(3b)
ΔK=−(δK1 +δK2 )/2 …(4)
ここで、δK1 は第1のブラックノズル列K1に関するズレ量、δK2 は第2のブラックノズル列K2に関するズレ量である。
図21は、第2実施例における双方向印刷時のズレ補正に関係する主要な構成を示すブロック図である。図17に示した構成との違いは、3つのアクチュエータチップ91,92,93を駆動するためのヘッド駆動回路52a,52b,52cが独立に設けられている点である。すなわち、3つのヘッド駆動回路52a,52b,52cは、3つのアクチュエータチップ91,92,93を独立に駆動する。このため、位置ズレ補正実行部210からの記録タイミングの指示も、各ヘッド駆動回路52a,52b,52cに対して独立に与えることができる。従って、双方向印刷時の位置ズレ補正も、アクチュエータチップ毎に実行することができる。
Δ91=−δC …(4a)
Δ92=−(δLC+δM )/2 …(4b)
Δ93=−(δLM+δY )/2 …(4c)
Δ92=−δLC …(5b)
Δ93=−δLM …(5c)
上述した第1および第2実施例ではノズル列間の記録位置ズレを補正していたが、以下に説明する第3実施例では、大きさが異なる複数種類のドット間の記録位置ズレを補正する。
ΔS=(δS−δL) …(6a)
ΔM=(δM−δL) …(6b)
Δave ={(δS−δL)+(δM−δL)}/2
={(δS+δM)/2}−δL …(7)
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
基準補正値と相対補正値とを用いて双方向印刷時の位置ズレを補正する際に、主走査速度(キャリッジの移動速度)として複数の値を利用可能なタイプのプリンタにおいては、ノズル列に関する相対補正値を主走査速度毎に設定することが好ましい。前述した図9の説明から解るように、主走査速度Vsが異なると、ノズル列同士の相対的な位置ズレ量も変化する。従って、異なる主走査速度毎に相対補正値を設定すれば、双方向印刷時の位置ズレをより低減することが可能である。
基準補正値と相対補正値とを用いて双方向印刷時の位置ズレを補正する際に、同一のインクで複数の異なるサイズのドットを各画素位置に形成可能なタイプの多値プリンタにおいては、相対補正値をドットのサイズ毎に設定することが好ましい。ドットサイズが異なると、インク滴の吐出速度も変化する。従って、異なるドットサイズ毎に相対補正値を設定すれば、双方向印刷時の位置ズレをより低減することが可能である。なお、多値プリンタでは、1回の主走査の間は1つのノズル列によって同じサイズのドットしか形成できない場合がある。この場合には、各主走査毎に、ドットのサイズが選択されるので、位置ズレの補正に用いられる相対補正値も、各主走査毎にドットサイズに応じた適切な値が選択される。
第1および第2実施例では、基準ノズル列以外の各ノズル列毎に相対補正値を独立に設定することが好ましい。こうすれば、上述した第1、第2実施例よりもさらに位置ズレを低減することが可能である。また、同一のインクを吐出するノズル列のグループ毎に相対補正値を独立に設定するようにしてもよい。例えば、特定のインクを吐出するノズル列が2組設けられている場合には、その2組のノズルに対しては同一の相対補正値を適用するようにしてもよい。
第1ないし第3実施例では、基準補正値と相対補正値を決定する際の基準ノズル列としてブラックノズル列を選択していたが、ブラックノズル列以外の任意のノズル列を基準ノズル列として選択することが可能である。但し、濃度の低いインク(淡シアンや淡マゼンタ)ではユーザが基準補正値を決定する際にテストパターンを認識しにくいため、濃度の比較的高いインク(ブラック、濃シアン、濃マゼンタ)を吐出するノズル列を基準ノズル列として用いることが好ましい。
第1ないし第3実施例では、ドットの記録位置(または記録タイミング)を調整することによって位置ズレを補正していたが、これ以外の手段を用いて位置ズレの補正を行うようにしてもよい。例えば、アクチュエータチップへの駆動信号を遅延させたり、駆動信号の周波数を調整したりすることによって、位置ズレの補正を行うようにすることも可能である。
第3実施例では、1つのノズルで大きさの異なる3種類のドットを1画素領域内に記録できるものとしたが、この実施例の思想は、一般に、少なくとも1種類のインクについて、1つのノズルによって大きさの異なるN種類(Nは2以上の整数)のドットを各画素位置に記録し得るような印刷装置に適用可能である。この場合に、位置ズレの調整を行う対象ドットとしては、N種類のドットの中の最も大きなドット以外のドットを含む少なくとも1つドットを選択することができる。この対象ドットに関するズレの調整値が、N種類のドットに共通に適用される。
上記各実施例では、復路の記録位置(または記録タイミング)を調整することによって位置ズレを補正していたが、往路の記録位置を調整することによって位置ズレを補正するようにしてもよい。また、往路と復路の記録位置の両方を調整することによって位置ズレを補正するようにしてもよい。すなわち、一般には、往路と復路の記録位置の少なくとも一方を調整することによって位置ズレを補正するようにすればよい。
上記各実施例では、インクジェットプリンタについて説明したが、本発明はインクジェットプリンタに限らず、一般に、印刷ヘッドを用いて印刷を行う種々の印刷装置に適用可能である。また、本発明は、インク滴を吐出する方法や装置に限らず、他の手段でドットを記録する方法や装置にも適用可能である。
上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、図12に示したヘッド駆動回路52の一部の機能をソフトウェアによって実現することも可能である。
22…紙送りモータ
24…キャリッジモータ
26…プラテン
28…印刷ヘッド
30…キャリッジ
31…仕切板
32…操作パネル
34…摺動軸
36…駆動ベルト
38…プーリ
39…位置センサ
40…制御回路
41…CPU
43…PROM
44…RAM
50…I/F専用回路
52…ヘッド駆動回路
54…モータ駆動回路
56…コネクタ
60…印刷ヘッドユニット
71〜76…導入管
80…インク通路
88…コンピュータ
90…アクチュエータ回路
91〜93…アクチュエータチップ
100…ヘッドIDシール
110…ノズルプレート
112…リザーバプレート
120…接続端子プレート
122…内部接続端子
124…外部接続端子
130…セラミック焼結体
132…端子電極
200…ヘッドID格納領域
202…調整番号格納領域
204…相対補正値テーブル
206…基準補正値テーブル
210…位置ズレ補正実行部(調整値決定部)
Claims (37)
- 主走査を往復で双方向に行いつつ、印刷画像信号に応じて印刷媒体上に画像を印刷する双方向印刷機能を有する双方向印刷装置であって、
前記印刷媒体上の各画素位置にドットを記録する印刷ヘッドと、
前記印刷媒体と前記印刷ヘッドの少なくとも一方を移動させることによって双方向の主走査を行う主走査駆動部と、
前記印刷媒体と前記印刷ヘッドの少なくとも一方を移動させることによって副走査を行う副走査駆動部と、
前記印刷ヘッドに駆動信号を与えて前記印刷媒体上に印刷を行わせるヘッド駆動部と、
双方向印刷の制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを減少させるための調整値を用いて、往路と復路における主走査方向の記録位置を調整する記録位置調整部を備え、
前記記録位置調整部は、
前記印刷ヘッドによって形成される特定の基準ドットに関して、往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを補正するための基準補正値を格納する第1のメモリと、
前記基準補正値を補正するために予め準備された相対補正値を格納するための第2のメモリと、
少なくとも前記基準補正値を用いて前記調整値を決定する調整値決定部と、
を備え、
前記調整値決定部は、前記基準補正値を前記相対補正値で補正することによって前記調整値を決定する第1の調整モードを有することを特徴とする双方向印刷装置。 - 請求項1記載の双方向印刷装置であって、
前記印刷ヘッドは、複数のノズル列を有し、
前記基準補正値は、前記複数のノズル列の中の特定の基準ノズル列に関して往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを補正するための補正値であり、
前記相対補正値は、前記複数のノズル列の中の前記基準ノズル列以外の他のノズル列に関して、前記基準ノズル列に対する相対的な記録位置のズレを補正するための補正値である、双方向印刷装置。 - 請求項2記載の双方向印刷装置であって、
前記基準ノズル列は、ブラックインクを吐出するためのブラックノズル列であり、
前記基準ノズル列以外の他のノズル列は、カラーインクを吐出するためのカラーノズル列を含む、双方向印刷装置。 - 請求項2または3記載の双方向印刷装置であって、
前記第2のメモリは、前記相対補正値として、前記基準ノズル列以外の他のノズル列に対して共通に適用される値を格納する、双方向印刷装置。 - 請求項2または3記載の双方向印刷装置であって、
前記第2のメモリは、前記相対補正値として、前記基準ノズル列以外の他のノズル列に対してノズル列毎に独立に適用される値を格納する、双方向印刷装置。 - 請求項2または3記載の双方向印刷装置であって、
前記第2のメモリは、前記相対補正値として、同一のインクを吐出するノズル列のグループ毎に対して独立に適用される値を格納する、双方向印刷装置。 - 請求項1記載の双方向印刷装置であって、
前記印刷ヘッドは、少なくとも大きさが異なるN種類(Nは2以上の整数)のドットを形成可能であり、
前記基準ドットは前記N種類のドットの中から選択されたドットであり、
前記第1の調整モードにおいては、前記調整値が前記N種類のドットに共通に適用される、双方向印刷装置。 - 請求項7記載の双方向印刷装置であって、
前記基準ドットは、前記N種類のドットの中の最も大きなドットである、双方向印刷装置。 - 請求項7または8記載の双方向印刷装置であって、
前記相対補正値は、前記N種類のドットの中の前記基準ドットよりも小さなドットを含む少なくとも1つの対象ドットに関する位置ズレ量と、前記基準ドットに関する位置ズレ量の差分を実質的に表す値である、双方向印刷装置。 - 請求項9記載の双方向印刷装置であって、
前記対象ドットは、前記N種類のドットの中の最も小さなドットである、双方向印刷装置。 - 請求項9記載の双方向印刷装置であって、
前記対象ドットが大きさの異なる複数のドットを含むときに、前記対象ドットに関する位置ズレ量として前記複数のドットに関する位置ズレ量の平均値が使用される、双方向印刷装置。 - 請求項9記載の双方向印刷装置であって、
前記基準ドットは、ブラックインクで形成されたドットであり、
前記対象ドットは、有彩色インクで形成されたドットである、双方向印刷装置。 - 請求項1記載の双方向印刷装置であって、
前記調整値決定部は、さらに、前記基準補正値を前記調整値としてそのまま使用する第2の調整モードを備える、双方向印刷装置。 - 請求項13記載の双方向印刷装置であって、
前記調整値決定部は、カラー印刷を行うときには前記第1の調整モードに従って記録位置ズレの補正を実行し、白黒印刷を行うときには前記第2の調整モードに従って記録位置ズレの補正を実行する、双方向印刷装置。 - 請求項1ないし14のいずれかに記載の双方向印刷装置であって、
前記基準補正値は、前記基準ドットを用いて印刷媒体上に印刷された位置ズレ検査用パターンの中から選択された好ましい補正状態を示す補正情報に従って決定される、双方向印刷装置。 - 請求項1ないし14のいずれかに記載の双方向印刷装置であって、
前記双方向印刷装置は、複数の主走査速度で主走査を実行可能であり、
前記第2のメモリは、前記相対補正値として、前記複数の主走査速度のそれぞれに対して独立に適用される値を格納する、双方向印刷装置。 - 請求項1ないし14のいずれかに記載の双方向印刷装置であって、
前記双方向印刷装置は、インク吐出速度が互いに異なる複数のドット吐出モードでインクを吐出することが可能であり、
前記第2のメモリは、前記相対補正値として、前記複数のドット吐出モードのそれぞれに対して独立に適用される値を格納する、双方向印刷装置。 - 請求項1ないし14のいずれかに記載の双方向印刷装置であって、
前記第2のメモリは、前記双方向印刷装置内に設けられた不揮発性メモリである、双方向印刷装置。 - 請求項1ないし14のいずれかに記載の双方向印刷装置であって、
前記第2のメモリは、前記印刷ヘッドと共に前記双方向印刷装置に着脱され得るように、前記印刷ヘッドに固定されている、双方向印刷装置。 - 印刷媒体上の各画素位置にドットを記録する印刷ヘッドを備えた印刷装置を用いて、主走査を往復で双方向に行いつつ、印刷画像信号に応じて前記印刷媒体上に画像を印刷する双方向印刷方法であって、
(a)特定の基準ドットに関して、往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを補正するための基準補正値を設定する工程と、
(b)少なくとも前記基準補正値を用いて往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを減少させるための調整値を決定する工程と、
(c)前記調整値を用いて往路と復路における主走査方向の記録位置を調整する工程と、を備え、
前記工程(b)は、前記基準補正値を補正するために予め準備された相対補正値で前記基準補正値を補正する第1の調整モードに従って前記調整値を決定する工程を備えることを特徴とする双方向印刷方法。 - 請求項20記載の双方向印刷方法であって、
前記印刷ヘッドは、複数のノズル列を有し、
前記基準補正値は、前記複数のノズル列の中の特定の基準ノズル列に関して往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを補正するための補正値であり、
前記相対補正値は、前記複数のノズル列の中の前記基準ノズル列以外の他のノズル列に関して、前記基準ノズル列に対する相対的な記録位置のズレを補正するための補正値である、双方向印刷方法。 - 請求項21記載の双方向印刷方法であって、
前記基準ノズル列は、ブラックインクを吐出するためのブラックノズル列であり、
前記基準ノズル列以外の他のノズル列は、カラーインクを吐出するためのカラーノズル列を含む、双方向印刷方法。 - 請求項21または22記載の双方向印刷方法であって、
前記相対補正値は、前記基準ノズル列以外の他のノズル列に対して共通に適用される、双方向印刷方法。 - 請求項21または22記載の双方向印刷方法であって、
前記相対補正値は、前記基準ノズル列以外の他のノズル列に対してノズル列毎に独立に適用される、双方向印刷方法。 - 請求項21または22記載の双方向印刷方法であって、
前記相対補正値として、同一のインクを吐出するノズル列のグループ毎に対して独立に適用される、双方向印刷方法。 - 請求項20記載の双方向印刷方法であって、
前記印刷ヘッドは、少なくとも大きさが異なるN種類(Nは2以上の整数)のドットを形成可能であり、
前記基準ドットは前記N種類のドットの中から選択されたドットであり、
前記第1の調整モードにおいては、前記調整値が前記N種類のドットに共通に適用される、双方向印刷方法。 - 請求項26記載の双方向印刷方法であって、
前記基準ドットは、前記N種類のドットの中の最も大きなドットである、双方向印刷方法。 - 請求項26または27記載の双方向印刷方法であって、
前記相対補正値は、前記N種類のドットの中の前記基準ドットよりも小さなドットを含む少なくとも1つの対象ドットに関する位置ズレ量と、前記基準ドットに関する位置ズレ量の差分を実質的に表す値である、双方向印刷方法。 - 請求項28記載の双方向印刷方法であって、
前記対象ドットは、前記N種類のドットの中の最も小さなドットである、双方向印刷方法。 - 請求項28記載の双方向印刷方法であって、
前記対象ドットが大きさの異なる複数のドットを含むときに、前記対象ドットに関する位置ズレ量として前記複数のドットに関する位置ズレ量の平均値が使用される、双方向印刷方法。 - 請求項28記載の双方向印刷方法であって、
前記基準ドットは、ブラックインクで形成されたドットであり、
前記対象ドットは、有彩色インクで形成されたドットである、双方向印刷方法。 - 請求項20記載の双方向印刷方法であって、
前記工程(b)は、さらに、前記基準補正値を前記調整値としてそのまま使用する第2の調整モードに従って前記調整値を決定する工程を含む、双方向印刷方法。 - 請求項32記載の双方向印刷方法であって、
カラー印刷を行うときには前記第1の調整モードに従って記録位置ズレの補正を実行し、白黒印刷を行うときには前記第2の調整モードに従って記録位置ズレの補正を実行する、双方向印刷方法。 - 請求項20ないし33のいずれかに記載の双方向印刷方法であって、
前記基準補正値は、前記基準ドットを用いて印刷媒体上に印刷された位置ズレ検査用パターンの中から選択された好ましい補正状態を示す補正情報に従って決定される、双方向印刷方法。 - 請求項20ないし33のいずれかに記載の双方向印刷方法であって、
前記印刷装置は、複数の主走査速度で主走査を実行可能であり、
前記相対補正値は、前記複数の主走査速度のそれぞれに対して独立に適用される、双方向印刷方法。 - 請求項20ないし33のいずれかに記載の双方向印刷方法であって、
前記印刷装置は、インク吐出速度が互いに異なる複数のドット吐出モードでインクを吐出することが可能であり、
前記相対補正値は、前記複数のドット吐出モードのそれぞれに対して独立に適用される、双方向印刷方法。 - 印刷媒体上の各画素領域内に、大きさが異なるN種類(Nは2以上の整数)のドットを記録することが可能な印刷装置を備えたコンピュータに、主走査を往復で双方向に行いつつ印刷画像信号に応じて前記印刷媒体上に画像を印刷させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
特定の基準ドットに関して往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを補正するための基準補正値を、予め準備された相対補正値で補正する第1の調整モードに従って、往路と復路における主走査方向の記録位置のズレを減少させるための調整値を決定し、前記調整値を使用して往路と復路における主走査方向の記録位置を調整する機能を、前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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