JP2004291128A - ロータリーダイ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円柱状のダイ2の外周面に、断面が山形状で環状をなす刃型3、3…が周方向に沿って連続して複数設けられる。各刃型3は、周方向に所定の間隔をおいて位置する隣接する刃型3と共通の共通刃部4、4と、両共通刃部4、4の両端部間を連結する各刃型3に独立の独立刃部5、5とから構成される。隣接する刃型3、3の独立刃部5、5間に位置する領域9の外側の部分には、それぞれ捨て刃10が設けられる。領域9を囲む独立刃部5、5及び共通刃部4によって被加工物を切り抜く際、捨て刃10によっても同時に被加工物を切抜くことになるので、領域9を囲む独立刃部5、5に加わる荷重を分散されせることができ、独立刃部5、5の刃先が欠損するのを防止できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルム、紙、不織布等の被加工物の輪郭切りに用いられるロータリーダイに関し、特に、外周面に複数の刃型が連続して設けられるトリムレスタイプのロータリーダイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フィルム、紙、不織布等の被加工物の輪郭切りに用いられるロータリーダイの一例として、円柱状のダイの外周面に、断面が山形状で環状をなす刃型を周方向に沿って連続して設け、このダイの両端部に軸線を一致させた状態で軸部を一体に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、ロータリーダイの他の例として、図8及び図9に示すように、ダイ22の外周面に断面が山形状で環状をなす刃型23を周方向に沿って連続して設け、各刃型23を隣接する刃型23と共通の共通刃部24と、両共通刃部24、24間を連結する各刃型23に独立の独立刃部25とによって構成したロータリーダイ21が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0004】
そして、上記のような構成のロータリーダイとアンビルローラーとを組み合わせてそれらの軸線が互いに平行となるように配置し、ロータリーダイの軸部及びアンビルローラーの軸部をそれぞれ軸受によって回転自在に支持することにより、ロータリーダイカッターが構成されるものである。
【0005】
そして、このように構成したロータリーダイカッターを駆動させてロータリーダイとアンビルローラーとを回転させ、それらの間でフィルム、紙、不織布等の被加工物を挟み込むことにより、被加工物を刃型の形状に切り抜くことができ、刃型の形状に合致した製品を連続して形成することができるものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−237999号公報
【非特許文献1】
株式会社リョウテック、ホームページ、ロータリーダイ、インターネット<http://www.ryotec.co.jp/>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような構成のロータリーダイのうち、特許文献1に記載されているものは、周方向に隣接する刃型間に間隙が設けられているため、その分だけ被加工物の無駄が生じてしまうが、非特許文献1に記載されているものは、周方向に隣接する刃型23、23間に隙間が設けられていないため、特許文献1に記載されているもののような被加工物の無駄は生じないものである。
【0008】
しかしながら、非特許文献1に記載されているロータリーダイ21は、周方向に隣接する刃型23の独立刃部25、25間に位置する領域がY形状の凹部26に形成されているため、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まり易く、しかもこの被加工物は加工硬化によって非常に硬くなっているため、その凹部26を囲んでいる刃型23の刃先の部分が欠損してしまう問題があった。
【0009】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、周方向に隣接する刃型の独立刃部間に被加工物が詰まるのを防止し、これにより加工硬化によって硬くなった被加工物によって刃型の刃先が欠損するのを防止するとともに、周方向に隣接する刃型の独立刃部間に被加工物が詰まったとしても、その独立刃部の刃先が欠損するようなことがないロータリーダイを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、以下のような手段を採用している。すなわち、請求項1に係る発明は、円柱状のダイの外周面に、断面が山形状で環状をなす刃型が周方向に沿って連続して複数設けられ、各刃型が周方向に所定の間隔をおいて位置する隣接する刃型と共通の共通刃部と、両共通刃部の両端部間を連結する各刃型に独立の独立刃部とからなるロータリーダイにおいて、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域の外側の部分に、少なくとも一つの捨て刃を設けたことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、被加工物を刃型によって切り抜く際に、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域の外側の部分に設けられている捨て刃により、その領域を囲む刃型に加わる荷重を分散させることができるので、その領域を囲む刃型の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のロータリーダイであって、前記捨て刃を前記領域の開口端に対応する長さに形成したことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、被加工物を刃型によって切り抜く際に、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域の外側の部分に設けられている、領域の開口端に対応する長さの捨て刃により、その領域を囲む刃型の全体に加わる荷重を分散させることができるので、その領域を囲む刃型の全体の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のロータリーダイであって、前記捨て刃の前記共通刃部に対応する部分に所定の幅のスリットを設けたことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、被加工物を刃型によって切り抜く際に、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域の外側の部分に設けられている捨て刃により、その領域を囲む刃型に加わる荷重を分散させることができるので、その領域を囲む刃型の刃先が欠損するのを防止できることになる。この場合、捨て刃の共通刃部に対応する部分には所定の幅のスリットが設けられているので、共通刃部により被加工物を切り抜く際に、捨て刃によって共通刃部に加わる荷重が分散されるようなことはなく、共通刃部によって確実に被加工物を切り抜くことができる。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載のロータリーダイであって、前記領域を、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次傾斜する傾斜面に形成したことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域は、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次傾斜する傾斜面に形成されているので、その領域内に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0014】
請求項5に係る発明は、請求項5に記載のロータリーダイであって、前記領域の傾斜角度θ2を0°<θ2≦30°に設定したことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域は、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次傾斜する傾斜面(傾斜角度θ2:0°<θ2≦30°)に形成されているので、その領域内に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4には、本発明によるロータリーダイの第1の実施の形態が示されていて、このロータリーダイ1は、トリムレスタイプのロータリーダイであって、図1に示すように、円柱状のダイ2と、ダイ2の外周面に周方向に沿って連続して設けられる複数の環状の刃型3、3…と、隣接する刃型3、3の境界部に対応する外側の部分に設けられる捨て刃10と、ダイ2の軸方向の両端面に軸線と一致させた状態で一体に設けられるダイ2よりも小径の円柱状の軸部8、8とを備えている。
【0016】
各刃型3は、超硬合金等からなるものであって、ダイ2の周方向に所定の間隔をおいて位置するダイ2の軸線方向を向く一対の共通刃部4、4と、ダイ2の軸方向に所定の間隔をおいて位置するとともに、両共通刃部4、4の両端部間を連結するダイ2の周方向を向く一対の独立刃部5、5とから構成されている。
【0017】
各共通刃部4及び各独立刃部5は、図1に示すように、共に同一形状の先端が尖った断面山形状に形成されるものであって、各共通刃部4は、図1及び図2に示すように、隣接する刃型3と共通に形成され、各独立刃部5は各刃型3に独立に形成されるようになっている。
【0018】
各独立刃部5は、図1及び図2に示すように、ダイ2の軸線と直交する方向を向く本体部6と、本体部6の端部と共通刃部4の端部とを連結するコーナー部7とから構成され、コーナー部7は、図4に示すように、異なる二つの曲率半径R1、R2の円弧S1、S2を繋いだ曲線に形成されている。
【0019】
周方向に隣接する刃型3、3の独立刃部5、5のコーナー部7、7間には、両独立刃部5、5のコーナー部7、7と共通刃部4によって囲まれる凹部であるY形状の領域9がそれぞれ形成されるようになっている。
【0020】
各Y形状の領域9の外側の部分(独立刃部5の本体部6よりも外側の部分)には、図1及び図2に示すように、それぞれ捨て刃10が設けられるようになっている。各捨て刃10は、Y形状の領域9の開口端とほぼ同じ長さに形成されるとともに、共通刃部4及び独立刃部5と同様に断面が先端が尖った山形状に形成されている。また、各捨て刃10は、ダイ2の軸線と直交する方向を向くようにY形状の領域9の外側の部分に一体に設けられ、共通刃部4及び独立刃部5とほぼ同じ高さに形成されている。
【0021】
各捨て刃10の共通刃部4に対応する部分(共通刃部4の延長線上)には、所定の幅のスリット11が全幅に渡って設けられ、このスリット11によって共通刃部4による被加工物の切り抜きの際に、捨て刃10によって共通刃部4に加わる面圧が低減されるのを防止している。
【0022】
なお、各捨て刃10の断面形状は、山形状に限定されることなく、他の形状であっても良い。要は、Y形状の領域9を囲む刃型3の部分(共通刃部4及び独立刃部5)によって被加工物を切り抜く際に、捨て刃10によって同時に被加工物を切り抜き、Y形状の領域9を囲む刃型3の部分に加わる面圧を低減できる形状であれば良い。
【0023】
Y形状の領域9は、図3に示すように、共通刃部4側から独立刃部5側に向かって順次傾斜する傾斜面に形成されている。この場合、傾斜面の傾斜角度θ2は、0°<θ2≦30°に設定されている。
【0024】
そして、上記のように構成したこの実施の形態によるロータリーダイ1とアンビルローラー(図示せず)とを組み合わせて、それらの軸線が互いに平行となるように配置し、両者の軸部8、8…をそれぞれ軸受(図示せず)によって回転自在に支持することにより、ロータリーダイカッター(図示せず)を構成する。
【0025】
そして、このような構成のロータリーダイカッターを駆動させて、ロータリーダイ1とアンビルローラーとを回転させ、それらの間にフィルム、紙、不織布等の被加工物(図示せず)を挟み込むことにより、被加工物を刃型3の形状に切り抜くことができ、刃型3の形状に合致した製品を連続して形成することができるものである。
【0026】
この場合、Y形状の領域9を囲む刃型3の共通刃部4及び独立刃部5、5によって被加工物を切り抜く際、捨て刃10によって同時に被加工物を切り抜くことになるので、その部分の独立刃部5、5のコーナー部7、7の刃先に加わる荷重を分散させることができることになる。従って、その部分の独立刃部5、5のコーナー部7、7の刃先が欠損するのを防止できることになる。なお、この場合、捨て刃10の共通刃部4に対応する部分には、所定の幅のスリット11が設けられているので、共通刃部4によって被加工物を切り抜く際に、共通刃部4に加わる荷重が分散されることはないので、共通刃部4によって確実に被加工物を切り抜くことができるものである。
【0027】
さらに、Y形状の領域9は、共通刃部4側から独立刃部5側にかけて、ダイ2の外周面からの高さが順次低くなる傾斜面に形成され、しかも、Y形状の領域9の直線L、Lによって挟まれる部分の角度θ3は、図4に示すように、15°≦θ3≦40°に設定されて、従来のロータリーダイよりも広くなっているので、そのY形状の領域9内に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、Y形状の領域9を囲む独立刃部5、5のコーナー部7、7の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0028】
図5〜図7には、本発明によるロータリーダイの第2の実施の形態が示されていて、このロータリーダイ1は、捨て刃10の各刃型3のコーナー部7との対向面をコーナー部7と略平行となるアール面に形成したものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様であるので、前記第1の実施の形態に示すものと同一の部分には同一の番号を付してその詳細な説明は省略するものとする。
【0029】
そして、この実施の形態に示すロータリーダイ1にあっても、前記第1の実施の形態に示すものと同様に、Y形状の領域9を囲む刃型3の共通刃部4及び独立刃部5、5によって被加工物を切り抜く際、捨て刃10によって同時に被加工物を切り抜くことになるので、その部分の独立刃部5、5のコーナー部7、7の刃先に加わる荷重を分散させることができることになる。従って、その部分の独立刃部5、5のコーナー部7、7の刃先が欠損するのを防止できることになる。なお、この場合、捨て刃10の共通刃部4に対応する部分には、所定の幅のスリット11が設けられているので、共通刃部4によって被加工物を切り抜く際に、共通刃部4に加わる荷重が分散されることはないので、共通刃部4によって確実に被加工物を切り抜くことができるものである。
【0030】
さらに、Y形状の領域9は、共通刃部4側から独立刃部5側にかけて、ダイ2の外周面からの高さが順次低くなる傾斜面に形成され、しかも、Y形状の領域9の直線L、Lによって挟まれる部分の角度θ3は、図4に示すように、15°≦θ3≦40°に設定されて、従来のロータリーダイよりも広くなっているので、そのY形状の領域9内に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、Y形状の領域9を囲む独立刃部5、5のコーナー部7、7の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0031】
なお、前記各実施の形態においては、独立刃部5のコーナー部7を異なる二つの曲率半径R1、R2の円弧S1、S2を繋いだ曲線に形成したが、独立刃部5のコーナー部7を直線に形成しても良いものであり、その場合にも前述したものと同様の作用効果を奏するのは勿論のことである。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の請求項1に記載のロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域の外側の部分に、少なくとも一つの捨て刃を設けので、被加工物を刃型によって切り抜く際に、捨て刃によりその領域を囲む刃型に加わる荷重を分散させることができることになる。従って、その領域を囲む刃型に加わる面圧を低く抑えることができるので、その領域を囲む刃型の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0033】
また、本発明の請求項2に記載のロータリーダイによれば、捨て刃を隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域の開口端に対応する長さに形成したので、被加工物を刃型によって切り抜く際に、捨て刃によりその領域を囲む刃型の全体に加わる荷重を分散させることができることになる。従って、その領域を囲む刃型の全体に加わる面圧を低く抑えることができるので、その領域を囲む刃型の全体の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0034】
さらに、本発明の請求項3に記載のロータリーダイによれば、捨て刃の共通刃部に対応する部分に所定の幅のスリットを設けたので、共通刃部により被加工物を切り抜く際に、共通刃部に加わる荷重が捨て刃によって分散されるようなことはないので、共通刃部によって被加工物を確実に切り抜くことができることになる。
【0035】
さらに、本発明の請求項4に記載のロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域は、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次低くなる傾斜面に形成されているので、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0036】
さらに、本発明の請求項5に記載のロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域は、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次低くなる傾斜面に形成されているので、すなわち傾斜角度θ2が0°<θ2≦30°に設定されているので、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロータリーダイの第1の実施の形態の全体を示した正面図である。
【図2】図1の刃先の展開図である。
【図3】図2のH−H線に沿って見た断面図である。
【図4】図2の部分拡大説明図である。
【図5】本発明によるロータリーダイの第2の実施の形態の全体を示した正面図である。
【図6】図5の刃先の展開図である。
【図7】図6のH−H線に沿って見た断面図である。
図2の部分拡大説明図である。
【図8】従来のロータリーダイの一例を示した正面図である。
【図9】図8の刃先の展開図である。
【符号の説明】
1 ロータリーダイ
2 ダイ
3 刃型
4 共通刃部
5 独立刃部
6 本体部
7 コーナー部
10 捨て刃
11 スリット
Claims (5)
- 円柱状のダイの外周面に、断面が山形状で環状をなす刃型が周方向に沿って連続して複数設けられ、各刃型が周方向に所定の間隔をおいて位置する隣接する刃型と共通の共通刃部と、両共通刃部の両端部間を連結する各刃型に独立の独立刃部とからなるロータリーダイにおいて、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域の外側の部分に、少なくとも一つの捨て刃を設けたことを特徴とするロータリーダイ。
- 請求項1に記載のロータリーダイであって、前記捨て刃を前記領域の開口端に対応する長さに形成したことを特徴とするロータリーダイ。
- 請求項1又は2に記載のロータリーダイであって、前記捨て刃の前記共通刃部に対応する部分に所定の幅のスリットを設けたことを特徴とするロータリーダイ。
- 請求項1から3の何れかに記載のロータリーダイであって、前記領域を、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次傾斜する傾斜面に形成したことを特徴とするロータリーダイ。
- 請求項4に記載のロータリーダイであって、前記領域の傾斜角度θ2を0°<θ2≦30°に設定したことを特徴とするロータリーダイ。
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