JP2004289933A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】設計自由度の高い小型のモータを提供すること。
【解決手段】モータ11は、モータ部12と、前記モータ部12の回転を減速するための減速機構及び該減速機構が収容されるギヤハウジング26を有した減速部と、前記ギヤハウジング26に収容され、電気回路部品が実装される回路基板とが備えられている。回路基板は、制御回路基板30と検出用回路基板31とに分割されてギヤハウジング26に収容され、互いに塑性変形可能なフレキシブルワイヤ33にて電気的に接続されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パワーウインド装置等に用いられるモータとしては、回転力を発生するモータ部と、減速機構がギヤハウジングに収容されてなる減速部と、電気回路部品が実装される回路基板等が備えられたものがある(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1の回路基板は、一枚の平板状に形成されており、該回路基板が、ギヤハウジングの開口部からその内部に挿入された後、該開口部を閉塞するようにモータ部がネジにて固定される。このため、ギヤハウジング内に浸水することが防止される。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−325390号公報(第4頁、図2−図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、回路基板は一枚の平板状に形成されているため、回路基板がギヤハウジングに収容された後、モータ部をギヤハウジングにネジにて固定する際、ギヤハウジングに形成されたネジ孔の位置によっては、ネジが制御回路基板と干渉してしまい、モータ部を固定できなくなる場合がある。また、その一方、回路基板に実装される電気回路部品によっては、回路基板をギヤハウジングの所定箇所に配置しなくてはならない場合がある。例えば、回路基板に実装されるホール素子は、回転軸の回転速度を検出するために、回転軸に固着されるセンサマグネットの近傍に配置しなくてはならない。このため、ネジが回路基板と干渉してしまうからといって、回路基板をネジと干渉しない位置に自由に配置を変更することもできない。従って、特許文献1のように、回路基板とネジとが、干渉しない位置にネジ孔を形成しなくてはならないので、ギヤハウジングを大きくしなくてはならなかった。
【0006】
また、他にも、ギヤハウジングに収容されるウォーム等の減速機構の配置によっては、回路基板が減速機構とも干渉することがあり、これを回避するためにギヤハウジングを大型化せざるを得ない場合があった。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、設計自由度の高い小型のモータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、モータ部と、前記モータ部の回転を減速するための減速機構及び該減速機構が収容されるギヤハウジングを有した減速部と、前記ギヤハウジングに収容され、電気回路部品が実装される回路基板と、が備えられたモータにおいて、前記回路基板は、複数に分割され、互いに塑性変形可能なフレキシブルワイヤにて電気的に接続された。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記モータ部には、センサマグネットが一体的に回転するように固着された回転軸が備えられ、複数に分割された前記回路基板は、少なくとも、前記センサマグネットの回転速度を検出するホール素子が実装された検出用回路基板と、前記ホール素子から前記フレキシブルワイヤを介して入力された回転速度に基づいて回転軸の回転を制御する電気回路部品が実装された制御回路基板と、を含み、前記検出用回路基板は、センサマグネットの近傍に収容された。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記ギヤハウジングには、前記検出用回路基板を収容する検出用基板収容部と、前記制御回路基板を収容する制御回路基板収容部と、前記検出用基板収容部と前記制御回路基板収容部との間に形成された連通孔と、が備えられ、前記フレキシブルワイヤが前記連通孔に配線された。
【0011】
請求項4に記載の発明は、前記ギヤハウジングには、モータ部を連結されるための被連結部が複数箇所に備えられ、前記連通孔は、少なくとも2つの前記被連結部の間を通る位置に備えられた。
【0012】
請求項5に記載の発明は、前記ギヤハウジングには、モータ部を連結されるための被連結部が複数箇所に備えられ、前記フレキシブルワイヤは、複数の前記被連結部及び被連結部に連結される連結部材に干渉しないように、塑性変形されて配線された。
【0013】
請求項6に記載の発明は、前記ギヤハウジングには、複数の回路基板が挿入されるための開口部が各回路基板ごとに備えられ、該開口部は、全て同方向に開口するように形成された。
【0014】
請求項7に記載の発明は、前記開口部は、全て前記回転軸の軸方向に開口するように形成された。
請求項8に記載の発明は、前記開口部は、全て一つの蓋部材にて閉塞される。
【0015】
請求項9に記載の発明は、前記モータ部には、給電用ブラシを保持するブラシホルダが備えられ、該ブラシホルダは、前記蓋部材と一体に形成された。
請求項10に記載の発明は、前記回路基板は、電気回路部品が実装される際には一枚の板状の基板であり、組み立てられる際には複数に分割される。
【0016】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、一枚の回路基板では回路基板が減速機構等と干渉するために組み立てが困難な構造のモータでも、回路基板を分割し、減速機構等を避けるようにフレキシブルワイヤを塑性変形させてフレキシブルワイヤにて互いに電気的に接続し、回路基板の配置を可能とした。従って、回路基板と干渉しないように減速機構等を配置するために、ギヤハウジングを大きくする必要が無くなり、ギヤハウジングを小型化することが可能となる。また、回路基板を分割してそれぞれの回路基板を小さくし、フレキシブルワイヤにて互いに接続したので、基板の配置を比較的自由に配置することが可能となり、減速機構等の配置を比較的自由にできる。即ち、モータの構造の設計自由度を高くすることが可能となる。
【0017】
請求項2に記載の発明によれば、制御回路基板及び検出用回路基板を別々の回路基板としてギヤハウジングに収容し、それらを塑性変形可能な導電性のフレキシブルワイヤにて接続した。このため、ホール素子が実装された検出回路基板をセンサマグネットの近傍に配置しつつ、回路基板と干渉しないように減速機構等を配置するためにギヤハウジングを大きくする必要が無くなり、モータを小型化することが可能となる。
【0018】
請求項3に記載の発明によれば、ギヤハウジングに検出用基板収容部と、制御回路基板収容部と、連通孔と、が備えられ、減速機構とは別に制御回路基板、検出用回路基板及びフレキシブルワイヤを収容する空間を確保した。このため、減速機構と干渉することなく、フレキシブルワイヤを収容することができる。従って、一枚の回路基板では回路基板がギヤハウジングに形成された減速機構と干渉するために、モータ部をギヤハウジングに組み付けるのが困難な構造のモータでも、回路基板と干渉しないように減速機構の配置を変更して、ギヤハウジングを大きくする必要が無くなる。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、少なくとも2つの前記被連結部の間を通る位置に備えられた連通孔に、フレキシブルワイヤが配線される。このため、フレキシブルワイヤは、被連結部と干渉しないように確実に配線される。また、回路基板を分割してそれぞれの回路基板を小さくし、フレキシブルワイヤにて互いに接続したので、回路基板の配置を比較的自由に配置することが可能となり、被連結部の配置を比較的自由にできる。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、被連結部及び連結部材を避けるようにフレキシブルワイヤを塑性変形させて回路基板を互いに電気的に接続した。このため、一枚の回路基板では回路基板がギヤハウジングに形成された被連結部及び該被連結部に連結する連結部材と干渉するために、モータ部をギヤハウジングに組み付けるのが困難な構造のモータでも、回路基板と干渉しないように被連結部の配置を変更して、ギヤハウジングを大きくする必要が無くなる。また、回路基板を分割してそれぞれの回路基板を小さくし、フレキシブルワイヤにて互いに接続したので、回路基板の配置を比較的自由に配置することが可能となり、被連結部の配置を比較的自由にできる。
【0021】
請求項6に記載の発明によれば、複数の回路基板を、全て同じ方向からギヤハウジング内に挿入することが可能となり、モータの組み立てが簡単になる。
請求項7に記載の発明によれば、複数の回路基板を、回転軸の軸方向、即ち、モータ部の組み付け方向と同じ方向からギヤハウジング内に挿入することが可能となり、モータの組み立てが簡単になる。
【0022】
請求項8に記載の発明によれば、複数の開口部を一つの蓋部材で塞ぐことが可能となるので、各開口部をそれぞれ別工程で閉塞する必要が無くなり、モータの組み立てが容易になる。また、開口部に合わせてそれぞれ蓋部材を別物品で形成する必要が無くなり、部品点数を低減することが可能となる。
【0023】
請求項9に記載の発明によれば、蓋部材をヨークに嵌挿されるブラシホルダと一体形成したことにより、モータ部を取り付けるとともに、全ての開口部を塞ぐことができる。このため、開口部を塞ぐ工程と、モータ部とをギヤハウジングに取り付ける工程を一緒に行うことが可能となり、モータ組み立て時の手間を省くことが可能となる。
【0024】
請求項10に記載の発明によれば、一枚の回路基板に電気回路部品を実装しておき、モータを組み立てる際に、回路基板を分割した。このため、電気回路部品実装を回路基板に実装する際は、一枚の回路基板に実装するので、その実装が容易であり、また、モータ組み立て時まで、一枚の回路基板として取り扱うことができるので、その部品管理が容易となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を車両用パワーウインド装置のモータ(パワーウインドモータ)11に具体化した一実施形態を図1〜3に従って説明する。
【0026】
図1に示すように、モータ11には、モータ部12と、モータ部12の回転を減速して出力するための減速部とが備えられている。
モータ部12には、略有底筒状に形成されたヨークハウジング(以下、単にヨーク14という)と、該ヨーク14内面に固定されたマグネット15と、該ヨーク14内に回転可能に支持されて略収容されるアーマチャ16(電機子)と、ブラシホルダ17が備えられている。
【0027】
アーマチャ16は回転軸18を有し、ヨーク14から突出する該回転軸18の先端側には、ウォーム19が形成されている。また、回転軸18の中間部、詳しくは、ヨーク14から突出する部分においてウォーム19よりヨーク14側には、センサマグネット20が固定されている。
【0028】
ヨーク14の開口部には、ブラシホルダ17が嵌挿されている。ブラシホルダ17には、アーマチャ16に給電するための給電用ブラシ21が保持される。また、図1,2に示すように、ブラシホルダ17には、ヨーク14の開口部から回転軸18の直交方向(図2の紙面平行方向)に略沿って延びる蓋部材22が一体形成されている。蓋部材22は、後述する制御回路基板収容部23を閉塞するとともに、その一部(前記ブラシホルダ17を有する部分)がヨーク14の開口部14a及び後述する検出用基板収容部24との間に介在され、ヨーク14及び検出用基板収容部24を閉塞する。また、蓋部材22には、前記給電用ブラシ21にそれぞれが電気的に接続される一対のブラシ側端子25がモータ11の軸線方向(モータ部12の組み付け方向)に突出するように設けられている。該ブラシ側端子25は、蓋部材22に埋め込まれた図示しない接続線を介してブラシホルダ17に保持された給電用ブラシ21に接続されている。
【0029】
減速部13は、樹脂材料よりなり、ヨーク14が固定されるギヤハウジング26と、ギヤハウジング26に形成されたホイール収容部26a内で前記ウォーム19と噛合するように回転可能に支持されたウォームホイール27とを備えている。
【0030】
ウォームホイール27には、その回転軸18方向(図1の紙面直交方向)の外部に突出する図示しない出力軸が連結されている。尚、本実施形態では、ウォーム19及びウォームホイール27により減速機構が構成されている。また、前記出力軸は、図示しないレギュレータ等を介してウインドガラスに連結される。
【0031】
ギヤハウジング26において、ヨーク14が固定される側の端部には、ヨーク14が蓋部材22を介在させて、連結部材としてのネジ28により固定される。このため、蓋部材22は、ギヤハウジング26の端部の形状に対応して形成されている。また、ギヤハウジング26において、ヨーク14が固定される側の端部には、ネジ28にて固定されるための被連結部としてのネジ孔29a〜29cが所定の3箇所に形成されている。具体的には、図3に示すように、回転軸18を中心としてホイール収容部26a側(図3の紙面右側)には、第1のネジ孔29aが形成されている。また、回転軸18を中心としてホイール収容部26aの反対側(図3の紙面左側)には、第2のネジ孔29b及び第3のネジ孔29cが形成されており、該第2,第3のネジ孔29b,29cは、回転軸18を中心としてギヤハウジング26の上下方向両端付近に対称的に配置されている。尚、ネジ孔29a〜29cは、回転軸18の軸方向に沿って延びるように形成されている。
【0032】
ギヤハウジング26には、前記ウォーム19を中心としてホイール収容部26aの反対側に制御回路基板収容部(以下、単に第1収容部という)23が形成されている。第1収容部23は、回転軸18の軸線方向に沿った辺が長い直方体形状に形成されている。第1収容部23は、ギヤハウジング26のヨーク14が固定される側の端部において、モータ部12の組み付け方向に対して直交方向(回転軸18の軸方向と直交する方向であって、図1の紙面平行方向)に沿って開口する第1開口部23aと連通している。この第1開口部23aから後述する制御回路基板30が回転軸18の軸方向(図3の紙面直交方向)から挿入され、第1収容部23内に収容される。
【0033】
また、ギヤハウジング26において、センサマグネット20が配置される箇所の近傍には、検出用基板収容部(以下、単に第2収容部という)24が形成されている。具体的には、第2収容部24はギヤハウジング26の回転軸方向端部付近であって、ホイール収容部26aと第1収容部23との間に形成されている。第2収容部24は、直方体形状に形成されており、その容積は第1収容部23に比べて小さく、また、回転軸18の軸方向に対して直交方向(図1において紙面平行方向)の辺が長く形成されている。そして、第2収容部24は、第1収容部23と同様に、ギヤハウジング26のヨーク14が固定される側の端部において、モータ部12の取付方向に対して平行方向に沿って開口する第2開口部24aに連通している。
【0034】
この第2開口部24aから後述する検出用回路基板31が回転軸18の軸方向(図3の紙面直交方向)から挿入され、第2収容部24内に収容される。また、この第2開口部24aを介して、センサマグネット20及び回転軸18等もギヤハウジング26内に挿入される。
【0035】
そして、第1収容部23と、第2収容部24との間には、互いの空間を連通する連通孔32が形成されている。該連通孔32は、図3に示すように、回転軸18の直交方向(図1において紙面直交方向、図3において紙面上下方向)において、ヨーク14に形成された第2,第3のネジ孔29b,29cの間を通すように形成されている。具体的には、連通孔32の横幅は(回転軸18の軸方向に対して直交方向であって図1の紙面平行方向の幅)は、第1収容部23から第2収容部24までの同じ幅となるように形成されている。また、連通孔32の縦幅(回転軸18の軸方向に対して直交方向であって図1の紙面直交方向の長さ)は、第2のネジ孔29bと第3のネジ孔29cとの間の幅よりも狭く形成されている。つまり、ネジ孔29a〜29cを避けるようにして連通孔32が形成されている。
【0036】
また、該連通孔32は、ギヤハウジング26のヨーク14が固定される側の端部において、第1開口部23aと第2開口部24aを繋ぐように開口する第3開口部32aに連通している。
【0037】
そして、前述したように、第1,第2収容部23,24内には、それぞれ制御回路基板30、検出用回路基板31が収容され、保持される。図2に示すように、制御回路基板30は、長方形の板状に形成されている。検出用回路基板31は、長方形の板状に形成されており、その基板面積は制御回路基板30のそれよりも小さく形成されている。そして、制御回路基板30と、検出用回路基板31は、塑性変形可能な導電性のフレキシブルワイヤ33にて接続されている。
【0038】
そして、制御回路基板30及び検出用回路基板31には、それぞれ電気回路部品が実装されている。尚、これらの制御回路基板30及び検出用回路基板31は、電気回路部品が実装される前は、一枚の回路基板であり、電気回路部品が実装された後、モータ11を組み立てる際に回路基板に形成された切り目に従って分割することによって形成される。
【0039】
ここで、制御回路基板30及び検出用回路基板31に実装される電気回路部品は、モータ11の仕様により変更されるものである。本実施形態では、図2に示すように、その電気回路部品としてホール素子34、リレー35、コンデンサ36、IC37、ブラシ給電用端子38、ターミナル接続端子39及びコネクタブロック40等が備えられている。具体的には、制御回路基板30には、リレー35、コンデンサ36、IC37、ブラシ給電用端子38、ターミナル接続端子39及びコネクタブロック40が実装されており、検出用回路基板31には、ホール素子34が実装されている。本実施形態の制御回路基板30は、検出用回路基板31に実装されたホール素子34にてセンサマグネット20(回転軸18)の回転速度を検出し、その回転速度等に応じてIC37にて車両ウインドガラスに挟み込みが発生したと判断する。そして、制御回路基板30は、モータ部12に逆回転電流を供給するといった、所謂挟み込み防止制御回路が備えられたものである。尚、当然ながら、制御回路基板30に実装されているIC37は、制御回路基板30、フレキシブルワイヤ33及び検出用回路基板31を介して、検出用回路基板31に実装されたホール素子34と電気的に接続されている。即ち、IC37は、ホール素子34が検出した回転速度等が入力されることが可能なようにフレキシブルワイヤ33を介して接続されている。
【0040】
そして、図3に示すように、ターミナル接続端子39は、制御回路基板30の所定箇所に、制御回路基板30に対して垂直に差し込まれている。ターミナル接続端子39は、コネクタブロック40により制御回路基板30に対して垂直に立設するように支持されている。コネクタブロック40は、4本の脚を有する四角形状の板であり、ターミナル接続端子39の立設位置に対応した箇所にターミナル接続端子39を挿通し、支持する為の貫通孔が設けられている。このように制御回路基板30に取り付けられたターミナル接続端子39は、制御回路基板30を介してブラシ給電用端子38と接続されている。
【0041】
このように電気回路部品が実装された制御回路基板30及び検出用回路基板31は、モータ11の組み付け方向に沿って、それぞれ第1,第2開口部23a,24aから第1,第2収容部23,24に挿入される(つまり、図2の矢印41が示す方向に沿って挿入される)。このとき、制御回路基板30と検出用回路基板31との間のフレキシブルワイヤ33も、制御回路基板30及び検出用回路基板31とともに第3開口部32aを介して連通孔32に収容され、ネジ孔29a〜29cを避けるように配線される。その後、第1,第2収容部23,24及び連通孔32が蓋部材22により閉塞されるように、モータ部12がネジ28にて固定される。このとき、制御回路基板30に実装されたブラシ給電用端子38は、モータ部12の蓋部材22から突出するブラシ側端子25に接続され、検出用回路基板31に実装されたホール素子34は、センサマグネット20の近傍に配置される。
【0042】
また、回転軸18と直交する方向(図2の紙面直交方向)におけるギヤハウジング26の側面には、コネクタ取付口43が形成されており、ギヤハウジング26内に制御回路基板30が収容保持されると、ターミナル接続端子39が該コネクタ取付口43から露出する。尚、図2に示すように、コネクタ取付口43の周囲には、略有底円筒状の位置決め盤44が形成されている。
【0043】
そして、コネクタ取付口43には、図3に示すように、コネクタハウジング45が組み付けられる。コネクタハウジング45は、車両ドアのインナパネル46に形成された挿通口47を通じてインナパネル46の内側から外部コネクタ48が嵌着可能に形成されている。つまり、コネクタハウジング45は、ギヤハウジング26とインナパネル46との間に挟まれるように配置される。尚、本実施形態のモータ11は、そのギヤハウジング26の取付部26bが図示しない固定部材にてインナパネル46に固定されることで、インナパネル46の外側に配設される。
【0044】
図3に示すように、このコネクタハウジング45は、外部コネクタ48が嵌着され、外部コネクタ48をギヤハウジング26に対して支持するリテーナ49と、インナパネル46の挿通口47及びコネクタ取付口43をシールするグロメット50から構成されている。
【0045】
リテーナ49は、樹脂材料よりなり、略有底4角筒形状に形成されている。リテーナ49の内部の形状は、外部コネクタ48が嵌着可能なように、外部コネクタ48の形状に対応させて形成されている。
【0046】
リテーナ49の底部には、制御回路基板30に立設されたターミナル接続端子39が挿通される貫通孔が形成される。この貫通孔からターミナル接続端子39が挿入され、ターミナル接続端子39の先端がリテーナ49の内部に突出する。そして、リテーナ49に嵌着される外部コネクタ48が該ターミナル接続端子39に接続する。
【0047】
そして、リテーナ49の底部と制御回路基板30に設置されたコネクタブロック40との間には、弾性部材(例えば、エラストマ)からなる薄板状のシール用板部51が介在される。尚、シール用板部51にも、ターミナル接続端子39が挿通される貫通孔が形成されており、ターミナル接続端子39が挿通されている。そして、該シール用板部51は、リテーナ49の底部とコネクタブロック40により押圧され、弾性変形し、ターミナル接続端子39の周囲に密着する。つまり、シール用板部51は、リテーナ49の貫通孔とターミナル接続端子39との間にできる隙間をシールし、リテーナ49の内側からギヤハウジング26内に浸水を防ぐ。
【0048】
そして、リテーナ49には、ギヤハウジング26の外側面と係止することが可能なフランジ部52がリテーナ49の開口部付近に形成されている。フランジ部52は、リテーナ49の開口部から外側に突出するように環状に形成される。このフランジ部52にグロメット50が取り付けられる。
【0049】
グロメット50は、弾性部材(例えば、エラストマ)よりなり、射出成形により蛇腹状の円筒形状に形成される。グロメット50の一方の端部(以下、リテーナ側端部53という)は、ギヤハウジング26に形成された位置決め盤44に嵌め込まれることが可能なように、その外形半径が、位置決め盤44の内径半径と略一致するように形成されている。
【0050】
図3に示すように、リテーナ49のフランジ部52は、リテーナ側端部53を介して、ギヤハウジング26の外側面(より詳しくは、コネクタ取付口43の周りに形成された位置決め盤44)と係止する。このため、グロメット50のリテーナ側端部53は、コネクタ取付口43の周りの外側面に押圧接触する。そして、グロメット50は弾性部材であるので、リテーナ側端部53は、ギヤハウジング26の外側面と密着する。即ち、リテーナ側端部53は、リテーナ49とコネクタ取付口43の間をシールする。
【0051】
また、グロメット50の長手方向において、リテーナ側端部53と反対側の端部(以下、インナパネル側端部54という)は、インナパネル46の挿通口47に嵌着可能に形成されている。具体的には、インナパネル側端部54は、その外径がインナパネル46の挿通口47の半径より僅かに小さく形成されており、インナパネル46の挿通口47に嵌着させることができる。また、インナパネル側端部54から所定間隔離れた位置におけるグロメット50の外周面には、鍔状に張り出した鍔部55が形成されている。該鍔部55は、インナパネル46に押圧接触し、インナパネル46の挿通口47をシールする。
【0052】
上記のように構成されたモータ11は、図示しない制御装置(電源装置)から外部コネクタ48、ターミナル接続端子39、ブラシ給電用端子38及びブラシ側端子25等を介してアーマチャ16に駆動電流が供給され、該アーマチャ16が回転駆動される。すると、回転軸18の回転に応じて(回転が減速されて)ウォームホイール27及び出力軸が回転し、その回転力がレギュレータ等により直線運動に変換されてウインドガラスが昇降される。このとき、モータ11では、ホール素子34にてセンサマグネット20(回転軸18)の回転速度が検出される。そして、ウインドガラスの上昇時、その回転速度等に応じてICにて車両ウインドガラスに挟み込みが発生したと判断されると、モータ部12に逆回転電流が供給されてウインドガラスが下降され、所謂挟み込みが防止される。
【0053】
以上詳述したように本実施の形態は、以下の特徴を有する。
(1)制御回路基板30及び検出用回路基板31を別の基板としてギヤハウジング26に収容し、それらを塑性変形可能な導電性のフレキシブルワイヤ33にて接続した。このため、減速機構又はネジ孔29a〜29cの配置によって、一枚の回路基板では基板が減速機構又はネジ28と干渉する構造のモータ11でも、基板を別にし、フレキシブルワイヤ33を塑性変形させて減速機構等を避けて配線することで、基板の配置を可能にした。従って、基板と干渉しないように、減速機構又はネジ孔29a〜29cを配置するために、ギヤハウジング26を大きくする必要が無くなり、ギヤハウジング26を小型化することが可能となる。また、制御回路基板30及び検出用回路基板31の配置を比較的自由に変更することができるので、減速機構又はネジ孔29a〜29cを比較的自由に設計でき、モータ11の構造の自由度を高くすることが可能となる。
【0054】
(2)予め分割可能なように構成された一枚の回路基板に電気回路部品を実装しておき、モータ11を組み立ての際に該回路基板を分割することで制御回路基板30及び検出用回路基板31を取得した。このため、電気回路部品実装時は、一枚の回路基板に実装するので、その実装が容易であり、また、モータ11組み立て時まで、一枚の回路基板として取り扱うことができるので、その部品管理が容易である。さらに、検出用回路基板31を分割することで、センサマグネット20に対してホール素子34を自由に配置でき、モータの設計の自由度が増す。
【0055】
(3)第1収容部23と第2収容部24とがモータ部12の組み付け方向と同方向に開口するようにギヤハウジング26を形成した。このため、制御回路基板30及び検出用回路基板31は、モータ部12の組み付け方向と同じ方向からギヤハウジング26内に挿入することが可能となり、モータ11の組み立てが簡単になる。
【0056】
(4)第1,第2収容部23,24及び連通孔32を閉塞することが可能なように、蓋部材22をギヤハウジング26の端部の形状に対応させて、回転軸18に対して直交方向に略沿って延びるように形成し、該蓋部材22をモータ部12のブラシホルダ17に蓋部材22を一体形成した。このため、モータ部12をギヤハウジング26に組み付けるだけで、第1,第2収容部23,24及び連通孔32を閉塞することが可能になり、モータ11の組み付けが簡単になる。
【0057】
(5)ギヤハウジング26に第1,第2収容部23,24を設け、第1,第2開口部23a,24aから制御回路基板30及び検出用回路基板31をそれぞれ挿入することでギヤハウジング26内に収容可能に構成した。従って、比較的大きな部品であるギヤハウジング26の形状を変更しなくても、モータ11の仕様に応じて制御回路基板30又は検出用回路基板31に実装する電気回路部品を変更することができる。従って、モータ11全体として製造コストを低減することができる。
【0058】
なお、上記以外に次の形態にて具体化できる。
○上記実施形態では、制御回路基板30と検出用回路基板31の2つに回路基板を分割したが、必要に応じて2以上の複数の回路基板に分割できるようにしても良い。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、設計自由度の高い小型のモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータの一部破断正面図。
【図2】モータの一部破断分解正面図。
【図3】ギヤハウジングの一部破断側面図。
【符号の説明】
11…モータ、12…モータ部、13…減速部、14…ヨーク、17…ブラシホルダ、18…回転軸、20…センサマグネット、21…給電用ブラシ、22…蓋部材、23…制御回路基板収容部(第1収容部)、23a…第1開口部、24…検出用基板収容部(第2収容部)、24a…第2開口部、26…ギヤハウジング、28…ネジ、29a〜29c…ネジ孔、30…制御回路基板、31…検出用回路基板、32…連通孔、33…フレキシブルワイヤ、34…ホール素子、45…コネクタハウジング。

Claims (10)

  1. モータ部と、
    前記モータ部の回転を減速するための減速機構及び該減速機構が収容されるギヤハウジングを有した減速部と、
    前記ギヤハウジングに収容され、電気回路部品が実装される回路基板と、が備えられたモータにおいて、
    前記回路基板は、複数に分割され、互いに塑性変形可能なフレキシブルワイヤにて電気的に接続されたことを特徴とするモータ。
  2. 前記モータ部には、センサマグネットが一体的に回転するように固着された回転軸が備えられ、
    複数に分割された前記回路基板は、少なくとも、前記センサマグネットの回転速度を検出するホール素子が実装された検出用回路基板と、前記ホール素子から前記フレキシブルワイヤを介して入力された回転速度に基づいて回転軸の回転を制御する電気回路部品が実装された制御回路基板と、を含み、
    前記検出用回路基板は、センサマグネットの近傍に収容されたことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ギヤハウジングには、前記検出用回路基板を収容する検出用基板収容部と、前記制御回路基板を収容する制御回路基板収容部と、前記検出用基板収容部と前記制御回路基板収容部との間に形成された連通孔と、が備えられ、
    前記フレキシブルワイヤが前記連通孔に配線されたことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  4. 前記ギヤハウジングには、モータ部を連結されるための被連結部が複数箇所に備えられ、
    前記連通孔は、少なくとも2つの前記被連結部の間を通る位置に備えられたことを特徴とする請求項3に記載のモータ。
  5. 前記ギヤハウジングには、モータ部を連結されるための被連結部が複数箇所に備えられ、
    前記フレキシブルワイヤは、複数の前記被連結部及び被連結部に連結される連結部材に干渉しないように、塑性変形されて配線されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータ。
  6. 前記ギヤハウジングには、複数の回路基板が挿入されるための開口部が各回路基板ごとに備えられ、
    該開口部は、全て同方向に開口するように形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記開口部は、全て前記回転軸の軸方向に向かって開口するように形成されたことを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. 前記開口部は全て一つの蓋部材にて閉塞されることを特徴とする請求項6又は7に記載のモータ。
  9. 前記モータ部には、給電用ブラシを保持するブラシホルダが備えられ、該ブラシホルダは、前記蓋部材と一体に形成されたことを特徴とする請求項8に記載のモータ。
  10. 前記回路基板は、電気回路部品が実装される際には一枚の板状の基板であり、組み立てられる際には複数に分割されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のモータ。
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