JP2004284516A - ターンシグナルスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】車の運転者から見て進行方向に向かって右に操作すると右に入力され、左に操作すると左に入力でき、ステアリングホイールに設けたスイッチをステアリングホイールの回転位置を考慮せずに使用できるターンシグナルスイッチを提供すること。
【解決手段】ステアリングホイール2の回転位置を検出する舵角センサ3を設け、複数方向を入力するスイッチ操作部12をステアリングホイール2に設け、舵角センサ3によって検出されるステアリング回転位置とスイッチ操作部12へのスイッチ入力方向とから制御回路11がターン方向の入力を判断するようにし、ステアリングホイール2の回転位置にかかわらず運転者から見た左右方向と同じ方向の入力を行えるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車のターンシグナル点灯の為のスイッチをステアリングホイールに設けたターンシグナルスイッチの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来においては、ステアリングホイールに方向性のあるスイッチを設けると、ステアリングホイールを回転させた際にスイッチの方向性がわかりにくくなり、結果的に操作性が悪くなるため、方向性のあるスイッチをステアリングホイールの奥側に設けた板状部分に設けるようにしている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−160336号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方向性のあるスイッチをステアリングホイールに設けるようにすると、ステアリングホイールは両回転方向に数回転させて操作するために、スイッチの操作方向を誤って操作してしまうことが多くなることが考えられた。
【0005】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、車の運転者から見て進行方向に向かって右に操作すると右に入力され、左に操作すると左に入力でき、ステアリングホイールに設けたスイッチをステアリングホイールの回転位置を考慮せずに使用できるターンシグナルスイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、車の進行方向を変更するために点灯させるターンシグナルを操作するためのターンシグナルスイッチにおいて、ステアリングホイールの回転位置を検出する舵角センサを設け、複数方向を入力するスイッチ操作部をステアリングホイールに設け、舵角センサによって検出されるステアリング回転位置とスイッチ操作部へのスイッチ入力方向とから制御部がターン方向の入力を判断するようにし、ステアリングホイールの回転位置にかかわらず運転者から見た左右方向と同じ方向の入力を行えるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0007】
請求項2記載の発明では、制御部が上下方向の所定角度範囲内の入力と判断した際には、スイッチ入力を無効と判断するようにしたことを特徴とする手段とした。
【0008】
請求項3記載の発明では、ターン方向の入力があった場合には、その入力によるターンシグナルの点灯を保持するようにし、そのターン方向の入力と逆方向もしくは同方向のターン方向の入力があった際と、そのターン方向と逆方向へのステアリングホイールの所定量以上の回転を舵角センサで検出した際にターンシグナルの点灯をキャンセルするようにしたことを特徴とする手段とした。
なお、本発明における「ステアリングホイールの所定量以上の回転」とは、そのターンの操作に含まれるような回転を超え、ターンが終了したと判断できる程度の回転量とする。
【0009】
請求項4記載の発明では、スイッチ操作部が8方向の入力が可能なものであり、舵角センサによるステアリングホイールの回転位置を8方向に分け、スイッチ操作部の入力方向とステアリングホイールの回転位置との組み合わせにより、右方向ターン、左方向ターン、無効入力に割り付けたマップデータを予め用意し、マップデータによりターンシグナルの点灯、キャンセルを行うようにしたことを特徴とする手段とした。
【0010】
【発明の作用と効果】
請求項1記載の発明では、ステアリングホイールに設けたスイッチ操作部は、ステアリング操作によって、ステアリングホイールとともに回転する。このステアリングホイールの回転は舵角センサによって基準位置からの回転角度が検出できるので、これによりスイッチ操作部の自転方向の回転位置を把握する。よって、
そのステアリングホイールの回転位置におけるスイッチ操作部への方向入力が、運転者から見て右への入力であったのか左への入力であったのかを制御部で判断することができる。この判断結果により、ターンシグナルを点灯させるようにすれば、ステアリングホイールの回転位置にかかわらず、運転者は左右を定常的に入力することができ、非常に使いやすくなる。また、誤った操作入力を防止することができる。さらに、ターンシグナルスイッチをステアリングホイールに設けることができるため、運転者はステアリングホイールから手を離さずに操作ができ、運転の安全性をさらに向上させることができる。
【0011】
請求項2記載の発明では、制御部が上下方向の所定角度範囲内の入力と判断した際には、スイッチ入力を無効と判断するようにしたため、運転者が誤って操作した場合では、左右のいずれのターンランプも点灯しないようにすることで、周囲に誤解を生むようなターンランプの適当でない点灯がないようにして、より安心して操作できるようにする。
【0012】
請求項3記載の発明では、ターンシグナルの入力があると、そのターンシグナルの点灯を保持する。これにより、ターン中、ターン待ちなどの状態の途中で、運転者の意思に反してターンシグナルがキャンセルされてしまうことがないようにする。次に、運転者が逆方向もしくは同方向のスイッチ入力をすれば、ターンシグナルの点灯がキャンセルされるようにすることで、運転者の意思でキャンセル操作をおこなえば、必ずキャンセルされるようにして運転者の意思に反して点灯することがないようにする。さらに、そのターン方向と逆方向にステアリングホイールを所定量以上操作した際にはターンシグナルの点灯がキャンセルされるようにすることで、ターンが終了して運転者がステアリングホイールを戻した際には、自動的にターンシグナルの点灯がキャンセルされるようにして運転者の操作の負担を減らして楽に運転でき、運転への集中度の向上ができるようにする。
【0013】
請求項4記載の発明では、スイッチ操作部による入力を360度を8つに分けた8方向にし、舵角センサによるステアリングホイールの回転位置を360度を8つに分けた8方向にして、スイッチ操作部の入力方向とステアリングホイールの回転位置のそれぞれの組み合わせで36通りにおいて、右方向ターン、左方向ターン、無効入力を割り付けるようにし、入力があると、それが、マップ上のどの状態かを判断してそのマップに割り当てられている操作を行うようにする。このようにすれば、明確な判断で不本意なエラーなく確実なターンシグナルの制御ができ、かつ複雑な制御構成にならないので、コストを抑制できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のターンシグナルスイッチを実現する実施の形態を、請求項1,2,3,4に係る発明に対応する実施例に基づいて説明する。
【0015】
(実施例)
【0016】
まず、構成を説明する。
図1は実施例のターンシグナルスイッチを示す説明図である。図2は実施例のターンシグナルスイッチのブロック図である。図3は実施例のターンシグナルスイッチのスイッチ操作部の平面図である。図4は実施例のターンシグナルスイッチによるターンシグナルの制御に用いるマップデータの説明図である。図5は実施例のターンシグナルスイッチのスイッチ操作部の側面図である。図6,7は実施例のターンシグナルスイッチの処理の流れを示すフローチャート図である。図1における主要符号を説明すると、1はターンシグナルスイッチ、11は制御回路、12はスイッチ操作部、121は操作回転体、122は光学式スキャナ、123は固定板、124はセンター戻りばね、125は可動板、126はスイッチケース、2はステアリングホイール、3は舵角センサ、41,42はターンランプ、A〜Hはステアリングホイールの回転位置を分けた8方向を示すもの、A’〜H’はスイッチ操作部の入力方向を分けた8方向を示すものである。
【0017】
本実施例では、図1に示すように、ステアリングホイール2の一部にスイッチ操作部12を設ける。このスイッチ操作部12は、図3,5に示すように、球体の最上部に指で操作しやすいように突起を設けた形状の操作回転体121を設け、操作回転体121より小径な貫通穴を有する固定板123を箱型のスイッチケース126内部に設け、この固定板123の貫通穴に操作回転体121の下部を着座させるようにする。この構造では、操作回転体121の下部が貫通穴から下方に露出するようにする。
【0018】
次に、操作回転体121より小径な貫通穴を備え、かつ固定板123とほぼ同じ大きさの可動板125を設け、この可動板125の貫通穴に操作回転体121を突起から挿入して操作回転体121の上部の突起及びその周囲が可動板125の貫通穴から上方に突出するようにする。この可動板125は操作回転体121に固定する。次に固定板123と可動板125を所定の間隔で並行にし、固定板123と可動板125とを複数のセンター戻りばね124で接続するようにする。
操作回転体121の下面より所定間隔下方となるスイッチケース126内部に光学式スキャナ122を設ける。光学式スキャナ122は、操作回転体121の下面の動きを非接触で検出する。
【0019】
次に、ステアリングの回転変位を検知することで舵角を検知する舵角センサ3をステアリングのコラム部分に設ける。
また、ターンシグナルスイッチ1の制御回路11を設け、舵角センサ3からの舵角信号及びスイッチ操作部12からの入力信号を制御回路11に入力し、制御回路11により、ターンランプ41,42の点灯・消灯を制御する。
【0020】
次に、本実施例では、図1、図2に示すようにステアリングホイール2の回転位置が360度を8つに分けたA〜Hとし、スイッチ操作部12の入力方向が360度を8つに分けたA’〜H’として、この組み合わせによるマップデータ(図4)を制御回路11に記憶させておく。ただし、実施例でいう「スイッチ操作部12の入力方向」は、操作回転体121の移動方向となるため、操作回転体121の突起部を中立位置から移動させた方向と逆の方向となる。
【0021】
次に、作用を説明する。
【0022】
[スイッチ操作部への方向入力作用]
本実施例において、ターンシグナルランプを点灯させる際には、ステアリングホイール2から手を離さずに指でスイッチ操作部12の突起をターンさせる方向に動かすようにする。この際には、ステアリングホイール2の回転位置にかかわらず、運転者から見た左右方向に入力する。
スイッチ操作部12の操作回転体121の突起をターン方向に移動させると、固定板123に着座している操作回転体121が回転することとなる。この回転による操作回転体121の下面の動きは、突起の動きと逆の動きとして光学式スキャナ122で検出して、スイッチ入力方向として入力信号を制御回路11に出力する。この操作回転体121の回転では、操作回転体121に固定して可動板125もその回転方向に傾斜するようになる。可動板125が傾斜すると固定板123との間隔は、一部で狭くなり、一部で広くなる。これにより、センター戻りばね124は、突起の移動方向側のものが圧縮され、反対側が引っ張られることになる。よって、突起から運転者が指を離すとセンター戻りばね124の付勢力により操作回転体121の突起が中立位置に戻る。
【0023】
[制御回路における入力判断作用]
本実施例では、図4に示すように舵角センサ3からの舵角信号とスイッチ操作部12からの入力信号でターンシグナルへの入力方向を判断する。
図6は実施例のターンシグナルスイッチ1の制御部で実行される処理の流れのなかで、舵角がBの場合の処理を示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
【0024】
ステップS1では、舵角信号の入力があったかどうかを判断し、入力があればステップS2に移行し、入力がなければ入力待ちとなるようステップS1に移行する。
【0025】
ステップS2では、舵角信号によるステアリングホイール2の回転位置を判断し、ステアリングホイール2の回転位置がBの位置にあるならばステップS3に移行し、Bの位置にない場合は図示しない他の回転位置の処理へ移行する。
【0026】
ステップS3では、スイッチ操作部12からの入力方向がD’かどうかを判断し、D’であるならば処理を終了し、D’でないならばステップS4に移行する。
【0027】
ステップS4では、スイッチ操作部12からの入力方向がE’かどうかを判断し、E’であるならばステップS11に移行し、E’でないならばステップS5に移行する。
【0028】
ステップS5では、スイッチ操作部12からの入力方向がF’かどうかを判断し、F’であるならばステップS11に移行し、F’でないならばステップS6に移行する。
【0029】
ステップS6では、スイッチ操作部12からの入力方向がG’かどうかを判断し、G’であるならばステップS11に移行し、G’でないならばステップS7に移行する。
【0030】
ステップS7では、スイッチ操作部12からの入力方向がH’かどうかを判断し、H’であるならば処理を終了し、H’でないならばステップS8に移行する。
【0031】
ステップS8では、スイッチ操作部12からの入力方向がA’かどうかを判断し、A’であるならばステップS12に移行し、A’でないならばステップS9に移行する。
【0032】
ステップS9では、スイッチ操作部12からの入力方向がB’かどうかを判断し、B’であるならばステップS12に移行し、B’でないならばステップS10に移行する。
【0033】
ステップS10では、スイッチ操作部12からの入力方向がC’かどうかを判断し、C’であるならばステップS12に移行し、C’でないならばエラーとする。
【0034】
ステップS11では、左のターンランプ42を点灯させるように信号出力を行う。
【0035】
ステップS12では、右のターンランプ41を点灯させるように信号出力を行う。
【0036】
このように、図1ではAの位置にあるステアリングホイール2部分を基準位置とした際に、基準位置をBまで回転させると、スイッチ操作部12は右斜め下方45度の位置に移動し、その傾きにより、図3のD’が上方となる。よって、D’,H’の場合は、運転者から見て上下の入力となるため無効な入力と判断してターンシグナルを点灯させないようにし、E’,F’,G’の入力があればステップS11で左のターンランプ42を点灯させるようにし、A’,B’,C’の入力があればステップS12で右のターンランプ41を点灯させるようにする。
また、他の舵角位置では、図4のマップデータのように判断する。
このように、制御回路11で舵角を考慮して判断することにより、ステアリングホイール2の回転位置にかかわらず、運転者から見た入力方向に入力してターンランプ41,42を操作する。
【0037】
[ターンランプの保持、キャンセル作用]
図7は実施例のターンシグナルスイッチ1の制御部で実行されるターンランプ41,42の保持、キャンセルの処理を示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
【0038】
ステップS101では、右か左のターンランプ41,42が点灯しているかどうかを判断し、点灯している場合にはステップS102に移行し、点灯していない場合にはステップS104に移行する。
【0039】
ステップS102では、点灯しているターンランプ41,42と逆方向もしくは同方向のターンランプ41,42のスイッチ入力があるかどうかを判断し、スイッチ入力が無い場合にはステップS103に移行し、スイッチ入力が有る場合にはステップS105移行する。
【0040】
ステップS103では、逆方向へのステアリングホイール2の所定量以上の舵角を示す舵角信号が入力されたかどうかを判断し、逆方向への舵角信号の入力がない場合にはステップS104に移行し、逆方向への所定量以上の舵角を示す舵角信号の入力がある場合にはステップS105に移行する。
【0041】
ステップS104では、そのターンランプ41,42の状態を維持する。
【0042】
ステップS105では、そのターンランプ41,42を消灯する。
【0043】
これにより、一度点灯したターンランプ41,42はステップS102で判断される逆方向もしくは同方向へのスイッチ入力か、ステップS103で判断される逆方向への所定量以上の舵角を示す舵角信号によってキャンセルされる。これにより、運転者の意思に反してターンランプ41,42の点灯がキャンセルされないようにする。
【0044】
次に、効果を説明する。
【0045】
実施例のターンシグナルスイッチ1にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0046】
(1)車の進行方向を変更するために点灯させるターンシグナルを操作するためのターンシグナルスイッチ1において、ステアリングホイール2の回転位置を検出する舵角センサ3を設け、複数方向を入力するスイッチ操作部12をステアリングホイール2に設け、舵角センサ3によって検出されるステアリング回転位置とスイッチ操作部12へのスイッチ入力方向とから制御回路11がターン方向の入力を判断するようにし、ステアリングホイール2の回転位置にかかわらず運転者から見た左右方向と同じ方向の入力を行えるようにしたため、非常に使いやすくなり、誤った操作入力を防止することができ、運転者はステアリングホイール2から手を離さずに操作ができ、運転の安全性をさらに向上させることができる。
【0047】
(2)制御回路11が上下方向の所定角度範囲内の入力と判断した際には、スイッチ入力を無効と判断するようにしたため、さらに、運転者の意思に反したターンランプ41,42の点灯がないようにして、より安心して操作できるようにする。
【0048】
(3)ターン方向の入力があった場合には、その入力によるターンシグナルの点灯を保持するようにし、そのターン方向の入力と逆方向もしくは同方向のターン方向の入力があった際と、そのターン方向と逆方向へのステアリングホイール2の所定量以上の回転を舵角センサ3で検出した際にターンシグナルの点灯をキャンセルするようにしたため、運転者の意思に反して点灯することがないようにでき、さらに、運転者の操作の負担を減らして楽に運転でき、運転への集中度の向上ができるようにする。
【0049】
(4)スイッチ操作部12が8方向の入力が可能なものであり、舵角センサ3によるステアリングホイール2の回転位置を8方向に分け、スイッチ操作部12の入力方向とステアリングホイール2の回転位置との組み合わせにより、右方向ターン、左方向ターン、無効入力に割り付けたマップデータを予め用意し、マップデータによりターンシグナルの点灯、キャンセルを行うようにしたため、明確な判断で不本意なエラーなく確実なターンシグナルの制御ができ、かつ複雑な制御構成にならないので、コストを抑制できる。
【0050】
以上、本発明のターンシグナルスイッチ1を実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例では、8×8のデータマップを用いていたが、方程式等を用いて無段階に処理できるようにしてもよい。
また、スイッチ操作部は、ジョイスティックを用いる構造でもよく、8つのスイッチで入力するものでもよく、ステアリングホイールから手を離さずに複数方向の入力ができるものが好ましい。
また、スイッチ操作部は、光学式スキャナを用いていたが、接触式のものを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のターンシグナルスイッチを示す説明図である。
【図2】実施例のターンシグナルスイッチのブロック図である。
【図3】実施例のターンシグナルスイッチのスイッチ操作部の平面図である。
【図4】実施例のターンシグナルスイッチによるターンシグナルの制御に用いるマップデータの説明図である。
【図5】実施例のターンシグナルスイッチのスイッチ操作部の側面図である。
【図6】実施例のターンシグナルスイッチの処理の流れを示すフローチャート図である。
【図7】実施例のターンシグナルスイッチの処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ターンシグナルスイッチ
11 制御回路
12 スイッチ操作部
121 操作回転体
122 光学式スキャナ
123 固定板
124 センター戻りばね
125 可動板
126 スイッチケース
2 ステアリングホイール
3 舵角センサ
41 ターンランプ
42 ターンランプ
A ステアリングホイールの回転位置
B ステアリングホイールの回転位置
C ステアリングホイールの回転位置
D ステアリングホイールの回転位置
E ステアリングホイールの回転位置
F ステアリングホイールの回転位置
G ステアリングホイールの回転位置
H ステアリングホイールの回転位置
A’ スイッチ操作部の入力方向
B’ スイッチ操作部の入力方向
C’ スイッチ操作部の入力方向
D’ スイッチ操作部の入力方向
E’ スイッチ操作部の入力方向
F’ スイッチ操作部の入力方向
G’ スイッチ操作部の入力方向
H’ スイッチ操作部の入力方向

Claims (4)

  1. 車の進行方向を変更するために点灯させるターンシグナルを操作するためのターンシグナルスイッチにおいて、
    ステアリングホイールの回転位置を検出する舵角センサを設け、複数方向を入力するスイッチ操作部をステアリングホイールに設け、前記舵角センサによって検出されるステアリング回転位置と前記スイッチ操作部へのスイッチ入力方向とから制御部がターン方向の入力を判断するようにし、ステアリングホイールの回転位置にかかわらず運転者から見た左右方向と同じ方向の入力を行えるようにしたことを特徴とするターンシグナルスイッチ。
  2. 請求項1に記載されたターンシグナルスイッチにおいて、
    制御部が上下方向の所定角度範囲内の入力と判断した際には、スイッチ入力を無効と判断するようにしたことを特徴とするターンシグナルスイッチ。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたターンシグナルスイッチにおいて、
    ターン方向の入力があった場合には、その入力によるターンシグナルの点灯を保持するようにし、そのターン方向の入力と逆方向もしくは同方向のターン方向の入力があった際と、そのターン方向と逆方向へのステアリングホイールの所定量以上の回転を舵角センサで検出した際にターンシグナルの点灯をキャンセルするようにしたことを特徴とするターンシグナルスイッチ。
  4. 請求項3に記載されたターンシグナルスイッチにおいて、
    スイッチ操作部が8方向の入力が可能なものであり、舵角センサによるステアリングホイールの回転位置を8方向に分け、スイッチ操作部の入力方向とステアリングホイールの回転位置との組み合わせにより、右方向ターン、左方向ターン、無効入力に割り付けたマップデータを予め用意し、同マップデータによりターンシグナルの点灯、キャンセルを行うようにしたことを特徴とするターンシグナルスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10293744B1 (en) 2016-06-23 2019-05-21 Jan H. Lovlie Automatic turn-signal system

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