JP2019188992A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングホイールが収納動作されている場合であっても、運転者が車両を手動で操舵することができるステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置2は、第1の回動軸20周りに回動するステアリングホイール4と、ステアリングホイール4の回動を規制する反力モータ14と、ステアリングホイール4の回動が規制されている際に、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに加えられたトルクを検出するトルクセンサ8と、トルクセンサ8により検出されたトルクに基づいて、車両の転舵輪16及び18の転舵角を制御する制御部50とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、車両の操舵に用いられるステアリング装置に関する。
車両が目的地までの経路に沿って自動で走行する自動運転技術が知られている。NHTSA(National Highway Traffic Safety Administration)により定義された自動運転レベル3以上では、車両の加減速、操舵及び制動等の運転操作を全てシステムが行うため、運転者が車両の操舵のためにステアリングホイールを手で把持しておく必要がなくなる。
そのため、自動運転時において、ステアリングホイールを車両の前方に向けて移動させることにより、ステアリングホイールをダッシュボードの近傍の位置に収納するステアリング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ステアリングホイールを収納することにより、運転者とダッシュボードとの間の空間を広く確保することができ、運転者の快適性を高めることができる。
特開2003−118591号公報
上述した従来のステアリング装置では、自動運転時にステアリングホイールの収納動作が開始した際には、ステアリングホイールの回動が中立位置でロック(規制)される。そのため、運転者は、自動運転時に咄嗟の危険回避が必要な場合であっても、ステアリングホイールを回動させて車両を手動で操舵することができないという課題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、ステアリングホイールが収納動作されている場合であっても、運転者が車両を手動で操舵することができるステアリング装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るステアリング装置は、車両の操舵に用いられるステアリング装置であって、第1の回動軸周りに回動するステアリングホイールと、前記ステアリングホイールの回動を規制する回動規制部と、前記ステアリングホイールの回動が規制されている際に、前記ステアリングホイールに対して前記第1の回動軸周りに加えられたトルクに関連するパラメータを検出する検出部と、前記検出部により検出された前記パラメータに基づいて、前記車両の転舵輪の転舵角を制御する制御部と、を備える。
本発明の一態様に係るステアリング装置によれば、ステアリングホイールが収納動作されている場合であっても、運転者が車両を手動で操舵することができる。
実施の形態1に係るステアリング装置の構造を示す斜視図である。 ステアリングホイールが使用位置にある状態での、実施の形態1に係るステアリング装置を示す斜視図である。 ステアリングホイールが折り畳まれた状態での、実施の形態1に係るステアリング装置を示す斜視図である。 ステアリングホイールが収納位置にある状態での、実施の形態1に係るステアリング装置を示す斜視図である。 実施の形態1に係るステアリング装置におけるステアリングホイールの収納動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1〜3に係るステアリング装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るステアリング装置における運転者の操舵意図の判定方法を説明するための図である。 実施の形態1に係るステアリング装置の制御部の処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係るステアリング装置における運転者の操舵意図の判定方法を説明するための図である。 実施の形態2に係るステアリング装置の制御部の処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3に係るステアリング装置における運転者の操舵意図の判定方法を説明するための図である。 実施の形態3に係るステアリング装置の制御部の処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態4に係るステアリング装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る変換マップの概念を示す図である。 実施の形態4に係るステアリング装置の制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明に係るステアリング装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
(実施の形態1)
まず、図1〜図4を参照しながら、実施の形態1に係るステアリング装置2の構造について説明する。図1は、実施の形態1に係るステアリング装置2の構造を示す斜視図である。図2は、ステアリングホイール4が使用位置にある状態での、実施の形態1に係るステアリング装置2を示す斜視図である。図3は、ステアリングホイール4が折り畳まれた状態での、実施の形態1に係るステアリング装置2を示す斜視図である。図4は、ステアリングホイール4が収納位置にある状態での、実施の形態1に係るステアリング装置2を示す斜視図である。
ステアリング装置2は、車両に搭載され、車両の操舵に用いられる装置である。車両は、運転モードとして手動運転モードと自動運転モードとを切り替えることができる自動車であり、例えば普通乗用車、バス又はトラック等である。なお、車両は、自動車に限定されず、例えば建機又は農機等であってもよい。
図1に示すように、ステアリング装置2は、ステアリングホイール4と、操舵角センサ6と、トルクセンサ8(検出部の一例)と、移動機構10と、折り畳み機構12と、反力モータ14(回動規制部の一例)とを備えている。なお、ステアリング装置2は、いわゆるステアバイワイヤ方式のステアリング装置であり、ステアリングホイール4と車両の左右の転舵輪16及び18(後述する図6参照)とは機械的に接続されていない。
図1に示すように、ステアリングホイール4は、手動運転モードにおいて運転者により操作される部材であり、例えば円環状に形成されている。ステアリングホイール4は、折り畳み機構12を介して、移動機構10の可動部材30(後述する)に回動可能に支持されている。運転者は、ステアリングホイール4を手で把持して第1の回動軸20周りに回動することにより、左右の転舵輪16及び18の各転舵角を変化させることができる。なお、第1の回動軸20は、図1において一点鎖線で示す方向(車両の前後方向)に延びる仮想的な軸線である。ステアリングホイール4は、中立位置(図1で示す位置)を中心として、左の端当て位置から右の端当て位置まで第1の回動範囲で回動することができる。
操舵角センサ6は、ステアリングホイール4の操舵角θ(後述する図6参照)を検出するためのセンサである。操舵角センサ6は、第1の回動軸20上に配置されている。なお、操舵角θとは、ステアリングホイール4の中立位置からの回動角度である。すなわち、ステアリングホイール4が中立位置にある時には、操舵角θは0(零)となる。また、ステアリングホイール4を中立位置から正方向(運転者から見て時計方向)に回動させた際には、操舵角センサ6により検出される操舵角θは正の値となる。一方、ステアリングホイール4を中立位置から逆方向(運転者からみて反時計方向)に回動させた際には、操舵角センサ6により検出される操舵角θは負の値となる。
トルクセンサ8は、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに加えられたトルクである操舵トルクT(パラメータの一例)を検出するためのセンサである。トルクセンサ8は、第1の回動軸20上に配置されている。なお、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに正方向の操舵トルクを加えた際には、トルクセンサ8により検出される操舵トルクTは正の値となる。一方、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに逆方向の操舵トルクを加えた際には、トルクセンサ8により検出される操舵トルクTは負の値となる。
移動機構10は、図1の矢印22で示す方向に、ステアリングホイール4を使用位置(図2参照)と収納位置(図4参照)との間で往復移動させるための機構であり、例えばテレスコピック機構である。図2に示すように、使用位置では、ステアリングホイール4は、車両のダッシュボード24から運転者に向けて突出している。図4に示すように、収納位置では、ステアリングホイール4の一部は、例えば車両のダッシュボード24の内部に収納される。すなわち、収納位置は、使用位置よりもダッシュボード24に近い位置である。なお、収納位置の変形例として、ステアリングホイール4全体がダッシュボード24の内部に収納されていてもよい。
ここで、移動機構10の構成について具体的に説明する。図1に示すように、移動機構10は、基礎ガイド26と、中間ガイド28と、可動部材30と、駆動モータ32とを有している。
基礎ガイド26は、中間ガイド28のスライドを案内するための部材である。基礎ガイド26は、ヒンジ34を介して、車両のシャーシ(図示せず)に傾動可能に支持されている。基礎ガイド26がヒンジ34周りに傾動することにより、ステアリングホイール4のチルト角を調節することができる。
中間ガイド28は、可動部材30のスライドを案内するための部材であり、基礎ガイド26にスライド可能に支持されている。中間ガイド28は、基礎ガイド26の運転者側の端部に位置する際には、基礎ガイド26よりも運転者側に突出する。
可動部材30は、折り畳み機構12を介してステアリングホイール4を支持するための部材であり、中間ガイド28にスライド可能に支持されている。
駆動モータ32は、中間ガイド28を基礎ガイド26に対してスライドさせるとともに、可動部材30を中間ガイド28に対してスライドさせるための駆動源である。
中間ガイド28が基礎ガイド26に対してスライドし、且つ、可動部材30が中間ガイド28に対してスライドすることにより、ステアリングホイール4は、図1において矢印22で示す方向に、使用位置と収納位置との間を往復移動する。
図1に示すように、折り畳み機構12は、ステアリングホイール4を折り畳むための機構である。具体的には、折り畳み機構12は、図1の矢印36で示す方向に、ステアリングホイール4を第1の回動軸20と直交(交差の一例)する第2の回動軸38周りに、起立姿勢(図2参照)と折り畳み姿勢(図3参照)との間で回動させる。図2に示すように、起立姿勢では、ステアリングホイール4は、可動部材30に対して起立する姿勢を取る。図3に示すように、折り畳み姿勢では、ステアリングホイール4は、可動部材30の下端部に沿って折り畳まれる姿勢を取る。なお、第2の回動軸38は、図1において一点鎖線で示す方向に延びる仮想的な軸線である。
ここで、折り畳み機構12の構成について具体的に説明する。図1に示すように、折り畳み機構12は、軸体40と、駆動モータ42とを有している。
軸体40は、例えばステアリングホイール4の径方向に配置される棒状の部材である。軸体40は、一対の接続部44を介してステアリングホイール4に支持され、且つ、可動部材30に第2の回動軸38周りに回動可能に支持されている。ステアリングホイール4が中立位置にある状態では、軸体40は水平に配置される。
駆動モータ42は、可動部材30に対して軸体40を第2の回動軸38周りに回動させるための駆動源である。
軸体40が可動部材30に対して第2の回動軸38周りに回動することにより、ステアリングホイール4は、図1の矢印36で示す方向に、第2の回動軸38周りに起立姿勢と折り畳み姿勢との間で回動する。
反力モータ14は、ステアリングホイール4を第1の回動軸20周りに回動させた際に、ステアリングホイール4の回動方向と反対方向のトルクである操舵反力を発生させるためのモータであり、例えば三相のブラシレスモータである。反力モータ14は、減速機46を介して、移動機構10の可動部材30と折り畳み機構12との間に連結されている。反力モータ14が操舵反力を発生させることにより、運転者に路面反力に応じた適度な手応え感を与えることができる。また、反力モータ14は、後述するようにステアリングホイール4をダッシュボード24の内部に収納する際に、ステアリングホイール4を中立位置まで回動させた後に、ステアリングホイール4の回動を中立位置でロックする。すなわち、反力モータ14は、ステアリングホイール4の中立位置からの第1の回動軸20周りの回動を規制する。
ここで、図2〜図5を参照しながら、実施の形態1に係るステアリング装置2によりステアリングホイール4をダッシュボード24の内部に収納する動作について説明する。図5は、実施の形態1に係るステアリング装置2におけるステアリングホイール4の収納動作の流れを示すフローチャートである。
図2に示すように、手動運転モードでは、ステアリングホイール4の位置及び姿勢はそれぞれ、使用位置及び起立姿勢となっており、ステアリングホイール4の回動はロックされていない。運転者は、ステアリングホイール4を手で把持して第1の回動軸20周りに回動することにより、車両を手動で操舵することができる。
例えば運転者がダッシュボード24に配置されたスイッチ等を操作することにより、手動運転モードから自動運転モードに切り替えられる。自動運転モードの開始時には、ステアリングホイール4は、反力モータ14の駆動力によって中立位置まで回動され(S101)、ステアリングホイール4の回動が中立位置でロックされる(S102)。
その後、図3に示すように、折り畳み機構12は、ステアリングホイール4を起立姿勢から折り畳み姿勢に回動させて、ステアリングホイール4を折り畳む(S103)。その後、図4に示すように、移動機構10は、折り畳まれたステアリングホイール4を使用位置から収納位置まで移動させる(S104)。
なお、ステアリングホイール4を収納位置から使用位置に移動させる取り出し動作の流れは、上述した収納動作の流れと逆になるので、その説明を省略する。
次に、図6及び図7を参照しながら、実施の形態1に係るステアリング装置2の機能構成について説明する。図6は、実施の形態1に係るステアリング装置2の機能構成を示すブロック図である。図7は、実施の形態1に係るステアリング装置2における運転者の操舵意図の判定方法を説明するための図である。
図6に示すように、ステアリング装置2は、機能構成として、制御部50を備えている。
制御部50は、転舵モータ52を駆動することにより、車両の左右の転舵輪16及び18の各転舵角を制御するためのECU(Electronic Control Unit)である。なお、転舵モータ52は、ピニオンシャフト54及び転舵シャフト56を介して、左右の転舵輪16及び18を転舵させるためのモータであり、例えば三相のブラシレスモータである。転舵モータ52がピニオンシャフト54を回動させた際に、ピニオンシャフト54の回動運動が転舵シャフト56の直線運動に変換されることにより、左右の転舵輪16及び18が転舵する。
制御部50は、手動運転モードにおいて、トルクセンサ8により検出された操舵トルクに基づいて、転舵モータ52に出力させる転舵力(又は駆動力)を決定する。なお、このような構成に代えて、制御部50は、手動運転モードにおいて、操舵角センサ6により検出された操舵角θに基づいて、転舵モータ52に出力させる転舵力を決定してもよい。
また、制御部50は、自動運転モードにおいて、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTと閾値Tとを比較することにより、運転者の操舵意図の有無を判定する。図7に示すように、制御部50は、操舵トルクTが閾値Tよりも大きい場合には、運転者の操舵意図があると判定し、操舵トルクTが閾値T以下である場合には、運転者の操舵意図がないと判定する。
また、制御部50は、自動運転モードにおいて、車両側の上位ECUから受け取った転舵角指令値に基づいて転舵モータ52を制御する。
また、制御部50は、反力モータ14を制御することにより、例えば自動運転モードの開始時において、ステアリングホイール4を中立位置まで回動させたり、ステアリングホイール4の回動を中立位置にロックしたりする。
次に、図8を参照しながら、制御部50の処理について説明する。図8は、実施の形態1に係るステアリング装置2の制御部50の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図3に示すように、自動運転モードの開始時において、ステアリングホイール4の回動が中立位置でロックされ、且つ、ステアリングホイール4が折り畳まれた状態で、運転者が咄嗟の危険回避のために車両を手動で操舵する必要がある場合について説明する。なお、ステアリングホイール4の回動を中立位置でロックするためのロック機構として、例えば回動する側の部材に設けられた孔に挿通されるソレノイドロックを用いてもよい。この時、運転者は、車両を手動で操舵するためのトリガーとして、例えばダッシュボード24に配置されたスイッチ等を操作する。これにより、例えばダッシュボード24のインストルメンタルパネル58には、車両を手動で操舵可能であることを運転者に知らせるためのランプが点灯し、報知音が車室内のスピーカ等から出力される。
運転者は、例えば車両を右に車線変更する必要がある場合には、折り畳まれたステアリングホイール4を手で把持して、図3の矢印60で示すように、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに正方向の操舵トルクを加える。なお、運転者は、例えば車両を左に車線変更する必要がある場合には、図3の矢印62で示すように、折り畳まれたステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに逆方向の操舵トルクを加える。この時、ステアリングホイール4の回動は中立位置でロックされているため、ステアリングホイール4は第1の回動軸20周りに回動しない。
制御部50は、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTを取得し(S201)、取得した操舵トルクTと閾値Tとを比較する(S202)。制御部50は、操舵トルクTが閾値T以下である場合には(S202でNO)、運転者の操舵意図がないと判定する(S203)。これにより、例えば運転者の身体が折り畳まれたステアリングホイール4にぶつかるなどした際に、運転者の操舵意図があると誤判定されるのを抑制することができる。この場合、制御部50は処理を終了する。
ステップS202に戻り、制御部50は、操舵トルクTが閾値Tよりも大きい場合には(S202でYES)、運転者の操舵意図があると判定する(S204)。制御部50は、取得した操舵トルクTに基づいて転舵モータ52を制御する(S205)。これにより、運転者は、操舵トルクTの大きさに応じた転舵角で左右の転舵輪16及び18を転舵させることができ、車両を手動で操舵することができる。
本実施の形態のステアリング装置2では、次のような効果を得ることができる。上述したように、ステアリングホイール4の回動が中立位置でロックされている場合であっても、運転者がステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに操舵トルクを加えることにより、車両を手動で操舵することができる。これにより、自動運転モードにおいて、ステアリングホイール4が収納動作されている場合であっても、運転者は、自らの判断で咄嗟の危険回避を行うことができる。
(実施の形態2)
次に、図6及び図9を参照しながら、実施の形態2に係るステアリング装置2Aの機能構成について説明する。図6は、実施の形態2に係るステアリング装置2Aの機能構成を示すブロック図である。図9は、実施の形態2に係るステアリング装置2Aにおける運転者の操舵意図の判定方法を説明するための図である。
図6に示すように、本実施の形態のステアリング装置2Aでは、制御部50Aは、自動運転モードにおいて、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTの方向(符号)に基づいて、運転者の操舵意図を判定する。図9に示すように、制御部50Aは、操舵トルクTが正方向(正の値)である場合には、運転者の操舵意図が右への車線変更であると判定し、操舵トルクTが逆方向(負の値)である場合には、運転者の操舵意図が左への車線変更であると判定する。
次に、図10を参照しながら、制御部50Aの処理について説明する。図10は、実施の形態2に係るステアリング装置2Aの制御部50Aの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、上記実施の形態1と同様に、自動運転モードの開始時において、ステアリングホイール4の回動が中立位置でロックされ、且つ、ステアリングホイール4が折り畳まれた状態で、運転者が咄嗟の危険回避のために車両を手動で操舵する必要がある場合について説明する。
制御部50Aは、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTを取得し(S301)、取得した操舵トルクTの方向を判定する(S302)。
運転者は、例えば車両を右に車線変更する必要がある場合には、折り畳まれたステアリングホイール4を手で把持して、上述した図3の矢印60で示すように、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに正方向の操舵トルクを加える。この場合、操舵トルクTは正方向となり(S302でYES)、制御部50Aは、運転者の操舵意図が右への車線変更であると判定する(S303)。その後、制御部50Aは、取得した操舵トルクTに基づいて、右へ車線変更するように転舵モータ52を制御する(S304)。
一方、運転者は、例えば車両を左に車線変更する必要がある場合には、折り畳まれたステアリングホイール4を手で把持して、上述した図3の矢印62で示すように、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに逆方向の操舵トルクを加える。この場合、操舵トルクTは逆方向となり(S302でNO)、制御部50Aは、運転者の操舵意図が左への車線変更であると判定する(S305)。その後、制御部50Aは、取得した操舵トルクTに基づいて、左へ車線変更するように転舵モータ52を制御する(S304)。
したがって、本実施の形態のステアリング装置2Aでは、制御部50Aは、操舵トルクTの方向に基づいて、運転者の操舵意図が右への車線変更及び左への車線変更のいずれであるかを判定することができる。
(実施の形態3)
次に、図6及び図11を参照しながら、実施の形態3に係るステアリング装置2Bの機能構成について説明する。図6は、実施の形態3に係るステアリング装置2Bの機能構成を示すブロック図である。図11は、実施の形態3に係るステアリング装置2Bにおける運転者の操舵意図の判定方法を説明するための図である。
図6に示すように、本実施の形態のステアリング装置2Aでは、制御部50Bは、自動運転モードにおいて、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTと、第1閾値T、第2の閾値T及び第3の閾値T(T<T<T)とを比較することにより、運転者の操舵意図を判定する。図11に示すように、制御部50Bは、操舵トルクTが第1の閾値Tよりも大きく且つ第2の閾値T以下である場合には、運転者の操舵意図が1つ隣の車線への車線変更であると判定する。また、制御部50Bは、操舵トルクTが第2の閾値Tよりも大きく且つ第3の閾値T以下である場合には、運転者の操舵意図が2つ隣の車線への車線変更であると判定する。さらに、制御部50Bは、操舵トルクTが第3の閾値Tよりも大きい場合には、運転者の操舵意図が3つ隣の車線への車線変更であると判定する。
次に、図12を参照しながら、制御部50Bの処理について説明する。図12は、実施の形態3に係るステアリング装置2Bの制御部50Bの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、上記実施の形態1と同様に、自動運転モードの開始時において、ステアリングホイール4の回動が中立位置でロックされ、且つ、ステアリングホイール4が折り畳まれた状態で、運転者が咄嗟の危険回避のために車両を手動で操舵する必要がある場合について説明する。
制御部50Bは、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTを取得し(S401)、取得した操舵トルクTと、第1閾値T、第2の閾値T及び第3の閾値Tとを比較する(S402、S403、S404)。
操舵トルクTが第3の閾値Tよりも大きい場合には(S402でYES、S403でYES、S404でYES)、制御部50Bは、運転者の操舵意図が3つ隣の車線への車線変更であると判定する(S405)。その後、制御部50Bは、取得した操舵トルクTに基づいて、3つ隣の車線へ車線変更するように転舵モータ52を制御する(S406)。
ステップS402に戻り、操舵トルクTが第2の閾値Tよりも大きく且つ第3の閾値T以下である場合には(S402でYES、S403でYES、S404でNO)、制御部50Bは、運転者の操舵意図が2つ隣の車線への車線変更であると判定する(S407)。その後、制御部50Bは、取得した操舵トルクTに基づいて、2つ隣の車線へ車線変更するように転舵モータ52を制御する(S406)。
ステップS402に戻り、操舵トルクTが第1の閾値Tよりも大きく且つ第2の閾値T以下である場合には(S402でYES、S403でNO)、制御部50Bは、運転者の操舵意図が1つ隣の車線への車線変更であると判定する(S408)。その後、制御部50Bは、取得した操舵トルクTに基づいて、1つ隣の車線へ車線変更するように転舵モータ52を制御する(S406)。
ステップS402に戻り、操舵トルクTが第1の閾値T以下である場合には(S402でNO)、制御部50Bは、運転者の操舵意図がないと判定する(S409)。この場合、制御部50Bは処理を終了する。
したがって、本実施の形態のステアリング装置2Bでは、制御部50Bは、操舵トルクTと複数の閾値とを比較することにより、運転者の操舵意図を多段階的に判定することができる。
(実施の形態4)
次に、図13及び図14を参照しながら、実施の形態4に係るステアリング装置2Cの機能構成について説明する。図13は、実施の形態4に係るステアリング装置2Cの機能構成を示すブロック図である。図14は、実施の形態4に係る変換マップの概念を示す図である。
図13に示すように、本実施の形態のステアリング装置2Cでは、機能構成として記憶部48が設けられており、実施の形態1で説明したトルクセンサは設けられていない。なお、実施の形態1では、手動運転モードにおいて、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTに基づいて転舵モータ52を制御するトルクフィードバック制御が行われたが、本実施の形態では、手動運転モードにおいて、操舵角センサ6により検出された操舵角θに基づいて転舵モータ52を制御する角度フィードバック制御が行われる。
記憶部48(記憶部の一例)は、変換マップ(対応情報の一例)を記憶する。図14に示すように、変換マップは、反力モータ14(検出部の一例)からの電流値I(パラメータの一例)と操舵角センサ6により検出された操舵角θと転舵角δとの対応関係を示すデータテーブルである。なお、反力モータ14からの電流値Iとは、操舵反力に応じて反力モータ14から出力される電流の値である。反力モータ14からの電流値Iの大きさは、操舵反力の大きさに比例する。
制御部50Cは、自動運転モードにおいて、反力モータ14を制御することにより、ステアリングホイール4の回動のロックを緩和して、ステアリングホイール4の回動を、中立位置を中心とする微小な回動範囲でのみ許容している。すなわち、反力モータ14は、ステアリングホイール4の中立位置を中心として第1の回動範囲よりも小さい第2の回動範囲(例えば10°以下)での回動を許容し、且つ、ステアリングホイール4の第2の回動範囲を超える回動を規制する。
制御部50Cは、自動運転モードにおいて、記憶部48に記憶された変換マップに基づいて、反力モータ14からの電流値I及び操舵角センサ6により検出された第2の回動範囲における操舵角θを転舵角δに変換する。これにより、制御部50Cは、変換した転舵角δに基づいて転舵モータ52を制御する。
次に、図15を参照しながら、制御部50Cの処理について説明する。図15は、実施の形態4に係るステアリング装置2Cの制御部50Cの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、上記実施の形態1と同様に、自動運転モードの開始時において、ステアリングホイール4の回動が中立位置でロックされ、且つ、ステアリングホイール4が折り畳まれた状態で、運転者が咄嗟の危険回避のために車両を手動で操舵する必要がある場合について説明する。この時、上述したように、ステアリングホイール4の回動のロックは緩和されている。
運転者は、例えば車両を右に車線変更する必要がある場合には、折り畳まれたステアリングホイール4を手で把持して、上述した図3の矢印60で示すように、ステアリングホイール4に対して第1の回動軸20周りに正方向の操舵トルクを加える。この時、ステアリングホイール4の回動のロックは緩和されているので、ステアリングホイール4が第1の回動軸20周りに第2の回動範囲で回動した後に、第2の回動範囲を超えるステアリングホイール4の回動がロックされる。
制御部50Cは、操舵角センサ6により検出された第2の回動範囲における操舵角θと、反力モータ14からの電流値Iとを取得する(S501)。その後、制御部50Cは、記憶部48に記憶された変換マップに基づいて、反力モータ14からの電流値I及び操舵角センサ6により検出された第2の回動範囲における操舵角θを転舵角δに変換する(S502)。その後、制御部50Cは、変換した転舵角δに基づいて転舵モータ52を制御する(S503)。
したがって、本実施の形態のステアリング装置2Cでは、ステアリングホイール4の回動のロックは緩和されているので、ステアリングホイール4に対して操舵トルクを加える際の操作性を高めることができる。また、制御部50Cは、変換マップに基づいて電流値I及び操舵角θを転舵角δに変換するので、転舵角δを算出する際の分解能を高めることができる。
なお、本実施の形態ではトルクセンサを省略したが、トルクセンサを設けた場合には、制御部50Cは、トルクセンサにより検出された操舵トルクTのみに基づいて、転舵角δを決定してもよい。この場合、制御部50Cは、例えば記憶部48に記憶された変換テーブルに基づいて操舵トルクTを操舵角θに変換し、変換した操舵角θに基づいて転舵角δを決定することができる。
あるいは、トルクセンサを設けた場合には、変換マップは、トルクセンサにより検出された操舵トルクT(パラメータの一例)と操舵角センサ6により検出された操舵角θと転舵角δとの対応関係を示すデータテーブルであってもよい。この場合、制御部50Cは、変換マップに基づいて、トルクセンサにより検出された操舵トルクT及び操舵角センサ6により検出された第2の回動範囲における操舵角θを転舵角δに変換する。
(変形例等)
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態1〜3において、上記実施の形態4と同様にトルクセンサ8を省略してもよい。この場合、パラメータとして、操舵トルクTに代えて例えば反力モータ14からの電流値Iを用いることができる。例えば上記実施の形態2においてパラメータとして反力モータ14からの電流値Iを用いる場合、制御部50Aは、自動運転モードにおいて、トルクセンサ8により検出された操舵トルクTの方向(符号)に代えて、反力モータ14からの電流値Iの微分値の符号に基づいて、運転者の操舵意図を判定する。
また、上記実施の形態1〜4では、反力モータ14を用いてステアリングホイール4の回動をロックしたが、これに限定されず、回動規制部として例えば機械的なロック機構を用いて、ステアリングホイール4の回動をロックしてもよい。
また、上記実施の形態1〜4では、ステアリングホイール4の収納動作中において運転者が車両を手動で操作する場合について説明したが、これに限定されず、運転者が車両を手動で操作するタイミングは任意のタイミングであってもよい。例えば、ステアリングホイール4の収納動作前又は収納完了後であってもよく、あるいは、ステアリングホイール4の取り出し動作中であってもよい。
また、上記実施の形態1〜4では、ステアリングホイール4を折り畳んだ状態でダッシュボード24の内部に収納したが、これに限定されず、ステアリングホイール4の収納方式は任意の収納方式であってもよい。例えば、ステアリングホイール4を折り畳むことなく、起立姿勢のステアリングホイール4をダッシュボード24の前面に沿わせるようにして収納してもよい。
本発明に係るステアリング装置は、例えば運転モードとして手動運転モードと自動運転モードとを切り替えることができる自動車等に適用可能である。
2,2A,2B,2C:ステアリング装置、4:ステアリングホイール、6:操舵角センサ、8:トルクセンサ、10:移動機構、12:折り畳み機構、14:反力モータ、16,18:転舵輪、20:第1の回動軸、22,36,60,62:矢印、24:ダッシュボード、26:基礎ガイド、28:中間ガイド、30:可動部材、32,42:駆動モータ、34:ヒンジ、38:第2の回動軸、40:軸体、44:接続部、46:減速機、48:記憶部、50,50A,50B,50C:制御部、52:転舵モータ、54:ピニオンシャフト、56:転舵シャフト、58:インストルメンタルパネル

Claims (8)

  1. 車両の操舵に用いられるステアリング装置であって、
    第1の回動軸周りに回動するステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールの回動を規制する回動規制部と、
    前記ステアリングホイールの回動が規制されている際に、前記ステアリングホイールに対して前記第1の回動軸周りに加えられたトルクに関連するパラメータを検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記パラメータに基づいて、前記車両の転舵輪の転舵角を制御する制御部と、を備える
    ステアリング装置。
  2. 前記制御部は、前記パラメータに基づいて運転者の操舵意図を判定し、判定した前記操舵意図に基づいて前記転舵角を制御する
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記ステアリングホイールは、前記第1の回動軸周りに中立位置を中心として第1の回動範囲で回動し、
    前記回動規制部は、前記ステアリングホイールの前記中立位置を中心として前記第1の回動範囲よりも小さい第2の回動範囲での回動を許容し、且つ、前記ステアリングホイールの前記第2の回動範囲を超える回動を規制する
    請求項1に記載のステアリング装置。
  4. 前記ステアリング装置は、さらに、
    前記ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサと、
    前記パラメータと、前記ステアリングホイールの前記第2の回動範囲における前記操舵角と、前記転舵角との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記対応情報に基づいて、前記パラメータ及び前記操舵角を前記転舵角に変換する
    請求項3に記載のステアリング装置。
  5. 前記検出部は、前記ステアリングホイールに対して前記第1の回動軸周りに加えられたトルクを前記パラメータとして検出するトルクセンサである
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  6. 前記検出部は、前記ステアリングホイールを回動させた際に、前記ステアリングホイールの回動方向と反対方向のトルクである操舵反力を発生させる反力モータであり、
    前記パラメータは、前記反力モータから前記操舵反力に応じて出力される電流値である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  7. 前記ステアリング装置は、さらに、前記ステアリングホイールを、前記車両のダッシュボードから突出した使用位置と、前記使用位置よりも前記ダッシュボードに近い収納位置との間で往復移動させる移動機構を備え、
    前記回動規制部は、前記ステアリングホイールを前記使用位置から前記収納位置に移動させる際に、前記ステアリングホイールの回動を規制する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  8. 前記ステアリング装置は、さらに、前記ステアリングホイールを前記使用位置から前記収納位置に移動させる際に、前記ステアリングホイールを、前記第1の回動軸と交差する第2の回動軸周りに回動させて折り畳む折り畳み機構を備え、
    前記検出部は、折り畳まれた前記ステアリングホイールに対して前記第1の回動軸周りに加えられたトルクに関連する前記パラメータを検出する
    請求項7に記載のステアリング装置。
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