JP2004284463A - セキュリティ装置 - Google Patents

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JP2004284463A JP2003078164A JP2003078164A JP2004284463A JP 2004284463 A JP2004284463 A JP 2004284463A JP 2003078164 A JP2003078164 A JP 2003078164A JP 2003078164 A JP2003078164 A JP 2003078164A JP 2004284463 A JP2004284463 A JP 2004284463A
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Abstract

【課題】暗電流を低減して、消費電力を少なくすることができるセキュリティ装置を提供すること。
【解決手段】ステップ200にて、電動ドア信号がドアのアンロックを示す信号かロックを示す信号かを判定する。ステップ210では、A回路13をオフし、セキュリティ用ECU11に対する電力の供給を禁止する。一方、ステップ220では、A回路13をオンし、セキュリティ用ECU11に対する電力の供給を許可する。ステップ230では、ドアが開けられたか否かを判定する。ステップ240では、乗員が検知されたか否かを判定する。ステップ250では、窓を破壊されたか否かを判定する。そして、ステップ230〜250にて、各種の異常を検知した場合には、その異常を報知する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載された電子制御装置の消費電力を低減することができるセキュリティ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車(車両)においては、その走行時の基本性能はもとより、運転者が車両を離れた場合の操作性や安全性の向上が求められている。
例えば、車両に設けられている各種の装置を遠隔操作する車両用遠隔操作装置として、リモコンにてドアロックのオン・オフ動作を行うリモコンドアロック装置や、車両キーを身につけているだけで、ドアロックのオン・オフを行うスマートエントリー装置が開発されている。
【0003】
また、セキュリティ装置として、車両の盗難等の際に警報を発する盗難防止装置や、キーの抜き忘れのときに警報を発するキー忘れ防止装置などが開発されている。
これらの装置は、車両が運転されていないときに作動する必要があるので、即ちエンジンが停止されてバッテリに充電されない状態で作動する必要があるので、通常は、少ない電力で作動できるようにされている。
【0004】
例えばセキュリティ装置(セキュリティECU)は、図9に示す様に、イグニッションスイッチ(IG SW)がオフの場合には、低電力で作動するモード(いわゆる暗電流が供給されるモード)にて、バッテリから電力(B+)を供給されており、外力によってスイッチが作動したときに、通常の高電力モードに切り替わって作動するように設定されている。
【0005】
ところが、上述した装置は、暗電流(即ち低電力の状態)で待機している状態に設定されているが、バッテリに充電されない状態が長時間継続すると、バッテリ電圧が低下し、その機能が停止する可能性がある。
この消費電力を低減するための対策として、例えば、近接センサで所定のエリア内に人体が入ってきたことを検知した場合のみ、ユーザコード受信回路に電源電圧を供給するようにする技術が提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
また、イグニッションキーをOFFしたときに、メインDC−DCコンバータではなく、サブDC−DCコンバータにより、低電圧負荷により暗電流を供給する技術が提案されている(特許文献2参照)。
更に、装置が使用される時間帯に応じて、間欠的に送受信装置に電力を供給する技術が提案されている(特許文献3参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−306639号公報 (第2頁、図3)
【特許文献2】
特開2001−268787号公報 (第3頁、図2)
【特許文献3】
特開2002−81239号公報 (第2頁、図9)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術の場合、例えば盗難防止装置の場合には、運転者が車両を離れたときに、車両の異常を監視する盗難防止モードとするために、どうしても暗電流を必要とするので、消費電力の一層の低減が望まれていた。
【0009】
同様なことは、キー忘れ防止装置にも言える。つまり、キー忘れ防止装置においても暗電流を供給し、所定の条件が満たされた場合(例えばキーをさした状態でドアが開けられた場合)に警報を発するように設定されているので、同様に、消費電力を低減することが望まれていた。
【0010】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、暗電流を低減して、消費電力を少なくすることができるセキュリティ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)請求項1の発明は、車両の防犯に係わる事項を検出する防犯事項検出手段(例えば各種の検知スイッチ)と、前記防犯事項検出手段により得られた信号に基づいて、前記車両の状態を監視するセキュリティ用電子制御装置と、を備えたセキュリティ装置において、前記防犯事項検出手段が外力によって作動した場合に、前記セキュリティ用電子制御装置に対して、その作動に必要な電力を供給する構成を備えたことを特徴とする。
【0012】
ここで、防犯に係わる事項とは、車両の盗難や破壊等の発生を検出するために必要な事項、即ち防犯のために必要な事項であり、これらの事項(例えばドアの開閉、搭乗の有無、窓の破壊等)が検出され、必要な条件(異常の確定及び待機時間等)が満たされた場合には、セキュリティ装置により警報の発生等の動作を行う。
【0013】
本発明では、検知スイッチ等の防犯事項検出手段が外力によって作動した場合には、セキュリティ用電子制御装置に電力を供給するので、この作動を開始したセキュリティ用電子制御装置により、防犯事項検出手段によって検出した内容に応じて、盗難等の発生を判断して、適切に警報等を発生することができる。
【0014】
特に本発明では、防犯事項検出手段が外力によって作動した場合に、セキュリティ用電子制御装置に電力を供給するので、従来の様に、運転者等が車両を離れた場合でも常時暗電流を供給する必要が無く、消費電力を大きく低減することができる。これにより、バッテリ上がりを抑制できるという顕著な効果を奏する。
【0015】
(2)請求項2の発明は、前記セキュリティ用電子制御装置に電力が供給された場合に、所定の条件(盗難や破壊等の異常が発生したと見なすことができる条件)が満たされたときには、警報を発することを特徴とする。
本発明は、セキュリティ用電子制御装置に電力が供給された場合の動作を例示したものである。ここでは、盗難や破壊等の異常が発生したと見なすことができる所定の条件が満たされた場合に、その異常を報知することができる。
【0016】
(3)請求項3の発明は、前記電力を供給する電源から前記セキュリティ用電子制御装置に至る電源供給回路に、前記防犯事項検出手段を配置したことを特徴とする。
本発明は、防犯事項検出手段の配置位置を例示したものである。
【0017】
(4)請求項4の発明は、前記防犯事項検出手段の動作により、前記電力供給回路をオン・オフすることを特徴とする。
本発明では、防犯事項検出手段を、回路をオン・オフする例えばスイッチとして電源供給回路に直接に接続することにより、防犯事項検出手段のオン・オフにより、セキュリティ用電子制御装置への電力供給のオン・オフを調節することができる。
【0018】
(5)請求項5の発明は、ドアのロック・アンロックの状態に基づいて、前記電力供給回路をオン・オフするスイッチ動作を行うA回路を備えたことを特徴とする。
例えばリモコン操作(又は直接の車両のスイッチ操作)により、(全ドア一斉の)ドアのロック・アンロックを行う場合に、それに連動してA回路を駆動して、電力供給回路をオン・オフすることができる。
【0019】
(6)請求項6の発明は、前記A回路と前記防犯事項検出手段とを直列に接続したことを特徴とする。
本発明は、回路構成を例示したものである。ここで、A回路と防犯事項検出手段とは直列に接続されているので、A回路と防犯事項検出手段とが共にオンの場合には、セキュリティ用電子制御装置に電力を供給することができる。尚、防犯事項検出手段が複数ある場合には、それらを並列に接続すればよい。
【0020】
(7)請求項7の発明は、前記ドアロック時に、前記A回路をオンすることにより、前記防犯事項検出手段の作動を待機するセキュリティ監視待機状態に移行する。
例えばリモコンによりドアをロックする場合に、A回路をオンすることにより、(検知スイッチ等以外の)電源供給回路をオンにすることができる。従って、この状態で、検知スイッチ等が外力によって作動した場合には、セキュリティ用電子制御装置へ電力を供給することができる。
【0021】
ここで、セキュリティ監視待機状態とは、検知スイッチ等の防犯事項検出手段が作動するかどうかを待機する状態であるが、防犯事項検出手段が作動した場合にはセキュリティ用電子制御装置も作動するので、実施的にセキュリティのための監視状態であると言える。
【0022】
(8)請求項8の発明は、運転者の着座状態を検出する着座検出手段と、リモコン操作又は直接の操作による全ドア一斉のドアロックを検出するドアロック検出手段と、前記着座検出手段及びドアロック検出手段によって、着座時に前記ドアロックを検出した場合には、前記セキュリティ監視待機状態を解除するセキュリティ解除手段と、を備えたことを特徴とする。
【0023】
本発明は、セキュリティ装置の誤動作を防止するものである。
例えば運転者が搭乗してリモコンでドアをロックした場合には、警報の必要が無いので、この様な操作状態を検出した場合には、セキュリティ監視待機状態に入らず(従って車両を監視する状態となることがなく)、警報の発生を行わないようにしたものである。
【0024】
尚、前記直接の操作とは、リモコン以外でドアのロック・アンロックを行うものであり、例えば車両キーによる操作や車内に設けられたスイッチによる操作が挙げられる。
(9)請求項9の発明は、前記セキュリティ装置が、異常検出時に警報を発する防犯装置であることを特徴とする。
【0025】
本発明は、セキュリティ装置が、車両の盗難や破壊等を防止する防犯装置であることを例示したものである。
(10)請求項10の発明は、車両キー(即ちエンジンをかけるためにイグニッションキー)の抜き忘れに係わる事項を検出するキー事項検出手段(例えば検知スイッチ)と、前記キー事項検出手段により得られた信号に基づいて、前記キーの抜き忘れを監視するキー用電子制御装置と、を備えたセキュリティ装置において、前記キー事項検出手段が外力によって作動した場合に、前記キー用電子制御装置に対して、その作動に必要な電力を供給する構成を備えたことを特徴とする。
【0026】
ここで、車両キーの抜き忘れに係わる事項とは、イグニッション装置に差し込まれた車両キーの抜き忘れの発生を検出するために必要な事項であり、これらの事項(例えばドアの開閉、搭乗の有無等)が検出され、必要な条件(抜き忘れの確定及び待機時間等)が満たされた場合には、セキュリティ装置により警報の発生等の動作を行う。
【0027】
本発明では、検知スイッチ等のキー事項検出手段が外力によって作動した場合には、セキュリティ用電子制御装置に電力を供給するので、この作動を開始したセキュリティ用電子制御装置により、キー事項検出手段によって検出した内容に応じて、キーの抜き忘れの発生を判断して、適切に警報等を発生することができる。
【0028】
特に本発明では、キー事項検出手段が外力によって作動した場合に、セキュリティ用電子制御装置に電力を供給するので、従来の様に、常時暗電流を供給する必要が無く、消費電力を大きく低減することができる。これにより、バッテリ上がりを抑制できるという顕著な効果を奏する。
【0029】
(11)請求項11の発明は、前記キー用電子制御装置に電力が供給された場合に、所定の条件が満たされたときには、警報を発することを特徴とする。
本発明は、セキュリティ用電子制御装置に電力が供給された場合の動作を例示したものである。ここでは、キーの抜き忘れが発生したと見なすことができる所定の条件が満たされた場合に、それを報知することができる。
【0030】
(12)請求項12の発明は、車両キーがイグニッション装置に差し込まれている場合に、ドアが開かれたときには、警報を発することを特徴とする。
本発明は、警報を発する条件を例示したものである。つまり、車両キーがイグニッション装置に差し込まれている場合に、ドアが開かれたときには、車両キーの抜き忘れの状態であると見なして、警報を発生する。
【0031】
(13)請求項13の発明は、前記電力を供給する電源から前記キー用電子制御装置に至る電源供給回路に、前記キー事項検出手段を配置したことを特徴とする。
本発明は、防犯事項検出手段の配置位置を例示したものである。
【0032】
(14)請求項14の発明は、前記キー事項検出手段の動作により、前記電力供給回路をオン・オフすることを特徴とする請求項12に記載のセキュリティ装置。
本発明では、キー事項検出手段を、回路をオン・オフする例えばスイッチとして電源供給回路に直接に接続することにより、キー事項検出手段のオン・オフにより、セキュリティ用電子制御装置への電力供給のオン・オフを調節することができる。
【0033】
(15)請求項15の発明は、前記キー事項検出手段(例えばドアSW)と前記車両キーがイグニッション装置に差し込まれていることを検出する手段(例えばキーアンロックウォーニングSW)とを直列に接続したことを特徴とする。
本発明は、回路構成を例示したものである。ここで、例えばドアSWとキーアンロックウォーニングSWとは直列に接続されているので、ドアSWとキーアンロックウォーニングSWとが共にオンの場合には、セキュリティ用電子制御装置に電力を供給することができる。
【0034】
(16)請求項16の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載の車両の防犯のためのセキュリティ装置と、請求項10〜15のいずれかに記載のキーの抜き忘れ防止のためのセキュリティ装置とを、共に備えたことを特徴とする。
本発明は、車両の防犯の機能とキー抜き忘れ防止の機能とを、共に備えている。
【0035】
(17)請求項17の発明は、前記電源供給回路に、前記A回路と前記防犯事項検出手段又はキー事項検出手段とを直列に接続するとともに、前記A回路と並列にB回路を設け、該B回路には、前記キー事項検出手段と前記車両キーがイグニッション装置に差し込まれていることを検出する手段(例えばキーアンロックウォーニングスイッチ)とを直列に接続したことを特徴とする。
【0036】
本発明は、車両の防犯の機能とキー抜き忘れ防止の機能とを共に備えた回路を例示したものである。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のセキュリティ装置の実施の形態の例(実施例)を説明する。(実施例1)
ここでは、セキュリティ装置として、車両の防犯装置(盗難防止装置)を例に挙げて説明する。
【0038】
a)まず、本実施例の盗難防止装置の基本的なシステム構成を図1を用いて説明する。尚、図1のスイッチ状態は、乗員無しでドアが閉じられてロックされた状態(駐車状態)を示している。
図1に示す様に、本実施例では、電源(バッテリ)1から、常時、ワイヤレスドアロック制御用電子制御装置(ワイヤレスドアロック用ECU)3と、燃料噴射制御用電子制御装置(EFI用ECU)5とに対して、電力(+B電圧)を供給するように構成されている。
【0039】
また、イグニッションスイッチ(IG SW)7のオン・オフの情報が、ワイヤレスドアロック用ECU3とEFI用ECU5とに入力するように構成されている。
特に、本実施例では、バッテリ1は、電源供給回路9を介して、車両の盗難を監視するセキュリティ用電子制御装置(セキュリティ用ECU)11に接続されており、この電源供給回路9には、セキュリティ電源スイッチ(A回路)13と各検知スイッチ15〜19とが直列に接続されている。
【0040】
このうち、前記A回路13は、車両キー(イグニッションキー:IG キー)による直接のロック・アンロック操作、即ち、車両キーをドアの鍵穴に差し込んで電動モータを駆動して、全ドア一斉にロック・アンロックする操作や、ドアの内側に配置されたスイッチによって同様にロック・アンロックする操作や、ワイアレスドアロックリモコン(通常は車両キーと一体のリモコン)による同様なロック・アンロック操作によって、電源供給回路9をオン(閉)・オフ(開)するスイッチである。
【0041】
よって、ドアがアンロック(解錠)されると、その回路が開き、逆に、ドアがロック(施錠)されると、その回路が閉じる。例えばリモコンが操作された場合には、その信号は、ワイヤレスドアロック用ECU3に入力され、ワイヤレスドアロック用ECU3からA回路13に対して信号が出力されて、A回路13がオン・オフに駆動される。
【0042】
前記検知スイッチとしては、搭乗者が座席に座ったことを検知する乗員検知スイッチ(座席に座った時にオンとなる座席SW)15、ドアの開閉を検知するカーテシランプスイッチ(ドア開のときオンとなるドアSW)17、窓の破壊を検知するウインドウスイッチ(窓が破壊されたときにオンとなるウインドウSW)19などが挙げられる。
【0043】
これらの検知スイッチ15〜19同士は並列に配置されているが、各検知スイッチ15〜19は、A回路13とセキュリティ用ECU11との間にて直列に配置されている。従って、A回路13がオンとなっている場合に、いずれか1つのスイッチでもオンになれば、A回路13とセキュリティ用ECU11との回路が接続されて、バッテリ1からセキュリティ用ECU11に電力が供給される。
【0044】
前記セキュリティ用ECU11は、上述した各検知スイッチ15〜19等のオン・オフの状態に基づいて、車両の盗難に関する異常を検知し、異常を検知した場合には、ブザー等の報知装置21を駆動して警報を発する制御装置である。
よって、このセキュリティ用ECU11は、車両の異常を検知した場合には、所定時間経過後に、(盗難による)車両の移動を禁止するために、EFI用ECU5に対して、エンジンを停止させるエンジンストップ信号を出力したり、報知装置21に対して、警報を発生するための警報信号を出力したりする。
【0045】
b)次に、本実施例の盗難防止装置の制御手順について説明する。
尚、ここでは、ワイアレスドアロックリモコンを用いた全ドア一斉の(電動による)ロック・アンロックの場合を例に挙げるが、直接の車両キー操作やスイッチ操作による全ドア一斉の(電動による)ロック・アンロックの場合も同様である。
【0046】
▲1▼まず、ドアのメイン制御について、図2のフローチャートについて説明する。
図2のステップ100では、リモコンから、ドアのロック又はアンロックを指示する信号(電動ドア信号)を受信したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ110に進み、一方否定判断されると一旦本手順を終了する。
【0047】
ステップ110では、後述するセキュリティに関するセキュリティ制御を行い、一旦本手順を終了する。
▲2▼次に、前記ステップ110の盗難防止制御について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0048】
図3のステップ200にて、電動ドア信号がドアのアンロック(ドア開)を示す信号か、ロック(ドア閉)を示す信号かを判定する。ここで、アンロックを示す信号であると判定されるとステップ210に進み、一方、ロックを示す信号であると判定されるとステップ220に進む。
【0049】
ステップ210では、A回路13をオフし、セキュリティ用ECU11に対する電力の供給を禁止し、一旦本手順を終了する。
これにより、例えば着座等によって検知スイッチ15〜19がオンとなっても、正規のワイアレスドアロックリモコンが操作された場合には、セキュリティ用ECU11に電力が供給されないので、実際にセキュリティが実施されている状態であるセキュリティ監視状態となることがない。
【0050】
一方、ステップ220では、A回路13をオンし、セキュリティ用ECU11に対する電力の供給を許可する。この状態がセキュリティ監視待機状態である。よって、後述する様に、正規のリモコンが操作されない場合に、例えば着座等によって検知スイッチ15〜19がオンとなったときには、セキュリティ用ECU11に電力が供給されるので、セキュリティ監視待機状態からセキュリティ監視状態に移行する。
【0051】
続くステップ230では、ドアが開けられたか否かを、ドアSW17がオンかオフかによって判定する。ここで肯定判断されるとステップ260に進み、一方否定判断されるとステップ240に進む。
ステップ260では、正規のリモコン操作でドアがアンロックされたのでは無いにもかかわらずドアが開いたと見なして、即ち、異常が発生したと見なして、所定時間後に、報知装置21を作動させる。これにより、ブザーの鳴動等の警報を発生させて、一旦本手順を終了する。
【0052】
一方、ステップ240では、乗員が検知されたか否かを、座席SW15がオンかオフかによって判定する。ここで肯定判断されると前記ステップ260に進み、一方否定判断されるとステップ250に進む。
ステップ260では、正規のリモコン操作でドアがアンロックされたのでは無いにもかかわらず誰かが座席に座ったと見なして、即ち、異常が発生したと見なして警報を発生させて、一旦本手順を終了する。
【0053】
一方、ステップ250では、窓を破壊されたか否かを、ウインドウSW19がオンかオフかによって判定する。ここで肯定判断されると前記ステップ260に進み、一方否定判断されると前記ステップ200に戻る。
ステップ260では、窓の破壊による異常が発生したと見なして、警報を発生させて、一旦本手順を終了する。
【0054】
つまり、前記ステップ230〜250にて、各種の異常を検知した場合には、その異常を報知するのである。
このステップ230〜250の処理は、いわゆるラッチ機能を有する処理であり、一旦異常が検知された場合には、その異常を検知した状態を保持して、異常を報知を継続する。尚、正規のリモコン操作でドアがアンロックされた場合には、このラッチ機能は無い。
【0055】
c)次に、本実施例の盗難防止装置の効果について説明する。
本実施例では、バッテリ1からセキュリティ用ECU11に到る電源供給回路9に、各検知スイッチ15〜19を配置し、各検知スイッチ15〜19が、例えば車両の破壊や不法侵入等の外力によってオンとなった場合に、バッテリ1からセキュリティ用ECU11に電力を供給するようにしている。
【0056】
これにより、従来の様に、運転者が車両を離れた場合に、常時セキュリティ用ECU11に暗電流を供給する必要が無いので、消費電力を大きく低減できるという効果がある。
また、本実施例では、電源供給回路9に直列にA回路13及び各検知スイッチ15〜19を配置し、リモコンの操作により、A回路13をオン・オフするようにしている。
【0057】
そのため、ドアロックをすることにより、自動的に、検知スイッチ15〜19の作動によるセキュリティ用ECU11への電力供給を開始可能な状態(セキュリティ監視待機状態)に設定することができる。
また、ドアをアンロックをすることにより、自動的にセキュリティ監視待機状態を解除することができるので、正規の車両キーを有する運転者が乗車した場合に、警報が発せられることがない。
(実施例2)
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0058】
本実施例は、前記実施例1とほぼ同様な盗難防止装置のシステム構成を有するが、乗員の不用意なリモコン操作による誤動作を防止する構成に特徴がある。
a)まず、本実施例の盗難防止装置の基本的なシステム構成を図4を用いて説明する。尚、図4のスイッチ状態は、乗員無しでドアが閉じられてロックされた状態(駐車状態)を示している。
【0059】
図4に示す様に、本実施例では、前記実施例1と同様に、バッテリ31から、常時、ワイヤレスドアロック用ECU33と、EFI用ECU35とに対して、+B電圧を供給するように構成されている。
また、IG SW37のオン・オフの情報が、ワイヤレスドアロック用ECU33とEFI用ECU35とに入力するように構成されている。
【0060】
更に、バッテリ31は、電源供給回路39を介して、セキュリティ用ECU41に接続されており、この電源供給回路39には、A回路43と各検知スイッチ45〜49とが直列に接続されている。前記検知スイッチとしては、座席SW45、ドアSW47、ウインドウSW49などが挙げられる。
【0061】
特に、本実施例では、座席SW45がオンになった場合には、その乗員検知の信号が、ワイヤレスドアロック用ECU33に入力するように構成されている。
b)次に、本実施例の盗難防止装置の制御手順について説明する。
ここでは、ドアのメイン制御については、前記実施例1と同様であるので、その説明は省略し、図5のフローチャートに基づいて、盗難防止制御について説明する。
【0062】
尚、以下では、前記実施例1と同様に、リモコンを用いた全ドア一斉のロック・アンロックの場合を例に挙げるが、直接のスイッチ操作による全ドア一斉のロック・アンロックの場合も同様である。
図5のステップ300にて、電動ドア信号がドアのアンロック(ドア開)を示す信号か、ロック(ドア閉)を示す信号かを判定する。ここで、アンロックを示す信号であると判定されるとステップ310に進み、一方、ロックを示す信号であると判定されるとステップ320に進む。
【0063】
ステップ310では、A回路43をオフし、セキュリティ用ECU41に対する電力の供給を禁止し、一旦本処理を終了する。
一方、ステップ320では、A回路43をオンし、セキュリティ用ECU41に対する電力の供給を許可する。
【0064】
続くステップ330では、ドアが開けられたか否かを、ドアSW47がオンかオフかによって判定する。ここで肯定判断されるとステップ370に進み、一方否定判断されるとステップ340に進む。
ステップ370では、異常が発生したと見なして、所定時間後に、報知装置50を駆動して警報を発生させて、一旦本手順を終了する。
【0065】
一方、ステップ340では、乗員が検知されたか否かを、座席SW45がオンかオフかによって判定する。ここで肯定判断されるとステップ360に進み、一方否定判断されるとステップ350に進む。
ステップ350では、窓を破壊されたか否かを、ウインドウSW49がオンかオフかによって判定する。ここで肯定判断されると前記ステップ370に進んで異常を報知し、一方否定判断されると前記ステップ300に戻る。
【0066】
一方、ステップ360では、乗員を検知した状態で、正規のリモコン操作でドアがロックされたか否かを判定する。つまり、適正な運転手が乗車した状態で、誤ってリモコンにてドアをロックしたか否かを判定する。ここで肯定判断されると前記ステップ310に進み、一方否定判断されると前記ステップ370に進む。
【0067】
つまり、正しい運転者による誤ったリコモン操作である場合には、盗難防止のために異常を報知する必要が無いので、ステップ310にて、A回路43をオフする。これにより、座席SW45によって乗員が検知されていても、セキュリティ用ECU41に電力が供給されないので、異常が報知されることはない。
【0068】
一方、リコモン操作によるロックが検出されない場合には、異常であるとして、ステップ370にて、そのまま、異常を報知するのである。
c)本実施例では、正規の操作でドアがアンロックされて、ドアが開けられ、乗員の着座が検出された後に、リモコンによってドアロックが操作された場合には、リモコンによる誤操作であるとみなして、異常の報知を禁止している。
【0069】
従って、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、正規の運転者が予期しない様な不要な異常報知を防止することができるという利点がある。
(実施例3)
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0070】
本実施例は、前記実施例1の盗難防止装置とは異なり、車両キーの抜き忘れを防止するキー忘れ防止装置に関するものである。
a)まず、本実施例のキー忘れ防止装置の基本的なシステム構成を図6を用いて説明する。尚、図6のスイッチ状態は、乗員無しで、車両キー無しで、ドアが閉められた状態(駐車状態)を示している。
【0071】
図6に示す様に、本実施例では、前記実施例1と同様に、バッテリ51から、常時、ワイヤレスドアロック用ECU53とEFI用ECU55とに対して、+B電圧を供給するように構成されている。
また、IG SW57のオン・オフの情報が、ワイヤレスドアロック用ECU53とEFI用ECU55とに入力するように構成されている。
【0072】
更に、バッテリ51は、電源供給回路65を介して、セキュリティ用ECU63に接続されている。つまり、電源供給回路65には、車両キーがIG SW57に差し込まれた場合にオンとなるキーアンロックウォーニングスイッチ(キーアンロックウォーニングSW)59とドアSW61とが直列に接続されている。
【0073】
従って、キーアンロックウォーニングSW59とドアSW61とが共にオン(閉)となると、バッテリ51からセキュリティ用ECU63に電力が供給される。
尚、このセキュリティ用ECU63には、警報を発する報知装置65が接続されている。
【0074】
b)次に、本実施例のキー忘れ防止装置の制御手順について説明する。尚、この制御手順は一定時間毎に繰り返される。
図7のステップ400にて、車両キーがIG SW57に差し込まれた状態である否かを、キーアンロックウォーニングSW59がオンであるか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ410に進み、一方否定判断されると一旦本手順を終了する。
【0075】
ステップ410では、ドアが開けられたか否かを、ドアSW61がオンか否かによって判定する。ここで肯定判断されるとステップ420に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。
ステップ420では、車両キーが差し込まれた状態でドアが開かれたので、即ち、車両キーが抜き忘れの状態であるとみなして、セキュリティ用ECU63に電力を供給する。
【0076】
続くステップ430では、電力を供給されたセキュリティ用ECU63によって報知装置65を駆動して、ブザー等によりキー忘れの警報を発生し、一旦本手順を終了する。
c)この様に、本実施例では、車両キーが抜き忘れの状態となった場合には、キーアンロックウォーニングSW59とドアSW61がオンとなるので、両SW59、61がオンとなったときに、バッテリ51から両SW59、61を介してセキュリティ用ECU63に電力を供給することができる。
【0077】
従って、従来の様に常時暗電流を供給する構成と比べて、消費電力を大きく低減することができる。
(実施例4)
次に、実施例4について説明するが、前記実施例2と同様な箇所の説明は省略する。
【0078】
本実施例は、前記実施例2の盗難防止の構成に、キー忘れ防止の構成を加えたセキュリティ装置である。
a)まず、本実施例のセキュリティ装置の基本的なシステム構成について、図8を用いて説明する。尚、図8のスイッチ状態は、乗員無しで、キー無しで、ドアが閉じられてロックされた状態(駐車状態)を示している。
【0079】
図8に示す様に、本実施例では、前記実施例2と同様に、バッテリ71から、常時、ワイヤレスドアロック用ECU73とEFI用ECU75とに対して、+B電圧を供給するように構成されている。
また、IG SW77のオン・オフの情報が、ワイヤレスドアロック用ECU73とEFI用ECU75とに入力するように構成されている。
【0080】
更に、バッテリ71は、電源供給回路79を介して、セキュリティ用ECU81に接続されており、この電源供給回路79には、A回路83と各検知スイッチ85〜89とが直列に接続されている。前記検知スイッチとしては、座席SW85、ドアSW87、ウインドウSW89などが挙げられる。
【0081】
特に、本実施例では、A回路83と並列にB回路91が接続されており、B回路91には、(運転者が着座するとオフとなる)B座席SW93及びキーアンロックウォーニングSW95が直列に接続されている。
従って、ドアロックして運転者が車両を離れた場合には、A回路83がオンとなり、その後、各検知スイッチ85〜89のいずれかがオンとなったときには、セキュリティ用ECU81に電力が供給される。
【0082】
また、後述する様に、運転者がドアアンロックして車両に乗り込んだ場合には、A回路83がオフ、座席SW85がオン、B座席SW93がオフとなり、その後、車両キーを差し込んだままで、ドアを開けて運転者が座席を離れると、キーアンロックウォーニングSW95がオン、座席SW85がオフ、B座席SW93がオン、ドアSW87がオンとなり、セキュリティ用ECU81に電力が供給される。
【0083】
b)次に、本実施例の動作について説明する。
▲1▼本実施例では、上述した構成より、前記実施例1、2のメイン制御(図2参照)及び実施例2の盗難防止制御(図5参照)を行う。
それによって、前記実施例1、2と同様に、盗難防止を監視する場合において、運転者が車両を離れたときでも、常時セキュリティ用ECU81に暗電流を供給する必要が無いので、消費電力を大きく低減できるという効果がある。
【0084】
また、前記実施例2と同様に、乗員の着座が検出された後に、リモコンによってドアロックが操作された場合に、リモコンによる誤操作であるとみなして、異常の報知をすることがない。
▲2▼更に、本実施例では、前記実施例3と同様に、キー忘れ防止制御(図7参照)も行う。
【0085】
例えば運転者が、リモコンによってドアを開けて搭乗し、車両キーを差し込んだ場合には、A回路83はオフ、座席SW85はオン、B座席SW93はオフ、キーアンロックウォーニングSW95はオンである。
この状態では、バッテリ71からB回路91を介してセキュリテュ用ECU81に至る回路は開いており、セキュリテュ用ECU81には電力は供給されていない。
【0086】
しかし、その後、車両キーを差し込んだままで、ドアを開けて運転者が座席を離れると、キーアンロックウォーニングSW95がオン、座席SW85がオフ、B座席SW93がオン、ドアSW87がオンとなる。よって、バッテリ71からB回路91及びドアSW87を介してセキュリティ用ECU81に至る回路が閉じるので、セキュリティ用ECU81に電力が供給される。
【0087】
そして、キーアンロックウォーニングSW95がオン、B座席SW93がオン(又は座席SW85がオフ)、ドアSW87がオンの状態に基づいて、キー忘れと判断されて警報が発せられることになる。
本実施例の場合も、着座して車両キーが差し込まれた場合、(B座席SW93及びドアSW87の動作に基づく)車両キーの抜き忘れを監視する状態となるので、その点からも、消費電力を低減することができる。
【0088】
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の盗難防止装置のシステム構成を示す説明図である。
【図2】実施例1のメイン制御を示すフローチャートである。
【図3】実施例1の盗難防止制御を示すフローチャートである。
【図4】実施例2の盗難防止装置のシステム構成を示す説明図である。
【図5】実施例2の盗難防止制御を示すフローチャートである。
【図6】実施例3のキー忘れ防止装置のシステム構成を示す説明図である。
【図7】実施例3のキー忘れ防止制御を示すフローチャートである。
【図8】実施例4のセキュリティ装置のシステム構成を示す説明図である。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1、31、51、71…電源(バッテリ)
7、37、57、77…イグニッションスイッチ(IG SW)
9、39、65、79…電源供給回路
11、41、63、81…セキュリティ用電子制御装置(セキュリティ用ECU)
13、43、83…セキュリティ電源スイッチ(A回路)
15、45、85…乗員検知スイッチ(座席SW)
17、47、87…カーテシランプスイッチ(ドアSW)
19、49、89…ウインドウスイッチ(ウインドウSW)
21、50、65…報知装置

Claims (17)

  1. 車両の防犯に係わる事項を検出する防犯事項検出手段と、
    前記防犯事項検出手段により得られた信号に基づいて、前記車両の状態を監視するセキュリティ用電子制御装置と、
    を備えたセキュリティ装置において、
    前記防犯事項検出手段が外力によって作動した場合に、前記セキュリティ用電子制御装置に対して、その作動に必要な電力を供給する構成を備えたことを特徴とするセキュリティ装置。
  2. 前記セキュリティ用電子制御装置に電力が供給された場合に、所定の条件が満たされたときには、警報を発することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ装置。
  3. 前記電力を供給する電源から前記セキュリティ用電子制御装置に至る電源供給回路に、前記防犯事項検出手段を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のセキュリティ装置。
  4. 前記防犯事項検出手段の動作により、前記電力供給回路をオン・オフすることを特徴とする請求項3に記載のセキュリティ装置。
  5. ドアのロック・アンロックの状態に基づいて、前記電力供給回路をオン・オフするスイッチ動作を行うA回路を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載のセキュリティ装置。
  6. 前記A回路と前記防犯事項検出手段とを直列に接続したことを特徴とする請求項5に記載のセキュリティ装置。
  7. 前記ドアロック時に、前記A回路をオンすることにより、前記防犯事項検出手段の作動を待機するセキュリティ監視待機状態に移行することを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ装置。
  8. 運転者の着座状態を検出する着座検出手段と、
    リモコン操作又は直接の操作による全ドア一斉のドアロックを検出するドアロック検出手段と、
    前記着座検出手段及びドアロック検出手段によって、着座時に前記ドアロックを検出した場合には、前記セキュリティ監視待機状態を解除するセキュリティ解除手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項7に記載のセキュリティ装置。
  9. 前記セキュリティ装置が、異常検出時に警報を発する防犯装置であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のセキュリティ装置。
  10. 車両キーの抜き忘れに係わる事項を検出するキー事項検出手段と、
    前記キー事項検出手段により得られた信号に基づいて、前記キーの抜き忘れを監視するキー用電子制御装置と、
    を備えたセキュリティ装置において、
    前記キー事項検出手段が外力によって作動した場合に、前記キー用電子制御装置に対して、その作動に必要な電力を供給する構成を備えたことを特徴とするセキュリティ装置。
  11. 前記キー用電子制御装置に電力が供給された場合に、所定の条件が満たされたときには、警報を発することを特徴とする請求項10に記載のセキュリティ装置。
  12. 車両キーがイグニッション装置に差し込まれている場合に、ドアが開かれたときには、警報を発することを特徴とする請求項11に記載のセキュリティ装置。
  13. 前記電力を供給する電源から前記キー用電子制御装置に至る電源供給回路に、前記キー事項検出手段を配置したことを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載のセキュリティ装置。
  14. 前記キー事項検出手段の動作により、前記電力供給回路をオン・オフすることを特徴とする請求項13に記載のセキュリティ装置。
  15. 前記キー事項検出手段と前記車両キーがイグニッション装置に差し込まれていることを検出する手段とを直列に接続したことを特徴とする請求項14に記載のセキュリティ装置。
  16. 請求項1〜9のいずれかに記載の車両の防犯のためのセキュリティ装置と、請求項10〜15のいずれかに記載のキーの抜き忘れ防止のためのセキュリティ装置とを、共に備えたことを特徴とするセキュリティ装置。
  17. 前記電源供給回路に、前記A回路と前記防犯事項検出手段又はキー事項検出手段とを直列に接続するとともに、
    前記A回路と並列にB回路を設け、該B回路には、前記キー事項検出手段と前記車両キーがイグニッション装置に差し込まれていることを検出する手段とを直列に接続したことを特徴とする請求項16に記載のセキュリティ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057038A (ja) * 2007-08-07 2009-03-19 Asmo Co Ltd 車両用セキュリティ装置及び車両用開閉体制御装置

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