JP2004283216A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1吸込具に第2吸込具を着脱自在に接続して、それぞれの吸込具を用いた掃除動作が安定して行え、かつ安全性および使用性を向上させた電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】被掃除面上の塵埃を掻き上げる回転ブラシ20と前記回転ブラシ20を駆動させる駆動源21とを有する第1吸込具11と、前記第1吸込具11に着脱自在で同じく被掃除面上の塵埃を吸引する機能を有する第2吸込具10とを備え、前記第2吸込具10を第1吸込具11から取り外すと、前記駆動源21の駆動が停止するもので、第2吸込具10を第1吸込具11から取り外すと回転ブラシ20の回転が止まるので、無駄な電力を消費することもなく、安全性も維持できる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1吸込具に着脱自在な第2吸込具を有する電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、床移動型の電気掃除機の例を示すもので、この真空掃除機(電気掃除機)は吸込具に特徴を有しており、その吸込具は、延長管213の先端部に上下方向の回動及び回転方向の回動を可能にするボールジョイント240を介して中空の第2吸込具250が取り付けられ、この第2吸込具250が第1吸込具210の吸込口に連通する開口部211aに着脱できるように構成されている。第2吸込具250が第1吸込具210に装着された状態では、延長管213の先端部に第1吸込具210が取り付けられた状態になるので、中空の第2吸込具250から第1吸込具210に通じる空気流路が形成され、第1吸込具210を用いた被掃除面の掃除を行うことができ、必要に応じて押圧部320を足で押し下げることにより第1吸込具210から第2吸込具250を離脱させることができる。この構成は第1吸込具210と第2吸込具250とを腰を屈めることなく切り換えることができ、被掃除面の掃除から階段等の狭い場所の掃除に簡単に切り換えることができる利便性を有したものとなる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−314358号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術に係る電気掃除機では前記第1吸込具210に塵埃を掻き上げる回転ブラシ等を有していないため、第1吸込具210に第2吸込具250を装着して使用した場合には、集塵性能が十分でないという課題を有していた。
【0005】
本発明は上記従来技術の課題に鑑みて創案されたもので、第1吸込具に第2吸込具を着脱自在に接続して、それぞれの吸込具を用いた掃除動作が安定して行え、かつ安全性および使用性を向上させた電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵した掃除機本体と、前記電動送風機と連通し被掃除面上の塵埃を掻き上げる回転ブラシと前記回転ブラシを駆動させる駆動源とを有する第1吸込具と、前記第1吸込具に着脱自在で同じく被掃除面上の塵埃を吸引する機能を有する第2吸込具とを備え、前記第2吸込具を第1吸込具から取り外すと、前記駆動源の駆動が停止するもので、第2吸込具を第1吸込具から取り外すと回転ブラシの回転が止まるので、使用者が回転ブラシを停止させるための特別の動作を行う必要がないため、次の動作にスムーズに移行できるとともに、かつ取り外した第1吸込具の回転ブラシで被掃除面を傷つけることもなく、さらに回転ブラシが停止しているため、無駄な電力を消費することもなく、安全性も維持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明請求項1記載の発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵した掃除機本体と、前記電動送風機と連通し被掃除面上の塵埃を掻き上げる回転ブラシと前記回転ブラシを駆動させる駆動源とを有する第1吸込具と、前記第1吸込具に着脱自在で同じく被掃除面上の塵埃を吸引する機能を有する第2吸込具とを備え、前記第2吸込具を第1吸込具から取り外すと、前記駆動源の駆動が停止するもので、第2吸込具を第1吸込具から取り外すと回転ブラシの回転が止まるので、使用者が回転ブラシを停止させるための特別の動作を行う必要がないため、次の動作にスムーズに移行できるとともに、かつ取り外した第1吸込具の回転ブラシで被掃除面を傷つけることもなく、さらに回転ブラシが停止しているため、無駄な電力を消費することもなく、安全性も維持できる。
【0008】
本発明請求項2記載の発明は、第2吸込具を第1吸込具から取り外すと駆動源の駆動が停止し、前記第2吸込具を前記第1吸込具へ装着すると、前記駆動源が駆動可能な状態となるもので、また第2吸込具を第1吸込具から取り外すと回転ブラシの回転が止まる、再度第2吸込具を第1吸込具へ装着すると第1吸込具の回転ブラシが回転するのですぐ掃除作業に移れスムーズに移行でき、使用性を向上できる。
【0009】
本発明請求項3記載の発明は掃除機本体から電源を供給する給電接点を第2吸込具に設け、第1吸込具に前記第2吸込具を装着したとき、前記給電接点に対応する位置の第1吸込具に駆動源と電気的に接続する受電接点を設けたもので、第1吸込具から第2吸込具を取り外す動作で第1吸込具の回転ブラシの回転が停止し、第2吸込具を第1吸込具へ装着する動作で第1吸込具の回転ブラシを回転させることを実現できる。
【0010】
本発明請求項4記載の発明は、第2吸込具は、掃除機本体と空気流路を形成する管路に接続する連結部と吸気口有する吸気ヘッドから構成され、前記連結部と前記吸気口との間に、それらを上下方向及び左右方向に回動自在に連結する回動連結手段を設けるとともに、前記第2吸込具に設けた給電接点と第1吸込具に設けた受電接点は前記回動連結手段より前方に取り付けたもので、第2吸込具に設けた給電接点と第1吸込具に設けた受電接点は、前記回動連結手段より前方の第2吸込具が回動しない位置に取り付けているので両接点の接続は確実にでき、耐久性の向上が図れる。また、連結部と吸気ヘッドとの間に、それらを上下方向及び回転方向に回動自在に連結する回動連結手段が設けられているので、手元から第1吸込具の方向転換や掃除角度が自在で第1吸込具を用いた掃除が容易となる。
【0011】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に示す実施例は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】
本実施例は、図1に示すような床移動型の電気掃除機1及びその塵埃吸込口となる吸込具3について示すものである。この電気掃除機1は、先端に吸込具3を着脱可能に装着した延長管2は手元ハンドル(手元操作筒)4に連結され、手元ハンドル4から延出するホース6はホース継ぎ手5によって掃除機本体7に連結されている。
【0013】
上記吸込具3は、図2(a)(b)に示すように、前記延長管2に連結するための連結管(連結部)9に回動連結部(回動連結手段)8を介して吸気ヘッド40が接続された第2吸込具10を第1吸込具11に着脱自在に装着して構成されている。第1吸込具11に対する第2吸込具10の着脱は、第1吸込具11に設けられた操作レバー13を押し下げることにより第2吸込具10を把持する保持具12の把持状態が解放されて第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができ、第2吸込具10を用いて狭い場所の掃除ができ、保持具12内に第2吸込具10を載せて軽く押圧することにより第2吸込具10は第1吸込具11に装着され、第1吸込具11を用いて被掃除面の掃除を効率よく行なうことができる。
【0014】
上記第2吸込具10は、図3(a)(b)(c)に示すように、第1吸込具11への装着方向面となる下側面は円弧状に形成され、円弧軸方向に円弧頂点部位に起毛布(起毛体)14が貼着され、その両側に下面吸気口15が開口し、それぞれの脇にも起毛布14が貼着されている。また、先端側には後述する第1吸込具11の吸込口23に連通する先端吸気口16が開口し、第2吸込具10が第1吸込具11から離脱している状態では、図4に示すように、前記先端開口部16はバネ付勢された蓋体18によって下面側の一部を残して閉じられる。尚、17は後述する第1吸込具11に設けられた回転ブラシを回転駆動する電動機21に給電接続するための左右一対の給電接点であって、掃除機本体7からの配線リード線がホース6、手元ハンドル4、延長管2を通じて延長管2の先端に配線されており、第2吸込具10をその連結管9で延長管2に連結するときに、連結管9に設けられた給電部19が延長管2の先端配線に電気的接続され、給電部19から第2吸込具10内を配線して前記給電接点17に配線接続されている。
【0015】
上記起毛布14は、シート面上に細かい毛を密集起毛させたもので、下面吸気口15の両側を封鎖して下面吸気口15からの吸塵能力を向上させ、第2吸込具10の動きに応じて凹部の塵埃を掻き出し、掃除面の塵埃を下面吸気口15に導き、掃除面を拭く作用効果を発揮すると共に、家具や掃除面を傷つけないバンパーの作用も有するものである。この第2吸込具10に適用するのに起毛布14が最も望ましいものであるが、同形状のブラシ、フェルト等を用いることもできる。
【0016】
尚、本実施例の構成においては、第2吸込具10の下面吸気口15は2列に設けられているが、円弧の頂点部位に1列に設け、その両側に起毛布14を配設するように構成することもできる。
【0017】
上記第1吸込具11は、図5に内部構成を示すように、所謂パワーノズルとして構成され、ブラシやブレードなどを回転軸に取り付けた回転ブラシ20を電動機21によって回転駆動し、絨毯等から塵埃を掻き出す機能を備えている。前記電動機21への給電は、第2吸込具10が装着されることにより、第2吸込具10に配設された一対の給電接点17が第1吸込具11に配設された一対の受電接点22に摺動接触することによりなされる。ここで第2吸込具10を第1吸込具11から取り外すと給電接点17から受電接点22が離れ、電動機21への電源の供給がなくなり回転ブラシ20の回転が停止する。再度第2吸込具10を第1吸込具11に取り付けると電動機21への電源が供給され回転ブラシ20は回転を開始する。このように第2吸込具10を第1吸込具11から取り外す動作で回転ブラシ20の回転が止まるので次の動作にスムーズに移行できる、また取り外した第1吸込具11の回転ブラシ20で被掃除面を傷つけることもない。
【0018】
また第2吸込具10に設けた給電接点17と第1吸込具11に設けた受電接点22は上記回動連結手段8より前方の第2吸込具10が回動しない位置に取り付けているので両接点の接続は確実にでき、耐久性の向上が図れる。
【0019】
第1吸込具11は、前記回転ブラシ20を収容した横長の吸込口23を形成した幅広の吸込部24と、その中央部分から後方に突出する走行部25とを設けて、平面形状がTの字状に形成され、図6に示すように、上面側に走行部25の後方端から吸込部24にかけて第2吸込具収納凹部26が形成されている。第2吸込具収納凹部26内の前方側には前記吸込口23に連通する連通口27が開口されており、第2吸込具収納凹部26に第2吸込具10を装着すると、第2吸込具10に形成された先端吸気口16の蓋体18は開き、前記連通口27と先端吸気口16との間が連通し、掃除機本体7への空気流路が形成される。
【0020】
図7は、第1吸込具11に第2吸込具10を装着した状態を示す断面図で、第1吸込具11に第2吸込具10が装着されると、第2吸込具収納凹部26内の前方側から後方側に向けて突出する開閉操作リブ(先端吸気口開閉手段)28が第2吸込具10の先端吸気口16をバネ付勢によって部分的に閉じていた蓋体18を回動させ、図示するようにバネ付勢に抗して蓋体18を開き、先端吸気口16を全開状態にして、吸込口23から連結管9に至る空気流路を形成する。また、第2吸込具10の下面吸気口15は第2吸込具収納凹部26の底面によって塞がれるので、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した状態では、吸込口23からの吸気のみとなり、第1吸込具11による吸塵能力が損なわれない。
【0021】
図6に示すように、第1吸込具11に形成された第2吸込具収納凹部26は、第2吸込具10の高さ方向寸法と略同等の深さに形成されており、これに第2吸込具10を収容すると、図2(b)及び図7に示すように、第1吸込具11の上面から第2吸込具10が少し出るのみで、家具の下に空いた空間などに第1吸込具11を挿入できる扁平な第1吸込具11に構成することができる。また、第1吸込具11の高さは、図2に示すように第2吸込具収納凹部26の両側に小回り車輪36を配設したことによっても高さ減少の効果が得られている。
【0022】
第1吸込具11に設けられた操作レバー13を下方に押し下げる(足先で踏む)と、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができる。図4に示すように、先端吸気口16に設けられた蓋体18は前記開閉操作リブ(先端吸気口開閉手段)28による押圧がなくなるので、バネ付勢によって蓋体18は図示するように先端吸気口16を閉じる。このとき、蓋体18の上下方向寸法を先端吸気口16の開口高さ寸法より小さくしておくことにより、下方を空けた状態で先端吸気口16を部分的に閉じた状態が得られる。また、下面吸気口15は開放状態になるので、先端吸気口16の下方と複数の下面吸気口15から連結管9に至る空気流路が形成され、第2吸込具10による集塵機能が得られる。
【0023】
次に、第1吸込具11に対する第2吸込具10の着脱構造について、図8及び図9を参照して説明する。
【0024】
図8及び図9において、第1吸込具11に形成された第2吸込具収納凹部26内には、その断面形状に沿うように保持具(第2吸込具着脱手段)12が配設されている。保持具12はその中央のヒンジ部分で左右一対に接続され、図8に示す解放状態と、図9に示す把持状態とに切り換え操作することができ、その操作は前記操作レバー13の押し下げにより、図8に示す解放状態、即ち第2吸込具10の離脱状態とし、保持具12内に第2吸込具10を押し入れることにより、図9に示す把持状態、即ち第2吸込具10の装着状態とすることができる。
【0025】
図8に示す離脱状態では、保持具12は中央のヒンジ部分から左右に展開した状態にあり、保持具12内に第2吸込具10を押し入れると、ヒンジ部分の中央部に配設された押圧部材29が第2吸込具10の円弧側面頂点部位の起毛布14を前後に分割配置した間(図3参照)で押圧されて下がるので、保持具12は第2吸込具収納凹部26の底面側に下り、図9に示すように、第2吸込具10の吸気ヘッド40部位を包み込むように把持する。前記押圧部材29の下降と共に、それに連結された駆動部材32が支持部材31に軸支されたロッド30の一端を押し下げるので、ロッド30の他端に設けられた操作レバー13は、図9に示すように上昇位置になる。上記押圧部材29、ロッド30、支持部材31、駆動部材32は、保持具12と共に第2吸込具着脱手段38を構成する。
【0026】
この保持具12による第2吸込具10の装着状態をより確実にするためには、図示するように第2吸込具10の両側面に外方に付勢された係止ピン33を設け、これに対応して保持具12に係止凹部34を形成すると、第2吸込具10が保持具12内に押し入れられたとき、係止ピン33が係止凹部34内に嵌り込み、第1吸込具11に対する第2吸込具の安定した装着状態が得られる。尚、保持具12には、第2吸込具10に設けられた起毛布14を収容するための起毛布収納凹部35が形成され、第2吸込具10の装着状態で起毛布14が押し潰されてその機能が損なわれることを防止している。
【0027】
図9に示す第1吸込具11に対する第2吸込具10の装着状態から第2吸込具10を離脱させるには、上昇位置にある操作レバー13を押し下げると、ロッド30が支持部材31を支点として回動し、駆動部材32により保持具12のヒンジ部分を押し上げるので、保持具12が開くと同時に押圧部材29によって第2吸込具10が押し上げられ、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができる。
【0028】
前述したように、第2吸込具10には吸気ヘッド40と連結管9との間を左右方向に回動自在に連結する回動連結部8が設けられており、図2及び図7に示すように、第2吸込具10が第1吸込具11に装着された状態では、図1に示すように連結管9に延長管2を介して連結された手元ハンドル4の上げ下げに対応して、連結管9は回動連結部8に対し上下回動し、手元ハンドル4を回動させる動き、即ち第1吸込具11の進路方向を左右いずれかの方向に変更するハンドル操作がなされるときには、進路方向に手元ハンドル4を回動させる動きが自然になされるので、回動連結部8に回動力が加わると、第1吸込具11の後方側に回動連結部8があるため、軸の回動方向に第1吸込具11が回動する動きが働き、スムーズに第1吸込具11の進路変更がなされる。
【0029】
第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させた状態では、第2吸込具10が回転方向に動くと扱い難くなるので、回動連結部8の回転方向の動きをロックする回転方向回動係止手段を設けることができる。前記回転方向回動係止手段は、バネ付勢された係止部材を設け、第2吸込具10が第1吸込具11に装着された状態では、第1吸込具11側に設けた係止解除手段によりバネ付勢に抗して係止部材を回転方向回動の係止状態から外すように構成すると、第2吸込具10が第1吸込具11に装着された状態では回転方向回動係止手段は機能しないため、第1吸込具11の上下及び回転方向の自在回動が可能となり、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させると回転方向回動係止手段が機能して第2吸込具10の回転方向の回動をロックさせることができる。
【0030】
上記構成になる吸込具3を用いた電気掃除機1は、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した状態にすると、幅広の第1吸込具11により一般的な電気掃除機と同様に被掃除面の掃除を効率よく行なうことができ、第1吸込具11が入らない狭い場所や階段などを掃除する必要に応じて操作レバー13を足踏みすると、腰を屈めることなく第1吸込具11から第2吸込具10を離脱させることができ、第2吸込具10を用いた掃除ができるので、先端ノズルを付け替える面倒な作業は解消される。また、第2吸込具10を離脱させた第1吸込具11は被掃除面にあるので、任意に第1吸込具11に第2吸込具10を押し入れると即座に床掃除に変更することができる。
【0031】
第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させた状態で使用するとき、下面吸気口15の形成面が円弧状に形成されていることにより、図10に略図示するように、掃除面に対して自由な角度状態が得られ、特に、図10(b)に示すように、壁面や家具の立ち上がりのコーナー部分にも下面吸気口15の吸気が作用してコーナー部分の塵埃を集塵除去することができる。また、第2吸込具10の先端吸気口16は、前述したように第1吸込具11からの離脱時に下側面側を残して蓋体18によって閉じられるので先端吸気口16の開口面積が縮小する結果、吸気流速が増加し、掃除面に近い側で開口するので、第2吸込具10は先端側からの集塵効果も得られ、より広範囲の掃除が可能となる。尚、先端吸気口16は蓋体18により開口面積全体を閉じるように構成して下面吸気口15からの吸気能力を増加させることもできる。
【0032】
また、第2吸込具10を手元ハンドル4の操作により第1吸込具11に装着するとき、第1吸込具11の後方側に小回り車輪36が存在し、この小回り車輪36を支点として第1吸込具11が立ち上がったり、前方に走行してしまうことがないように、第2吸込具10に設けられた回動連結部8の回動支点より後方に小回り車輪36が配設されている。
【0033】
また、手元ハンドル付きの小型掃除機本体に短い管路で吸込具を取り付けたハンドクリーナと称される電気掃除機に本実施例の構成になる吸込具3を適用することもでき、ハンドクリーナとしての機能を向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明によれば、第1吸込具に第2吸込具を着脱自在に接続して、それぞれの吸込具を用いた掃除動作が安定して行え、かつ安全性および使用性を向上させた電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気掃除機の全体構成を示す斜視図
【図2】同吸込具の構成を示す(a)は平面図、(b)は側面図
【図3】同第2吸込具の構成を示す(a)は側面図、(b)下側面図、(c)は正面図
【図4】同第2吸込具の構成を示す断面図
【図5】同第1吸込具の内部構成を示す平面図
【図6】同第1吸込具に対する第2吸込具の着脱を説明する斜視図
【図7】同第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図
【図8】同第2吸込具の着脱構造を説明する離脱状態の図
【図9】同第2吸込具の着脱構造を説明する装着状態の図
【図10】同第2吸込具によるコーナー部の吸塵を説明する概略図
【図11】従来技術に係る吸込具の構成を示す斜視図
【符号の説明】
7 掃除機本体
8 回動連結部(回動連結手段)
9 連結管(管路)
10 第2吸込具
11 第1吸込具
17 給電接点
20 回転ブラシ
21 電動機
22 受電接点

Claims (4)

  1. 吸引風を発する電動送風機を内蔵した掃除機本体と、前記電動送風機と連通し被掃除面上の塵埃を掻き上げる回転ブラシと前記回転ブラシを駆動させる駆動源とを有する第1吸込具と、前記第1吸込具に着脱自在で同じく被掃除面上の塵埃を吸引する機能を有する第2吸込具とを備え、前記第2吸込具を第1吸込具から取り外すと、前記駆動源の駆動が停止する電気掃除機。
  2. 第2吸込具を第1吸込具から取り外すと駆動源の駆動が停止し、前記第2吸込具を前記第1吸込具へ装着すると、前記駆動源が駆動可能な状態となる請求項1記載の電気掃除機。
  3. 掃除機本体から電源を供給する給電接点を第2吸込具に設け、第1吸込具に前記第2吸込具を装着したとき、前記給電接点に対応する位置の第1吸込具に駆動源と電気的に接続する受電接点を設けた請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 第2吸込具は、掃除機本体と空気流路を形成する管路に接続する連結部と吸気口有する吸気ヘッドから構成され、前記連結部と前記吸気口との間に、それらを上下方向及び左右方向に回動自在に連結する回動連結手段を設けるとともに、前記第2吸込具に設けた給電接点と第1吸込具に設けた受電接点は前記回動連結手段より前方に取り付けた請求項3記載の電気掃除機。
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