JP2004282918A - Dc/dcコンバータ - Google Patents
Dc/dcコンバータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004282918A JP2004282918A JP2003071662A JP2003071662A JP2004282918A JP 2004282918 A JP2004282918 A JP 2004282918A JP 2003071662 A JP2003071662 A JP 2003071662A JP 2003071662 A JP2003071662 A JP 2003071662A JP 2004282918 A JP2004282918 A JP 2004282918A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- converter
- winding
- smoothing capacitor
- during
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【課題】DC/DCコンバータの変圧器二次巻線に設けられる平滑コンデンサの容量を低減し、装置の小型化を図る。
【解決手段】半導体スイッチ2がオンの期間に変圧器9の一次巻線7に励磁エネルギーを蓄積し、この蓄積されたエネルギーを半導体スイッチ2がオフの期間に放出して電力変換を行なうフライバック形のDC/DCコンバータに対し、三次巻線10とリアクトル12を設けることで、変圧器励磁期間にも還流電流を流し、非励磁期間中の電流傾斜を緩やかにすることにより、平滑コンデンサ5に流入するリプル電流を低減し、容量の低減化と装置全体の小型化とを図る。
【選択図】 図1
【解決手段】半導体スイッチ2がオンの期間に変圧器9の一次巻線7に励磁エネルギーを蓄積し、この蓄積されたエネルギーを半導体スイッチ2がオフの期間に放出して電力変換を行なうフライバック形のDC/DCコンバータに対し、三次巻線10とリアクトル12を設けることで、変圧器励磁期間にも還流電流を流し、非励磁期間中の電流傾斜を緩やかにすることにより、平滑コンデンサ5に流入するリプル電流を低減し、容量の低減化と装置全体の小型化とを図る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体スイッチを用いて直流電圧を一旦交流電圧に変換し、再び直流電圧とする直流間接変換回路、特に、フライバック形の直流−直流変換回路(DC/DCコンバータ)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4にこの種の従来例を示す(例えば、非特許文献1参照)。
同図において、1は交流電源(E)、2は半導体スイッチ(Q)、3は変圧器(Tr1)、4はダイオード(D1)、5は平滑コンデンサ(Co)、6は負荷、7は変圧器一次巻線(N1)、8は変圧器二次巻線(N2)である。
図4の回路では、半導体スイッチ2(Q)がオンしているときは、ダイオード4(D1)がオンしないような構成となっている。このため、変圧器3(Tr1)の一次側にのみ電流が流れ、励磁エネルギーが蓄えられる。半導体スイッチ2(Q)がオフすると、一次巻線7(N1)の電圧極性が反転し、励磁エネルギーが平滑コンデンサ5(Co)に放出される。
【0003】
上記従来例で用いられている平滑コンデンサ5(Co)の静電容量は、これに流入する電流リプルによって決まる。
図5にそのコンデンサ入力電流波形例を示す。すなわち、変圧器励磁期間中の二次電流ID1はゼロであり、励磁完了後に一次電流相当の電流をスタートとしてVout/Lmの傾きで電流がゼロまで低下する。ここに、Voutは平滑コンデンサ電圧、Lmは変圧器の励磁インダクタンス(二次換算値)である。図示のように、コンデンサ電流ID1は断続となるため電流リプルは大きくなり、その結果、容量の大きなコンデンサが必要になる。なお、図5のVt,Itは変圧器一次巻線の電圧,電流である。
【0004】
【非特許文献1】
社団法人 電気学会編、(株)オーム社、1987年3月31日発行、
「半導体電力変換回路」p.299、第13章2.3項、フライバック形変換回路
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、この発明で解決しようとする課題は、平滑コンデンサに流入するリプル電流を低減することにより、平滑コンデンサを小型化し装置全体の小型化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、半導体スイッチおよび変圧器により直流電圧を一旦交流電圧に変換した後、絶縁された直流電圧に変換する直流間接変換装置であって、変圧器の励磁期間中に励磁エネルギーを蓄え、この蓄えたエネルギーを非励磁期間中に放出することで電力変換を行なうDC/DCコンバータにおいて、
前記変圧器に三次巻線を設け、その巻線にダイオードを直列に接続した直列回路を、変圧器の励磁期間中にカットオフされるダイオードと並列に接続し、さらに変圧器の二次側に設けられた平滑コンデンサと変圧器二次巻線との間にリアクトルを直列接続することを特徴とする。
【0007】
上記のようにすることで、変圧器励磁期間においても還流電流を流すとともに、非励磁期間中の電流傾斜を平滑リアクトルと変圧器励磁インダクタンスとの加算値で抑制することにより、平滑コンデンサに流入する電流リプルを低減させる。
その請求項1の発明においては、前記変圧器の二次側に設けられた平滑コンデンサと変圧器二次巻線との間に直列接続するリアクトルを、変圧器二次巻線の漏れインダクタンスで構成することができる(請求項2の発明)。このように、平滑リアクトルとして変圧器二次巻線の漏れインダクタンスを利用すれば、平滑リアクトルが不要となり構成部品を低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態を示す回路図である。
図示のように変圧器三次巻線10(N3)を設け、その両端にカソードを共通とし、逆直列接続されたダイオード4,11(D1,D2)のアノード端子を接続した点が特徴である。また、変圧器二次巻線8(N2)の片側端子には、上記ダイオード4,11(D1,D2)の逆直列接続点を接続し、他方をリアクトル12(Lf)の片方の端子に接続する。
【0009】
さらに、リアクトル12(Lf)の他方の端子は直流平滑コンデンサ5(Co)の片方の端子に接続し、コンデンサ5(Co)の他方の端子は、変圧器三次巻線10(N3)のダイオード4(D1)のアノードと接続した端子に接続する。この例では、二次巻線8(N2)とダイオード4(D1)が、図4に示す従来のフライバック回路の二次回路に示される二次巻線8(N2)とダイオード4(D1)と等価になる。なお、各巻線のドットは巻線の始めを示し、他の図についても同様である。
【0010】
図1の動作について説明する。
まず、半導体スイッチ2(Q)をオンすると変圧器9(Tr2)が励磁され、二次巻線8(N2)および三次巻線10(N3)に巻数比相当の電圧が発生する。二次巻線8(N2)の励磁によりダイオード4(D1)はカットオフされるため、通流ルートは平滑リアクトル12(Lf)→平滑コンデンサ5(Co)→三次巻線10(N3)→整流ダイオード11(D2)→二次巻線8(N2)→平滑リアクトル12(Lf)となる。二次巻線と三次巻線のドットは通流ルート上で逆極性となっているため、各電圧はキャンセル方向に働く。このときの電流傾斜は次式で示される。
ΔI/Δt=Vo+(VN2−VN3)/Lf
ここに、VN2,VN3はそれぞれ二次巻線,三次巻線の電圧を示す。
【0011】
二次巻線N2,三次巻線N3の巻数を同一としたときの動作波形を図2に示す。
すなわち、励磁期間中に発生する二次巻線N2と三次巻線N3の電圧はキャンセルされ、平滑リアクトル12(Lf)のエネルギーで還流することになる。このときの電流傾斜は、次式となる。
ΔI/Δt=Vo/Lf
また、このとき変圧器一次側には励磁電流Itのみが流れ、励磁エネルギーが蓄えられる。
【0012】
次に、半導体スイッチ2(Q)がオフすると、各巻線の電圧極性が反転するため整流ダイオード11(D2)がカットオフされるため、通流ルートは平滑リアクトル12(Lf)→平滑コンデンサ5(Co)→整流ダイオード4(D1)→二次巻線8(N2)→平滑リアクトル12(Lf)となり、励磁エネルギーが平滑コンデンサ5(Co)に放出される。このときの電流傾斜は、次式のようになる。
ΔI/Δt=Vo/(Lf+Lm)
【0013】
図1のようにすることで、図2に電流ILfで示すように、励磁期間中にも平滑リアクトル12(Lf)に電流が流れるだけでなく、非励磁期間中のフライバック電流の傾斜も緩やかになるので、平滑コンデンサ5(Co)に流入するリプル電流波形(交流成分の電流)を、従来のフライバック形に比べて低減することが可能となる。
【0014】
図3に図1の変形例を示す。
これは、図1のリアクトルLf(12)として変圧器二次巻線(フライバック動作用巻線)の漏れインダクタンス14を利用するもので、機能,作用は図1の場合と同様である。これにより、追加部品としてのリアクトルLfを不要にすることができる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、励磁期間中にも平滑リアクトルには電流が流れ、非励磁期間中のフライバック電流の傾斜も緩やかになることから、平滑コンデンサに流入するリプル電流波形(交流成分の電流)を、従来のフライバック形に比べて低減することができ、その結果、平滑コンデンサの容量が低減でき、コンデンサと装置全体の小型化が可能となる。
また、請求項2の発明によれば、変圧器の漏れインダクタンスを利用することで、追加のリアクトルが不要になり、変圧器の補助巻線および整流ダイオードを追加するだけで、請求項1の発明と同等の効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す回路図
【図2】図1の動作説明図
【図3】図1の変形例を示す回路図
【図4】従来例を示す回路図
【図5】図4の動作説明図
【符号の説明】
1…直流電圧(E)、2…半導体スイッチ(Q)、3,9,13…変圧器(Tr1,Tr2,Tr3)、4,11…ダイオード(D1,D2)、5…平滑コンデンサ(Co)、6…負荷、7…変圧器一次巻線(N1)、8…変圧器二次巻線(N2)、10…変圧器三次巻線(N3)、12…リアクトル(Lf)、14…変圧器漏れインダクタンス(L)。
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体スイッチを用いて直流電圧を一旦交流電圧に変換し、再び直流電圧とする直流間接変換回路、特に、フライバック形の直流−直流変換回路(DC/DCコンバータ)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4にこの種の従来例を示す(例えば、非特許文献1参照)。
同図において、1は交流電源(E)、2は半導体スイッチ(Q)、3は変圧器(Tr1)、4はダイオード(D1)、5は平滑コンデンサ(Co)、6は負荷、7は変圧器一次巻線(N1)、8は変圧器二次巻線(N2)である。
図4の回路では、半導体スイッチ2(Q)がオンしているときは、ダイオード4(D1)がオンしないような構成となっている。このため、変圧器3(Tr1)の一次側にのみ電流が流れ、励磁エネルギーが蓄えられる。半導体スイッチ2(Q)がオフすると、一次巻線7(N1)の電圧極性が反転し、励磁エネルギーが平滑コンデンサ5(Co)に放出される。
【0003】
上記従来例で用いられている平滑コンデンサ5(Co)の静電容量は、これに流入する電流リプルによって決まる。
図5にそのコンデンサ入力電流波形例を示す。すなわち、変圧器励磁期間中の二次電流ID1はゼロであり、励磁完了後に一次電流相当の電流をスタートとしてVout/Lmの傾きで電流がゼロまで低下する。ここに、Voutは平滑コンデンサ電圧、Lmは変圧器の励磁インダクタンス(二次換算値)である。図示のように、コンデンサ電流ID1は断続となるため電流リプルは大きくなり、その結果、容量の大きなコンデンサが必要になる。なお、図5のVt,Itは変圧器一次巻線の電圧,電流である。
【0004】
【非特許文献1】
社団法人 電気学会編、(株)オーム社、1987年3月31日発行、
「半導体電力変換回路」p.299、第13章2.3項、フライバック形変換回路
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、この発明で解決しようとする課題は、平滑コンデンサに流入するリプル電流を低減することにより、平滑コンデンサを小型化し装置全体の小型化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、半導体スイッチおよび変圧器により直流電圧を一旦交流電圧に変換した後、絶縁された直流電圧に変換する直流間接変換装置であって、変圧器の励磁期間中に励磁エネルギーを蓄え、この蓄えたエネルギーを非励磁期間中に放出することで電力変換を行なうDC/DCコンバータにおいて、
前記変圧器に三次巻線を設け、その巻線にダイオードを直列に接続した直列回路を、変圧器の励磁期間中にカットオフされるダイオードと並列に接続し、さらに変圧器の二次側に設けられた平滑コンデンサと変圧器二次巻線との間にリアクトルを直列接続することを特徴とする。
【0007】
上記のようにすることで、変圧器励磁期間においても還流電流を流すとともに、非励磁期間中の電流傾斜を平滑リアクトルと変圧器励磁インダクタンスとの加算値で抑制することにより、平滑コンデンサに流入する電流リプルを低減させる。
その請求項1の発明においては、前記変圧器の二次側に設けられた平滑コンデンサと変圧器二次巻線との間に直列接続するリアクトルを、変圧器二次巻線の漏れインダクタンスで構成することができる(請求項2の発明)。このように、平滑リアクトルとして変圧器二次巻線の漏れインダクタンスを利用すれば、平滑リアクトルが不要となり構成部品を低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態を示す回路図である。
図示のように変圧器三次巻線10(N3)を設け、その両端にカソードを共通とし、逆直列接続されたダイオード4,11(D1,D2)のアノード端子を接続した点が特徴である。また、変圧器二次巻線8(N2)の片側端子には、上記ダイオード4,11(D1,D2)の逆直列接続点を接続し、他方をリアクトル12(Lf)の片方の端子に接続する。
【0009】
さらに、リアクトル12(Lf)の他方の端子は直流平滑コンデンサ5(Co)の片方の端子に接続し、コンデンサ5(Co)の他方の端子は、変圧器三次巻線10(N3)のダイオード4(D1)のアノードと接続した端子に接続する。この例では、二次巻線8(N2)とダイオード4(D1)が、図4に示す従来のフライバック回路の二次回路に示される二次巻線8(N2)とダイオード4(D1)と等価になる。なお、各巻線のドットは巻線の始めを示し、他の図についても同様である。
【0010】
図1の動作について説明する。
まず、半導体スイッチ2(Q)をオンすると変圧器9(Tr2)が励磁され、二次巻線8(N2)および三次巻線10(N3)に巻数比相当の電圧が発生する。二次巻線8(N2)の励磁によりダイオード4(D1)はカットオフされるため、通流ルートは平滑リアクトル12(Lf)→平滑コンデンサ5(Co)→三次巻線10(N3)→整流ダイオード11(D2)→二次巻線8(N2)→平滑リアクトル12(Lf)となる。二次巻線と三次巻線のドットは通流ルート上で逆極性となっているため、各電圧はキャンセル方向に働く。このときの電流傾斜は次式で示される。
ΔI/Δt=Vo+(VN2−VN3)/Lf
ここに、VN2,VN3はそれぞれ二次巻線,三次巻線の電圧を示す。
【0011】
二次巻線N2,三次巻線N3の巻数を同一としたときの動作波形を図2に示す。
すなわち、励磁期間中に発生する二次巻線N2と三次巻線N3の電圧はキャンセルされ、平滑リアクトル12(Lf)のエネルギーで還流することになる。このときの電流傾斜は、次式となる。
ΔI/Δt=Vo/Lf
また、このとき変圧器一次側には励磁電流Itのみが流れ、励磁エネルギーが蓄えられる。
【0012】
次に、半導体スイッチ2(Q)がオフすると、各巻線の電圧極性が反転するため整流ダイオード11(D2)がカットオフされるため、通流ルートは平滑リアクトル12(Lf)→平滑コンデンサ5(Co)→整流ダイオード4(D1)→二次巻線8(N2)→平滑リアクトル12(Lf)となり、励磁エネルギーが平滑コンデンサ5(Co)に放出される。このときの電流傾斜は、次式のようになる。
ΔI/Δt=Vo/(Lf+Lm)
【0013】
図1のようにすることで、図2に電流ILfで示すように、励磁期間中にも平滑リアクトル12(Lf)に電流が流れるだけでなく、非励磁期間中のフライバック電流の傾斜も緩やかになるので、平滑コンデンサ5(Co)に流入するリプル電流波形(交流成分の電流)を、従来のフライバック形に比べて低減することが可能となる。
【0014】
図3に図1の変形例を示す。
これは、図1のリアクトルLf(12)として変圧器二次巻線(フライバック動作用巻線)の漏れインダクタンス14を利用するもので、機能,作用は図1の場合と同様である。これにより、追加部品としてのリアクトルLfを不要にすることができる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、励磁期間中にも平滑リアクトルには電流が流れ、非励磁期間中のフライバック電流の傾斜も緩やかになることから、平滑コンデンサに流入するリプル電流波形(交流成分の電流)を、従来のフライバック形に比べて低減することができ、その結果、平滑コンデンサの容量が低減でき、コンデンサと装置全体の小型化が可能となる。
また、請求項2の発明によれば、変圧器の漏れインダクタンスを利用することで、追加のリアクトルが不要になり、変圧器の補助巻線および整流ダイオードを追加するだけで、請求項1の発明と同等の効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す回路図
【図2】図1の動作説明図
【図3】図1の変形例を示す回路図
【図4】従来例を示す回路図
【図5】図4の動作説明図
【符号の説明】
1…直流電圧(E)、2…半導体スイッチ(Q)、3,9,13…変圧器(Tr1,Tr2,Tr3)、4,11…ダイオード(D1,D2)、5…平滑コンデンサ(Co)、6…負荷、7…変圧器一次巻線(N1)、8…変圧器二次巻線(N2)、10…変圧器三次巻線(N3)、12…リアクトル(Lf)、14…変圧器漏れインダクタンス(L)。
Claims (2)
- 半導体スイッチおよび変圧器により直流電圧を一旦交流電圧に変換した後、絶縁された直流電圧に変換する直流間接変換装置であって、変圧器の励磁期間中に励磁エネルギーを蓄え、この蓄えたエネルギーを非励磁期間中に放出することで電力変換を行なうDC/DCコンバータにおいて、
前記変圧器に三次巻線を設け、その巻線にダイオードを直列に接続した直列回路を、変圧器の励磁期間中にカットオフされるダイオードと並列に接続し、さらに変圧器の二次側に設けられた平滑コンデンサと変圧器二次巻線との間にリアクトルを直列接続することを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 前記変圧器の二次側に設けられた平滑コンデンサと変圧器二次巻線との間に直列接続するリアクトルを、変圧器二次巻線の漏れインダクタンスで構成することを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071662A JP2004282918A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | Dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071662A JP2004282918A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | Dc/dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004282918A true JP2004282918A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33288042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003071662A Pending JP2004282918A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | Dc/dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004282918A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007508000A (ja) * | 2003-10-01 | 2007-03-29 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 変圧器のためのリップル電流低減 |
JPWO2010010761A1 (ja) * | 2008-07-23 | 2012-01-05 | 株式会社村田製作所 | 絶縁型スイッチング電源装置 |
-
2003
- 2003-03-17 JP JP2003071662A patent/JP2004282918A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007508000A (ja) * | 2003-10-01 | 2007-03-29 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 変圧器のためのリップル電流低減 |
JP4920417B2 (ja) * | 2003-10-01 | 2012-04-18 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 変圧器のためのリップル電流低減 |
JPWO2010010761A1 (ja) * | 2008-07-23 | 2012-01-05 | 株式会社村田製作所 | 絶縁型スイッチング電源装置 |
JP5018960B2 (ja) * | 2008-07-23 | 2012-09-05 | 株式会社村田製作所 | 絶縁型スイッチング電源装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3861871B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP4401418B2 (ja) | 双方向dc/dcコンバータおよびパワーコンディショナ | |
JP5065188B2 (ja) | 直列共振型コンバータ | |
US6917527B2 (en) | Switching power supply | |
US7289338B2 (en) | Input to output isolated DC-DC converter | |
JP2009254227A (ja) | 自己駆動型の同期整流器付きハーフブリッジllc共振コンバータ | |
US7196913B2 (en) | DC conversion apparatus | |
JPH11252924A (ja) | スイッチング電源 | |
JP6840032B2 (ja) | 絶縁型スイッチング電源 | |
JP6388154B2 (ja) | 共振型dc−dcコンバータ | |
JP4543174B2 (ja) | タップインダクタ降圧形コンバータ | |
US20070183172A1 (en) | Flyback dc/dc converter using clamp diode | |
KR101140336B1 (ko) | 절연형 벅 부스트 dc?dc 컨버터 | |
JP2008131793A (ja) | 直流変換装置 | |
US7218535B2 (en) | DC conversion apparatus | |
JP4151014B2 (ja) | 絶縁型スイッチングdc/dcコンバータ | |
JP4951772B2 (ja) | タップインダクタコンバータ | |
JP2013132175A (ja) | 直列共振型コンバータ回路 | |
JP2006211878A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP3882809B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2004282918A (ja) | Dc/dcコンバータ | |
JP6968127B2 (ja) | 力率改善コンバータ | |
JP2019106811A (ja) | 絶縁型スイッチング電源 | |
JP2007295745A (ja) | 直流変換装置 | |
JP2002034254A (ja) | スイッチング電源装置 |