JP2004282451A - テレビジョンカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来カメラと電動フォーカス機能を有するレンズとの組み合わせにおいて、赤外光カットフィルタを装着した状態、取外した状態でフォーカスずれの無い画像を得るテレビジョンカメラを提供する。
【解決手段】電動フォーカス機能を有する撮像レンズ1と、赤外光を入射制限する光学フィルタ2aを有し、該フィルタを装着したときおよび取外したときに応じてオートフォーカス位置補正をする手段6を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】電動フォーカス機能を有する撮像レンズ1と、赤外光を入射制限する光学フィルタ2aを有し、該フィルタを装着したときおよび取外したときに応じてオートフォーカス位置補正をする手段6を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動フォーカス機能の撮像レンズを有するテレビジョンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、固体撮像素子には可視光領域以外に近赤外光にも感度があり、本特徴を用いた例えば、昼間は、赤外光を入射制限する光学フィルタ(以下赤外光カットフィルタという)を付けた状態で、可視光成分のみ撮像し、夜間は、前記フィルタを取外し近赤外光を含む成分で撮像し感度を上げるテレビジョンカメラが製品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
レンズは光の波長による収差を補正する構造になっている。ところが一般的なレンズは前記補正が、可視光(400nm〜700nm)のみにしか適用されておらず、前記従来カメラにおいて赤外光カットフィルタを付けた状態でフォーカス(焦点位置)を合わせても、はずすと収差補正範囲外の近赤外(700nm以上)成分の影響によりフォーカスずれになるという欠点がある。
【0004】
また、可視光と近赤外光双方の収差を補正する近赤外対応レンズも製品化されているが、高価でありしかも品種が少なく、特に電動フォーカス機能を有する近赤外対応レンズは品種が少なく効果である。
【0005】
前記従来カメラと電動フォーカス機能を有するレンズとの組み合わせにおいて、家電用ビデオカメラでは、常時フォーカスを自動で合わすオートフォーカスを使用しているため、常にフォーカスずれの無い画像を得ることが可能である。しかし、24時間稼働の監視カメラの場合、フォーカスモータの寿命を考量して、オートフォーカスは使用していないことが一般的である。
【0006】
本発明の目的は、従来カメラと電動フォーカス機能を有するレンズとの組み合わせにおいて、赤外光カットフィルタを装着した状態、取外した状態でフォーカスずれの無い画像を得るテレビジョンカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、電動フォーカス機能を有する撮像レンズと、赤外光を入射制限する光学フィルタを有し、該フィルタを装着したときおよび取外したときに応じてオートフォーカス位置補正をする手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のテレビジョンカメラの実施の形態を、図1により説明する。1は電動フォーカス付レンズ、2aは赤外カットフィルタ、2bはダミーガラス、3は固体撮像素子(以下CCDという)、4はCDS&AGC&A/D回路、5はデジタル映像信号処理回路(以下DSPという)、6はマイクロコンピュータ(以下CPUという)、7はフォーカスモータ駆動回路、8はフィルタ切換回路である。
【0009】
図1において、被写体からの光は電動フォーカス付レンズ1を通して、CCD3に入射される。CCD3で撮像した映像信号はCDS&AGC&A/D回路4に入力され、CDS部で映像信号がサンプルホールドされ、AGC部で適正レベルにゲインコントロールされ、A/D部でデジタル映像信号に変換される。デジタル映像信号に変換された後、DSP5へ入力され所定の映像信号処理が施される。例えば、ガンマ補正、エンハンサ処理やホワイトバランス処理などが施される。
【0010】
ここで、昼間等に、赤外カットフィルタ2aが撮像光の光軸上に装着された状態で、可視光成分のみ撮像する場合は、以下のようなフォーカス制御を行う。すなわち、DSP5で、撮像された映像信号から、フレーム画像中の所定の撮像領域のシャープネスを検出する。そして、そのシャープネスの度合いが、所定のシャープさ以上か否かを判断し、もしそれ以上シャープではないと判断すると、マイコン6がフォーカスモータ駆動回路7を介して電動フォーカス付きレンズ1のフォーカス位置を所定量ずらす。そして上述の判断を繰り返し、所定のシャープさ以上であるとなったフォーカス位置で、フォーカス制御を一時停止させる。
【0011】
このときCCD3には、赤外カットフィルタ2aが装着されているときは、近赤外成分が除去されるが、同時にその赤外カットフィルタ2aがフォーカス位置調整に影響を与えている。
【0012】
ここで、赤外カットフィルタ2aが装着されている状態から、例えば昼間から夜間に移って撮像モードが切り替わり、赤外カットフィルタ2aの代わりにダミーガラス2bが光軸に装着された場合は、赤外カットフィルタ2aがフォーカス位置調整に与える影響の度合いと、ダミーガラス2bがフォーカス位置調整に与える影響の度合いとが異なるため、同じ被写体を同じ距離から撮像していたとしても、撮像モードを切り換えることで、フォーカスずれが発生してしまう。
【0013】
そのため、本発明は、撮像モードが切り替わった場合に、赤外カットフィルタ2aおよびダミーガラス2bのうち新たに光軸に挿入されたものによってフォーカス位置調整を行うために、撮像モードが切り替わったことに応じて、上述の実施の形態ではダミーガラス2bが新たに光軸に挿入されたことに応じて、フォーカス制御を一時停止していた状態から、再度フォーカス制御を行う状態にするものである。そうすることによって、あらたに光軸に挿入されたフィルタに応じたフォーカス位置調整を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、従来カメラと電動フォーカス機能を有するレンズとの組み合わせにおいて、赤外光カットフィルタを装着した状態、取外した状態でフォーカスずれの無い画像を得るテレビジョンカメラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンカメラの実施の形態の構成図である。
【符号の説明】
1:電動フォーカス付レンズ、2:赤外光カットフィルタ(赤外光を入射制限する光学フィルタ)、2b:ダミーガラス、3:固体撮像素子、4:CDS&AGC&A/D回路、5:DSP(デジタル映像信号処理回路)、6:マイコン(マイクロコンピュータ)、7:フォーカスモータ駆動回路、8:フィルタ切換回路。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動フォーカス機能の撮像レンズを有するテレビジョンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、固体撮像素子には可視光領域以外に近赤外光にも感度があり、本特徴を用いた例えば、昼間は、赤外光を入射制限する光学フィルタ(以下赤外光カットフィルタという)を付けた状態で、可視光成分のみ撮像し、夜間は、前記フィルタを取外し近赤外光を含む成分で撮像し感度を上げるテレビジョンカメラが製品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
レンズは光の波長による収差を補正する構造になっている。ところが一般的なレンズは前記補正が、可視光(400nm〜700nm)のみにしか適用されておらず、前記従来カメラにおいて赤外光カットフィルタを付けた状態でフォーカス(焦点位置)を合わせても、はずすと収差補正範囲外の近赤外(700nm以上)成分の影響によりフォーカスずれになるという欠点がある。
【0004】
また、可視光と近赤外光双方の収差を補正する近赤外対応レンズも製品化されているが、高価でありしかも品種が少なく、特に電動フォーカス機能を有する近赤外対応レンズは品種が少なく効果である。
【0005】
前記従来カメラと電動フォーカス機能を有するレンズとの組み合わせにおいて、家電用ビデオカメラでは、常時フォーカスを自動で合わすオートフォーカスを使用しているため、常にフォーカスずれの無い画像を得ることが可能である。しかし、24時間稼働の監視カメラの場合、フォーカスモータの寿命を考量して、オートフォーカスは使用していないことが一般的である。
【0006】
本発明の目的は、従来カメラと電動フォーカス機能を有するレンズとの組み合わせにおいて、赤外光カットフィルタを装着した状態、取外した状態でフォーカスずれの無い画像を得るテレビジョンカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、電動フォーカス機能を有する撮像レンズと、赤外光を入射制限する光学フィルタを有し、該フィルタを装着したときおよび取外したときに応じてオートフォーカス位置補正をする手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のテレビジョンカメラの実施の形態を、図1により説明する。1は電動フォーカス付レンズ、2aは赤外カットフィルタ、2bはダミーガラス、3は固体撮像素子(以下CCDという)、4はCDS&AGC&A/D回路、5はデジタル映像信号処理回路(以下DSPという)、6はマイクロコンピュータ(以下CPUという)、7はフォーカスモータ駆動回路、8はフィルタ切換回路である。
【0009】
図1において、被写体からの光は電動フォーカス付レンズ1を通して、CCD3に入射される。CCD3で撮像した映像信号はCDS&AGC&A/D回路4に入力され、CDS部で映像信号がサンプルホールドされ、AGC部で適正レベルにゲインコントロールされ、A/D部でデジタル映像信号に変換される。デジタル映像信号に変換された後、DSP5へ入力され所定の映像信号処理が施される。例えば、ガンマ補正、エンハンサ処理やホワイトバランス処理などが施される。
【0010】
ここで、昼間等に、赤外カットフィルタ2aが撮像光の光軸上に装着された状態で、可視光成分のみ撮像する場合は、以下のようなフォーカス制御を行う。すなわち、DSP5で、撮像された映像信号から、フレーム画像中の所定の撮像領域のシャープネスを検出する。そして、そのシャープネスの度合いが、所定のシャープさ以上か否かを判断し、もしそれ以上シャープではないと判断すると、マイコン6がフォーカスモータ駆動回路7を介して電動フォーカス付きレンズ1のフォーカス位置を所定量ずらす。そして上述の判断を繰り返し、所定のシャープさ以上であるとなったフォーカス位置で、フォーカス制御を一時停止させる。
【0011】
このときCCD3には、赤外カットフィルタ2aが装着されているときは、近赤外成分が除去されるが、同時にその赤外カットフィルタ2aがフォーカス位置調整に影響を与えている。
【0012】
ここで、赤外カットフィルタ2aが装着されている状態から、例えば昼間から夜間に移って撮像モードが切り替わり、赤外カットフィルタ2aの代わりにダミーガラス2bが光軸に装着された場合は、赤外カットフィルタ2aがフォーカス位置調整に与える影響の度合いと、ダミーガラス2bがフォーカス位置調整に与える影響の度合いとが異なるため、同じ被写体を同じ距離から撮像していたとしても、撮像モードを切り換えることで、フォーカスずれが発生してしまう。
【0013】
そのため、本発明は、撮像モードが切り替わった場合に、赤外カットフィルタ2aおよびダミーガラス2bのうち新たに光軸に挿入されたものによってフォーカス位置調整を行うために、撮像モードが切り替わったことに応じて、上述の実施の形態ではダミーガラス2bが新たに光軸に挿入されたことに応じて、フォーカス制御を一時停止していた状態から、再度フォーカス制御を行う状態にするものである。そうすることによって、あらたに光軸に挿入されたフィルタに応じたフォーカス位置調整を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、従来カメラと電動フォーカス機能を有するレンズとの組み合わせにおいて、赤外光カットフィルタを装着した状態、取外した状態でフォーカスずれの無い画像を得るテレビジョンカメラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンカメラの実施の形態の構成図である。
【符号の説明】
1:電動フォーカス付レンズ、2:赤外光カットフィルタ(赤外光を入射制限する光学フィルタ)、2b:ダミーガラス、3:固体撮像素子、4:CDS&AGC&A/D回路、5:DSP(デジタル映像信号処理回路)、6:マイコン(マイクロコンピュータ)、7:フォーカスモータ駆動回路、8:フィルタ切換回路。
Claims (1)
- 電動フォーカス機能の撮像レンズと、赤外光を入射制限する光学フィルタを有し、該フィルタを装着したときおよび取外したときに応じてオートフォーカス位置補正をする手段を備えたことを特徴とするテレビジョンカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071696A JP2004282451A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | テレビジョンカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071696A JP2004282451A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | テレビジョンカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004282451A true JP2004282451A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33288070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003071696A Pending JP2004282451A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | テレビジョンカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004282451A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330272A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2009175184A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Canon Inc | 自動焦点調整装置及びその自動焦点調整方法 |
CN107170073A (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-15 | 丘祺纬 | 生物辨识门锁系统 |
-
2003
- 2003-03-17 JP JP2003071696A patent/JP2004282451A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330272A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2009175184A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Canon Inc | 自動焦点調整装置及びその自動焦点調整方法 |
CN107170073A (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-15 | 丘祺纬 | 生物辨识门锁系统 |
CN107170073B (zh) * | 2016-03-08 | 2020-01-14 | 丘祺纬 | 生物辨识门锁系统 |
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