JP2004282350A - 携帯型デジタル放送受信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】放送用の帯域を圧迫することなく選局情報の送受信を行うことにより、放送エリア切り替え時の画質や音質を向上させる携帯型デジタル放送受信システムを提供する。
【解決手段】携帯型デジタル放送受信端末110は、放送局120から放送される地上デジタル放送を、地上デジタル放送網510を介して受信する。また携帯型デジタル放送受信端末110は、移動体通信網520を介して、選局情報サーバー130および位置情報サーバー140との通信を行う。選局情報サーバー130は、例えば放送局のカバーエリアである放送エリア毎に設置され、各チャンネルの変調方式や周波数等の、放送を受信するために必要な選局情報を提供するための装置である。また位置情報サーバー140は、例えば移動体通信基地局のカバーエリアである移動体通信セル毎に設置され、携帯型デジタル放送受信端末110の現在の位置情報を提供するための装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】携帯型デジタル放送受信端末110は、放送局120から放送される地上デジタル放送を、地上デジタル放送網510を介して受信する。また携帯型デジタル放送受信端末110は、移動体通信網520を介して、選局情報サーバー130および位置情報サーバー140との通信を行う。選局情報サーバー130は、例えば放送局のカバーエリアである放送エリア毎に設置され、各チャンネルの変調方式や周波数等の、放送を受信するために必要な選局情報を提供するための装置である。また位置情報サーバー140は、例えば移動体通信基地局のカバーエリアである移動体通信セル毎に設置され、携帯型デジタル放送受信端末110の現在の位置情報を提供するための装置である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は地上デジタル放送の携帯型受信システムに関し、特に、携帯型受信端末の移動に伴う選局の切り替えに関する。
【0002】
【従来の技術】
地上デジタル放送においては、放送事業者が地域により異なり、各事業者に割り当てる周波数を全国でユニークにすることができない。従って、放送局のTS(トランスポート・ストリーム)単位で構成されるネットワークが1つのネットワークとして想定される。
【0003】
一方、地上デジタル放送で伝送方式として採用しているOFDM(直交周波数分割)伝送方式は、構成ネットワークの特性に合わせた伝送パラメータが選択可能である。上記想定ネットワークの放送エリアにおいて、デジタル放送受信端末は、全チャンネルサーチにより選局情報(周波数と伝送パラメータ)を取得して、現在位置での番組に対する選局情報のテーブルを作成する。そして選局時にはそのテーブルから選局番組に対応する周波数と、周波数に対応する伝送パラメータを参照し選局を行う。
【0004】
しかしながら、デジタル放送受信端末が上記想定ネットワークの放送エリアから、隣接するエリアへ移動していく場合、例えば携帯型受信端末などでの受信形態では、デジタル放送受信端末が移動先エリアでの選局情報を保有しておらず、選局情報を取得するために、そのエリアにおいてチャンネルサーチを行わねばならない。このチャンネルサーチには数分間を要するのが一般的であり、この放送エリア間の移動が、テレビ放送などのサービスを受けている場合に発生すると、映像が数分間に渡ってフリーズするなどの障害を生じてしまう。
【0005】
さらに、移動したエリアにおいて今まで受信していた系列局の番組を受信し続けるためには、チャンネルサーチ後、再度チャンネルを選択し、入力しなければならないという問題点があった。
【0006】
上記の問題点を解決するための技術としては、例えば、特許文献1に示されたものがある。特許文献1においては、放送局が放送電波中に自局の選局情報と隣接する放送局の選局情報とを同時に放送する。一方、移動中の受信端末側では、現在の受信位置及び隣接する受信位置での選局情報を予め受信して現在位置での信号レベル低下をBER(ビット・エラー・レート)などで検出して隣接位置での選局情報に切り替えることによってシームレスな受信及び系列局間の連続受信を実現するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−359825号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
地上デジタル放送は、固定受信向け、移動体受信向け、携帯受信向けの3つの放送形態が考えられている。放送電波の帯域5.7MHzは13のセグメントに分割される。この13のセグメントは、例えば、1セグメントを携帯受信向け、9セグメントを固定受信向け(ハイビジョンテレビなど)、3セグメントを移動体受信向け(標準テレビなど)と割り当てて放送サービスを実施する。このように携帯受信用では割り当てられる放送帯域が比較的に小さいので、選局情報等の受信に関する情報に放送帯域を使用してしまうと、映像や音声のための放送帯域を圧迫し、画質や音質に影響を与えるという問題点があった。
【0009】
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものであり、放送用の帯域を圧迫することなく選局情報の送受信を行うことにより、放送エリア切り替え時の画質や音質を向上させる携帯型デジタル放送受信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係る携帯型デジタル放送受信システムは、放送網を介して地上デジタル放送を受信するための携帯型受信端末と、前記地上デジタル放送を受信するために必要な選局情報を第1の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する選局情報提供装置と、前記携帯型受信端末の位置情報を第2の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する位置情報提供装置とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。携帯型デジタル放送受信端末110は、放送局120から放送される地上デジタル放送を、地上デジタル放送網510を介して受信する。また携帯型デジタル放送受信端末110は、携帯電話やPHS等の移動体通信に用いられる移動体通信網520(第1及び第2の無線通信網)を介して、選局情報サーバー130および位置情報サーバー140との通信を行う。
【0012】
位置情報サーバー140は、携帯型デジタル放送受信端末110に、現在の位置情報を提供するための装置である。位置情報サーバー140は、例えば移動体通信基地局のカバーエリアである移動体通信セル毎に1つずつ設置され、各移動体通信セル内で位置情報を送信している。
【0013】
選局情報サーバー130は、各チャンネルの変調方式や周波数等の、放送を受信するために必要な選局情報を提供するための装置である。選局情報サーバー130は、例えば全放送エリアに対して1つ設置され、全放送エリア分の選局情報を備えている。
【0014】
次に、図2に、携帯型デジタル放送受信端末110を構成する回路ブロック図の例を示す。放送局120の電波塔から放送されたデジタル放送電波は、放送受信アンテナ210で受信されチューナ220を経てOFDM復調回路230にてベースバンドに変換された後に、ビタビ・RS(リード&ソロモン)復号回路240で誤り訂正等を施され、TS分離回路250で、映像信号と、音声信号と、番組表や字幕等の情報等を含むデータ信号と、スクランブル情報等を含むNIT(ネットワーク・インフォメーション・テーブル)情報等に分離される。但しこのNIT情報には、選局情報は含まれないものとする。
【0015】
音声信号は、音声復号回路270を経て音声出力回路300よりスピーカまたはヘッドフォン端子等に出力される。映像信号は映像復号回路260でベースバンド映像信号に変換されて、データ復号回路280で復号化されたデータ信号とともにOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)回路310で合成されて表示器320に表示される。
【0016】
図1の位置情報サーバー140から発信された位置情報は、移動体通信網520を経て移動体通信アンテナ340で受信され、移動体通信部350で復号された後に、位置情報取得回路360で、携帯型デジタル放送受信端末110の現在の位置情報として取得され、選局情報メモリ330に保存される。
【0017】
また、図1の選局情報サーバー130から発信された選局情報は、移動体通信網520を経て移動体通信アンテナ340で受信され、移動体通信部350で復号された後に、選局情報取得回路370で選局情報を取得され、選局情報メモリ330に保存される。
【0018】
携帯型デジタル放送受信端末110は、自移動体通信セル基地局およびその隣接移動体通信セル基地局から受信される信号レベルの強さを定期的に測定し、測定結果に応じて移動体通信セル基地局の切り替えを行う。このとき、選局情報メモリ330に保存されている携帯型デジタル放送受信端末110の現在の位置情報は更新される。
【0019】
一般的に、移動体通信網520における移動体通信セルは、地上デジタル放送網510における放送エリアよりも狭い。それ故に、1つの放送エリアには複数の移動体通信セルが含まれるが、選局情報サーバー130は、これら複数の移動体通信セルがどの放送エリアに含まれるかに関する対応テーブルを備えている。従って、この対応テーブルを用いることにより、携帯型デジタル放送受信端末110は、位置情報に対応する放送エリアの選局情報を取得することができる。
【0020】
また、位置情報取得回路360は、携帯型デジタル放送受信端末110の現在位置と移動状況(履歴)とから、これからの移動先を予測する。予測される移動先の放送エリアにおける選局情報をあらかじめ読み込んで選局情報メモリ330に保存しておくことにより、放送エリアの切り替えを速やかに行うことができる。放送エリアの切り替えは、選局情報メモリ330に保存されている選局情報を読み出しその選局情報を用いてチューナ220およびOFDM復調回路230を制御することにより行われる。
【0021】
前述したように、移動体通信網520における移動体通信セルは、地上デジタル放送網510における放送エリアよりも狭い。従って、移動体通信セルが切り替わるタイミングで選局情報を読み込むことにより、必要な選局情報の更新を十分に行うことができる。また、携帯型デジタル放送受信端末110の現在位置や移動状況を詳細に検出することができるため、移動先の予測を正確に行うことができる。
【0022】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、移動体通信網520を用いて位置情報および選局情報の送受信を行うので、放送用の帯域を圧迫することなく画質や音質を向上させることができる。また、移動先を予測し移動先のエリアにおける選局情報をあらかじめ読み込んで選局情報メモリ330に保存しておくことにより、放送エリアの切り替えを速やかに行うことができる。さらに、切り替えの前後の放送エリアにおいて、同一系列の放送局(系列局)により同一の番組が放送されていた場合に、中断することなく連続して番組を受信することができる。
【0023】
なお、上記の説明においては、選局情報サーバー130が移動体通信網520に直接に接続されている例を示したが、選局情報サーバー130は、インターネットを介して移動体通信網520に接続されていてもよい。
【0024】
<実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。図3においては、図1における移動体通信網520ではなく、GPS(Global Positioning System)通信網530を用いて位置情報の取得を行っている(第2の無線通信網)。選局情報の取得は、図1と同様に移動体通信網520を用いて行われる(第1の無線通信網)。図4は、図2の位置情報取得回路360に、GPSアンテナ380と、GPSアンテナ380を介してGPS衛星から受信される内容に基づき位置情報を算出するための位置情報演算回路390とを接続した構成となっている。図3,4において、図1,2と同一の要素には同一符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。図3では、GPS通信網530を用いることで、より詳細な位置情報を取得することができるので、移動先の予測をより正確に行うことができる。また実施の形態1においては、移動体通信セルが切り替わるタイミングで選局情報を読み込むが、GPS通信では通信セルは用いられないので、所定の時間間隔を定めその時間間隔毎に選局情報の更新を行うことになる。
【0025】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、GPS通信網530を用いて位置情報の送受信を行っているため、移動先の予測をより正確に行うことができる。従って、実施の形態1に比べて、放送エリアの切り替えをより速やかに行うことができるという効果を有する。
【0026】
なお、上記の説明においては、選局情報サーバー130が移動体通信網520に直接に接続されている例を示したが、実施の形態2と同様に、選局情報サーバー130は、インターネットを介して移動体通信網520に接続されていてもよい。
【0027】
またGPS通信網からだけでなく、FM放送網からなどでも位置情報を送受信することにより、さらに位置情報の精度を上げることができる。
【0028】
<実施の形態3>
図5は、本発明の実施の形態3に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。図5においては、図1における移動体通信網520に代えて、ホットスポット等の無線LAN通信網540を用いて、位置サーバー140との位置情報の送受信および選局サーバー130との選局情報の送受信を行っている(第1及び第2の無線通信網)。図6は、図2の移動体通信アンテナ340に代えて無線LANアンテナ400を用いて受信を行い、移動体通信部350に代えて無線LAN通信部410を用いて復号等を行う構成となっている。図5,6において、図1,2と同一の要素には同一符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。図6では、比較的に通信速度が速い無線LAN通信網540を用いることにより、より速やかに位置情報を取得することができる。
【0029】
一般的に、無線LAN通信網540における無線LAN通信セルは、地上デジタル放送網510における放送エリアよりも狭い。従って、実施の形態1と同様に、無線LAN通信セルが切り替わるタイミングで選局情報を読み込むことにより、必要な選局情報の更新を十分に行うことができる。また、携帯型デジタル放送受信端末110の現在位置や移動状況を詳細に検出することができるため、移動先の予測を正確に行うことができる。
【0030】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、比較的に通信速度が速い無線LAN通信網540を用いて位置情報および選局情報の送受信を行っているため、実施の形態1に比べて、放送エリアの切り替えをより速やかに行うことができるという効果を有する。
【0031】
<実施の形態4>
図7は、本発明の実施の形態4に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。図7においては、図1における移動体通信網520に代えて、GPS通信網530を用いて位置サーバー140との位置情報の送受信を行い(第2の無線通信網)ホットスポット等の無線LAN通信網540を用いて選局サーバー130との選局情報の送受信を行っている(第1の無線通信網)。即ち図7は、実施の形態3における図4と、実施の形態4における図6とを組み合わせた構成となっている。
【0032】
また図8は、図2の位置情報取得回路360に、GPSアンテナ380と位置情報演算回路390とを接続し、移動体通信アンテナ340と移動体通信部350とに代えて無線LANアンテナ400と無線LAN通信部410とをそれぞれ用いた構成となっている。即ち図9は、実施の形態3における図4と、実施の形態4における図6とを組み合わせた構成となっている。図7,8において、図1,2と同一の要素には同一符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。
【0033】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、より詳細な位置情報を取得することができるGPS通信網530を用いて位置情報の送受信を行い、比較的に通信速度が速い無線LAN通信網540を用いて選局情報の送受信を行っているため、実施の形態2および3と同様の効果を有する。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1に記載の発明に係る携帯型デジタル放送受信システムは、放送網を介して地上デジタル放送を受信するための携帯型受信端末と、前記地上デジタル放送を受信するために必要な選局情報を第1の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する選局情報提供装置と、前記携帯型受信端末の位置情報を第2の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する位置情報提供装置とを備えるので、放送用の帯域を圧迫することなく画質や音質を向上させることができる。また、移動先を予測し移動先のエリアにおける選局情報をあらかじめ読み込んで保存しておくことにより、放送エリアの切り替えを速やかに行うことができる。さらに、切り替えの前後の放送エリアにおいて、同一系列の放送局(系列局)により同一の番組が放送されていた場合に、中断することなく連続して番組を受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す構成図である。
【図2】実施の形態1に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【図3】実施の形態2に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す図である。
【図4】実施の形態2に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【図5】実施の形態3に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す構成図である。
【図6】実施の形態3に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【図7】実施の形態4に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す構成図である。
【図8】実施の形態4に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
110 携帯型デジタル放送受信端末、120 放送局、130 選局情報サーバー、140 位置情報サーバー、210 放送受信アンテナ、220 チューナ、230 OFDM復調回路、240 ビタビ・RS復号回路、250 TS分離回路、260 映像復号回路、270 音声復号回路、280 データ復号回路、300 音声出力回路、310 OSD回路、320 表示器、330選局情報メモリ、340 移動体通信アンテナ、350 移動体通信部、360 位置情報取得回路、370 選局情報取得回路、380 GPSアンテナ、400 無線LANアンテナ、410 無線LAN通信部、510 地上デジタル放送網、520 移動体通信網、530 GPS通信網、540 無線LAN網。
【発明の属する技術分野】
本発明は地上デジタル放送の携帯型受信システムに関し、特に、携帯型受信端末の移動に伴う選局の切り替えに関する。
【0002】
【従来の技術】
地上デジタル放送においては、放送事業者が地域により異なり、各事業者に割り当てる周波数を全国でユニークにすることができない。従って、放送局のTS(トランスポート・ストリーム)単位で構成されるネットワークが1つのネットワークとして想定される。
【0003】
一方、地上デジタル放送で伝送方式として採用しているOFDM(直交周波数分割)伝送方式は、構成ネットワークの特性に合わせた伝送パラメータが選択可能である。上記想定ネットワークの放送エリアにおいて、デジタル放送受信端末は、全チャンネルサーチにより選局情報(周波数と伝送パラメータ)を取得して、現在位置での番組に対する選局情報のテーブルを作成する。そして選局時にはそのテーブルから選局番組に対応する周波数と、周波数に対応する伝送パラメータを参照し選局を行う。
【0004】
しかしながら、デジタル放送受信端末が上記想定ネットワークの放送エリアから、隣接するエリアへ移動していく場合、例えば携帯型受信端末などでの受信形態では、デジタル放送受信端末が移動先エリアでの選局情報を保有しておらず、選局情報を取得するために、そのエリアにおいてチャンネルサーチを行わねばならない。このチャンネルサーチには数分間を要するのが一般的であり、この放送エリア間の移動が、テレビ放送などのサービスを受けている場合に発生すると、映像が数分間に渡ってフリーズするなどの障害を生じてしまう。
【0005】
さらに、移動したエリアにおいて今まで受信していた系列局の番組を受信し続けるためには、チャンネルサーチ後、再度チャンネルを選択し、入力しなければならないという問題点があった。
【0006】
上記の問題点を解決するための技術としては、例えば、特許文献1に示されたものがある。特許文献1においては、放送局が放送電波中に自局の選局情報と隣接する放送局の選局情報とを同時に放送する。一方、移動中の受信端末側では、現在の受信位置及び隣接する受信位置での選局情報を予め受信して現在位置での信号レベル低下をBER(ビット・エラー・レート)などで検出して隣接位置での選局情報に切り替えることによってシームレスな受信及び系列局間の連続受信を実現するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−359825号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
地上デジタル放送は、固定受信向け、移動体受信向け、携帯受信向けの3つの放送形態が考えられている。放送電波の帯域5.7MHzは13のセグメントに分割される。この13のセグメントは、例えば、1セグメントを携帯受信向け、9セグメントを固定受信向け(ハイビジョンテレビなど)、3セグメントを移動体受信向け(標準テレビなど)と割り当てて放送サービスを実施する。このように携帯受信用では割り当てられる放送帯域が比較的に小さいので、選局情報等の受信に関する情報に放送帯域を使用してしまうと、映像や音声のための放送帯域を圧迫し、画質や音質に影響を与えるという問題点があった。
【0009】
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものであり、放送用の帯域を圧迫することなく選局情報の送受信を行うことにより、放送エリア切り替え時の画質や音質を向上させる携帯型デジタル放送受信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係る携帯型デジタル放送受信システムは、放送網を介して地上デジタル放送を受信するための携帯型受信端末と、前記地上デジタル放送を受信するために必要な選局情報を第1の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する選局情報提供装置と、前記携帯型受信端末の位置情報を第2の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する位置情報提供装置とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。携帯型デジタル放送受信端末110は、放送局120から放送される地上デジタル放送を、地上デジタル放送網510を介して受信する。また携帯型デジタル放送受信端末110は、携帯電話やPHS等の移動体通信に用いられる移動体通信網520(第1及び第2の無線通信網)を介して、選局情報サーバー130および位置情報サーバー140との通信を行う。
【0012】
位置情報サーバー140は、携帯型デジタル放送受信端末110に、現在の位置情報を提供するための装置である。位置情報サーバー140は、例えば移動体通信基地局のカバーエリアである移動体通信セル毎に1つずつ設置され、各移動体通信セル内で位置情報を送信している。
【0013】
選局情報サーバー130は、各チャンネルの変調方式や周波数等の、放送を受信するために必要な選局情報を提供するための装置である。選局情報サーバー130は、例えば全放送エリアに対して1つ設置され、全放送エリア分の選局情報を備えている。
【0014】
次に、図2に、携帯型デジタル放送受信端末110を構成する回路ブロック図の例を示す。放送局120の電波塔から放送されたデジタル放送電波は、放送受信アンテナ210で受信されチューナ220を経てOFDM復調回路230にてベースバンドに変換された後に、ビタビ・RS(リード&ソロモン)復号回路240で誤り訂正等を施され、TS分離回路250で、映像信号と、音声信号と、番組表や字幕等の情報等を含むデータ信号と、スクランブル情報等を含むNIT(ネットワーク・インフォメーション・テーブル)情報等に分離される。但しこのNIT情報には、選局情報は含まれないものとする。
【0015】
音声信号は、音声復号回路270を経て音声出力回路300よりスピーカまたはヘッドフォン端子等に出力される。映像信号は映像復号回路260でベースバンド映像信号に変換されて、データ復号回路280で復号化されたデータ信号とともにOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)回路310で合成されて表示器320に表示される。
【0016】
図1の位置情報サーバー140から発信された位置情報は、移動体通信網520を経て移動体通信アンテナ340で受信され、移動体通信部350で復号された後に、位置情報取得回路360で、携帯型デジタル放送受信端末110の現在の位置情報として取得され、選局情報メモリ330に保存される。
【0017】
また、図1の選局情報サーバー130から発信された選局情報は、移動体通信網520を経て移動体通信アンテナ340で受信され、移動体通信部350で復号された後に、選局情報取得回路370で選局情報を取得され、選局情報メモリ330に保存される。
【0018】
携帯型デジタル放送受信端末110は、自移動体通信セル基地局およびその隣接移動体通信セル基地局から受信される信号レベルの強さを定期的に測定し、測定結果に応じて移動体通信セル基地局の切り替えを行う。このとき、選局情報メモリ330に保存されている携帯型デジタル放送受信端末110の現在の位置情報は更新される。
【0019】
一般的に、移動体通信網520における移動体通信セルは、地上デジタル放送網510における放送エリアよりも狭い。それ故に、1つの放送エリアには複数の移動体通信セルが含まれるが、選局情報サーバー130は、これら複数の移動体通信セルがどの放送エリアに含まれるかに関する対応テーブルを備えている。従って、この対応テーブルを用いることにより、携帯型デジタル放送受信端末110は、位置情報に対応する放送エリアの選局情報を取得することができる。
【0020】
また、位置情報取得回路360は、携帯型デジタル放送受信端末110の現在位置と移動状況(履歴)とから、これからの移動先を予測する。予測される移動先の放送エリアにおける選局情報をあらかじめ読み込んで選局情報メモリ330に保存しておくことにより、放送エリアの切り替えを速やかに行うことができる。放送エリアの切り替えは、選局情報メモリ330に保存されている選局情報を読み出しその選局情報を用いてチューナ220およびOFDM復調回路230を制御することにより行われる。
【0021】
前述したように、移動体通信網520における移動体通信セルは、地上デジタル放送網510における放送エリアよりも狭い。従って、移動体通信セルが切り替わるタイミングで選局情報を読み込むことにより、必要な選局情報の更新を十分に行うことができる。また、携帯型デジタル放送受信端末110の現在位置や移動状況を詳細に検出することができるため、移動先の予測を正確に行うことができる。
【0022】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、移動体通信網520を用いて位置情報および選局情報の送受信を行うので、放送用の帯域を圧迫することなく画質や音質を向上させることができる。また、移動先を予測し移動先のエリアにおける選局情報をあらかじめ読み込んで選局情報メモリ330に保存しておくことにより、放送エリアの切り替えを速やかに行うことができる。さらに、切り替えの前後の放送エリアにおいて、同一系列の放送局(系列局)により同一の番組が放送されていた場合に、中断することなく連続して番組を受信することができる。
【0023】
なお、上記の説明においては、選局情報サーバー130が移動体通信網520に直接に接続されている例を示したが、選局情報サーバー130は、インターネットを介して移動体通信網520に接続されていてもよい。
【0024】
<実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。図3においては、図1における移動体通信網520ではなく、GPS(Global Positioning System)通信網530を用いて位置情報の取得を行っている(第2の無線通信網)。選局情報の取得は、図1と同様に移動体通信網520を用いて行われる(第1の無線通信網)。図4は、図2の位置情報取得回路360に、GPSアンテナ380と、GPSアンテナ380を介してGPS衛星から受信される内容に基づき位置情報を算出するための位置情報演算回路390とを接続した構成となっている。図3,4において、図1,2と同一の要素には同一符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。図3では、GPS通信網530を用いることで、より詳細な位置情報を取得することができるので、移動先の予測をより正確に行うことができる。また実施の形態1においては、移動体通信セルが切り替わるタイミングで選局情報を読み込むが、GPS通信では通信セルは用いられないので、所定の時間間隔を定めその時間間隔毎に選局情報の更新を行うことになる。
【0025】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、GPS通信網530を用いて位置情報の送受信を行っているため、移動先の予測をより正確に行うことができる。従って、実施の形態1に比べて、放送エリアの切り替えをより速やかに行うことができるという効果を有する。
【0026】
なお、上記の説明においては、選局情報サーバー130が移動体通信網520に直接に接続されている例を示したが、実施の形態2と同様に、選局情報サーバー130は、インターネットを介して移動体通信網520に接続されていてもよい。
【0027】
またGPS通信網からだけでなく、FM放送網からなどでも位置情報を送受信することにより、さらに位置情報の精度を上げることができる。
【0028】
<実施の形態3>
図5は、本発明の実施の形態3に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。図5においては、図1における移動体通信網520に代えて、ホットスポット等の無線LAN通信網540を用いて、位置サーバー140との位置情報の送受信および選局サーバー130との選局情報の送受信を行っている(第1及び第2の無線通信網)。図6は、図2の移動体通信アンテナ340に代えて無線LANアンテナ400を用いて受信を行い、移動体通信部350に代えて無線LAN通信部410を用いて復号等を行う構成となっている。図5,6において、図1,2と同一の要素には同一符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。図6では、比較的に通信速度が速い無線LAN通信網540を用いることにより、より速やかに位置情報を取得することができる。
【0029】
一般的に、無線LAN通信網540における無線LAN通信セルは、地上デジタル放送網510における放送エリアよりも狭い。従って、実施の形態1と同様に、無線LAN通信セルが切り替わるタイミングで選局情報を読み込むことにより、必要な選局情報の更新を十分に行うことができる。また、携帯型デジタル放送受信端末110の現在位置や移動状況を詳細に検出することができるため、移動先の予測を正確に行うことができる。
【0030】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、比較的に通信速度が速い無線LAN通信網540を用いて位置情報および選局情報の送受信を行っているため、実施の形態1に比べて、放送エリアの切り替えをより速やかに行うことができるという効果を有する。
【0031】
<実施の形態4>
図7は、本発明の実施の形態4に係る携帯型デジタル放送受信システムの一例を示す構成図である。図7においては、図1における移動体通信網520に代えて、GPS通信網530を用いて位置サーバー140との位置情報の送受信を行い(第2の無線通信網)ホットスポット等の無線LAN通信網540を用いて選局サーバー130との選局情報の送受信を行っている(第1の無線通信網)。即ち図7は、実施の形態3における図4と、実施の形態4における図6とを組み合わせた構成となっている。
【0032】
また図8は、図2の位置情報取得回路360に、GPSアンテナ380と位置情報演算回路390とを接続し、移動体通信アンテナ340と移動体通信部350とに代えて無線LANアンテナ400と無線LAN通信部410とをそれぞれ用いた構成となっている。即ち図9は、実施の形態3における図4と、実施の形態4における図6とを組み合わせた構成となっている。図7,8において、図1,2と同一の要素には同一符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。
【0033】
このように、本発明の実施の形態に係る携帯型デジタル放送受信システムにおいては、より詳細な位置情報を取得することができるGPS通信網530を用いて位置情報の送受信を行い、比較的に通信速度が速い無線LAN通信網540を用いて選局情報の送受信を行っているため、実施の形態2および3と同様の効果を有する。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1に記載の発明に係る携帯型デジタル放送受信システムは、放送網を介して地上デジタル放送を受信するための携帯型受信端末と、前記地上デジタル放送を受信するために必要な選局情報を第1の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する選局情報提供装置と、前記携帯型受信端末の位置情報を第2の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する位置情報提供装置とを備えるので、放送用の帯域を圧迫することなく画質や音質を向上させることができる。また、移動先を予測し移動先のエリアにおける選局情報をあらかじめ読み込んで保存しておくことにより、放送エリアの切り替えを速やかに行うことができる。さらに、切り替えの前後の放送エリアにおいて、同一系列の放送局(系列局)により同一の番組が放送されていた場合に、中断することなく連続して番組を受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す構成図である。
【図2】実施の形態1に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【図3】実施の形態2に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す図である。
【図4】実施の形態2に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【図5】実施の形態3に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す構成図である。
【図6】実施の形態3に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【図7】実施の形態4に係る携帯型デジタル放送受信システムを示す構成図である。
【図8】実施の形態4に係る携帯型デジタル放送受信端末を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
110 携帯型デジタル放送受信端末、120 放送局、130 選局情報サーバー、140 位置情報サーバー、210 放送受信アンテナ、220 チューナ、230 OFDM復調回路、240 ビタビ・RS復号回路、250 TS分離回路、260 映像復号回路、270 音声復号回路、280 データ復号回路、300 音声出力回路、310 OSD回路、320 表示器、330選局情報メモリ、340 移動体通信アンテナ、350 移動体通信部、360 位置情報取得回路、370 選局情報取得回路、380 GPSアンテナ、400 無線LANアンテナ、410 無線LAN通信部、510 地上デジタル放送網、520 移動体通信網、530 GPS通信網、540 無線LAN網。
Claims (5)
- 放送網を介して地上デジタル放送を受信するための携帯型受信端末と、
前記地上デジタル放送を受信するために必要な選局情報を第1の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する選局情報提供装置と、
前記携帯型受信端末の位置情報を第2の無線通信網を介して前記携帯型受信端末に提供する位置情報提供装置と
を備える携帯型デジタル放送受信システム。 - 請求項1に記載の携帯型デジタル放送受信システムであって、
前記選局情報提供装置は、選局情報サーバーであり、
前記位置情報提供装置は、位置情報サーバーであり、
前記第1及び第2の無線通信網は、同一の移動体通信網である
携帯型デジタル放送受信システム。 - 請求項1に記載の携帯型デジタル放送受信システムであって、
前記選局情報提供装置は、選局情報サーバーであり、
前記第1の無線通信網は、移動体通信網であり、
前記位置情報提供装置は、GPS衛星であり、
前記第2の無線通信網は、GPS通信網である
携帯型デジタル放送受信システム。 - 請求項1に記載の携帯型デジタル放送受信システムであって、
前記選局情報提供装置は、選局情報サーバーであり、
前記位置情報提供装置は、位置情報サーバーであり、
前記第1及び第2の無線通信網は、同一の無線LAN通信網である
携帯型デジタル放送受信システム。 - 請求項1に記載の携帯型デジタル放送受信システムであって、
前記選局情報提供装置は、選局情報サーバーであり、
前記第1の無線通信網は、無線LAN通信網であり、
前記位置情報提供装置は、GPS衛星であり、
前記第2の無線通信網は、GPS通信網である
携帯型デジタル放送受信システム。
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