JP2004282229A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラ(撮像装置)は、液晶ディスプレイ(LCD)と、複数のボタンで構成される4連スイッチと、回動可能なダイアルとを備えており、露出補正モードと、本撮影前にファインダー画像とそのヒストグラム(輝度分布)をLCDに表示するヒストグラム表示モードとを含む複数の機能モードを有している。露出補正モードでは、4連スイッチの各ボタンに対する撮影者の2工程(アクション)以上の操作入力で露出補正値の変更を行う。一方、ヒストグラム表示モードでは、ダイアルに対する1工程の操作入力で露出補正値の変更を行う。これにより、ファイダー画像に関する輝度分布を表示する場合、簡易な露出設定が可能となる。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の機能モードを有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラ(撮像装置)においては、LCDなどの表示部に撮影された画像を表示するのみならず、本撮影前に様々な情報を表示できるものがある。
【0003】
例えば、特許文献1や特許文献2には、本撮影前のファインダー画像(撮影準備画像)とともにファインダー画像に関する輝度分布を、ヒストグラムとしてリアルタイムで表示する技術が開示されており、このヒストグラムが露光条件に応じて変化することが示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−282004号公報
【特許文献2】
特開2001−245204号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1および特許文献2では特に開示されていないが、ヒストグラムで露出状態を確認しつつ露出条件を変更する場合でも、通常の露出条件変更操作と同じ操作が要求されるため、その操作は一般に2アクション以上の煩雑な操作となり、簡易に露出設定を行うことは困難である。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ファイダー画像に関する輝度分布を表示する場合、簡易な露出設定が可能となる撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の機能モードを有する撮像装置であって、(a)本撮影前に被写体に係る撮影準備画像を取得する撮像手段と、(b)前記撮影準備画像に基づく表示が可能な表示手段と、(c)前記撮影準備画像に関する輝度分布を前記表示手段に表示させる輝度分布表示モードに設定する設定手段と、(d)前記輝度分布表示モードに設定される場合には、特定の操作入力に基づき露出補正に係る露出設定を行う第1露出設定手段と、(e)前記輝度分布表示モードと異なる所定の機能モードに設定される場合には、所定の操作入力に基づき前記露出設定を行う第2露出設定手段とを備え、前記特定の操作入力は、前記所定の操作入力より操作入力の工程が少ない。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、前記特定の操作入力は、単一の操作入力工程で構成され、前記所定の操作入力は、複数の操作入力工程で構成される。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る撮像装置において、(f)前記設定手段による前記輝度分布表示モードの設定に連動して、前記露出設定を行う機能モードに設定する手段をさらに備える。
【0010】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、(g)1の操作部材に対する操作入力に応じて、前記第2露出設定手段に係る露出設定を行う露出補正モードに設定する手段をさらに備え、前記設定手段は、(c−1)前記1の操作部材に対する操作入力に応じて、前記輝度分布表示モードに設定する手段を有する。
【0011】
また、請求項5の発明は、請求項4の発明に係る撮像装置において、(h)前記1の操作部材に対する操作時間を検出する検出手段と、(i)前記操作時間に応じて、前記輝度分布表示モードへの設定と前記露出補正モードへの設定とを選択的に切替える切替手段とをさらに備え、前記特定の操作入力と前記所定の操作入力とは、同一の操作部材に対する操作入力を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
<デジタルカメラの要部構成>
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1Aの外観の概略構成を示す図である。図1はデジタルカメラ1Aの平面図、図2は図1のII−II位置から見た断面図、図3はデジタルカメラ1Aの背面図に相当する。
【0013】
デジタルカメラ1Aは、撮像装置として機能し、略直方体状をしているカメラ本体部2と、カメラ本体部2に着脱可能に装着される撮影レンズ3から構成される。図1に示すように、デジタルカメラ1Aは撮影画像を記録するメモリカード8が着脱可能に収納されるようになっている。また、デジタルカメラ1Aは、4本の単三形乾電池E1〜E4を直列接続する電源電池Eを駆動源としている。
【0014】
図2に示すように、ズームレンズである撮影レンズ3はレンズ群30を備えている。ここでは、撮影レンズ3として2群ズームレンズを示しており、レンズ群30は、大きく2つのレンズ群300,301に分類される。なお、図2および図3においては、図示の都合上、レンズ群300,301をそれぞれ一枚のレンズとして示している。ただし、実際には各レンズ群300,301は、一枚のレンズに限定されず、複数枚のレンズの集合体として構成されていても良い。
【0015】
一方、カメラ本体部2の内部には、レンズ群300を駆動するためのモータM1、およびレンズ群301を駆動するモータM2が設けられている。これらのモータM1,M2の駆動により、レンズ群300,301が互いに独立して光軸方向に移動することによって、撮影レンズ3のズーム倍率の変更を行うことが可能である。また、これらのモータM1,M2を用いて、レンズ群300,301を駆動することにより、撮影レンズ3の合焦状態を変更すること、すなわち、フォーカス(AF)動作を行うことが可能である。
【0016】
また、撮影レンズ3のレンズ群30の後方位置の適所にカラー撮像素子303が設けられている。カラー撮像素子303は、CCDからなるエリアセンサの各画素の表面に、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタが市松模様状に貼り付けられた単板式カラーエリアセンサで構成される。このカラー撮像素子(以下、「CCD(Charge Coupled device)」という)は、例えば1600×1200の画素数を有している。また、CCD303は、本撮影前に被写体に係るファインダー画像(撮影準備画像)を取得する撮像手段として機能する。
【0017】
カメラ本体部2の前面には、図1のようにグリップ部Gが設けられ、カメラ本体部2の上端の適所にポップアップ形式の内蔵フラッシュ5が設けられている。この内蔵フラッシュ5は、フラット発光が可能な構成となっている。
【0018】
また、図3のようにカメラ本体部2の上面には、シャッタボタン9および、ダイアル91が設けられている。このシャッタボタン9については、フォーカス調整用などのトリガーとして用いる半押し状態(これを「S1状態」という)と、記録用撮影のトリガーとして用いる全押し状態(これを「S2状態」という)とを検出し、判別する機能を有している。
【0019】
ダイアル91は、回動可能となっており、これを廻すことで簡単に各種の設定値を連続的に変更できる。ただし、デジタルカメラ1Aが有する複数の機能モードのうちのヒストグラム表示モード(後述)に設定される場合には、ダイアル91を露出補正用として切替える。すなわち、ヒストグラム表示モードでは、ダイアル91に対する単一の操作入力工程で構成される操作入力に基づき、露出補正に係る露出設定が行われることとなる。なお、ヒストグラム表示モード以外の機能モードに設定される場合には、ダイアル91に対する操作入力に基づき露出設定と異なる他の種類の設定が行われる。この他の種類の設定としては、例えばコントラストや彩度の調整などがあり、主として露出調整以外の撮影条件の設定である。
【0020】
一方、カメラ本体部2の背面には、電子ビューファインダ(以下、「EVF(Electronic View Finder)」という)20と液晶ディスプレイ(以下、「LCD(Liquid Crystal Display)」という)10とが設けられている。なお、光学ファインダーと異なり、撮影待機状態においてCCD303からの画像信号に関するライブビュー表示を行うEVF20およびLCD10がファインダーとしての機能を担っており、本撮影前のファインダー画像に基づく表示を行える。
【0021】
また、LCD10は、撮影モードにおいて撮影条件等を設定するためのメニュー画面を表示したり、再生モードにおいてメモリカード8に記録された撮影画像を再生表示することが可能である。
【0022】
カメラ本体部2は、その背面左方に電源スイッチ14が設けられ、その背面右方に4連スイッチ15が設けられている。4連スイッチ15は、5つの操作ボタンを有し、これらの操作ボタンにおける上下左右の4方向のボタンSU、SD、SL、SRを押下することによって各種操作を行うことが可能であるとともに、決定ボタンSCを押下することによって各種の設定を決定することが可能となっている。例えば、LCD10に表示されるメニュー画面で選択された項目を変更したり、インデックス画面で選択された再生対象のコマを変更するためのスイッチとして機能する。また、撮影モードにおいて左右方向のボタンSL,SRは、ズーム倍率を変更するためのスイッチとして機能する。具体的には、モータM1,M2の駆動により2つのレンズ群300,301の相対的な位置関係が変更されることによって、ズーム倍率が変更される。より詳細には、右方向スイッチSRを押下するとワイド側に連続的に移動し、左方向スイッチSLを押下するとテレ側に連続的に移動する。
【0023】
また、4連スイッチ15の下方には、実行スイッチ31、取消スイッチ32、メニュー表示スイッチ33及びモード切替スイッチ34等のスイッチ群16が設けられている。実行スイッチ31は、メニュー画面で選択された内容を確定するためのスイッチである。取消スイッチ32は、メニュー画面で選択された内容を取り消すためのスイッチである。メニュー表示スイッチ33は、LCD10にメニュー画面を表示させたり、メニュー画面の内容を切り換えたりするためのスイッチとなっている。モード切替スイッチ34は、デジタルカメラ1Aの機能モードである「撮影モード」と「再生モード」とを切替えるためのスイッチである。この撮影モードは、静止画撮影や動画撮影を行うモードであり、再生モードは、メモリカード8に記録された撮影画像をLCD10またはEVF20に再生表示するモードである。デジタルカメラ1Aの起動時には、自動的に撮影モードが選択されるが、起動後にモード切替スイッチ34を押下するたびに撮影モードと再生モードとが切替わることとなる。
【0024】
また、カメラ本体部2の背面には、電源スイッチ14の上方に表示切替ボタン17が設けられ、シャッタボタン9の近傍にAEロックボタン18が設けられている。この表示切替ボタン17は、LCD10(EVF20)に表示されるライブビュー画像に重ねてこの画像データの輝度分布を示すヒストグラムを表示させるヒストグラム表示モード(輝度分布表示モード)に切替えるためのボタンである。また、AEロックボタン18は、AE設定をロックするためのボタンである。
【0025】
また、カメラ本体部2の背面には、LCD10の中央上方に接眼センサ19が設けられている。この接眼センサ19は、撮影者がEVF20を覗き込んでEVF20に接近したことを検知するもので、接眼検知されるとEVF20がオンするようになっている。
【0026】
次に、デジタルカメラ1Aの内部構成について説明する。図4は、デジタルカメラ1Aの内部構成を示す概略ブロック図である。
【0027】
撮影レンズ3は、レンズ群300,301とともに、内部に透過光量を調節するための絞り302を備えている。なお、図4においては、図示の都合上、絞り302がレンズ群301の後側に配置されるように示しているが、絞り302の配置はこのようなものに限定されない。たとえば、絞り302は、レンズ群301(ないし300)の内部に設けられていても良く、または、両レンズ群300,301の間に設けられていてもよい。
【0028】
CCD303は、撮影レンズ3により結像された被写体の光像を、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。タイミングジェネレータ214は、CCD303の駆動を制御するため、各種のタイミングパルスを生成するものである。
【0029】
デジタルカメラ1Aにおける露出制御は、絞り302とCCD303の露光量、すなわちシャッタースピードに相当する電荷蓄積時間を調整して行われる。被写体輝度が低輝度時に適切なシャッタースピードが設定できない場合には、CCD303から出力される画像信号のレベル調整を行うことにより露光不足による不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時には、シャッタースピードとゲイン調整とを組合わせて露出制御が行われる。画像信号のレベル調整は、信号処理回路121内のAGC回路のゲイン調整において行われる。
【0030】
タイミングジェネレータ214は、タイミング制御回路202から送信される基準クロックに基づきCCD303の駆動制御信号を生成するものである。タイミングジェネレータ214は、例えば積分開始/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号、垂直同期信号、転送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD303に出力する。
【0031】
信号処理部120は、CCD303から出力される画像信号に所定のアナログ信号処理及びデジタル信号処理を行うものである。画像信号の信号処理は画像データを構成する各画素の受光信号毎に行われる。信号処理部120は、アナログ信号処理回路121、A/D変換回路122、黒レベル補正回路123、ホワイトバランス(WB)回路124、γ補正回路125、及び画像メモリ126を備えている。
【0032】
アナログ信号処理回路121はアナログ信号処理を行うものであり、主にCDS(相関二重サンプリング)回路及びAGC(オートゲインコントロール)回路からなり、CCD303から出力される画素信号のサンプリングノイズの低減と信号レベルの調整を行う。AGC回路におけるゲインコントロールには、絞り302の絞り値とCCD303の露光時間とで適正露出が得られなかった場合の撮影画像のレベル不足を補償する場合も含まれる。
【0033】
A/D変換回路122はアナログ信号処理回路121から出力されるアナログ信号である画像信号をデジタル信号である画像データに変換するものである。変換後の画像データは、画像メモリ126に一旦格納される。
【0034】
黒レベル補正回路123は、A/D変換回路122でA/D変換された画像信号の黒レベルを基準の黒レベルに補正するものである。また、WB回路124は、RGB各色成分の画像データに対してレベル変換を行うものである。このWB回路124は、全体制御部150から入力されるレベル変換テーブルを利用してRGB各色成分の画像データのレベルを変換する。なお、レベル変換テーブルの各色成分の変換係数(特性の傾き)は、全体制御部150により撮影画像ごとに設定される。
【0035】
γ補正回路125は、画像データのγ特性を補正する回路であり、予め設定されたγ補正用テーブルを用いて画像データのレベルを補正する。
【0036】
画像メモリ126は、γ補正回路125から出力される画像データを一時保持するメモリである。画像メモリ126は、1フレーム分の画像データを格納し得る記憶容量を有している。すなわち、画像メモリ126は、CCD303の画素数に対応する2500×1920画素分の画像データを記憶する容量を有し、各画素データが対応する画素位置に記憶される。
【0037】
調光回路304は、フラッシュ撮影における内蔵フラッシュ5の発光量を、全体制御部150により設定された所定の発光量に制御するものである。フラッシュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ305で受光され、この受光量が所定の発光量に達すると、調光回路304から発光停止信号が出力され、この発光停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的に停止し、これにより内蔵フラッシュ5の発光量が所定の発光量に制御される。
【0038】
レンズ制御部130は、撮影レンズ3内のレンズ群300,301および絞り302の各部材の駆動を制御するものである。レンズ制御部130は、絞り302の絞り値を制御する絞り制御回路131と、モータM1,M2を駆動することによりズームの変倍率を変更するズーム制御回路132と、モータM1,M2を駆動することによりフォーカス制御を行うフォーカス制御回路133とを備えている。
【0039】
絞り制御回路131は、全体制御部150から入力される絞り値に基づいて絞り302を駆動し、その開口量を当該絞り値に設定する。フォーカス制御回路133は、全体制御部150から入力されるAF制御信号に基づいてモータM1,M2の駆動量を制御し、レンズ群300,301を焦点位置に設定する。ズーム制御回路132は、4連スイッチ15による入力に応じて全体制御部150から入力されるズーム制御信号に基づいて、モータM1,M2を駆動してレンズ群300,301を移動させる。これによって、ズームの状態が、ワイド側あるいはテレ側へと移動する。
【0040】
表示部140は、LCD10及びEVF20への表示を行うものである。表示部140には、LCD10、EVF20とともに、LCD10に再生表示されるの画像データのバッファメモリとなるLCDVRAM141及びEVF20に再生表示される画像データのバッファメモリとなるEVFVRAM142を備えている。このLCDVRAM141は、LCDの画素数640×480に対応した画像データの記憶容量を有しており、EVFVRAM142は、EVF20の画素数400×300に対応した画像データの記憶容量を有している。
【0041】
撮影待機状態においては、CCD303により1/30(秒)毎に順次に生成された画像(ファインダー画像)の各画素データが、信号処理部120による所定の信号処理を施された後、画像メモリ126に一時記憶される。そして、全体制御部150によって読み出され、データサイズが調整された後にLCDVRAM141及びEVFVRAM142に転送され、LCD10及びEVF20にファインダー画像として表示される。これにより撮影者は、被写体像を視認することができる。また、再生モードにおいては、メモリカード8から読み出された画像が全体制御部150によって所定の信号処理が施された後に、LCDVRAM141に転送され、LCD10に再生表示されることとなる。
【0042】
操作部101は、上述したカメラ本体部2に設けられた撮影や再生に関する操作部材の操作情報を全体制御部150に入力するものである。操作部101から入力される操作情報には、シャッタボタン9、電源スイッチ14、4連スイッチ15及びスイッチ群16等の各操作部材の操作情報が含まれる。
【0043】
全体制御部150は、マイクロコンピュータからなり、撮影機能及び再生機能を統括制御するものである。全体制御部150には、カードインターフェース103を介してメモリカード8が接続されている。また、通信用インターフェース105を介してパーソナルコンピュータPCが外部接続されるようになっている。
【0044】
全体制御部150は、撮影機能及び再生機能における数々の具体的な処理を行うための処理プログラムや上述したデジタルカメラ1Aの各部材の駆動を制御するための制御プログラムが記憶されたROM151と、処理プログラム及び制御プログラムに従って数々の演算作業を行うための作業領域となるRAM152を備えている。なお、記録媒体であるメモリカード8に記録されている例えば露出補正値設定プログラムなどのプログラムデータをカードI/F103を介して読み出し、ROM151に格納することができるようになっている。従って、これらの処理プログラム及び制御プログラムは、メモリカード8からデジタルカメラ1A中にインストールされることが可能である。なお、処理プログラム及び制御プログラムは、通信用I/F105を介してパーソナルコンピュータPCからインストール可能となっていても良い。
【0045】
また、全体制御部150は、露出制御値(シャッタスピード(SS)と絞り値)を設定するための輝度判定部と露出量設定部とを備えている。露出補正では、通常、メニュー表示スイッチ33によってデジタルカメラ1Aの機能モードである露出設定モードを呼び出し、4連スイッチ15を操作することで露出補正値を調整できる。その具体的な操作方法について以下で説明する。
【0046】
図5は、露出設定モードにおける露出補正値の設定を説明するための図である。
【0047】
まず、メニュー表示スイッチ33を撮影者が押下することで図5(a)に示す選択画面がLCD10に表示される。次に、4連スイッチ15のボタンSU、SDを操作することにより図5(b)のように露出設定モードを選択し、決定ボタンSCの押下によって図5(c)に示す画面に移行する。この画面では、ボタンSU、SDの操作により「+2〜−2」の範囲において0.3づつ補正値を増減できる。そして、図5(d)に示すように所望の補正値に設定した後、決定ボタンSCを押下することにより、露出補正値が「+0.3」に決定される(図5(e))。以上のように、露出設定モードが設定される場合には、4連スイッチ15のボタンSU、SD、SCに対する複数の操作入力工程で構成される操作入力に基づき、露出補正に係る露出設定が行われることとなる。
【0048】
全体制御部150は、上記撮影画像の記録処理を行なうために、フィルタリング処理を行なうフィルタ部とサムネイル画像及び圧縮画像を生成する記録画像生成部とを備え、メモリカード8に記録された画像をLCD10やEVF20に再生するために、再生画像を生成する再生画像生成部を備えている。
【0049】
上記のフィルタ部は、デジタルフィルタにより記録すべき画像の高周波成分を補正して輪郭に関する画質の補正を行なうものである。また、記録画像生成部は、画像メモリ126から画像データを読み出してメモリカード8に記録すべきサムネイル画像と圧縮画像とを生成する。この記録画像生成部は、画像メモリ126から横方向と縦方向の両方向でそれぞれ8画素毎に画素データを読み出し、順次、メモリカード8に転送することで、サムネイル画像を生成しつつメモリカード8に記録する。さらに、記録画像生成部は、画像メモリ126から全画素データを読み出し、これらの画素データに2次元DCT変換、ハフマン符号化等のJPEG方式による所定の圧縮処理を施して圧縮画像の画像データを生成し、この圧縮画像データをメモリカード8の画像エリアに記録する。
【0050】
全体制御部150は、撮影モードにおいて、シャッタボタン9により撮影が指示されると、撮影指示後に画像メモリ126に取り込まれた画像のサムネイル画像と設定された圧縮率によりJPEG方式により圧縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮率、撮影日、撮影時のフラッシュのオンオフのデータ、シーン情報、画像の判定結果等)等の情報とともに両画像をメモリカード8に記憶する。
【0051】
カードI/F103を介してメモリカード8に記録された画像の各コマには、タグ情報と、JPEG形式で圧縮された高解像度の画像データ(1600×1200画素)と、サムネイル表示用の画像データ(80×60画素)とが記録されている。
【0052】
モード切替スイッチ34で再生モードを選択したときには、メモリカード8内のコマ番号の最も大きな画像データが読み出され、再生画像生成部にて、データ伸張され、これがLCDVRAM141やEVFVRAM142に転送されることにより、LCD10やEVF20には、コマ番号の最も大きな画像すなわち直近に撮影された画像が表示される。ボタンSUを操作することにより、コマ番号の大きな画像が表示され、ボタンSDを押すことによりコマ番号の小さな画像が表示される。
【0053】
<デジタルカメラ1Aの動作>
図6は、デジタルカメラ1Aの基本的な動作を説明するフローチャートである。本動作は、特に撮影モードでの動作を示しており、全体制御部150のROM151に格納される露出補正値設定プログラムを実行することにより実施される。
【0054】
まず、撮影者が電源スイッチ14をオンにして、モード切替スイッチ34で撮影モードが選択される(ステップST1)。
【0055】
ステップST2では、CCD303で取得された画像データに基づき、図7に示すファインダー画像G1がLCD10にライブビュー状態で表示される。ここで、接眼センサ19により撮影者の接眼が検知された場合には、LCD10がオフされるとともにEVF20がオンされてEVF20にファインダー画像G1が表示されることとなる。なお、以下では、説明の便宜上、撮影者の接眼が検知されない場合、すなわちファインダー画像がLCD10に表示する場合について説明する。
【0056】
ステップST3では、メニュー表示スイッチ17が撮影者により押下されたかを判定する。ここで、メニュー表示スイッチ17が押下された場合には、図5(a)に示す選択画面をLCD10に表示してステップST4に進み、押下されていない場合には、ステップST14に進む。
【0057】
ステップST4では、露出設定モードが選択されたかを判定する。この場合、上述したように4連スイッチ15のボタンSU、SDを操作して露出設定モードを選択し、決定ボタンSCが押下されたかを判断する(図5(b)参照)。ここで、露出設定モードが選択された場合には、ステップST5に進んで露出設定モードに設定する。一方、選択されていない場合には、ステップST1に戻る。
【0058】
ステップST6では、4連スイッチ15によって露出補正値が変更されたかを判定する。ここでは、4連スイッチ15のボタンSU、SDを操作することにより、図5(c)に示す露出補正値「0」の状態から、例えば図5(d)に示すように露出補正値が変化したかを判断する。ここで、露出補正値が変更された場合には、ステップST7に進み、変更されていない場合には、ステップST11に進む。
【0059】
ステップST7では、露出補正値を決定する。具体的には、決定ボタンSCを押下することにより、図5(e)に示すように露出補正値を決定する。
【0060】
ステップST8では、露出設定モードを終了する。具体的には、メニュー表示スイッチ17の押下により露出設定モードを解除する。
【0061】
ステップST9では、レリーズ操作、すなわちシャッターボタン9の全押し操作(S2オン)を行う。
【0062】
ステップST10では、撮影動作を行い撮影画像を記録する。すなわち、CCD303で画像データを取得してメモリカード8に記録する。この場合、ステップS7で決定された露出補正値に基づき、露出補正動作が行われる。
【0063】
ステップST11では、ステップST8と同様に設定補正モードを終了する。
【0064】
ステップST12では、ステップST9と同様にレリーズ操作を行う。
【0065】
ステップST13では、ステップST10と同様に、撮影動作を行い撮影画像を記録する。なお、露出補正値は変更されていないため、ステップST10と異なり、露出補正値が「0」の状態で撮影動作が行われる。
【0066】
ステップST14では、表示切替ボタン17が撮影者により押下されたかを判定する。ここで、表示切替ボタン17が押下された場合には、ステップST15に進み、押下されていない場合には、ステップST1に戻る。
【0067】
ステップST15では、LCD10にヒストグラムを表示するヒストグラム表示モードに設定する。具体的には、図8に示すように、ファインダー画像G2に重畳して、CCD303で取得した画像全体の輝度分布を表すヒストグラムHG1(平行斜線部)が表示される。これにより、撮影者は、ファインダ画像G2の平均的な輝度を把握できることとなる。
【0068】
ステップST16では、撮影者によるダイアル91の操作が行われたかを判定する。ここで、ダイアル91が操作された場合には、ステップST17に進み、操作されていない場合には、ステップST21に進む。
【0069】
ステップST17では、変更されたヒストグラムを表示する。この場合、ダイアル91の操作によって変更された露出補正値に基づく露出条件で撮像されたファインダー画像からヒストグラムを再作成することとなる。例えば、ダイアル91の操作により露出補正値が「+側」に変更された場合には、図8のヒストグラムHG1に対して高輝度側にシフトしたヒストグラムHG2(図9の平行斜線部)が表示される。
【0070】
以上のようなダイアル91の操作によって、露出設定モードと同様に露出補正値の変更が可能となる。すなわち、ヒストグラム表示モードの設定に連動して、露出設定モードと同様に露出設定を行える機能モードが設定されることとなり、利便性が向上する。このダイアル91の操作による露出設定により、ステップST4〜ST6のように露出設定モードを選択し4連スイッチ15の操作により露出補正値を変更する操作入力に比べて操作入力の工程が少なくなるため、迅速かつ的確に露出補正値の変更を行うことが可能となる。
【0071】
なお、露出設定モードにおいて4連スイッチ15の各ボタンSU、SD、SCを操作するという複雑な操作(アクション)を採用して露出補正値を変更させているのは、露出補正値の変更を撮影者に確実に意識させて誤操作を防止するためである。これに対して、ヒストグラム表示モードでは、ヒストグラム(輝度分布)に関連した操作としては輝度条件を変更する露出補正操作のみであるため、撮影者もそれを明確に意識でき誤操作のおそれがない。よって、ダイアル91に対する簡易な操作のみで露出補正値を変更できるようにしている。
【0072】
ステップST18では、ダイアル91で変更された後の補正値を、露出補正値として決定する。
【0073】
ステップST19では、ステップST9と同様にレリーズ操作を行う。
【0074】
ステップST20では、ステップST10と同様に、撮影動作を行い撮影画像を記録する。この場合、ステップS18で決定された露出補正値に基づき、露出補正動作が行われる。
【0075】
ステップST21では、表示切替ボタン17が撮影者により押下されたかを判定する。ここで、表示切替ボタン17が押下された場合には、ステップST22に進み、押下されていない場合には、ステップST23に進む。
【0076】
ステップST22では、ヒストグラム表示モードを終了する。すなわち、図8に示すファインダ画像G2からヒストグラムHG1の表示を消去する。
【0077】
ステップST23では、ステップST9と同様にレリーズ操作を行う。
【0078】
ステップST24では、ステップST13と同様に、撮影動作を行い撮影画像を記録する。
【0079】
ステップST25では、撮影者が次を撮影するかを判定する。ここでは、モード切替スイッチ34の操作により撮影モード以外が選択されたかを判断し、撮影モード以外が選択された場合には、撮影モードでの動作を終了する。一方、撮影者が次を撮影する場合には、ステップST1に戻る。
【0080】
以上のデジタルカメラ1Aの動作により、ヒストグラム表示モードではダイアル91の操作のみで露出補正値の変更を行うため、ファインダー画像に関する輝度分布を表示する場合、簡易で迅速な露出設定が可能となる。一方、露出設定モードでは、ヒストグラム表示モードにおける露出設定より複雑な操作で露出設定を行うため、露出設定に関する操作であることを撮影者に確実に認識させて誤操作防止を図れる。
【0081】
なお、上記のデジタルカメラ1Aにおいて、内蔵フラッシュ5によるフラッシュ撮影を行う際、ヒストグラム表示モードが選択されている場合には、撮影者がシャッターボタン9を半押しする(またはAEロックボタン18を押下する)ことによって内蔵フラッシュ5をプリ発光させ、ファインダ画像とヒストグラムとをLCD10に表示するようにしても良い。この場合、画像データとして、CCD303の総画素数2500×1920の画像データを取得するのは必須でなく、LCD10の表示画素数に相当する画素に間引いた画像データを取得するようにしても良い。そして、撮影者は、表示されるヒストグラムを考慮してダイアル91を操作し、フラッシュ発光を伴う本撮影を行うこととなる。
【0082】
また、画素加算可能なCCDを使用する場合には、上記のプリ発光動作における発光量を、画素加算量に応じて減少させることができる。具体的には、近隣の2画素を加算する場合には、画素加算を行なわない場合の発光量に対して、1/2程度の発光量で足りることとなる。これにより、内蔵フラッシュ5のチャージアップ時間が短縮され、迅速なフラッシュ撮影が可能となり、シャッターチャンスを逃すのを防止できる。なお、信号処理回路121内のAGC回路のゲインを増加させることによっても、プリ発光における発光量を抑えることができる。
【0083】
<第2実施形態>
<デジタルカメラの要部構成>
図10および図11は、本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラ1Bの外観の概略構成を示す図である。図10はデジタルカメラ1Bの背面図、図11は図10の左側から見たデジタルカメラ1Bの側面図に相当する。
【0084】
デジタルカメラ1Bの背面には、デジタルカメラ1Aと同様の液晶ディスプレイ(LCD)11と、モードダイアル12と、電子ダイアル92と、AFの際に利用するポイント選択ダイアル93とが設けられている。また、デジタルカメラ1Bの上面には、感度を設定するための感度設定ダイアル94が設けられている。
【0085】
モードダイアル12は、電源のオン・オフを行うメインスイッチとして機能するとともに、デジタルカメラ1Aと同様に撮影モード(CAMERAモード)や再生モード(PLAYモード)の切替えを行うスイッチとして機能する。
【0086】
また、デジタルカメラ1Bの鏡胴には、露出補正ボタン95が設けられている。この露出補正ボタン95(1の操作部材)に対する操作入力に応じて、露出補正モードに設定でき、またヒストグラム表示モードに設定できる構成となっている(後で詳述)。これにより、操作部材の増加を抑制できるとともに、相互に関連する露出補正モードおよびヒストグラム表示モードに関する操作入力を露出補正ボタン95に割付けるため、操作入力の直感的な理解が容易となり、操作性が向上することとなる。
【0087】
さらに、露出補正モードおよびヒストグラム表示モードでは、電子ダイアル92、つまり同一の操作部材に対する操作入力を含む操作によって露出補正値を変更できるようになっている(後で詳述)。これにより、操作入力の直感的な理解がより容易となり、操作性が一層向上することとなる。
【0088】
デジタルカメラ1Bの内部構成は、図4に示す第1実施形態と同様の構成を有しており、全体制御部150において露出補正値設定プログラムが実行されることにより、以下で説明するデジタルカメラ1Bの動作が実施される。
【0089】
<デジタルカメラ1Bの動作>
図12は、デジタルカメラ1Bの基本的な動作を説明するフローチャートである。
【0090】
ステップST31およびステップST32では、図6のステップST1およびステップST2と同様の動作を行う。
【0091】
ステップST33では、撮影者により露出補正ボタン95が押下される。
【0092】
ステップST34では、露出補正ボタン95に対する押下時間を検出して、この押下時間tが所定の時間a(例えば2秒)以上となったかを判定する。ここで、押下時間tが所定値a以上となった場合には、ステップST35に進んで露出補正モードに設定する。一方、押下時間tが所定値aより小さい場合には、ステップST44に進む。以上のステップST34の動作により、露出補正ボタン95の操作時間に応じて、ヒストグラム表示モードへの設定と露出補正モードへの設定とが選択的に切替えられることとなる。
【0093】
ステップST36では、撮影者による電子ダイアル92の操作が行われたかを判定する。ここで、電子ダイアル92の操作が行われた場合には、ステップST37に進み、操作が行われていない場合には、ステップST40に進む。
【0094】
ステップST37では、電子ダイアル92で変更された後の補正値を、露出補正値として決定する。
【0095】
ステップST38およびステップST39では、図6に示すステップST9およびステップST10と同様の動作を行う。
【0096】
ステップST40では、ステップST33の押下開始から継続して露出補正ボタン95が押下されているかを判定する。ここで、露出補正ボタン95が押下中の場合には、ステップST36に戻り、押下されていない場合には、ステップST41に進む。
【0097】
ステップST41〜ST43では、図6に示すステップST11〜ST13と同様の動作を行う。
【0098】
ステップST44では、LCD11にヒストグラムを表示するヒストグラム表示モードに設定する。具体的には、図8に示すように、ファインダー画像G2に重畳して、画像全体の輝度分布を表すヒストグラムHG1(平行斜線部)が表示される。
【0099】
ステップST45では、撮影者による電子ダイアル92の操作が行われたかを判定する。ここで、電子ダイアル92の操作が行われた場合には、ステップST46に進み、操作が行われていない場合には、ステップST50に進む。
【0100】
ステップST46では、変更されたヒストグラムを表示する。例えば、電子ダイアル92の操作により露出補正値が「+側」に変更された場合には、図8のヒストグラムHG1に対して高輝度側にシフトしたヒストグラムHG2(図9の平行斜線部)がグラフィカルに表示される。このヒストグラム表示モードでは、電子ダイアル92のみに対する1工程の操作入力により露出補正値を変更するため、露出補正モードのように露出補正ボタン95の押下(ステップST40)と電子ダイアル92の操作(ステップST36)とで構成される2工程の操作入力に比べて、操作入力の工程が少なくなる。その結果、迅速にかつ的確に露出補正値の変更を行えることとなる。
【0101】
なお、露出補正モードにおいて露出補正ボタン95を押下しつつ電子ダイアル92を操作するという複雑な操作を採用して露出補正値を変更させているのは、露出補正値の変更を撮影者に確実に意識させて誤操作を防止するためである。これに対して、ヒストグラム表示モードでは、ヒストグラム(輝度分布)に関連した操作としては輝度条件を変更する露出補正操作のみであるため、撮影者もそれを明確に意識でき、誤操作のおそれがない。よって、電子ダイアル92に対する簡易な操作のみで露出補正値を変更できるようにしている。
【0102】
ステップST47では、電子ダイアル92で変更された後の補正値を、露出補正値として決定する。
【0103】
ステップST48およびステップST49では、図6に示すステップST19およびステップST20と同様の動作を行う。
【0104】
ステップST50では、露出補正ボタン95が撮影者により押下されたかを判定する。ここで、露出補正ボタン95が押下された場合には、ステップST51に進み、押下されていない場合には、ステップST52に進む。
【0105】
ステップST51では、図6に示すステップST22と同様に、ヒストグラム表示モードを終了する。
【0106】
ステップST52およびステップST53では、図6に示すステップST23およびステップST24と同様の動作を行う。
【0107】
ステップST54では、撮影者が次を撮影するかを判定する。ここでは、モードダイアル12の操作により撮影モード以外が選択されたかを判断し、撮影モード以外が選択された場合には、撮影モードでの動作を終了する。一方、撮影者が次を撮影する場合には、ステップST31に戻る。
【0108】
以上のデジタルカメラ1Bの動作により、ヒストグラム表示モードでは、電子ダイアル92の操作のみで露出補正値の変更を行うため、ファインダー画像に関する輝度分布を表示する場合、簡易な露出設定が可能となる。一方、露出補正モードでは、ヒストグラム表示モードにおける露出設定より複雑な操作で露出設定を行うため、露出設定に関する操作であることを撮影者に確実に認識させて誤操作防止を図れる。
【0109】
なお、デジタルカメラ1Bが動画撮影可能な動画撮影モードを有している場合には、上述の露出設定手法を動画撮影に適用しても良い。以下では、この動画撮影に関する動作を説明する。
【0110】
図13は、動画撮影の動作を説明するフローチャートである。
【0111】
ステップST51では、撮影者によって動画撮影モードが設定される。
【0112】
ステップST52〜ST56では、図12のステップST33〜ST37と同様の動作を行う。
【0113】
ステップST57では、撮影者によって動画の記録開始が指示される。
【0114】
ステップST58では、動画撮影動作を行い撮影された動画像を記録する。この場合、ステップS56で決定された露出補正値に基づき、露出補正動作が行われる。
【0115】
ステップST59では、撮影者によって動画の記録終了が指示される。
【0116】
ステップST60およびステップST61では、図12のステップST40およびステップST41と同様の動作を行う。
【0117】
ステップST62では、ステップST57と同様に、動画記録開始の指示が行われる。
【0118】
ステップST63では、ステップST58と同様に、動画撮影動作を行い撮影された動画像を記録する。なお、露出補正値は変更されていないため、ステップST58と異なり、露出補正値が「0」の状態で撮影動作が行われる。
【0119】
ステップST64では、ステップST59と同様に、動画記録終了の指示が行われる。
【0120】
ステップST65およびステップST66では、図12のステップST44およびステップST45と同様の動作を行う。
【0121】
ステップST67では、図12のステップST46およびステップST47と同様の動作を行う。
【0122】
ステップST68およびステップST69では、ステップST57およびステップST58と同様の動作を行う。
【0123】
ステップST70およびステップST71では、図12のステップST50およびステップST51と同様の動作を行う。
【0124】
ステップST72およびステップST73では、ステップST62およびステップST63と同様の動作を行う。
【0125】
ステップST74では、ステップST66と同様の動作を行う。すなわち、動画撮影中においても電子ダイアル92が操作された場合には、ステップST75に進み、ヒストグラムを変更して表示する。これにより、撮影者は、撮影中にヒストグラムを確認しつつ電子ダイアル92を操作することにより、逐次露出補正が行えることとなる。
【0126】
ステップST75では、ステップST67およびステップST69と同様の動作を行う。
【0127】
ステップST76では、ステップST74と同様の動作を行う。
【0128】
ステップST77では、ステップST59と同様に、記録終了の指示が行われる。
【0129】
ステップST78では、図12のステップST54と同様の動作を行う。
【0130】
以上の動画撮影モードにおける動作により、動画撮影においてもヒストグラム表示モードでは電子ダイアル92の操作のみで露出補正値の変更を行うため、撮影された画像に関する輝度分布を表示する場合、簡易で迅速な露出設定が可能となる。一方、露出補正モードでは、ヒストグラム表示モードにおける露出設定より複雑な操作で露出設定を行うため、露出設定に関する操作であることを撮影者に確実に認識させて誤操作防止を図れる。
【0131】
<変形例>
◎上記の各実施形態においては、露出制御をCCDによる電荷蓄積時間の調整により行うことは必須でなく、メカニカルシャッターを追加して、露光時間を調整することにより行うようにしても良い。
【0132】
◎上記の各実施形態においては、画像データにおける赤色(R)、緑色(G)、青色(B)全ての画素情報から輝度分布を求めてヒストグラムなどで表しているが、これに限らず、R、GおよびBから選択される1の色、つまり光に係る1の波長域に関する画素値に基づく濃度情報表示を行っても良い。具体的には、波長域の成分分布(濃度分布)などを表示する。この場合には、例えばメニュー表示スイッチに対する操作によりメニュー画面を表示して、このメニュー画面の中で特定の波長域を指定するようにする。このような輝度表示により、より詳細な輝度分布を把握できる。
【0133】
◎上記の各実施形態においては、輝度分布をヒストグラムとして表示するのは必須でなく、折れ線グラフのような表示態様で表示しても良い。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項5の発明によれば、輝度分布表示モードにおける露出設定の操作入力は、輝度分布表示モードと異なる所定の機能モードにおける露出設定の操作入力より操作入力の工程が少ないため、ファイダー画像に関する輝度分布を表示する場合、簡易な露出設定が可能となる。
【0135】
特に、請求項2の発明においては、特定の操作入力が単一の操作入力工程で構成され、所定の操作入力が複数の操作入力工程で構成されるため、輝度分布表示モードにおいて迅速な露出補正が可能となる。
【0136】
また、請求項3の発明においては、輝度分布表示モードの設定に連動して露出設定を行う機能モードに設定するため、利便性が向上する。
【0137】
また、請求項4の発明においては、1の操作部材に対する操作入力に応じて露出補正モードに設定し、また輝度分布表示モードに設定するため、操作部材の増加を抑制できる。また、関連する機能モードに関する操作入力を1の操作部材に割付けるため、操作入力の直感的な理解が容易となり、操作性が向上する。
【0138】
また、請求項5の発明においては、操作時間に応じて輝度分布表示モードへの設定と露出補正モードへの設定とを選択的に切替えるとともに、特定の操作入力と所定の操作入力とは同一の操作部材に対する操作入力を含むため、操作入力の直感的な理解がより容易となり、操作性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1Aの外観の概略構成を示す図である。
【図2】デジタルカメラ1Aの外観の概略構成を示す図である。
【図3】デジタルカメラ1Aの外観の概略構成を示す図である。
【図4】デジタルカメラ1Aの内部構成を示す概略ブロック図である。
【図5】露出補正モードにおける露出補正値の設定を説明するための図である。
【図6】デジタルカメラ1Aの基本的な動作を説明するフローチャートである。
【図7】デジタルカメラ1Aの動作を説明するための図である。
【図8】デジタルカメラ1Aの動作を説明するための図である。
【図9】デジタルカメラ1Aの動作を説明するための図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラ1Bの外観の概略構成を示す図である。
【図11】デジタルカメラ1Bの外観の概略構成を示す図である。
【図12】デジタルカメラ1Bの基本的な動作を説明するフローチャートである。
【図13】動画撮影の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B デジタルカメラ
9 シャッタボタン
10、11 LCD
15 4連スイッチ
17 表示切替ボタン
20 EVF
33 メニュー表示スイッチ
91 ダイアル
92 電子ダイアル
95 露出補正ボタン
150 全体制御部
303 CCD
G1〜G3 ファインダー画像
HG1、HG2 ヒストグラム
Claims (5)
- 複数の機能モードを有する撮像装置であって、
(a)本撮影前に被写体に係る撮影準備画像を取得する撮像手段と、
(b)前記撮影準備画像に基づく表示が可能な表示手段と、
(c)前記撮影準備画像に関する輝度分布を前記表示手段に表示させる輝度分布表示モードに設定する設定手段と、
(d)前記輝度分布表示モードに設定される場合には、特定の操作入力に基づき露出補正に係る露出設定を行う第1露出設定手段と、
(e)前記輝度分布表示モードと異なる所定の機能モードに設定される場合には、所定の操作入力に基づき前記露出設定を行う第2露出設定手段と、を備え、
前記特定の操作入力は、前記所定の操作入力より操作入力の工程が少ないことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記特定の操作入力は、単一の操作入力工程で構成され、
前記所定の操作入力は、複数の操作入力工程で構成されることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
(f)前記設定手段による前記輝度分布表示モードの設定に連動して、前記露出設定を行う機能モードに設定する手段、をさらに備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
(g)1の操作部材に対する操作入力に応じて、前記第2露出設定手段に係る露出設定を行う露出補正モードに設定する手段、をさらに備え、
前記設定手段は、
(c−1)前記1の操作部材に対する操作入力に応じて、前記輝度分布表示モードに設定する手段、を有することを特徴とする撮像装置。 - 請求項4に記載の撮像装置において、
(h)前記1の操作部材に対する操作時間を検出する検出手段と、
(i)前記操作時間に応じて、前記輝度分布表示モードへの設定と前記露出補正モードへの設定とを選択的に切替える切替手段と、をさらに備え、
前記特定の操作入力と前記所定の操作入力とは、同一の操作部材に対する操作入力を含むことを特徴とする撮像装置。
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