JP2004279323A - 検出器監視装置 - Google Patents

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JP2004279323A
JP2004279323A JP2003073852A JP2003073852A JP2004279323A JP 2004279323 A JP2004279323 A JP 2004279323A JP 2003073852 A JP2003073852 A JP 2003073852A JP 2003073852 A JP2003073852 A JP 2003073852A JP 2004279323 A JP2004279323 A JP 2004279323A
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pressure
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monitoring
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Hirokuni Murakami
博邦 村上
Toshinori Arai
利則 新井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】力検出器が圧力変化に反応した出力値となっているか、また感震器が定常的に受ける振動に対して反応しているか否かを管理して検出器の作動状態を監視する。
【解決手段】流路の圧力を検出する圧力検出器10と、この圧力検出器10を所定時間間隔で駆動する圧力検出器制御手段11と、圧力検出器10の検出信号レベルを監視する圧力信号監視手段12と、感震器13の出力信号の有無を監視する感震器信号監視手段14を内蔵したマイクロコンピュータ16とを備えている。これによって、、圧力検出器10が圧力変化に反応した出力値となっているか、また感震器13が地震に限らず定常的に受ける振動に対して反応しているか否かを管理して検出器の作動状態を監視することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスメーター等に搭載した検出器の故障や異常を監視する検出器監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の検出器監視装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがあった。図5は、前記文献1に記載された検出器監視装置を示すもので、1は低流量域の流量を計測する低流量計測手段、2は高流量域の流量を計測する高流量計測手段、3はガス流量演算手段、4は圧力センサ、5はガス積算流量演算手段でその積算流量値を表示手段6に表示する。また7は圧力センサ異常発生判定手段である。また、圧力センサ異常発生判定手段は、流量が流れている状態の時に予め定められた計測回数または時間内で予め定められた圧力しきい値以上の値で変化しなかった場合を異常が発生したものと判定するようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−142202号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の検出器監視装置には、流量が流れている状態の時のみ異常を判定するようになっているため、流量が停止している時は異常を判定できないという課題や、また、感震器出力信号に関しては地震か否かの検出を実行するものの感震器の作動は地震に遭遇した時、正常に作動することを期待せざるを得ないという課題があった。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、圧力検出器が圧力変化に反応した出力値となっているか、また感震器が地震に限らず定常的に受ける振動に対して反応しているか否かを管理して検出器の作動状態を監視する検出器監視装置を搭載したガスメーターを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の検出器監視装置は、流路の圧力を検出する圧力検出器と、前記圧力検出器を所定時間間隔で駆動する圧力検出器制御手段と、圧力検出器の検出信号レベルを監視する圧力信号監視手段と、地震等による震動を感知する感震器と、前記感震器の出力信号有無を監視する感震器信号監視手段と、この感震器信号監視手段を内蔵したマイクロコンピュータとを備え、前記圧力検出器の圧力応答異常と前記感震器の作動異常を監視するようにしたものである。
【0007】
これによって、圧力検出器が圧力変化に反応した出力値となっているか、また感震器が地震に限らず定常的に受ける振動に対して反応しているか否かを管理して検出器の作動状態を監視することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、流路の圧力を検出する圧力検出器と前記圧力検出器を所定時間間隔で駆動する圧力検出器制御手段と、圧力検出器の検出信号レベルを監視する圧力信号監視手段と、地震等による震動を感知する感震器と前記感震器の出力信号有無を監視する感震器信号監視手段とを内蔵したマイクロコンピュータとを備えることによって、圧力検出器の圧力反応異常と前記感震器の作動異常を発見することができ、システムの安全性を高めることができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、所定時間間隔で取得した測定値の変化量が所定の値以上に分散しているか否かを判定した後、流量検出器が流量を検出した時の圧力測定値と比較する圧力信号監視手段を設けることにより、圧力検出器の異常を発見することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、あらゆる振動に反応して出力される信号を最新の感震器出力信号として履歴を更新する感震器信号監視手段によって、感震器の作動故障を早期に推測することができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、圧力信号監視手段、及び感震器信号監視手段の監視状況を表示器で報知するか、もしくは通信手段によって通報する構成にしたことにより故障の早期対応と装置のメンテナンスを効率よく行うことができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における検出器監視装置の構成図を示すものである。
【0014】
図1において、8は流路に流れるガス流量を検出する流量検出器、9は流量検出器8の計測流量から瞬時流量値や流量積算を行う流量演算手段、10は流路内のガス供給圧力を計測する圧力検出器、11は圧力検出器9を所定時間間隔で駆動し、かつ圧力検出器9からの計測出力値を入力して流路内の現在圧力値を取得する圧力検出器制御手段である。また、12は圧力検出器8の圧力信号監視手段で、所定時間間隔で計測した圧力計測値の現在値と前回値から差分値を求め、差分値が所定値以上か否かを判定して圧力検出器の圧力応答状態を監視する。圧力計測値の差分値は流量演算手段9の信号と連動して流量がある場合とない場合とで各々所定の回数実行し、双方で差分値を監視するように構成されている。
【0015】
また、13は感震器で、地震等の揺れによって接点が開閉するようになっている。14は感震器信号監視手段で感震器13のオンオフ信号周期から強い揺れか否かを判定すると共に、感震器が振動に反応して出力信号を出す度に信号履歴記憶手段15の記憶情報を更新するように構成してあり、上記構成手段はマイクロコンピュータ16に内蔵する。17は表示器で前期流量演算手段9の演算出力を表示するが、圧力監視手段12の監視情報や前記感震器の信号履歴情報も表示する。
【0016】
また、前記表示器16に表示出力する情報を遠隔伝達する通信手段18を設けて管理センター等へ情報を通知できるように構成されている。
【0017】
以上のように構成された検出器監視装置について、以下その動作、作用について説明する。まず、図2、図3は図1の実施形態で圧力検出器の監視動作を示したもので、図2において圧力検出器制御手段11は所定の時間間隔で圧力検出器を起動し、例えば10秒毎にt1からtnではP1からPnの如く圧力計測を実行するが、txからtxnの間は圧力検出器10の計測信号がある値で固定されている状況を示している。このような状態は圧力検出器10が圧力変動値に反応していないと推測される。すなわち異常モードはAからBの間で任意の域値となる。断線などになれば圧力低下検出設定値以下となって異常状態は検出されるが、上記AからBの様な状態では異常とは解りにくい。
【0018】
次に圧力信号監視手段12の動作を図3の概略フローチャートで説明する。所定時間間隔で計測サンプリングされた圧力計測値は、19で現在値Piと前回値P(i−1)の差分を求め、△p以上あれば20でNaとNbのカウンタをリセットし通常計測処理を実行するが、△p以下であれば21でカウンタNa、又は22でカウンタNbをインクリメントする。
【0019】
ここでの計測差分値△p力センサの計測精度に応じて設定する。
【0020】
次に、Naは流量有り時でNbは流量無し時を表している。流量有無判断23は流量演算手段9の信号で判定している。流量有無モードの双方でカウンタが所定の値となった場合、24でNa=Nbが成立すれば25で圧力検出器に異常が発生したと警報を発することになる。
【0021】
従って、流量無し状態でカウンタNbが成立しても、比較的圧力の変動が生じ易い流量有り時で△pが所定値を超えればカウンタは全てクリアされるので、流量有無の双方で異常を検出する構成により正確性を高めている。
【0022】
図4は感震器13の動作を示したもので、感震器13は衝撃振動や地震などの揺れが加わるとオンオフのパルスが出力される。このオンオフパルスは周期t1とt2から地震による揺れを判定し、危険な揺れの場合はガス通路を遮断して(図示せず)ガスの供給を停止するようになっている。感震器信号監視手段14はこれら全ての揺れに対して出力される信号の履歴を管理することになる。
【0023】
以上のように、本実施例においては圧力検出器8の圧力信号監視手段で、所定時間間隔で計測した圧力計測値の現在値と前回値から差分値を求め、差分値が所定値以上か否かを判定して圧力検出器の圧力応答状態を監視し、且つ圧力計測値の差分値は前記流量演算手段9の信号と連動して流量がある場合とない場合で各々所定の回数実行することにより誤判定を少なくすることができる。
【0024】
また、本実施例で説明した圧力検出器は圧力に対してアナログ出力をするタイプとパルス変換出力するタイプのいづれの圧力検出器に対しても同等の作用効果を得ることができる。
【0025】
そして、感震器もスイッチング出力に限らず、アナログ出力タイプのものでも同等の作用効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ガスメータに搭載する圧力検出器の異常や感震器の作動状態を監視することにより、圧力反応異常と感震器の作動異常を早期に発見することができ、システムの安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における検出器監視装置の構成図
【図2】同装置の圧力信号監視動作シーケンスチャート
【図3】同装置の圧力信号監視動作の概略フローチャート
【図4】同装置の感震器の動作を説明する図
【図5】従来のガスメータ装置の構成図
【符号の説明】
8 流量検出器
10 圧力検出器
11 圧力検出器制御手段
12 圧力信号監視手段
13 感震器
14 感震器信号監視手段
15 感震器信号履歴記憶手段
16 マイクロコンピュータ
17 表示器
18 通信手段

Claims (4)

  1. ガス流路に流れるガスの流量を検出する流量検出器と、流路の圧力を検出する圧力検出器と、前記圧力検出器を所定時間間隔で駆動する圧力検出器制御手段と、前記圧力検出器の検出信号レベルを監視する圧力信号監視手段と、地震等による震動を感知する感震器と、前記感震器の出力信号の有無を記憶する感震器信号監視手段と、前記感震器信号監視手段を内蔵したマイクロコンピュータとを備え、前記圧力検出器の作動異常と前記感震器の作動状態を監視する検出器監視装置。
  2. 圧力信号監視手段は、所定時間間隔で測定した圧力値の変化量が所定の値以上に分散しているか否かを、流量がある場合と無い場合とで複数回検出し、両モードでの検出回数が等しくなった場合を圧力検出器の異常と判定する請求項1記載の検出器監視装置。
  3. 感震器信号監視手段は、あらゆる振動に反応して出力される信号を直近の感震器出力取得信号として履歴を更新し、履歴情報から感震器の作動状態を監視する請求項1記載の検出器監視装置。
  4. 圧力信号監視手段及び感震器信号監視手段の監視状況を表示器に報知するか及び/又は通信手段によって通報する請求項1記載の検出器監視装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013186101A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Tokyo Gas Co Ltd 遮断判定補完システム

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