JP3640336B2 - ガスメータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自己診断機能を有するガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、いわゆるマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)のような超小型電子回路を用いたガスメータのデジタル化が進んでいる。そこで、膜方式ガスメータのような機械的に直接にガス量を計測する方式のガスメータや、ガスの流速などガス流の流体としての物理的数値を計測する方式のガスメータにおいて、ガス流量値をマイコンのCPU(中央処理装置)などの演算回路によって演算し、その積算値を記録したり、あるいはさらにその積算値を通信手段を介して遠隔地の管理センターなどに伝送するという、いわゆるマイコンガスメータが案出されている。
【0003】
即ち、計測されたガス流量の値を電気信号として取り扱うことで、ガス流量の値をその計測後もデータ信号として処理したり記憶あるいは外部に伝送することができる。従って、そのようなデータ管理を行なうシステム等にも極めて良好に馴染むという特質を備えているので、ガスメータにおいてそのようなマイコンを用いたデジタル化が注目され、さらなる開発および改善が進められている。
【0004】
ところで、そのようなマイコンを用いた従来のガスメータにおいては、圧力式微少漏洩警報装置や、調整圧力異常警報装置、あるいはその他にも閉塞圧力異常警報装置などが用いられている。圧力式微少漏洩警報装置は、危険な状態や事故等に繋がる可能性の高いガス漏れの発生を検知するためのもので、ガスの圧力値を、30日間など特定の期間に亙って特定の時間間隔ごとに監視(モニタリング)し、予め定められた正常範囲の値よりも低い圧力値が検出された場合には、ガス漏れが発生したものと判定してその警報をブザー鳴動等により発するものである。調整圧力異常警報装置は、燃焼器具使用時の調整圧力を検出し、それが予め定められた正常値から逸脱した値となった場合には、圧力調整弁などに異常事態が発生したものと判定し、その旨を報知するための警報をブザー鳴動等により発するものである。閉塞圧力異常警報装置は、ユーザ側で燃焼器具の使用が停止しているときに、その状態での調整圧力を検出し、それを上記同様に正常値と比較して、その正常値から逸脱して高い圧力値となっている場合には、圧力調整弁などに異常事態が発生したものと判定してその警報をブザー鳴動等により発するものである。
【0005】
このような種々の警報装置によって、ガスメータに付設されている種々の補助装置の異常や故障を検知し、警報を発することでその旨を報知するようにしている。これらの補助装置においては、調整圧力などガスの圧力値を検出するために圧力センサが一般に用いられている。またこの他にも、遮断弁やそれを機械的に開閉させる遮断弁開閉装置が正しく作動することを確認するために、いわゆるテスト遮断と呼ばれるような遮断弁の開閉テストを行う手段や、マイコンに駆動電源電圧を供給するための電池の出力電圧を監視する手段など、種々の補助手段における異常や故障あるいは性能低下の発生を検知するための種々の手段が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のガスメータにおいては一般に、ガス流量検出手段つまりガス流量計測器やそれによって検出されたガス流量のデータを処理する流量演算回路、あるいは圧力センサやそれによって検出されたガス圧力のデータを処理するガス圧力演算回路などの異常をチェック(検知)する機能が無いので、それら自体に動作不良等の異常が発生した場合には、正常な流量および圧力でガスが供給されていても異常と判定されてしまうという問題がある。あるいは逆に、ガスが異常な流量や圧力で供給されていたり、ガス漏れ等が発生して圧力の異常低下や微量なガスが流失しているにも関わらず、それが正しくは検知されないという問題がある。あるいは、ガス流量検出手段自体の故障や異常動作に起因して、正常な計測値とは異なったガス流量の計測や演算が行われてしまい、不正確なガス流量積算値が記録されることになるという問題がある。特にそのような不正確なガス流量積算値が記録されるという問題は、計量器として正確なガス積算流量の計量が要求されるガスメータにとっては致命的な問題である。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ガスメータに内蔵されているガス流量検出手段自体あるいは圧力センサ自体の異常を、繁雑な監視装置等を付加することなしに検知して、簡易な装置構成を保ちながらも、正確で確実なガス流量の計測を行なうことを保証できるガスメータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1および第2のガスメータは、ガスの流量値を検出するガス流量検出手段と、ガスの圧力値を検出するガス圧力検出手段、遮断弁を機械的に開閉する遮断弁開閉手段、揺動を検知する感震手段、ガス流量検出手段の駆動に用いられる電池の電圧異常を検知する電池電圧検出手段からなる一群の補助手段のうち少なくとも一種類の補助手段とを有するガスメータであって、ガス流量検出手段が検出した値と補助手段が検出した値との組み合わせが、ガス流量検出手段が正常に機能している場合には有り得ない組み合わせである場合に、少なくともガス流量検出手段に異常が発生したものと判定する異常発生判定手段を備えたものである。
本発明の第1のガスメータにおける異常発生判定手段は、特に、ガス流量検出手段が所定値を越えた流量値を検出し、これに基づいて遮断弁開閉手段が遮断弁を閉じた後、ガス圧力検出手段の検出する圧力値が所定値を越える圧力値となった場合に、ガス流量検出手段に異常が発生したものと判定するものである。
本発明の第2のガスメータにおける異常発生判定手段は、特に、遮断弁が閉じられた後にガス圧力検出手段の検出する圧力が所定時間以上に亙って変化しない場合に、ガス圧力検出手段に異常が発生したものと判定するものである。
【0009】
ここで、上記のガス流量検出手段は、少なくともガスの流量を機械的あるいは電気的に計測する計測手段と、さらにその計測手段によって計測されたガス流量値をデータ的に処理する演算回路をも含めてもよい。
【0014】
また、上記遮断弁開閉手段を、ガス流量検出手段またはガス圧力検出手段に異常が発生したことが異常発生判定手段によって判定された場合に、遮断弁を閉じる遮断弁開閉手段とすることは、より好ましい態様である。
【0015】
また、本発明のガスメータにおいては、ガス流量検出手段または前記ガス圧力検出手段に異常が発生したことが前記異常発生判定手段によって判定された場合に、その旨を報知する警報を発する警報発生手段をさらに備えてもよい。
【0016】
更に、本発明のガスメータでは、ガス流量検出手段またはガス圧力検出手段に異常が発生したことが異常発生判定手段によって判定された場合に、その旨を報知する情報を外部に送出する警報伝送手段をさらに備えてもよい。
【0017】
上記異常発生判定手段を、電池電圧検出手段によって電池の電圧異常が検知さない場合にのみ判定を行う異常発生判定手段とすることは、より好ましい態様である。
【0018】
すなわち、本発明に係るガスメータでは、ガス流量検出手段が検出した値とガス圧力検出手段のような補助手段が検出した値との組み合わせが、ガス流量検出手段が正常に機能している場合には物理法則上あるいは各手段の動作特性上有り得ないものであれば、少なくともガス流量検出手段に異常が発生した確率が高いことになる。このようにして、別段に繁雑な異常検知センサなどを新たに付設することなしに、殆どソフトウェア上の手法(換言すればソフトウェア的な実装)に手を加えるだけで、ガス流量検出手段に異常が発生したことを異常発生判定手段によって判定することが可能となる。このとき、各種の補助手段の方に異常あるいは故障が生じている可能性もあり得るが、ガスメータの使用期間中必ず継続的に使用されるガス流量検出手段に異常や故障が発生する確率の方が高いことや、ガスメータの計量器として最も重要な部位であるガス流量検出手段に異常が発生することの方がガスメータにとっては重大な問題となることなどから、ガス流量検出手段に異常が発生したものと判定する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態に係るガスメータの主要部の構成を示す図である。このガスメータは、ガスの流量値を検出するガス流量検出装置100と、検出されたガス流量Qを積算するガス流量積算装置200と、ガスの圧力値Pを検出するガス圧力検出装置300と、遮断弁401を機械的に開閉する遮断弁開閉装置400と、地震発生の際などにガスメータの筐体が外部から受ける揺動を検知する感震装置500と、ガス流量検出装置100をはじめとしてこのガスメータ内の各機能を作動させるために用いられる電池(図示省略)の電圧異常を検知する電池電圧検出装置600と、ガス流量検出装置100やガス圧力検出装置300に異常が発生したことを判定する異常発生判定装置700と、異常が発生した旨の警報を発する警報発生装置800と、その旨の警報を外部へと送出する警報伝送装置900とを備えている。
【0021】
ここで、ガス流量検出装置100はガス流量検出手段に、ガス圧力検出装置300はガス圧力検出手段に、遮断弁開閉装置400は遮断弁開閉手段に、感震装置500は感震手段に、電池電圧検出装置600は電池電圧検出手段に、警報発生装置800は警報発生手段に、警報伝送装置900は警報伝送手段に、それぞれ相当しており、これらを総称して補助手段と呼ぶものとする。また、異常発生判定装置700は異常発生判定手段に相当している。
【0022】
ガス流量検出装置100は、一般的な膜式ガス流量検出装置を用いてもよく、あるいは一般的な推量式ガス流量検出装置を用いてもよい。このガス流量検出装置100は、いわゆる膜式流量計のようにガスの流れに伴う機械的容積変化によってガス流量を計測する流量計あるいは推量式流量計のようにガス流量に関する物理的な状態量を計測する流量計101と、そのような流量計101によって計測されたガスの状態量に基づいて演算可能な流量値Qのデータとして処理するガス流量値演算回路102とからその主要部が構成されている。
【0023】
ガス流量積算装置200は、ガス流量検出装置100によって検出されたガス流量を積算するもので、ガス流量値のデータに基づいて、いわゆるガス使用量の積算値を演算し、それを例えばRAM(ランダム・アクセス・メモリ)のような記録素子(図示省略)に記録する。
【0024】
ガス圧力検出装置300は、ガス圧力を計測する圧力センサのような圧力計測素子301と、その圧力計測素子301によって計測されたガスの圧力を演算可能な圧力値のデータとして処理するガス圧力値演算回路302とからその主要部が構成されており、ガスメータ内のガスの圧力値Pを検出するものである。
【0025】
遮断弁開閉装置400は遮断弁401を機械的に開閉するもので、遮断弁401の機械的な開閉動作を行う電磁弁機構のような機構部402とその動作を制御する制御回路403とからその主要部が構成されている。この遮断弁開閉装置400は一般に、確実な弁閉動作を常に行えることを確認するとともに弁体がガス中のスラッジなどの蓄積に起因して動かなくなるようなことの無いようにするために、所定の動作タイミングごとにいわゆるテスト遮断を行なって、実際に圧力異常が検出されたときには確実に弁閉動作できるように備えている。従って、この遮断弁401および遮断弁開閉装置400に故障や動作異常などが生じる確率は極めて低くなっている。
【0026】
感震装置500はガスメータの揺動を検知するもので、この感震装置500によって所定の大きさを越えた揺動が検知されると、それに基づいて遮断弁開閉装置400が遮断弁を閉じる。安全確保のために、この感震装置500に故障あるいは異常が生じる確率も極めて低いものとなっている。
【0027】
電池電圧検出装置600は、ガス流量検出装置100やマイコンをはじめとしてガスメータ内の各種回路系を駆動するために用いられる電源用の電池に起電力低下などの異常が生じた場合には、それを検知する。
【0028】
警報発生装置800は、上述のような種々の異常が発生した場合、および後述するようにガス流量検出装置100やガス圧力検出装置300に異常が発生した場合に、その旨を知らせる警報を発するものである。その警報は、さらに具体的には、例えばブザー801の鳴動やLED(発光ダイオード)802の点滅など、聴覚的あるいは視覚的な警報手段によって発せられる。
【0029】
警報伝送装置900は、上述のような種々の異常が発生した場合、および後述するようにガス流量検出装置100やガス圧力検出装置300に異常が発生した場合に、その旨を報知する情報を、このガスメータから離れた場所に設けられている監視センタ1000などに向けて電話回線や通信システム(図示省略)などを介して伝送する。
【0030】
なお、上記のガス圧力検出装置300、ガス流量積算装置200、遮断弁および遮断弁開閉装置400、感震装置500、電池電圧検出装置600としては、いずれも従来の一般的なマイコンガスメータに用いられるものを好適に用いることが可能である。
【0031】
異常発生判定装置700は、ガス流量検出装置100やガス圧力検出装置300に異常が発生したことを判定するものである。異常発生判定装置700によって異常の発生が判定されると、警報発生装置800はその旨の警報を発する。またその一方で、警報伝送装置900は異常が発生した旨を報知する情報を監視センタ1000などに向けて送出する。この異常発生判定装置700は、さらに詳細には、ガス流量検出装置100が所定値を越えた流量値Qを検出すると、これに基づいて遮断弁開閉装置400が遮断弁401を閉じた後、ガス圧力検出装置300の検出する圧力値が所定値を越える圧力値となった場合に、ガス流量検出装置100に異常が発生したものと判定する。
【0032】
すなわち、ガス流量検出装置100によって検出されたガス流量が所定値を越えたいわゆる過大流量であると、これに基づいて遮断弁開閉装置400が遮断弁401を閉じるが、実際に下流側で過大流量のガスが使用されていた場合には、上流側の遮断弁401を閉じた後ではガスメータ内の圧力が大気圧付近にまで低下するはずである。しかし遮断弁401を閉じた後にもガスメータ内のガス圧力が大気圧付近を越えた所定値よりも高い値となっている場合には、遮断弁401を閉じる前から実際には過大流量は流れていなかったことになる。従って、このような場合には、遮断弁401を閉じる前のガス流量の検出に異常が生じていた確率が高いことになる。つまり、ガス流量検出装置100に異常や故障が発生していた確率が高いということである。このようにして異常発生判定装置700によってガス流量検出装置100の異常を判定することができる。
【0033】
次に、この第1の実施の形態に係るガスメータにおける異常発生判定装置700によってガス流量検出装置100の異常を判定するプロセスを中心とした動作の概要を説明する。図2はその動作の概要を示すフローチャートを表すものである。
【0034】
マイコンのタイマー機能によって所定の周期がカウントアップされて(STEP1;S1と略称、以下同様)ガス流量の検出タイミングに至ると(S2のY)、ガス流量検出装置100がガス流量値Qを検出する(S3)。そしてこのガス流量値Qが1m3 /hを越えた値の場合には(S4のY)、遮断弁開閉装置400が作動して遮断弁401を閉じる(S5)。またそれと共に、過大流量に対する遮断を行なった旨の警報を警報発生装置800が発する(S6)。
【0035】
こうして遮断弁401を閉じた後、ガス圧力検出装置300がガスの圧力Pを検出する(S7)。その圧力Pが30mmTorrを越えた値である場合には(S8のY)、異常発生判定装置700はガス流量検出装置100に何らかの異常(あるいは故障)が発生したものと判定する(S9)。そしてこの判定に基づいて、ガス流量検出装置100に異常が発生したことを報知する警報を警報発生装置800が発する(S11)と共に、警報伝送装置900がその旨の情報を監視センタ1000に対して伝送する(S10)。その後、例えばリセットボタンの押下などの一般的な手法によって遮断が解除されると(S12のY)、遮断弁開閉装置400が作動して遮断弁401が開状態に戻る(S13)と共に、警報発生装置800による警報が停止される(S14)。
【0036】
一方、前述のS8において、圧力Pが30mmTorr以下の場合には(S8のN)、圧力検出の1周期内の時間が経過するまで時間をカウントアップして行き(S15〜S16のN)、次の圧力検出タイミングに至ると(S16のY)、再びガスの圧力Pを検出する(S7)。これを遮断解除されるまで繰り返す(S17のN)。遮断が解除されると(S17のY)、異常発生判定装置700の動作は停止される。
【0037】
このようにして、本実施の形態では、ガスメータに内蔵されているガス流量検出装置100自体の異常を、繁雑な監視装置等を別段に付加することなしに、遮断弁401の動作とガス圧力検出装置300の圧力検出機能とを用いて検知することができる。しかも、そのようなガス流量検出装置100に異常が発生した旨の情報を監視センタ1000のようなガス管理を行う機関に対して報知することができるので、ガスメータの外部から確認することが極めて困難であるガス流量検出装置100の異常や故障の発生を、直ちにガス管理者に対して報知することができる。
【0038】
(第2の実施形態)
本実施の形態に係るガスメータでは、異常発生判定装置700の判定機能が上記第1の実施の形態と異なっており、ガス流量検出装置100の検出する流量値に変化が生じた際にガス圧力検出装置300の検出する圧力値に変化が生じない場合には、ガス流量検出装置100に異常が発生したものと判定することが特徴的な点である。その他の主要構成は第1の実施の形態と同様である。従って、以下、第1の実施の形態と同様の部分についてはそれと同一の符号を付して呼称するものとする。
【0039】
異常発生判定装置700は、ガス流量検出装置100の検出する流量値が計測誤差を越えた所定の変位以上に変化すると、そのときにガス圧力検出装置300によって検出される圧力値に計測誤差や温度変化に起因した圧力変位以上に変化が生じたか否かを検知し、これに基づいて、ガス流量検出装置100に異常が発生しているか否かを判定する。このとき、ガス流量検出装置100の検出する流量値が変化していたにも関わらずガス圧力検出装置300の検出する圧力値に変化が生じていない場合には、ガスの速度ヘッドが変化したのに圧力ヘッドが一定であったということになり、ベルヌーイの定理に矛盾することになる。換言すれば、検出された圧力値が一定であるという事象と検出された流量値が変化したという事象との組み合わせは、ガス流量検出装置100が正常に機能している場合には有り得ない組み合わせである。従って、このような場合には、ガス流量検出装置100に異常が発生している確率が高いことになるので、ガス流量検出装置100が異常であるものと判定することができる。
【0040】
次に、本実施の形態に係るガスメータにおける、異常発生判定装置700によってガス流量検出装置100の異常を判定するプロセスを中心とした動作の概要を説明する。図3はその動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【0041】
マイコンのタイマー機能によって所定の周期がカウントアップされて(S21)、ガス流量の検出タイミングに至ると(S22のY)、ガス流量検出装置100がガス流量値Qを検出する(S23)。この流量値Qに計測誤差以上の有為な変化が生じていた場合には(S24のY)、そのときのガスの圧力Pをガス圧力検出装置300によって検出する(S25)。その検出された圧力Pの値が温度変化や計測誤差などに起因して想定される所定の変位以上に変化していなかった場合には(S26のY)、異常発生判定装置700はガス流量検出装置100に何らかの異常(あるいは故障)が発生したものと判定する(S27)。そしてこの判定に基づいて、ガス流量検出装置100に異常が発生したことを報知する警報を警報発生装置800が発する(S29)と共に、警報伝送装置900がその旨の情報を監視センタ1000に対して伝送する(S28)。その後、例えばユーザがリセットボタン(図示省略)を押下するなどの一般的な手法によって遮断が解除されると(S30のY)、遮断弁開閉装置400が作動して遮断弁401が開状態に戻る(S31)と共に、警報発生装置800による警報が停止される(S32)。
【0042】
一方、前述のS24において、流量値Qに計測誤差以上の変化が生じていた場合には(S24のN)、異常発生判定装置700はガス流量検出装置100が正常に動作しているものと判定して次のガス流量検出タイミングに移る。なお、上記のS23にて検出されたガス流量値QおよびS25にて検出されたガス圧力値Pは、それぞれ次回の検出タイミングまで一時保持されて、その回の異常判定を行う際のガス流量の変化およびガス圧力の変化を検知(演算)するために用いられる。
【0043】
上記のようにして、繁雑な監視装置等を別段に付加することなしに、ガス流量検出装置100の検出するガス流量値の変化とガス圧力検出装置300の検出するガス圧力値の変化との整合性に基づいて、ガスメータに内蔵されているガス流量検出装置100自体の異常を判定することができる。
【0044】
(第3の実施の形態)
本実施の形態に係るガスメータでは、異常発生判定装置700の判定機能が上記第1および第2の実施の形態と異なっており、ガス圧力検出装置300の検出する圧力値が所定値未満の値となる一方で、ガス流量検出装置100の検出する流量値が所定値を越えた値となった場合に、ガス流量検出装置100に異常が発生したものと判定することが特徴的な点である。その他の主要構成は第1の実施の形態と同様である。本実施の形態においても、以下、第1の実施の形態と同様の部分についてはそれと同一の符号を付して呼称するものとする。
【0045】
ガスの圧力が所定の圧力未満にまで低くなり、ガス流の損失ヘッドなどを差し引くと下流側に所定の流量以上で流れることができないような状態になった場合には、ガス流は流れないか、あるいは所定流量を越えた流量が流れることはないはずである。しかるにこのとき、ガス流量検出装置100によって検出されるガス流量値が前述の所定流量を越えた値となっている場合には、そのガス流量値はガスの物理的な状態に矛盾したものということになる。従って、ガス流量検出装置100のガス流量検出機能に異常が発生している確率が高いことになる。このようにして、異常発生判定装置700によってガス流量検出装置100の異常を判定することができる。なお、一般的な都市ガス用のガスメータの場合には、上記の流量の所定値としては1m3 /hが、また上記の圧力の所定値としては30mmTorrが、それぞれ好適である。
【0046】
次に、本実施の形態に係るガスメータにおける、異常発生判定装置700によってガス流量検出装置100の異常を判定するプロセスを中心とした動作の概要を説明する。図4はその動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【0047】
マイコンのタイマー機能によって所定の周期がカウントアップされて(S41)、ガス圧力の検出タイミングに至ると(S42のY)、ガス圧力検出装置300がガス圧力値Pを検出する(S43)。この圧力値Pが所定の圧力値Pmin 未満の値であると(S44のY)、異常発生判定装置700はそのときガス流量検出装置100によって検出されるガスの流量Qを所定の流量値Pmax と比較して、流量Qが流量値Pmax を越えた大きな流量値であると(S45のY)、ガス流量検出装置100に何らかの異常(あるいは故障)が発生したものと判定する(S46)。そしてこの判定に基づいて、ガス流量検出装置100に異常が発生したことを報知する警報を警報発生装置800が発する(S48)と共に、警報伝送装置900が、その旨の情報を監視センタ1000に対して伝送する(S47)。
【0048】
その後、例えばリセットボタンの押下などの一般的な手法によって遮断が解除されると(S49のY)、遮断弁開閉装置400が作動して遮断弁401が開状態に戻る(S50)と共に、警報発生装置800による警報が停止される(S51)。しかし前述のS44において圧力値Pが所定の圧力値Pmin 以上である場合(S44のN)および流量値Qが所定の流量値Qmax 以下である場合(S45のN)には、異常発生判定装置700はガス流量検出装置100が正常に動作しているものと判定して、次のガス圧力検出待ちに戻ることは言うまでもない。
【0049】
上記のようにして、繁雑な監視装置等を別段に付加することなしに、ガス流量検出装置100の検出するガス流量値とガス圧力検出装置300の検出するガス圧力値との整合性に基づいて、ガスメータに内蔵されているガス流量検出装置100自体の異常を判定することができる。
【0050】
(第4の実施の形態)
本実施の形態に係るガスメータでは、異常発生判定装置700の判定機能が上記第1乃至第3の実施の形態と異なっており、遮断弁401が閉じた状態のときにガス流量検出装置100の検出する流量値が所定値を越えた値となった場合に、ガス流量検出装置100に異常が発生したものと判定することが特徴的な点である。その他の主要構成は第1の実施の形態と同様である。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の部分についてはそれと同一の符号を付して呼称するものとする。
【0051】
遮断弁401が閉じた状態のときには、計測誤差などを除くと理論的にはガス流量が0となるはずである。しかるにこのときガス流量検出装置100の検出するガス流量Qが、計測誤差やいわゆる「弁漏れ」のような微少流量程度の値Qmin すなわち実質的に0と見做せるような流量値を越えた流量値となっている場合には(Q>Qmin )、ガス流量検出装置100のガス流量検出機能に異常が発生している確率が高い。従って、このような場合には、異常発生判定装置700によってガス流量検出装置100の異常を判定することができる。
【0052】
次に、本実施の形態に係るガスメータにおける、異常発生判定装置700によってガス流量検出装置100の異常を判定するプロセスを中心とした動作の概要を説明する。図5はその動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【0053】
一般的なガスメータに付設された機能てあるテスト遮断の際あるいは微少漏洩が検知された際などに遮断弁401が閉じられると(S61)、その閉じられた後のガスの流量Qをガス圧力検出装置300によって検出する(S62)。すると異常発生判定装置700は、その流量Qを所定の流量値Qmin と比較して、流量Qが流量値Qmin を越えた値となっていた場合には(S63のY)、ガス流量検出装置100に異常が発生しているものと判定する(S64)。そしてこの判定に基づいて、上記第3の実施形態において図4のS47〜S51で示したプロセスと同様に警報発生装置800および警報伝送装置900が作動する(S65)。
【0054】
上記のようにして、繁雑な監視装置等を別段に付加することなしに、遮断弁401を閉じた状態のときにガス流量検出装置100の検出するガス流量値に基づいて、そのガス流量検出装置100自体の異常を判定することができる。なお、上記の遮断弁401は、感震装置500によって揺動が検知された場合にも閉じられる。従ってこのような感震に基づいて弁遮断が行われる場合にも、上記のような手法によって異常発生の判定を行うことができる。
【0055】
(第5の実施の形態)
本実施の形態に係るガスメータでは、異常発生判定装置700の判定機能が上記第1乃至第4の実施の形態と異なっており、遮断弁401が閉じられた後にガス圧力検出装置300の検出する圧力値Pが所定時間以上に亙って変化しない場合に、そのガス圧力検出装置300に異常が発生したものと判定することが特徴的な点である。その他の主要構成は上記第1の実施の形態と同様である。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の部分についてはそれと同一の符号を付して呼称するものとする。
【0056】
遮断弁401が閉じられた後にはガス圧力が変化するはずであるが、このときガス圧力検出装置300によって検出されるガス圧力値Pが、その変化に要する時間を経過した後も一定のままである場合には、その圧力値Pを検出したガス圧力検出装置300の機能に異状が発生している確率が高い。従って、このような場合には異常発生判定装置700によってガス圧力検出装置300の異常を判定することができる。
【0057】
次に、本実施の形態に係るガスメータにおける、異常発生判定装置700によってガス圧力検出装置300の異常を判定するプロセスを中心とした動作の概要を説明する。図6はその動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【0058】
一般的なガスメータに付設された機能の一つであるテスト遮断の際あるいは微少漏洩が検知された際などに遮断弁401が閉じられると(S71)、その後、所定期間に亙って所定の周期ごとにガス圧力検出装置300がガスの圧力値Pを検出する(S72)。異常発生判定装置700は、検出された圧力値Pの前回検出値に対する変位ΔPを所定の変位値Pd と比較して、ΔPがPd 未満である場合には(S73のY)、遮断弁401が閉じられたにも関わらずガス圧力が変化しなかったのであるから、このとき検出されたガス圧力値Pが異常であることになる。従って、この場合には、ガス圧力検出装置300に異常が発生していることを判定する(S74)。そしてこの判定に基づいて、上記第3の実施形態において図4のS47〜S51で示したプロセスと同様に警報発生装置800および警報伝送装置900が作動する(S75)。
【0059】
但し、ここで、S74においてガス圧力検出装置300に異常が発生していることが判定されたときに、電池電圧検出装置600によって検出される電圧値Vddが所定の適正最低電圧値Vth未満に低下していた場合には(S76のN)、このような電源電圧の低下に起因してガス圧力検出装置300の圧力センサ素子などが一時的に動作不良をひき起こしたものと考えられる。従って、このような場合には、ガス圧力検出装置300に異常が発生したという判定の妥当性が低いので、警報の出力やその伝送を中止する。しかし、電池電圧検出装置600によって検出される電圧値Vddが適正最低電圧値Vth以上であれば(S76のY)、警報発生装置800および警報伝送装置900を作動させる。
【0060】
上記のようにして、繁雑な監視装置等を別段に付加することなしに、遮断弁401を閉じた状態のときにガス圧力検出装置300が検出する圧力値Pに基づいてそのガス圧力検出装置300自体の異常を判定することができる。しかもこのとき、電池から供給される電源電圧が異常に低い電圧であった場合には判定自体の妥当性が低いので、そのような場合には警報の出力を中止しており、このことによって異常発生判定装置700による判定自体の妥当性あるいは信頼性をさらに高いものとすることができる。
【0061】
なお、上記各実施の形態に示した異常発生判定装置700の機能を組み合わせて用いるようにしてもよいことは言うまでもない。例えば、第1の実施の形態に示したようなガス流量検出装置100の異常を判定する機能と、第5の実施の形態に示したようなガス圧力検出装置300の異常を判定する機能とを併せ用いると共に、第3の実施の形態に示したような機能を実行させることによって、ガス圧力検出装置300の検出動作の正常性を確認した上でガス流量検出装置100の異常を判定することができるので、その判定をさらに確実性の高いものとすることができる。
【0062】
また、上記各実施の形態に示した異常発生判定装置700の機能は、いわゆるマイコンガスメータに備えられているマイコンのCPU(中央演算装置)にソフトウエア的に実装してもよい。このようにすることにより、別段に何らかの監視装置やテスト動作を行う装置などを付加しなくとも異常発生判定装置700を形成することができるので好ましい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ガスメータに内蔵されているガス流量検出手段自体あるいは圧力センサ自体の異常を、繁雑な監視装置等を付加することなしに各種の補助手段の動作との組み合わせの理論的整合性に基づいて検知して、簡易な装置構成を保ちながらも、正確で確実なガス流量の計測を行なうことを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るガスメータの概要構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態に係るガスメータにおける異常を判定するプロセスを中心とした動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【図3】第2の実施の形態に係るガスメータにおける動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】第3の実施の形態に係るガスメータにおける動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】第4の実施の形態に係るガスメータにおける動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】第5の実施の形態に係るガスメータにおける動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 ガス流量検出装置
200 ガス流量積算装置
300 ガス圧力検出装置
400 遮断弁開閉装置
500 感震装置
600 電池電圧検出装置
700 異常発生判定装置
800 警報発生装置
900 警報伝送装置

Claims (5)

  1. ガスの流量値を検出するガス流量検出手段と、前記ガスの圧力値を検出するガス圧力検出手段、遮断弁を機械的に開閉する遮断弁開閉手段、揺動を検知する感震手段、前記ガス流量検出手段の駆動用電圧を供給する電池の電圧異常を検知する電池電圧検出手段からなる一群の補助手段のうち少なくとも一種類の補助手段とを有するガスメータにおいて、
    前記ガス流量検出手段が検出した値と前記補助手段が検出した値との組み合わせが、前記ガス流量検出手段が正常に機能している場合には有り得ない組み合わせである場合に、少なくとも前記ガス流量検出手段に異常が発生したものと判定する異常発生判定手段を備え、
    前記異常発生判定手段は、前記ガス流量検出手段が所定値を越えた流量値を検出し、これに基づいて前記遮断弁開閉手段が前記遮断弁を閉じた後、前記ガス圧力検出手段の検出する圧力値が所定値を越える圧力値となった場合に、前記ガス流量検出手段に異常が発生したものと判定す
    ことを特徴とするガスメータ。
  2. ガスの流量値を検出するガス流量検出手段と、前記ガスの圧力値を検出するガス圧力検出手段、遮断弁を機械的に開閉する遮断弁開閉手段、揺動を検知する感震手段、前記ガス流量検出手段の駆動用電圧を供給する電池の電圧異常を検知する電池電圧検出手段からなる一群の補助手段のうち少なくとも一種類の補助手段とを有するガスメータにおいて、
    前記ガス流量検出手段が検出した値と前記補助手段が検出した値との組み合わせが、前記ガス流量検出手段が正常に機能している場合には有り得ない組み合わせである場合に、少なくとも前記ガス流量検出手段に異常が発生したものと判定する異常発生判定手段を備え、
    前記異常発生判定手段は、前記遮断弁が閉じられた後に前記ガス圧力検出手段の検出する圧力が所定時間以上に亙って変化しない場合に、前記ガス圧力検出手段に異常が発生したものと判定す
    ことを特徴とするガスメータ。
  3. 前記ガス流量検出手段または前記ガス圧力検出手段に異常が発生したことが前記異常発生判定手段によって判定された場合に、その旨を報知する警報を発する警報発生手段を、さらに備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のガスメータ。
  4. 前記ガス流量検出手段または前記ガス圧力検出手段に異常が発生したことが前記異常発生判定手段によって判定された場合に、その旨を報知する情報を外部に送出する警報伝送手段を、さらに備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至いずれか1項に記載のガスメータ。
  5. 前記異常発生判定手段は、前記電池電圧検出手段によって前記電池の電圧異常が検知さない場合にのみ前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至いずれか1項に記載のガスメータ。
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