JP2004277117A - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】各乗りかごの振動を迅速、的確に振動抑制制御することにある。
【解決手段】かご外枠2内の上下方向に複数の乗りかご3a,3bが配置されたダブルデッキエレベータであって、各乗りかごごとにかご側面縦方向に取付けられ、対応する乗りかごを上下動させるボールネジ駆動体6a,6bと、各乗りかごに個別的に設置され、ボールネジ駆動体を回転駆動させるための制御信号を出力する階間調整制御装置5a,5bと、各乗りかごに設置され対応する乗りかごの振動を検出する振動検出手段8a,8bとを設け、各階間調整制御装置5a,5bによりボールネジ駆動体6a,6bを駆動し階間調整制御を行い、また振動検出手段による振動検出信号を各階間調整制御装置5a,5bに送出し、この各階間調整制御装置によりボールネジ駆動体を駆動し振動抑制制御を行うブルデッキエレベータである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗りかごの振動を抑制するためのダブルデッキエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ダブルデッキエレベータは、かご外枠内の上下方向に2つの乗りかごが配置されたものであり、上下階に停止する際、上乗りかごと下乗りかごがそれぞれ2つの上下階の床面に正確に停止させる必要がある。通常、エレベータの据付け時には上下乗りかごの階間長の調整を行うが、その他にもエレベータの運転によって上下乗りかごの間隔がずれることもあるので、定期的に上下乗りかごの階間長の調整を行い、或いは建物の各階間長が異なる場合にもかご外枠停止時に階間調整を行う必要がある。
【0003】
そこで、従来の階間調整制御付ダブルデッキエレベータは、上下2つの乗りかごの階間調整を行う必要から、上乗りかごおよび下乗りかごに跨ってボールネジ等の駆動体が連結され、階間調整制御時、階間調整制御装置からモータなどの駆動源に駆動制御信号を送出し、ボールネジ等の駆動体を回転駆動することにより、上乗りかごと下乗りかごとを連動するごとく相反する方向に動かして所要の階間長となるように制御し、上下乗りかごを乗場床面に着床させるようにしている。
【0004】
一方、かご振動発生時の振動抑制制御は、従来,2通りの抑制制御方法が提案されている。
【0005】
その1つは、1つの乗りかごを備えたエレベータでは、かご外枠と乗りかごとの間にアクチュエータが介在され、乗りかご内に設置される加速度検出器で検出される加速度が所定加速度以下となるようにアクチュエータを制御し、乗りかごの振動を抑制する方法である(特開平7−291559号公報)。
【0006】
他の1つは、2つの乗りかごを配置したダブルデッキエレベータでは、メインロープがかご外枠に締結して昇降制御を行うことから、エレベータ昇降制御時、エレベータ制御盤が巻上機などのエレベータモータのフィードバックトルクから振動を検出し、その変化量に応じてモータトルクを制御し、かご外枠を含む乗りかごの振動を抑制する方法である。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−291559号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようなエレベータのうち、1つの乗りかごを備えたエレベータでは、乗りかご内の加速度検出器で検出される加速度が所定加速度以下になるようにアクチュエータを制御するものであって、1つの乗りかごの場合には比較的有効な振動抑制制御となり得るが、2つの乗りかごが配置されたダブルデッキエレベータにはアクチュエータを用いた振動抑制制御は存在しない。
【0009】
一方、2つの乗りかごを備えたダブルデッキエレベータは、階間調整制御の他に、階間調整時、かご外枠停止時に乗りかごに発生する振動を抑制する振動抑制制御を的確に実現する必要がある。
【0010】
この階間調整制御においては、所定の階間長になるように2つの乗りかごに連結されるボールネジ等の駆動体を回転駆動し、上乗りかごと下乗りかごとを相反する方向に動かすことから、機械的な調整に時間がかかり、また熟練を有する者による調整技術が必要となり、機械的調整が非常に難しい。
【0011】
一方、振動抑制制御については、かご外枠に設置される巻上機等のトルクを制御する構成であるとともに、複数の乗りかごが機械的に連結されていることから、前述するように振動抑制の機械的な調整が非常に難しい。
【0012】
また、階間調整時、上下階停止時に乗りかごに発生する振動を抑制する振動抑制制御は、乗りかご以外のエレベータ昇降用の巻上機等のモータトルクを制御し、かご外枠の振動抑制を行うことから、間接的な振動抑制制御方法であり、乗りかごの振動抑制の遅れが生じ、乗りかごに発生する振動を十分、かつ、迅速に抑制することができない問題がある。
【0013】
従って、ダブルデッキエレベータは、2つの乗りかごが機械的に連結されている限り、乗りかごの振動発生時にその振動の抑制を効果的に抑制制御できない。
【0014】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、2つの乗りかごをもつエレベータであっても、機械系および電気系の調整作業を軽減化し、迅速、的確に振動抑制制御を実現可能なダブルデッキエレベータを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記課題を解決するために、かご外枠内の上下方向に複数の乗りかごが配置された本発明に係わるダブルデッキエレベータは、各乗りかご毎にかご側面縦方向に取付けられ、当該乗りかごを上下動させるボールネジ駆動体と、前記各乗りかご毎に設置され、前記ボールネジ駆動体を回転駆動させるための制御信号を出力する階間調整制御手段とを設けた構成である。
【0016】
本発明は以上のような構成とすることにより、各乗りかご毎に各停止階停止位置検出信号に基づいて階間調整のための制御信号を出力する階間調整制御手段およびこの制御信号を受けて対応する乗りかごを上下動させるボールネジ駆動体を設けたので、各乗りかご毎に階間調整制御が実施可能となり、ひいては従来のように機械的な調整が不要になり、人間系による調整作業の負担を軽減できる。
【0017】
(2) また、本発明に係わるダブルデッキエレベータは、かご外枠内に各乗りかごに対応して取付けられる磁石装置と、各乗りかごに前記磁石装置と対面するように設けられたリニアモータと、前記各乗りかごに個別的に設置され、対応するリニアモータの極性を切替えるための制御信号を出力する階間調整制御手段とを設ければ、前記(1)と同様の作用効果を奏する。
【0018】
(3) 前記(1)または前記(2)の構成要素に新たに、各乗りかご毎に設置され、当該乗りかごの振動を検出する振動検出手段と、この振動検出手段で検出される振動検出信号を、振動抑制制御のために対応する前記階間調整制御手段に送出する手段とを設けた構成である。
【0019】
従って、本発明は以上のような構成とすることにより、前記(1)と同様な作用効果を奏する他、各乗りかご毎に設置された振動検出手段で検出される振動検出信号を対応する階間調整制御手段に送出すれば、各階間調整制御手段は、振動検出信号に基づいて個別的に乗りかごに設置されるボールネジ駆動体に振動抑制制御を行うための制御信号を送出するので、各乗りかごに対する直接的、かつ、個別的な振動抑制制御となり、従来のように乗りかごの振動抑制の遅れが生じるようなことがなく、乗りかごに発生する振動を十分、かつ、迅速に抑制することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は本発明に係わるダブルデッキエレベータの一実施の形態を示すかご装置の断面図である。
【0022】
このダブルデッキエレベータのかご装置は、予め定められる昇降路内に設置され、巻上機等のエレベータモータ(図示せず)に掛け渡されるメインロープ1に吊下げられているかご外枠2と、このかご外枠2内の上下方向に配置され、かご外枠2に支えられている,いわゆるダブルデッキ構成の上乗りかご3aおよび下乗りかご3bと、かご外枠2内を上乗りかご3a、下乗りかご3bの間で仕切る仕切部材4とによって構成されている。
【0023】
なお、仕切部材4は、かご外枠2内を完全に仕切る仕切壁でもよいし、或いはかご外枠2内を完全に仕切らずに各かごの必要構成要素を適宜支持可能な程度に仕切る仕切枠であってもよい。また、上下乗りかご3a,3b間の仕切部分に開口部を形成しておけば、作業員が何れの乗りかご3a,3bにも移動でき、メンテナンス時に有効なものとなる。
【0024】
前記上乗りかご3aおよび下乗りかご3bの例えば上部側には各階の位置検出信号などを受けて各乗りかご3a,3bの階間調整制御を実施する上かご用階間調整制御装置5aおよび下かご用階間調整制御装置5bが設置され、さらに上乗りかご3aおよび下乗りかご3bの両側部側には各乗りかご3a,3bをそれぞれ個別に上下方向に駆動させるためのボールネジなどのネジ駆動体6a,6bを含む駆動装置が設けられている。
【0025】
この駆動装置は、図示されていないが各乗りかご3a,3b側に各ネジ駆動体6a,6bが螺挿される内側ネジ付き筒体が取付けられ、各ネジ駆動体6a,6bの回転駆動により、各乗りかご3a,3bを個別的に上下動可能な構成となっている。
【0026】
なお、ネジ駆動体6a,6bを含む駆動装置は、各乗りかごの両側面に設けられたが、何れか一方の側面だけに取付けてもよい。
【0027】
このネジ駆動体6a,6bは上下乗りかごご3a,3bごとに階間調整制御を可能とするかご独立階間調整制御方式を採用しており、ボールネジを用いていることから、ボールネジ駆動方式と呼ぶことができる。
【0028】
7a,7bは各階間調整制御装置5a,5bからの駆動制御信号に基づいてネジ駆動体6a,6bを回転駆動する駆動源、8a,8bは上下乗りかご3a,3bの床部裏面側などに取付けられ、各乗りかご3a,3bの振動を検出する加速度センサなどの振動検出センサである。
【0029】
なお、ダブルデッキエレベータには、図1に示すかご装置を制御する主制御装置(図示せず)が設けられている。
【0030】
従って、以上のようなダブルデッキエレベータは、かご外枠2内を上下2つに分割し、各分割された空間に乗りかご3a,3bを配置するとともに、各乗りかご3a,3bには上かご用階間調整制御装置5aおよび下かご用階間調整制御装置5bを個別に設置し、例えば定期的な階間調整時或いはかご外枠2の上下階停止時、各階の停止位置検出信号を受けて各階間調整制御装置5a,5bは、各乗りかご3a,3bが停止階高に合うように着床させるために、各駆動源7a,7bを介してネジ駆動体6a,6bをそれぞれ個別に駆動制御するので、従来のように2つの乗りかごを互いに相反する方向に移動させるものと異なり、それぞれ個別的に乗りかご3a,3bの階間調整制御を実施でき、電気系および機械系の調整が不要になり、階間調整作業の負担が大幅に軽減できる。
【0031】
図2は本発明に係わるダブルデッキエレベータの他の実施の形態を示すかご装置の断面図である。なお、同図において図1と同一の構成部分には同一符号を付し、詳しくは図1の説明に譲る。
【0032】
このダブルデッキエレベータのかご装置は、予め定められる昇降路内に設置され、巻上機などのエレベータモータ(図示せず)に掛け渡されるメインロープ1に吊下げられているかご外枠2、このかご外枠2内の上下に配置され、かご外枠2に支えられている,いわゆるダブルデッキ構成の上乗りかご3aおよび下乗りかご3bの他、かご外枠2内側に各乗りかご3a,3bに対応させて設置される永久磁石などの磁石装置11a,11bと各乗りかご3a,3bの前記磁石装置11a,11bに対面する側に取付けられ、所要の切替速度で磁極を切替えながら磁石装置11a,11bにそって各乗りかご3a,3bを上下動させるリニアモータ12a,12bとよりなる階間調整機構が設けられている。
【0033】
この階間調整機構は、上下乗りかごご3a,3bごとに階間調整制御を可能とするかご独立階間調整制御方式であるとともに、リニアモータ駆動方式と呼ぶことができる。
【0034】
なお、各乗りかご3a,3bの両側面には図示されていないが、乗りかごをスムーズに上下動させるためのガイド機構が設けられている。
【0035】
このかご装置においても、各乗りかご3a,3bには自身の乗りかごを階間調整制御するための上かご用階間調整制御装置5aおよび下かご用階間調整制御装置5bと、対応する乗りかご3a,3bの振動を検出する加速度センサなどの振動検出センサ8a,8bとが設けられている。
【0036】
このダブルデッキエレベータにおいては、定期的な階間調整時或いはかご外枠2の上下階停止時、各階の停止位置信号を受けて各階間調整制御装置5a,5bは、各乗りかご3a,3bが停止階高に合うように着床させるために、所要とする切替速度で磁極を切替える制御信号を各リニアモータ12a,12bに送出するので、この各リニアモータ12a,12bにより独立的に乗りかご3a,3bの階間調整制御を実施できる。
【0037】
次に、階間調整制御開始時、各乗りかご3a,3bに振動が発生するが、この振動抑制制御の一連の動作例について図1および図3を参照して説明する。なお、階間調整制御開始時とは、定期点検時、走行中の各階停止時の何れも含むものである。なお、エレベータのかご装置の走行時も振動が発生する場合には振動抑制制御の一連の処理を実行することが可能である。
【0038】
今、エレベータの運転制御においてかご外枠2の上下乗りかご3a,3bを所要の上下階に停止させたとき、該当各停止階の停止位置検出信号を取込んで階間調整制御運転を開始する。すなわち、各停止階の停止位置検出信号を受けて、上かご用階間調整制御装置5a、下かご用階間調整制御装置5bは、該当停止階の階高に合わせて着床できるように上乗りかご3a,下乗りかご3bに対応する駆動源7a、7bに駆動制御信号を送出する。各駆動源7a、7bは、駆動制御信号に基づいてボールネジなどのネジ駆動体6a,6bを回転駆動し、階間調整制御を開始する。
【0039】
階間調整制御が開始すると、各乗りかご3a,3bに振動が発生する場合があるので、各ご用階間調整制御装置5a,5bは、振動検出センサ8a,8bの出力を取込み(S1)、例えば予め定める所定の振幅以上か否かにより、各乗りかご3a,3bに振動が発生しているか否かを判断する(S2)。ここで、振動が発生していないと判断された場合、階間調整制御および通常の運転に続行する(S3)。
【0040】
一方、振動が発生していると判断された場合、振動検出センサ8a,8の出力から振動検出信号を取込み、この振動検出信号の振幅を計測する(S4)。そして、この計測された振動を相殺するように駆動源7a,7bのトルクを制御し(S5)、各乗りかご3a,3bに個別に設置される駆動体7a,7bを回転駆動することにより、各乗りかご3a,3bのかご振動に同期するように該当かご3a,3bを上下振動させることにより(S6)、各上下乗りかご3a,3bの振動を抑制する。
【0041】
なお、以上のような階間調整制御は、図1に示すかご装置について説明したものであるが、図2に示すかご装置についても同様であるので、ここではその説明はその説明は省略する。
【0042】
従って、以上のような実施の形態によれば、各乗りかご3a,3bに振動が発生した時、各乗りかご3a,3bに設置される個別の振動検出センサ8a,8bから振動を検出し、この振動検出信号の振幅を計測し、振動検出センサ8a,8で計測される振動を相殺するように該当かご3a,3bを上下方向に振動させるので、各乗りかご3a,3bに対する直接的、かつ、個別的な振動抑制制御となり、従来のように乗りかごの振動抑制の遅れが生じるようなことがなくなり、乗りかごに発生する振動を十分、かつ、迅速に抑制することができる。
【0043】
また、従来、機械系および電気系を含めて調整にかなりの時間がかかり、熟練を要する者による調整技術に頼ることろが有るが、上記実施の形態では、人間系による調整作業の手間を削減でき、これにより人為的なミスに基づくトラブルがなくなり、全自動化によって迅速に階間調整を含む振動抑制処理を実現できる。
【0044】
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0045】
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、2つの乗りかごを備えた構成であっても、機械系および電気系の調整の自動化により、調整作業の負担を大幅に軽減化することができ、また、各乗りかごに発生する振動に対し、各乗りかごに直接的、かつ、個別的に振動抑制制御を実施するので、迅速、的確に振動抑制制御を実行できるダブルデッキエレベータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダブルデッキエレベータのかご装置の一実施の形態を示す断面図。
【図2】本発明に係る本発明に係るダブルデッキエレベータのかご装置の他の実施形態を示す断面図。
【図3】図1、図2に示すダブルデッキエレベータの振動抑制制御の一連の動作例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…メインロープ
2…かご外枠
3a…上乗りかご、3b…下乗りかご
4…仕切部材
5a,5b…階間調整制御装置
6a,6b…ボールネジ等のネジ駆動体
7a,7b…駆動源
8a,8b…振動検出センサ
11a,11b…磁石装置
12a,12b…リニアモータ

Claims (4)

  1. かご外枠内の上下方向に複数の乗りかごが配置されたダブルデッキエレベータにおいて、
    前記各乗りかご毎にかご側面縦方向に取付けられ、当該乗りかごを上下動させるボールネジ駆動体と、
    前記各乗りかご毎に設置され、前記ボールネジ駆動体を回転駆動させるための制御信号を出力する階間調整制御手段と
    を備え、前記各乗りかごを個別的に階間調整制御を実行することを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  2. かご外枠内の上下方向に複数の乗りかごが配置されたダブルデッキエレベータにおいて、
    前記各乗りかご毎にに対応してかご外枠内に取付けられた磁石装置と、
    これら各磁石装置と対面するように前記各乗りかごに設けられたリニアモータと、
    前記各乗りかご毎に設置され、対応するリニアモータの極性を切替えるための制御信号を出力する階間調整制御手段と
    を備え、前記各乗りかごを個別的に階間調整制御を実行することを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のダブルデッキエレベータにおいて、
    前記各乗りかご毎に設置され、当該乗りかごの振動を検出する振動検出手段と、
    この振動検出手段で検出される振動検出信号を、振動抑制制御のために対応する前記階間調整制御手段に送出する手段とを設けたことを特徴とするブルデッキエレベータ。
  4. 請求項3に記載のブルデッキエレベータにおいて、
    前記階間調整制御手段は、前記振動検出手段から送出されてくる振動検出信号の振幅を計測する手段と、この手段により計測される振動の振幅を相殺するような制御信号を前記ボールネジ駆動体または前記リニアモータに供給し、対応する乗りかごを上下振動させる手段とを設け、各乗りかごに発生する振動を抑制することを特徴とするブルデッキエレベータ。
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