JP2004276690A - 空気入りタイヤ用支持体及びその支持体を用いたタイヤ/ホイール組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気入りタイヤ用支持体を備えたタイヤ/ホイール組立体を既存のホイールを使用して組み立てる際の作業性を改善することが可能な空気入りタイヤ用支持体及びその支持体を用いたタイヤ/ホイール組立体を提供する。
【解決手段】ホイール2のリム3に装着される空気入りタイヤ用支持体4であり、ランフラット走行時にタイヤ内面1bを支持する支持面5を外周側に有する外周支持部6の内周側に二股状に開脚した左右の脚部7を設けた環状体8を有している。左右の脚部7間に、伸縮自在な伸縮層11を内周側に配置した環状の密閉室部12が形成され、この密閉室部12内に一方向弁13を介してエアが流入可能になっている。この密閉室部12内に流入したエアにより伸縮層11を内周側に膨張させてリム3に圧接可能にしてある。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤ用支持体及びその支持体を用いたタイヤ/ホイール組立体に関し、さらに詳しくは、空気入りタイヤ用支持体を備えたタイヤ/ホイール組立体を組み立てる際の作業性を改善するようにした空気入りタイヤ用支持体及びその支持体を用いたタイヤ/ホイール組立体に関する。
【0002】
【従来技術】
車両の走行中に空気入りタイヤがパンクした場合でも、緊急走行を可能にするようにする技術が市場の要請から多数提案されている。これら多数の提案のうち、リム組みされた空気入りタイヤの空洞部内側のリム上に剛体の支持体を装着し、その支持体によってパンクしたタイヤを支持することによりランフラット走行を可能にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記空気入りタイヤ用支持体は、複数のセグメントから構成され、空気入りタイヤの一方のビード部をリムに組み付けた状態で、他方側のビード部とリムとの間隙から複数のセグメントをタイヤ内に挿入した後、締結リングにより各セグメントをリムに固定するようになっており、分割型の特殊なホイールを使用することなく市販されている既存のホイールを利用できる利点がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−239814号公報(1−4頁、図1−7)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにビード部とリムとの間隙から複数のセグメントをタイヤ内に挿入し、更に作業者が手をタイヤ内に入れて各セグメントを環状に並べた状態で締結リングを取り付ける作業は、極めて困難な作業であり、空気入りタイヤ用支持体を備えたタイヤ/ホイール組立体を既存のホイールを使用して組み立てる際の作業性が極めて悪いという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、空気入りタイヤ用支持体を備えたタイヤ/ホイール組立体を既存のホイールを使用して組み立てる際の作業性を改善することが可能な空気入りタイヤ用支持体及びその支持体を用いたタイヤ/ホイール組立体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤ用支持体は、ホイールのリムに装着される空気入りタイヤ用支持体であって、ランフラット走行時にタイヤ内面を支持する支持面を有する外周支持部の内周側に二股状に開脚した左右の脚部を設けた環状体の該左右の脚部間に、伸縮自在な伸縮層を内周側に配置した環状の密閉室部を形成し、該密閉室部内に一方向弁を介してエアを流入可能にし、前記密閉室部内に流入したエアにより前記伸縮層を内周側に膨張させて前記リムに圧接可能にしたことを特徴とする。
【0008】
本発明のタイヤ/ホイール組立体は、ホイールのリムに装着した空気入りタイヤの空洞部に、ランフラット走行時にタイヤ内面を支持する空気入りタイヤ用支持体を配置したタイヤ/ホイール組立体であって、前記支持体を、前記タイヤ内面を支持する支持面を外周側に有する外周支持部の内周側に二股状に開脚した左右の脚部を設けた環状体の該左右の脚部間に、伸縮自在な伸縮層を内周側に配置した環状の密閉室部を形成し、該密閉室部内に一方向弁を介してエアを流入可能にした構成にし、前記密閉室部内に流入したエアにより内周側に膨張した前記伸縮層が前記リムに圧接することで、前記支持体を該リムに装着したことを特徴とする。
【0009】
上述した本発明によれば、密閉室部内に流入したエアにより伸縮層を内周側に膨張させてリムに圧接することにりより、空気入りタイヤ用支持体をリムに装着することができるので、空気入りタイヤ内に充填するエアを使用して支持体を既存のホイールのリムに容易に取り付けることが可能になる。従って、空気入りタイヤ用支持体を備えたタイヤ/ホイール組立体を既存のホイールを用いて組み立てる作業性を改善することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の空気入りタイヤ用支持体、図2はこの支持体を装着したタイヤ/ホイール組立体の一例を示し、1は空気入りタイヤ、2はリム3に空気入りタイヤ1を組み付けたホイール、4は空気入りタイヤ1の空洞部1aに配置され、リム3に装着される空気入りタイヤ用支持体である。
【0012】
上記支持体4は、ランフラット走行時にタイヤ内面1bを支持する支持面5を外周側に有する環状の外周支持部6と、その両側に内周側に向けて二股状に開脚した左右の脚部7とからなる断面コ字状の環状体8を備えている。
【0013】
外周支持部6は環状体8の周方向に対して傾斜配列した補強コードを隣接する層で交差させた複数の補強層6aをゴムなどの弾性体層6bに埋設した可撓性部材から構成してある。このような可撓性部材からなる外周支持部6でランフラット走行時にタイヤ内面1bを支持することで、タイヤの損傷を回避しながら長い距離を安定してランフラット走行できるようにしている。
【0014】
左右の脚部7は、金属や硬質樹脂などの剛性材料からなる剛体リング7Xとこの剛体リング7Xを被覆する被覆層7Yとから構成され、右側の脚部7Aの方が左側より内周側に長く延在し、図示するリム3の形状に対応している。
【0015】
リム3のウェル部3aに面する右側の脚部7Aの剛体リング7Xの外側面には、図5に示すランフラット走行時に空気入りタイヤ1のビード部1Bに当接可能な環状の突起部9が一体的に設けられている。この突起部9により脚部7Aを空気注入用バルブVが取り付けられたウェル部3aの側壁部3a’から離間させ、空気注入時にバルブVを塞がないようにもしている。
【0016】
剛体リング7X及び突起部9を構成する剛性材料の金属としては、スチール、アルミニウムなどを例示することができる。また、樹脂としては、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂のいずれでもよい。熱可塑性樹脂としては、ナイロン、ポリエステルなどを挙げることができ、また熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができる。樹脂は単独で使用してもよいが、補強繊維を配合して繊維強化樹脂として使用してもよい。
【0017】
被覆層7Yは、外周支持部6を構成する弾性材料と同じ材料から構成され、左右の剛体リング7Xの内周端7X’に肉厚を厚くした環状のクッション部10をそれぞれ配置し、ランフラット走行時にこのクッション部10をリム3に当接させるようになっている。
【0018】
環状の支持体4の中心から脚部7Aの内周端7m(右側のクッション部10の内周端)までの距離がリム3のフランジ3Aの外周端3A1の半径より大きく、支持体4を空気入りタイヤ1の空洞部1a内に挿入した状態で、脚部7がリム3のフランジ3Aより径方向外側に位置できるようにしてある(図3参照)。
【0019】
左右の脚部7の内側面7a内周側には、伸縮自在な伸縮層11が気密的に固定され、外周支持部6、左右の脚部7、及び伸縮層11で囲まれた環状の密閉室部12が形成してある。伸縮層11は、非透過性を有するゴムなどの伸縮材料から構成されている。この伸縮層11には、高い強度を確保するため、有機繊維や無機繊維などからなる短繊維を埋設した繊維補強伸縮層を用いるようにしてもよい。
【0020】
左右の脚部7には密閉室部12内にエアを流入可能な複数の一方向弁13が周方向に沿って所定の間隔で取り付けられている。各一方向弁13は、脚部7に形成され密閉室部12に連通する貫通孔13aと、その貫通穴13aを塞ぐ板状のゴム弁体13bを有し、このゴム弁体13bの一部を図4(a)〜(d)に示すように脚部7の内側面7aに貫通孔13aを覆うように固定してある。
【0021】
図4(a)は円形に形成されたゴム弁体13bの両側端部x,yを内側面7aに固着し、図4(b)は一方の端部xのみを内側面7aに固着し、図4(c)は正方形状に形成されたゴム弁体13bの両側端部x,yを内側面7aに固着し、図4(d)はその一方の端部xのみを内側面7aに固着したものである。
【0022】
空気入りタイヤ1の空洞部1a内にエアが充填されると、そのエアがゴム弁体13bを内側に押圧して固着していない部分と内側面7aとの隙間から密閉室部12内に流入し、密閉室部12内の圧力が空洞部1aより高くなると、ゴム弁体13bを内側面7aに押し付けて貫通孔13aを密封する構成である。
【0023】
この一方向弁13から密閉室部12内に流入したエアにより上記伸縮層11が内周側に膨張し、リム3に圧接することで、上記支持体4をリム3に装着固定している。
【0024】
上述した空気入りタイヤ用支持体4を用いた図2に示すタイヤ/ホイール組立体は、空気入りタイヤ1の空洞部1a内に支持体4を圧入した後、従来と同様にして空気入りタイヤ1をリム3にリム組みする。脚部7Aの内周端7mまでの距離がリム3のフランジ3Aの外周端3A1の半径より大きく、図3に示すように、支持体4を空気入りタイヤ1の空洞部1a内に挿入した状態で、脚部7がリム3のフランジ3Aより径方向外側に位置できるので、支持体4がフランジ3Aと干渉することなく容易に空気入りタイヤ1がリム組みされる。
【0025】
リム組みした空気入りタイヤ1の空洞部1a内にバルブVからエアを充填する。これにより、一方向弁13を介して密閉室部12内にもエアが流入し、空洞部1aと密閉室部12は同じ圧力となる。使用する所定の圧力を越えるエアを充填した後、空気入りタイヤ1の空洞部1a内の圧力が使用する所定の圧力となるまでバルブVからエアを放出する。
【0026】
これにより、密閉室部12内は、所定の圧力を越えた圧力に維持される一方、空洞部1aの圧力はそれより低い使用圧となり、その圧力差により伸縮層11が内周側に膨張し、リム3に圧接する。これにより図2に示す支持中子4をリム3に装着固定したタイヤ/ホイール組立体を得る。
【0027】
図5に示すように、上記タイヤ/ホイール組立体Aは、ランフラット走行時に路面20と接触する空気入りタイヤ1のトレッド部分1Tに対応する伸縮層11の部分が外周側に押し戻されて左右の脚部7のクッション部10がリム3に当接する一方、左側の脚部7の外側面が左側のビード部1Bに、突起部9が右側のビード部1Bに当接してビード部1Bがリム3から外れるのを防止する。
【0028】
上述した本発明によれば、密閉室部12内に流入したエアにより伸縮層11を内周側に膨張させてリム3に圧接するようにしたので、空気入りタイヤ1内に充填するエアを使用して、支持体4を既存のホイール2のリム3に容易に装着することができる。従って、空気入りタイヤ用支持体4を備えたタイヤ/ホイール組立体を既存のホイールを使用して組み立てる際の作業性を改善する可能になる。
【0029】
上述した空気入りタイヤ用支持体4は、使用されるリム3の形状に応じて、様々な形状にすることができ、例えば、図6〜8のようにすることもできる。
【0030】
図6に示す空気入りタイヤ用支持体4Aは、上述した空気入りタイヤ用支持体4において、突起部9を設けていない構成にしたものである。図2のリム3のウェル部3aの側壁部3a’がホイール回転軸と直交する方向に延在する場合に好ましく用いることができる。左右の脚部7は、ランフラット走行時に脚部7の外側面がビード部1Bに当接するようにした間隔で二股状に開脚している。
【0031】
図7に示す空気入りタイヤ用支持体4Bは、図6の支持体4Aにおいて、左右の脚部7の長さを同じ、左右対称形状にしたものであり、図8の空気入りタイヤ用支持体4Cは、図7の支持体4Bにおいて、左右の脚部7の内周側部をハ字状に拡開した構成にしている。このように左右の脚部7の長さを同じにして左右対称にした支持体4B,4Cは、図9に示すような左右対称なリム形状を有するホイール2Aに好ましく用いられる。
【0032】
図10は、更に他の空気入りタイヤ用支持体4Dを示し、図7の支持体4Bにおいて、伸縮層11の肉厚を支持体幅方向中央側で薄く、その両側で厚くした偏肉構造にしたものである。このような構造の採用により、伸縮層11が伸長してリムに圧接した際に形成される左右の支持壁部11aの肉厚を厚くすることができるので、コ字状に膨張した伸縮層11の形状を保持し易くすることができる。
【0033】
本発明において、上記環状体8は、全体を剛性材料から一体的に構成することも可能である。その場合、外周支持部外周面にゴムなどの弾性材料からなる弾性支持層を配置するのが好ましい。
【0034】
伸縮層11は、上記実施形態では、左右の脚部7の内周側に気密的に固定するようにしたが、それに限定されず、左右の脚部7間に密閉した室部を介して内周側に向けて膨張可能に配置した構成のものであれば、いずれの形態であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
上述したように本発明は、密閉室部内に流入したエアにより伸縮層を内周側に膨張させてリムに圧接することで、空気入りタイヤ用支持体をリムに装着することができるので、空気入りタイヤ用支持体を備えたタイヤ/ホイール組立体を既存のホイールを使用して組み立てる作業が容易となり、作業性の改善が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤ用支持体の一例を示し、(a)は半断面図、(b)は部分斜視図である。
【図2】図1の支持体を装着したタイヤ/ホイール組立体の半断面図である。
【図3】リム組みした空気入りタイヤの空洞部内で、支持体の脚部がリムフランジより径方向外側に位置できることを理解し易くするため、リム装着前の支持体、空気入りタイヤ、ホイールを同心状の位置にして示す半断面図である。
【図4】(a)〜(d)は、それぞれゴム弁体を用いた一方向弁の例を示す説明図である。
【図5】ランフラット走行時のタイヤ/ホイール組立体を示し、(a)は半断面図、(b)は側面説明図である。
【図6】本発明の空気入りタイヤ用支持体の他の例を示す半断面図である。
【図7】本発明の空気入りタイヤ用支持体の更に他の例を示す半断面図である。
【図8】本発明の空気入りタイヤ用支持体の更に他の例を示す半断面図である。
【図9】図7,8の支持体を取り付けるホイールの一例を示す要部断面図である。
【図10】本発明の空気入りタイヤ用支持体の更に他の例を示す半断面図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ 1B ビード部
1a 空洞部 1b タイヤ内面
2 ホイール 3 リム
4,4A,4B,4C,4D 空気入りタイヤ用支持体
5 支持面 6 外周支持部
7 脚部 7X 剛体リング
8 環状体 9 突起部
11 伸縮層 12密閉室部
13 一方向弁 13a 貫通孔
13b ゴム弁体

Claims (16)

  1. ホイールのリムに装着される空気入りタイヤ用支持体であって、ランフラット走行時にタイヤ内面を支持する支持面を有する外周支持部の内周側に二股状に開脚した左右の脚部を設けた環状体の該左右の脚部間に、伸縮自在な伸縮層を内周側に配置した環状の密閉室部を形成し、該密閉室部内に一方向弁を介してエアを流入可能にし、前記密閉室部内に流入したエアにより前記伸縮層を内周側に膨張させて前記リムに圧接可能にした空気入りタイヤ用支持体。
  2. 前記伸縮層を前記左右の脚部内周側に気密的に固定した請求項1に記載の空気入りタイヤ用支持体。
  3. 前記一方向弁を前記脚部に取り付けた請求項2に記載の空気入りタイヤ用支持体。
  4. 前記一方向弁が、前記脚部に形成され前記密閉室部に連通する貫通孔と該貫通穴を塞ぐゴム弁体を有し、該ゴム弁体の一部を前記脚部内側面に前記貫通孔を覆うように取り付けた請求項3に記載の空気入りタイヤ用支持体。
  5. 前記脚部の外側面にランフラット走行時に空気入りタイヤのビード部に当接可能な突起部を設けた請求項1,2,3または4に記載の空気入りタイヤ用支持体。
  6. 前記左右の脚部を剛体リングから構成し、前記外周支持部を可撓性部材から構成した請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ用支持体。
  7. 前記伸縮層が繊維を埋設した繊維補強伸縮層である請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ用支持体。
  8. 前記伸縮層の肉厚が支持体幅方向中央側で薄く、その両側で厚い請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ用支持体。
  9. ホイールのリムに装着した空気入りタイヤの空洞部に、ランフラット走行時にタイヤ内面を支持する空気入りタイヤ用支持体を配置したタイヤ/ホイール組立体であって、前記支持体を、前記タイヤ内面を支持する支持面を外周側に有する外周支持部の内周側に二股状に開脚した左右の脚部を設けた環状体の該左右の脚部間に、伸縮自在な伸縮層を内周側に配置した環状の密閉室部を形成し、該密閉室部内に一方向弁を介してエアを流入可能にした構成にし、前記密閉室部内に流入したエアにより内周側に膨張した前記伸縮層が前記リムに圧接することで、前記支持体を該リムに装着したタイヤ/ホイール組立体。
  10. 前記伸縮層を前記左右の脚部内周側に気密的に固定した請求項9に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  11. 前記一方向弁を前記脚部に取り付けた請求項10に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  12. 前記一方向弁が、前記脚部に形成され前記密閉室部に連通する貫通孔と該貫通穴を塞ぐゴム弁体を有し、該ゴム弁体の一部を前記脚部内側面に前記貫通孔を覆うように取り付けた請求項11に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  13. 前記脚部の外側面にランフラット走行時に空気入りタイヤのビード部に当接可能な突起部を設けた請求項9,10,11または12に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  14. 前記左右の脚部を剛体リングから構成し、前記外周支持部を可撓性部材から構成した請求項9乃至13のいずれかに記載のタイヤ/ホイール組立体。
  15. 前記伸縮層が繊維を埋設した繊維補強伸縮層である請求項9乃至14のいずれかに記載のタイヤ/ホイール組立体。
  16. 前記伸縮層の肉厚が支持体幅方向中央側で薄く、その両側で厚い請求項9乃至14のいずれかに記載のタイヤ/ホイール組立体。
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