JP2004276686A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題手段】キャップトレッド層とベーストレッド層との2層構造のトレッドを持つ空気入りタイヤにおいて、キャップトレッド層を形成するキャップゴムは体積抵抗値108Ω・cm以下とする。また、ベーストレッド層を形成するベースゴムは、分子中に−CX−N<結合(式中、Xは酸素又は硫黄原子を示す)を有する化合物、ベンゾフェノン、チオベンゾフェノン、イソシアナート化合物、イソチオシアナート化合物及びハロゲン化スズ化合物からなる群から選択された少なくとも一種の変性剤で変性された変性ブタジエンゴム10〜50重量部と、天然ゴム及び/又はイソプレンゴム90〜50重量部とを含有してなり、かつ60℃での損失正接tanδが0.04以下であるゴムを使用する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤに関するものであり、特に、静電気トラブルの発生しない、低燃費性に優れた空気入りタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、乗用車用タイヤなどの空気入りタイヤにおいて、転がり抵抗性能と湿潤路面に対する制動性能(ウェット性能)とを両立させるためには、トレッドにシリカ充填度の高いゴムを用いるのが一般的である。すなわち、補強剤として従来一般に使用されているカーボンブラックの一部をシリカに置き換えて、補強剤中に占めるシリカの比率を高くすればするほど、転がり抵抗性能とウェット性能とのバランスは良好になる。そして、隣接ゴムとの色調差を考慮すると、シリカ比率(シリカとカーボンブラックの合計量に対するシリカの配合割合)は80〜90%であることが上記性能のバランスをとる上で最適である。
【0003】
しかしながら、シリカ比率が80〜90%のように高いと、シリカはカーボンブラックに比べて導電性が低いことから、タイヤの導電性が低下し、ラジオノイズ等の静電気トラブルが発生するという問題を引き起こす。
【0004】
そこで、静電気を除去するために、特開平8−34204号公報には、不良導電性ゴムからなるトレッドゴム層におけるタイヤ幅方向の一部に、トレッドゴム層の表面から底面に至るまで良導電性ゴムからなる導電性ストリップを設け、このストリップを通じて放電することが提案されている。しかしながら、このように幅方向の一部に良導電性ゴムを露出させる方法では十分に静電気が除去されない場合がある。また、サーキット走行や悪路走行のような厳しい条件下での走行時に、踏面部に存在する異種ゴム界面(不良導電性ゴム部と良導電性ゴム部との界面)において割れが発生するといった問題もある。
【0005】
なお、特開平11−209518号公報には、優れたウェット性能、転がり抵抗及び耐摩耗性を得るために、ベンゾフェノンなどの変性剤で末端を変性したブタジエンゴム40〜10重量部及び未変性溶液重合スチレンブタジエンゴム50〜90重量部を含有し、特定のカーボンブラックとシリカを配合してなるタイヤトレッド用ゴム組成物が開示されているが、同公報は以下に説明する本発明特有の構成及び効果を何ら開示するものではない。
【0006】
【特許文献1】特開平8−34204号公報
【0007】
【特許文献2】特開平11−209518号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、転がり抵抗が小さく低燃費性に優れたものでありながら、静電気トラブルの発生しない空気入りタイヤを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討した結果、変性ブタジエンゴムに天然ゴム及び/又はイソプレンゴムをブレンドすることにより極めて発熱性の低いゴムを得ることができ、これをベーストレッド層に使用するとともに、キャップトレッド層には良導電性ゴムを用いてトレッドを構成することにより、上記課題を解決できることを見い出し本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明に係る空気入りタイヤは、トレッドが、タイヤ踏面側のキャップトレッド層と、該キャップトレッド層の内側に配されたベーストレッド層との2層構造を持つ空気入りタイヤにおいて、前記キャップトレッド層を形成するキャップゴムが、体積抵抗値108Ω・cm以下であり、前記ベーストレッド層を形成するベースゴムが、分子中に−CX−N<結合(式中、Xは酸素又は硫黄原子を示す)を有する化合物、ベンゾフェノン、チオベンゾフェノン、イソシアナート化合物、イソチオシアナート化合物及びハロゲン化スズ化合物からなる群から選択された少なくとも一種の変性剤で変性された変性ブタジエンゴム10〜50重量部と、天然ゴム及び/又はイソプレンゴム90〜50重量部とを含有してなり、かつ60℃での損失正接tanδが0.04以下であるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の空気入りタイヤは、図1にその一例を示すように、トレッド1が、タイヤ踏面側のキャップトレッド層2と、その半径方向内側に配されたベーストレッド層3との2層構造を持つものである。なお、図1中、4はサイドウォール部、5はビード部を示し、また、6はベーストレッド層3の半径方向内側に設けられたベルト、7は左右一対のビード部5に架け渡されたカーカスを示す。また、8は、トレッド1の幅方向両側に配された良導電性のストリップゴム部を示す。
【0012】
本発明の空気入りタイヤにおいて、キャップトレッド層を形成するキャップゴムは、体積抵抗値が108Ω・cm以下である良導電性ゴムである。体積抵抗値が108Ω・cmを超えるゴムでは、ラジオノイズなどの静電気トラブルの原因となってしまう。
【0013】
該キャップゴムにおけるゴム成分としては、一般にタイヤトレッド用ゴムに使用される天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)などの各種ジエン系ゴムを用いることができる。通常は、天然ゴム及び/又はスチレンブタジエンゴム、あるいはこれにブタジエンゴムをブレンドしたゴムが用いられる。
【0014】
該キャップゴムに配合する補強剤としては、体積抵抗値が上記の範囲内であれば特に限定されず、例えばカーボンブラック単独でもよい。詳細には、キャップゴムは、カーボンブラックとシリカをゴム成分100重量部に対して40〜200重量部含有し、かつ、カーボンブラックとシリカの合計量に対するシリカの配合比率が0〜60重量%であることが好ましい。但し、転がり抵抗性能とウェット性能を両立させるという観点からは、カーボンブラックとシリカとを併用することが好ましい。その場合、キャップゴムは、カーボンブラックとシリカをゴム成分100重量部に対して40〜200重量部含有し、かつ、カーボンブラックとシリカの合計量に対するシリカの配合比率が40〜60重量%であることが好ましい。
【0015】
なお、該キャップゴムは、60℃での損失正接tanδが0.10〜0.40であることが、トレッド全体として一層優れた転がり抵抗性能を発揮する上で好ましい。また、キャップゴムには、上記した成分の他、加硫剤、加硫促進剤、カップリング剤、老化防止剤、軟化剤、可塑剤等の各種添加剤を必要に応じて添加することができる。
【0016】
本発明の空気入りタイヤにおいて、ベーストレッド層を形成するベースゴムは、ゴム成分100重量部中、変性ブタジエンゴム(BR)を10〜50重量部(phr)と、天然ゴム(NR)及び/又はイソプレンゴム(IR)を90〜50重量部(phr)含有し、かつ、60℃での損失正接tanδが0.04以下のものである。変性ブタジエンゴムの配合量が10phr未満であったり、また、60℃での損失正接tanδが0.04を超えると、本発明のベースゴムとしての低発熱効果を発揮することができず、トレッド全体としての転がり抵抗性能が悪化する。また、天然ゴム及び/又はイソプレンゴムの配合量が50phr未満であると、ベースゴムの破壊特性に劣り、タイヤ加硫後の脱型時にトレッド欠けが発生するなどの問題が生じる。
【0017】
上記変性ブタジエンゴムは、分子中に−CX−N<結合(式中、Xは酸素又は硫黄原子を示す)を有する化合物、ベンゾフェノン、チオベンゾフェノン、イソシアナート化合物、イソチオシアナート化合物及びハロゲン化スズ化合物からなる群から選択された少なくとも一種の変性剤で変性されたブタジエンゴムである。かかる変性ブタジエンゴムが、天然ゴム及び/又はイソプレンゴムとブレンドすることにより、後記の実施例で示すように極めて優れた低発熱効果を発揮する。また、変性ブタジエンゴムとブレンドするゴムとして天然ゴム及び/又はイソプレンゴムを用いることにより、ベルトとの接着性を高めて耐久性を向上することができる。
【0018】
このような変性剤で変性されたブタジエンゴム自体は公知であり、一般的には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属が結合したブタジエンゴムと、上記変性剤とを反応させることにより調製することができる。
【0019】
具体的には、分子中に−CX−N<結合を有する化合物としては、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメルチオホルムアミド、N,N−ジメチルエチレン尿素等が挙げられ、例えば、特開昭60−137913号公報や特開昭61−42552号公報などに変性方法が記載されている。
【0020】
ベンゾフェノンとしては、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−ジメチルアミノベンゾフェノン等が挙げられ、また、チオベンゾフェノンとしては、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)チオベンゾフェノン等が挙げられ、例えば、特開昭59−117514号公報や特開昭61−103903号公報などに変性方法が記載されている。
【0021】
イソシアナート化合物としてはジフェニルメタンジイソシアナート等が、また、イソチオシアナート化合物としてはフェニルイソチオシアナート等が挙げられ、例えば、特開昭63−245405号公報などに変性方法が記載されている。
【0022】
ハロゲン化スズ化合物としては、四塩化スズ等が挙げられ、例えば、特開昭61−103903号公報や特開昭61−103904号公報などに変性方法が記載されている。
【0023】
上記変性剤によって変性される部位は、分子鎖の末端あるいはそれ以外の部位であってもよいが、好ましくは、分子鎖の末端が変性された末端変性ブタジエンゴムを用いることである。
【0024】
前記ベースゴムには、上記したゴム成分の他、カーボンブラックなどの補強剤、加硫剤、加硫促進剤、カップリング剤、老化防止剤、軟化剤、可塑剤等の各種添加剤を必要に応じて添加することができる。カーボンブラックの配合量は、低発熱効果を損なうことなく良好な破壊特性を確保するため、ゴム成分100重量部に対して5〜50重量部であることが好ましい。
【0025】
なお、本発明において、ベースゴムは必ずしも良導電性である必要はない。図1に示すようにキャップトレッド層2がその幅方向外側に配された導電性ストリップゴム部8に接触した状態に設けられていたり、あるいは図示しないがキャップトレッド層が導電性のサイドウォールゴム部に接触した状態に設けられていれば、これらのストリップゴム部やサイドウォールゴム部を介してタイヤの導電性を確保することができるからである。もちろん、ベースゴムを良導電性ゴムとすることもできる。
【0026】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0027】
実施例および比較例で使用したキャップゴムA〜Cの配合及び物性は表1に示すとおりである。なお、体積抵抗値及び損失正接tanδは下記の方法により測定した。
【0028】
体積抵抗値:三菱化学社製ハイレスターUPを用いて、厚さ2mmのゴムシートについて、23℃、65%RHの雰囲気中、測定電圧500Vで測定した。
【0029】
tanδ:UBM社製スペクトロメーターを用いて、幅5mm、長さ20mm、厚さ1mmのゴムシートにつき、測定温度60℃、初期歪み5%、動歪み2%、周波数10Hzの条件で測定した。
【0030】
【表1】
【0031】
実施例および比較例で使用したベースゴムD〜Hの配合及び物性は表2に示すとおりである。なお、損失正接tanδは上記の方法により測定した。また、引裂強さは、JIS K6252に準拠して測定し、ベースゴムDを100とした指数で示した。
【0032】
【表2】
表2中の末端変性ブタジエンゴムは、炭化水素溶媒中で1,3−ブタジエンをアルキルリチウムを開始剤として重合し、得られたブタジエンゴムの活性リチウム末端に変性剤として4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンを反応させて得られたものである。
【0033】
上記したキャップゴムA〜CとベースゴムD〜Hを下記表3に示すように組み合わせて、205/65R15(リム:15×6.5−JJ)の乗用車用タイヤを作製した。その際、トレッドの厚みは8mm(キャップトレッド層の厚みを5mm、ベーストレッド層の厚みを3mm)とした。得られた実施例1,2及び比較例1〜6の各タイヤについて、転がり抵抗、導電性、ラジオノイズ、ウェット性能を下記の方法により評価した。結果を表3に示す。表3には、タイヤの加硫時におけるトレッド欠けの有無についても示した。
【0034】
転がり抵抗:タイヤをホイールに組付け、内圧200kPaとし、23℃の雰囲気下、ドラム上で450kgfの荷重をかけた状態にて、80km/hで定常走行させ、ドラム軸にかかるトルクにより転がり抵抗を測定した。
【0035】
導電性:タイヤをホイールに組付け、内圧200kPaとし、支持軸によりホイール部で支持して鉄板上に設置し、450kgfの荷重をかけた状態で、鉄板とホイール間に1000Vの電圧をかけて電気抵抗値を測定した。
【0036】
ラジオノイズ:各タイヤ4本を排気量2000ccのFF車に装着して走行し、AMラジオを聴取している際のノイズの有無で評価した。
【0037】
ウェット性能:各タイヤ4本を排気量2000ccのFF車に装着し、湿潤路面にて、速度90km/hでABS作動させ20km/hまで減速時の制動距離を測定し(n=10の平均値)、比較例1を100とした指数で示した。数値が大きいほど制動距離が短く、制動性能が良好であることを示す。
【0038】
【表3】
【0039】
表3に示すように、実施例1のタイヤでは、キャップゴムがシリカ0%配合(配合A)であるにも拘わらず、シリカ50%配合のキャップゴム(配合B)を持つ比較例2のタイヤと同等の転がり抵抗であった。また、シリカ50%配合のキャップゴム(配合B)を持つ実施例2のタイヤは、シリカ90%配合のキャップゴム(配合C)を持つ比較例6のタイヤと同等の転がり抵抗を持ち、極めて低燃費性に優れるタイヤでありながら、導電性に優れ、ラジオノイズの発生もなかった。また、実施例2のタイヤは、ウェット性能にも優れるものであった。
【0040】
これに対し、比較例4のタイヤは、実施例2のタイヤと同等の転がり抵抗を持つものであったが、タイヤ加硫後に金型から取り出す際にトレッドの欠けが発生する場合がみられた。これは、比較例4で用いたベースゴムGでは引張強さが過剰に低下しているためと推測される。比較例4の引裂強さを改良するため、カーボンブラックとオイルを増量したベースゴムHを用いた比較例5のタイヤでは、加硫時のトレッド欠けは解消したものの、tanδが上昇して転がり抵抗の改良効果が認められなかった。
【0041】
以上より、本実施例のタイヤであると、低燃費性に優れ、また、走行中にドライバーに不快感を与えるラジオノイズの発生もない。しかも、転がり抵抗を低くするためにトレッド全体にシリカを配合する必要がなく、また、静電気対策のためにトレッドの幅方向一部に導電性ストリップを設けたり、あるいはタイヤのトレッド表面に導電性ゴム膜を塗布したりする必要がなくなるので、低コストである。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明の空気入りタイヤであると、変性ブタジエンゴムを含む超低発熱性ゴムをベーストレッド層のゴムに使用するとともに、キャップトレッド層には良導電性ゴムを用いてトレッドを構成したことにより、転がり抵抗が小さく低燃費性に優れたものでありながら、静電気トラブルの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……トレッド
2……トレッドキャップ層
3……トレッドベース層
Claims (3)
- トレッドが、タイヤ踏面側のキャップトレッド層と、該キャップトレッド層の内側に配されたベーストレッド層との2層構造を持つ空気入りタイヤにおいて、
前記キャップトレッド層を形成するキャップゴムが、体積抵抗値108Ω・cm以下であり、
前記ベーストレッド層を形成するベースゴムが、分子中に−CX−N<結合(式中、Xは酸素又は硫黄原子を示す)を有する化合物、ベンゾフェノン、チオベンゾフェノン、イソシアナート化合物、イソチオシアナート化合物及びハロゲン化スズ化合物からなる群から選択された少なくとも一種の変性剤で変性された変性ブタジエンゴム10〜50重量部と、天然ゴム及び/又はイソプレンゴム90〜50重量部とを含有してなり、かつ60℃での損失正接tanδが0.04以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記キャップゴムが、カーボンブラックとシリカをゴム成分100重量部に対して40〜200重量部含有し、かつ、カーボンブラックとシリカの合計量に対するシリカの比率が0〜60重量%であることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
- 前記シリカの比率が40〜60重量%であることを特徴とする請求項2記載の空気入りタイヤ。
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