JP2004275054A - スピニングリールの発音機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピニングリールの発音機構において、スプールが釣り糸繰り出し方向に回転したときに発音させる。
【解決手段】スピニングリールの発音機構90は、スプール軸15に対して回転が規制されスプール4の釣り糸繰り出し方向の回転のみを許容し得るように鋸歯状に形成された複数の鋸歯部91aを有する第1発音部91と、鋸歯部91aに当接を繰り返して発音する爪部材92aを有する第2発音部92と、第1発音部91の回転を規制する摩擦部材93とを備えている。爪部材92aは、ばね部材92cにより鋸歯部91a方向に付勢されている。摩擦部材93は、第1発音部91とスプール軸15に対して回転不能に装着された保持部材70との間に配置されている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピニングリールの発音機構、特に、釣り糸の巻き取り及び繰り出しを行うスプールとスプール軸との相対回転により発音するスピニングリールの発音機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スピニングリールは、ハンドルを回転自在に支持するリール本体と、ロータと、スプール軸に回転可能に装着されたスプールとを備えている。スピニングリールのスプールは、リール本体に対して前後移動自在であり、外周に釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部と、糸巻胴部の後端部に設けられた大径筒状のスカート部とを備えている。糸巻胴部の後端部には、スプール軸に回転不能に装着され、スプールの後方への移動を規制するスプール受け部が配置されている。また、フロントドラグ型のスピニングリールでは、糸巻胴部の内部には、複数のドラグ板からなるドラグ機構や、ドラグ機構作動時に発音する発音機構等を有している(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
このような発音機構は、たとえばドラグ機構の内部に配置され、スプール軸に回転不能に装着されたばね部材と、ばね部材に当接して発音する円筒部材とを備えている。この円筒部材は、糸巻胴部の内周部に装着されており、ばね部材との相対回転により内周側に形成された凹凸部にばね部材に当接して発音するようになっている。
【0004】
また、他の発音機構として、たとえば糸巻胴部の後端部に配置されたスプール受け部が発音機構を兼用しているものがある。この種の発音機構は、糸巻胴部の後端部に装着された合成樹脂製の板状部材と、板状部材に当接して発音する円板部材とを備えている。この円板部材は、内周にスプール軸が回転不能に係合し、外周に凹凸部が形成されており、板状部材との相対回転により、凹凸部に板状部材に当接して発音するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−345368号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のスピニングリールの発音機構では、円板部材の外周には凹凸部が形成されており、ドラグ機構作動時、すなわちスプールが釣り糸繰り出し方向に回転したときに発音させることができる。しかし、スプールが釣り糸繰り出し方向と逆方向に回転したとき、つまりスプールが釣り糸巻き取り方向に回転したときにも同様に発音してしまう。このため、釣人はドラグ機構が作動しているか否かを正しく把握することができないおそれがある。
【0007】
本発明の課題は、スピニングリールの発音機構において、スプールが釣り糸繰り出し方向に回転したときに発音させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールの発音機構は、釣り糸の巻き取り及び繰り出しを行うスプールに連動して回転する第1部品と、リール本体に対して回転不能な第2部品との相対回転により発音するスピニングリールの発音機構であって、第1部品及び第2部品の一方に対して回転が規制された第1発音部と、第1部品及び第2部品の他方に装着された第2発音部とを備えている。第1発音部は、外周面の周方向に間隔を隔てて設けられ、スプールの釣り糸繰り出し方向の回転のみを許容し得るように鋸歯状に形成された複数の鋸歯部を有している。第2発音部は、先端部が鋸歯部に当接可能にスプールに装着され、スプールが釣り糸繰り出し方向に回転したとき、先端部が鋸歯部に当接を繰り返して発音する。
【0009】
この発音機構は、フロントドラグ式のスピニングリールの場合、たとえば第1部品をスプールとし、第2部品をスプール軸としたとき、スプールとスプール軸との相対回転により発音する。また、この発音機構は、リアドラグ式のスピニングリールの場合、第1部品をスプール軸とし、第2部品をリール本体としたとき、スプール軸とリール本体との相対回転により発音する。また、第1発音部は、たとえばワンウェイのラチェットホイールであって、スプールの釣り糸繰り出し方向の回転を許容し得るように形成されている。ここでは、第1発音部はスプールの釣り糸繰り出し方向の回転を許容し得るように形成されているので、ドラグ機構が作動しているときのみ、すなわちスプールが釣り糸繰り出し方向に回転したときにのみ第2発音部が当接して発音するので、釣人はドラグ機構の作動状態を確実に把握することができる。
【0010】
発明2に係る発音機構は、発明1の発音機構において、第1部品は第2発音部が装着されるスプールであって、第2部品は第1発音部の回転が規制されるスプール軸である。この場合、フロントドラグ式のスピニングリールであって、スプールとスプール軸との相対回転により発音する。また、第1発音部は第2部品であるスプール軸に対して回転が規制され、第2発音部は第1部品であるスプールに装着されている。ここでは、第1発音部はスプールの釣り糸繰り出し方向の回転を許容し得るように形成されているので、ドラグ機構が作動しているときのみ、すなわちスプールが釣り糸繰り出し方向に回転したときにのみ第2発音部が当接して発音するので、釣人はドラグ機構の作動状態を確実に把握することができる。
【0011】
発明3に係る発音機構は、発明2の発音機構において、第1発音部とスプール軸との間に配置され、第1発音部の回転を規制する摩擦部材をさらに備えている。この場合、たとえばスプール軸の外周に形成された溝部等に摩擦部材を装着し、第1発音部の回転を規制することにより、スプールが釣り糸巻き取り方向に回転しても、釣り糸巻き取り方向に回転規制された第2発音部との接触による第1発音部及び第2発音部の破損を防止できる。
【0012】
発明4に係る発音機構は、発明3の発音機構において、スプール軸に回転不能に装着され、スプールの内周側に配置された軸受を保持する保持部材をさらに備えている。摩擦部材は第1発音部と保持部材との間に配置されている。この場合、たとえば保持部材の外周に形成された溝部等に摩擦部材を装着することにより、第1発音部の回転を容易に規制できる。
【0013】
発明5に係る発音機構は、発明4の発音機構において、保持部材の内周面は断面が円形に形成され、スプール軸は断面が非円形になるように形成されている。保持部材の内周面とスプール軸との間の隙間に装着される間座部材をさらに備えている。この場合、保持部材の内周面とスプール軸との間の隙間にたとえば断面が略半円形の間座部材を装着することにより、保持部材のがたつきを抑えることができる。
【0014】
発明6に係る発音機構は、発明4又は5の発音機構において、第1発音部の外径は軸受の外径より大きい。この場合、第1発音部を軸受の外径より大径に形成することにより、鋸歯部の数を増やしたりピッチを細かくすることができるので、歯切れのよい発音を実現できる。
発明7に係る発音機構は、発明3から6のいずれかの発音機構において、摩擦部材は環状の弾性体製部材である。この場合、たとえばOリング等の弾性体製部材を設けることにより、第1発音部の回転を確実に規制できる。
【0015】
発明8に係る発音機構は、発明2から7のいずれかの発音機構において、第1発音部は筒部外周面に鋸歯部が設けられた有底筒状部材である。この場合、たとえばスプール内部にワッシャ等を着脱し、スプールの軸方向位置をずらしても、筒部外周面に鋸歯部を長く設けることにより、第1発音部と第2発音部とを確実に接触させることができる。
【0016】
発明9に係る発音機構は、発明2から8のいずれかの発音機構において、第2発音部は、先端部が鋸歯部に当接可能にスプールに揺動自在に装着された爪部材と、爪部材の先端部を鋸歯部方向に付勢するばね部材とを有している。この場合、第1発音部と第2発音部とを簡素な構成で接触させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、図1に示すように、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4(第1部品の一例)とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。
【0018】
リール本体2は、リールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に延びる竿取付脚2bとを有している。リールボディ2aは、図2に示すように、内部に空間を有しており、その空間内には、ロータ3をハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが設けられている。
【0019】
ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定されたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ピニオンギア12は筒状に形成されており、ピニオンギア12の前部はロータ3の中心部を貫通し、ナット13によりロータ3に固定されている。また、ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受14a、14bを介してリール本体2に回転自在に支持されている。
【0020】
オシレーティング機構6は、スプール4の中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸15(第2部品の一例)を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有している。スライダ22にはスプール軸15の後端が回転不能に固定されている。中間ギア23はピニオンギア12に噛み合っている。
【0021】
ロータ3は、図2に示すように、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とを有している。円筒部30と第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とは、たとえばアルミニウム合金製であり一体成形されている。
第1ロータアーム31の先端の外周側には、第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4に案内するためのラインローラ41が装着されている。また、第2ロータアーム32の先端内周側には、第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。
【0022】
ラインローラ41と第2ベール支持部材42との間には線材を略U状に湾曲させた形状のベール43が固定されている。これらの第1及び第2ベール支持部材40、42、ラインローラ41及びベール43により釣り糸をスプール4に案内するベールアーム44が構成される。ベールアーム44は、図2に示す糸案内姿勢とそれから反転した糸開放姿勢との間で揺動自在である。
【0023】
ロータ3の円筒部30の内部にはロータ3の逆転を禁止・解除するための逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構50は、図2に示すように、内輪が遊転するローラ型のワンウェイクラッチ51と、ワンウェイクラッチ51を作動状態(逆転禁止状態)と非作動状態(逆転許可状態)とに切り換える切換機構52とを有している。
【0024】
スプール4は、図2に示すように、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端にドラグ機構60を介して装着されている。スプール4は、図3に示すように、外周に釣り糸が巻かれる大小2段の円筒状のスプール本体7と、スプール本体7の前端に装着された大径のフランジ部8と、フランジ部8をスプール本体7に固定するためのフランジ固定部材9とを有している。
【0025】
スプール本体7は、図3に示すように、たとえばアルミニウム合金を絞り加工等のプレス加工して得られた大小2段の円筒状の部材であり、第1軸受56及び第2軸受57によりスプール軸15に回転自在に装着されている。スプール本体7は、外周に釣り糸が巻かれる筒状の糸巻胴部7aと、糸巻胴部7aの後部に一体で形成された大径筒状のスカート部7bとを有している。
【0026】
糸巻胴部7aは、図3に示すように、金属薄板により筒状に形成された筒状部16と、筒状部16の内周側に別体で接着された合成樹脂製の円筒部17と、円筒部17の後端側に円筒部17と一体成形された環状の内周部18とを有している。円筒部17の内周面には、図3に示すように、フランジ固定部材9を装着するための雌ねじ部17aが形成されている。内周部18の内側には、有底筒状の支持部19a、19bが前後にそれぞれ形成されている。支持部19a、19bの内側には第1軸受56及び第2軸受57が装着されており、第1軸受56及び第2軸受57は筒状の保持部材70を介してスプール軸15に回転自在に装着されている。保持部材70の後端部には、後方への移動が規制されて装着された環状部材20が当接している。さらに、糸巻胴部7aの後端部には、スプール4とスプール軸15との相対回転によって発音する後述する第1発音部91及び第2発音部92、摩擦部材93からなる発音機構90が取り付けられている。
【0027】
環状部材20は、図4に示すように、スプール軸15に前後移動不能に装着された金属製のリング部材である。環状部材20は第2軸受57の後端に当接している。環状部材20をスプール軸15に固定することにより、ドラグ機構60により内周部18が後方に押圧されても、スプール4全体を受けることができる。
保持部材70は、図4に示すように、後端部が環状部材20に当接し内周部18により後方に押圧される筒状の部材である。保持部材70は、外周に第1軸受56及び第2軸受57が保持され、内周がスプール軸15に回転不能に装着されている。保持部材70は、内周がスプール軸15に回転不能に装着される円筒部71と、円筒部71の外周に設けられ前側面が内周部18に押圧される円板部72とを有している。円筒部71は、円板部72の前側に設けられ外周に第1軸受56が配置される第1円筒部71aと、円板部72の後側に設けられ外周に第2軸受57が配置される第2円筒部71bとを有している。
【0028】
保持部材70は、第1円筒部71aに形成された貫通孔71cを貫通し、スプール軸15に形成された雌ねじ15aに螺合する六角穴付き止めねじ等のピン部材75によりスプール軸15に回転不能に固定されている。また、ピン部材75が装着された第1円筒部71aには、円板部72の前側面と内周部18との間には、3枚の間座部材76が装着されている。また、図6に示すように、保持部材70の内周面は断面が円形に形成され、スプール軸15は断面が非円形になるように形成されている。保持部材70の内周面とスプール軸15との間の2箇所の隙間には、断面が略半円形の間座部材80がそれぞれ装着されている。これにより、保持部材70のがたつきを抑えることができる。
【0029】
発音機構90は、図4及び図5に拡大して示すように、スプール軸15に対して回転が規制された第1発音部91と、第1発音部91に当接を繰り返して発音する第2発音部92と、第1発音部91の回転を規制する摩擦部材93とを備えている。
第1発音部91は、図4及び図5に示すように、有底筒状のラチェットホイールであって、筒部外周面の周方向に間隔を隔てて設けられスプール4の釣り糸繰り出し方向の回転のみを許容し得るように鋸歯状に形成された複数の鋸歯部91aと、底部内周面にスプール軸15に回転不能に装着された保持部材70に回転が規制されて取り付けられる取付部91bとを有している。第1発音部91の筒部内周側には、第2軸受57と隙間をあけて配置されており、すなわち第1発音部91の外径は第2軸受57の外径より大きくなっている。
【0030】
第2発音部92は、図4及び図5に示すように、先端部が鋸歯部91aに当接可能に糸巻胴部7aの後端部に揺動自在に装着された鉤状の爪部材92aと、爪部材92aを揺動自在に支持する支持部材92bと、爪部材92aの先端部を鋸歯部91a方向に付勢するばね部材92cとを有している。ばね部材92cは、一端が糸巻胴部7aの後端部に立設されたボス部7c(図5参照)に係止され、他端が爪部材92aに取り付けられている。また、糸巻胴部7aの後端部にはストッパー部7dが立設されており、爪部材92aの過度の移動を規制している。ここでは、スプール4が釣り糸繰り出し方向に回転したとき、爪部材92aの先端部が鋸歯部91aに当接を繰り返して発音するようになっている。
【0031】
摩擦部材93は、図4及び図5に示すように、Oリング等の環状の弾性体製部材であり、第1発音部91の回転を規制するための部材である。摩擦部材93は、第1発音部91と保持部材70との間に配置されている。摩擦部材93は、保持部材70の外周に形成された溝部71dに装着され、第1発音部91の取付部91b内周面と接触することにより、第1発音部91の回転を規制している。
【0032】
スカート部7bは、図2及び図3に示すように、ロータ3の円筒部30を覆うように筒状に糸巻胴部7aと一体成形されている。スカート部7bは、アルミニウム合金を絞り加工して得られた金属薄板により形成されている。
フランジ部8は、図3に示すように、外周に行くほど前方に傾斜するように形成された金属製又は硬質セラミック製の傷つきにくい円板状の部材である。フランジ部8は、糸巻胴部7aの雌ねじ部17aに螺合するフランジ固定部材9により、糸巻胴部7aとの間に挟持されて固定されている。
【0033】
フランジ固定部材9は、図3に示すように、糸巻胴部7aの雌ねじ部17aに螺合する筒状の雄ねじ部9aと、雄ねじ部9aの内周側に一体で形成されドラグ機構60の後述する複数のドラグ板62を収納可能な空間を内部に有する筒状のドラグ収納部9bと、雄ねじ部9aの先端にフランジ部8に当接可能に設けられた当接部9cとを有している。
【0034】
ドラグ機構60は、スプール4とスプール軸15との間に装着されスプール4にドラグ力を作用させるための機構である。ドラグ機構60は、ドラグ力を手で調整するためのつまみ部61と、つまみ部61によりスプール4側に押圧される複数枚のドラグ板62とを有している。
次にリールの操作及び動作について説明する。
【0035】
キャスティング時にはベールアーム44を糸開放姿勢に反転させる。これにより第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材42は揺動する。この状態で釣竿を握る手の人差し指で釣り糸を引っかけながら釣竿をキャスティングする。すると釣り糸は仕掛けの重さにより勢いよく放出される。仕掛けが着水した後ハンドル1を釣り糸巻き取り方向に回転させると、ロータ駆動機構5によりロータ3が釣り糸巻き取り方向に回転し、ベールアーム44が図示しないベール反転機構により釣り糸巻き取り位置に復帰しロータ3の逆転が禁止されているので釣り糸の放出が止まる。
【0036】
釣り糸を巻き取る際には、ハンドル1を釣り糸巻き取り方向に回転させる。すると、その回転がフェースギア11、ピニオンギア12を介してロータ3に伝達されロータ3が回転する。ロータ3が回転すると、ラインローラ41に案内された釣り糸がスプール4に巻き付けられる。
このようなスプール4の発音機構では、第1発音部91は、スプール4の釣り糸繰り出し方向の回転のみを許容し得るように形成されている。ここでは、第1発音部91はスプール4の釣り糸繰り出し方向の回転のみを許容し得るように形成されているので、ドラグ機構60が作動しているときのみ、すなわちスプール4が釣り糸繰り出し方向に回転したときにのみ第2発音部92が当接して発音するので、釣人はドラグ機構60の作動状態を確実に把握することができる。
【0037】
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、浅溝スプールを用いていたが、これに限定されるものではなく、他のあらゆるスピニングリールのスプールについて本発明を適用できる。また、前記実施形態では、フロントドラグ式のスピニングリールを用いていたが、これに限定されるものではなく、リアドラグ式のスピニングリールを用いてもよい。たとえば、第1部品は第1発音部の回転が規制されるスプール軸であって、第2部品は第2発音部が装着されるリール本体であってもよい。ここでは、スプール軸(第1部品の一例)とリール本体(第2部品の一例)との相対回転により発音する。
【0038】
(b) 前記実施形態では、摩擦部材93は、第1発音部91と保持部材70との間に配置されていたが、第1発音部91とスプール軸15との間に配置する構成にしてもよい。また、摩擦部材93は、環状の弾性部材に限定されず、他の規制手段であってもよい。
(c) 前記実施形態では、第2発音部92は、爪部材92aを鋸歯部91a方向に付勢するばね部材92cを有する構成であったが、ばね部材92cを有さない構成であってもよい。また、爪部材92aを鋸歯部91aに当接可能な合成樹脂製の舌状部材としてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、スピニングリールの発音機構において、第1発音部はスプールの釣り糸繰り出し方向の回転のみを許容し得るように形成されているので、釣人はドラグ機構の作動状態を確実に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスピニングリールの右側面図。
【図2】前記スピニングリールの左側面断面図。
【図3】前記スピニングリールのスプールの拡大断面図。
【図4】前記スプールの発音機構の側面拡大断面図。
【図5】前記発音機構の背面拡大断面図。
【図6】前記スプールの支持部分の分解斜視図。
【符号の説明】
2 リール本体
4 スプール
15 スプール軸
20 環状部材
56 第1軸受
57 第2軸受
60 ドラグ機構
70 保持部材
80 間座部材
90 発音機構
91 第1発音部
91a 鋸歯部
91b 取付部
92 第2発音部
92a 爪部材
92b 支持部材
92c ばね部材
93 摩擦部材

Claims (9)

  1. 釣り糸の巻き取り及び繰り出しを行うスプールに連動して回転する第1部品と、リール本体に対して回転不能な第2部品との相対回転により発音するスピニングリールの発音機構であって、
    前記第1部品及び前記第2部品の一方に対して回転が規制され、外周面の周方向に間隔を隔てて設けられ前記スプールの前記釣り糸繰り出し方向の回転のみを許容し得るように鋸歯状に形成された複数の鋸歯部を有する第1発音部と、
    先端部が前記鋸歯部に当接可能に前記第1部品及び前記第2部品の他方に装着され、前記スプールが前記釣り糸繰り出し方向に回転したとき、前記先端部が前記鋸歯部に当接を繰り返して発音する第2発音部と、
    を備えたスピニングリールの発音機構。
  2. 前記第1部品は、前記第2発音部が装着される前記スプールであって、
    前記第2部品は、前記第1発音部の回転が規制されるスプール軸である、請求項1に記載のスピニングリールの発音機構。
  3. 前記第1発音部と前記スプール軸との間に配置され、前記第1発音部の回転を規制する摩擦部材をさらに備えている、請求項2に記載のスピニングリールの発音機構。
  4. 前記スプール軸に回転不能に装着され、前記スプールの内周側に配置された軸受を保持する保持部材をさらに備え、
    前記摩擦部材は前記第1発音部と前記保持部材との間に配置されている、請求項3に記載のスピニングリールの発音機構。
  5. 前記保持部材の内周面は断面が円形に形成され、前記スプール軸は断面が非円形になるように形成されており、
    前記保持部材の内周面と前記スプール軸との間の隙間に装着される間座部材をさらに備えている、請求項4に記載のスピニングリールの発音機構。
  6. 前記第1発音部の外径は前記軸受の外径より大きい、請求項4又は5に記載のスピニングリールの発音機構。
  7. 前記摩擦部材は環状の弾性体製部材である、請求項3から6のいずれかに記載のスピニングリールの発音機構。
  8. 前記第1発音部は筒部外周面に前記鋸歯部が設けられた有底筒状部材である、請求項2から7のいずれかに記載のスピニングリールの発音機構。
  9. 前記第2発音部は、先端部が前記鋸歯部に当接可能に前記スプールに揺動自在に装着された爪部材と、前記爪部材の前記先端部を前記鋸歯部方向に付勢するばね部材とを有している、請求項2から8のいずれかに記載のスピニングリールの発音機構。
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