JP2004274959A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004274959A JP2004274959A JP2003065942A JP2003065942A JP2004274959A JP 2004274959 A JP2004274959 A JP 2004274959A JP 2003065942 A JP2003065942 A JP 2003065942A JP 2003065942 A JP2003065942 A JP 2003065942A JP 2004274959 A JP2004274959 A JP 2004274959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- housing
- switching element
- heat
- cooling means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
【課題】腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供する。
【解決手段】筐体1と、この筐体1に収納されたスイッチング素子4と、このスイッチング素子4を制御するための制御部8と、前記スイッチング素子4を冷却するための第1の冷却手段と、筐体1内の前記制御部8等の発熱要素を冷却するための第2の冷却手段とを備え、前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子4に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンク2により熱交換するようにし、前記第2の冷却手段は、前記筐体1の天井板内面及び側面板内面の少なくとも一方の面に固着配置され、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管9により熱交換するように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】筐体1と、この筐体1に収納されたスイッチング素子4と、このスイッチング素子4を制御するための制御部8と、前記スイッチング素子4を冷却するための第1の冷却手段と、筐体1内の前記制御部8等の発熱要素を冷却するための第2の冷却手段とを備え、前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子4に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンク2により熱交換するようにし、前記第2の冷却手段は、前記筐体1の天井板内面及び側面板内面の少なくとも一方の面に固着配置され、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管9により熱交換するように構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力変換装置に係り、特に改良した冷却構造を有する電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から電動機可変速駆動用の電力変換装置は省エネルギー用などに多く用いられてきたが、最近では、益々その用途は拡大し、車や船舶の動力源としても急速に使われ始めてきた。
【0003】
車においては、特にCO2による地球温暖化対策が重要視され、CO2の排出量の少ないディーゼル車が見直されつつあるが、NOxと黒煙排出が当面の課題である。その対策として、エンジンと発電電動機を組みあわせ排ガス量を抑制する低公害自動車が注目されてきている。この電動機を駆動する電源として半導体素子及び電子部品を搭載した電力変換装置が適用されている。
【0004】
低公害自動車に適用される電力変換装置は、発進及び加速時にはモータでエンジンの動力補助を行い、排出ガスや黒煙の低減を可能としている。また、車の減速エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーにチャージすることもできるので、燃費向上、NOx削減にも効果がある。
【0005】
船舶分野においても、従来のディーゼルエンジンによる推進から電力変換装置を使用した電気推進方式が増加している。
【0006】
これらに使用される電力変換装置は自動車あるいは船舶に搭載するために、外気に晒される。従って、小型軽量のニーズに加え、腐食性ガス、塩害及び高温等の過酷な条件に耐えられる耐環境性に優れた密閉構造にすることが要求される。
【0007】
図6にこのような電力変換装置の典型的な回路構成を示す。直流電源から供給される直流を平滑にする役目の平滑コンデンサ、この直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子、これらのスイッチング素子にゲート信号を与えるための制御部、及びスイッチング素子を保護するヒューズ等から構成される電力変換装置が、負荷であるモータに交流電力を供給している。
【0008】
この電力変換装置は、小型化を目的として主発熱体であるスイッチング素子を水冷ヒートシンクに密着して実装し、この水冷ヒートシンク内部には冷却水を循環させて外部と熱交換するような構造を採用することが多い。また、水冷ヒートシンクから離れた位置にあるスイッチング素子以外の発熱する部品(発熱要素)も同時に冷却する必要があるため、一方の面を筐体に固定した冷却板を設け、この冷却板を発熱要素に面接触させることにより、熱を冷却板に吸収させ、筐体経由外部に逃がすような構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−86769号公報(第2−3頁、図3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の特許文献1に記載された冷却板による冷却方式では、冷却板が限られた放熱面しか有しておらず、また、冷却板から筐体に至る経路の熱抵抗が大きく、十分な冷却能力を発揮できない場合があった。
【0011】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の発明は、筐体と、この筐体に収納され、直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子と、前記筐体に収納され、前記スイッチング素子を制御するための制御部と、前記筐体に収納された発熱要素と、前記スイッチング素子を冷却するための第1の冷却手段と、前記筐体内に配置され、筐体内の前記制御部及び発熱要素の熱を冷却するための第2の冷却手段とを備え、前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンクにより熱交換するようにし、前記第2の冷却手段は、前記筐体の天井板内面及び側面板内面の少なくとも一方の面に固着配置され、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管により熱交換するようにしたことを特徴としている。
【0013】
また、本発明の第2の発明は、筐体と、この筐体に収納され、直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子と、前記筐体に収納され、前記スイッチング素子を制御するための制御部と、前記筐体に収納された発熱要素と、前記スイッチング素子を冷却するための第1の冷却手段と、前記筐体内に配置され、筐体内の前記制御部及び発熱要素の熱を冷却するための第2の冷却手段とを備え、前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンクにより熱交換するようにし、
前記第2の冷却手段は、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管により熱交換するようにし、前記液体冷媒を、前記第2の冷却手段側から注入し、前記第1の冷却手段側に排出するように冷媒通路を直列構成したことを特徴としている。
【0014】
本発明によれば、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明による電力変換装置の第1の実施の形態を図1及び図2を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明の電力変換装置の構造図であり、図1(a)は外観斜視図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、また図1(c)は図1(a)のB−B断面図である。
【0017】
図1(a)に示すように、電力変換装置は金属製の筐体1で覆われた密閉構造となっており、この筐体1内の下部には、破線で示したように水冷ヒートシンク2が取り付けられている。水冷ヒートシンク2の内部は、給水口3aから注入された冷却水が循環し、排水口3bから排出される構造となっている。筐体1には、電力変換装置の主回路の入出力ケーブル及び制御回路用の信号ケーブルが接続される防水コネクタ等の端子が設けられているが、図示を省略している。この筐体1は放熱効果等を考慮し、通常アルミ等が使用される。以下、筐体1の内部構造の詳細について、図1(b)を中心に参照しながら説明する。
【0018】
水冷ヒートシンク2の上面に密接して、IGBTに代表されるスイッチング素子4が取り付けられている。このスイッチング素子4の発熱は、水冷ヒートシンク2の内部の冷却配管3に流れる冷却水を介して筐体1の外部と熱交換される構造となっている。
【0019】
水冷ヒートシンク2の材料としては、銅またはアルミが使用され、冷媒の種類及び必要とする熱抵抗特性等により使い分けする。すなわち、銅の場合には、通常の水を使用できる上、熱伝導率にも優れる点から、熱抵抗特性も優れる。アルミの場合は、軽量化、低コスト化にはなるが銅に比べ熱抵抗も劣る。また、通常の水を冷媒として使用すると腐食の問題があるので、冷媒として腐食抑制効果のあるエチレングリコール等が使用される。
【0020】
筐体1の内部には、平滑コンデンサ6、ヒューズ7及び制御部8等のスイッチング素子14以外の発熱要素が収納される。平滑コンデンサ6はヒューズ7を介しブリッジ接続されたスイッチング素子4へ直流を給電している。この部分の配線は主回路導体5に依っているが、この主回路導体5も発熱要素となる。
【0021】
主回路導体5の上方には、ブリッジ接続されたスイッチング素子4をインバータとして動作させるための制御部8が取り付けられている。制御部8は、筐体の側面あるいは底面に取り付けけられた図示していない支柱にネジ等で固定されている。
【0022】
筐体1の天井板内面には配管9が溶接またはロー付けにより取り付けられている。このように溶接またはロー付けによって固定すれば、比較的簡単に取り付け強度を満足でき、また筐体1との間の熱抵抗も低く抑えることができる。尚、配管9の材質は、例えばSUSが使用される。
【0023】
この配管9には、給水口3a側の冷却配管3から給水配管10aを介して冷却水が注入され、配管9からは、排水配管10bを介して排水口3b側の冷却配管3へ冷却水が排出される構成になっている。この給水配管10a及び排水配管10bには、可とう性のあるテフロン(登録商標)チューブ等を用いることができる。
【0024】
上述の配管構成を水冷配管系統図として示したのが図2である。すなわち、給水口3aから導入された冷却水は、一方では冷却配管3を経由して水冷ヒートシンク2の内部を循環して排水口3bに至り、他方では、給水口3a側の冷却配管3から分岐して給水配管10aを経由して配管9を循環し、排水配管10bを経由して排水口3b側の冷却配管3に合流して排水口3bに至る。
【0025】
このように配管9を筐体1の天井板内面に設けることにより、筐体1内におけるスイッチング素子4以外の発熱部品の熱を、自然対流による熱伝播効果を生かして吸収することが可能となる。また、配管9は配管自体の持つ凸形状により、通常の冷却板等の平板に比べ、放熱面積を増やしているので、筐体1内にこもった熱を効果的に冷却水に伝えることができる。更に、配管9を熱伝導性の良い筐体1の天井板内面に密着実装することにより、配管9が吸収した熱を筐体1を介して外気に放熱することが可能となり、更に冷却効率の向上を計ることができる。
【0026】
以上説明したように本発明によれば、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することができる。
【0027】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図である。この第2の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図が図2に示した第1の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図と異なる点は、図2では配管9への冷却水通路と水冷ヒートシンク2用の冷却水通路とが並列になるように接続構成していたのに対し、図3ではこれを直列接続構成とするようにした点である。
【0028】
図3に示した様に、給水口3aから先に配管9に冷却水を通し、その後に水冷ヒートシンク2用の冷却配管3に冷却水を導き、排水口3bから排水する。
【0029】
このような直列接続構成を採用すれば、スイッチング素子4の損失より大幅に損失の少ない平滑コンデンサ6、ヒューズ7、主回路導体5及び制御部8等の発熱要素からの発熱を先に吸収することにより、筐体1内の温度上昇を最小限に抑えることができる。
【0030】
これは、ヒートシンク2の冷却配管3へ流れ込む冷却水の温度上昇が、例えば、流量2l/minで2℃程度にすぎないことに依る。この程度の温度上昇はスイッチング素子14のジャンクション温度(通常は125℃)にはほとんど影響を及ぼすことはない。このように、先に発熱の少ない発熱要素を冷却するようにすれば、バランスの良い冷却系を構成することができる。また、上記直列接続構成を採用すれば、冷媒の流量を確保する冷却系の設計を容易に行うことができる。
【0031】
尚、この第2の実施の形態においては、平滑コンデンサ6、ヒューズ7、主回路導体5及び制御部8の冷却効率が大幅に向上するので、必ずしも配管9を筐体1に密着して配置する必要はなく、また筐体1には熱伝導性の良い材料を用いる必要はない。
【0032】
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置の構造図である。この図4に示した構造図は、図1(b)に示した第1の実施の形態に係る電力変換装置を90°向きを変えた断面図である。ここで、配管9だけは、自然対流による熱伝播効果を考慮して前記実施の形態と同様に筐体1の天井板内面に取り付けている。
【0033】
このように、筐体1及び実装部品である発熱要素と、配管9の相対位置を変更しても、配管9による冷却効果は本質的に変わらないので、十分な冷却効果が期待できる。この第3の実施の形態に係る電力変換装置は、限られた条件のスペースに筐体1を収納しなければならないような場合に特に有効である。
【0034】
尚、図1(b)及び図4における配管9の位置は、自然対流による熱伝播効果を考慮して、筐体1の天井板内面に設けているが、これは、筐体1の側面板内面に設けても類似の効果が期待できる。また、配管9を天井板あるいは側面板のいずれか1つの面に設けることに限定されるものではなく、天井部と側面部、あるいは複数の側面部というように筐体1の複数の面に配置しても良い。
【0035】
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装置の構造図である。この第4の実施の形態の各部について、図1(b)の第1の実施の形態に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第4の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図1(b)の制御部8と配管9の間隙に、熱伝導性絶縁物11を充填した点である。
【0036】
熱伝導性絶縁物11は、例えば、(株)ジェルテック製のラムダゲルシートを用いることができる。この絶縁物は、熱伝導率が1.0W/mK以上と高く、且つその可とう性のため、制御部8上に配置された電子部品を隙間なく覆うように充填することが可能で、放熱効果を飛躍的に向上することができる。
【0037】
このように本発明の第4の実施の形態によれば、スイッチング素子4以外の発熱要素からの発熱を効率良く吸収でき、所望の温度に抑制することができる。
【0038】
尚、以上第1乃至第4の実施の形態の説明では水冷方式として説明していたが、本発明に係る電力変換装置においては、水以外の冷却媒体を使用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置の構造図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置の構造図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装置の構造図。
【図6】電力変換装置の構成図。
【符号の説明】
1 筐体
2 水冷ヒートシンク
3 水冷配管
3a 給水口
3b 排水口
4 スイッチング素子
5 主回路導体
6 平滑コンデンサ
7 ヒューズ
8 制御部
9 配管
10a 給水配管
10b 排水配管
11 熱伝導性絶縁物
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力変換装置に係り、特に改良した冷却構造を有する電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から電動機可変速駆動用の電力変換装置は省エネルギー用などに多く用いられてきたが、最近では、益々その用途は拡大し、車や船舶の動力源としても急速に使われ始めてきた。
【0003】
車においては、特にCO2による地球温暖化対策が重要視され、CO2の排出量の少ないディーゼル車が見直されつつあるが、NOxと黒煙排出が当面の課題である。その対策として、エンジンと発電電動機を組みあわせ排ガス量を抑制する低公害自動車が注目されてきている。この電動機を駆動する電源として半導体素子及び電子部品を搭載した電力変換装置が適用されている。
【0004】
低公害自動車に適用される電力変換装置は、発進及び加速時にはモータでエンジンの動力補助を行い、排出ガスや黒煙の低減を可能としている。また、車の減速エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーにチャージすることもできるので、燃費向上、NOx削減にも効果がある。
【0005】
船舶分野においても、従来のディーゼルエンジンによる推進から電力変換装置を使用した電気推進方式が増加している。
【0006】
これらに使用される電力変換装置は自動車あるいは船舶に搭載するために、外気に晒される。従って、小型軽量のニーズに加え、腐食性ガス、塩害及び高温等の過酷な条件に耐えられる耐環境性に優れた密閉構造にすることが要求される。
【0007】
図6にこのような電力変換装置の典型的な回路構成を示す。直流電源から供給される直流を平滑にする役目の平滑コンデンサ、この直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子、これらのスイッチング素子にゲート信号を与えるための制御部、及びスイッチング素子を保護するヒューズ等から構成される電力変換装置が、負荷であるモータに交流電力を供給している。
【0008】
この電力変換装置は、小型化を目的として主発熱体であるスイッチング素子を水冷ヒートシンクに密着して実装し、この水冷ヒートシンク内部には冷却水を循環させて外部と熱交換するような構造を採用することが多い。また、水冷ヒートシンクから離れた位置にあるスイッチング素子以外の発熱する部品(発熱要素)も同時に冷却する必要があるため、一方の面を筐体に固定した冷却板を設け、この冷却板を発熱要素に面接触させることにより、熱を冷却板に吸収させ、筐体経由外部に逃がすような構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−86769号公報(第2−3頁、図3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の特許文献1に記載された冷却板による冷却方式では、冷却板が限られた放熱面しか有しておらず、また、冷却板から筐体に至る経路の熱抵抗が大きく、十分な冷却能力を発揮できない場合があった。
【0011】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の発明は、筐体と、この筐体に収納され、直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子と、前記筐体に収納され、前記スイッチング素子を制御するための制御部と、前記筐体に収納された発熱要素と、前記スイッチング素子を冷却するための第1の冷却手段と、前記筐体内に配置され、筐体内の前記制御部及び発熱要素の熱を冷却するための第2の冷却手段とを備え、前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンクにより熱交換するようにし、前記第2の冷却手段は、前記筐体の天井板内面及び側面板内面の少なくとも一方の面に固着配置され、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管により熱交換するようにしたことを特徴としている。
【0013】
また、本発明の第2の発明は、筐体と、この筐体に収納され、直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子と、前記筐体に収納され、前記スイッチング素子を制御するための制御部と、前記筐体に収納された発熱要素と、前記スイッチング素子を冷却するための第1の冷却手段と、前記筐体内に配置され、筐体内の前記制御部及び発熱要素の熱を冷却するための第2の冷却手段とを備え、前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンクにより熱交換するようにし、
前記第2の冷却手段は、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管により熱交換するようにし、前記液体冷媒を、前記第2の冷却手段側から注入し、前記第1の冷却手段側に排出するように冷媒通路を直列構成したことを特徴としている。
【0014】
本発明によれば、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明による電力変換装置の第1の実施の形態を図1及び図2を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明の電力変換装置の構造図であり、図1(a)は外観斜視図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、また図1(c)は図1(a)のB−B断面図である。
【0017】
図1(a)に示すように、電力変換装置は金属製の筐体1で覆われた密閉構造となっており、この筐体1内の下部には、破線で示したように水冷ヒートシンク2が取り付けられている。水冷ヒートシンク2の内部は、給水口3aから注入された冷却水が循環し、排水口3bから排出される構造となっている。筐体1には、電力変換装置の主回路の入出力ケーブル及び制御回路用の信号ケーブルが接続される防水コネクタ等の端子が設けられているが、図示を省略している。この筐体1は放熱効果等を考慮し、通常アルミ等が使用される。以下、筐体1の内部構造の詳細について、図1(b)を中心に参照しながら説明する。
【0018】
水冷ヒートシンク2の上面に密接して、IGBTに代表されるスイッチング素子4が取り付けられている。このスイッチング素子4の発熱は、水冷ヒートシンク2の内部の冷却配管3に流れる冷却水を介して筐体1の外部と熱交換される構造となっている。
【0019】
水冷ヒートシンク2の材料としては、銅またはアルミが使用され、冷媒の種類及び必要とする熱抵抗特性等により使い分けする。すなわち、銅の場合には、通常の水を使用できる上、熱伝導率にも優れる点から、熱抵抗特性も優れる。アルミの場合は、軽量化、低コスト化にはなるが銅に比べ熱抵抗も劣る。また、通常の水を冷媒として使用すると腐食の問題があるので、冷媒として腐食抑制効果のあるエチレングリコール等が使用される。
【0020】
筐体1の内部には、平滑コンデンサ6、ヒューズ7及び制御部8等のスイッチング素子14以外の発熱要素が収納される。平滑コンデンサ6はヒューズ7を介しブリッジ接続されたスイッチング素子4へ直流を給電している。この部分の配線は主回路導体5に依っているが、この主回路導体5も発熱要素となる。
【0021】
主回路導体5の上方には、ブリッジ接続されたスイッチング素子4をインバータとして動作させるための制御部8が取り付けられている。制御部8は、筐体の側面あるいは底面に取り付けけられた図示していない支柱にネジ等で固定されている。
【0022】
筐体1の天井板内面には配管9が溶接またはロー付けにより取り付けられている。このように溶接またはロー付けによって固定すれば、比較的簡単に取り付け強度を満足でき、また筐体1との間の熱抵抗も低く抑えることができる。尚、配管9の材質は、例えばSUSが使用される。
【0023】
この配管9には、給水口3a側の冷却配管3から給水配管10aを介して冷却水が注入され、配管9からは、排水配管10bを介して排水口3b側の冷却配管3へ冷却水が排出される構成になっている。この給水配管10a及び排水配管10bには、可とう性のあるテフロン(登録商標)チューブ等を用いることができる。
【0024】
上述の配管構成を水冷配管系統図として示したのが図2である。すなわち、給水口3aから導入された冷却水は、一方では冷却配管3を経由して水冷ヒートシンク2の内部を循環して排水口3bに至り、他方では、給水口3a側の冷却配管3から分岐して給水配管10aを経由して配管9を循環し、排水配管10bを経由して排水口3b側の冷却配管3に合流して排水口3bに至る。
【0025】
このように配管9を筐体1の天井板内面に設けることにより、筐体1内におけるスイッチング素子4以外の発熱部品の熱を、自然対流による熱伝播効果を生かして吸収することが可能となる。また、配管9は配管自体の持つ凸形状により、通常の冷却板等の平板に比べ、放熱面積を増やしているので、筐体1内にこもった熱を効果的に冷却水に伝えることができる。更に、配管9を熱伝導性の良い筐体1の天井板内面に密着実装することにより、配管9が吸収した熱を筐体1を介して外気に放熱することが可能となり、更に冷却効率の向上を計ることができる。
【0026】
以上説明したように本発明によれば、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することができる。
【0027】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図である。この第2の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図が図2に示した第1の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図と異なる点は、図2では配管9への冷却水通路と水冷ヒートシンク2用の冷却水通路とが並列になるように接続構成していたのに対し、図3ではこれを直列接続構成とするようにした点である。
【0028】
図3に示した様に、給水口3aから先に配管9に冷却水を通し、その後に水冷ヒートシンク2用の冷却配管3に冷却水を導き、排水口3bから排水する。
【0029】
このような直列接続構成を採用すれば、スイッチング素子4の損失より大幅に損失の少ない平滑コンデンサ6、ヒューズ7、主回路導体5及び制御部8等の発熱要素からの発熱を先に吸収することにより、筐体1内の温度上昇を最小限に抑えることができる。
【0030】
これは、ヒートシンク2の冷却配管3へ流れ込む冷却水の温度上昇が、例えば、流量2l/minで2℃程度にすぎないことに依る。この程度の温度上昇はスイッチング素子14のジャンクション温度(通常は125℃)にはほとんど影響を及ぼすことはない。このように、先に発熱の少ない発熱要素を冷却するようにすれば、バランスの良い冷却系を構成することができる。また、上記直列接続構成を採用すれば、冷媒の流量を確保する冷却系の設計を容易に行うことができる。
【0031】
尚、この第2の実施の形態においては、平滑コンデンサ6、ヒューズ7、主回路導体5及び制御部8の冷却効率が大幅に向上するので、必ずしも配管9を筐体1に密着して配置する必要はなく、また筐体1には熱伝導性の良い材料を用いる必要はない。
【0032】
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置の構造図である。この図4に示した構造図は、図1(b)に示した第1の実施の形態に係る電力変換装置を90°向きを変えた断面図である。ここで、配管9だけは、自然対流による熱伝播効果を考慮して前記実施の形態と同様に筐体1の天井板内面に取り付けている。
【0033】
このように、筐体1及び実装部品である発熱要素と、配管9の相対位置を変更しても、配管9による冷却効果は本質的に変わらないので、十分な冷却効果が期待できる。この第3の実施の形態に係る電力変換装置は、限られた条件のスペースに筐体1を収納しなければならないような場合に特に有効である。
【0034】
尚、図1(b)及び図4における配管9の位置は、自然対流による熱伝播効果を考慮して、筐体1の天井板内面に設けているが、これは、筐体1の側面板内面に設けても類似の効果が期待できる。また、配管9を天井板あるいは側面板のいずれか1つの面に設けることに限定されるものではなく、天井部と側面部、あるいは複数の側面部というように筐体1の複数の面に配置しても良い。
【0035】
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装置の構造図である。この第4の実施の形態の各部について、図1(b)の第1の実施の形態に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第4の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図1(b)の制御部8と配管9の間隙に、熱伝導性絶縁物11を充填した点である。
【0036】
熱伝導性絶縁物11は、例えば、(株)ジェルテック製のラムダゲルシートを用いることができる。この絶縁物は、熱伝導率が1.0W/mK以上と高く、且つその可とう性のため、制御部8上に配置された電子部品を隙間なく覆うように充填することが可能で、放熱効果を飛躍的に向上することができる。
【0037】
このように本発明の第4の実施の形態によれば、スイッチング素子4以外の発熱要素からの発熱を効率良く吸収でき、所望の温度に抑制することができる。
【0038】
尚、以上第1乃至第4の実施の形態の説明では水冷方式として説明していたが、本発明に係る電力変換装置においては、水以外の冷却媒体を使用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、腐食や温度変化の環境条件に耐えることができ、且つ、放熱効果、信頼性に優れた冷却構造を有する電力変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置の構造図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置に使用される水冷配管の系統図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置の構造図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装置の構造図。
【図6】電力変換装置の構成図。
【符号の説明】
1 筐体
2 水冷ヒートシンク
3 水冷配管
3a 給水口
3b 排水口
4 スイッチング素子
5 主回路導体
6 平滑コンデンサ
7 ヒューズ
8 制御部
9 配管
10a 給水配管
10b 排水配管
11 熱伝導性絶縁物
Claims (5)
- 筐体と、
この筐体に収納され、直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子と、
前記筐体に収納され、前記スイッチング素子を制御するための制御部と、
前記筐体に収納された発熱要素と、
前記スイッチング素子を冷却するための第1の冷却手段と、
前記筐体内に配置され、筐体内の前記制御部及び発熱要素の熱を冷却するための第2の冷却手段と
を備え、
前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンクにより熱交換するようにし、
前記第2の冷却手段は、前記筐体の天井板内面及び側面板内面の少なくとも一方の面に固着配置され、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管により熱交換するようにしたことを特徴とする電力変換装置。 - 前記液体冷媒を、前記第2の冷却手段側から注入し、前記第1の冷却手段側に排出するように冷媒通路を直列構成したことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
- 前記第2の冷却手段の配管を、筐体の内面に溶接またはロー付けにより取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
- 筐体と、
この筐体に収納され、直流を交流に変換するためにブリッジ接続されたスイッチング素子と、
前記筐体に収納され、前記スイッチング素子を制御するための制御部と、
前記筐体に収納された発熱要素と、
前記スイッチング素子を冷却するための第1の冷却手段と、
前記筐体内に配置され、筐体内の前記制御部及び発熱要素の熱を冷却するための第2の冷却手段と
を備え、
前記第1の冷却手段は、前記スイッチング素子に密着配置され、液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えたヒートシンクにより熱交換するようにし、
前記第2の冷却手段は、前記第1の冷却手段と共通の液体冷媒を強制循環させる冷媒通路を備えた配管により熱交換するようにし、
前記液体冷媒を、前記第2の冷却手段側から注入し、前記第1の冷却手段側に排出するように冷媒通路を直列構成したことを特徴とする電力変換装置。 - 前記第2の冷却手段の配管と、前記制御部及び発熱要素のうち少なくとも一つとの間に熱伝導性の絶縁物を挟んだことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065942A JP2004274959A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065942A JP2004274959A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004274959A true JP2004274959A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33126784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003065942A Pending JP2004274959A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004274959A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007089830A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Mri装置用水冷装置およびmri装置 |
WO2009112363A1 (de) * | 2008-03-12 | 2009-09-17 | Robert Bosch Gmbh | Steuergerät |
JP2010187526A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-08-26 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | サーボ制御システム及び作業機械 |
US7957169B2 (en) | 2006-04-06 | 2011-06-07 | Hitachi, Ltd. | Power inverter |
JP2013039017A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Hyundai Motor Co Ltd | 自動車用インバータ |
JP2016082625A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
JP6875606B1 (ja) * | 2020-04-10 | 2021-05-26 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
-
2003
- 2003-03-12 JP JP2003065942A patent/JP2004274959A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007089830A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Mri装置用水冷装置およびmri装置 |
US7957169B2 (en) | 2006-04-06 | 2011-06-07 | Hitachi, Ltd. | Power inverter |
US8159849B2 (en) | 2006-04-06 | 2012-04-17 | Hitachi, Ltd. | Downsized power inverter and housing for a larger heat release value |
US8614906B2 (en) | 2006-04-06 | 2013-12-24 | Hitachi, Ltd. | Power inverter suitable for a vehicle |
US8755209B2 (en) | 2006-04-06 | 2014-06-17 | Hitachi, Ltd. | Reduced size power inverter suitable for a vehicle |
US9654046B2 (en) | 2006-04-06 | 2017-05-16 | Hitachi, Ltd. | Reduced size power inverter suitable for a vehicle |
WO2009112363A1 (de) * | 2008-03-12 | 2009-09-17 | Robert Bosch Gmbh | Steuergerät |
JP2010187526A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-08-26 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | サーボ制御システム及び作業機械 |
JP2013039017A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Hyundai Motor Co Ltd | 自動車用インバータ |
JP2016082625A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
JP6875606B1 (ja) * | 2020-04-10 | 2021-05-26 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
WO2021205641A1 (ja) * | 2020-04-10 | 2021-10-14 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4775475B2 (ja) | 電力変換装置 | |
US7252167B2 (en) | Electrical apparatus, cooling system therefor, and electric vehicle | |
JP5120221B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP4106061B2 (ja) | パワーユニット装置及び電力変換装置 | |
CN110383470B (zh) | 冷却系统 | |
JP2012041033A (ja) | ハイブリッド電気自動車用発熱部品冷却構造体 | |
EP3641121A1 (en) | Cooling structure of power conversion device | |
JP6457895B2 (ja) | コンデンサモジュール | |
JP2007335518A (ja) | 車両用電気機器の収納容器 | |
JP5712750B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2004128099A (ja) | 水冷インバータ | |
JP2010011671A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2000092858A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2004274959A (ja) | 電力変換装置 | |
KR101346393B1 (ko) | 전기차 추진 제어장치 | |
JP2021035198A (ja) | モータ装置 | |
JP2005123265A (ja) | パワーデバイス冷却装置及びモータ駆動用インバータユニット | |
JP2006339229A (ja) | 電子部品の冷却に適した筐体 | |
CN110165907A (zh) | 一种应用于车载储能式导轨电车的多功能高密度功率单元 | |
JP5644643B2 (ja) | 負荷駆動装置 | |
JP2012005191A (ja) | 電力変換装置 | |
JP6961047B1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2004134542A (ja) | 電力変換装置 | |
JP6177429B2 (ja) | 潜水艇の直流電圧変換器並びに燃料電池装置 | |
JP2008271782A (ja) | 自動車用モータ駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090512 |