JP2004274286A - 台座付の水晶振動子 - Google Patents
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Abstract
【目的】表面実装用とする実装台座の共通化を計った台座付の水晶振動子を提供する。
【構成】水晶片を保持して電気的に接続する一対の気密端子を有する金属ベースと、前記金属ベースの底面に設けられて前記気密端子が貫通する一対の貫通孔及び前記貫通孔に連通して前記リード線が配設される溝を有する実装台座とからなる水晶振動子において、必要に応じて前記気密端子を長さ又は幅方向に折曲して配設できるように前記貫通孔に連通する溝を幅及び長さ方向に設けた構成とする。
【選択図】図1
【構成】水晶片を保持して電気的に接続する一対の気密端子を有する金属ベースと、前記金属ベースの底面に設けられて前記気密端子が貫通する一対の貫通孔及び前記貫通孔に連通して前記リード線が配設される溝を有する実装台座とからなる水晶振動子において、必要に応じて前記気密端子を長さ又は幅方向に折曲して配設できるように前記貫通孔に連通する溝を幅及び長さ方向に設けた構成とする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は実装台座付の水晶振動子(以下、台座型振動子とする)を産業上の技術分野とし、特に台座の共通部品化を計った水晶振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】
(発明の背景)水晶振動子は周波数及び時間の基準源として各種電子機器の発振器に組み込まれる。近年では、水晶振動子の表面実装化が進行し、このようなものの一つに台座型振動子がある。
【0003】
(従来技術の一例)第3図は一従来例を説明する図で、同図(a)は台座型振動子の断面図、同図(b)は実装台座の底面図である。
【0004】
台座型振動子は水晶振動子1と実装台座2からなる。水晶振動子1は一対の気密端子3の導出した金属ベース4に水晶片5を保持する。気密端子3はリード線6が挿通したガラス7を金属ベース4の貫通孔9に嵌装して焼成によって一体化される。そして、金属ベース4にカバー8を抵抗溶接等によって封止する。
【0005】
実装台座2は一対の貫通孔9を有し、例えば長さや幅方向に連通した溝10を有する。そして、水晶振動子1の気密端子3を貫通孔9に挿通して折曲し、溝10に配設される。
【0006】
このようなものでは、金属ベース4の底面に実装台座2を設けたことによって図示しないセット基板上に表面実装できる。そして、既存の水晶振動子1を使用するので、特に気密に関しての信頼性も高く、表面実装型にするに際して格別な設備投資も要しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
(従来技術の問題点)しかしながら、上記構成の台座型振動子では、金属ベース4の長さや幅方向に対する気密端子3の導出方向に応じて実装台座2を用意する必要があり、部品の共通化が計られていない問題があった。
【0008】
(発明の目的)本発明は実装台座の共通化を計った台座型振動子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、実装台座の貫通孔に連通する溝を幅及び長さ方向に設けた構成とする。これにより、適宜に長さ又は幅方向に気密端子を配設できて、実装台座の共通化を計れる。
【0010】
【第1実施例】
第1図は本発明の第1実施例を説明する特に実装台座の底面図である。なお、前従来例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
【0011】
台座型振動子は前述のように金属ベース4(水晶振動子1)の底面に実装台座2を設けて表面実装用とする。実装台座2は一対のリード線6の挿通される貫通孔9を有する。そして、各貫通孔9から長さ及び幅方向に連通した溝10を設ける。
【0012】
このような構成であれば、必要に応じて気密端子3を長さ又は幅方向に折曲して配設できる。したがって、実装台座2の共通化を計れて、個別に管理する必要もない。
【0013】
【第2実施例】
第2図は本発明の第2実施例を説明する台座型振動子の断面図である。なお、第1実施例と同一部分の説明は省略又は簡略する。
【0014】
第1実施例では金属ベース4と実装台座2を別体としたが、第2実施例では金属ベース4と実装台座2を焼成によって一体的にする。すなわち、金属ベース4の気密端子3を形成するガラス7を例えばセラミックガラスとする。セラミックガラス7は平板部と一対の突出部から形成し、突出部に設けた中央孔に一対のリード線6を挿通する。平板部には突出部の中央孔と連通した溝10を前述同様に長さ及び幅方向に設ける(底面図は省略)。
【0015】
そして、突出部を金属ベース4の貫通孔9に嵌装して平板部を底面に当接し、焼成によって一体的にする。なお、平板部は抵抗溶接時の電極との接触部を確保するために金属ベース4の外形より小さくする。
【0016】
このようなものにおいても、第1実施例と同様に必要に応じて気密端子3を長さ又は幅方向に折曲して配設でき、実装台座2の共通化を計れて個別に管理する必要もない効果を奏する。そして、実装台座2を個別に装着する必要がないので、生産性を向上できる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、実装台座の貫通孔に連通する溝を幅及び長さ方向に設けたので、実装台座の共通化を計った台座型振動子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明する実装台座の底面図である。
【図2】本発明の第2実施例を説明する台座型振動子の断面図である。
【図3】従来例を説明する図で、同図(a)は台座型振動子の断面図、同図(b)は実装台座の底面図である。
【符号の説明】
1 水晶振動子、2 実装台座、3 気密端子、4 金属ベース、5 水晶片、6 リード線、7 ガラス、8 カバー、9 貫通孔、10 溝.
【発明の属する技術分野】
本発明は実装台座付の水晶振動子(以下、台座型振動子とする)を産業上の技術分野とし、特に台座の共通部品化を計った水晶振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】
(発明の背景)水晶振動子は周波数及び時間の基準源として各種電子機器の発振器に組み込まれる。近年では、水晶振動子の表面実装化が進行し、このようなものの一つに台座型振動子がある。
【0003】
(従来技術の一例)第3図は一従来例を説明する図で、同図(a)は台座型振動子の断面図、同図(b)は実装台座の底面図である。
【0004】
台座型振動子は水晶振動子1と実装台座2からなる。水晶振動子1は一対の気密端子3の導出した金属ベース4に水晶片5を保持する。気密端子3はリード線6が挿通したガラス7を金属ベース4の貫通孔9に嵌装して焼成によって一体化される。そして、金属ベース4にカバー8を抵抗溶接等によって封止する。
【0005】
実装台座2は一対の貫通孔9を有し、例えば長さや幅方向に連通した溝10を有する。そして、水晶振動子1の気密端子3を貫通孔9に挿通して折曲し、溝10に配設される。
【0006】
このようなものでは、金属ベース4の底面に実装台座2を設けたことによって図示しないセット基板上に表面実装できる。そして、既存の水晶振動子1を使用するので、特に気密に関しての信頼性も高く、表面実装型にするに際して格別な設備投資も要しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
(従来技術の問題点)しかしながら、上記構成の台座型振動子では、金属ベース4の長さや幅方向に対する気密端子3の導出方向に応じて実装台座2を用意する必要があり、部品の共通化が計られていない問題があった。
【0008】
(発明の目的)本発明は実装台座の共通化を計った台座型振動子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、実装台座の貫通孔に連通する溝を幅及び長さ方向に設けた構成とする。これにより、適宜に長さ又は幅方向に気密端子を配設できて、実装台座の共通化を計れる。
【0010】
【第1実施例】
第1図は本発明の第1実施例を説明する特に実装台座の底面図である。なお、前従来例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
【0011】
台座型振動子は前述のように金属ベース4(水晶振動子1)の底面に実装台座2を設けて表面実装用とする。実装台座2は一対のリード線6の挿通される貫通孔9を有する。そして、各貫通孔9から長さ及び幅方向に連通した溝10を設ける。
【0012】
このような構成であれば、必要に応じて気密端子3を長さ又は幅方向に折曲して配設できる。したがって、実装台座2の共通化を計れて、個別に管理する必要もない。
【0013】
【第2実施例】
第2図は本発明の第2実施例を説明する台座型振動子の断面図である。なお、第1実施例と同一部分の説明は省略又は簡略する。
【0014】
第1実施例では金属ベース4と実装台座2を別体としたが、第2実施例では金属ベース4と実装台座2を焼成によって一体的にする。すなわち、金属ベース4の気密端子3を形成するガラス7を例えばセラミックガラスとする。セラミックガラス7は平板部と一対の突出部から形成し、突出部に設けた中央孔に一対のリード線6を挿通する。平板部には突出部の中央孔と連通した溝10を前述同様に長さ及び幅方向に設ける(底面図は省略)。
【0015】
そして、突出部を金属ベース4の貫通孔9に嵌装して平板部を底面に当接し、焼成によって一体的にする。なお、平板部は抵抗溶接時の電極との接触部を確保するために金属ベース4の外形より小さくする。
【0016】
このようなものにおいても、第1実施例と同様に必要に応じて気密端子3を長さ又は幅方向に折曲して配設でき、実装台座2の共通化を計れて個別に管理する必要もない効果を奏する。そして、実装台座2を個別に装着する必要がないので、生産性を向上できる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、実装台座の貫通孔に連通する溝を幅及び長さ方向に設けたので、実装台座の共通化を計った台座型振動子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明する実装台座の底面図である。
【図2】本発明の第2実施例を説明する台座型振動子の断面図である。
【図3】従来例を説明する図で、同図(a)は台座型振動子の断面図、同図(b)は実装台座の底面図である。
【符号の説明】
1 水晶振動子、2 実装台座、3 気密端子、4 金属ベース、5 水晶片、6 リード線、7 ガラス、8 カバー、9 貫通孔、10 溝.
Claims (1)
- 水晶片を保持して電気的に接続する一対の気密端子を有する金属ベースと、前記金属ベースの底面に設けられて前記気密端子が貫通する一対の貫通孔及び前記貫通孔に連通して前記リード線が配設される溝を有する実装台座とからなる水晶振動子において、前記貫通孔に連通する溝を幅及び長さ方向に設けたことを特徴とする水晶振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003060800A JP2004274286A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 台座付の水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003060800A JP2004274286A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 台座付の水晶振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004274286A true JP2004274286A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33123195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003060800A Pending JP2004274286A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 台座付の水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004274286A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103716006A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-09 | 珠海东精大电子科技有限公司 | 全金属封装石英晶体谐振器垫片 |
CN103762955A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-30 | 珠海东精大电子科技有限公司 | 3225型片式化smd石英晶体谐振器 |
-
2003
- 2003-03-07 JP JP2003060800A patent/JP2004274286A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103716006A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-09 | 珠海东精大电子科技有限公司 | 全金属封装石英晶体谐振器垫片 |
CN103762955A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-30 | 珠海东精大电子科技有限公司 | 3225型片式化smd石英晶体谐振器 |
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