JP2004272973A - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents

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shutter
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Fumito Imai
文人 今井
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】ハウジングにロータリーシャッタを備えた磁気ディスクカートリッジにおいて、ハウジングとロータリーシャッタとの間からの塵埃等の侵入を防止する。
【解決手段】磁気ディスクカートリッジ1のハウジング(上下シェルハーフ3、4)の開口縁部3d、4dの内面に防塵部としてのパッキン13を設ける。さらに、ハウジングの上下シェルハーフ3、4の開口縁端部3e、4eを内側(磁気ディスク5側)に向けて折り曲げることにより、この折曲部3e、4eも防塵部として機能させる。併せて、ロータリーシャッタ7の端部7eを内側(磁気ディスク5側)に向けて折り曲げて、ロータリーシャッタ7の端部7eと折曲部3e、4eとの干渉を防ぐ。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノートパソコン等の電子機器のカードスロットに装填可能なカード型ディスクドライブに交換自在に装填可能な小型の磁気ディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、デジタルカメラ等のモバイル機器においては、記録媒体として例えば特許文献1に記載されているような、「clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の磁気ディスクカートリッジが使用されている。
【0003】
この磁気ディスクカートリッジは、押込み部を含む樹脂製のフレームと、金属薄板からなる上下シェルハーフとによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、40MBの記憶容量を有する直径1.8インチ(45.7mm)の磁気ディスクを回転自在に収容したものである。
【0004】
この磁気ディスクカートリッジのハウジングには、ドライブ装置が備えている磁気ヘッドを磁気ディスクの表面にアクセスさせるためのV字状の開口と、この開口を開閉するロータリーシャッタとが設けられている。このロータリーシャッタは、小径の細長いコイルばねによって閉方向にばね付勢されている。
【0005】
また、ハウジングの左側面先端部には、ドライブ装置内の係合部に係合させて、ドライブ装置内での位置決めを確実にするためのノッチが形成され、右側面先端部には、ロータリーシャッタを閉位置にロックするシャッタロック部材を外部に臨ませる小窓が形成されている。
【0006】
さらに、ハウジングの下シェルハーフには、磁気ディスクのセンタコアにドライブ装置の回転スピンドルを結合させるための円形の開口と、ロータリーシャッタと同心的な円弧状溝とが形成され、ロータリーシャッタには、上記円弧状溝から突出しかつこの円弧状溝に沿って移動してロータリーシャッタを開閉するシャッタノブが固設されている。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第6256168号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の様な磁気ディスクカートリッジにおいては、ハウジングの上記磁気ヘッドをアクセスさせるための開口におけるハウジングとロータリーシャッタとの間からハウジング内に塵埃等が侵入して磁気ディスクに付着することにより、磁気ディスクへのアクセス時にエラーを発生させる虞があった。
【0009】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ハウジングにロータリーシャッタを備えた磁気ディスクカートリッジにおいて、ハウジングとロータリーシャッタとの間からの塵埃等の侵入を防止した磁気ディスクカートリッジを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による磁気ディスクカートリッジは、開口を有する上下シェルハーフにより構成された扁平なハウジング内に、記録媒体としての磁気ディスクと、開口を開閉するロータリーシャッタとが回転自在に収容された磁気ディスクカートリッジにおいて、ハウジングの前記開口に臨む開口縁部に防塵部が設けられ、この防塵部は、防塵部とロータリーシャッタの外面との間隔が、ハウジングの内面とロータリーシャッタの外面との間隔よりも小さくなるように設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
ここで「防塵部とロータリーシャッタの外面との間隔が、ハウジングの内面とロータリーシャッタの外面との間隔よりも小さくなる」とは、防塵部とロータリーシャッタの外面とを接触させて、両者の間隔を無くすることも含む。
【0012】
【発明の効果】
本発明による磁気ディスクカートリッジは、ハウジングの開口の縁部に、ハウジングの内面とロータリーシャッタの外面との間隔を狭くするための防塵部を設けたことにより、ハウジングとロータリーシャッタとの間からの塵埃等の侵入を防止することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面とともに詳細に説明する、
図1は、PCカード型ドライブ装置に対し押込み・引出し形式で着脱される「clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の磁気ディスクカートリッジを示し、図1(a)はその平面図、図1(b)は右側面図、図1(c)は底面図であり、図2は図1(a)のII−II線断面図である。
【0014】
図3は、本発明によるPCカード型ドライブ装置の本体を示す平面図で、このドライブ装置は、図示のドライブ装置本体20と、本体20と略同型の平面形状を備えて本体20上に被せられる金属製上蓋(図示は省略)とから構成されている。
【0015】
図1に示す磁気ディスクカートリッジ1は、押込み部2aを含む樹脂製のフレーム2と、金属薄板からなる上下シェルハーフ3、4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、40MBの記憶容量を有する直径1.8インチ(45.7mm)の磁気ディスク5を回転自在に収容している。
【0016】
上記ハウジングには、図3に示すドライブ装置本体20が備えている磁気ヘッド27を磁気ディスク5の表面にアクセスさせるためのV字状の開口6と、この開口6を開閉するロータリーシャッタ7とが設けられている。ロータリーシャッタ7は、ハウジング内に設けられた小径の細長いコイルばね(図示は省略)によって閉方向(図1(a)の反時計方向)にばね付勢されている。
【0017】
ハウジング(上下シェルハーフ3、4)の開口縁部3d、4dの内面には、ハウジング(上下シェルハーフ3、4)の内面とロータリーシャッタの外面の間隔hを小さくすべく、防塵部としてのパッキン13が設けられており、これによりハウジング(上下シェルハーフ3、4)の内面とロータリーシャッタ7の外面との間隔が無くなるため、ハウジングとロータリーシャッタとの間からの塵埃等の侵入を防止することが可能となる。
【0018】
さらに、ハウジングの上下シェルハーフ3、4の開口縁端部3e、4eを内側(磁気ディスク5側)に向けて折り曲げることにより、この折曲部3e、4eも防塵部として機能させることができる。また、上下シェルハーフ3、4に折曲部3e、4eを形成することにより、上下シェルハーフ3、4の剛性を向上させる効果を得ることができる。
【0019】
なお、このような態様とした場合、ロータリーシャッタ7を開閉させる際に、ロータリーシャッタ7の端部7eが上下シェルハーフ3、4の開口縁端部3e、4eと干渉してしまう虞があるため、ロータリーシャッタ7の端部7eを内側(磁気ディスク5側)に向けて折り曲げることにより、上記問題を解消することができる。
【0020】
なお、上記のよう防塵部は、ハウジングの開口縁部全てに設けることが好ましいが、開口縁部の一部のみ設けても防塵性を向上させることができる。
【0021】
ハウジングの左側面先端部には、ドライブ装置本体20内の係合部材29に係合させて、ドライブ装置本体20内での位置決めを確実にするためのノッチ8が形成され、右側面先端部には、ロータリーシャッタ7を閉位置にロックするシャッタロック部材11を外部に臨ませる小窓9が形成されている。なお、図1はロータリーシャッタ7が閉位置にロックされている状態を示す。
【0022】
ハウジングの下シェル4には、磁気ディスク5のセンタコア10にドライブ装置本体20の回転スピンドル23を結合させるための円形の開口4aと、ロータリーシャッタ7と同心的な円弧状溝4bとが形成され、ロータリーシャッタ7には、上記円弧状溝4bから突出しかつこの円弧状溝4bに沿って移動してロータリーシャッタ7を開閉するシャッタノブ7bが固設されている。
【0023】
ロータリーシャッタ7を閉位置にロックするシャッタロック部材11は、ハウジングに設けられた軸12に回動自在に取り付けられているとともに、ロータリーシャッタ7をロックする方向にばね付勢されている。そして、磁気ディスクカートリッジ1がドライブ装置本体20へ挿入される際に、ドライブ装置本体20側に設けられたロック解除部材19が小窓9を通してこのシャッタロック部材11を押圧することにより、ロック部材11がロック解除方向に僅かに回動されて、ロータリーシャッタ7のロックが解除されるように構成されている。
【0024】
図3に示すドライブ装置本体20は、幅53mm、奥行き85mm、厚さ5mmの寸法を有するTYPEII PCカード型ドライブ装置から金属製上蓋を除去したものであり、ディスクカートリッジ1が挿入されるスロット21と、磁気ディスク5のセンタコア10を磁気吸着するスピンドル23を備えたスピンドルモータ22と、ヘッドアクチュエータ24と、スイングアーム25と、このスイングアーム25に支持されたヘッドサスペンション26とを備えている。ヘッドサスペンション26の先端には、回転する磁気ディスク5の表面にアクセスして情報の記録再生を行なう磁気ヘッド27が設けられている。
【0025】
さらにドライブ装置本体20は、磁気ディスクカートリッジ1のノッチ8に係合する係合部材29を備えたプッシュ・プッシュ式のカートリッジ係止・排出機構28と、このドライブ装置本体20が装填されるデジタルカメラ、パソコン等の電子機器に対する入出力インターフェース30とを備えている。
【0026】
ドライブ装置本体20のスロット21の奥の右側には、磁気ディスクカートリッジ1の挿入方向に直交するように左右に延びる係止壁18がシャッタ開放手段として形成されているとともに、閉位置にロックされたロータリーシャッタ7のロックを磁気ディスクカートリッジ1の挿入時に解除するロック解除部材19が設けられている。
【0027】
そして、磁気ディスクカートリッジ1がドライブ装置のスロット21に挿入されると、先ずロック解除部材19がシャッタロック部材11を押圧し、その状態でシャッタノブ7bが係止壁18に係合するから、磁気ディスクカートリッジ1の押込みに伴ってシャッタノブ7bが係止壁18に沿ってスライドする態様でロータリーシャッタ7がその付勢用コイルばねを圧縮しながら開位置まで回動され、同時に、磁気ディスクカートリッジ1のノッチ8にドライブ装置本体20の係合部材29が係合して、磁気ディスクカートリッジ1は、ドライブ装置本体20内の所定位置に収納される。
【0028】
一方、磁気ディスクカートリッジ1をドライブ装置から取り出すときには、磁気ディスクカートリッジ1の押圧部2aを押圧することによって、カートリッジ係止・排出機構28が磁気ディスクカートリッジ1を押し出すとともに、圧縮されたロータリーシャッタ付勢用コイルばねによってエジェクト時の初速が確保され、かつ磁気ディスクカートリッジ1の引き出しに伴ってロータリーシャッタ7は上記コイルばねの付勢力により閉位置まで回動されて、シャッタロック部材11によりロックされるように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ディスクカートリッジの平面図(a)、右側面図(b)および底面図(c)
【図2】図1(a)におけるII−II線断面図
【図3】本発明による磁気ディスクカートリッジに対応したPCカード型ドライブ装置のドライブ装置本体平面図
【符号の説明】
1 磁気ディスクカートリッジ
2 フレーム
3 上シェルハーフ
4 下シェルハーフ
5 磁気ディスク
7 ロータリーシャッタ
13 パッキン
18 係止壁
19 ロック解除部材
20 ドライブ装置本体

Claims (1)

  1. 開口を有する上下シェルハーフにより構成された扁平なハウジング内に、記録媒体としての磁気ディスクと、前記開口を開閉するロータリーシャッタとが回転自在に収容された磁気ディスクカートリッジにおいて、
    前記ハウジングの前記開口に臨む開口縁部に防塵部が設けられ、
    該防塵部は、該防塵部と前記ロータリーシャッタの外面との間隔が、前記ハウジングの内面と前記ロータリーシャッタの外面との間隔よりも小さくなるように設けられていることを特徴とする磁気ディスクカートリッジ。
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