JP2004269038A - 試料搬送用ジャグ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の試料搬送用ジャグにおいては、気送搬送時にジャグ本体から試料の液体が漏れ出すことを防止すること。
【解決手段】少なくとも略円形状の開口部を有し内部に液体を収納するジャグ本体と、該開口部に連通する孔部を有し該ジャグ本体を収納するカートリッジとからなる試料搬送用のジャグであって、前記ジャグ本体の開口部は内側ゴム蓋と外側ゴム蓋とで密閉され、前記内側ゴム蓋は、前記開口部の内径より稍広径の筒部と該開口部の上縁に当接するフランジ部とを有し、前記外側ゴム蓋は、前記内側ゴム蓋の上面とフランジ部とを覆う平面部と前記ジャグ本体の開口部外周面を覆う垂下部とを有し、前記内側ゴム蓋を施蓋後に前記外側ゴム蓋を施蓋して二重の密閉構造にしたことにより、気送搬送時にジャグ本体から試料の液体が漏れ出すことを確実に防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、放射性の物質または汚染物質等の試料の液体を搬送する際に用いるジャグに関し、詳しくは、ジャグ本体内に収納した試料の液体が外部に漏れ出さない構成にした試料搬送用ジャグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般的に使用されている試料搬送用ジャグを図6〜図8を用いて説明する。試料搬送用ジャグは、ジャグ本体1と、該ジャグ本体1を収納するカートリッジ2とからなり、ゴム蓋4の下側に形成された凹部10に中ゴム5を挿入させた状態で、該中ゴム5が挿入されたゴム蓋4を前記ジャグ本体1の開口部3に取り付けて該開口部3を密閉し、該ジャグ本体1の内部に収納された放射性の物質等の試料の液体を封止できる構造になっている。
【0003】
つまり、ジャグ本体1の開口部3は、ゴム蓋4によって直接的に封止しているものであり、中ゴム5は、ゴム蓋4の内側に配設されて補助的に封止する構造になっている。
【0004】
ジャグ本体1は、図7(a)に示してあるように、有底の略筒状に形成されており、その上方にはテーパー部6が形成されて縮径されると共に、上部に形成された略円形状の開口部3の外周縁の近傍には、リング状の突起部7が形成されている。
【0005】
ゴム蓋4は、図7(b)に示してあるように、略円筒状の筒部8の内部に円盤状の閉塞部9が形成され、該閉塞部9により前記筒部8を区分して、該閉塞部9の下部側に凹部10を形成し、該筒部8の上方には逆テーパー部11が形成されて拡径されている。
【0006】
中ゴム5は、図7(c)に示してあるように、略筒状に形成され、その内側に形成された仕切部12により区分して、該仕切部12の上部に凹部13を形成すると共に、下部に凹部14を形成させている。
【0007】
カートリッジ2は、図7(d)に示してあるように、全体的に略筒状に形成されており、その上端には、略円形状の孔部15が形成されている。また、下端は、底開口部16が形成されており、開口の状態になっている。この孔部15とジャグ本体1の開口部3とは、カートリッジ2に該ジャグ本体1を収納させた際に、連通するようになっている。
【0008】
底開口部16の外周縁には、リング状の係止部17が形成されており、カートリッジ2の上方と下方との所定位置には、径方向に膨出するガイド部18、19が形成され、該ガイド部18、19が図示していない気送管の内壁面に沿ってスライドする構造になっている。
【0009】
また、カートリッジ2の下端の底開口部16を施蓋するキャップ20は、図7(e)に示してあるように、略円形の皿状に形成され、その周縁部には、立上部21が形成され、該立上部21の端部の内周には、前記カートリッジ2の下端の底開口部16に形成された係止部17と嵌合される係止段部22が形成されている。
【0010】
この試料搬送用ジャグを使用する場合には、中ゴム5をゴム蓋4に形成された凹部10の内側に挿入し、該ゴム蓋4の筒部8の凹部10側をジャグ本体1の開口部3の内側に挿入させた後、該ゴム蓋4の逆テーパー部11を該ジャグ本体1の開口部3の外側に折り返し、該開口部3の外周を覆う状態にセットする。
【0011】
このように、ジャグ本体1の開口部3をゴム蓋4で覆った状態にした後、カートリッジ2の底開口部16から該ジャグ本体1を挿入させ、該底開口部16をキャップ20で施蓋してカートリッジ2の係止部17とキャップ20の係止段部22とを嵌合させて係止することにより試料搬送用ジャグを使用状態にすることができる。
【0012】
この使用状態の試料搬送用ジャグは、図示していない真空化装置等を用いてジャグ本体1の内部を真空にし、図8に示したように、ゴム蓋4の外部からニードル23を突き刺して、真空化されたジャグ本体1の内部に試料の液体を注入させる。
【0013】
しかし、この従来技術においては、中ゴム5の仕切部12とゴム蓋4の閉塞部9との間隙、即ち、中間室24も真空または負圧の状態にあるため、ゴム蓋4の外部からニードル23を突き刺した際、前記中間室24に前記試料の液体が流れ込むことがあり、試料搬送用ジャグを気送中に該流れ込んだ試料の液体が外に漏れ出してしまうことがある。
【0014】
また、ニードル23をゴム蓋4から引き抜く際に、該ニードル23に付着した前記試料の液体を仕切部12で拭き取ったとしても、中間室24には、前記ニードル23を突き刺した際に流れ込んだ試料の液体が存在するため、該ニードル23に試料の液体が再度付着してしまい、結果的に該ニードル23を引き抜いた際に、該試料の液体が外に漏れ出してしまうことがある。
【0015】
そこで、試料の液体をジャグ本体に注入する、即ち、サンプリングする時と、気送搬送時とに該試料の液体の漏れを少なくする技術としては、例えば、ジャグ本体の入口部に内プラグを嵌着し、該内プラグに形成された凹部に、貫通孔を有する外プラグを填め込んだ試料搬送用気送ジャグがある(特許文献1参照)。
【0016】
この特許文献1の公知技術においては、外プラグに貫通孔を穿設し、内プラグと外プラグとの間に形成された中間室の気圧を大気圧にすることにより、サンプリング時に該中間室に試料液が流れ込まないようにしている。
【0017】
また、この特許文献1の公知技術においては、内プラグと外プラグとの間に形成された中間室に、吸液材を充填し、該吸液材により針の周囲に付着した試料液をぬぐい取り、気送ジャグの外側の汚損を防止する技術も開示されている。
【0018】
【特許文献1】
特開2001−289743号公報(第2頁、図1、図3)
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1の公知技術においては、外プラグに貫通孔を穿設されているため、該外プラグは、実質的にカバーとしての役割を果たすことができないため、ジャグ本体の入口部は、内プラグのみでカバーされていることになり、気送時に該ジャグ本体に充填された試料液が、サンプリング時に形成された内プラグの微少な孔から漏れ出し、該漏れ出した試料液が外プラグの貫通孔から容易に外に漏れ出し、気送ジャグの外側を汚損するという問題点を有する。
【0020】
そして、この内プラグにより封止していた試料液の量は、中間室に存在する試料液の量よりも多いことから、該内プラグから漏れ出す試料液は、中間室から漏れ出す試料液の量よりも多くなり、結果的に、特許文献1の公知技術では、該試料液の漏れを少なくすることはできず、却って、該試料液の漏れ量を多くしてしまうことになる。
【0021】
また、内プラグと外プラグとの間に形成された中間室に、吸液材を充填させたとしても、気送搬送時は、周囲の気圧を低くするため、該吸液材に染み込んだ試料液が、外プラグの貫通孔から容易に外に漏れるため、気送ジャグの外側の汚損を防止することができないのである。
【0022】
従って、従来の試料搬送用ジャグにおいては、気送搬送時にジャグ本体から試料の液体が漏れ出すことを防止するということに解決しなければならない課題を有する。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明に係る発明として、少なくとも略円形状の開口部を有し内部に液体を収納するジャグ本体と、該開口部に連通する孔部を有し該ジャグ本体を収納するカートリッジとからなる試料搬送用のジャグであって、前記ジャグ本体の開口部は内側ゴム蓋と外側ゴム蓋とで密閉され、前記内側ゴム蓋は、前記開口部の内径より稍広径の筒部と該開口部の上縁に当接するフランジ部とを有し、前記外側ゴム蓋は、前記内側ゴム蓋の上面とフランジ部とを覆う平面部と前記ジャグ本体の開口部外周面を覆う垂下部とを有し、前記内側ゴム蓋を施蓋後に前記外側ゴム蓋を施蓋して二重の密閉構造にしたことを特徴とする試料搬送用ジャグを提供するものである。
【0024】
この発明において、前記内側ゴム蓋と外側ゴム蓋とは、クロロスルフォン化ポリエチレン材で形成したこと;前記内側ゴム蓋と外側ゴム蓋との間には、吸液材及び/またはゲル状封止材を配設したこと;前記吸液材は、ポリプロピレン繊維またはポリフェニレンサルファイドで形成したこと;前記ゲル状封止材は、ゲル状の熱可塑性エラストマーまたはゲル状シリコンゴムであること;前記吸液材及び/またはゲル状封止材は、内側ゴム蓋の上部側に形成された凹部に配設したこと;前記内側ゴム蓋の上部側に形成された凹部に対応させて外側ゴム蓋の平面部の内側に凸部を形成させたこと;前記外側ゴム蓋の内側に形成された凸部は、刺入するニードルの直径の略1.5〜3倍の厚みであること;前記内側ゴム蓋には、筒部の外周の所定位置にリング状の漏止突部を一体に形成したこと;ジャグ本体の開口部と内側ゴム蓋のフランジ部との間には、リング状の補強板を配設させたこと;前記ジャグ本体が、カートリッジ内で遊嵌状態で収納されていること;試料搬送用ジャグの重心と中心とが一致するように形成し、その誤差が±3%以内に収まるように形成したこと;を付加的な要件として含むものである。
【0025】
本発明に係る試料搬送用ジャグは、ジャグ本体の開口部は内側ゴム蓋と外側ゴム蓋とで密閉され、前記内側ゴム蓋は、前記開口部の内径より稍広径の筒部と該開口部の上縁に当接するフランジ部とから構成され、前記外側ゴム蓋は、前記内側ゴム蓋の上面とフランジ部とを覆う平面部と前記ジャグ本体の開口部外周面とを覆う垂下部とを有し、前記内側ゴム蓋を施蓋後に前記外側ゴム蓋を施蓋して二重の密閉構造にしたことにより、気送搬送時にジャグ本体から試料の液体が漏れ出すことを防止することができる。
【0026】
また、内側ゴム蓋と外側ゴム蓋との間に吸液材を配設することにより、刺入したニードルを引き抜く際に、該ニードルの周囲に付着した液を前記吸液材で拭き取ることができるため、該ニードルを引き抜く際に、試料液体が試料搬送用ジャグの外部に漏れ出すことを防止することができ、ジャグ本体をカートリッジ内で遊嵌状態にし、試料搬送用ジャグの重心と中心とが一致するように形成し、その誤差が±3%以内に収まるように形成したことにより、気送搬送時に、該カートリッジ内で前記ジャグ本体が自転可能な状態に収まっており、該気送搬送時に生ずるブレまたは振動等によりカートリッジが回転しても、その回転にジャグ本体は完全には追従せず、振動または回転による試料液体の撹拌で生ずる種々の不都合を減少させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る試料搬送用のジャグを図1〜図3を用いて説明する。なお、この第1の実施の形態において、図面の理解を容易にするため、前記従来技術と同様の構成の部分については、説明が重複するため、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0028】
図1に、試料搬送用ジャグ31を略示的に示した断面図を示してある。試料搬送用ジャグ31は、カートリッジ32の内部にジャグ本体33を収納させた状態で構成されている。このジャグ本体33の内部には、例えば、放射性の物質または汚染物質等の試料の液体を収納させるものである。
【0029】
ジャグ本体33は、有底の略筒状に形成された容器であり、該ジャグ本体32の上端には、略円形状の開口部3が形成されている。これらカートリッジ32とジャグ本体33とは、例えば、高密度のポリエチレン等の合成樹脂を使用して形成させるものであり、前記カートリッジ32の大きさは、例えば、長さが略70mm程度で、直径が略20〜40mm程度である。
【0030】
カートリッジ32の内部にジャグ本体33を収納させた状態では、カートリッジ32の頂部に形成された孔部15とジャグ本体33の開口部3とは、連通するようになっている。
【0031】
図2に、ジャグ本体33の開口部3を拡大した断面図を示してある。該開口部3には、略筒状の内側ゴム蓋34の一部が挿着されて施蓋されており、該内側ゴム蓋34によりジャグ本体33は密閉されている。
【0032】
内側ゴム蓋34は筒部35が一体に形成されており、該筒部35は、ジャグ本体33の開口部3の内径よりも、稍広径の略筒状に形成されており、該筒部35の外周の所定位置には、図3に示したように、リング状の漏止突部36が形成されている。
【0033】
また、内側ゴム蓋34の略中央部は、稍肉厚の刺入部37となるものであり、該刺入部37の内側周面に沿って筒部35が垂下状態で形成され、刺入部37と筒部35とにより、ジャグ本体33の開口部3を密閉できるようになっている。
【0034】
このように、刺入部37を稍肉厚に形成させることにより、図示していない刺入したニードルを引き抜く際に、該ニードルの周囲に付着した試料の液体を刺入部37で拭き取ることができるため、該ニードルの引き抜きによる液漏れを防止することができる。
【0035】
そして、ジャグ本体33の開口部3の内径よりも稍広径の内側ゴム蓋34の筒部35を、該ジャグ本体33の開口部3に圧入させることにより、該筒部35により該開口部3がピッタリと密閉され、その際に、漏止突部36が開口部3の内側で押し潰されることにより、内側ゴム蓋34の筒部35が開口部3をより一層密閉するようになる。
【0036】
また、内側ゴム蓋34の上部側には、開口部3の上縁外径よりも広径のフランジ部38が形成されており、該フランジ部38が前記開口部3の上縁に当接されるため、内側ゴム蓋34が開口部3からジャグ本体33の内部に適正な状態で嵌り込み、該開口部3を確実に封止できるのである。
【0037】
更に、開口部3と内側ゴム蓋34との周囲には、これら開口部3と内側ゴム蓋34とを覆うように外側ゴム蓋39を配設施蓋し、該外側ゴム蓋39により、内側ゴム蓋34と相俟って開口部3を二重に密閉している。
【0038】
外側ゴム蓋39は平面部39aと筒状の垂下部39bとを有し、この外側ゴム蓋39を施蓋すると、内側ゴム蓋34の上面34aとフランジ部38は、外側ゴム蓋39の平面部39aにより覆われ、ジャグ本体33の開口部3の外周面3aは、垂下部39bにより覆われているため、該開口部3は先に施蓋した内側ゴム蓋34と後から施蓋する外側ゴム蓋39とにより略完全な状態に密閉できるようになるのである。
【0039】
この外側ゴム蓋39の垂下部39bの内周面の上部側には、内側ゴム蓋34のフランジ部38に対応するフランジ収納部40が形成されており、該フランジ収納部40が前記フランジ部38の外周面に密着し、開口部3の外側周囲近傍を塞ぐことにより、ジャグ本体33の内部に収納した試料の液体がジャグ本体33の開口部3から周囲に漏れ出すことを防止している。
【0040】
この際、図2に示したように、開口部3と内側ゴム蓋34のフランジ部38との間に、例えば、硬質のポリエチレン等からなるリングまたはワッシャー状の補強板41を配設させても良い。
【0041】
このように、補強板41を配設させた場合には、内側ゴム蓋34と外側ゴム蓋39とに軟質のゴム材等を使用した場合であっても、図示していないニードルを外側ゴム蓋39の外側からジャグ本体33の開口部3の内部に突き刺し、引き抜く際に、該外側ゴム蓋39が捲れ上がることがないばかりでなく、フランジ部38の変形を阻止して、安定した施蓋状態を維持でき、更に、トング等の治具を用いて前記外側ゴム蓋39を取り外す場合に、前記補強板41の存在によって、前記内側ゴム蓋34と外側ゴム蓋39とを同時に取り外すことができるのである。
【0042】
また、外側ゴム蓋39の垂下部39bの内周面には、ジャグ本体33の開口部3の外周縁の近傍に形成されたリング状の突起部7に嵌合する嵌合凹部42を形成させると共に、該嵌合凹部42の下部側で垂下部39bの下端部の内周面には、外れ止め凸部43を形成させており、これにより、前記外側ゴム蓋39を開口部3の外周面に係止させて、より一層開口部3の密閉の状態を高くしている。
【0043】
このように、内側ゴム蓋34を施蓋した後に、外側ゴム蓋39を施蓋する、即ち、内側ゴム蓋34と外側ゴム蓋39とによって、開口部3をそれぞれ密閉するという、二重の密閉構造にしているため、気送搬送時に周囲が減圧状態になっても、また、衝突等の強い衝撃が付与されてもジャグ本体33から試料の液体が漏れ出すことを確実に防止することができるのである。
【0044】
これら内側ゴム蓋34と外側ゴム蓋39としては、例えば、クロロスルフォン化ポリエチレン材等の劣化が少なく、耐薬品性に優れ、弾性に富んだゴム材等を使用することが好ましく、このような弾性に富んだゴム材等を使用することにより、より一層密閉力を高めることができる。
【0045】
前記内側ゴム蓋34と外側ゴム蓋39に使用するゴム材等としては、種々実験の結果、ゴム硬度40〜70度の範囲のものが使用に適していることが認められた。
【0046】
また、内側ゴム蓋34と外側ゴム蓋39との間には、吸液材44を配設させても良い。この吸液材44としては、例えば、ポリプロピレン繊維(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、または、同程度の吸液性を有する他の繊維、不織布または織布等を使用して形成することができる。
【0047】
このように、内側ゴム蓋34と外側ゴム蓋39との間に吸液材44を配設させることにより、図示していない刺入したニードルを引き抜く際に、該ニードルの周囲及び針先に付着した試料の液体を内側ゴム蓋34の刺入部37で拭き取ると共に、前記吸液材44でも吸着除去することができるため、前記ニードルの引き抜きによる液漏れをより一層防止することができるのである。
【0048】
また、吸液材44の下面、即ち、ポリプロピレン繊維またはポリフェニレンサルファイド44a(PPまたはPPS)の下面には、例えば、板状に形成したクロロスルフォン化ポリエチレン材44b等のゴム材を焼き付けて一体化させても良く、このように、吸液材44をポリプロピレン繊維またはポリフェニレンサルファイド44a(PPまたはPPS)で形成し、その下面に板状のクロロスルフォン化ポリエチレン材44bを焼き付けて一体化させた場合には、図示していないニードルを抜き差しする際に、吸液材44の繊維が、該ニードルの周囲または針先に付着して持ち込むことを防止できるため、ジャグ本体33の内部に収納した試料の液体に、不純物が混入することを防ぐことができるのである。
【0049】
この吸液材44は、図に示したように、内側ゴム蓋34の刺入部37の上部側に該吸液材44に対応した凹部45を形成させ、該凹部45に吸液材44を配設させるようにしても良い。
【0050】
また、カートリッジ32の内部にジャグ本体33を収納させた際、該カートリッジ32とジャグ本体33との間、及び該カートリッジ32と外側ゴム蓋39との間には、図1に示したように、微少な間隙46、47を設け、前記ジャグ本体33が、前記カートリッジ32内で遊嵌状態になるように収納させることが好ましい。
【0051】
更に、カートリッジ32内にジャグ本体33を収納し、キャップ20を嵌合させ、該ジャグ本体33内に試料の液体を収納した状態の重心、即ち、試料搬送用ジャグ31の重心と、その試料搬送用ジャグ31の中心とが一致するように形成し、その誤差が、±3%以内に収まるように形成することが好ましい。
【0052】
このように、ジャグ本体33をカートリッジ32内で遊嵌状態にし、試料搬送用ジャグ31の重心と、該試料搬送用ジャグ31の中心とが一致するように形成し、その誤差が、±3%以内に収まるように形成することにより、気送搬送時に、該カートリッジ32内で前記ジャグ本体33が自転可能な状態に収まっており、該気送搬送時に生ずるブレまたは振動等により前記カートリッジ32が回転しても、その回転にジャグ本体32は完全には追従せず、振動または回転による試料液体の撹拌で生ずる種々の不都合を減少させることができるのである。
【0053】
また、試料搬送用ジャグ31の端部、即ち、カートリッジ32の端部48と、キャップ20の端部49とは、0.5R以上に形成させることが良く、このように、カートリッジ32の端部48と、キャップ20の端部49とを0.5R以上に形成させることにより、前記試料搬送用ジャグ31を気送搬送させる際の引っ掛かりを防止し、該試料搬送用ジャグ31をスムーズに搬送することができるようになる。
【0054】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る試料搬送用のジャグを図4〜図5を用いて説明する。なお、この第2の実施の形態においては、内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45にゲル状封止材50を配設し、また、該内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45に対応させて外側ゴム蓋39の内側に凸部51を形成させたものであり、その他の構成については、前記第1の実施の形態と同一であるため、前記第1の実施の形態と同一のものについては、同一の符号を付して説明し、説明が重複するため、その詳細な説明は省略する。
【0055】
この第2の実施の形態においては、図4に、ジャグ本体33を略示的に示した断面図を示し、図5に、ジャグ本体33の開口部3を拡大した断面図を示してある。内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45には、ゲル状を呈する熱可塑性エラストマーまたはゲル状のシリコンゴム(ゲルゴム)からなるゲル状封止材50を配設させている。
【0056】
この熱可塑性エラストマーは、ポリエチレンとスチレンとの共重合体に、パラフィン系98%とメフテンス2%との混合物を混合させた直鎖の炭化水素系高分子材料であり、ゲル状を呈するものである。
【0057】
このように、内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45に、ゲル状の熱可塑性エラストマーまたはゲル状シリコンゴム(ゲルゴム)からなるゲル状封止材50を配設させることにより、図示していないニードルを外側ゴム蓋39に複数回刺し入れることによって、該外側ゴム蓋39の一部に破損(損傷)等が生じた場合であっても、前記ゲル状封止材50、即ち、ゲル状の熱可塑性エラストマーまたはゲル状シリコンゴムによって、該破損(損傷)部を封止、即ち、ニードルの刺入れ跡を解消(消滅)させて、ジャグ本体33の内部に収納された試料の液体が外部に漏れ出すことを防止することができるのである。
【0058】
そのため、これらゲル状の熱可塑性エラストマーまたはゲル状シリコンゴムとしては、その硬度がアスカーC00〜C30(JIS S 6050)程度の範囲のものを使用することが好ましい。
【0059】
また、外側ゴム蓋39の平面部39aの厚みと刺入れるニードルの直径とが略同程度であった場合、そのニードルの刺入れ跡は、塞がり難いため、前記外側ゴム蓋39の平面部39aの内側には、内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45に対応させて凸部51を形成させる。この凸部51の厚みは、刺入する図示していないニードル径の略1.5〜3倍程度の厚みであることが好ましい。
【0060】
このように、内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45に対応させて、外側ゴム蓋39の平面部39aの内側に、刺入するニードルの直径の略1.5〜3倍程度の厚みの凸部51を形成させることにより、該ニードルを刺入した際に生じたニードルの刺入れ跡は、その周囲のゴム(凸部51のゴム)に圧縮されて封止されるようになるのである。
【0061】
要するに、この第2の実施の形態のように、内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45に、ゲル状の熱可塑性エラストマーまたはゲル状シリコンゴムからなるゲル状封止材50を配設し、該内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45に対応させて外側ゴム蓋39の内側に凸部51を形成させることにより、ジャグ本体33の内部に収納された試料の液体が外部に漏れ出すことをより一層防止することができるのである。
【0062】
更に、内側ゴム蓋34の上部側に形成された凹部45には、吸液材44またはゲル状封止材50をそれぞれ単独で配設することに限定するものではなく、該吸液材44とゲル状封止材50とを配設させても良い。
【0063】
なお、図示していないニードルとしては、一般的なニードルを使用することができるが、例えば、ニードルの先端を封止し、該ニードルの側部に孔を形成させたものを使用しても良い。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る試料搬送用ジャグは、少なくとも略円形状の開口部を有し内部に液体を収納するジャグ本体と、該開口部に連通する孔部を有し該ジャグ本体を収納するカートリッジとからなる試料搬送用のジャグであって、前記ジャグ本体の開口部は内側ゴム蓋と外側ゴム蓋とで密閉され、前記内側ゴム蓋は、前記開口部の内径より稍広径の筒部と該開口部の上縁に当接するフランジ部とを有し、前記外側ゴム蓋は、前記内側ゴム蓋の上面とフランジ部とを覆う平面部と前記ジャグ本体の開口部外周面とを覆う垂下部とを有し、前記内側ゴム蓋を施蓋後に前記外側ゴム蓋を施蓋して二重の密閉構造にしたことにより、気送搬送時にジャグ本体から試料の液体が漏れ出すことを確実に防止することができるという優れた効果を奏する。
【0065】
また、内側ゴム蓋と外側ゴム蓋との間に吸液材を配設することにより、刺入したニードルを引き抜く際に、該ニードルの周囲に付着した液を内側ゴム蓋の刺入部で拭き取ると共に、前記吸液材でも拭き取ることができるため、該ニードルを引き抜く際に、試料液体が試料搬送用ジャグの外部に漏れ出すことをより一層防止することができ、ジャグ本体をカートリッジ内で遊嵌状態にし、試料搬送用ジャグの重心と中心とが一致するように形成し、その誤差が±3%以内に収まるように形成したことにより、気送搬送時に、該カートリッジ内で前記ジャグ本体が自転可能な状態に収まっており、該気送搬送時に生ずるブレまたは振動等によりカートリッジが回転しても、その回転にジャグ本体は完全には追従せず、振動または回転による試料液体の撹拌で生ずる種々の不都合を減少させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る試料搬送用ジャグを略示的に示した断面図である。
【図2】同試料搬送用ジャグのジャグ本体の開口部を拡大し略示的に示した断面図である。
【図3】同試料搬送用ジャグの内側ゴム蓋を拡大し略示的に示した断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るジャグ本体を略示的に示した断面図である。
【図5】同試料搬送用ジャグのジャグ本体の開口部を拡大し略示的に示した断面図である。
【図6】従来例である試料搬送用ジャグを略示的に示した断面図である。
【図7】同試料搬送用ジャグを構成する部品を分解して示した図であり、(a)は、ジャグ本体の断面図であり、(b)は、ゴム蓋の断面図であり、(c)は、中ゴムの断面図であり、(d)は、カートリッジの断面図であり、(e)は、キャップの断面図である。
【図8】同試料搬送用ジャグにニードルを突き刺して試料の液体を注入する状態を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 ジャグ本体
2 カートリッジ
3 開口部
3a 外周面
4 ゴム蓋
5 中ゴム
6 テーパー部
7 突起部
8 筒部
9 閉塞部
10、13、14、45 凹部
11 逆テーパー部
12 仕切部
15 孔部
16 底開口部
17 係止部
18、19 ガイド部
20 キャップ
21 立上部
22 係止段部
23 ニードル
24 中間室
31 試料搬送用ジャグ
32 カートリッジ
33 ジャグ本体
34 内側ゴム蓋
34a 内側ゴム蓋の上面
35 筒部
36 漏止突部
37 刺入部
38 フランジ部
39 外側ゴム蓋
39a 平面部
39b 垂下部
40 フランジ収納部
41 補強板
42 嵌合凹部
43 外れ止め凸部
44 吸液材
44a ポリプロピレン繊維またはポリフェニレンサルファイド
44b クロロスルフォン化ポリエチレン材
46、47 微少な間隙
48 カートリッジの端部
49 キャップの端部
50 ゲル状封止材
51 外側ゴム蓋の内側の凸部

Claims (12)

  1. 少なくとも略円形状の開口部を有し内部に液体を収納するジャグ本体と、該開口部に連通する孔部を有し該ジャグ本体を収納するカートリッジとからなる試料搬送用のジャグであって、
    前記ジャグ本体の開口部は内側ゴム蓋と外側ゴム蓋とで密閉され、
    前記内側ゴム蓋は、前記開口部の内径より稍広径の筒部と該開口部の上縁に当接するフランジ部とを有し、
    前記外側ゴム蓋は、前記内側ゴム蓋の上面とフランジ部とを覆う平面部と前記ジャグ本体の開口部外周面を覆う垂下部とを有し、
    前記内側ゴム蓋を施蓋後に前記外側ゴム蓋を施蓋して二重の密閉構造にしたこと
    を特徴とする試料搬送用ジャグ。
  2. 前記内側ゴム蓋と外側ゴム蓋とは、
    クロロスルフォン化ポリエチレン材で形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。
  3. 前記内側ゴム蓋と外側ゴム蓋との間には、
    吸液材及び/またはゲル状封止材を配設したこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の試料搬送用ジャグ。
  4. 前記吸液材は、
    ポリプロピレン繊維またはポリフェニレンサルファイドで形成したこと
    を特徴とする請求項3に記載の試料搬送用ジャグ。
  5. 前記ゲル状封止材は、
    ゲル状の熱可塑性エラストマーまたはゲル状シリコンゴムであること
    を特徴とする請求項3に記載の試料搬送用ジャグ。
  6. 前記吸液材及び/またはゲル状封止材は、
    内側ゴム蓋の上部側に形成された凹部に配設したこと
    を特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の試料搬送用ジャグ。
  7. 前記内側ゴム蓋の上部側に形成された凹部に対応させて外側ゴム蓋の平面部の内側に凸部を形成させたこと
    を特徴とする請求項6に記載の試料搬送用ジャグ。
  8. 前記外側ゴム蓋の内側に形成された凸部は、
    刺入するニードルの直径の略1.5〜3倍の厚みであること
    を特徴とする請求項7に記載の試料搬送用ジャグ。
  9. 前記内側ゴム蓋には、
    筒部の外周の所定位置にリング状の漏止突部を一体に形成したこと
    を特徴とする請求項1、2、3、6または7のいずれかに記載の試料搬送用ジャグ。
  10. ジャグ本体の開口部と内側ゴム蓋のフランジ部との間には、
    リング状の補強板を配設させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。
  11. 前記ジャグ本体が、
    カートリッジ内で遊嵌状態で収納されていること
    を特徴とする請求項1または11に記載の試料搬送用ジャグ。
  12. 試料搬送用ジャグの重心と中心とが一致するように形成し、その誤差が±3%以内に収まるように形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。
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