JP2004268852A - 作業車両 - Google Patents

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JP2004268852A
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JP2003065666A
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Masaya Iida
雅也 飯田
Kazunari Ikeda
和成 池田
Hirotaka Yato
博隆 矢藤
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】変速レバーや駐車ブレーキレバーを配置するための部品点数を減らし、組立作業の作業性を向上させるようにした作業車両を提供することを目的とする。
【解決手段】ステアリングシャフト22を介してステアリングハンドルを前後方向に角度調整可能に支持する支点軸17a、17bに変速レバー31(又は、駐車ブレーキレバー46)を揺動自在に軸支する。
ステアリングハンドルの支点軸17a、17bと変速レバー31(又は、駐車ブレーキレバー46)の支点軸を共用することにより、変速レバー31(又は、駐車ブレーキレバー46)を配置するための部品点数を減らし組立作業の作業性を向上させることができる。また、操作フィーリングを向上させることができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等の農用の作業車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラクタ等の農用の作業車両には、運転者の体格に合せて角度を調整できるようにしたステアリングハンドル(所謂チルトハンドル)を備えたものがある。そして、チルトハンドルを所望の角度位置で固定するロック装置と、駐車ブレーキ用の操作体(駐車ブレーキレバー)と、前記ロック機構と操作体とを連動させる連動機構とを備え、前記操作体の制動操作時に前記ロック装置によるチルトハンドルのロックを解除するようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、チルトハンドルと共に、作業車両の前後進と高・低速を切換えるチェンジレバー(変速レバー)をチルト可能に配置したもの(例えば、特許文献2参照)がある。
【0003】
【特許文献1】
特開昭64−041464号公報 (第2頁 第1図)
【特許文献2】
特開平05−097037号公報 (第2−3頁 図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記各装置においては、チルトハンドルの回動支点と操作体あるいはチェンジレバーの支持位置が異なる位置にあるため、部品点数が多くなリ、組立作業の作業性を低下させる要因となっているだけでなく、それらを配置するためのスペースが必要になり、他の操作レバーやペダル類の配置を制約することがある。
【0005】
前記の事情に鑑み、本発明は、変速レバーや駐車ブレーキレバーを配置するための部品点数を減らし、組立作業の作業性を向上させると共に、スペースを節約して設計の自由度を確保するようにした作業車両を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、運転席の前方に、支点軸(17a、17b)を中心として角度調整可能に配置されたステアリングハンドル(11)を有する作業車両において、
前記ステアリングハンドル(11)の支点軸(17b)に、変速レバー(31)を揺動自在に軸支したことを特徴とする作業車両にある。
【0007】
請求項2に係る発明は、運転席の前方に、支点軸(17a、17b)を中心として角度調整可能に配置されたステアリングハンドル(11)を有する作業車両において、
前記ステアリングハンドル(11)の支点軸(17a)に、駐車ブレーキレバー(46)を揺動自在に軸支したことを特徴とする作業車両にある。
【0008】
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであり、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであって、特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1乃至図4は、本発明の実施の形態を示すもので、図1は、本発明を適用する作業車両の一例を示すトラクタの斜視図、図2は、ステアリングコラム部の背面図、図3は、ステアリングコラム部を示す左側面図、図4は、ステアリングコラム部を示す右側面図である。
【0011】
図1に示すように、トラクタ1は、前輪2と後輪3に機体5及びトランスミッション(図示せず)が支持されている。機体5の前部には、サイドカバー6及びボンネット7に囲まれたエンジンルームが形成され、その内部にエンジン(図示せず)と、該エンジンと前記トランスミッションの間の動力伝達を断続するクラッチ(図示せず)を収容したクラッチハウジング9(図3、図4参照)が配置されている。
【0012】
前記クラッチハウジング9の上部には、ステアリングコラム10が配置され、該ステアリングコラム10から上方に突出するようにステアリングハンドル11が配置されている。前記ステアリングハンドル11と対向するように前記トランスミッションの上部には、座席12が配置され運転席を構成している。
【0013】
図2に示すように、前記クラッチハウジング9に固定されたマストブラケット13に立設された断面が略コの字形のユニットフレーム15には、軸心C上に位置するように一対のボス16a、16bが所定の間隔で固定され、該ボス16a、16bにより支点軸17a、17bを個別に支持している。
【0014】
略U字状のステアリングブラケット19は、前記支点軸17a、17bに前記軸心Cを中心として揺動自在に支持されている。前記ステアリングブラケット19の上面には、ボス20が固定され、下面には、前記ステアリングハンドル11の操作量を油圧に変換するステアリングユニット21が固定されている。
【0015】
ステアリングシャフト22は、一端に前記ステアリングハンドル11を固定し、他端が前記ボス20及びステアリングブラケット19を貫通し前記ステアリングユニット21内に侵入するように回転自在に支持されている。
【0016】
また、前記ステアリングブラケット19の下面には、前記軸心Cを中心とする円弧状の長穴(図示せず)と、該長穴の両端と中央部に長穴を貫通する大径の係止穴(図示せず)が形成されたストッパプレート23が固定されている。一方、前記ユニットフレーム15の外側面には、前記ストッパプレート23に形成された穴の揺動軌跡と対向するようにボス25が固定されている。
【0017】
チルト調整レバー26は、その先端(ストッパプレート23側の端部)に、前記ストッパプレート23に形成された円弧状の長穴と摺動自在に係合すると共に、前記係止穴に嵌合するテーパ部26aが形成されている。そして、前記ボス25に矢印A1−A2方向に摺動自在に支持され、ばね27でその先端が前記ストッパプレート23の係止穴に嵌合ように矢印A2方向に付勢されている。
【0018】
従って、前記チルト調整レバー26を、ばね27の抗圧力に抗して矢印A1方向に引き、その先端のテーパ部26aを前記ストッパプレート23の係止穴から円弧状の長穴に係合する位置まで後退させることにより、前記ステアリングブラケット19の紙面前後方向(矢印B1−B2方向、図3、図4参照)への揺動を可能とし、前記ステアリングハンドル11の角度を矢印B1−B2方向に調整することができる。
【0019】
このとき、前記ステアリングハンドル11の揺動を開始した後、前記チルト調整レバー26への引っ張り力を解放しておくと、チルト調整レバー26がばね27の抗圧力により前記ストッパプレート23に向けて押付けられる。そして、前記係止穴と前記チルト調整レバー26の軸心が一致したところで、前記チルト調整レバー26が前記ばね27の抗圧力により矢印A2方向に移動して、その先端のテーパ部26aが前記係止穴に嵌合して前記ステアリングハンドル11の位置を固定する。
【0020】
図2、図3に示すように、変速レバー31は、前記支点軸17aに回転自在に嵌合するボス31aを備え、該ボス31aを介して前記支点軸17aに矢印B1−B2方向に揺動自在に支持されている。前記ボス31aには、U字状のブラケット32が固定され、該ブラケット32には、前記支点軸17bと直行する方向の支点軸33が配置されている。前記支点軸33には、支持プレート35が矢印D1−D2方向に揺動自在に支持され、前記ブラケット32と支持プレート35の間に配置されたばね(図示せず)により矢印D2方向に向けて付勢されている。そして、前記支持プレート35に前記変速レバー31が固定されている。従って、前記変速レバー31は、前記支点軸17aと前記支点軸33により互いに直交する方向に、即ち、3次元方向に揺動自在になっている。
【0021】
ガイドプレート36は、前記支点軸17aの軸心Cを中心とする円弧状の長穴と、該長穴の中央部から下方に突出する長穴からなるガイド穴37が形成され前記ユニットフレーム15に固定されている。そして、前記変速レバー31の一端が前記ガイド穴37を貫通している。
【0022】
従って、前記変速レバー31は、前記ガイド穴37に沿って操作され、中立位置(ニュートラル位置)にあるときには、ばねの抗圧力によって前記変速レバー31の一端が前記ガイド穴37の中央部に下方に向けて形成された長穴に挿入され、矢印D2方向の移動端に位置決めされることになる。
【0023】
前記変速レバー31のボス31aにはリンク39が固定され、その一端が前記変速レバー31の矢印B1−B2方向の操作によって、矢印E1−E2方向に揺動する。前記リンク39の一端には、前記機体5の下方まで延長されたロッド40の一端が揺動自在に連結され、該ロッド40の他端からL字状のレバー41、リンク42等を介して介して前記変速レバー31の操作が前記トランスミッションの変速装置に伝達されるようになっている。
【0024】
従って、前記変速レバー31を矢印D2方向(ステアリングハンドル11に近接する方向)に揺動させ、前記変速レバー31の一端が前記ガイド穴37の中央部の下方に突出する長穴に嵌合している状態(ニュートラル位置)では、変速操作が規制される。また、前記変速ハンドル31を矢印D1方向に揺動させると、変速ハンドル31の一端が下方に突出する長穴から外れ、円弧状の長穴に沿って揺動可能となる。
【0025】
そして、変速ハンドル31を矢印B1−B2方向に揺動させることにより、その操作がリンク39、ロッド40、レバー41及びリンク42を介して前記トランスミッションに伝達され、トラクタ1の進行方向(前進・後進)と速度とを設定することができる。
【0026】
図2及び図4に示すように、駐車ブレーキレバー46は、前記支点軸17bに回転自在に嵌合するボス46aを備え、該ボス46aを介して前記支点軸17bに矢印E1−E2方向に揺動自在に支持されている。前記駐車ブレーキレバー46の中央部には、ワイヤガイド47に挿通されたワイヤ49の一端が接続され、前記ワイヤ49の他端は、前面に鋸歯状の係止部50が形成されたラッチプレート51の一端に接続されている。前記ラッチプレート51は、前記機体5の下面に配置された支点軸52に矢印F1−F2方向に揺動自在に支持され、かつばね53で矢印F1方向に付勢されている。
【0027】
図4に示すように、ブレーキペダル56は、前記機体5に下面に配置された支点軸57に矢印G1−G2方向に揺動自在に支持され、ばね(図示せず)等の付勢手段によって矢印G1方向に付勢されたリンク59の一端に固定され、前記ステアリングコラム10の下方に位置するように配置されている。前記リンク59の中央部には、前記ラッチプレート51の係止部50と対向するように、L字状に形成されたフック60が固定されている。
【0028】
従って、ブレーキペダル56を踏み込むと、前記リンク59が矢印G2方向に揺動し、前記フック60も前記リンク59と共に矢印G2方向に移動する。この状態で前記駐車ブレーキレバー46を矢印E1方向に揺動させると前記ワイヤ49が引っ張られ、前記ラッチプレート51を矢印F2方向に揺動して、前記係止部50を前記フック60に係合させる。そして、前記ブレーキペダル56の踏み込みを解除すると、前記ブレーキペダル56は付勢手段の復元力で前記フック60の係止部50に押付けられ、前記ブレーキペダル56が踏み込み位置で固定されることになる。
【0029】
また、前記ブレーキペダル56が踏み込み位置で固定されている状態で、前記駐車ブレーキレバー46を矢印E2方向に揺動させると、前記ラッチプレート51は、前記駐車ブレーキレバー46の操作によって押し下げられた前記ワイヤ49によって矢印F1側に押されると共に、前記ばね53によって矢印F1側に引っ張られるため、矢印F1側に揺動して前記フック60を解放する。すると、前記ブレーキペダル56は、図示しない付勢手段の復元力によって復帰する。
【0030】
前記のように、変速レバー31あるいは駐車ブレーキレバー46を、支点軸17a、17bに配置することにより、変速レバー31や駐車ブレーキレバー46を個別に支持する支点軸が不要になり、部品点数を減らし、それらを配置するスペースを節約することができるので、設計の自由度を向上させることができる。また、部品点数が減らせるので組立作業の作業性を向上させることができる。
【0031】
また、変速レバー31あるいは駐車ブレーキレバー46を、剛性の高い支点軸17a、17bに配置することにより、変速レバー31あるいは駐車ブレーキレバー46を安定した状態で操作することができ、操作フィーリングを向上させることができる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ステアリングハンドルの支点軸に変速レバーを軸支することにより、それぞれ個別に支点軸を配置していた場合に比べ、部品点数を減らし、組立作業の作業性を向上させることができる。また、スペースを節約することができるので設計の自由度を向上させることができる。また、剛性の高いステアリングハンドルの支点軸を利用することにより、変速レバーの操作フィーリングを向上させることができる。
【0033】
請求項2に係る発明によれば、ステアリングハンドルの支点軸に駐車ブレーキレバーを軸支することにより、それぞれ個別に支点軸を配置していた場合に比べ、部品点数を減らし、組立作業の作業性を向上させることができる。また、スペースを節約することができるので設計の自由度を向上させることができる。また、剛性の高いステアリングハンドルの支点軸を利用することにより、駐車ブレーキハンドルの操作フィーリングを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する作業車両の一例を示すトラクタの斜視図。
【図2】図1におけるステアリングコラム部の背面図。
【図3】図1におけるステアリングコラム部を示す左側面図。
【図4】図1におけるステアリングコラム部を示す右側面図。
【符号の説明】
11…ステアリングハンドル
17a、17b…支点軸
31…変速レバー
46…駐車ブレーキレバー

Claims (2)

  1. 運転席の前方に、支点軸を中心として角度調整可能に配置されたステアリングハンドルを有する作業車両において、
    前記ステアリングハンドルの支点軸に、変速レバーを揺動自在に軸支したことを特徴とする作業車両。
  2. 運転席の前方に、支点軸を中心として角度調整可能に配置されたステアリングハンドルを有する作業車両において、
    前記ステアリングハンドルの支点軸に、駐車ブレーキレバーを揺動自在に軸支したことを特徴とする作業車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020104700A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社クボタ 作業車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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