JP2004268827A - 台車搬送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】台車搬送システムにおける、方向転換のために占有されるスペースを減少させる。
【解決手段】直線レール11および方向転換部12を有する搬送路1と、搬送路1に沿って車両3を搬送する台車2とを備える台車搬送システムAであって、台車2の車輪22は、鉛直方向に延びる中心軸周りの回転が可能であるとともに、方向転換部12に備えられた回転レール部13が、車輪22を上記中心軸周りに回転させることが可能に回転自在である構成とされている。
【選択図】 図1
【解決手段】直線レール11および方向転換部12を有する搬送路1と、搬送路1に沿って車両3を搬送する台車2とを備える台車搬送システムAであって、台車2の車輪22は、鉛直方向に延びる中心軸周りの回転が可能であるとともに、方向転換部12に備えられた回転レール部13が、車輪22を上記中心軸周りに回転させることが可能に回転自在である構成とされている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、車両の生産ラインなどに用いられる、台車搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の生産ラインに用いられる台車搬送システムにおいて、台車の進行方向を転換させるために、方向転換部に曲率を有するレールを用いて、上記台車の進行方向を転換させる構成によるものが広く知られている。上記レールの曲率は、上記台車の走行安定性を確保しうる程度の大きさを有することが必要である。そのため、上記方向転換部の設置スペースが増大するなどの問題点があった。
【0003】
その改善例として、図8に示される例がある(たとえば、特許文献1参照。)。この例における台車搬送システムは、搬送路50と台車54とを備えている。搬送路50は、複数の直線レール51が、4つの方向転換部52によって連結されて構成されており、これに沿って、搬送対象物55を積載した台車54が、搬送方向Frに走行する。方向転換部52は、直角に交差する複数のレール53を備えた回転テーブルである。この例においては、直線レール51上を走行してきた台車54の進行方向を転換させるために、方向転換部52に進入してきた台車54を、方向転換部52上で一旦停止させ、方向転換部52により台車54全体を90度回転させている。このような構成により、曲率を有するレールを用いた方向転換部による構成に比べて、方向転換部の設置スペースを減少させることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−288903号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の台車搬送システムにおいても、以下の問題点があった。まず、台車54および搬送対象物55を回転させるために、方向転換部52の設置スペースのみならず、回転される台車54および搬送対象物55と干渉の生じ得るスペースが、方向転換のために占有されることとなる。この占有スペース56は、静止した状態にある台車54や搬送対象物55自体に占有されるスペースと比べて、その面積がはるかに広いものとなる。特に、搬送対象物55が長尺物の場合には、台車54単体の旋回半径よりも、搬送対象物55を含んだ状態での旋回半径が大きくなるため、占有スペース56の増大が顕著であった。また、搬送路50の周辺は、一般に、作業者が作業を行なうための場所があり、それら作業者の安全性を確保するために、占有スペース56を、安全柵57によって囲うことなどの対策が必要であった。しかも、台車54が、方向転換部52に進入するときや、方向転換部52から退出するときには、安全柵57を開閉させることが必要な場合もあるため、生産性の向上を阻害する要因の一つにもなっていた。
【0006】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、台車搬送システムにおける台車の方向転換のために占有されるスペースの減少を図ること、をその課題とする。
【0007】
【発明の開示】
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本願発明によって提供される台車搬送システムは、レールを具備して構成され、かつこのレールの案内方向を転換するための方向転換部を有する搬送路と、上記レール上を転動可能な複数の車輪を備えた台車と、を備えている、台車搬送システムであって、上記複数の車輪は、それらの向きを変更できるようにそれら複数の車輪のそれぞれに固有の鉛直方向に延びる中心軸周りに回転可能であるとともに、上記方向転換部における上記レールの複数箇所は、それらの上に上記複数の車輪が位置するときに、これらの車輪を上記中心軸周りに回転させることが可能に、回転自在であることを特徴としている。
【0009】
上記構成によれば、上記台車の進行方向が転換されるときには、上記車輪のみが回転され、上記台車および搬送対象物は回転されない。よって、方向転換のために占有されるスペースを、静止した状態にある上記台車および搬送対象物自体の占有スペースと同程度にまで、減少させることができる。また、上記方向転換部を安全柵によって囲うことなどの安全対策が不要であるために、コストの抑制が可能であり、あわせて生産性の向上を図ることができる。
【0010】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
【0012】
図1は、本願発明に係る台車搬送システムの一実施形態の概略平面図である。この台車搬送システムAは、搬送路1と台車2とを備えて構成されている。搬送路1は、複数の直線レール11が、4つの方向転換部12によって連結されて構成されている。
【0013】
台車2は車両3を搬送するためのものであり、直線レール11および方向転換部12上を走行することにより、搬送路1に沿って搬送方向Frに、作業行程地点などを循環するものである。台車2はその四隅に、車輪22を備えている。
【0014】
図2〜図4は、台車2の車輪22およびその周辺部を示している。車輪22は、軸23に貫通されて、回転ケース24に回転可能に設けられている。回転ケース24は、ベアリング(図示略)を介して、台車本体21に設置されており、車輪22とともに鉛直方向に延びる中心軸Z1周りに回転可能な構成とされている。台車2に備えられた4つの車輪22のうち、少なくともひとつは、モータ(図示略)によって駆動されており、台車2を走行させる駆動車輪としての機能を有する。なお、本願発明においては、台車は、車輪にモータを備えた自走式のものに限らず、たとえばフロアに設けられた駆動機構によって台車を走行させる非自走式のものとすることもできる。
【0015】
搬送路1の方向転換部12は、図5に示すように、複数の直線レール14と4つの回転レール部13とを備えており、台車2が方向転換部12に進入したときに、各車輪22が、各回転レール部13の上に位置することが可能に配置されている。
【0016】
図6および図7は、回転レール部13を示すものである。レール15は、回転フレーム16上に固定されており、台車2が方向転換部12において、停止し、回転されるときに、車輪22に接して台車2を支持するものである。回転フレーム16はベアリング(図示略)を介して、固定フレーム17に設置させており、レール15とともに鉛直方向に延びる中心軸Z2周りに回転可能な構成とされている。エアシリンダ18は、レール15および回転フレーム16を回転自在とするための駆動源であり、その出力軸の先端が、結合金具19を介して、回転フレーム16に係止されている。回転フレーム16は、エアシリンダ18の伸縮動作により、90度だけ回転されるように、回転止め部材(図示略)によって回転範囲が制限されている。
【0017】
次に、台車搬送システムAの作用について説明する。
【0018】
まず、台車2は搬送路1に沿って循環方向Frに車両3を搬送する。台車2は直線レール11の端部に到達すると、その延長上に位置する方向転換部12に乗り入れ、方向転換部12上の所定の位置で停止する。このとき、台車2の各車輪22が、方向転換部の各回転レール部13の上に位置し、中心軸Z1とZ2とが一致する。次に、台車2の進行方向を転換させるために、回転レール部13に設けられたエアシリンダ18を作動させることにより、回転レール部13のレール15および回転フレーム16と、車輪22および回転ケース24とが、中心軸Z1、Z2を中心として90度回転される。すると、車輪22は、方向転換部12から循環方向Frの下流側にある直線レール11へと向かう方向を向くこととなる。そして、台車2は再び走行を開始し、次の作業行程のある地点に向けて走行する。この後は、各方向転換部12において同様に方向転換がなされ、台車2により循環方向Frに車両3の搬送が継続される。
【0019】
このように、本実施形態においては、台車2が方向転換されるときには、車輪22のみが回転され、台車2および車両3は回転されない。よって、方向転換のために占有されるスペースを、静止した状態にある台車2および車両3自体に占有されるスペースと同程度にまで、減少させることができる。また、作業者の被災などを防ぐために、安全柵によって方向転換部12を囲うなどの安全対策が不要であるために、コストの抑制が可能である。あわせて、安全柵を開閉するために要する時間を省略することができるため、生産性の向上を図ることができる。
【0020】
もちろん、本願発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。
【0021】
本願発明でいう作業対象物は、車両に限らず、電化製品、食品など、種々の装置、機器類、物品類を作業対象物とすることができる。
【0022】
上記実施形態においては、1つの台車に4つの車輪が設けられているが、本願発明はこれに限らず、これと異なる個数の車輪を備えた台車を用いた構成によっても、同様の効果を得ることができる。
【0023】
上記実施形態においては、方向転換部において台車の進行方向が90度転換される構成とされているが、本願発明はこれに限らず、任意の方向への転換を可能とするものである。
【0024】
上記実施形態においては、4つの方向転換部とこれらに連結されたレールを備えた搬送路とされているが、本願発明はこれに限らず、任意の数のレールと方向転換部とを組み合わせることにより、様々な形態をなす搬送路とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る台車搬送システムの一例を示す概略平面図である。
【図2】本願発明に係る台車の要部正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の底面図である。
【図5】本願発明に係る方向転換部の平面図である。
【図6】本願発明に係る回転レール部の平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】従来技術による台車搬送システムの例である。
【符号の説明】
A 台車搬送システム
1 搬送路
2 台車
3 車両(搬送対象物)
11 直線レール
12 方向転換部
13 回転レール部
22 車輪
【発明の属する技術分野】
本願発明は、車両の生産ラインなどに用いられる、台車搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の生産ラインに用いられる台車搬送システムにおいて、台車の進行方向を転換させるために、方向転換部に曲率を有するレールを用いて、上記台車の進行方向を転換させる構成によるものが広く知られている。上記レールの曲率は、上記台車の走行安定性を確保しうる程度の大きさを有することが必要である。そのため、上記方向転換部の設置スペースが増大するなどの問題点があった。
【0003】
その改善例として、図8に示される例がある(たとえば、特許文献1参照。)。この例における台車搬送システムは、搬送路50と台車54とを備えている。搬送路50は、複数の直線レール51が、4つの方向転換部52によって連結されて構成されており、これに沿って、搬送対象物55を積載した台車54が、搬送方向Frに走行する。方向転換部52は、直角に交差する複数のレール53を備えた回転テーブルである。この例においては、直線レール51上を走行してきた台車54の進行方向を転換させるために、方向転換部52に進入してきた台車54を、方向転換部52上で一旦停止させ、方向転換部52により台車54全体を90度回転させている。このような構成により、曲率を有するレールを用いた方向転換部による構成に比べて、方向転換部の設置スペースを減少させることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−288903号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の台車搬送システムにおいても、以下の問題点があった。まず、台車54および搬送対象物55を回転させるために、方向転換部52の設置スペースのみならず、回転される台車54および搬送対象物55と干渉の生じ得るスペースが、方向転換のために占有されることとなる。この占有スペース56は、静止した状態にある台車54や搬送対象物55自体に占有されるスペースと比べて、その面積がはるかに広いものとなる。特に、搬送対象物55が長尺物の場合には、台車54単体の旋回半径よりも、搬送対象物55を含んだ状態での旋回半径が大きくなるため、占有スペース56の増大が顕著であった。また、搬送路50の周辺は、一般に、作業者が作業を行なうための場所があり、それら作業者の安全性を確保するために、占有スペース56を、安全柵57によって囲うことなどの対策が必要であった。しかも、台車54が、方向転換部52に進入するときや、方向転換部52から退出するときには、安全柵57を開閉させることが必要な場合もあるため、生産性の向上を阻害する要因の一つにもなっていた。
【0006】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、台車搬送システムにおける台車の方向転換のために占有されるスペースの減少を図ること、をその課題とする。
【0007】
【発明の開示】
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本願発明によって提供される台車搬送システムは、レールを具備して構成され、かつこのレールの案内方向を転換するための方向転換部を有する搬送路と、上記レール上を転動可能な複数の車輪を備えた台車と、を備えている、台車搬送システムであって、上記複数の車輪は、それらの向きを変更できるようにそれら複数の車輪のそれぞれに固有の鉛直方向に延びる中心軸周りに回転可能であるとともに、上記方向転換部における上記レールの複数箇所は、それらの上に上記複数の車輪が位置するときに、これらの車輪を上記中心軸周りに回転させることが可能に、回転自在であることを特徴としている。
【0009】
上記構成によれば、上記台車の進行方向が転換されるときには、上記車輪のみが回転され、上記台車および搬送対象物は回転されない。よって、方向転換のために占有されるスペースを、静止した状態にある上記台車および搬送対象物自体の占有スペースと同程度にまで、減少させることができる。また、上記方向転換部を安全柵によって囲うことなどの安全対策が不要であるために、コストの抑制が可能であり、あわせて生産性の向上を図ることができる。
【0010】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
【0012】
図1は、本願発明に係る台車搬送システムの一実施形態の概略平面図である。この台車搬送システムAは、搬送路1と台車2とを備えて構成されている。搬送路1は、複数の直線レール11が、4つの方向転換部12によって連結されて構成されている。
【0013】
台車2は車両3を搬送するためのものであり、直線レール11および方向転換部12上を走行することにより、搬送路1に沿って搬送方向Frに、作業行程地点などを循環するものである。台車2はその四隅に、車輪22を備えている。
【0014】
図2〜図4は、台車2の車輪22およびその周辺部を示している。車輪22は、軸23に貫通されて、回転ケース24に回転可能に設けられている。回転ケース24は、ベアリング(図示略)を介して、台車本体21に設置されており、車輪22とともに鉛直方向に延びる中心軸Z1周りに回転可能な構成とされている。台車2に備えられた4つの車輪22のうち、少なくともひとつは、モータ(図示略)によって駆動されており、台車2を走行させる駆動車輪としての機能を有する。なお、本願発明においては、台車は、車輪にモータを備えた自走式のものに限らず、たとえばフロアに設けられた駆動機構によって台車を走行させる非自走式のものとすることもできる。
【0015】
搬送路1の方向転換部12は、図5に示すように、複数の直線レール14と4つの回転レール部13とを備えており、台車2が方向転換部12に進入したときに、各車輪22が、各回転レール部13の上に位置することが可能に配置されている。
【0016】
図6および図7は、回転レール部13を示すものである。レール15は、回転フレーム16上に固定されており、台車2が方向転換部12において、停止し、回転されるときに、車輪22に接して台車2を支持するものである。回転フレーム16はベアリング(図示略)を介して、固定フレーム17に設置させており、レール15とともに鉛直方向に延びる中心軸Z2周りに回転可能な構成とされている。エアシリンダ18は、レール15および回転フレーム16を回転自在とするための駆動源であり、その出力軸の先端が、結合金具19を介して、回転フレーム16に係止されている。回転フレーム16は、エアシリンダ18の伸縮動作により、90度だけ回転されるように、回転止め部材(図示略)によって回転範囲が制限されている。
【0017】
次に、台車搬送システムAの作用について説明する。
【0018】
まず、台車2は搬送路1に沿って循環方向Frに車両3を搬送する。台車2は直線レール11の端部に到達すると、その延長上に位置する方向転換部12に乗り入れ、方向転換部12上の所定の位置で停止する。このとき、台車2の各車輪22が、方向転換部の各回転レール部13の上に位置し、中心軸Z1とZ2とが一致する。次に、台車2の進行方向を転換させるために、回転レール部13に設けられたエアシリンダ18を作動させることにより、回転レール部13のレール15および回転フレーム16と、車輪22および回転ケース24とが、中心軸Z1、Z2を中心として90度回転される。すると、車輪22は、方向転換部12から循環方向Frの下流側にある直線レール11へと向かう方向を向くこととなる。そして、台車2は再び走行を開始し、次の作業行程のある地点に向けて走行する。この後は、各方向転換部12において同様に方向転換がなされ、台車2により循環方向Frに車両3の搬送が継続される。
【0019】
このように、本実施形態においては、台車2が方向転換されるときには、車輪22のみが回転され、台車2および車両3は回転されない。よって、方向転換のために占有されるスペースを、静止した状態にある台車2および車両3自体に占有されるスペースと同程度にまで、減少させることができる。また、作業者の被災などを防ぐために、安全柵によって方向転換部12を囲うなどの安全対策が不要であるために、コストの抑制が可能である。あわせて、安全柵を開閉するために要する時間を省略することができるため、生産性の向上を図ることができる。
【0020】
もちろん、本願発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。
【0021】
本願発明でいう作業対象物は、車両に限らず、電化製品、食品など、種々の装置、機器類、物品類を作業対象物とすることができる。
【0022】
上記実施形態においては、1つの台車に4つの車輪が設けられているが、本願発明はこれに限らず、これと異なる個数の車輪を備えた台車を用いた構成によっても、同様の効果を得ることができる。
【0023】
上記実施形態においては、方向転換部において台車の進行方向が90度転換される構成とされているが、本願発明はこれに限らず、任意の方向への転換を可能とするものである。
【0024】
上記実施形態においては、4つの方向転換部とこれらに連結されたレールを備えた搬送路とされているが、本願発明はこれに限らず、任意の数のレールと方向転換部とを組み合わせることにより、様々な形態をなす搬送路とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る台車搬送システムの一例を示す概略平面図である。
【図2】本願発明に係る台車の要部正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の底面図である。
【図5】本願発明に係る方向転換部の平面図である。
【図6】本願発明に係る回転レール部の平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】従来技術による台車搬送システムの例である。
【符号の説明】
A 台車搬送システム
1 搬送路
2 台車
3 車両(搬送対象物)
11 直線レール
12 方向転換部
13 回転レール部
22 車輪
Claims (1)
- レールを具備して構成され、かつこのレールの案内方向を転換するための方向転換部を有する搬送路と、上記レール上を転動可能な複数の車輪を備えた台車と、を備えている、台車搬送システムであって、
上記複数の車輪は、それらの向きを変更できるようにそれら複数の車輪のそれぞれに固有の鉛直方向に延びる中心軸周りに回転可能であるとともに、上記方向転換部における上記レールの複数箇所は、それらの上に上記複数の車輪が位置するときに、これらの車輪を上記中心軸周りに回転させることが可能に、回転自在であることを特徴とする、台車搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003064850A JP2004268827A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 台車搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003064850A JP2004268827A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 台車搬送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004268827A true JP2004268827A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33126038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003064850A Pending JP2004268827A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 台車搬送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004268827A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102020100A (zh) * | 2010-12-13 | 2011-04-20 | 长沙伍扬工业设备科技有限公司 | 用于装配线的双小车转角衔接输送机构 |
JP2016101824A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 株式会社大気社 | 搬送システム |
KR20200013457A (ko) * | 2018-07-30 | 2020-02-07 | 유주티엔씨(주) | 협소 공간용 컨베이어 벨트 장치 |
WO2022102265A1 (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-19 | 村田機械株式会社 | 走行車システム |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003064850A patent/JP2004268827A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102020100A (zh) * | 2010-12-13 | 2011-04-20 | 长沙伍扬工业设备科技有限公司 | 用于装配线的双小车转角衔接输送机构 |
JP2016101824A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 株式会社大気社 | 搬送システム |
KR20200013457A (ko) * | 2018-07-30 | 2020-02-07 | 유주티엔씨(주) | 협소 공간용 컨베이어 벨트 장치 |
KR102221832B1 (ko) | 2018-07-30 | 2021-03-03 | 유주티엔씨(주) | 협소 공간용 컨베이어 벨트 장치 |
WO2022102265A1 (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-19 | 村田機械株式会社 | 走行車システム |
JP7414153B2 (ja) | 2020-11-13 | 2024-01-16 | 村田機械株式会社 | 走行車システム |
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