JP2004268379A - 印刷装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷装置1は、印刷データ受信部3と、印刷データ量算出部4と、用紙サイズ検知部6と、記憶部7と、用紙サイズ選択部9と、印刷データ形成部10と、印刷部11とから構成され、ページの区切りのない印刷データの印刷データ量と予めセットされた複数の用紙のサイズを検知した用紙サイズデータと予め記憶された用紙サイズ毎の最適印刷情報データとに基づき、用紙サイズ選択部9において最適な用紙を選択し、この最適な用紙と最適印刷情報データとにより受信された印刷データを再形成して印刷部11に供給し印刷を実行させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動用紙選択機能を有する印刷装置に関し、特にページの区切りのない印刷データを印刷する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばプリンタードライバーで生成され印刷装置に送信される印刷データには、印刷する用紙のサイズ、印刷方向、上下左右の余白等の印刷指示情報が付加されている。そして、印刷装置は、指示されたサイズの用紙を選択して印刷を行うのが通常であった。しかし、用紙サイズの指定がない場合は、印刷装置がセットされている既定の用紙に印刷を行っていた。また、印刷装置が自動的に原稿のサイズを検知し、これに適合する用紙を選定して印刷を行っていた。
【0003】
また、ユーザが指定した用紙に自動的に拡大/縮小して印刷する技術としては、下記特許文献1に開示されたものがある。これは受信した印刷データの用紙サイズを識別し、この識別した用紙サイズと印刷用紙選択部でユーザにより選択された用紙サイズとを比較して最適な拡大/縮小倍率を算出し、この算出された拡大/縮小倍率により文字ピッチ、行ピッチ、文字フォントサイズ等を選択して印刷を実行するものである。
【0004】
このように、従来の印刷装置は、選択された用紙の1枚に印刷データの1ページ分を印刷していた。また、その1枚分の印刷データを必要に応じて拡大/縮小して1枚の用紙に印刷を行っていた。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−127153号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ページの区切り、すなわちページという概念がない印刷データは、そのままで印刷を実行すると、用紙に印刷のされていない空白部分が多すぎたり、反対に不足になってしまったりして適正な印刷をすることができなかった。このような印刷データは、テキストのみで構成され、ページの区切りや用紙のサイズの指定がないので、そのままで印刷を実行すると、例えば印刷に供した用紙の1行に印字できる文字数を超える部分が印刷されないという致命的な問題を生じる。
【0007】
電子メールのテキストデータ、ページ区切りを用いない文書作成アプリケーションソフトウェアで作成された文書もページの概念がないのでそのままでは適正な印刷がなされない。その対策として、これらの印刷データをイメージデータに展開してから最適の用紙サイズを選択して印刷を実行するという方法も考えられるが、手数と時間がかかってしまうという問題点がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、ページの区切りがない印刷データに対して最適な用紙を自動的に選定して印刷を行うようにした印刷装置及びその印刷方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の目的は以下の構成により達成することができる。すなわち、本発明の請求項1による印刷装置は、ページの区切りのない印刷データを印刷データ受信部で受信して、セットされている複数種の用紙から用紙を選択して印刷部で印刷する印刷装置であって、該印刷装置は、印刷データ量算出部と、用紙サイズ検知部と、記憶部と、用紙サイズ選択部と、印刷データ形成部とから構成され、前記印刷データ量算出部は印刷データ受信部で受信した印刷データの印刷データ量を算出し、前記用紙サイズ検知部はセットされている複数種の用紙のサイズを検知して用紙サイズ検知データを出力し、前記記憶部は用紙サイズ毎の最適印刷情報データを記憶し、前記用紙サイズ選択部は前記印刷データ量と用紙サイズ検知データと最適印刷情報データに基づいて用紙を選択して用紙サイズデータを出力し、前記印刷データ形成部は前記用紙サイズデータと最適印刷情報データに基づいて前記印刷データを再形成し前記印刷部で印刷するようになしたことを特徴とする。
【0010】
係る構成によれば、前記印刷データ量と前記用紙サイズ検知データと前記最適印刷情報データとにより1枚の用紙に印字できる文字数を最適な状態で最大にする用紙が選択されるので、受信されたページという概念のない印刷データは予めセットされている多数の用紙の中から印刷のされない空白部分を少なして用紙を最大限に活用したものに印刷される。従って、印刷用紙を効率よく使用してコスト削減を図ることができる印刷装置を提供できる。
【0011】
また、本発明の請求項2による印刷装置において、前記用紙サイズ検知部は、印刷データ受信部が印刷データを受信したことに基づき、前記印刷装置に予めセットされている複数種の用紙の用紙サイズを検知する動作を開始するものからなる。そのため、前記印刷データの受信によって用紙サイズの検出開始が自動的になされても用紙がセットされていない場合には、その後の処理が行われなくなり用紙切れによって生ずる誤動作を未然に防ぐ印刷装置を提供できる。
【0012】
また、本発明の請求項3による印刷装置は、前記印刷データ受信部と前記印刷データ形成部との間に、前記受信された印刷データを蓄積して前記用紙サイズ選択部が最適な用紙を選択する処理の終了まで保持する印刷データ蓄積部を設けている。そのため、演算処理によって最適な用紙が得られるのを待って前記印刷データの再形成をするので、再形成が確実になされる印刷装置を提供できる。
【0013】
また、本発明の請求項4による印刷装置において、前記記憶部は、前記用紙毎に最適な文字の大きさ、行数、文字数及び最適な余白からなる最適印刷情報データを記憶する。そのため、最適印刷の条件が複数の用紙から決定されるので、多数の用紙の夫々に最も適正な状態での印刷がなされる印刷装置を提供できる。
【0014】
また、本発明の請求項5による印刷装置において、前記記憶部は、用紙サイズ情報テーブル上に前記最適印刷情報データを変更可能に記憶する。そのため、最適印刷の条件が必要に応じて変更できるので、印刷結果の使用用途にかなった印刷を可能にした印刷装置を提供できる。
【0015】
また、本発明の請求項6による印刷方法は、ページの区切りのない印刷データを受信して印刷データ量を算出し、予めセットされている複数種の用紙のサイズを用紙サイズデータとして検知し、前記用紙サイズ毎に最適印刷情報データを予め記憶し、前記印刷データ量と前記用紙サイズ検知データと前記最適印刷情報データとに基づき前記印刷データを印刷するに当たり最適な用紙を選択し、前記選択された用紙の用紙サイズデータと前記最適印刷情報データとに応じて前記受信された印刷データを再形成し、前記再形成された印刷データを前記選択された用紙に印刷する。
【0016】
係る印刷方法によれば、データ印刷データ量と前記用紙サイズ検知データと前記最適印刷情報データとにより1枚の用紙に印字できる文字数を最適な状態で最大にする用紙が選択されるので、受信されたページの区切りのない印刷データは予めセットされている多数の用紙の中から印刷のされない空白部分を少なくして用紙を最大限に活用したものに印刷される。従って、印刷用紙を効率よく使用してコスト削減を図る印刷方法を提供できる。
【0017】
また、本発明の請求項7による印刷方法において、前記最適印刷情報データを用紙サイズ情報テーブル上に変更可能に設定する。そのため、最適印刷の条件が必要に応じて変更できるので、印刷結果の使用用途にかなった印刷ができる印刷方法を提供できる。
【0018】
また、本発明の請求項8において、前記最適印刷情報データは、前記用紙毎に最適な文字の大きさ、行数、文字数等によって決定される最適印字文字数を有し、前記最適印字文字数を前記印刷データ量の前記印刷データ総文字数と対比し、前記最適印字文字数が前記印刷データ総文字数に最も近いものに相当する用紙サイズを印刷すべき用紙として選定する(例えば、ステップS15)。そのため、最適印字文字数が印刷データ総文字数に最も近いものに相当する用紙サイズを印刷すべき用紙として選定するだけでよいので、用紙選択の処理を簡単に正確に行える印刷方法を提供できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態における印刷装置のブロック図、図2は図1で示す印刷装置における動作とその方法を説明するためのフローチャート、図3は同じく図1で示す印刷装置における用紙サイズ選択処理を詳しく説明するためのフローチャートである。
【0020】
図1において、本発明に係る印刷装置1はパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の端末装置2から送信される印刷データを印刷するものであって、予めセットされた用紙が自動的に選択されて供給される自動用紙選択機能を有するものである。印刷装置1には端末装置2の出力側に接続され印刷データを受信する印刷データ受信部3が設けられている。印刷データ受信部3の出力側には印刷データのデータ量を算出するための印刷データ量算出部4と印刷データを後述するサイズ選択が完了するまで蓄積し保持しておく印刷データ蓄積部5が接続されている。
【0021】
用紙サイズ検知部6は、印刷装置1に備えられた用紙給紙部(図示せず)にセットされている用紙のサイズを検知するものであり、用紙給紙部にサイズの異なる複数種の用紙がセットされているので、用紙サイズ検知部6の検知出力である用紙サイズ検知データは複数のデータから形成されている。また、用紙サイズ検知部6は、印刷データ受信部3に印刷データが受信されると自動的に検知動作を開始するようになっている。
【0022】
記憶部7は、用紙サイズ毎に最適な文字の大きさ、行数、文字数等から決定される最適印字文字数及び最適な余白等の印刷書式に関する情報を最適印刷情報データとして記憶した用紙サイズ情報テーブル8を記憶している記憶手段である。
【0023】
用紙サイズ選択部9は2つの入力端子を有し、一方の入力端子には印刷データ量算出部4の出力側が接続され、他方の入力端子には用紙サイズ検知部6の出力側が接続されている。更に、用紙サイズ選択部9は、第3の端子を有し、この第3の端子に記憶部7が接続され用紙サイズ情報テーブル8の最適印刷情報データがロードされるようになっている。そして、用紙サイズ選択部9は、印刷データ量と用紙サイズデータと最適印刷情報データとに基づき最適な印字状態で印刷できる用紙を演算して選択し、選択された結果を用紙サイズデータとして出力するようになっている。
【0024】
印刷データ形成部10は2つの入力端子が設けられ、一方の入力端子には用紙サイズ選択部9の出力側が接続され、他方の入力端子には印刷データ蓄積部5の出力側が接続されており、用紙サイズデータにより選択された用紙に印刷データが印刷されるように印刷データを再形成する。印刷データ形成部10の出力側には再形成された印刷データを選択された用紙に印刷する印刷部11が接続されている。
【0025】
そして、これら印刷データ受信部3、印刷データ量算出部4、印刷データ蓄積部5等の各構成部は制御部12によって制御されるようになっている。
次に、本発明の一実施形態における動作とその方法を図2、図3のフローチャートに基づいて説明する。まず、図2について説明するが、ページ区切りのない印刷データが端末装置2から送出され、ステップS1で示すように印刷データ受信部3で受信されると、印刷データ量算出部4と印刷データ蓄積部5とに供給される。印刷データ量算出部4に供給された印刷データはステップS2で示すように印刷データのデータ量、即ち総文字数が算出される。
【0026】
このようにして印刷データ量を算出するが、この算出に当たっては、一般に用いられることが予想される改行文字のような制御文字も1文字とみなすように設定されている。一方、印刷データ蓄積部5に供給された印刷データは後述する用紙サイズの選定がなされるまで保持される。
【0027】
ステップS3では印刷データが受信されたことに基づいて、用紙給紙部(図示せず)にセットされている用紙のサイズが用紙サイズ検知部6によって用紙サイズ検知データとして検知される。ここで用紙がセットされていない場合には、その用紙サイズ検知データは得られない。このようにして得られた用紙サイズ検知データは用紙サイズ選択部9に供給される。
【0028】
印刷データ量もしくは用紙サイズ検知データが入力されると用紙サイズ選択部9に記憶部7の用紙サイズ情報テーブル8から最適印刷情報データがロードされ、ステップS4において用紙サイズの選択処理がなされる。この選択処理の詳細は後述するが、選択処理により用紙サイズが選択されると、その用紙サイズデータが印刷データ形成部10に供給される。
【0029】
同時に、印刷データ蓄積部5で保持された印刷データを印刷データ形成部10に読み出し、ステップS5で示すように印刷データ形成部10において用紙サイズデータ及びその用紙の最適印刷データとに基づき印刷データを再形成する。再形成された印刷データはステップS6で示すように印刷部11に供給されて印刷される。
【0030】
ここで、図3によりステップS4における用紙サイズの選択処理を更に詳しく説明する。用紙サイズ選択部9は印刷データ量算出部4から印刷データ量が供給されると用紙サイズ選択処理をスタートする。
【0031】
まず、ステップS11で示すように、記憶部から用紙サイズ情報テーブル8上の最適印刷情報データがロードされる。次に、ステップS12で示すように、印刷データの総文字数との対比がなされ、印刷データの総文字数が各用紙毎の最適印字文字数より多いか否かが判別される。多い場合は、各用紙を用いても1枚では印刷ができないと判定されるため、ステップS13で示すように、各用紙の最適印字文字数で印刷データの総文字数を割ることにより、2枚目以降の最終用紙に印字される文字数を算出する。
【0032】
このステップS13において算出された最終用紙の印字文字数が最適印字文字数に最も近いもの、換言すれば印刷のされない空白部分が最も少ないサイズの用紙を印刷すべき用紙として選択する。そして、このような演算処理の結果によって選択された用紙サイズデータは印刷データ形成部10に送出される。その結果、再形成された印刷データが印刷部11で選択されたサイズの用紙に印刷される。
【0033】
一方、ステップS12において、印刷データの総文字数が各用紙サイズの最適印字文字数より多くないと判定された場合は、ステップS15で示すように、最適印字文字数が印刷データの総文字数に最も近いもの、換言すれば印刷されない空白部分が最も少ないサイズの用紙を印刷すべき用紙として選択する。そして、このような演算処理の結果によって選択された用紙サイズデータは印刷データ形成部10に送出される。その結果、前述と同様に再形成された印刷データが印刷部11で選択されたサイズの用紙に印刷される。
【0034】
このような本発明の一実施形態によれば、用紙サイズ選択部9において、印刷データ量と用紙サイズ検知データと最適印刷情報データとにより1枚の用紙に印字できる文字数を最大にする用紙が選択されるので、受信したページの区切りのない印刷データは、予め印刷装置1にセットされている多数の用紙の中から、空白部分が少なく、用紙を最大限に活用できるサイズの用紙を自動的に選択して印刷を実行する。
【0035】
例えば、受信された印刷データの量が比較的少ない場合は、B5サイズの用紙1枚に見やすさという観点で、最適な文字の大きさ、行数、文字数、余白でもって印刷され、これに比し印刷データの量が多くB5サイズには収まらない場合には、A4サイズの用紙1枚に見やすさという観点で、最適な文字の大きさ等の条件で印刷される。即ち、ページの区切りのない比較的少量の印刷データが受信された場合、空白部分を少なくして見やすい状態に収めて自動的に印刷がなされる。そして、印刷用紙を不用に大きなサイズにすることがないのでコスト削減を図ることができる。
【0036】
尚、本発明においては、上記の実施形態における用紙サイズ情報テーブル8に設定された最適印刷情報データは、ユーザが必要に応じて変更できるものであってもよい。これは、使用用途に応じて文字の大きさを変更する必要性がある、あるいは、行数を変更する必要性がある等の場合に好適である。
尚、また、本発明においては、上記の一実施形態における印刷データ蓄積部5は、印刷データ受信部3と一体に形成して用紙サイズ選択部9の演算処理が完了するまで保持するようにしたものでもよく、また印刷データ形成部10と一体に形成してもよい。
【0037】
尚、更に、本発明は、1枚の用紙の片面印刷だけでなく両面印刷の場合にも適用でき、両面印刷の場合には最適印字文字数が片面の場合の倍になる。尚、更に又、本発明は、片面印刷、両面印刷において1枚の用紙以上に印刷されるものにも適用できる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳細に説明した通り、本発明の請求項1によれば、印刷データ量と用紙サイズ検知データと最適印刷情報データとにより1枚の用紙に印字できる文字数を、最も見やすい文字の大きさ等の最適な条件で、かつ、最大にするサイズの用紙が選択されるので、受信されたページの区切りのない印刷データは、予め印刷装置にセットされている多数の用紙の中から、印刷のされない空白部分を少なくして用紙を最大限に活用できるサイズの用紙が自動的に選択されて印刷される。従って、印刷用紙を効率よく使用してコスト削減を図ることができる印刷装置を提供できる。
【0039】
また、本発明の請求項2によれば、印刷データの受信によって用紙サイズの検知開始が自動的になされても用紙がセットされていない場合には、その後の処理が行われなくなり用紙切れによって生ずる誤動作を未然に防ぐ印刷装置を提供できる。また、本発明の請求項3によれば、演算処理によって最適な用紙が得られるのを待って印刷データの再形成をするので、再形成が確実になされる印刷装置を提供できる。また、本発明の請求項4によれば、最適印刷の条件が複数の要素から決定されるので、多数の用紙の夫々に最も適正な状態での印刷がなされる印刷装置を提供できる。また、本発明の請求項5によれば、最適印刷の条件が必要に応じて変更できるので、印刷結果の使用用途にかなった印刷ができる印刷装置を提供できる。
【0040】
また、本発明の請求項6によれば、印刷データ量と用紙サイズ検知データと最適印刷情報データとにより1枚の用紙に印字できる文字数を最適な状態で最大にする用紙が選択されるので、受信されたページの区切りのない印刷データは予めセットされている多数の用紙の中から印刷のされない空白部分を少なして用紙を最大限に活用できるサイズの用紙に印刷される。従って、印刷用紙を効率よく使用してコスト削減を図ることができる印刷方法を提供できる。
【0041】
また、本発明の請求項7によれば、最適印刷の条件が必要に応じて変更できるので、印刷結果の使用用途にかなった印刷ができる印刷方法を提供できる。また、本発明の請求項8によれば、最適印字文字数が印刷データ総文字数に最も近いものに相当する用紙サイズを印刷すべき用紙として選定するだけでよいので、用紙選択の処理演算を簡単に正確に行う印刷方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における印刷装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における印刷装置の動作とその方法の説明に供するフローチャートである。
【図3】用紙サイズ選択処理の動作とその方法を詳しく説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 印刷装置
2 端末装置
3 印刷データ受信部
4 印刷データ量算出部
5 印刷データ蓄積部
6 用紙サイズ検知部
7 記憶部
8 用紙サイズ情報テーブル
9 用紙サイズ選択部
10 印刷データ形成部
11 印刷部
12 制御部
Claims (8)
- ページの区切りのない印刷データを印刷データ受信部で受信して、セットされている複数種の用紙から用紙を選択して印刷部で印刷する印刷装置であって、該印刷装置は、印刷データ量算出部と、用紙サイズ検知部と、記憶部と、用紙サイズ選択部と、印刷データ形成部とから構成され、
前記印刷データ量算出部は印刷データ受信部で受信した印刷データの印刷データ量を算出し、前記用紙サイズ検知部はセットされている複数種の用紙のサイズを検知して用紙サイズ検知データを出力し、前記記憶部は用紙サイズ毎の最適印刷情報データを記憶し、前記用紙サイズ選択部は前記印刷データ量と用紙サイズ検知データと最適印刷情報データに基づいて用紙を選択して用紙サイズデータを出力し、前記印刷データ形成部は前記用紙サイズデータと最適印刷情報データに基づいて前記印刷データを再形成し前記印刷部で印刷するようになしたことを特徴とする印刷装置。 - 前記用紙サイズ検知部は、前記印刷データ受信部が印刷データを受信したことに基づき、前記印刷装置に予めセットされている複数種の用紙の用紙サイズを検知する動作を開始することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記印刷データ受信部と前記印刷データ形成部との間に、前記受信された印刷データを蓄積して前記用紙サイズ選択部が最適な用紙を選択する処理の終了まで保持する印刷データ蓄積部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記記憶部は、前記用紙毎に最適な文字の大きさ、行数、文字数等によって決定される最適印字文字数及び最適な余白からなる最適印刷情報データを記憶することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記記憶部は、用紙サイズ情報テーブル上に前記最適印刷情報データを変更可能に記憶することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
- ページの区切りのない印刷データを受信して印刷データ量を算出し、予めセットされている複数種の用紙のサイズを用紙サイズデータとして検知し、前記用紙サイズ毎に最適印刷情報データを予め記憶し、前記印刷データ量と前記用紙サイズ検知データと前記最適印刷情報データとに基づいて前記印刷データを印刷するに当たり最適な用紙を選択し、前記選択された用紙の用紙サイズデータと前記最適印刷情報データとに応じて前記受信された印刷データを再形成し、前記再形成された印刷データを前記選択された用紙に印刷することを特徴とする印刷方法。
- 前記最適印刷情報データを用紙サイズ情報テーブル上に変更可能に設定することを特徴とする請求項6に記載の印刷方法。
- 前記最適印刷情報データは、前記用紙毎に最適な文字の大きさ、行数、文字数等によって決定される最適印字文字数を有し、前記最適印字文字数を前記印刷データ量の総文字数と対比し、前記最適印字文字数が前記総文字数に最も近いものに相当する用紙サイズを印刷すべき用紙として選択することを特徴とする請求項6に記載の印刷方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090714 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091117 |