JP2004086559A - 印刷処理システムとそれに用いられるプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】途中で用紙サイズや紙質が変更になっても、所望とする表裏両面印刷が適切に実行される印刷処理システムとそれに用いられるプログラム及び記録媒体の提供を課題とする。
【解決手段】両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、印刷指示装置が、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断して、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成するように構成する。また、その印刷処理システムに用いられるプログラムとそのプログラムを格納した記録媒体であって、印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させるようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、印刷指示装置が、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断して、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成するように構成する。また、その印刷処理システムに用いられるプログラムとそのプログラムを格納した記録媒体であって、印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させるようにする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムと、それに用いられるプログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンター等の印刷装置は、両面印刷可能なものが多い。両面印刷するには、図8で示すように、まず、給紙トレイ22中の用紙30を矢印A方向から矢印B方向に搬送し、感光体ドラム24、転写ローラー26等によって片面に印刷を施した後、矢印C方向へ一旦搬送し、そこで、矢印D方向へスイッチバックさせて、矢印E方向に搬送し、それから矢印B方向へ更に搬送して、残りの片面を印刷するようになっている。そして、その後、矢印C方向から矢印F方向へ搬送して排紙するようになっている。このように、印刷装置は、最初に片面を印刷し、次いで残りの片面を印刷するようになっており、両面同時には印刷しない構成になっているものが多い。
【0003】
また、両面印刷を複数ページ行う場合、出力トレイの排出面の向きに応じて、最終ページ目から1ページ目へ向けて逆流印刷することがある。このような逆流印刷をする印刷装置で、例えば左綴じするために孔空きされた縦原稿用紙への両面印刷を行う場合には、用紙のセット方向は印刷装置内での紙詰まり(ジャム)を防止する上で一定であるため、印刷したときに、偶数ページを孔が左側にある状態で印刷し、奇数ページを孔が右側にある状態で印刷してしまう場合がある。
【0004】
つまり、逆流印刷する印刷装置で両面印刷する際、その印刷データが奇数ページ(例えば25ページ)で終わるデータである場合、図9(A)で示すように、25ページ目が、孔28が右側にある状態で印刷され、24ページ目が、孔28が左側にある状態で印刷されることになるので、図9(B)で示すように、1ページ目が印刷される用紙面が、孔28が右側にある裏面側となり、本来、1ページ目が印刷されるべき、孔28が左側にある表面が、白紙ページになってしまうことがあった。
【0005】
そのため、例えば特開平11−110172号公報では、図10で示すように、最終ページ目から1ページ目へ向けて逆流印刷する印刷装置の場合で、孔空きされた縦原稿用紙30への両面印刷時に、その印刷データが奇数枚分(例えば25枚分)であるときには、最終ページ(25ページ)の次ページ(26ページ)に白紙ページであることのデータを加えて偶数枚分とし、用紙の1枚目の表面に1ページ目が印刷されるように、即ち最終ページの裏面が白紙ページで終わるようにすることが開示されている。
【0006】
つまり、この公報では、両面印刷するための印刷データが、奇数ページのデータであるか、偶数ページのデータであるかを判断し、奇数ページが表面、偶数ページが裏面であるという判断に依存した処理を行うようにしている。このような印刷方法によれば、逆流印刷する印刷装置で、両面印刷するときに、奇数ページで終わる印刷データの場合であっても、最終ページの裏面に白紙ページが挿入されるようになるので、所望とする印刷結果を容易に得ることができ、印刷処理が簡略化されて都合がよい。
【0007】
しかしながら、このような印刷方法であっても、用紙サイズや紙質等が途中で変更になってしまう場合には、適切に印刷されないことがあった。すなわち、例えば、印刷装置側において、両面印刷できない紙質の用紙に変更された場合には、自動的に次の用紙に出力されてしまったり、図11で示すように、用紙サイズが変更されていても、前ページの裏面に間違えて印刷されてしまうことがあった。
【0008】
つまり、単純に奇数ページか、偶数ページかだけで判断するようになっていると、途中で用紙サイズや紙質が変更になった場合には、印刷装置側では、データとして送られて来たページが表面か、裏面かに対する正確な判断ができないため、所望とする印刷結果が得られないことがあった。しかも、印刷するページの順番が狂ってしまうので、その後の印刷にも影響が出る不具合があった。
【0009】
また、特開2000−177197公報には、上記した孔空きの縦原稿用紙30のように、綴じ代(綴じ孔)が指定されている場合の両面印刷において、その綴じ代(綴じ孔)を避けた印刷領域を表裏同じ位置にすることが開示されている。すなわち、図12(A)で示すように、左綴じとした場合の表面となる奇数ページの綴じ孔28を避けた印刷領域(枠32で囲った部分)と、裏面となる偶数ページの綴じ孔28を避けた印刷領域(枠32で囲った部分)とが用紙30を透かして見たときに同じ位置になるように、用紙幅に対する印刷開始位置(図の矢印で示す位置)を表裏で左右逆にすることが開示されている。
【0010】
これによれば、用紙幅に対して文書等が表裏同じ位置に印刷されることになるため、実際に綴じる時に綴じやすく、かつ見やすくできる。なお、この図示ものは、綴じ孔28が長辺側にある場合を示しているが、綴じ孔28が短辺側にある場合には、上下方向の印刷位置が表裏逆になることは言うまでもない。
【0011】
しかしながら、このような印刷方法で両面印刷する場合も、単純に奇数ページか、偶数ページかだけで判断するため、途中で用紙サイズや紙質等が変更になってしまう場合には、印刷装置側では、そのことに対する正確な判断ができないため、奇数ページと偶数ページの順番が狂ってしまい、図12(B)で示すように、綴じ孔28に印刷領域32が掛かるような印刷結果となってしまうことがあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、途中で用紙サイズや紙質が変更になっても、所望とする表裏両面印刷が適切に実行される印刷処理システムとそれに用いられるプログラム及び記録媒体を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断して、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成することを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載の発明では、印刷用紙の両面に文書を含む広い意味での画像が印刷される。ここで、1ジョブの印刷条件を設定すると、その設定された印刷条件に基づいて、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かが判断され、印刷処理を行うことが可能となる印刷データが生成される。従来における印刷処理システムの両面印刷では、奇数ページは表面印刷、偶数ページは裏面印刷と予め設定されていたが、この発明によれば、奇数ページ、偶数ページに拘わらずに、表面印刷、裏面印刷を適切に実行できるようになる。したがって、用紙サイズや紙質等が途中で変更されるなどの変化に富んだ印刷にも、充分に対応が可能となる。
【0015】
また、請求項2に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される印刷用紙の紙種によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第1判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断し、次のページからの表裏を整合させて印刷させることを特徴としている。
【0016】
請求項2に記載の発明では、1ジョブの印刷条件が設定されたとき、その設定された印刷用紙の紙種によって、裏面印刷が可能か否かを第1判断手段が判断する。例えば、厚紙と設定した場合には、裏面印刷が不可であるため(一般に裏面に印刷するものではないため)、最終ページから1ページへ逆流印刷する印刷装置の場合も含み、厚紙は表面のみの印刷として裏面が白紙と判断し、印刷する。そして、次の用紙の表面に次の画像を印刷する。これにより、1ジョブの印刷物を綴じた場合、1ページ目から捲っても、厚紙には表面にしか画像が印刷されないため、質の良い編集物となる。
【0017】
また、請求項3に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される給紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第2判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断し、次のページからの表裏を整合させて印刷させることを特徴としている。
【0018】
請求項3に記載の発明では、1ジョブの印刷条件が設定されたとき、その設定された給紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを第2判断手段が判断する。例えば、印刷装置に装填される上段給紙トレイ、中断給紙トレイ、下段給紙トレイにセットされる紙種をそれぞれ決めておくことで、給紙トレイの指定に基づき、それらにセットされている印刷用紙に対し、裏面印刷が可能か否かを判断できる。なお、一般的な印刷装置の場合、手差しトレイから差し込まれた印刷用紙は両面印刷できないので、裏面印刷不可と判断させ、裏面を白紙印刷させる。
【0019】
また、請求項4に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される排紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第3判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断し、次のページからの表裏を整合させて印刷させることを特徴としている。
【0020】
請求項4に記載の発明では、1ジョブの印刷条件が設定されたとき、その設定された排紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを第3判断手段が判断する。例えば、メイン排紙トレイ、サイド排紙トレイ、フィニッシュ排紙トレイ、ソーターによって排紙される印刷済み用紙の紙種をそれぞれ決めておくことで、排紙トレイの指定に基づき、裏面印刷が可能か否かを判断できる。
【0021】
更に、請求項5に記載の印刷処理システムは、請求項1乃至4の何れかに記載の印刷処理システムにおいて、前記印刷装置が両面印刷するとき、最終ページから1ページへ逆流印刷することを特徴としている。
【0022】
請求項5に記載の発明では、両面印刷するときに、最終ページから1ページへ逆流印刷する。この際、1ページ毎に印刷条件を設定できるので、例えば孔空き用紙に対する両面印刷において、最終ページが奇数ページであっても、その次ページに白紙ページを挿入するように設定することで、1ページ目が用紙の1枚目の裏面に印刷されるという不具合を解消できる。よって、所望とする印刷結果を得ることができる。
【0023】
そして、請求項6に記載の印刷処理システムは、請求項1乃至5の何れかに記載の印刷処理システムにおいて、前記印刷装置で印刷する印刷用紙の紙種が、用紙サイズ、紙質、綴じ孔空き用紙であることを特徴としている。
【0024】
請求項6に記載の発明では、印刷用紙の紙種を、用紙サイズ、紙質、綴じ孔空き用紙としている。したがって、印刷指示がどのように指定されても、それに対応して印刷することが充分に可能となる。
【0025】
また、請求項7に記載のプログラムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムに用いられ、前記印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させる。
【0026】
請求項7に記載の発明では、1ジョブの印刷条件を設定すると、その設定された印刷条件に基づいて、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かが判断され、印刷処理を行うことが可能となる印刷データが生成される。したがって、表面印刷、裏面印刷が適切に実行され、用紙サイズや紙質等が途中で変更されるなどの変化に富んだ印刷にも、充分に対応が可能となる。
【0027】
更に、請求項8に記載の記録媒体は、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムに用いられ、前記印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させるプログラムを格納している。
【0028】
請求項8に記載の発明では、設定された印刷条件に基づいて、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かが判断され、印刷処理を行うことが可能となる印刷データが生成されるプログラムを所持して運搬することができ、コンピューターにインストールすることができる。したがって、表面印刷、裏面印刷が適切に実行される印刷処理システムを増備することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は印刷処理システムの構成を示す説明図である。図1で示すように、両面印刷指示を行う印刷指示装置としてのパーソナルコンピューター(以下、PCという)10は、プリンター等で構成される印刷装置20と接続されている。
【0030】
PC10には、ウインドウシステム15又はウインドウアプリケーション16と共にプリンタードライバーソフトウェア14が組み込まれ、用紙の印刷方向(原稿の縦横の向き)、両面印刷、Nアップ印刷等の印刷条件を指定する印刷条件指定部12が、PC10上で操作されるソフトウェアとして実現されている。そして、この印刷条件指定部12は、各種印刷条件を指定するための設定画面(ダイアログ)として、ディスプレイ等の表示部18に表示されるようになっており、この印刷条件指定部12による指定結果を含む印刷データが、プリンタードライバーソフトウェア14によって印刷装置20に伝達されるようになっている。
【0031】
すなわち、ウインドウアプリケーション16により、図2で示すような文書やグラフを含む広義の画像データが生成されると、これに対して、図1で示した印刷条件指定部12や、図4、図5で示すような各種判断手段により、各種印刷条件が設定される。ここで、例えば両面印刷するように設定すると、図6で示すように、白紙印刷指示を含むページ毎の指示データがプリンタードライバーソフトウェア14によって生成され、これら画像データ及び指示データを含む印刷データが印刷装置20側へ送信されると、印刷装置20側では、その印刷データに従って、ページ毎の印刷を実行し、図7で示すような印刷結果が得られるようになっている。
【0032】
そこで、まず、図3に示すフローチャートを基に印刷処理の流れを説明する。最初に、ウインドウアプリケーション16で生成された図2で示すような実際の原稿データ(画像データ)が、複数ページであるか否か、又は複数ページの場合、2ページ目以降であるか否かがステップS1により判断される。複数ページでない、もしくは1ページ目であると判断されれば、表面(1ページ目)の設定で処理され、印刷が終了される。複数ページである場合は、ステップS2で両面印刷設定が設定されているか否かが判断される。両面印刷設定でない(片面印刷である)場合は、片面しか印刷しないので、全てのページが表面となり、表面への印刷として設定されて処理され、印刷が終了される。
【0033】
両面印刷設定である場合は、ステップS3で、現在処理しようとするページの前ページが表面か否かが判断される。前ページが表面でない、つまり裏面であると判断された場合は、次のページは必ず表面となるため、表面として処理される。前ページが表面と判断された場合は、裏面への印刷となるが、ここで、図5の表で示す各種印刷条件から、前ページと同じ用紙の裏面への印刷が可能か否かがステップS4で判断される。
【0034】
前ページと同じ用紙の裏面への印刷が不可と判断された場合には、白紙データの挿入が必要か否かが更にステップS5で判断され、白紙データの挿入が必要である場合には、白紙データが挿入され、不要である場合は、そのまま白紙データが挿入されずに、表面の設定で処理される。裏面への印刷が可能と判断された場合は、裏面の設定で処理され、ステップS6で最後のページか否かが判断される。最後のページでないと判断された場合には、再度ステップS1に戻って、次のページから上記した内容を繰り返す。最後のページであると判断された場合には、ステップS7で最終ページの次ページに白紙データの挿入が必要か否かが判断され、白紙データの挿入が必要であれば、白紙データを挿入し、不要であれば、そのまま印刷が終了される。
【0035】
ここで、更に、ステップS4において、図5(A)〜(D)で示す各種印刷条件から両面印刷可能か否かを判定する処理の流れを図4で示すフローチャートを基に説明する。なお、図5(A)〜(D)で示す各種印刷条件は、予めプリンタードライバーソフトウェア14に記憶されている。
【0036】
図4で示すように、まず、ステップS8で、前ページと出力設定が同じか否かが判断される。つまり、前ページと、用紙サイズ、用紙種類(紙質)、給紙トレイ、排紙トレイの何れかが変更されて異なる場合は、紙種が変更とみなされて、今度のページはその変更された用紙の表面への印刷となる。したがって、前ページの裏面は白紙印刷される。
【0037】
一方、前ページと出力設定が同じ場合は、ステップS9で前ページの用紙サイズが両面印刷可能なサイズか否かが判断される。図5(A)にその判断基準を示す。不可能な用紙サイズの場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。可能な用紙サイズの場合は、ステップS10で前ページの用紙種類(紙質)が両面印刷可能か否かが判断される。図5(B)にその判断基準を示す。不可能な用紙種類(紙質)の場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。なお、ステップS9、S10は共に紙種(用紙サイズ、紙質)で判断するので、両方で第1判断手段を構成する。
【0038】
可能な用紙種類(紙質)の場合は、第2判断手段としてのステップS11で前ページの給紙トレイが両面印刷可能か否かが判断される。図5(C)にその判断基準を示す。不可能な給紙トレイの場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。可能な給紙トレイの場合は、第3判断手段としてのステップS12で前ページの排出先が両面印刷可能か否かが判断される。図5(D)にその判断基準を示す。不可能な排出先の場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。可能な場合は、裏面への印刷となる。
【0039】
こうして、ウインドウアプリケーション16で生成された画像データと、表示部18に表示される印刷条件指定部12の設定画面(ダイアログ)によってユーザーが設定した各種印刷条件(用紙サイズ、紙質、給紙トレイ、排紙トレイ、両面/片面、左余白・右余白等)とをドライバーソフトウェア14が受け取ると、上記した判断手段により、ページ毎の印刷指定がなされ、図6で示すような指示データがドライバーソフトウェア14によって生成される。
【0040】
そこで、次に、その図6で示す指示データについて詳細に説明する。この指示データにあっては、まず、初めに、両面印刷であること、排出先がメイントレイであることが指定されている(1)。そして、1枚目の表面に1ページ目を印刷すること、給紙トレイが自動的に選択されること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(2)、その描画命令が出されている。
【0041】
次に、1枚目の裏面に2ページ目を印刷すること、用紙サイズがA4縦であること、右余白が5mmであることが指定され(3)、その描画命令が出されている。そして、2枚目の表面に3ページ目を印刷すること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(4)、その描画命令が出されている。
【0042】
次に、用紙サイズがA4縦からA3横に変更されることから(図2参照)、2枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA4縦であることが指定され(5)、その描画(白紙)命令が出されている。そして、3枚目の表面に4ページ目を印刷すること、給紙トレイが手差しトレイになること、用紙サイズがA3横であること、左余白が5mmであることが指定され(6)、その描画命令が出されている。
【0043】
その後、用紙サイズがA3横からA4縦に再度変更されることから(図2参照)、3枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA3横であることが指定され(7)、その描画(白紙)命令が出されている。そして、4枚目の表面に5ページ目を印刷すること、給紙トレイが自動的に選択されること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(8)、その描画命令が出されている。
【0044】
続いて、今度は用紙サイズがそのままA4縦で、紙の種類が普通紙から厚紙に変更される(紙質が変更される)ことから(図2参照)、4枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA4縦であることが指定され(9)、その描画(白紙)命令が出されている。そして、5枚目の表面に6ページ目を印刷すること、給紙トレイが厚紙の入っている例えば下段になること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(10)、その描画命令が出
されている。
【0045】
その後、更に紙の種類が厚紙から普通紙に変更される(紙質が変更される)ことから(図2参照)、5枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA4縦であることが指定され(11)、その描画(白紙)命令が出されている。そ
して、6枚目の表面に7ページ目を印刷すること、給紙トレイが自動的に選択されること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(12)、その描画命令が出されている。そして、6枚目の裏面に8ページ目を
印刷すること、用紙サイズがA4縦であること、右余白が5mmであることが指定され(13)、その描画命令が出されている。
【0046】
こうして、各ページ毎の指示データがドライバーソフトウェア14によって生成され、その指示データと図2で示す画像データを含む印刷データが印刷装置20に送られることにより、印刷装置20側では、その送られて来た印刷データを基に適切に印刷が実行されるようになっている。そして、その結果、図7で示すような印刷物が得られるようになっている。
【0047】
以上、説明したように、本発明では、単に印刷するページ数(奇数ページであるか、偶数ページであるか)を判断して印刷するのではなく、各ページ毎の条件(用紙サイズ、紙質、給紙トレイ、排出トレイなど)に対し、それぞれが両面印刷可能であるか否かを予め記憶しておき、両面印刷指定があったときにも、その印刷時の条件を検索して、その組み合わせで本当に両面印刷できるか否かを判断し、両面印刷できる場合には、それが表面であるか、裏面であるかを判断して、印刷を実行するようになっているので、所望とする印刷結果が必ず得られる。
【0048】
つまり、例えば、最終ページから逆流印刷する印刷装置の場合で、印刷する原稿データが奇数枚の場合(最終ページの裏面を白紙印刷する場合)でも、また、1ジョブの印刷途中で、用紙サイズが変更になったり、給紙トレイが変更になって、その変更前の用紙の裏面を白紙印刷する必要が生じた場合でも、各ページ毎に印刷条件が指定されるので、適宜スキップされる裏面に対して白紙データ(白紙ページ)を自由に挿入することができ、ページ数のずれ等を確実に防止することができる。よって、図7で示すような所望とする印刷結果を確実に得ることができ、従来生じていた印刷結果の不具合を絶無とすることができる。
【0049】
また、孔空き用紙に両面印刷する場合に、孔の位置に対応した奇数ページ、偶数ページの印刷が容易に実現可能となり、左余白・右余白の設定も各ページ毎に行えるので、綴じ代の位置やヘッダー・フッターの印刷位置等を同方向に(用紙を透かして見たときに同じ位置に)なるように容易に揃えられる。このため、各ページ毎に正確に印刷された、質の良い編集物を容易に得ることができる。
【0050】
また、印刷装置20に送信される印刷データ(指示データ)は、プリンタードライバーソフトウェア14に予め記憶させた各種情報と、印刷条件指定部12で指定した各種印刷条件を基に、そのプリンタードライバーソフトウェア14によって簡単に生成されるので、印刷処理を簡略化することができ、変化に富んだ印刷に対しても充分かつ容易に対応することができる。なお、このプリンタードライバーソフトウェア14はCD−ROM等の記録媒体に格納されているため、他のPCにインストールすることにより、簡単に増備することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、奇数ページ、偶数ページに拘わらず、表面印刷、裏面印刷を適切に実行することができるので、印刷する条件(用紙サイズなど)が途中から変わって、奇数ページが表、偶数ページが裏というパターンが崩れても、充分に対応して印刷することができ、所望とする印刷結果を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷処理システムの構成を示す説明図
【図2】ウインドウアプリケーションによって作成した画像データの一例を示す説明図
【図3】本発明に係る印刷処理システムの処理の流れを示すフローチャート
【図4】両面印刷可能か否かを判断する処理の流れを示すフローチャート
【図5】両面印刷可能か否かを判断する各種条件を示す表
【図6】プリンタードライバーソフトウェアが印刷装置に対して送信する印刷データ(指示データ)の一例を示す説明図
【図7】本発明に係る印刷処理システムによって印刷した結果の一例を示す説明図
【図8】両面印刷可能な印刷装置の概略説明図
【図9】従来の逆流印刷する印刷装置での印刷結果を示す説明図
【図10】従来の逆流印刷する印刷装置での印刷結果を示す説明図
【図11】従来の印刷装置での印刷結果を示す説明図
【図12】従来の印刷装置での印刷結果を示す説明図
【符号の説明】
10 印刷指示装置
12 印刷条件指定部
14 プリンタードライバーソフトウェア
15 ウインドウシステム
16 ウインドウアプリケーション
18 表示部
20 印刷装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムと、それに用いられるプログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンター等の印刷装置は、両面印刷可能なものが多い。両面印刷するには、図8で示すように、まず、給紙トレイ22中の用紙30を矢印A方向から矢印B方向に搬送し、感光体ドラム24、転写ローラー26等によって片面に印刷を施した後、矢印C方向へ一旦搬送し、そこで、矢印D方向へスイッチバックさせて、矢印E方向に搬送し、それから矢印B方向へ更に搬送して、残りの片面を印刷するようになっている。そして、その後、矢印C方向から矢印F方向へ搬送して排紙するようになっている。このように、印刷装置は、最初に片面を印刷し、次いで残りの片面を印刷するようになっており、両面同時には印刷しない構成になっているものが多い。
【0003】
また、両面印刷を複数ページ行う場合、出力トレイの排出面の向きに応じて、最終ページ目から1ページ目へ向けて逆流印刷することがある。このような逆流印刷をする印刷装置で、例えば左綴じするために孔空きされた縦原稿用紙への両面印刷を行う場合には、用紙のセット方向は印刷装置内での紙詰まり(ジャム)を防止する上で一定であるため、印刷したときに、偶数ページを孔が左側にある状態で印刷し、奇数ページを孔が右側にある状態で印刷してしまう場合がある。
【0004】
つまり、逆流印刷する印刷装置で両面印刷する際、その印刷データが奇数ページ(例えば25ページ)で終わるデータである場合、図9(A)で示すように、25ページ目が、孔28が右側にある状態で印刷され、24ページ目が、孔28が左側にある状態で印刷されることになるので、図9(B)で示すように、1ページ目が印刷される用紙面が、孔28が右側にある裏面側となり、本来、1ページ目が印刷されるべき、孔28が左側にある表面が、白紙ページになってしまうことがあった。
【0005】
そのため、例えば特開平11−110172号公報では、図10で示すように、最終ページ目から1ページ目へ向けて逆流印刷する印刷装置の場合で、孔空きされた縦原稿用紙30への両面印刷時に、その印刷データが奇数枚分(例えば25枚分)であるときには、最終ページ(25ページ)の次ページ(26ページ)に白紙ページであることのデータを加えて偶数枚分とし、用紙の1枚目の表面に1ページ目が印刷されるように、即ち最終ページの裏面が白紙ページで終わるようにすることが開示されている。
【0006】
つまり、この公報では、両面印刷するための印刷データが、奇数ページのデータであるか、偶数ページのデータであるかを判断し、奇数ページが表面、偶数ページが裏面であるという判断に依存した処理を行うようにしている。このような印刷方法によれば、逆流印刷する印刷装置で、両面印刷するときに、奇数ページで終わる印刷データの場合であっても、最終ページの裏面に白紙ページが挿入されるようになるので、所望とする印刷結果を容易に得ることができ、印刷処理が簡略化されて都合がよい。
【0007】
しかしながら、このような印刷方法であっても、用紙サイズや紙質等が途中で変更になってしまう場合には、適切に印刷されないことがあった。すなわち、例えば、印刷装置側において、両面印刷できない紙質の用紙に変更された場合には、自動的に次の用紙に出力されてしまったり、図11で示すように、用紙サイズが変更されていても、前ページの裏面に間違えて印刷されてしまうことがあった。
【0008】
つまり、単純に奇数ページか、偶数ページかだけで判断するようになっていると、途中で用紙サイズや紙質が変更になった場合には、印刷装置側では、データとして送られて来たページが表面か、裏面かに対する正確な判断ができないため、所望とする印刷結果が得られないことがあった。しかも、印刷するページの順番が狂ってしまうので、その後の印刷にも影響が出る不具合があった。
【0009】
また、特開2000−177197公報には、上記した孔空きの縦原稿用紙30のように、綴じ代(綴じ孔)が指定されている場合の両面印刷において、その綴じ代(綴じ孔)を避けた印刷領域を表裏同じ位置にすることが開示されている。すなわち、図12(A)で示すように、左綴じとした場合の表面となる奇数ページの綴じ孔28を避けた印刷領域(枠32で囲った部分)と、裏面となる偶数ページの綴じ孔28を避けた印刷領域(枠32で囲った部分)とが用紙30を透かして見たときに同じ位置になるように、用紙幅に対する印刷開始位置(図の矢印で示す位置)を表裏で左右逆にすることが開示されている。
【0010】
これによれば、用紙幅に対して文書等が表裏同じ位置に印刷されることになるため、実際に綴じる時に綴じやすく、かつ見やすくできる。なお、この図示ものは、綴じ孔28が長辺側にある場合を示しているが、綴じ孔28が短辺側にある場合には、上下方向の印刷位置が表裏逆になることは言うまでもない。
【0011】
しかしながら、このような印刷方法で両面印刷する場合も、単純に奇数ページか、偶数ページかだけで判断するため、途中で用紙サイズや紙質等が変更になってしまう場合には、印刷装置側では、そのことに対する正確な判断ができないため、奇数ページと偶数ページの順番が狂ってしまい、図12(B)で示すように、綴じ孔28に印刷領域32が掛かるような印刷結果となってしまうことがあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、途中で用紙サイズや紙質が変更になっても、所望とする表裏両面印刷が適切に実行される印刷処理システムとそれに用いられるプログラム及び記録媒体を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断して、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成することを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載の発明では、印刷用紙の両面に文書を含む広い意味での画像が印刷される。ここで、1ジョブの印刷条件を設定すると、その設定された印刷条件に基づいて、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かが判断され、印刷処理を行うことが可能となる印刷データが生成される。従来における印刷処理システムの両面印刷では、奇数ページは表面印刷、偶数ページは裏面印刷と予め設定されていたが、この発明によれば、奇数ページ、偶数ページに拘わらずに、表面印刷、裏面印刷を適切に実行できるようになる。したがって、用紙サイズや紙質等が途中で変更されるなどの変化に富んだ印刷にも、充分に対応が可能となる。
【0015】
また、請求項2に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される印刷用紙の紙種によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第1判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断し、次のページからの表裏を整合させて印刷させることを特徴としている。
【0016】
請求項2に記載の発明では、1ジョブの印刷条件が設定されたとき、その設定された印刷用紙の紙種によって、裏面印刷が可能か否かを第1判断手段が判断する。例えば、厚紙と設定した場合には、裏面印刷が不可であるため(一般に裏面に印刷するものではないため)、最終ページから1ページへ逆流印刷する印刷装置の場合も含み、厚紙は表面のみの印刷として裏面が白紙と判断し、印刷する。そして、次の用紙の表面に次の画像を印刷する。これにより、1ジョブの印刷物を綴じた場合、1ページ目から捲っても、厚紙には表面にしか画像が印刷されないため、質の良い編集物となる。
【0017】
また、請求項3に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される給紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第2判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断し、次のページからの表裏を整合させて印刷させることを特徴としている。
【0018】
請求項3に記載の発明では、1ジョブの印刷条件が設定されたとき、その設定された給紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを第2判断手段が判断する。例えば、印刷装置に装填される上段給紙トレイ、中断給紙トレイ、下段給紙トレイにセットされる紙種をそれぞれ決めておくことで、給紙トレイの指定に基づき、それらにセットされている印刷用紙に対し、裏面印刷が可能か否かを判断できる。なお、一般的な印刷装置の場合、手差しトレイから差し込まれた印刷用紙は両面印刷できないので、裏面印刷不可と判断させ、裏面を白紙印刷させる。
【0019】
また、請求項4に記載の印刷処理システムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、前記印刷指示装置が、設定される排紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第3判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断し、次のページからの表裏を整合させて印刷させることを特徴としている。
【0020】
請求項4に記載の発明では、1ジョブの印刷条件が設定されたとき、その設定された排紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを第3判断手段が判断する。例えば、メイン排紙トレイ、サイド排紙トレイ、フィニッシュ排紙トレイ、ソーターによって排紙される印刷済み用紙の紙種をそれぞれ決めておくことで、排紙トレイの指定に基づき、裏面印刷が可能か否かを判断できる。
【0021】
更に、請求項5に記載の印刷処理システムは、請求項1乃至4の何れかに記載の印刷処理システムにおいて、前記印刷装置が両面印刷するとき、最終ページから1ページへ逆流印刷することを特徴としている。
【0022】
請求項5に記載の発明では、両面印刷するときに、最終ページから1ページへ逆流印刷する。この際、1ページ毎に印刷条件を設定できるので、例えば孔空き用紙に対する両面印刷において、最終ページが奇数ページであっても、その次ページに白紙ページを挿入するように設定することで、1ページ目が用紙の1枚目の裏面に印刷されるという不具合を解消できる。よって、所望とする印刷結果を得ることができる。
【0023】
そして、請求項6に記載の印刷処理システムは、請求項1乃至5の何れかに記載の印刷処理システムにおいて、前記印刷装置で印刷する印刷用紙の紙種が、用紙サイズ、紙質、綴じ孔空き用紙であることを特徴としている。
【0024】
請求項6に記載の発明では、印刷用紙の紙種を、用紙サイズ、紙質、綴じ孔空き用紙としている。したがって、印刷指示がどのように指定されても、それに対応して印刷することが充分に可能となる。
【0025】
また、請求項7に記載のプログラムは、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムに用いられ、前記印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させる。
【0026】
請求項7に記載の発明では、1ジョブの印刷条件を設定すると、その設定された印刷条件に基づいて、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かが判断され、印刷処理を行うことが可能となる印刷データが生成される。したがって、表面印刷、裏面印刷が適切に実行され、用紙サイズや紙質等が途中で変更されるなどの変化に富んだ印刷にも、充分に対応が可能となる。
【0027】
更に、請求項8に記載の記録媒体は、両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムに用いられ、前記印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させるプログラムを格納している。
【0028】
請求項8に記載の発明では、設定された印刷条件に基づいて、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かが判断され、印刷処理を行うことが可能となる印刷データが生成されるプログラムを所持して運搬することができ、コンピューターにインストールすることができる。したがって、表面印刷、裏面印刷が適切に実行される印刷処理システムを増備することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は印刷処理システムの構成を示す説明図である。図1で示すように、両面印刷指示を行う印刷指示装置としてのパーソナルコンピューター(以下、PCという)10は、プリンター等で構成される印刷装置20と接続されている。
【0030】
PC10には、ウインドウシステム15又はウインドウアプリケーション16と共にプリンタードライバーソフトウェア14が組み込まれ、用紙の印刷方向(原稿の縦横の向き)、両面印刷、Nアップ印刷等の印刷条件を指定する印刷条件指定部12が、PC10上で操作されるソフトウェアとして実現されている。そして、この印刷条件指定部12は、各種印刷条件を指定するための設定画面(ダイアログ)として、ディスプレイ等の表示部18に表示されるようになっており、この印刷条件指定部12による指定結果を含む印刷データが、プリンタードライバーソフトウェア14によって印刷装置20に伝達されるようになっている。
【0031】
すなわち、ウインドウアプリケーション16により、図2で示すような文書やグラフを含む広義の画像データが生成されると、これに対して、図1で示した印刷条件指定部12や、図4、図5で示すような各種判断手段により、各種印刷条件が設定される。ここで、例えば両面印刷するように設定すると、図6で示すように、白紙印刷指示を含むページ毎の指示データがプリンタードライバーソフトウェア14によって生成され、これら画像データ及び指示データを含む印刷データが印刷装置20側へ送信されると、印刷装置20側では、その印刷データに従って、ページ毎の印刷を実行し、図7で示すような印刷結果が得られるようになっている。
【0032】
そこで、まず、図3に示すフローチャートを基に印刷処理の流れを説明する。最初に、ウインドウアプリケーション16で生成された図2で示すような実際の原稿データ(画像データ)が、複数ページであるか否か、又は複数ページの場合、2ページ目以降であるか否かがステップS1により判断される。複数ページでない、もしくは1ページ目であると判断されれば、表面(1ページ目)の設定で処理され、印刷が終了される。複数ページである場合は、ステップS2で両面印刷設定が設定されているか否かが判断される。両面印刷設定でない(片面印刷である)場合は、片面しか印刷しないので、全てのページが表面となり、表面への印刷として設定されて処理され、印刷が終了される。
【0033】
両面印刷設定である場合は、ステップS3で、現在処理しようとするページの前ページが表面か否かが判断される。前ページが表面でない、つまり裏面であると判断された場合は、次のページは必ず表面となるため、表面として処理される。前ページが表面と判断された場合は、裏面への印刷となるが、ここで、図5の表で示す各種印刷条件から、前ページと同じ用紙の裏面への印刷が可能か否かがステップS4で判断される。
【0034】
前ページと同じ用紙の裏面への印刷が不可と判断された場合には、白紙データの挿入が必要か否かが更にステップS5で判断され、白紙データの挿入が必要である場合には、白紙データが挿入され、不要である場合は、そのまま白紙データが挿入されずに、表面の設定で処理される。裏面への印刷が可能と判断された場合は、裏面の設定で処理され、ステップS6で最後のページか否かが判断される。最後のページでないと判断された場合には、再度ステップS1に戻って、次のページから上記した内容を繰り返す。最後のページであると判断された場合には、ステップS7で最終ページの次ページに白紙データの挿入が必要か否かが判断され、白紙データの挿入が必要であれば、白紙データを挿入し、不要であれば、そのまま印刷が終了される。
【0035】
ここで、更に、ステップS4において、図5(A)〜(D)で示す各種印刷条件から両面印刷可能か否かを判定する処理の流れを図4で示すフローチャートを基に説明する。なお、図5(A)〜(D)で示す各種印刷条件は、予めプリンタードライバーソフトウェア14に記憶されている。
【0036】
図4で示すように、まず、ステップS8で、前ページと出力設定が同じか否かが判断される。つまり、前ページと、用紙サイズ、用紙種類(紙質)、給紙トレイ、排紙トレイの何れかが変更されて異なる場合は、紙種が変更とみなされて、今度のページはその変更された用紙の表面への印刷となる。したがって、前ページの裏面は白紙印刷される。
【0037】
一方、前ページと出力設定が同じ場合は、ステップS9で前ページの用紙サイズが両面印刷可能なサイズか否かが判断される。図5(A)にその判断基準を示す。不可能な用紙サイズの場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。可能な用紙サイズの場合は、ステップS10で前ページの用紙種類(紙質)が両面印刷可能か否かが判断される。図5(B)にその判断基準を示す。不可能な用紙種類(紙質)の場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。なお、ステップS9、S10は共に紙種(用紙サイズ、紙質)で判断するので、両方で第1判断手段を構成する。
【0038】
可能な用紙種類(紙質)の場合は、第2判断手段としてのステップS11で前ページの給紙トレイが両面印刷可能か否かが判断される。図5(C)にその判断基準を示す。不可能な給紙トレイの場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。可能な給紙トレイの場合は、第3判断手段としてのステップS12で前ページの排出先が両面印刷可能か否かが判断される。図5(D)にその判断基準を示す。不可能な排出先の場合は、次の用紙の表面への印刷となり、前ページの裏面は白紙印刷される。可能な場合は、裏面への印刷となる。
【0039】
こうして、ウインドウアプリケーション16で生成された画像データと、表示部18に表示される印刷条件指定部12の設定画面(ダイアログ)によってユーザーが設定した各種印刷条件(用紙サイズ、紙質、給紙トレイ、排紙トレイ、両面/片面、左余白・右余白等)とをドライバーソフトウェア14が受け取ると、上記した判断手段により、ページ毎の印刷指定がなされ、図6で示すような指示データがドライバーソフトウェア14によって生成される。
【0040】
そこで、次に、その図6で示す指示データについて詳細に説明する。この指示データにあっては、まず、初めに、両面印刷であること、排出先がメイントレイであることが指定されている(1)。そして、1枚目の表面に1ページ目を印刷すること、給紙トレイが自動的に選択されること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(2)、その描画命令が出されている。
【0041】
次に、1枚目の裏面に2ページ目を印刷すること、用紙サイズがA4縦であること、右余白が5mmであることが指定され(3)、その描画命令が出されている。そして、2枚目の表面に3ページ目を印刷すること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(4)、その描画命令が出されている。
【0042】
次に、用紙サイズがA4縦からA3横に変更されることから(図2参照)、2枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA4縦であることが指定され(5)、その描画(白紙)命令が出されている。そして、3枚目の表面に4ページ目を印刷すること、給紙トレイが手差しトレイになること、用紙サイズがA3横であること、左余白が5mmであることが指定され(6)、その描画命令が出されている。
【0043】
その後、用紙サイズがA3横からA4縦に再度変更されることから(図2参照)、3枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA3横であることが指定され(7)、その描画(白紙)命令が出されている。そして、4枚目の表面に5ページ目を印刷すること、給紙トレイが自動的に選択されること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(8)、その描画命令が出されている。
【0044】
続いて、今度は用紙サイズがそのままA4縦で、紙の種類が普通紙から厚紙に変更される(紙質が変更される)ことから(図2参照)、4枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA4縦であることが指定され(9)、その描画(白紙)命令が出されている。そして、5枚目の表面に6ページ目を印刷すること、給紙トレイが厚紙の入っている例えば下段になること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(10)、その描画命令が出
されている。
【0045】
その後、更に紙の種類が厚紙から普通紙に変更される(紙質が変更される)ことから(図2参照)、5枚目の裏面に白紙ページを挿入すること、用紙サイズがA4縦であることが指定され(11)、その描画(白紙)命令が出されている。そ
して、6枚目の表面に7ページ目を印刷すること、給紙トレイが自動的に選択されること、用紙サイズがA4縦であること、左余白が5mmであることが指定され(12)、その描画命令が出されている。そして、6枚目の裏面に8ページ目を
印刷すること、用紙サイズがA4縦であること、右余白が5mmであることが指定され(13)、その描画命令が出されている。
【0046】
こうして、各ページ毎の指示データがドライバーソフトウェア14によって生成され、その指示データと図2で示す画像データを含む印刷データが印刷装置20に送られることにより、印刷装置20側では、その送られて来た印刷データを基に適切に印刷が実行されるようになっている。そして、その結果、図7で示すような印刷物が得られるようになっている。
【0047】
以上、説明したように、本発明では、単に印刷するページ数(奇数ページであるか、偶数ページであるか)を判断して印刷するのではなく、各ページ毎の条件(用紙サイズ、紙質、給紙トレイ、排出トレイなど)に対し、それぞれが両面印刷可能であるか否かを予め記憶しておき、両面印刷指定があったときにも、その印刷時の条件を検索して、その組み合わせで本当に両面印刷できるか否かを判断し、両面印刷できる場合には、それが表面であるか、裏面であるかを判断して、印刷を実行するようになっているので、所望とする印刷結果が必ず得られる。
【0048】
つまり、例えば、最終ページから逆流印刷する印刷装置の場合で、印刷する原稿データが奇数枚の場合(最終ページの裏面を白紙印刷する場合)でも、また、1ジョブの印刷途中で、用紙サイズが変更になったり、給紙トレイが変更になって、その変更前の用紙の裏面を白紙印刷する必要が生じた場合でも、各ページ毎に印刷条件が指定されるので、適宜スキップされる裏面に対して白紙データ(白紙ページ)を自由に挿入することができ、ページ数のずれ等を確実に防止することができる。よって、図7で示すような所望とする印刷結果を確実に得ることができ、従来生じていた印刷結果の不具合を絶無とすることができる。
【0049】
また、孔空き用紙に両面印刷する場合に、孔の位置に対応した奇数ページ、偶数ページの印刷が容易に実現可能となり、左余白・右余白の設定も各ページ毎に行えるので、綴じ代の位置やヘッダー・フッターの印刷位置等を同方向に(用紙を透かして見たときに同じ位置に)なるように容易に揃えられる。このため、各ページ毎に正確に印刷された、質の良い編集物を容易に得ることができる。
【0050】
また、印刷装置20に送信される印刷データ(指示データ)は、プリンタードライバーソフトウェア14に予め記憶させた各種情報と、印刷条件指定部12で指定した各種印刷条件を基に、そのプリンタードライバーソフトウェア14によって簡単に生成されるので、印刷処理を簡略化することができ、変化に富んだ印刷に対しても充分かつ容易に対応することができる。なお、このプリンタードライバーソフトウェア14はCD−ROM等の記録媒体に格納されているため、他のPCにインストールすることにより、簡単に増備することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、奇数ページ、偶数ページに拘わらず、表面印刷、裏面印刷を適切に実行することができるので、印刷する条件(用紙サイズなど)が途中から変わって、奇数ページが表、偶数ページが裏というパターンが崩れても、充分に対応して印刷することができ、所望とする印刷結果を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷処理システムの構成を示す説明図
【図2】ウインドウアプリケーションによって作成した画像データの一例を示す説明図
【図3】本発明に係る印刷処理システムの処理の流れを示すフローチャート
【図4】両面印刷可能か否かを判断する処理の流れを示すフローチャート
【図5】両面印刷可能か否かを判断する各種条件を示す表
【図6】プリンタードライバーソフトウェアが印刷装置に対して送信する印刷データ(指示データ)の一例を示す説明図
【図7】本発明に係る印刷処理システムによって印刷した結果の一例を示す説明図
【図8】両面印刷可能な印刷装置の概略説明図
【図9】従来の逆流印刷する印刷装置での印刷結果を示す説明図
【図10】従来の逆流印刷する印刷装置での印刷結果を示す説明図
【図11】従来の印刷装置での印刷結果を示す説明図
【図12】従来の印刷装置での印刷結果を示す説明図
【符号の説明】
10 印刷指示装置
12 印刷条件指定部
14 プリンタードライバーソフトウェア
15 ウインドウシステム
16 ウインドウアプリケーション
18 表示部
20 印刷装置
Claims (8)
- 両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、
前記印刷指示装置が、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断して、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成することを特徴とする印刷処理システム。 - 両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、
前記印刷指示装置が、設定される印刷用紙の紙種によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第1判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断して印刷させることを特徴とする印刷処理システム。 - 両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、
前記印刷指示装置が、設定される給紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第2判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断して印刷させることを特徴とする印刷処理システム。 - 両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムにおいて、
前記印刷指示装置が、設定される排紙トレイの指示先によって、裏面印刷が可能か否かを判断する第3判断手段を備え、裏面印刷が不可の場合、裏面が白紙と判断して印刷させることを特徴とする印刷処理システム。 - 前記印刷装置が両面印刷するとき、最終ページから1ページへ逆流印刷することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の印刷処理システム。
- 前記印刷装置で印刷する印刷用紙の紙種が、用紙サイズ、紙質、綴じ孔空き用紙であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の印刷処理システム。
- 両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムに用いられ、
前記印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させるプログラム。 - 両面印刷が可能な印刷装置へ印刷指示を行う印刷指示装置を備えた印刷処理システムに用いられ、
前記印刷指示装置に、設定される印刷条件に基づき、印刷ページ毎に表面印刷か、裏面印刷かを判断させ、印刷処理を行うことが可能となる印刷データを生成させるプログラムを格納した記録媒体。
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JP (1) | JP2004086559A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007069580A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007089031A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 出力装置 |
JP2008044258A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-08-27 JP JP2002246616A patent/JP2004086559A/ja active Pending
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JP2007089031A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 出力装置 |
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