JP2004267341A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の前側開口部から遊技ユニットを所定の装着位置まで押し込む動作によって筐体に対し遊技ユニットを締結することができる遊技機を提供する。
【解決手段】筺体10と、その筐体10の前側開口部から押し込み操作によって装着可能で、かつ引き出し操作によって取り外し可能な遊技ユニット20と、を備える。筐体10と遊技ユニット20との間には締結具を配設した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、スロットマシン、あるいはそれに類する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機において、遊技機の新旧交換等に際し、遊技機全体を交換することなく、遊技に関する主要部を構成する回胴(リールとも呼ばれている)回転装置を備えてユニット化された遊技ユニットを筺体に対し着脱交換可能に構成した遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような遊技機において、筐体の前側開口部から遊技ユニットが押し込み操作によって装着可能で、かつ引き出し操作によって取り外し可能に構成された遊技機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−23134号公報(第3頁、図1−2)
【特許文献2】
特開2002−000797公報(第3−4頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、筺体に対し遊技ユニットが着脱交換可能に構成された遊技機において、筐体の前側開口部から遊技ユニットが所定の装着位置まで押し込まれた状態で、筺体に対し遊技ユニットを不測に引き出されることがないように締結する必要がある。
このため、筺体と遊技ユニットとの間に締結装置、例えば、ターンバックル形式の締結装置を配設し、筐体の前側開口部から遊技ユニットが所定の装着位置まで押し込まれた状態で、締結装置を締結操作して筐体に遊技ユニットを締結することが考えられる。
しかしながら、筐体の前側開口部から遊技ユニットが所定の装着位置まで押し込まれた状態で締結装置を締結操作する際、遊技ユニットを構成している各種の構成部材が締結操作の妨害物となる場合がある。
【0005】
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、筐体の前側開口部から遊技ユニットを所定の装着位置まで押し込む動作によって筐体に対し遊技ユニットを締結することができる遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、手段1の発明に係る遊技機は、請求項1に記載のとおりの構成、すなわち、
「筺体と、その筐体の前側開口部から押し込み操作によって装着可能で、かつ引き出し操作によって取り外し可能な遊技ユニットと、を備えた遊技機であって、前記筐体と前記遊技ユニットとの間には、同筐体の前側開口部から前記遊技ユニットを押し込む装着方向へは同遊技ユニットの押し込みを許容し、前記遊技ユニットを引き出す方向へは相互に係合して同遊技ユニットの引き出しを阻止する筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とがそれぞれ取り付けられ、
前記筐体側締結具と前記遊技ユニット側締結具とのうち、少なくとも一方の締結具は、これら両締結具の締結状態を解消するように破断可能に形成されていることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
したがって、筐体の前側開口部から遊技ユニットを所定の装着位置まで押し込むことで、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とが相互に係合する。これによって、筐体に対し遊技ユニットが装着位置に締結保持されるため、遊技ユニットが不測に引き出される不具合が生じない。
また、筐体の前側開口部から遊技ユニットを引き出して取り外す場合、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とのうち、破断可能に形成された締結具を破断して、これら両締結具の締結状態を解消することで、筐体の前側開口部から遊技ユニットを引き出して取り外すことができる。
【0007】
また手段2の発明に係る遊技機は、手段1に記載の遊技機であって、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とのうち、少なくとも遊技ユニット側締結具は、これら両締結具の締結状態を解消するように破断可能に形成されている。
したがって、筐体の前側開口部から遊技ユニットを引き出して取り外す場合、遊技ユニット側締結具を破断して、両締結具の締結状態を解消することで、筐体の前側開口部から遊技ユニットを引き出して取り外すことができる。
また、遊技ユニット側締結具を破断して遊技ユニットを取り外すことで、その遊技ユニット側締結具の破断状態が目視によって確認することができる。
また、遊技ユニット側締結具が一度破断されると、そのままの状態で遊技ユニットを再度使用すると、遊技ユニットが締結不能となる。言い換えると、遊技ユニット側締結具が一度破断されると、遊技ユニットが再度使用することができなくなる。
このため、取り外した遊技ユニットを再利用(再使用)する場合には、遊技機製造メーカから遊技ユニット側締結具を取り寄せて破断された遊技ユニット側締結具と脱着交換して再利用しなければならない。このようなことから、遊技機製造メーカとしては、例えば、遊技ユニットの再利用の履歴を残すことが可能となる。また、遊技機製造メーカにおいてのみ遊技ユニット側締結具の取り付けを可能とする取り決めを設定することによって、遊技ユニットの再利用の際には、その遊技ユニットが不正改造されていないチェックすることが可能となり、遊技ユニットの不正改造を防止することが可能となる。
【0008】
手段3の発明に係る遊技機は、手段2に記載の遊技機であって、遊技ユニット側締結具は、筐体側締結具と対向する側からのビスの締め付けによって遊技ユニットに固定されている。
したがって、筺体に対し遊技ユニットが装着された状態、すなわち締結状態にあるときには、その遊技ユニット側締結具のビスの頭部が筐体側締結具と対向する側に位置するため、そのビスがドライバー等の工具によって不測に緩められて遊技ユニット側締結具が外されることを防止することができる。言い換えると、遊技ユニット側締結具が不測に外され、筺体に対し遊技ユニットが不正に交換される不具合を防止することができる。
【0009】
手段4の発明に係る遊技機は、手段1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具との相互には、筐体に対し遊技ユニットを装着位置に向けて押し込み案内するための案内部が形成されている。
したがって、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具との相互の案内部によって筐体に対し遊技ユニットを装着位置に向けて押し込み案内することができる。言い換えると、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とが締結機能と案内機能とを兼ね備える。このため、筺体と遊技ユニットとの間に専用の案内部材を配設する箇所を少なくしたり、あるいは専用の案内部材を配設する必要をなくすことも可能となる。この結果、専用の案内部材を製作して組み付ける手間を軽減することができ、その分だけコスト低減を図ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。
図1はスロットマシンあるいはそれに類する遊技機の筺体に対し上下の両扉体が開放された状態を示す斜視図である。図2は遊技機の正面図である。図3は遊技機の側面図である。
図1〜図3において、遊技機は、筺体10、遊技ユニット20、コイン払出装置60、上扉体50及び下扉体62等を備えて構成されている。
図1と図4に示すように、筺体10は、天板11、底板12、左右の両側板13、14及び背面板15によって前方開口する略方形箱形に形成され、その左右の両側板13、14の間の略中間高さ位置には棚板16が略水平状をなして固定状態で架設されている。
また、棚板16の左右両側部には、次に述べる遊技ユニット20を出し入れ案内するための凹状の案内レール17がそれぞれ形成されている。
【0011】
筺体10内部の棚板16よりも上方において、その棚板16上には、筺体10の前側開口部から押し込み操作によって装着可能で、かつ引き出し操作によって取り外し可能な遊技ユニット20が設置されかつ後述する締結装置70によって締結された状態で装着されている。
図4と図5に示すように、遊技ユニット20は、その本体部(フレーム部)をなすユニット本体枠21に対し、回胴回転装置40、制御基板ボックス30、上扉体50等が組み付けられて構成され、ユニット化されている。
【0012】
図4と図5に示すように、ユニット本体枠21は、上枠部22、底枠部23、左右の両側枠部24、25、前枠部26及び後枠部27を備えて略直方体形状の枠状に形成されている。このユニット本体枠21の底枠部23の奥側の左右両側部には棚板16の案内レール17上を滑走可能なローラ35が回転可能に装着され、同底枠部23の前側の左右両側部には棚板16の案内レール17上に設置される脚体36が突設されている。
また、ユニット本体枠21の底枠部23上には回胴回転装置40がその装置フレーム部において固定状態で取り付けられている。この回胴回転装置40は、周知のように、そのフレーム部に、複数(例えば、3つ)の回胴体41(回転リール、回転ドラム等とも呼ばれる)を並列状に備えている。これら複数の回胴体41の外周面には、それぞれ複数の図柄が表示されている。
また、ユニット本体枠21の後枠部27の前側上部には、回胴回転装置40の複数の回胴体41を個別に回転駆動する回胴モータ(ステッピングモータ)や後述するコイン払出装置60の払出モータ等を作動制御する制御基板が収納された制御基板ボックス30が装着されている。
【0013】
また、この実施の形態において、図5に示すように、ユニット本体枠21の前側(筺体10の前側上半部に対応する部分)には、上扉体50がその一側において上扉用ヒンジ機構45によって開閉可能に装着されている。また、上扉体50の自由端側には、同上扉体50の前側に設けられたシリンダー錠(図示しない)によって施錠・解錠操作される施錠フック58を有する施錠装置55が配設されている。そして、上扉体50は、その施錠装置55が解錠されることで、上扉用ヒンジ機構45を開閉支点としてユニット本体枠21の前方に開放されるようになっている。
また、図5に示すように、上扉体50の所定位置には、回胴回転装置40の複数の回胴体41の図柄を透視可能な透し窓51が形成されるとともに、その透し窓51の上方には遊技演出等に関する図柄を変動表示するための表示面52aを有する前面に有する表示装置(例えば液晶パネル装置)52が配設されている。
【0014】
図1と図3に示すように、筐体10と遊技ユニット20との間には、筺体10に対し遊技ユニット20を装着位置に締結する締結装置70が配設されている。この締結装置70は、筐体10の前側開口部から遊技ユニット20を押し込む装着方向へは遊技ユニット20の押し込みを許容し、遊技ユニット20を引き出す方向へは相互に係合して遊技ユニット20の引き出しを阻止する筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80とを備えて構成されている。
また、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80とのうち、少なくとも一方の締結具は、これら両締結具の締結状態を解消するように破断可能に形成されている。
【0015】
この実施の形態において、図7と図8に示すように、筺体10の両側板13、14の内壁面に沿って筐体側締結具71がそれぞれ固定状態で取り付けられている。
筐体側締結具71は、合成樹脂材、金属材等よりなり、前後方向に長い帯板状に形成されて、その前後両側部には取付孔が貫設された取付部72が形成されている。そして、筐体側締結具71は、各取付部72において、筺体10の内側から同筺体10の両側板13、14の内壁面にビス77によって取り付けられている。
また、図6に示すように、筐体側締結具71の両取付部72の間には締結部73が形成されている。この締結部73は、複数の締結歯74が平断面略鋸歯状をなして前後方向に配列されて形成されている。さらに、各締結歯74の前側には傾斜面をなす滑走面76が形成され、後側には前後方向に略直交する締結面75が形成されている。
【0016】
一方、図7と図8に示すように、遊技ユニット20の両側面、すなわち、ユニット本体枠21の左右の両側枠部24、25の外側面には、前記した筐体側締結具71に対応する位置において遊技ユニット側締結具80がそれぞれ固定状態で取り付けられている。
遊技ユニット側締結具80は、合成樹脂材、金属材等、好ましくは破断が容易な合成樹脂材より一体に形成されている。
図6に示すように、遊技ユニット側締結具80は、筐体側締結具71の上下両面を案内面79として摺動可能な摺動用凹部84を構成する基体部81と、上下の両脚部82、83とを一体に備えて断面略コの字状に形成されている。そして、案内面79と摺動用凹部84を案内部として筐体10に対し遊技ユニット20を装着位置に向けて押し込み案内するようになっている。
また、基体部81の前後方向略中央部には、筐体側締結具71の締結部73の各締結歯74の滑走面76に接して滑走可能でかつ締結面75に係合する弾性変形可能な締結爪87が一体に形成されている。
さらに、遊技ユニット側締結具80の基体部81の前後部には、取付孔が貫設された取付部85が上下方向に向けて張り出し状に形成されている。
そして、遊技ユニット側締結具80は、その各取付部85において、ユニット本体枠21の外側(すなわち、筐体側締結具71と対向する側)からユニット本体枠21の左右の両側枠部24、25の外側面にビス88によって取り付けられている。
【0017】
また、筐体側締結具71の一つの締結歯74と締結爪87との締結状態(係合状態)を解消するために、遊技ユニット側締結具80が容易に破断されるように構成されている。すなわち、基体部81には締結爪87の前後両側部位置して開口孔86が貫設されている。さらに、上下の両脚部82、83においても、その前後部分の中間部の高さ寸法が小さくなるように切り欠かれている。これによって、遊技ユニット側締結具80がその締結爪87の前後部の例えば切断線A及びBにおいて基体部81及び上下の両脚部82、83がニッパ等の切断具によって容易に切断される。そして、遊技ユニット側締結具80が切断線A及びBにおいて破断されることで、締結歯74と締結爪87との締結状態が解消されるようになっている。
また、図7と図8に示すように、ユニット本体枠21の左右の両側枠部24、25には、前記したように遊技ユニット側締結具80を破断するための開口部90が形成されている。
【0018】
また、図1に示すように、筺体10内部の棚板16よりも下方において、その筺体10の底板12上は複数の回胴体41の図柄が当たり図柄の組合せとなって停止したときに賞品としてのコインを払い出すためのコイン払出装置60が前方に引き出し可能に設置されている。
また、筺体10の前側下半部には、上扉体50の下端部に略連続状をなして下扉体62がその一側において下扉用ヒンジ機構61によって開閉可能に装着されている。
また、下扉体62の自由端側には、同下扉体62の前側に設けられたシリンダー錠によって施錠・解錠操作される施錠装置が配設されている。そして、下扉体62は、施錠装置が解錠されることで、下扉用ヒンジ機構61を開閉支点として筺体10の前方に開放されるようになっている。
また、図2と図3に示すように、下扉体62の前側には作動レバー(スタートレバー)63、回胴体41に対応する複数(例えば3つ)のストップボタン64、コイン投入口66、コイン受け皿67、スピーカー等が配設されている(図1及び図2参照)。
【0019】
この実施の形態に係る遊技機は上述したように構成される。したがって、筺体10の所定位置に遊技ユニット20を装着する場合、筺体10の前側開口部からその棚板16の左右両側部の案内レール17に遊技ユニット20のユニット本体枠21の左右ローラ35を滑走させながら所定の装着位置に向けて押し込む。
すると、まず、筐体側締結具71に遊技ユニット側締結具80がその摺動用凹部84において嵌挿される。引き続いて遊技ユニット20を所定の装着位置に向けて押し込むと、遊技ユニット側締結具80の締結爪87が筐体側締結具71の複数の締結歯74の滑走面76に接して滑走しながら奥側に移動する。
そして、図7と図8に示すように、筺体10の前端面にユニット本体枠21の前枠部26後面が当接あるいは近接する装着位置まで遊技ユニット20が押し込まれると、筐体側締結具71の複数の締結歯74のうち、一の締結歯74の締結面75に遊技ユニット側締結具80の締結爪87が係合する。これによって、筺体10に対し遊技ユニット20が装着位置に締結保持される。
【0020】
前記したように、筺体10に対し遊技ユニット20を所定の装着位置まで押し込む簡単な操作によって遊技ユニット20を装着位置に締結保持することができる。
また、遊技ユニット20の装着状態において、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80との締結力、すなわち、締結歯74の締結面75と締結爪87との係合力によって遊技ユニット20が不測に引き出される不具合を防止することができる。
【0021】
前記とは逆に、筺体10の前側開口部から遊技ユニット20を引き出して取り外す場合、まず、上扉体50に対する施錠装置55をシリンダー錠(図示しない)によって解錠した後、図5に示すように、上扉体50を上扉用ヒンジ機構45を開閉支点としてユニット本体枠21の前方に開放する。
すると、ユニット本体枠21の左右の両側枠部24、25の開口部90を通して遊技ユニット側締結具80が部分的に視認可能となる。
ここで、遊技ユニット側締結具80の締結爪87の前後部、例えば、図7と図8に示すように、切断線A及びBにおいて基体部81及び上下の両脚部82、83をニッパ等の切断具によって切断することで、締結歯74と締結爪87との締結状態を解消することができる。
ここで、筺体10の前側開口部から遊技ユニット20を引き出すことで、遊技ユニット20を容易に取り外すことができる。
【0022】
前記したようにして、この実施の形態では、筐体10の前側開口部から遊技ユニット20を所定の装着位置まで押し込むことで、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80とが相互に係合する。このため、遊技ユニット20を押し込む極めて簡単な操作によって筐体10に対し遊技ユニット20を締結状態で容易に装着することができる。
また、筺体10の前側開口部から遊技ユニット20を引き出して取り外す場合、遊技ユニット側締結具80を破断して、締結歯74と締結爪87との締結状態を解消することで、筺体10の前側開口部から遊技ユニット20を引き出して取り外すことができる。
このように筺体10に対し遊技ユニット20を着脱することができるため、遊技ユニット20の新旧交換を極めて容易に行うことができる。
【0023】
また、この実施の形態において、図7と図8に示すように、筺体10に対し遊技ユニット20が装着された状態、すなわち締結状態にあるときには、その遊技ユニット側締結具80のビス88の頭部88aが筐体側締結具71と対向する側に位置する。このため、遊技ユニット側締結具80のビス88がドライバー等の工具によって不測に緩められて遊技ユニット側締結具80が外されることを防止することができる。言い換えると、遊技ユニット側締結具80が不測に外され、筺体10に対し遊技ユニット20が不正に交換される不具合を防止することができる。
【0024】
また、この実施の形態において、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80との相互には、筺体10に対し遊技ユニット20を装着位置に向けて押し込み案内するための案内部としての案内面79と摺動用凹部84とがそれぞれ形成されている。このため、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80との相互の案内面79と摺動用凹部84の嵌合作用によって筺体10に対し遊技ユニット20を装着位置に向けて押し込み案内することができる。言い換えると、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80とが締結機能と案内機能とを兼ね備えるため、筺体10と遊技ユニット20との間に専用の案内部材を配設する箇所を少なくしたり、あるいは専用の案内部材を配設する必要をなくすことも可能となる。この結果、専用の案内部材を製作して組み付ける手間を軽減することができ、その分だけコスト低減を図ることが可能となる。
【0025】
なお、この発明は前記実施の形態に限定するものではない。
例えば、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80の形状や構造は前記した実施の形態以外であってもよい。すなわち、筐体10の前側開口部から遊技ユニット20を押し込む装着方向へは同遊技ユニット20の押し込みを許容し、遊技ユニット20を引き出す方向へは相互に係合して同遊技ユニット20の引き出しを阻止する構造であれば、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具をどのように構成してもよい。
また、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80の配設位置も適宜に設定すればよく、例えば、筺体10の背面板15と、ユニット本体枠21の後枠部27との間に筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とをそれぞれ配設してもよい。また、筺体10の天板11とユニット本体枠21の上枠部22との間に筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とをそれぞれ配設してもよい。
また、前記実施の形態においては、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80と締結状態を解消するために、遊技ユニット側締結具80を破断可能に形成したが、これに限るものではなく、筐体側締結具71を破断可能に形成してもよく、また、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80とを共に破断可能に形成してもよい。
また、前記実施の形態では、ユニット本体枠21の前側に上扉体50が開閉可能に装着される場合を例示したが、上扉体50を筺体10の前側に開閉可能に装着してもよい。さらに、上扉体50と下扉体62との分割することなく、1つの扉体を筺体10の前側に開閉可能に装着してもよい。
また、前記実施の形態において、筺体10は、天板11、底板12、左右の両側板13、14及び背面板15によって前方開口する略方形箱形に形成される場合を例示したが、筺体10の形状は限定するものではなく、例えば、天板11や底板12がない構造にしてもよい。
また、筺体10の天板11をなくした場合、遊技ユニット20のユニット本体枠21の上枠部22において天板部を設定することが可能である。
ユニット本体枠21の上枠部22に天板部を設定した場合においても、筐体側締結具71と遊技ユニット側締結具80との相互の案内面79と摺動用凹部84の嵌合作用によって筺体10に対し遊技ユニット20が上方に持ち上げられて取り外される不具合を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、筐体の前側開口部から遊技ユニットを所定の装着位置まで押し込むことで、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とが相互に係合するため、遊技ユニットを押し込む極めて簡単な操作によって筐体に対し遊技ユニットを締結することができる。
しかも、筐体の前側開口部から遊技ユニットを引き出して取り外す場合、筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とのうち、破断可能に形成された締結具を破断して、これら両締結具の締結状態を解消することで、筐体の前側開口部から遊技ユニットを引き出して取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る遊技機の筺体に対し扉体が開放された状態を示す斜視図である。
【図2】同じく遊技機の正面図である。
【図3】同じく遊技機の側面図である。
【図4】同じく遊技機の筺体に対し遊技ユニットを取り外した状態を示す斜視図である。
【図5】同じく遊技ユニットを示す斜視図である。
【図6】同じく筐体側締結具と遊技ユニット側締結具とを分離して示す斜視図である。
【図7】同じく筐体側締結具と遊技ユニット側締結具との係合状態を示す平断面図である。
【図8】同じく筐体側締結具と遊技ユニット側締結具との係合部を拡大して示す平断面図である。
【符号の説明】
10 筺体
20 遊技ユニット
21 ユニット本体枠
40 回胴回転装置
41 回胴体
71 筐体側締結具
73 締結部
74 締結歯
79 案内面(案内部)
80 遊技ユニット側締結具
84 摺動用凹部(案内部)
87 締結爪

Claims (1)

  1. 筺体と、その筐体の前側開口部から押し込み操作によって装着可能で、かつ引き出し操作によって取り外し可能な遊技ユニットと、を備えた遊技機であって、
    前記筐体と前記遊技ユニットとの間には締結具を配設したことを特徴とする遊技機。
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