JP2004267315A - 遊技装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の図柄列を回転表示させる表示手段21と、複数の図柄列の回転を開始させる起動スイッチ23と、図柄列を個々に停止させる停止スイッチ25とを装置本体27の前面に備えた遊技装置100であって、装置本体27の前面から遊技者に向かって延出する操作面33が設けられ、操作面33には少なくとも起動スイッチ23と停止スイッチ25とが装置本体25の間口方向に並設され、装置本体27の前面には、操作面33からさらに遊技者に向かって延出する手置き部71が装置本体27の間口方向に亘って連続して設けられている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の図柄列を回転表示させる表示手段と、これら複数の図柄列の回転を開始させる起動スイッチ、回転を停止させる停止スイッチとを備えた遊技装置に関し、特に、遊技者の操作性を向上させ、疲労感を生じさせないようにした操作面近傍構造の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技装置であるスロットマシンは、外周面に所定間隔で描かれた複数の図柄列のうち一部が表示窓に表示されるように並列に配置された複数の回胴を備え、起動スイッチによって各回胴が互いに独立に回転を開始するとともに、停止スイッチによる停止操作によって各回胴が順次停止し、その停止時に各回胴の図柄が予め定められた所定の組み合わせで表示窓に並ぶと入賞となり、遊技媒体である遊技メダルの払い出しが行われる。
【0003】
これら従来のスロットマシンは、操作する起動スイッチや停止スイッチが、装置本体の前面に配置されているので遊技の際スイッチを操作する手を中に浮かしておかなければならず、長時間遊技する際の疲労感は大きいものであった。
【0004】
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【特許文献1】
特開2001−79139号公報
【0005】
そこで、上記特許文献1に開示されるスロットマシン1では、図7に示すように、マシン前面に突き出した操作テーブル3を設け、操作テーブル3上に、メダル投入機構5a〜5c及び7a、起動スイッチ9及び停止スイッチ11a〜11cを配置し、図8に示すように、遊技者13が操作テーブル3に腕を載せた状態でマシンの操作を行うように構成している。従来、この操作テーブル3は、停止スイッチ11a〜11cを挟んで肘当てパッド13a、13bの設けられた左右に分断されていた。
【0006】
このスロットマシン1によれば、スイッチ類の操作に際し、遊技者13は、腕を操作テーブル3に載せたまま、各肘の回動運動による手の動きだけで操作が可能となり、疲労が無く、長時間の遊技が行えるようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のスロットマシンは、操作テーブルが停止スイッチを挟んで肘当てパッドの設けられた左右に分断され、この肘当てパッドに置いた各肘の回動運動で操作を行うため、手のひらの操作領域が、肘を中心とした短い円弧方向のみとなり、広い操作領域を得ることができなかった。
また、肘当てパッドに各肘が置かれるので、例えば右手で操作テーブル左端、或いはその逆に左手で操作テーブル右端を操作する片手による操作が行われた場合、結局、手を支持することができず、疲労感が生じた。
さらに、両肘を置く構成であるため、操作テーブルの間口方向の長さを長く確保しなければならず、装置本体の間口寸法が増大して、単位設置長さあたりの装置台数が少なくなる不利があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、広い操作領域を疲労感を生じさせることなく操作できるとともに、片手操作でも疲労感が生じず、しかも、装置本体の間口寸法が小さく設定可能となる遊技装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の遊技装置は、複数の図柄列を回転表示させる表示手段と、該複数の図柄列の回転を開始させる起動スイッチと、前記図柄列を個々に停止させる停止スイッチとを装置本体の前面に備えた遊技装置であって、前記装置本体の前面から遊技者に向かって延出する操作面が設けられ、該操作面には少なくとも前記起動スイッチと前記停止スイッチとが装置本体の間口方向に並設され、前記装置本体の前面には、前記操作面からさらに遊技者に向かって延出する手置き部が前記装置本体の間口方向に亘って連続して設けられたことを特徴とする。
【0009】
この遊技装置では、手置き部に前腕部を置き、手を支持した状態で、手のひらを操作面に対面させて左右方向へスライドさせることが可能となる。肘を肘当てパッドに置いた回動操作では、操作領域が肘を中心とした短い円弧方向のみと極めて狭いものとなるのに比べ、本願発明では、手置き部に置いた前腕部の前後位置を変えながら左右方向にスライドすることで、面状の操作領域をカバーすることが可能となる。即ち、操作領域総てに亘り手が届き、各肘の回動運動で得られる操作領域より広い操作領域が得られるようになる。従って、遊技者は上体を支え楽な姿勢で快適に遊技が行えるようになり、長時間に渡って遊技を続けても疲労することがない。また、例えば右手を手置き部に支持した状態で、操作面の左端、或いはその逆のスライド動作が可能になり、片手のみによる操作も疲労感を生じさせずに容易に行えるようになる。さらに、両肘を置く構成のものに比べて手置き部の間口方向の長さが短く設定可能となり、装置本体の間口寸法が増大しない(即ち、装置本体の間口寸法を小さくすることが可能となる)。
【0010】
請求項2記載の遊技装置は、請求項1記載の遊技装置であって、前記手置き部が前記装置本体と一体に形成されたことを特徴とする。
【0011】
この遊技装置では、手置き部が装置本体と一体に形成され、手置き部の強度を大きくできるとともに、例えば別体の手置き部を装置本体の設置後に現場にて取り付けする必要がなく、据付け作業性を向上させることができる。
【0012】
請求項3記載の遊技装置は、請求項2記載の遊技装置であって、前記手置き部の上面、前面及び下面がクッション性を有する面材によって覆われたことを特徴とする。
【0013】
この遊技装置では、操作によるスライド時、手置き部に手が接触することによる衝撃が面材のクッション性によって吸収され、繰り返しの衝撃を受けることによる疲労感を軽減させることができる。また、手置き部の前面、下面にもクッション性を有する面材が被せられるので、手以外のもの(例えば膝、荷物等)が衝突した際の衝撃も緩和させることができ、接触物や装置本体の防護効果も付与することができる。
【0014】
請求項4記載の遊技装置は、請求項1記載の遊技装置であって、前記装置本体と別体に形成された前記手置き部が前記装置本体に固定されて一体に取り付けられたことを特徴とする。
【0015】
この遊技装置では、手置き部を装置本体から取り外せば、装置本体からの突出物がなくなり、装置の梱包容積を小さくして運搬効率を高めることができる。別体の手置き部を取り付け固定するので、手置き部が汚損或いは破損した場合に容易な交換が可能となる。
【0016】
請求項5記載の遊技装置は、請求項4記載の遊技装置であって、前記手置き部がクッション性を有する材料からなる一体成形品であることを特徴とする。
【0017】
この遊技装置では、手置き部が例えば軟質樹脂、ゴム等から一体成形され、クッション性を有する所定強度の手置き部が、最小部品数(即ち、一つ)で形成可能となる。
【0018】
請求項6記載の遊技装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、前記操作面と、前記手置き部の上面とが同一の水平面で形成されたことを特徴とする。
【0019】
この遊技装置では、肘の高さが手置き部の上面と略同一となる場合、前腕部が手置き部に置かれると、手のひらが自然な状態で操作面に対面され、手のひらが最適な操作位置に配置されることとなる。また、操作面と手置き部が水平面であるので、遊技メダル等を置くことも可能となる。
【0020】
請求項7記載の遊技装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、前記操作面と、前記手置き部の上面とが、遊技者に向かって下り勾配の傾斜面で形成されたことを特徴とする。
【0021】
この遊技装置では、肘の高さが手置き部の上面より低い場合、前腕部が手置き部に置かれると、前腕部が上向き傾斜となり、略同一の上向き傾斜となった操作面に、手のひらが自然な状態で対面され、手のひらが最適な操作位置に配置されることとなる。
【0022】
請求項8記載の遊技装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、前記操作面が遊技者に向かって下り勾配の傾斜面で形成され、前記手置き部が水平面で形成されたことを特徴とする。
【0023】
この遊技装置では、肘の高さが手置き部の上面と略同一となる場合、或いは肘の高さが手置き部の上面より低い場合であっても、前腕部が手置き部に置かれると、操作面がせり上がっている分、手のひらと近接し、手のひらや手指の操作面に対する上下移動量が小さくなり、疲労がなくなって、より長時間の遊技が可能となる。また、手置き部が水平面であるので、遊技メダル等を置くことも可能となる。
【0024】
請求項9記載の遊技装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、前記操作面が水平面で形成され、前記手置き部の上面が遊技者に向かって下り勾配の傾斜面で形成されたことを特徴とする。
【0025】
この遊技装置では、肘の高さが手置き部の上面より低い場合、前腕部が手置き部の傾斜面に置かれると、前腕部が上向き傾斜となり、手のひらが自然な状態で操作面に対面され、手のひらが最適な操作位置に配置されることとなる。また、操作面が水平面であるので、遊技メダル等を置くことも可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る遊技装置の外観斜視図、図2は図1に示した遊技装置の分解斜視図、図3は手置き部を切り欠いた遊技装置の側面図、図4は手置き部の変形例を表した要部断面図、図5は図1に示した遊技装置に対しての遊技者の遊技姿勢を表した側面図である。
【0027】
この実施の形態による遊技装置(以下、「スロットマシン」という)100は、複数の図柄列を回転表示させる表示手段21と、複数の図柄列の回転を開始させる起動スイッチ23と、図柄列を個々に停止させる停止スイッチ25とを装置本体27の前面で間口方向に並設して備えている。装置本体27の前面上部には、運転表示灯29、配当表示パネル31が取付けられている。表示手段21の下方には、上記起動スイッチ23、上記停止スイッチ25等が設けられた操作面33が位置している。
【0028】
表示手段21には図示しない3本の平行な線とX字状に交差する2本の線とからなる5本の入賞ラインが画かれた窓35が設けられ、窓35のなかには周面に複数の異なる図柄列を表示する図2に示す三つの回胴リール37a、37b、37cが内蔵される。各回胴リール37a、37b、37cの停止時には、入賞ラインに沿うように3列3段計9個の図柄が窓35から視認されるようになしている。
【0029】
操作面33の左方には、投入個数1、2及び3個に対応した貯留メダル投入ボタン39a、39b、39cが設けられている。操作面33の右方には、個別メダル投入口41と、一括メダル投入口43が配置されている。これら、貯留メダル投入ボタン39a、39b、39cと個別メダル投入口41とによってメダル投入機構が構成されている。また、操作面33の左端直上にはメダル清算ボタン45が設けられる。操作面33の中央部に設けられた図柄列の停止スイッチ25は、各回胴リール37a、37b、37cに対応した停止ボタン25a、25b、25cが配列されている。
【0030】
また、図2に示すように、装置本体27の上部には、照明ランプ47が内蔵され、照明ランプ47の左右にはサイドスピーカ49、49が内蔵される。装置本体27内部の回胴リール37a、37b、37cの近傍には、集中端子基板51と、サブ基板53と、第1メイン基板55及び第2メイン基板57とを搭載するメイン基板取付ボート59が取り付けられる。
【0031】
操作面33と表示手段21の窓35との間には補給シュート61が開口され、補給シュート61に投入された遊技メダルは、装置本体27の下部に内蔵されるホッパータンク63に投入される。ホッパータンク63の近傍には補助収納庫65が装着され、補助収納庫65はホッパータンク63で収納しきれない遊技メダルを収納するようになっている。装置本体27の下部左上にはスピーカブラケット67を介してウーハスピーカ69が取り付けられる。また、装置本体27の底板の前方両側の隅二箇所には、装置本体27のレベルを調整するためのレベル調整機構80が設けられている。
【0032】
装置本体27の前面から遊技者に向かって延出した操作面33には、さらに遊技者に向かって延出する図3に示す手置き部71が装置本体27の間口方向に亘って連続して設けられている。
【0033】
本実施の形態において、この手置き部71は、装置本体27と一体に形成されている。手置き部71は、例えば装置本体27の側板を延出部72として突出し、この延出部72によって両端面が塞がれるようにして組みつけられている。
【0034】
このように、手置き部71が装置本体27と一体に形成されることで、手置き部71の強度を大きくできるとともに、例えば別体の手置き部を装置本体27の設置後に現場にて取り付けする必要がなく、据付け作業性を向上させることができる。
【0035】
また、手置き部71の上面71a、前面71b及び下面71cは、クッション性を有する面材73によって覆われている。このように、手置き部71が面材73によって覆われることで、操作によるスライド時、手置き部71に手が接触することによる衝撃が面材73のクッション性によって吸収され、繰り返しの衝撃を受けることによる疲労感を軽減させることができる。また、手置き部71の前面71b、下面71cにもクッション性を有する面材73が被せられるので、手以外のもの(例えば膝、荷物等)が衝突した際の衝撃も緩和させることができ、接触物や装置本体27の防護効果も付与することができる。
【0036】
本実施の形態では、操作面33と、手置き部71の上面71aとが同一の水平面で形成されている。従って、肘の高さが手置き部71の上面71aと略同一となる場合、前腕部が手置き部71に置かれると、手のひらが自然な状態で操作面33に対面され、手のひらが最適な操作位置に配置されることとなる。また、操作面33と手置き部71が水平面であるので、遊技メダル等を置くことも可能となる。
【0037】
ここで、手置き部71の変形例を説明する。
図4(a)に示すように、操作面33と、手置き部71の上面71aとは、遊技者に向かって下り勾配の傾斜面81であってもよい。
この変形例によれば、肘の高さが手置き部71の上面71aより低い場合、前腕部が手置き部71に置かれると、前腕部が上向き傾斜となり、略同一の上向き傾斜となった操作面33に、手のひらが自然な状態で対面され、手のひらが最適な操作位置に配置されることとなる。
【0038】
図4(b)に示すように、操作面33が遊技者に向かって下り勾配の傾斜面83で形成され、手置き部71が水平面85で形成されてもよい。
この変形例によれば、肘の高さが手置き部71の上面71aと略同一となる場合、或いは肘の高さが手置き部71の上面71aより低い場合であっても、前腕部が手置き部71に置かれると、操作面33がせり上がっている分、手のひらと近接し、手のひらや手指の操作面33に対する上下移動量が小さくなり、疲労がなくなって、より長時間の遊技が可能となる。また、手置き部71が水平面であるので、遊技メダル等を置くことも可能となる。
【0039】
図4(c)に示すように、操作面33が水平面87で形成され、手置き部71の上面71aが遊技者に向かって下り勾配の傾斜面89で形成されてもよい。
この変形例によれば、肘の高さが手置き部71の上面71aより低い場合、前腕部が手置き部71の傾斜面89に置かれると、前腕部が上向き傾斜となり、手のひらが自然な状態で操作面33に対面され、手のひらが最適な操作位置に配置されることとなる。また、操作面33が水平面であるので、遊技メダル等を置くことも可能となる。
【0040】
このような構成を有するスロットマシン100において、図5に示すように、遊技者91は、遊技メダルを投入し、遊技メダル数に応じた数の入賞ラインを有効化し、次いで、起動スイッチ23を操作して装置を起動する。装置が起動されると、図柄列である、回胴リール37a、37b、37cが回転し、遊技者91が、各回胴リール37a、37b、37cに対応した停止ボタン25a、25b、25cを押して回胴リール37a、37b、37cを止め、入賞ライン上に図柄を停止させる。有効化された入賞ライン上の図柄の組み合わせにより、入賞、外れが決まり入賞の場合配当を受け、一回の遊技は終了し、以降、遊技メダルの投入、回胴起動、回胴停止操作を繰り返して遊技が続けられる。
【0041】
このように構成されたスロットマシン100によれば、手置き部71に図5に示す前腕部93を置き、手を支持した状態で、手のひらを操作面33に対面させて左右方向へスライドさせることが可能となる。肘を肘当てパッドに置いた回動操作では、操作領域が肘を中心とした短い円弧方向のみと極めて狭いものとなるのに比べ、この手置き部71では、前腕部93の前後位置を変えながら左右方向にスライドすることで、面状の操作領域をカバーすることが可能となる。
【0042】
即ち、操作領域総てに亘り手が届き、各肘の回動運動で得られる操作領域より広い操作領域が得られるようになる。従って、遊技者91は上体を支え楽な姿勢で快適に遊技が行えるようになり、長時間に渡って遊技を続けても疲労することがない。また、例えば右手を手置き部に支持した状態で、操作面33の左端、或いはその逆のスライド動作が可能になり、片手のみによる操作も疲労感を生じさせずに容易に行えるようになる。さらに、両肘を置く構成のものに比べて手置き部71の間口方向の長さが短く設定可能となり、装置本体27の間口寸法が増大しない(即ち、装置本体27の間口寸法を小さくすることが可能となる)。
【0043】
次に、本発明に係るスロットマシンの他の実施の形態を説明する。
図6は他の実施の形態による遊技装置の斜視図である。なお、図1〜図5に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
この実施の形態によるスロットマシン200は、装置本体27と別体に形成された手置き部101が装置本体27に固定されて一体に取り付けられている。また、手置き部101は、クッション性を有する材料からなる一体成形品となっている。
【0044】
このような構成を有するスロットマシン200では、手置き部101を装置本体27から取り外せば、装置本体27からの突出物がなくなり、装置の梱包容積を小さくして運搬効率を高めることができる。また、別体の手置き部101を取り付け固定するので、手置き部101が汚損或いは破損した場合に容易な交換が可能となる。
さらに、手置き部101が例えば軟質樹脂、ゴム等から一体成形されることで、クッション性を有する所定強度の手置き部が、最小部品数(即ち、一つ)で形成可能となる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る遊技装置によれば、装置本体の前面から遊技者に向かって延出する操作面を設け、この操作面には少なくとも起動スイッチと停止スイッチとを装置本体の間口方向に並設し、装置本体の前面には、操作面からさらに遊技者に向かって延出する手置き部を装置本体の間口方向に亘って連続して設けたので、手置き部に前腕部を置き、手を支持した状態で、手のひらを操作面に対面させて左右方向へスライドさせることができる。即ち、操作領域総てに亘り手が届き、各肘の回動運動で得られる操作領域より広い操作領域を得ることができる。従って、遊技者は上体を支え楽な姿勢で快適に遊技を行うことができ、長時間に渡って遊技を続けても疲労することがない。この結果、遊技装置によるプレイ時間が長くなり、売上増加を達成することができる。
また、例えば右手を手置き部に支持した状態で、操作面の左端、或いはその逆のスライド動作を可能にできるので、片手のみによる操作も疲労感を生じさせずに容易に行うことができる。
さらに、両肘を置く構成のものに比べて手置き部の間口方向の長さを短く設定できるので、装置本体の間口寸法を小さくすることができ、単位設置長さあたりの装置台数を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技装置の外観斜視図である。
【図2】図1に示した遊技装置の分解斜視図である。
【図3】手置き部を切り欠いた遊技装置の側面図である。
【図4】手置き部の変形例を表した要部断面図である。
【図5】図1に示した遊技装置に対しての遊技者の遊技姿勢を表した側面図である。
【図6】他の実施の形態による遊技装置の斜視図である。
【図7】従来のスロットマシンの斜視図である。
【図8】図7に示したスロットマシンに対しての遊技者の遊技姿勢を表した側面図である。
【符号の説明】
21…表示手段、23…起動スイッチ、25…停止スイッチ、27…装置本体、33…操作面、71,101…手置き部、71a…手置き部の上面、71b…前面、71c…下面、73…面材、81…下り勾配の傾斜面、83…操作面の傾斜面、85…手置き部の水平面、87…操作面の水平面、89…手置き部の傾斜面、91…遊技者、100,200…遊技装置
Claims (9)
- 複数の図柄列を回転表示させる表示手段と、該複数の図柄列の回転を開始させる起動スイッチと、前記図柄列を個々に停止させる停止スイッチとを装置本体の前面に備えた遊技装置であって、
前記装置本体の前面から遊技者に向かって延出する操作面が設けられ、該操作面には少なくとも前記起動スイッチと前記停止スイッチとが装置本体の間口方向に並設され、
前記装置本体の前面には、前記操作面からさらに遊技者に向かって延出する手置き部が前記装置本体の間口方向に亘って連続して設けられたことを特徴とする遊技装置。 - 請求項1記載の遊技装置であって、
前記手置き部が前記装置本体と一体に形成されたことを特徴とする遊技装置。 - 請求項2記載の遊技装置であって、
前記手置き部の上面、前面及び下面がクッション性を有する面材によって覆われたことを特徴とする遊技装置。 - 請求項1記載の遊技装置であって、
前記装置本体と別体に形成された前記手置き部が前記装置本体に固定されて一体に取り付けられたことを特徴とする遊技装置。 - 請求項4記載の遊技装置であって、
前記手置き部がクッション性を有する材料からなる一体成形品であることを特徴とする遊技装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、
前記操作面と、前記手置き部の上面とが同一の水平面で形成されたことを特徴とする遊技装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、
前記操作面と、前記手置き部の上面とが、遊技者に向かって下り勾配の傾斜面で形成されたことを特徴とする遊技装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、
前記操作面が遊技者に向かって下り勾配の傾斜面で形成され、前記手置き部が水平面で形成されたことを特徴とする遊技装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の遊技装置であって、
前記操作面が水平面で形成され、前記手置き部の上面が遊技者に向かって下り勾配の傾斜面で形成されたことを特徴とする遊技装置。
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Cited By (3)
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