JP2004266373A - テレビジョンカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】時間映像効果の迅速、かつ安価な獲得。
【解決手段】撮像器3から出力される第1映像信号をメモリ6で記憶して出力する。メモリ6に対する第1映像信号の書き込み制御を書き込み制御器8で行い、読み出し制御を読み出し制御器9で行う。書き込み制御器8は、第1映像信号を構成する第1フレームデータそれぞれを、第1映像信号の第1フレームレートで規定される周期毎にメモリ6に書き込む。読み出し制御器9は、第1フレームデータを第2映像信号として読み出す。第2映像信号は、規格フレームレートを有する規格映像信号中に第1フレームデータが所定の配置規則に基づいて一部重複された状態で順次配置されたものとする。所定の配置規則は規格フレームレートと同一もしくはそれより低い第2フレームレートを有する映像信号のフレームデータを規格映像信号中に重複配置する際の配置規則とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、任意に設定可能なフレームレートに基づいた映像信号を撮像可能なテレビジョンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、任意にフレームレートを設定することができる撮像器(CCD装置等)を有する記録装置一体型のテレビジョンカメラがある。さらには、このテレビジョンカメラとフレームレート変換装置とを組み合わせることで、出力する映像に複雑な時間映像効果を付与することができる映像処理システムがある。
【0003】
この映像処理システムによる映像データの処理工程を図12,図13のタイミングチャートを参照して説明する。まず、図12に示す処理過程を説明する。撮像器において60fpsのフレームレートで撮像された第1映像信号(図12(a)参照)が、テレビジョンカメラにおいて、60pfsの第1映像信号のままでビデオテープに記録される(図12(b)参照)。そして、そのビデオテープがフレームレート変換装置の再生装置に装填されて再生される。再生された第1映像信号に対して、フレームレート変換装置において、2−3プルダウン変換処理が実施される。2−3プルダウン変換処理とは、第1映像信号を構成するフレームデータにおいて隣り合う1組のフレームデータ(例えば、図中、”3”,”4”のフレームデータ)の一方を2回重複して並列配置し(例えば、”3”,”3”)、他方を3回重複して並列配置する(例えば、”4”,”4”,”4”)ことをいう。ただし、この場合においては、変換前の各フレームデータが変換後の各フレームデータに同期するようにフレームレート変換が実施される。したがって、変換前後においてフレームレートは変更されることなく、各フレームデータの格納期間は、変換前後で1/60secとなり、変化することがない。
【0004】
このようなフレームレート変換処理が実施された第2映像信号においては、2−3プルダウン変換処理が実施されることで、変換前の映像信号における2フレーム分のフレームデータ格納期間(2×1/60sec=1/30sec)が、変換後には、5×1/60sec=1/12secに伸張される。したがって、変換後の映像信号を再生すれば、1/2.5倍のスロー再生となる。
【0005】
次に、図13に示す処理過程を説明する。まず、撮像器において12fpsのフレームレートで撮像された第1映像信号(図13(a)参照)が、テレビジョンカメラ内の信号処理回路において加工映像信号に加工される。加工映像信号は、第1映像信号を60fpsのフレームデータの上に重畳することで生成される(図13(b)参照)。この場合、第1映像信号の1フレーム(時間にして、1/12sec)のフレームデータは、加工映像信号の5フレーム(時間にして5×1/60sec=1/12sec)に重複配置される。生成された加工映像信号はビデオテープに記録される。
【0006】
そして、そのビデオテープがフレームレート変換装置の再生装置に装填されて再生される。再生された加工映像信号に対して、フレームレート変換装置において、上述したのと同様の2−3プルダウン変換処理が実施される。ただし、加工映像信号においては、5フレーム分のフレームデータが重複配置されている。そのため、重複配置されているフレームデータのうちの有効と規定される単一のフレームデータだけが取り出されて、2−3プルダウン変換処理が実施される(図13(c)参照)。
【0007】
このようなフレームレート変換処理が実施された第2映像信号においては、2−3プルダウン変換処理が実施されることで、第1映像信号における2フレーム分のフレームデータ格納期間(2×1/12sec=1/6sec)が、変換後には、5×(1/60sec)=1/12secに圧縮される。したがって、変換後の映像信号を再生すれば、2倍のクイック再生となる。(例えば、特許文献1参照)
【0008】
【特許文献1】
特開2000−152569号(第5頁−第10頁、図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の映像処理システムにおいては、フレームレート変換装置の出力を再生しなければ、最終的な時間映像効果を確認することができない。しかしながら、フレームレート変換装置は、持ち運びに不自由な大きさと重量とを有しており、撮影現場に簡単に持ち込むことができない。そのため、撮影により得られた映像データ(ビデオテープ)をフレームレート変換装置の設置場所に持ち込んだうえで、フレームレート変換装置で再生処理と変換処理とを実施することで時間映像効果を確認しなければならなかった。そのため、このことが撮影時間の短縮化(撮影の迅速化)を図るうえでの妨げとなっていた。
【0010】
また、時間映像効果を得るためには、高価なフレームレート変換装置が必須となり、このことが撮影コストの低減を図るうえでの妨げとなっていた。
【0011】
したがって、本発明の課題は、時間映像効果の迅速、かつ安価な獲得である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するためには、本発明は、任意に設定可能な第1フレームレートを有する第1映像信号を生成する撮像器を備えたテレビジョンカメラであって、前記撮像器から出力される前記第1映像信号を一時記憶する記憶器と、前記記憶器に対する前記第1映像信号の書き込み制御を行う書き込み制御器と、前記記憶器に記憶している映像信号の読み出し制御を行う読み出し制御器とを備えている。
【0013】
前記書き込み制御器は、前記第1映像信号を構成する第1フレームデータそれぞれを、前記第1フレームレートで規定される周期毎に前記記憶器に書き込むものである。
【0014】
前記読み出し制御器は、前記記憶器が記憶している前記第1フレームデータを、第2映像信号として読み出すものである。
【0015】
前記第2映像信号は、このテレビジョンカメラの出力規格フォーマットで規定される規格フレームレートを有する規格映像信号中に、前記第1フレームデータが所定の配置規則に基づいて一部重複された状態で順次配置されたものである。
【0016】
前記所定の配置規則は、前記規格フレームレートと同一もしくはそれより低い第2フレームレート(規格フレームレート≧第2フレームレート)を有する映像信号のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように前記規格映像信号中に重複配置する際の配置規則である。
【0017】
これにより、記憶器から出力される第2映像信号は、時間映像効果が付与されたものとなる。つまり、テレビジョンカメラ単体で時間映像効果を付与された映像信号を出力することが可能となる。しかも、テレビジョンカメラには、記憶器と、その読み書き制御を行う制御器とだけを追加すればよいので、テレビジョンカメラは、大型化(増重量化)や大幅なコストアップを招くことはない。
【0018】
なお、前記撮像器が生成する前記第1映像信号は、時間的にアトランダムな間欠撮像によって生成された映像信号を含むものであるのが好ましい。そうすれば、特殊撮影の効果の幅をさらに広くすることができる。
【0019】
なお、前記第2映像信号を記録する記録器を有するのが好ましく、そうすれば、特殊効果が付与された第2映像信号を撮影と同時に記憶することができ、撮影の利便性が向上する。
【0020】
なお、前記記憶器から出力される第2映像信号を表示する表示器をさらに備えるのが好ましい。そうすれば、表示器を目視することで、第2映像信号に付与された時間映像効果を、撮影直後に確認することができる。
【0021】
なお、前記第1映像信号をこのテレビジョンカメラの出力規格フォーマットで規定される規格フレームレートを有する規格映像信号に変換する変換器と、前記記憶器から出力される第2映像信号と、前記変換器から出力される規格映像信号とを切り換える切換器と、前記切換器の出力を表示する表示器とを備えるのが好ましい。
【0022】
そうすれば、時間映像効果を付与された第2映像信号の画像と、時間映像効果を付与されていない実時間映像である第1映像信号の画像とを切換器で切り換えて表示器で表示させることが可能となる。これにより、実時間映像と時間映像効果が付与された映像とをテレビジョンカメラで比較することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態のテレビジョンカメラの構成を示すブロック図である。このテレビジョンカメラ1は、60fpsのプログレッシブ映像信号(以下、60p映像信号という)を出力規格フォーマットとするものであって、レンズ部2と、撮像器3と、信号処理回路4と、表示用フレームレート変換器(変換器の一例)5と、メモリ(記憶器の一例)6と、書き込み制御器7と、読み出し制御器8と、切換スイッチ(切換器の一例)9と、ビューファインダ装置(表示器の一例)10と、ビデオテープ書き込み装置(記録器の一例)11とを備える。
【0024】
レンズ部2は図示しない撮影対象からの反射光を撮像器3に集光する。撮像器3は、CCD装置等から構成されており、レンズ部2によって集光された撮影対象からの反射光を電気信号に変換する。その際、撮像器3は、任意に設定可能な第1フレームレートに沿って反射光を電気信号に変換する、もしくは、時間的にアトランダムな間欠撮像によって反射光を電気信号に変換することで、第1映像信号を生成して出力する。
【0025】
信号処理回路4は、デジタルシグナルプロセッサ等から構成されており、撮像器3から出力される第1映像信号をデジタル信号に変換するとともに、表示用の各種信号処理を施す。
【0026】
表示用フレームレート変換器5は、信号処理回路4から出力される第1映像信号をこのテレビジョンカメラ1の出力規格フォーマットで規定される規格フレームレート(60fps)を有する規格映像信号(60p映像信号)に変換する。表示用フレームレート変換器5は、図示しない第1,第2,第3の記憶器を備えており、第1映像信号を構成するフレームデータをこれら記憶器に順次切り換えながら書き込んだうえで、順次切り換えながら読み出すことでフレームレート変換しており、これにより、表示用フレームレート変換器5は規格映像信号を生成する。
【0027】
メモリ6は、信号処理回路4から出力される第1映像信号を構成する各フレームデータを取り出して記憶する。書き込み制御器7は、メモリ6に対する第1映像信号の書き込み制御を行う。読み出し制御器8は、メモリ6に対する映像信号の読み出し制御を行う。切換スイッチ9は、表示用フレームレート変換器5の出力とメモリ6の出力とを切り換えてビューファインダ装置10に供給する。
【0028】
ビューファインダ装置10は、切換スイッチ9の出力を映像に変換して表示する。ビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6の出力をビデオテープVTに書き込む処理を行う。
【0029】
以下、このテレビジョンカメラ1の動作を図2〜図10のタイミングチャートを参照して説明する。以下の説明では、撮像器3の出力映像信号が第1映像信号と称される。第1映像信号を構成する各フレームデータは、第1フレームデータと称される。第1映像信号のフレームレートは、第1フレームレートXpと称される。このテレビジョンカメラ1の出力規格フォーマットで規定されるフレームレートを有する映像信号が規格映像信号と称される。規格映像信号のフレームレートは規格フレームレートSpと称される。規格映像信号中に、上述した第1フレームデータXpが所定の配置規則に基づいて一部重複された状態で順次配置されたものが第2映像信号と称される。本実施形態では、規格映像信号は60p映像信号と規定され、規格フレームレートSpは60fpsと規定される。所定の配置規則とは、規格フレームレートSpと同一もしくはそれより低い第2フレームレートYp(規格フレームレートSp≧第2フレームレートYp)を有する映像信号のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように規格映像信号中に重複配置する際の配置規則をいう。また、図2〜図10において、符号Fvは有効フレーム情報を示している。有効フレーム情報Fvは、規格映像信号上において、重複配置されるフレームデータのうちの有効とするフレームデータを規定する情報である。有効フレーム情報Fvは、表示用フレームレート変換器5やメモリ6からフレームデータを読み出す際に、適宜フレームデータに付される情報である。
【0030】
以下の動作説明では、規格フレームレートSpを60fpsとして、第2フレームレートYpを24fpsと固定したうえで、第1フレームレートXpを任意に変更した場合を例にして本実施形態の動作を説明する。
【0031】
図2〜図10において、表示用フレームレート変換器5によるフレームレート変換処理が、図2,図4,図6,図8に示される。
【0032】
図2,図4,図6,図8において、(a)は、撮像器3から出力される第1映像信号の信号形態を示す。(b)は、表示用フレームレート変換器5を構成する第1〜第3の記憶器に供給される書き込みイネーブル信号S1の信号形態を示す。なお、第1〜第3の記憶器は、図1において図示はしないが、図2〜図9において、▲1▼,▲2▼,▲3▼と表記される。表示用フレームレート変換器5に対する第1映像信号の書き込みは、この書き込みイネーブル信号S1により制御される。(c)は、表示用フレームレート変換器5を構成する第1〜第3の記憶器に供給される読み出し制御信号S2の信号形態である。表示用フレームレート変換器5の読み出しはこの読み出し制御信号S2により制御される。(d)は、表示用フレームレート変換器5の出力映像信号の信号形態である。なお、表示用フレームレート変換器5の出力映像信号は規格映像信号となる。
【0033】
また、これらの図において、メモリ6に対する書き込み,読み出し動作が、図3,図5,図7,図9,図10に示される。
【0034】
図3,図5,図7,図9,図10において、(a)は、撮像器3から出力される第1映像信号の信号形態を示している。(b)は、メモリ6において、各記憶エリアを指定する書き込み制御信号S3の信号形態を示している。なお、各記憶エリアは、図1において図示はしないが、図3,図5,図7,図9,図10において、I,II,III,〜と表記される。メモリ6に対する第1映像信号の書き込みは、この書き込み制御信号S3により制御される。(c)は、メモリ6の入出力状態を示す模式図である。(d)は、メモリ6を構成する各記憶エリア(図中、I,II,IIIと表記されている)に供給される読み出し制御信号S4の信号形態である。メモリ6の読み出しはこの読み出し制御信号S4により制御される。(e)は、メモリ6の出力映像信号の信号形態である。なお、メモリ6の出力映像信号は、第2映像信号となる。
【0035】
(第1フレームレートXp=120fpsの場合)
この場合の表示用フレームレート変換器5の動作を、図2のタイミングチャートを参照して説明する。
【0036】
まず、撮像器3は、第1フレームデータ(120fps)を有する第1映像信号を出力する(図2(a)参照)。第1映像信号は、設定された第1フレームレートXp(120fps)に基づいて、1/120sec毎にフレームデータが更新される信号形態を有している。第1映像信号は、信号処理回路4において各種映像信号処理が施されたのち表示用フレームレート変換器5に入力される。
【0037】
表示用フレームレート変換器5は、第1映像信号を構成する各第1フレームデータを、書き込みイネーブル信号S1(図2(b)参照)に基づいて、表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器に順次切り換えながら書き込む。さらに、表示用フレームレート変換器5は、記憶している各第1フレームデータを、読み出し制御信号S2(図2(c)参照)に基づいて第1〜第3の記憶器から順次切り換えながら読み出すことで規格映像信号(図2(d)参照)を生成して出力する。
【0038】
この場合、書き込みイネーブル信号S1は、書き込み先の第1〜第3の記憶器を1/120sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/120sec毎に記録先(第1〜第3の記憶器のうちの1つ)が順次更新されながら記録される。したがって、第1〜第3の記憶器それぞれにおいては、3×(1/120sec)=1/40sec毎に記憶内容が更新される。
【0039】
読み出し制御信号S2は、読み出し先である表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器を1/60sec毎に順次変更する信号形態を有している。読み出し制御信号S2は、規格映像信号の規格フレームレートSp(この場合は60fps)に応じてその読み出し変更間隔が設定されている。そのため、第1〜第3の記憶器に記憶されている各第1フレームデータは、1/60sec毎に読み出し先(具体的には、第1〜第3の記憶器)が順次変更されつつ読み出される。
【0040】
さらには、第1映像信号の第1フレームレートXpが120fpsであるのに対して、規格映像信号の規格フレームレートSpは60fpsとなっており、第1フレームデータは、規格フレームデータの2倍分のフレームデータ量を有している。そのため、第1映像信号(120fps)を規格映像信号(60fps)に変換する際には、第1映像信号を半分に間引く必要がある。そこで、読み出し制御信号S2は、規格映像信号の各フレームデータ出力期間(1/60sec)に対応して表示用フレームレート変換器5に記憶されている一対の第1フレームデータ(時間的に隣接している)のうち、一方を選択的に取り出し、他方を排除する(間引く)ようにその信号内容が構成されている。ただし、このようなフレームレートの間引き方法は、その一例であって、他の間引き方法であってもよい。
【0041】
これにより、第1〜第3の記憶器から1/60sec毎に第1フレームデータが適宜間引かれた状態で順次読み出されることで規格映像信号が生成される。生成される規格映像信号は、60fpsのフレームレートを有する映像信号となる。
【0042】
このとき、撮像器3から出力される第1映像信号におけるフレームデータ更新期間が1/120secであるのに対して、表示用フレームレート変換器5から出力される規格映像信号におけるフレームデータ更新期間は1/60secとなる。しかしながら、規格映像信号生成時には、第1フレームデータのうちの半分が間引かれている。そのため、第1映像信号上の実時間(時間経過)と規格映像信号上の実時間(時間経過)とは一致することになる。しかも、規格映像信号生成時において、1/60secごとに、第1フレームデータを規則的に1つ間引くことになる。そのため、規格映像信号中のおける映像の動きは自然なものとなる。
【0043】
以上の規格映像信号生成動作は、撮像中においてリアルタイムに実施される。さらには、撮像中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、撮像中、切換スイッチ9は、表示用フレームレート変換器5の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、撮像により得られる第1映像信号は、リアルタイムに規格映像信号に変換されてビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、規格映像信号を視認することができる。このとき、表示されている規格映像信号は、第1映像信号を実時間変更なしに変換した映像信号である。そのため、ビューファインダ装置10で規格映像信号を視認することは、実質的に第1映像信号を視認しているのに等しくなる。
【0044】
次に、この場合におけるメモリ6に対する読み書き動作を、図3のタイミングチャートを参照して説明する。
【0045】
まず、図3(a)に示すように、撮像器3は、第1フレームデータ(120fps)を有する第1映像信号を出力する。第1映像信号は、信号処理回路4における各種映像信号処理を施されたのちメモリ6に書き込まれる。書き込みは、書き込み制御器7により制御される。
【0046】
書き込み制御器7は、第1映像信号を構成する各第1フレームデータを、書き込み制御信号S3(図3(b)参照)に基づいて、メモリ6の各記憶エリアに順次書き込む。なお、図3中において、メモリ6の各記憶エリアには、順次I,II,III,〜等の数字が付されている。
【0047】
この場合、書き込み制御信号S3は、書き込み先となるメモリ6の記憶エリア(I,II,III,〜)を1/120sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/120sec毎に記録先(記憶エリア)が順次変更されつつ記録される。
【0048】
以上説明したメモリ6に対する第1映像信号の書き込み動作は、撮像時においてリアルタイムに実施される。次に、メモリ6からのデータ読み出し動作を説明する。メモリ6からのデータ読み出し動作は、撮像操作が終了した時点、もしくは終了したのち任意の時間が経過した時点において任意に実施される。
【0049】
まず、第1映像信号を第2映像信号に変換する旨の指示入力がテレビジョンカメラ1に入力される。この指示入力はテレビジョンカメラ1の操作者により実施される。指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する入力装置(図示省略)を介して実施される。
【0050】
上記指示入力を検知すると、読み出し制御器8は、読み出し制御信号S4をメモリ6に出力する。読み出し制御信号S4は、読み出し先であるメモリ6の各記憶エリアI,II,III,〜を1/60sec毎に順次変更して指示する信号形態を有している。しかも、読み出し制御信号S4は、以下に示す配置規則(読み出し規則)に基づいて各記憶エリアからフレームデータを読み出している。
【0051】
すなわち、この配置規則は、第2フレームレートYp(本実施形態では、24fps)を有する映像信号のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように規格映像信号(本実施形態では、60fpsのフレームレートを有する60p映像信号)中に重複配置する際の配置規則をいう。
【0052】
第2フレームレートYpが24fpsであり、規格フレームレートSpが60fpsである本実施形態では、配置規則は具体的に次のようになる。すなわち、24fpsにおける1フレーム分のフレームデータが60fpsの2フレーム分のフレームデータとして重複配置されるデータ領域と前記1フレーム分のフレームデータが3フレーム分のフレームデータとして重複配置されるデータ領域とを一組とするデータ領域組が繰り返し配列されることに特徴を有するデータ配列が、本実施形態では上記配置規則となる。以下、このような配置規則を2−3プルダウン配置規則という。
【0053】
このような本発明の配置規則を実施するためには、第2フレームレートYpは、規格フレームレートSpより低い(Yp≦Sp)ことが条件となる。
【0054】
2−3プルダウン配置規則を有する読み出し制御信号に基づいて、メモリ6の各記憶領域I,II,III,〜に記憶されている各フレームデータが、1/60sec毎に順次変更されつつ読み出される。
【0055】
このようにしてメモリ6から読み出されることで生成される第2映像信号は、60fpsのフレームレートを有する映像信号となる。
【0056】
このとき、第1映像信号におけるフレームデータ更新期間は、1/120secであるのに対して、第2映像信号におけるフレームデータ更新期間は1/60secとなる。しかしながら、上記配置規則に基づいて第2映像信号のフレームデータが配置されるため、第1映像信号における2フレームデータ分の配置期間(2×(1/120)sec=1/60sec)は、第2映像信号における5フレームの配置期間(5×(1/60)sec=1/12sec)となる。
【0057】
これにより、第1映像信号上の実時間(時間経過)は、第2映像信号上において5倍に引き伸ばされることになる。そのため、第2映像信号を再生すれば、実時間を5倍に引き伸ばしたスロー再生となる。
【0058】
以上の第2映像信号生成動作は、撮像後の任意の時点で実施される。さらには、第2映像信号生成動作中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、第2映像信号の生成中、切換スイッチ9は、メモリ6の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、生成された第2映像信号はビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、第2映像信号を視認することができる。
【0059】
このとき、表示されている第2映像信号は、第1映像信号上の実時間を5倍に伸張した映像信号となる。そのため、ビューファインダ装置10で第2映像信号を視認することは、第1映像信号を5倍伸張したスロー再生を視認しているのに等しくなる。
【0060】
操作者は、第2映像信号を目視してその時間映像効果を確認し、想像していた時間映像効果が得られていると判断すると、テレビジョンカメラ1に記録指示操作を入力する。記録指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する図示しない入力装置を介して実施される。記録指示入力を検知したビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6のデータ読み出し指令を読み出し制御器8に出力する。データ読み出し指令を受けた読み出し制御器8は、上述したフレームデータ読み出し制御と同一のフレームデータ読み出し制御を実施する。これにより、メモリ6から第2映像信号が読み出されてビデオテープ書き込み装置11に出力される。ビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6から供給される第2映像信号をビデオテープVTに記憶する。
【0061】
(第1フレームレートXp=60fpsの場合)
この場合の表示用フレームレート変換器5の動作を、図4のタイミングチャートを参照して説明する。
【0062】
まず、撮像器3は、第1フレームデータ(60fps)を有する第1映像信号を出力する(図4(a)参照)。第1映像信号は、設定された第1フレームレートXp(60fps)に基づいて、1/60sec毎にフレームデータが更新される信号形態を有している。第1映像信号は、信号処理回路4において各種映像信号処理が施されたのち表示用フレームレート変換器5に入力される。
【0063】
表示用フレームレート変換器5は、第1映像信号を構成する各第1フレームデータを、書き込みイネーブル信号S1(図4(b)参照)に基づいて、表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器に順次書き込む。さらに、表示用フレームレート変換器5は、記憶している各フレームデータを、読み出し制御信号S2(図4(c)参照)に基づいて第1〜第3の記憶器から読み出すことで規格映像信号(図4(d)参照)を生成して出力する。
【0064】
この場合、書き込みイネーブル信号S1は、書き込み先の第1〜第3の記憶器を1/60sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/60sec毎に記録先(第1〜第3の記憶器のうちの1つ)が順次更新されながら記録される。したがって、第1〜第3の記憶器それぞれにおいては、3×(1/60sec)=1/20sec毎に記憶内容が更新される。
【0065】
読み出し制御信号S2は、読み出し先である表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器を1/60sec毎に順次変更する信号形態を有している。読み出し制御信号S2は、規格映像信号の規格フレームレートSp(この場合は60fps)に応じてその読み出し変更間隔が設定されている。そのため、第1〜第3の記憶器に記憶されている各フレームデータは、1/60sec毎に読み出し先(具体的には、第1〜第3の記憶器)が順次変更されつつ読み出される。これにより、第1〜第3の記憶器から1/60sec毎にフレームデータが順次読み出されることで生成される規格映像信号は、60fpsの規格フレームレートSpを有する規格映像信号となる。
【0066】
このとき、撮像器3から出力される第1映像信号における第1フレームデータの更新期間が1/60secであるのに対して、表示用フレームレート変換器5から出力される規格映像信号における規格フレームデータの更新期間は1/60secとなる。そのため、第1映像信号上の実時間(時間経過)と規格映像信号上の実時間(時間経過)とは一致することになる。
【0067】
以上の規格映像信号生成動作は、撮像中においてリアルタイムに実施される。さらには、撮像中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、撮像中、切換スイッチ9は、表示用フレームレート変換器5の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、撮像により得られる第1映像信号は、リアルタイムに規格映像信号に変換されてビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、規格映像信号を視認することができる。このとき、表示されている規格映像信号は、第1映像信号を実時間変更なしに変換した映像信号である。そのため、ビューファインダ装置10で規格映像信号を視認することは、実質的に第1映像信号を視認しているのに等しくなる。
【0068】
次に、この場合におけるメモリ6に対する読み書き動作を、図5のタイミングチャートを参照して説明する。
【0069】
まず、図5(a)に示すように、撮像器3は、第1フレームデータ(60fps)を有する第1映像信号を出力する。第1映像信号は、信号処理回路4において各種映像信号処理を施されたのちメモリ6に書き込まれる。書き込みは、書き込み制御器7により制御される。
【0070】
書き込み制御器7は、第1映像信号を構成する各フレームデータを、書き込み制御信号S3(図5(b)参照)に基づいて、メモリ6の各記憶エリアに順次書き込む。なお、図3中において、メモリ6の各記憶エリアには、順次I,II,III,〜等の数字が付されている。
【0071】
この場合、書き込み制御信号S3は、書き込み先となるメモリ6の記憶エリア(I,II,III,〜)を1/60sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/60sec毎に記録先(記憶エリア)が順次変更されつつ記録される。
【0072】
以上説明したメモリ6に対する第1映像信号の書き込み動作は、撮像時においてリアルタイムに実施される。次に、メモリ6からのデータ読み出し動作を説明する。メモリ6からのデータ読み出し動作は、撮像操作が終了した時点、もしくは終了したのち任意の時間が経過した時点において任意に実施される。
【0073】
まず、第1映像信号を第2映像信号に変換する旨の指示入力が、テレビジョンカメラ1に入力される。この指示入力はテレビジョンカメラ1の操作者により実施される。指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する入力装置(図示省略)を介して実施される。
【0074】
上記指示入力を検知すると、読み出し制御器8は、読み出し制御信号S4をメモリ6に出力する。読み出し制御信号S4は、読み出し先であるメモリ6の各記憶エリアI,II,III,〜を1/60sec毎に順次変更して指示する信号形態を有している。しかも、読み出し制御信号S4は、以下に示す配置規則(読み出し規則)に基づいて各記憶エリアからフレームデータを読み出す指示内容を有している。
【0075】
すなわち、この配置規則は、第2フレームレートYp(本実施形態では、24fps)を有する映像信号のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように規格映像信号(本実施形態では、60fpsのフレームレートを有する60p映像信号)中に重複配置する際の配置規則をいう。
【0076】
第2フレームレートYpが24fpsであり、規格フレームレートSpが60fpsである本実施形態では、配置規則は具体的に、上述した2−3プルダウン配置規則となる。
【0077】
このような本発明の配置規則を実施するためには、第2フレームレートYpは、規格フレームレートSpより低い(Yp≦Sp)ことが条件となる。
【0078】
このような配置規則を有する読み出し制御信号S4に基づいて、メモリ6の各記憶領域I,II,III,〜に記憶されている各フレームデータが、1/60sec毎に順次リア)が順次変更されつつ読み出される。
【0079】
このようにしてメモリ6から読み出されることで生成される第2映像信号は、60fpsのフレームレートを有する映像信号となる。
【0080】
このとき、第1映像信号におけるフレームデータ更新期間は、1/60secであるのに対して、第2映像信号におけるフレームデータ更新期間は1/60secとなる。しかしながら、上記配置規則に基づいて第2映像信号のフレームデータが配置されるため、第1映像信号における2フレームデータ分の配置期間(2×(1/60)sec=1/30sec)は、第2映像信号における5フレームの配置期間(5×(1/60)sec=1/12sec)となる。
【0081】
これにより、第1映像信号上の実時間(時間経過)は、第2映像信号上において、2.5倍に引き伸ばされることになる。そのため、第2映像信号を再生すれば、実時間を2.5倍に引き伸ばしたスロー再生となる。
【0082】
以上の第2映像信号生成動作は、撮像後の任意の時点で実施される。さらには、第2映像信号生成動作中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、第2映像信号の生成中、切換スイッチ9は、メモリ6の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、生成された第2映像信号はビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、第2映像信号を視認することができる。このとき、表示されている第2映像信号は、第1映像信号の上の実時間を2.5倍に伸張した映像信号となる。そのため、ビューファインダ装置10で第2映像信号を視認することは、第1映像信号を2.5倍伸張したスロー再生を視認しているのに等しくなる。
【0083】
操作者は、第2映像信号を目視してその時間映像効果を確認し、想像していた時間映像効果が得られていると判断すると、テレビジョンカメラ1に記録指示操作を入力する。記録指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する図示しない入力装置に対して実施される。記録指示入力を検知したビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6のデータ読み出し指令を読み出し制御器8に出力する。データ読み出し指令を受けた読み出し制御器8は、上述した読み出し制御と同一の読み出し制御を実施することで、メモリ6から第2映像信号を読み出してビデオテープ書き込み装置11に出力する。ビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6から供給される第2映像信号をビデオテープVTに記憶する。
【0084】
(第1フレームレートXp=24fpsの場合)
この場合の表示用フレームレート変換器5の動作を、図6のタイミングチャートを参照して説明する。
【0085】
まず、撮像器3は、第1フレームデータ(24fps)を有する第1映像信号を出力する(図6(a)参照)。第1映像信号は、設定された第1フレームレートXp(24fps)に基づいて、1/24sec毎にフレームデータが更新される信号形態を有している。第1映像信号は、信号処理回路4において各種映像信号処理が施されたのち表示用フレームレート変換器5に入力される。
【0086】
表示用フレームレート変換器5は、第1映像信号を構成する各フレームデータを、書き込みイネーブル信号S1(図6(b)参照)に基づいて、表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器に順次書き込む。さらに、表示用フレームレート変換器5は、記憶している各フレームデータを、読み出し制御信号S2(図6(c)参照)に基づいて第1〜第3の記憶器から読み出すことで規格映像信号(図6(d)参照)を生成して出力する。
【0087】
この場合、書き込みイネーブル信号S1は、書き込み先の第1〜第3の記憶器を1/24sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/24sec毎に記録先(第1〜第3の記憶器のうちの1つ)が順次更新されながら記録される。したがって、第1〜第3の記憶器それぞれにおいては、3×(1/24sec)=1/8sec毎に記憶内容が更新される。
【0088】
読み出し制御信号S2は、読み出し先である表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器を1/60sec毎に順次変更する信号形態を有している。読み出し制御信号S2は、規格映像信号の規格フレームレートSp(この場合は60fps)に応じてその読み出し変更間隔が設定されている。そのため、第1〜第3の記憶器に記憶されている各フレームデータは、1/60sec毎に読み出し先(具体的には、第1〜第3の記憶器)が順次変更されつつ読み出される。
【0089】
さらには、第1映像信号の第1フレームレートXpが24fpsであるのに対して、規格映像信号の規格フレームレートSpは60fpsとなっており、第1映像信号の規格フレームデータは、規格映像信号の規格フレームデータの1/2.5倍分のデータ量しか有していない。そのため、第1映像信号(24fps)を規格映像信号(60fps)に変換する際には、第1映像信号の第1フレームデータを2.5倍に割り増す必要がある。そこで、読み出し制御信号S2は、上述した2−3プルダウン配置規則に則って、第1〜第3の記憶器から第1の映像信号の各第1フレームデータを読み出す。
【0090】
これにより、第1〜第3の記憶器から1/60sec毎に第1フレームデータが順次読み出されることで生成される規格映像信号は、60fpsのフレームレートを有する規格映像信号となる。
【0091】
このとき、撮像器3から出力される第1映像信号における第1フレームデータの更新期間が1/24secであるのに対して、表示用フレームレート変換器5から出力される規格映像信号における規格フレームデータの更新期間は1/60secとなる。しかしながら、規格映像信号生成時には、第1映像信号のフレームデータを2.5倍に割り増している。そのため、第1映像信号上の実時間(時間経過)と規格映像信号上の実時間(時間経過)とは一致することになる。しかも、規格映像信号生成時において、2−3プルダウン配置規則という一定の配置規則に基づいて第1映像信号を規格映像信号に変換している。そのため、規格映像信号中のおける映像の動きは自然なものとなる。
【0092】
以上の規格映像信号生成動作は、撮像中においてリアルタイムに実施される。さらには、撮像中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、撮像中、切換スイッチ9は、表示用フレームレート変換器5の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、撮像により得られる第1映像信号は、リアルタイムに規格映像信号に変換されてビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで規格映像信号を視認することができる。このとき、表示されている規格映像信号は、第1映像信号を実時間変更なしに変換した映像信号である。そのため、ビューファインダ装置10で規格映像信号を視認することは、実質的に第1映像信号を視認しているのに等しくなる。
【0093】
次に、この場合におけるメモリ6に対する書き込み動作,および読み出し動作を、図7のタイミングチャートを参照して説明する。
【0094】
まず、図7(a)に示すように、撮像器3は、第1フレームデータ(24fps)を有する第1映像信号を出力する。第1映像信号は、信号処理回路4において各種映像信号処理が施されたのちメモリ6に書き込まれる。書き込みは、書き込み制御器7により制御される。
【0095】
書き込み制御器7は、第1映像信号を構成する各第1フレームデータを、書き込み制御信号S3(図7(b)参照)に基づいて、メモリ6の各記憶エリアに順次書き込む。なお、図7中において、メモリ6の各記憶エリアには、順次I,II,III,〜等の数字が付されている。
【0096】
この場合、書き込み制御信号S3は、書き込み先となるメモリ6の記憶エリア(I,II,III,〜)を1/24sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/24sec毎に記録先(記憶エリア)が順次変更されつつ記録される。
【0097】
以上説明したメモリ6に対する第1映像信号の書き込み動作は、撮像時においてリアルタイムに実施される。次に、メモリ6からのデータ読み出し動作を説明する。メモリ6からのデータ読み出し動作は、撮像操作が終了した時点、もしくは終了したのち任意の時間が経過した時点において任意に実施される。
【0098】
まず、第1映像信号を第2映像信号に変換する旨の指示入力がテレビジョンカメラ1に入力される。この指示入力はテレビジョンカメラ1の操作者により実施される。指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する入力装置(図示省略)を介して実施される。
【0099】
読み出し制御器8は、上記指示入力を検知すると読み出し制御信号S4をメモリ6に出力する。読み出し制御信号S3は、読み出し先であるメモリ6の各記憶エリアI,II,III,〜を1/60sec毎に順次変更して指示する信号形態を有している。しかも、読み出し制御信号S4は、以下に示す配置規則(読み出し規則)に基づいて各記憶エリアからフレームデータを読み出している。
【0100】
すなわち、この配置規則は、第2フレームレートYp(本実施形態では、24fps)を有する映像信号のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように規格映像信号(本実施形態では、60fpsのフレームレートを有する60p映像信号)中に重複配置する際の配置規則をいう。
【0101】
第2フレームレートYpが24fpsであり、規格フレームレートSpが60fpsである本実施形態では、配置規則は上述した2−3プルダウン配置規則となる。
【0102】
このような配置規則を有する読み出し制御信号S4に基づいて、メモリ6の各記憶領域I,II,III,〜に記憶されている各フレームデータが、1/60sec毎に順次変更されつつ読み出される。
【0103】
このようにしてメモリ6から読み出されることで生成される第2映像信号は、60fpsのフレームレートを有する映像信号となる。
【0104】
このとき、第1映像信号におけるフレームデータ更新期間は、1/24secであるのに対して、第2映像信号におけるフレームデータ更新期間は1/60secとなる。しかしながら、上記配置規則に基づいて第2映像信号のフレームデータが配置されるため、第1映像信号におけるの2フレームデータ分の配置期間(2×(1/24)sec=1/12sec)は、第2映像信号における5フレームの配置期間(5×(1/60)sec=1/12sec)となる。
【0105】
これにより、第1映像信号上の実時間(時間経過)は、第2映像信号上において同一となる。そのため、第2映像信号を再生すれば、実時間通りの再生となる。
【0106】
以上の第2映像信号生成動作は、撮像後の任意の時点で実施される。さらには、第2映像信号生成動作中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、第2映像信号の生成中、切換スイッチ9は、メモリ6の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、生成された第2映像信号はビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、第2映像信号を視認することができる。このとき、表示されている第2映像信号は、第1映像信号の上の実時間と同一となる。そのため、ビューファインダ装置10で第2映像信号を視認することは、第1映像信号を実時間通り再生した映像を視認していることになる。つまり、この場合においては、何等時間映像効果が発揮されていない無加工映像となる。
【0107】
操作者は、第2映像信号を目視してその時間映像効果を確認し、想像していた時間映像効果が得られている(つまり、無加工映像でよい)と判断すると、テレビジョンカメラ1に記録指示操作を入力する。記録指示入力は、テレビジョンカメラ1の図示しない入力装置に対して実施される。記録指示入力を検知したビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6のデータ読み出し指令を読み出し制御器8に出力する。データ読み出し指令を受けた読み出し制御器8は、上述した読み出し制御と同一の読み出し制御を実施することで、メモリ6から第2映像信号を読み出してビデオテープ書き込み装置11に出力する。ビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6から供給される第2映像信号をビデオテープVTに記憶する。
【0108】
(第1フレームレートXp=12fpsの場合)
この場合の表示用フレームレート変換器5の動作を、図8のタイミングチャートを参照して説明する。
【0109】
まず、撮像器3は、第1フレームデータXp(12fps)を有する第1映像信号を出力する(図8(a)参照)。第1映像信号は、設定された第1フレームレートXp(12fps)に基づいて、1/12sec毎にフレームデータが更新される信号形態を有している。第1映像信号は、信号処理回路4において各種映像信号処理が施されたのち表示用フレームレート変換器5に入力される。
【0110】
表示用フレームレート変換器5は、第1映像信号を構成する各フレームデータを、書き込みイネーブル信号S1(図8(b)参照)に基づいて、表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器に順次書き込む。さらに、表示用フレームレート変換器5は、記憶している各第1フレームデータを、読み出し制御信号S2(図8(c)参照)に基づいて第1〜第3の記憶器から読み出すことで規格映像信号(図8(d)参照)を生成して出力する。
【0111】
この場合、書き込みイネーブル信号S1は、書き込み先の第1〜第3の記憶器を1/12sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/12sec毎に記録先(第1〜第3の記憶器のうちの1つ)が順次更新されながら記録される。したがって、第1〜第3の記憶器それぞれにおいては、3×(1/12sec)=1/4sec毎に記憶内容が更新される。
【0112】
読み出し制御信号S2は、読み出し先である表示用フレームレート変換器5の第1〜第3の記憶器を1/60sec毎に順次変更する信号形態を有している。読み出し制御信号S2は、規格映像信号の規格フレームレートSp(この場合は60fps)に応じてその読み出し変更間隔が設定されている。そのため、第1〜第3の記憶器に記憶されている各第1フレームデータは、1/60sec毎に読み出し先(具体的には、第1〜第3の記憶器)が順次変更されつつ読み出される。
【0113】
さらには、第1映像信号の第1フレームレートXpが12fpsであるのに対して、規格映像信号の規格フレームレートSpは60fpsとなっており、第1映像信号の第1フレームデータは規格映像信号の規格フレームデータの1/5倍分のデータ量しか有していない。そのため、第1映像信号(12fps)を規格映像信号(60fps)に変換する際には、第1映像信号の第1フレームデータを5倍に割り増す必要がある。そこで、読み出し制御信号S2は、規格映像信号の各規格フレームデータ出力期間(1/60sec)に対応して表示用フレームレート変換器5に記憶されている第1フレームデータを5回反復して取り出すようにその信号内容が構成されている。
【0114】
これにより、第1〜第3の記憶器から1/60sec毎に第1フレームデータが順次読み出されることで生成される映像信号は、60fpsの規格フレームレートSpを有する規格映像信号となる。
【0115】
このとき、撮像器3から出力される第1映像信号におけるフレームデータ更新期間が1/12secであるのに対して、表示用フレームレート変換器5から出力される規格映像信号におけるフレームデータ更新期間は1/60secとなる。しかしながら、規格映像信号生成時には、第1映像信号の第1フレームデータを5倍に割り増している。そのため、第1映像信号上の実時間(時間経過)と規格映像信号上の実時間(時間経過)とは一致することになる。しかも、規格映像信号生成時において、1/60secごとに、第1映像信号の第1フレームデータを規則的に5回反復して割り増している。そのため、規格映像信号中における映像の動きは比較的自然なものとなる。
【0116】
以上の規格映像信号生成動作は、撮像中においてリアルタイムに実施される。さらには、撮像中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、撮像中、切換スイッチ9は、表示用フレームレート変換器5の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、撮像により得られる第1映像信号は、リアルタイムに規格映像信号に変換されてビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、リアルタイムに規格映像信号を視認することができる。このとき表示されている規格映像信号は、第1映像信号を実時間変更なしに変換した映像信号である。そのため、ビューファインダ装置10で規格映像信号を視認することは、実質的に第1映像信号を視認しているのに等しくなる。
【0117】
次に、この場合におけるメモリ6に対する読み書き動作を、図9のタイミングチャートを参照して説明する。
【0118】
まず、図9(a)に示すように、撮像器3は、第1フレームレートXp(12fps)を有する第1映像信号を出力する。第1映像信号は、信号処理回路4において各種映像信号処理が施されたのちメモリ6に書き込まれる。書き込みは、書き込み制御器7により制御される。
【0119】
書き込み制御器7は、第1映像信号を構成する各第1フレームデータを、書き込み制御信号S3(図9(b)参照)に基づいて、メモリ6の各記憶エリアに順次書き込む。なお、図9中において、メモリ6の各記憶エリアには、順次I,II,III,〜等の数字が付されている。
【0120】
この場合、書き込み制御信号S3は、書き込み先となるメモリ6の記憶エリア(I,II,III,〜)を1/12sec毎に順次変更する信号形態を有している。そのため、第1映像信号を構成する各第1フレームデータは、1/12sec毎に記録先(記憶エリア)が順次変更されつつ記録される。
【0121】
以上説明したメモリ6に対する第1映像信号の書き込み動作は、撮像時においてリアルタイムに実施される。次に、メモリ6からのデータ読み出し動作を説明する。メモリ6からのデータ読み出し動作は、撮像操作が終了した時点、もしくは終了したのち任意の時間が経過した時点において任意に実施される。
【0122】
まず、第1映像信号を第2映像信号に変換する旨の指示入力が、テレビジョンカメラ1に入力される。この指示入力はテレビジョンカメラ1の操作者により実施される。指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する入力装置(図示省略)を介して実施される。
【0123】
読み出し制御器8は、上記指示入力を検知すると、読み出し制御信号S4をメモリ6に出力する。読み出し制御信号S4は、読み出し先であるメモリ6の各記憶エリアI,II,III,〜を1/60sec毎に順次変更して指示する信号形態を有している。しかも、読み出し制御信号S4は、以下に示す配置規則(読み出し規則)に基づいて各記憶エリアからフレームデータを読み出している。
【0124】
すなわち、この配置規則は、第2フレームレートYp(本実施形態では、24fps)を有する映像信号(24p映像信号)のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように規格映像信号(本実施形態では、60fpsのフレームレートを有する60p映像信号)中に重複配置する際の配置規則をいう。
【0125】
第2フレームレートYpが24fpsであり、規格フレームレートSpが60fpsである本実施形態では、配置規則は上述した2−3プルダウン配置規則となる。
【0126】
このような本発明の配置規則を実施するためには、第2フレームレートYpは、規格フレームレートSpより低い(Yp≦Sp)ことが条件となる。
【0127】
2−3プルダウン配置規則に準じた読み出し制御信号S4に基づいて、メモリ6の各記憶領域I,II,III,〜に記憶されている各フレームデータが、1/60sec毎に順次リア)が順次変更されつつ読み出される。
【0128】
このようにしてメモリ6から読み出されることで生成される第2映像信号は、60fpsのフレームレートを有する映像信号となる。
【0129】
このとき、第1映像信号におけるフレームデータ更新期間は、1/12secであるのに対して、第2映像信号におけるフレームデータ更新期間は1/60secとなる。しかしながら、上記配置規則に基づいて第2映像信号のフレームデータが配置されるため、第1映像信号におけるの2フレームデータの配置期間(2×(1/12)sec=1/6sec)は、第2映像信号における5フレームの配置期間(5×(1/60)sec=1/12sec)となる。
【0130】
これにより、第1映像信号上の実時間(時間経過)は、第2映像信号上において、0.5倍に縮められたことになる。そのため、第2映像信号を再生すれば、実時間を0.5倍に縮めたクイック再生となる。
【0131】
以上の第2映像信号生成動作は、撮像後の任意の時点で実施される。さらには、第2映像信号生成動作中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、第2映像信号の生成中、切換スイッチ9は、メモリ6の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、生成された第2映像信号はビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、第2映像信号を視認することができる。このとき、表示されている第2映像信号は、第1映像信号の上の実時間を0.5倍に縮めた映像信号となる。そのため、ビューファインダ装置10で第2映像信号を視認することは、第1映像信号を5倍伸張したクイック再生を視認しているのに等しくなる。
【0132】
操作者は、第2映像信号を目視してその時間映像効果を確認し、想像していた時間映像効果が得られていると判断すると、テレビジョンカメラ1に記録指示操作を入力する。記録指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する図示しない入力装置に対して実施される。記録指示入力を検知したビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6のデータ読み出し指令を読み出し制御器8に出力する。データ読み出し指令を受けた読み出し制御器8は、上述した読み出し制御と同一の読み出し制御を実施することで、メモリ6から第2映像信号を読み出してビデオテープ書き込み装置11に出力する。ビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6から供給される第2映像信号をビデオテープVTに記憶する。
【0133】
(間欠撮像の場合)
この場合であっても、撮像器3は第1映像信号を撮像してその第1映像信号を構成するフレームデータの全てを撮像器3から出力する。書き込み制御器7は、撮像器3で撮像された第1映像信号を構成する全フレームデータの中から、任意の時間間隔を開けて位置するフレームデータを選択的に取り出してメモリ6に書き込む。これにより、第1映像信号のフレームデータは間欠的にメモリ6に書き込まれる。メモリ6に書き込まれるフレームデータの選択は例えば次のように実施される。フレームデータを取り込む時間間隔が予め設定されたうえで、設定された時間間隔毎にフレームデータが自動的にメモリ6に書き込まれる。また、テレビジョンカメラ1の操作部に取り込みボタン(図示省略)を設けたうえで、操作者がこの取り込みボタンを押圧操作した時点のフレームデータがメモリ6に書き込まれる。
【0134】
なお、撮像器3で撮像された第1映像信号は、規格映像信号に変換されてビューファインダ装置10で表示される。操作者はビューファインダ装置10で表示される規格映像信号を目視することで撮影中の映像を動的に確認するとともに、撮像器3から出力されるフレームデータの概要を確認することができる。
【0135】
この場合におけるメモリ6に対する書き込み動作,読み出し動作を図10のタイミングチャートを参照して説明する。
【0136】
まず、図10(a)に示すように、撮像器3は、撮像した第1映像信号の撮像フレームデータを出力する。撮像フレームデータは、信号処理回路4における各種映像信号処理が施されたのち書き込み制御器7の書き込み制御のもとでメモリ6に書き込まれる。書き込み制御器7は、撮像フレームデータの書き込みを間欠制御する。
【0137】
書き込み制御器7は、第1映像信号を構成する各第1フレームデータを、書き込み制御信号S3(図10(b)参照)に基づいて、メモリ6の各記憶エリアに順次書き込む。なお、図10中において、メモリ6の各記憶エリアには、順次I,II,III,〜等の数字が付されている。
【0138】
この場合、書き込み制御信号S3は、撮像フレームデータが入力される毎に、書き込み先となるメモリ6の記憶エリア(I,II,III,〜)を、順次変更する信号形態を有している。そのため、撮像フレームデータは、所定の時間間隔毎に記録先(記憶エリア)が順次変更されつつ記録される。以下、メモリ6の記憶エリア(I,II,III,〜)に間欠的に書き込まれる撮影フレームデータを間欠撮影フレームデータという。
【0139】
以上説明したメモリ6に対する撮像フレームデータの間欠書き込み動作は、撮像時においてリアルタイムに実施される。次に、メモリ6からのデータ読み出し動作を説明する。メモリ6からのデータ読み出し動作は、メモリ6内において間欠撮像フレームデータがある程度蓄積されたのち実施される。ただし、間欠撮像フレームデータがメモリ6の容量内でしか蓄積できないのはもちろんである。
【0140】
まず、間欠撮像フレームデータを第2映像信号に変換する旨の指示入力が、テレビジョンカメラ1に入力される。この指示入力はテレビジョンカメラ1の操作者により実施される。指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する入力装置(図示省略)を介して実施される。
【0141】
読み出し制御器8は、上記指示入力を検知すると、読み出し制御信号S4をメモリ6に出力する。読み出し制御信号S4は、読み出し先であるメモリ6の各記憶エリアI,II,III,〜を1/60sec毎に順次変更して指示する信号形態を有している。しかも、読み出し制御信号S4は、以下に示す配置規則(読み出し規則)に基づいて各記憶エリアからフレームデータを読み出している。
【0142】
すなわち、この配置規則は、第2フレームレートYp(本実施形態では、24fps)を有する映像信号(24p映像信号)のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように規格映像信号(本実施形態では、60fpsのフレームレートを有する60p映像信号)中に重複配置する際の配置規則をいう。
【0143】
第2フレームレートYpが24fpsであり、規格フレームレートSpが60fpsである本実施形態では、配置規則は上述した2−3プルダウン配置規則となる。
【0144】
このような本発明の配置規則を実施するためには、第2フレームレートYpは、規格フレームレートSpより低い(Yp≦Sp)ことが条件となる。
【0145】
2−3プルダウン配置規則に準じた読み出し制御信号S4に基づいて、メモリ6の各記憶領域I,II,III,〜に記憶されている各間欠撮像フレームデータが、1/60sec毎に順次リア)が順次変更されつつ読み出される。
【0146】
このようにしてメモリ6から読み出されることで生成される第2映像信号は、60fpsのフレームレートを有する映像信号となる。
【0147】
このとき、間欠撮像フレームデータがメモリ6に対する間欠書き込み動作により生成されているのに対して、第2映像信号におけるフレームデータ更新期間は1/60secとなる。
【0148】
そのため、それぞれ間欠書き込み動作により取り出された静止画像の集合体である間欠撮像フレームデータが、第2映像信号上において1/60sec毎に変化する動画映像となる。そのため、第2映像信号を再生すれば、静止画像を擬似的に動画にした再生映像(例えば、アニメーション画像)となる。
【0149】
以上の第2映像信号生成動作は、撮像後の任意の時点で実施される。さらには、第2映像信号生成動作中においては、切換スイッチ9の切換操作は、自動的に次のように設定される。すなわち、第2映像信号の生成中、切換スイッチ9は、メモリ6の出力をビューファインダ装置10に供給する。したがって、生成された第2映像信号はビューファインダ装置10で表示される。そのため、撮影者は、ビューファインダ装置10を目視することで、第2映像信号を視認することができる。このとき、表示されている第2映像信号は、間欠撮像フレームデータを擬似的に動画映像にしたものとなる。そのため、ビューファインダ装置10で第2映像信号を視認することは、擬似的な動画映像とした間欠撮像フレームデータを視認しているのに等しくなる。
【0150】
操作者は、第2映像信号を目視してその時間映像効果を確認し、想像していた時間映像効果(擬似的動画映像)が得られていると判断すると、テレビジョンカメラ1に記録指示操作を入力する。記録指示入力は、テレビジョンカメラ1が有する図示しない入力装置に対して実施される。記録指示入力を検知したビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6のデータ読み出し指令を読み出し制御器8に出力する。データ読み出し指令を受けた読み出し制御器8は、上述した読み出し制御と同一の読み出し制御を実施することで、メモリ6から第2映像信号を読み出してビデオテープ書き込み装置11に出力する。ビデオテープ書き込み装置11は、メモリ6から供給される第2映像信号をビデオテープVTに記憶する。
【0151】
上述した実施の形態においては、第2フレームレートYpを24fpsとし、規格フレームレートSpを60fpsとした。しかしながら、これは、本発明の実施例の一例に過ぎず、規格フレームレートSpは、50fps,30fps,25fps,24fps等、任意に設定することができる。第2フレームレートYpについても、規格フレームレートSpより低い(Yp≦Sp)値であれば、いかように設定してもよい。要は、所定の配置規則に則って第2フレームデータを重複配置することで規則映像信号を生成することができればよい。本発明は、規格映像信号に対してそのような関係を有する第2フレームレートを設定できれば、実施できる。
【0152】
また、上述した実施の形態では、撮像器3に対して、表示用フレームレート変換器5とメモリ6とを並列に接続して、表示用フレームレート変換処理(第1映像信号→規格信号)と、第2映像信号生成処理(第1映像信号→第2映像信号)とを並列処理していた。しかしながら、この他、図11に示すように、表示用フレームレート変換器5の信号伝達方向下流側にメモリ6を直列接続してもよい。この場合、表示用フレームレート変換処理により得られた規格映像信号を基にして第2映像信号が生成されることになる。このような構成においても本発明を実施することができる。
【0153】
さらには、上述した実施の形態では、撮像時においてメモリ6に第1フレームデータを蓄積したうえで、蓄積した第1フレームデータを、撮像後においてメモリ6から一括に読み出すことで第2映像信号を生成していた。しかしながら、撮像時の第1フレームデータの蓄積と同時にメモリ6から第1フレームデータを読み出すことで、第2映像信号を生成してもよい。この場合、比較的長時間の撮像を可能にするためには、メモリ6の容量を大きくする必要があるものの、第2映像信号の生成工程の時間短縮を図ることができる。
【0154】
また、この場合、撮像時において、切換スイッチ9を任意に切り換えることで、次のようなビューファインダ装置10の表示動作を実施することができる。すなわち、撮像時において、ビューファインダ装置10に、撮像画像の実時間映像(規格映像信号の画像)と、時間映像効果獲得後の映像(第2映像信号の映像)とを任意に切り換えながら表示することができる。
【0155】
また、上述した実施の形態におけるテレビジョンカメラ1では、ビデオテープ書き込み装置11を一体に組み込んでテレビジョンカメラを構成していたが、ビデオテープ書き込み装置11を別装置にしてもよいのはいうまでもない。
【0156】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、テレビジョンカメラ単体で時間映像効果を付与された映像信号を出力することが可能となる。しかも、テレビジョンカメラの大型化(増重量化)や大幅なコストアップを招くことなく、上記時間映像効果を獲得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のテレビジョンカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図3】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図4】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図5】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図6】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図7】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図8】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図9】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図10】実施の形態のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図11】本発明の変形例を示すブロック図である。
【図12】従来のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【図13】従来のテレビジョンカメラの動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 テレビジョンカメラ 2 レンズ部 3 撮像器
4 信号処理回路 5 表示用フレームレート変換器
6 メモリ 7 書き込み制御器
8 読み出し制御器 9切換スイッチ
10 ビューファインダ装置 11 ビデオテープ書き込み装置
VT ビデオテープ Xp 第1フレームレート
Yp 第2フレームレート Sp 規格フレームレート
S1 書き込みイネーブル信号(表示用フレームレート変換器用)
S2 読み出し制御信号(表示用フレームレート変換器用)
S3 書き込み制御信号(メモリ用)
S4 読み出し制御信号(メモリ用)

Claims (5)

  1. 任意に設定可能な第1フレームレートを有する第1映像信号を生成する撮像器を備えたテレビジョンカメラであって、
    前記撮像器から出力される前記第1映像信号を一時記憶する記憶器と、
    前記記憶器に対する前記第1映像信号の書き込み制御を行う書き込み制御器と、
    前記記憶器に記憶している映像信号の読み出し制御を行う読み出し制御器とを備え、
    前記書き込み制御器は、前記第1映像信号を構成する第1フレームデータそれぞれを、前記第1フレームレートで規定される周期毎に前記記憶器に書き込むものであり、
    前記読み出し制御器は、前記記憶器が記憶している前記第1フレームデータを、第2映像信号として読み出すものであり、
    前記第2映像信号は、このテレビジョンカメラの出力規格フォーマットで規定される規格フレームレートを有する規格映像信号中に、前記第1フレームデータが所定の配置規則に基づいて一部重複された状態で順次配置されたものであり、
    前記所定の配置規則は、前記規格フレームレートと同一もしくはそれより低い第2フレームレート(規格フレームレート≧第2フレームレート)を有する映像信号のフレームデータを、映像上の実時間が互いに一致するように前記規格映像信号中に重複配置する際の配置規則である、
    ことを特徴とするテレビジョンカメラ。
  2. 請求項1に記載のテレビジョンカメラにおいて、
    前記撮像器が生成する前記第1映像信号は、時間的にアトランダムな間欠撮像によって生成された映像信号を含むものである、
    ことを特徴とするテレビジョンカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のテレビジョンカメラにおいて、
    前記第2映像信号を記録媒体に記録する記録器を有することを特徴とするテレビジョンカメラ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のテレビジョンカメラにおいて、
    前記記憶器から出力される第2映像信号を表示画像に変換して表示する表示器をさらに備える、
    ことを特徴とするテレビジョンカメラ。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載のテレビジョンカメラにおいて、
    前記第1映像信号をこのテレビジョンカメラの出力規格フォーマットで規定される規格フレームレートを有する規格映像信号に変換する変換器と、
    前記記憶器から出力される第2映像信号と、前記変換器から出力される規格映像信号とを切り換える切換器と、
    前記切換器の出力を表示画像に変換して表示する表示器と、
    をさらに備えることを特徴とするテレビジョンカメラ。
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