JP2004266353A - 無線送信装置および伝送レート決定方法 - Google Patents

無線送信装置および伝送レート決定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線送信装置が送信先の通信装置から送信された伝送レート要求を誤受信した場合にも、無線送信装置が送信したデータをこの通信装置が誤って受信することを防止すること。
【解決手段】基地局装置(無線送信装置)は、移動端末装置(送信先の通信装置)にデータを無線送信する。この無線信号を受信した移動端末装置は、CIR等の受信品質に基づいて、自機が受信可能な下りの伝送レートに関する情報(CQI)を決定し(ST1010)、基地局装置に送信する。基地局装置は、受信した無線信号からCQI値を抽出すると共に受信データの尤度を求め(ST1020)、この尤度に基づいてCQI値を補正する(ST1030)。そして、補正後のCQI値に基づいて下り回線の伝送レートを決定する(ST1040)。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速パケット伝送を行う無線通信システムに用いられる無線送信装置、および当該装置において使用される下り回線の伝送レートの決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信の分野では、無線送信装置からパケットの送信先である通信装置に高速パケット伝送を行う方式、特に、高速大容量な下りチャネルを複数の移動端末装置が共有し、基地局装置から移動端末装置にパケットを伝送する下り高速パケット伝送方式が開発されている。この下り高速パケット伝送の中でも、より高速なIMT−2000のパケット伝送方式として、下り回線のピーク伝送速度の高速化、低伝送遅延、高スループット化等を目的としたHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)と呼ばれる方式が検討されている。そして、HSDPAを構成する技術として、3GPP(3rd Generation Partnership Project)には、AMC(Adaptive Modulation and Coding:適応変調符号化)と呼ばれる伝送方式が開示されている(非特許文献1参照)。
【0003】
このAMC技術は、回線品質の変動に応じて、変調多値数、誤り訂正符号化レート等の適応変調パラメータを適応的にかつ高速に変更する技術である。AMC技術では、回線品質が良好なほど、大きい変調多値数および符号化率を用いることで伝送レートを高速化できる。具体的には、移動端末装置で随時下り回線の伝搬路環境を測定し、この測定結果に基づく適応変調要求(CQI:Channel Quality Indicator)を基地局装置に送信する。このCQIは、適応変調パラメータの組に対応している。基地局装置は、このCQIに基づいて送信データの伝送先となる移動端末装置を決定し、同時に最適な伝送レートを決定し、送信データを伝送する。
【0004】
適応変調パラメータとして、変調多値数(例えば、QPSK(Quaternary Phase Shift Keying)または16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)間で変更する)、符号化率(例えば、R=1/3でターボ符号化し、パンクチャまたはリピティションすることで変更する)等が検討されている。一方、回線品質情報としては、例えば、CIR(Carrier to Interference Ratio)、SIR(Signal to Interference Ratio)、個別チャネル(例えば、DPCH(Dedicated Physical Channel))の送信電力等が用いられる。
【0005】
【非特許文献1】
3GPP TR25.848 ”Physical layer aspects of UTRA High Speed Downlink Packet Access”
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方式においては、基地局装置が移動端末装置から送信されたCQIを誤って受信(誤受信)した場合、誤受信したCQIに基づいて決定された伝送レートで移動端末装置に下り回線の送信を行うと、移動端末装置側では、要求したものと異なる伝送レートでデータが送信されているため、データを誤って受信してしまい、結果としてデータの再送を繰り返し、スループットの低下を招くという問題がある。特に、移動端末装置が伝送レートの低い要求、すなわちCQI値の低い要求(低CQI)を行ったにもかかわらず、基地局装置側が伝送レートの高い要求、すなわちCQI値の高い要求(高CQI)をされたと誤受信し、この誤ったCQIに基づいた高い伝送レートで移動端末装置に送信を行うと、移動端末装置側では、送信された高い伝送レートの所要品質を満たしていないため誤って受信する可能性が高い。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、無線送信装置がパケットの送信先である通信装置から送信された伝送レート要求(CQI)を誤受信した場合にも、無線送信装置が送信したデータをこの通信装置が誤って受信することを防止し、通信システム全体のスループットを維持することができる無線送信装置および伝送レート決定方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線送信装置は、データを送信する際の伝送レートを、前記データの送信先である通信装置から送信された伝送レート要求に基づいて決定する無線送信装置であって、前記通信装置から送信された伝送レート要求を受信する受信手段と、前記通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの尤度に基づいて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正する補正手段と、補正後の伝送レート要求に基づいて、前記通信装置へデータを送信する際の伝送レートを決定する伝送レート決定手段と、を具備する構成を採る。
【0009】
この構成によれば、無線送信装置が、受信した伝送レート要求(例えばCQI)を受信データの尤度に基づいて補正し、補正後の伝送レート要求に基づいて下り回線の伝送レートを決定するので、送信先の通信装置から送信された伝送レート要求を誤受信した場合にも、無線送信装置が送信したデータを送信先の通信装置が誤って受信することを防止し、通信システム全体のスループットを維持することができる。
【0010】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記補正手段は、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正する際の補正の度合いを前記尤度に基づいて決定する構成を採る。
【0011】
この構成によれば、例えば、受信データの尤度が低い、すなわち受信状況が悪く、受信された伝送レート要求の信頼性が低い場合に、伝送レート要求の値をより低い値に補正することで、受信状況が悪いことにより伝送レート要求を誤受信した場合にも、無線送信装置が送信したデータを送信先の通信装置が誤って受信することを防止し、通信システム全体のスループットを維持することができる。
【0012】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記補正手段は、前記尤度に加えて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値に基づいて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正する構成を採る。
【0013】
この構成によれば、受信された伝送レート要求自体の値の大きさも考慮し伝送レート要求の補正を行うので、通信システム全体のスループットの低下を防ぐことができる。例えば、送信先の通信装置が低い伝送レート要求を送信したにもかかわらず、無線送信装置が高い伝送レート要求と誤受信し高い伝送レートでデータを送信すれば、通信システムに大きな影響を与える。そこで、伝送レート要求自体の値も考慮すれば、伝送レート要求の誤受信をより正確に判定できることとなる。よって、通信システム全体のスループットの低下を防ぐことができる。
【0014】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記補正手段は、前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値が所定値以上の場合、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を低く補正する構成を採る。
【0015】
この構成によれば、受信した伝送レート要求の値自体が小さい場合には、通信システムに与える影響が小さいため、伝送レート要求の補正を行わないようにし、伝送レート決定の処理を簡易にすることができる。
【0016】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記補正手段は、前記尤度に加えて、前記通信装置の移動速度に基づいて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正する構成を採る。
【0017】
一般的に、受信側の移動速度が速いときは受信性能も悪化していると考えられる。しかし、この構成によれば、送信先の通信装置の移動速度も考慮し伝送レート要求の補正を行うため、伝送レート要求の誤受信をより正確に判定することができ、送信先の通信装置での受信データの誤り率を低減させることができる。
【0018】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記補正手段は、前記尤度がしきい値以下の場合、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を低く補正する構成を採る。
【0019】
この構成によれば、しきい値判定という簡易な方法によって受信データの尤度を考慮し受信された伝送レート要求を補正するため、アルゴリズムを簡略化して処理演算量を削減することができ、回路規模を小さくすることができる。
【0020】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記しきい値は、前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値が高いほど高く設定される構成を採る。
【0021】
この構成によれば、受信された伝送レート要求の値が高いほどしきい値は高く設定されるので、伝送レート要求の値が高い場合には伝送レート要求自体の信頼性をより高いレベルで要求することとなる。よって、例えば、送信先の通信装置が送信した伝送レート要求を無線送信装置が高い伝送レート要求と誤受信した場合、伝送レート要求自体の信頼性もより高いレベルで要求されているため、伝送レート要求を誤受信したと判定されるケースが増える。よって、通信システム全体のスループットの低下を防ぐことができる。
【0022】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記しきい値は、前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値に対し複数設定される構成を採る。
【0023】
この構成によれば、伝送レート要求の値の補正を細かく調整することができる。
【0024】
本発明の無線送信装置は、上記の構成において、前記しきい値は、前記通信装置の移動速度が速いほど高く設定される構成を採る。
【0025】
一般的に、受信側の移動速度が速いときは受信性能も悪化していると考えられる。しかし、この構成によれば、受信側の移動速度が速いときにはしきい値が高く設定されるので、伝送レート要求自体の信頼性もより高いレベルで要求されることとなる。これは、伝送レート要求の誤受信をより厳しく判定していることに相当するので、通信システム全体のスループットの低下を防ぐことができる。
【0026】
本発明の無線送信装置は、上記いずれかに記載の無線送信装置において、複数の通信装置へパケットを送信する際にスケジューリングを行う無線送信装置であって、前記受信手段によって受信された伝送レート要求の補正が行われた場合、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を送信した通信装置に対して送信割り当ての優先度を下げる、または、送信を割り当てない構成を採る。
【0027】
この構成によれば、受信された伝送レート要求が信頼性に乏しいときは、通信の機会を少なくするか、または通信を停止するので、通信システム全体のスループットの低下を防ぐことができる。
【0028】
本発明の無線送信装置は、上記いずれかに記載の無線送信装置において、前記尤度は、前記通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの軟判定値、受信品質、または受信電力レベルである構成を採る。
【0029】
この構成によれば、送信先の通信装置から送信されたデータの軟判定値、受信品質、または受信電力レベルを用いて受信データの尤度を判断することができる。
【0030】
本発明の基地局装置は、上記いずれかに記載の無線送信装置を具備する構成を採る。
【0031】
この構成によれば、上記と同様の作用効果を有する基地局装置を提供することができる。
【0032】
本発明の移動端末装置は、上記いずれかに記載の無線送信装置を具備する構成を採る。
【0033】
この構成によれば、上記と同様の作用効果を有する移動端末装置を提供することができる。
【0034】
本発明の伝送レート決定方法は、データを無線送信する際の伝送レートを、前記データの送信先である無線通信装置から送信された伝送レート要求に基づいて決定する伝送レート決定方法であって、前記無線通信装置から送信された伝送レート要求を受信する受信ステップと、前記無線通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの尤度に基づいて、前記受信ステップによって受信された伝送レート要求を補正する補正ステップと、補正後の伝送レート要求に基づいて、前記無線通信装置へデータを無線送信する際の伝送レートを決定する伝送レート決定ステップと、を具備するようにした。
【0035】
この方法によれば、受信した伝送レート要求を受信データの尤度に基づいて補正し、補正後の伝送レート要求に基づいて送信データの伝送レートを決定するので、伝送レート要求を誤受信した場合にも送信データの伝送レートを適正な範囲内に収めることができ、このデータを受け取る受信側が誤って受信することを防止し、通信システム全体のスループットを維持することができる。
【0036】
本発明の伝送レート決定プログラムは、データを無線送信する際の伝送レートを、前記データの送信先である無線通信装置から送信された伝送レート要求に基づいて決定する伝送レート決定プログラムであって、前記無線通信装置から送信された伝送レート要求を受信する受信ステップと、前記無線通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの尤度に基づいて、前記受信ステップによって受信された伝送レート要求を補正する補正ステップと、補正後の伝送レート要求に基づいて、前記無線通信装置へデータを無線送信する際の伝送レートを決定する伝送レート決定ステップと、をコンピュータに実行させるようにした。
【0037】
このプログラムによれば、受信した伝送レート要求を受信データの尤度に基づいて補正し、補正後の伝送レート要求に基づいて送信データの伝送レートを決定するので、伝送レート要求を誤受信した場合にも送信データの伝送レートを適正な範囲内に収めることができ、このデータを受け取る受信側が誤って受信することを防止し、通信システム全体のスループットを維持することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
パケットの送信先である通信装置から送信された伝送レート要求に基づいて無線送信装置が送信データの伝送レートを決定する通信システムにおいては、無線送信装置が伝送レート要求を誤受信した場合、誤受信した伝送レート要求に基づいて決定された伝送レートで下り回線の送信を行うため、通信装置側がデータを誤って受信する可能性が高い。よって、この通信システムにおいて良好な通信環境を維持するためには、無線送信装置が受信した伝送レート要求の信頼性が重要な鍵を握っている。
【0039】
本発明者は、この点に着目し、無線送信装置が受信した伝送レート要求の信頼性を無線送信装置が受信したデータの尤度により評価し、伝送レート要求の信頼度が低い場合には伝送レート要求を低めに補正することにより、良好な通信環境を維持することができることを見出して本発明をするに至った。ここで、受信データの尤度とは、軟判定値、受信SIR、受信レベル等のことを指している。
【0040】
すなわち、本発明の骨子は、無線送信装置が、受信した伝送レート要求を受信データの尤度に基づいて補正し、補正後の伝送レート要求に基づいて下り回線の伝送レートを決定することである。
【0041】
以下の説明では、無線送信装置を基地局装置、送信先の通信装置を移動端末装置とする。具体的には、図1に示すように、基地局装置は、移動端末装置にデータを無線送信する。この無線信号を受信した移動端末装置は、CIR等の受信品質に基づいて、自機が受信可能な下りの伝送レートに関する情報(CQI)を決定し(ST1010)、基地局装置に送信する。基地局装置は、受信した無線信号からCQI値を抽出すると共に受信データの尤度を求め(ST1020)、この尤度に基づいてCQI値を補正する(ST1030)。そして、補正後のCQI値に基づいて下り回線の伝送レートを決定する(ST1040)。これにより、基地局装置は、補正後のCQIから決定される低い伝送レートで下り送信を行うので、移動端末装置において受信データの誤り率が低減される。
【0042】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0043】
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1に係る基地局装置100の構成を示すブロック図、図3は、移動端末装置150の構成を示すブロック図である。ここでは、受信データの尤度として軟判定値を用いる場合を例にとって説明する。なお、軟判定値とは、逆拡散後の振幅情報、位相情報、振幅情報と位相情報、基準信号点からのユークリッド距離等を表す。
【0044】
図2において、基地局装置100は、送信フレーム作成部101、変調部102、拡散部103、送信無線部104、アンテナ共用部105、アンテナ106、受信無線部111、逆拡散部112、復調部113、復号部114、CQI値補正部115、および伝送レート決定部116を有する。
【0045】
図3において、移動端末装置150は、アンテナ151、アンテナ共用部152、受信無線部153、逆拡散部154、復調部155、復号部156、CIR測定部157、CQI決定部158、送信フレーム作成部161、変調部162、拡散部163、および送信無線部164を有する。
【0046】
基地局装置100において、送信フレーム作成部101は、送信データから送信フレームを作成し、変調部102に出力する。変調部102は、送信フレーム作成部101から出力された信号に変調処理を施し、拡散部103に出力する。拡散部103は、変調後の信号に拡散変調を施し、送信無線部104に出力する。送信無線部104は、拡散変調後の信号に所定の無線処理を施し、アンテナ共用部105およびアンテナ106を介して移動端末装置150に送信する。
【0047】
移動端末装置150において、受信無線部153は、基地局装置100から送信された無線信号をアンテナ151およびアンテナ共用部152を介して受信し、所定の無線処理を施し逆拡散部154に出力する。逆拡散部154は、受信無線部153から出力された信号に対し逆拡散処理を施し、復調部155およびCIR測定部157に出力する。復調部155は、逆拡散部154から出力された信号に対し復調処理を施し、復号部156に出力する。復号部156は、復調後の信号に対し復号処理を施し、受信データを得る。また、CIR測定部157は、逆拡散部154から出力された信号のCIRを測定し、CQI決定部158に出力する。CQI決定部158は、測定されたCIRに基づいて、自機が受信可能な下りの伝送レート情報(CQI)を決定し、送信フレーム作成部161に出力する。なお、CIR以外からCQIを決定してもよい。例えば、SIRを測定し、測定されたSIRからCQIを決定してもよい。
【0048】
一方、送信フレーム作成部161は、送信データから送信フレームを作成し、変調部162に出力する。このとき、送信フレームには送信データと共にCQI決定部158から出力されたCQIも埋め込まれる。変調部162は、送信フレーム作成部161から出力された送信フレームを変調し、拡散部163に出力する。拡散部163は、変調後の信号を拡散し、送信無線部164に出力する。送信無線部164は、拡散後の信号に所定の無線処理を施し、アンテナ共用部152およびアンテナ151を介して基地局装置100に送信する。
【0049】
基地局装置100において、受信無線部111は、移動端末装置150から送信された無線信号を、アンテナ106およびアンテナ共用部105を介して受信し、所定の無線処理を施して逆拡散部112に出力する。逆拡散部112は、受信無線部111から出力された信号を逆拡散し、復調部113に出力する。復調部113は、逆拡散部112から出力された信号を復調し、復号部114に出力する。復号部114は、復調部113から出力された復調後の信号を復号し、受信データを得る。このとき、復号時に得られた軟判定値がCQI値補正部115に出力される。また、復号後の信号からはCQI値も抽出され、同様にCQI値補正部115に出力される。
【0050】
CQI値補正部115は、復号部114から出力された軟判定値に基づいて、同じく復号部114から出力されたCQI値の補正を行い、補正後のCQI値を伝送レート決定部116に出力する。伝送レート決定部116は、補正後のCQI値に基づいて送信データの伝送レートを決定し、送信フレーム作成部101に出力する。送信フレーム作成部101は、伝送レート決定部116から通知された伝送レートに基づいて送信フレームを作成する。
【0051】
次いで、基地局装置100の伝送レート決定方法の手順の一例を、図4および図5を用いて説明する。
【0052】
図4は、CQI値補正部115の内部構成を示すブロック図である。また、図5は、基地局装置100の伝送レート決定方法の手順を示すフロー図である。
【0053】
アンテナ106、アンテナ共用部105、および受信無線部111を介し受信(ST1310)されたCQIは、逆拡散部112、復調部113、および復号部114において所定の処理が施され、CQI値補正部115に出力される。CQI値補正部115は、比較部121およびCQI置換部122を有する。比較部121は、復号部114から出力された軟判定値を所定のしきい値と比較する(ST1320)。そして、軟判定値がしきい値以下ならば、CQIを誤受信したとみなし、CQI置換部122は、復号部114から出力されたCQI値を補正し(ST1330)、伝送レート決定部116に出力する。また、ST1320において軟判定値がしきい値より大きい場合、CQI置換部122は、復号部114から出力されたCQI値をそのまま伝送レート決定部116に出力する。伝送レート決定部116は、CQI値補正部115から出力されたCQI値に基づいて送信データの伝送レートを決定する(ST1340)。
【0054】
ここで、CQI値の補正は図6のように行われる。ここでは、CQIがCQI#1〜#4の4つの値をとる場合を例にとって説明する。復号部114から出力された軟判定値がP1、P2、P3、P4のように軟判定値1のときは、軟判定値がしきい値よりも大きいのでCQI値の補正は行われない。一方、軟判定値がP5、P6、P7、P8のように軟判定値2のときは、軟判定値がしきい値よりも小さいのでCQI値の補正が行われる。CQI値は補正により、現状のCQI値より数段階低いCQI値へと置換される。例えば、CQI値を1段階低いCQI値に置換するように設定した場合、補正により、CQI値がCQI#3のP7はCQI#2へ、CQI#2のP6はCQI#1へと置換される。
【0055】
なお、ここでは、CQI値の補正幅が軟判定値の大きさによらず一定である場合を例にとって説明したが、この補正幅を軟判定値に応じて可変としても良い。例えば、図7に示すように、軟判定値が軟判定値2のときは、軟判定値がしきい値2よりも小さく、しきい値1よりも大きいので、補正によりCQI値を1低く置換するが、軟判定値が軟判定値3のときは、軟判定値がしきい値1よりも小さいので、補正によりCQI値を2低く置換する、としても良い。これにより、軟判定値が低い場合には、CQI値をより低く補正することができる。
【0056】
このように、本実施の形態によれば、基地局装置は、軟判定値がしきい値以下の場合、CQIを誤受信しているとみなし、復号されたCQI値より低いCQI値に置き換え、このCQIから決定される低い伝送レートで下り送信を行うことによって、移動端末装置は、低い伝送レートでの所要品質を満たすことができ、誤りなく受信することができる。また、このとき、移動端末装置がデータの再送を要求する回数が減少すると考えられるので、もとは低CQIであったものが高CQIと誤受信されることによって生じるスループットの低下を防ぐことができる。さらに、しきい値判定が主な動作であるため、簡易な構成によりCQIの補正動作を実現させることができる。しかも、しきい値を変更するだけで補正方法を自由自在に変えることができるので、補正方法の調整も簡易である。
【0057】
特に軟判定値は、CQIを送信するのに用いるHS−DPCCH(Dedicated Physical Control Channel (uplink) for HS−DSCH)の尤度として直接利用されているものなので、受信されたCQIの信頼性を正確に反映している。
【0058】
また、軟判定値がしきい値以下の場合、CQIを誤受信しているとみなし、バケット送信のスケジューリングにおいて、このCQIを送信してきた移動端末装置への割り当ての優先度を下げる、または割り当てないようにしても良い。
【0059】
これにより、受信CQIが信頼性に乏しいときは、通信の機会を少なくするか、または通信を停止するので、通信システム全体のスループットの低下を防ぐことができる。
【0060】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る基地局装置は、図2に示した基地局装置100と同様の構成を採るので、実施の形態1と異なるCQI値補正部115aの構成のみを図8に示す。なお、図4に示したCQI値補正部115と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0061】
本実施の形態の特徴は、受信データの尤度をしきい値判定する際に用いるしきい値をCQI値に基づいて決定すること、すなわち、受信データの尤度に基づいてCQI値を補正する際に、受信した元々のCQI値自体の大きさも考慮することである。基地局装置が移動端末装置から高CQIを受信した場合、これに伴い下り回線の伝送レートは高く設定される。よって、移動端末装置が低CQIを送信したにもかかわらず、基地局装置が高CQIと誤受信した場合ほど通信システム全体のスループットに大きな影響を与える。そこで、本実施の形態では、受信データの尤度に基づいてCQI値を補正する際に、受信した元々のCQI値の値自体が大きい場合には、通信システムのスループットに与える影響を考慮し、CQIを低めに補正することにより、良好な通信環境を維持する。
【0062】
図8において、しきい値設定部201は、CQI値としきい値の対応関係が記憶されているテーブルを有し、復号部114から出力されたCQI値に対応するしきい値を選択し、比較部121に出力する。他の構成の動作は実施の形態1と同じである。図9は、この伝送レート決定方法の手順を示すフロー図である。この図に示すように、図5に示した伝送レート決定方法と異なるステップはST2010である。
【0063】
次いで、上記構成を有する基地局装置の伝送レート決定において行われるCQI値の補正について、図10を用いて説明する。ここでは、CQIがCQI#1〜#4の4つの値をとる場合を例にとって説明する。
【0064】
しきい値設定部201に記憶されているテーブルには、復号部114から出力されるCQI値に対応して、複数のしきい値が設定されている。詳しくは、CQI#1、#2、#3、#4のそれぞれに対応して、しきい値1、2、3、4が設定されている。すなわち、CQI値が高CQIのときは、しきい値が高く設定され、CQI値が低CQIのときは、しきい値が低く設定されるようになっている。そして、比較部121は、復号部114から出力された軟判定値をしきい値と比較する。軟判定値がしきい値以下ならば、CQIを誤受信したとみなし、復号部114から出力されたCQI値をより低いCQI値に置き換え、伝送レート決定部116に出力する。また、軟判定値がしきい値より大きい場合、復号部114から出力されたCQI値をそのまま伝送レート決定部116に出力する。
【0065】
例えば、復号部114から出力されたCQI値がCQI#3であった場合(P21、P22)、しきい値はしきい値3が適用され、復号部114から出力された軟判定値が軟判定値1のときは(P21)、軟判定値がしきい値3よりも大きいのでCQI値の補正は行われないが、軟判定値が軟判定値2のときは(P22)、軟判定値がしきい値3よりも小さいのでCQI値の補正が行われる。また、復号部114から出力されたCQI値がCQI#4であった場合(P23、P24)、しきい値はしきい値4が適用され、復号部114から出力された軟判定値が軟判定値1であっても軟判定値2であっても、しきい値4よりも小さいのでCQI値の補正が行われる。なお、補正は実施の形態1と同様の方法で行う。
【0066】
このように、本実施の形態によれば、復号されたCQI値が高いほどしきい値を高く設定するので、移動端末装置が送信したCQIを基地局装置が高CQIと誤受信した場合でも、下り回線の伝送レートを適正な範囲内に収めることができ、通信システム全体のスループットの低下を防ぐことができる。また、この方法により、受信データの尤度およびCQIという2つのパラメータを同時に考慮したCQIの補正動作を可能とすることができ、さらに、しきい値判定が主な動作であるため、簡易な構成により上記の動作を実現させることができる。しかも、しきい値を変更するだけで補正方法を自由自在に変えることができるので、補正方法の調整も簡易である。
【0067】
なお、ここでは、CQI値の補正幅(補正の度合い)を一定とする場合を例にとって説明したが、この補正幅を軟判定値の大きさに応じて可変としても良い。例えば、軟判定値がnのとき、nより小さいしきい値のうち最大のしきい値に対応するCQI値になるように補正を行う。例えば図10において、CQI値がCQI#4で軟判定値が軟判定値1のときは(P23)、軟判定値1より小さいしきい値で最大のしきい値であるしきい値3に対応するCQI#3に補正される。一方、CQI値がCQI#4で軟判定値が軟判定値2のときは(P24)、軟判定値2より小さいしきい値で最大のしきい値であるしきい値2に対応するCQI#2に補正される。このように、軟判定値の大きさに応じてCQI値の補正幅が変更される。この伝送レート決定方法の手順をまとめたフロー図を図11に示す。なお、図9に示した伝送レート決定方法と同様のステップには同一の番号にアルファベットを付した符号を使用した。
【0068】
また、ここでは、1つのCQI値に対して1つのしきい値を設定する場合を例にとって説明したが、図12に示すように、1つのCQIに対して複数のしきい値を設定してもよい。図12において、CQIは、CQI#1〜#7の値をとっており、1つのCQIに対して3つのしきい値が設定されている。例えば、CQI#5に対応して、しきい値13、14、15が設定されている。そして、軟判定値がしきい値15以下(しきい値14以上)の場合にはCQI値を2低く補正し、軟判定値がしきい値14以下の場合にはCQI値を3低く補正し、軟判定値がしきい値13以下の場合にはCQI値を4低く補正する、というように、各しきい値にそれぞれ別個のCQI補正方法が設定されている。これにより、CQI値の補正を細かく調整することができる。例えば、CQI値がCQI#5で軟判定値が軟判定値1のときは軟判定値がしきい値15以下であるので、CQI値は2低く補正されCQI#3となる。
【0069】
さらに、受信したCQIの値自体が小さい場合には、通信システムに与える影響が小さいため、CQIの補正を一切行わないようにしても良い。これにより、伝送レート決定の処理を簡易にすることができる。
【0070】
(実施の形態3)
図13は、本発明の実施の形態3に係る基地局装置300の構成を示すブロック図である。なお、この基地局装置は、図2に示した基地局装置100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0071】
本実施の形態の特徴は、受信データの尤度として、基地局装置が受信した信号のSIR(Signal−to−Interference Ratio)を用いることである。
【0072】
図13において、SIR測定部301は、逆拡散部112から出力される逆拡散後のデータから受信SIRを測定し、CQI値補正部302に出力する。CQI値補正部302は、復号部114から出力されたCQI値に応じて、CQI値が高CQIのときはしきい値を高く設定し、CQI値が低CQIのときはしきい値を低く設定する。そして、SIR測定部301から出力された受信SIRをこのしきい値と比較する。受信SIRがしきい値以下ならば、CQIを誤受信したとみなし、復号部114から出力されたCQI値をより低いCQI値に置き換え、伝送レート決定部116に出力する。また、受信SIRがしきい値より大きい場合、復号部114から出力されたCQI値をそのまま伝送レート決定部116に出力する。
【0073】
図14にHS−DPCCHのフレーム構成を示す。CQIを送信するのに用いるHS−DPCCHは、DPCCHとコード多重されて移動端末装置から送信される。SIR測定部301は、このDPCCHのパイロット信号の強度を用いてSIRを測定する。よって、SIR測定部301は、CQI(HS−DPCCH)のSIRを求めていることにはならない。しかし、HS−DPCCHとDPCCHはコード多重されて同時に送信されていること、また、HS−DPCCHのパワはDPCCHに対して固定値のオフセットで送信制御されていることから、SIRがCQIの尤度を表しているとみなすことができる。
【0074】
このように、本実施の形態によれば、受信SIRがしきい値以下の場合、CQIを誤受信しているとみなし、復号されたCQI値より低いCQI値に置き換えることで、CQIから決定された低い伝送レートで基地局から下り送信し、移動端末では低い伝送レートでの所要品質を満たすことができ、誤りなく受信することができる。このとき、移動端末は再送を要求せず、低CQIが高CQIと誤受信されることによって生じるスループットの低下を防ぐことができる。
【0075】
また、SIRはCQIを送信するのに用いているHS−DPCCHの尤度とみなすことができ、しかもDPCCHの既知ビットであるパイロットを用いて尤度を求めているので、軟判定値よりも高精度な尤度を求めることができ、CQIの誤受信を正確に判定することができる。
【0076】
なお、ここでは、受信データの尤度としてSIRを用いる場合を例にとって説明したが、SIRに限らずCIR(Carrier to Interference Ratio)、RSSI(Received Signal Strength Indicator)等の受信品質を用いても良い。また、図15に示すように、受信データの尤度として受信信号の電力レベル(受信レベル)を用いても良い。基地局装置300aの受信レベル測定部311は、逆拡散部112から出力される逆拡散後のデータから受信レベルを測定し、CQI値補正部302aに出力する。他の動作は既に述べた通りである。
【0077】
また、実施の形態1と2と3を組み合わせて用いてもよい。すなわち、尤度として軟判定値と受信SIRと受信レベルを組み合わせてCQI値の補正を行っても良い。
【0078】
(実施の形態4)
図16は、本発明の実施の形態4に係る基地局装置400の構成を示すブロック図である。なお、この基地局装置は、図2に示した基地局装置100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0079】
本実施の形態の特徴は、移動端末装置の移動速度を検出し、その結果に応じてしきい値にオフセットをつけることである。
【0080】
図16において、移動速度検出部401は、逆拡散部112から出力される逆拡散後のデータから既知シンボル(パイロットシンボル)を分離し、現在の既知シンボルの位相が1つ前の既知シンボルの位相に対してどれだけ回転しているかを求め、これから移動端末装置の移動速度を検出し、CQI値補正部402に出力する。CQI値補正部402は、この移動速度が速いときは、軟判定値が同じ場合でも、移動速度が遅いときと比べて受信性能が悪化していると予想されるので、移動速度が遅いときよりしきい値を高く設定する。他の動作は他の実施の形態と同様である。
【0081】
このように、本実施の形態によれば、移動端末装置の移動速度に応じてしきい値にオフセットをつけるというように、移動速度も考慮しCQIの補正を行うため、CQIの誤受信をより正確に判定することができ、移動端末装置の受信データの誤り率を低減させることができる。
【0082】
なお、本実施の形態を実施の形態1と2と3と組み合わせて用いてもよい。すなわち、受信データの尤度として受信SIRや受信レベルを用いるときに移動速度でしきい値にオフセットをつけても良い。
【0083】
本発明に係る伝送レート決定方法は、基地局装置に限定されず、CQI(もしくは同様の概念の情報)を用いて送信データの伝送レートを決定する無線通信装置に適用することが可能であり、これにより上記と同様の作用効果を有する無線通信装置を提供することができる。
【0084】
また、ここでは、装置の簡略化の観点から、CQIの補正をしきい値判定により行う場合をメインに説明したが、同様の動作を別の方法で行っても良い。例えば、補正の方法(規則)を算術式で規定したり、予めデータテーブルに記憶させておいても良い。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基地局装置が移動端末装置から送信されたCQIを誤受信した場合にも、基地局装置が送信したデータを移動端末装置が誤って受信することを防止し、通信システム全体のスループットを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の骨子を説明するための図
【図2】本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係る移動端末装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1に係るCQI値補正部の内部構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態1に係る伝送レート決定方法の手順を示すフロー図
【図6】本発明の実施の形態1に係るCQI値の補正方法を説明するための図
【図7】本発明の実施の形態1に係るCQI値の補正方法を説明するための図
【図8】本発明の実施の形態2に係るCQI値補正部の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態2に係る伝送レート決定方法の手順を示すフロー図
【図10】本発明の実施の形態2に係るCQI値の補正方法を説明するための図
【図11】本発明の実施の形態2に係る伝送レート決定方法の手順をまとめたフロー図
【図12】本発明の実施の形態2に係るCQI値の補正方法を説明するための図
【図13】本発明の実施の形態3に係る基地局装置の構成を示すブロック図
【図14】HS−DPCCHのフレーム構成を示す図
【図15】本発明の実施の形態3に係る基地局装置の構成を示すブロック図
【図16】本発明の実施の形態4に係る基地局装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 基地局装置
104 送信無線部
111 受信無線部
115、302、402 CQI値補正部
116 伝送レート決定部
121 比較部
122 CQI置換部
201 しきい値設定部
301 SIR測定部
311 受信レベル測定部
401 移動速度検出部

Claims (15)

  1. データを送信する際の伝送レートを、前記データの送信先である通信装置から送信された伝送レート要求に基づいて決定する無線送信装置であって、
    前記通信装置から送信された伝送レート要求を受信する受信手段と、
    前記通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの尤度に基づいて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正する補正手段と、
    補正後の伝送レート要求に基づいて、前記通信装置へデータを送信する際の伝送レートを決定する伝送レート決定手段と、
    を具備することを特徴とする無線送信装置。
  2. 前記補正手段は、
    前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正する際の補正の度合いを前記尤度に基づいて決定することを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  3. 前記補正手段は、
    前記尤度に加えて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値に基づいて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正することを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  4. 前記補正手段は、
    前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値が所定値以上の場合、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を低く補正することを特徴とする請求項3記載の無線送信装置。
  5. 前記補正手段は、
    前記尤度に加えて、前記通信装置の移動速度に基づいて、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を補正することを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  6. 前記補正手段は、
    前記尤度がしきい値以下の場合、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を低く補正することを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  7. 前記しきい値は、
    前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値が高いほど高く設定されることを特徴とする請求項6記載の無線送信装置。
  8. 前記しきい値は、
    前記受信手段によって受信された伝送レート要求の値に対し複数設定されることを特徴とする請求項6記載の無線送信装置。
  9. 前記しきい値は、
    前記通信装置の移動速度が速いほど高く設定されることを特徴とする請求項6記載の無線送信装置。
  10. 複数の通信装置へパケットを送信する際にスケジューリングを行う無線送信装置であって、
    前記受信手段によって受信された伝送レート要求の補正が行われた場合、前記受信手段によって受信された伝送レート要求を送信した通信装置に対して送信割り当ての優先度を下げる、または、送信を割り当てないことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の無線送信装置。
  11. 前記尤度は、
    前記通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの軟判定値、受信品質、または受信電力レベルであることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の無線送信装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の無線送信装置を具備することを特徴とする基地局装置。
  13. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の無線送信装置を具備することを特徴とする移動端末装置。
  14. データを無線送信する際の伝送レートを、前記データの送信先である無線通信装置から送信された伝送レート要求に基づいて決定する伝送レート決定方法であって、
    前記無線通信装置から送信された伝送レート要求を受信する受信ステップと、
    前記無線通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの尤度に基づいて、前記受信ステップによって受信された伝送レート要求を補正する補正ステップと、
    補正後の伝送レート要求に基づいて、前記無線通信装置へデータを無線送信する際の伝送レートを決定する伝送レート決定ステップと、
    を具備することを特徴とする伝送レート決定方法。
  15. データを無線送信する際の伝送レートを、前記データの送信先である無線通信装置から送信された伝送レート要求に基づいて決定する伝送レート決定プログラムであって、
    前記無線通信装置から送信された伝送レート要求を受信する受信ステップと、
    前記無線通信装置から送信されたデータを受信した際の受信データの尤度に基づいて、前記受信ステップによって受信された伝送レート要求を補正する補正ステップと、
    補正後の伝送レート要求に基づいて、前記無線通信装置へデータを無線送信する際の伝送レートを決定する伝送レート決定ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする伝送レート決定プログラム。
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