JP2004265301A - 情報処理装置、画像形成装置、タスク実行方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、タスク実行方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能で且つ開発が容易な情報処理装置、画像形成装置、タスク実行方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、汎用OSであるOSカーネル101及び入出力デバイス300を制御する複数のドライバ110を有して構成され、更に、本実施形態特有のアクセス制御部20とハードウェア状態管理部30と割込み制御部40を有して構成される。OSカーネル101は仮想記憶機能や、このほか、汎用OSにおいて一般的に標準で搭載されているメモリ保護機能等の機能を備えている。この構成においてアクセス制御部20は、1つ以上のドライバ110のうち何れかを選択的に入出力デバイス300に接続する。また、1つのタスクを実行している間、アクセス制御部20は、他のタスクの割込みを禁止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、画像形成装置、タスク実行方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に汎用オペレーティングシステム(OS)が実装された情報処理装置、画像形成装置、タスク実行方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機にファクシミリやその他の機能を統合した複合機に代表される画像形成装置では、画像データをデジタルデータとして内部で取り扱う、いわゆるデジタル複合機が主流となっている。
【0003】
デジタル複合機は、画像データをデジタルで保持できるため、高画質化や画像処理の柔軟性の点で従来のアナログ式よりも優れている。また、デジタル複合機は、ネットワークプリンティング機能やマルチPDL(Page Description Language)機能等、多様な機能を搭載している。
【0004】
これらの機能の多くは、ソフトウェア(S/W)としてデジタル複合機のコントローラに実行されている。また、コントローラの多くは、組み込み用途向けリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)を搭載し、複数のS/Wをアプリケーションタスクとして実行している。尚、RTOSとは、組み込み用途に特化して設計・実装されたオペレーティングシステム(OS)であり、アプリケーションタスクの優先度制御やハードウェア(H/W)デバイスからの割込みの高速な応答性などを実現している。
【0005】
一般的にRTOSには、高速な処理(リアルタイム性)や単純でコンパクトなプログラムであること(コンパクト性)等が要求される。このため、信頼性や安定性や汎用性等の面がある程度犠牲にされて設計されることがある。例えば、Windows(登録商標) OSやUNIX(登録商標) OS等の多くのOS(以下、このようなOSを汎用OSという)で採用されている仮想記憶機能は、殆どのRTOSにおいて標準で搭載されていない。このため、RTOSが組み込まれた装置において実行できるプログラムの種類及び数は、実装された実メモリの容量に制限される。尚、仮想記憶機能は、一般的に利用頻度の低いアプリケーションをハードディスクドライブ(以下、HDDと略す)等の二次以降の記憶装置に退避させる(スワップアウト)ことで実メモリの容量を確保し、必要なプログラムをロードできるようにする機能である。このほかにも、例えばメモリ保護機能やファイルシステム等の機能も、多くのRTOSには標準で搭載されていない。
【0006】
図4に、汎用OSを用いて構成した場合の画像形成装置100の構成を示す(これを従来技術1とする)。画像形成装置100は、汎用PSであるOSカーネル101及び入出力デバイス300を制御するドライバ(図4では、スキャナドライバ111,プリンタドライバ112,UI(ユーザインタフェース)ドライバ113,ネットワークドライバ114を例示;以下、任意のドライバの符号を110とする)を有して構成されている。OSカーネル101とドライバ110とは、所謂ミドルウェア(M/W)102に含まれる構成であり、例えばCPU(Central Processing Unit)等において実行されることで実現されている。アプリケーション(図4では、スキャンアプリケーション201,プリントアプリケーション202,コピーアプリケーション205を例示;以下、任意のアプリケーションの符号を200とする)は、OSカーネル101の制御の下で実行されるソフトウェアであり、ユーザプロセスとして図示しないRAM(Random Access Memory)等のメモリに展開される。また、入出力デバイス300は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やスキャナデバイスやキーボード,マウス等のユーザインタフェース(UI)デバイスやプリンタデバイス(プリンタエンジンともいう)やネットワークアダプタ等の周辺機器であり、例えばPCIバス等のバスを介してM/W102とのデータの入出力が実現される。
【0007】
このような構成において、物理メモリに空き領域206を確保する必要が生じた場合、OSカーネル101は仮想記憶機能を用いて、何れかのアプリケーション(例えばコピーアプリケーション205)を、図5に示すように、2次記憶装置であるHDD上に設けた仮想空間210にスワップアウトする。このような制御により、汎用OS環境下では、物理メモリ以上のアプリケーションの実行が要求された場合もで高い信頼性及び高い安定性でこれを実行することができる。
【0008】
尚、汎用OSにおいて、FreeBSDやNetBSDやOpenBSD等のUNIX互換OSは、オープンソースライセンスを採用しており、ソースコードの取得に関しては極めて低いコストで実現できるため、多くのS/Wが開発されつつある。但し、S/Wの規模が十分に小さく、他のOS環境への移植も考慮する必要が無ければ、RTOS環境の下で動作するS/Wを構築することは十分に可能である。
【0009】
しかしながら、デジタル複合機等の画像処理装置が高機能化し、様々なアプリケーションタスクが実行されることで大規模化すると、RTOSのシンプルな機構による問題が顕著に現れてしまう。具体的には、仮想記憶機能を持っていないため、実メモリの容量を超えるタスクをメモリにロードし、実行することができない。また、メモリ保護機能が搭載されていないRTOSでは、メモリアクセスに不具合(バグ等)を持つタスクが他のタスクやRTOSそのもののプログラムデータを破壊することを防止する手段がない。更に、このような破壊される状況によっては、システムがハングアップするなどの現象を解析することが極めて困難となる。
【0010】
一方、汎用OSは、仮想記憶機能やメモリ保護機能等を標準で備えているため、高機能なシステムを安定して実行することができる。しかしながら、このような汎用OSは、多くの場合、多機能化・高信頼化・高安定化のために、リアルタイム性やコンパクト性等が犠牲にされている。このため、一般的に汎用OSは、必ずしも組み込み用途には向いていない。即ち、ある機能をユーザプロセスのアプリケーションで実装した場合、仮想記憶機能を用いることで、搭載された実メモリの容量で許容されるよりも多くのアプリケーションを実行することが可能となる。しかしながら、仮想記憶機能を用いると、一旦、実メモリにロードしたユーザアプリケーションが常に実メモリに常駐しているという保証がなくなる。例えばHDDにスワップアウトされたプログラムを実行する際は、これを再度実メモリにロード(スワップイン)しなければならない。このため、実行するまでにタイムラグが発生してしまう。
【0011】
このスワップインに係るオーバヘッドは、現実的にリアルタイム処理には向かず、高い応答性が要求される場合には致命的となる。特に複数のデバイス同士で連続して制御する場合、具体的にはスキャナのように画像データを取り込むデバイスとプリンタのように画像を出力するデバイスとを組み合わせたデジタル複合機を構成した場合、スキャナからの画像取込みをユーザプロセスレベルのアプリケーションでハンドリングすると、このアプリケーションが汎用OSの持つプロセススケジューリングの対象であるため、HDDからスワップインするタイムラグが発生する可能性がある。このような場合、画像取込みからプリンタ出力までの複写機としての性能にばらつきが発生してしまう。
【0012】
このように、組み込み用途向けOSと汎用OSとは相反する性能を有しているため、双方の利点を活かし、リアルタイム性と信頼性と安定性とに優れたプラットホームを実現することは困難であった。
【0013】
このような問題を解決する従来技術としては、例えば以下に示す特許文献1で開示されるような、複数のOSを用途に応じて単一の計算機(コンピュータ)に組み込む技術が存在する。図6に、この技術を用いて構成した画像形成装置200の構成を示す(これを従来技術2とする)。
【0014】
図6に示すように、画像形成装置200は、スキャンタスク151やプリントタスク152やUIタスク153やコピータスク155等のような、リアルタイム性を要求するタスクをRTOS103環境下で実行し、その他ユーザプロセスとして立ち上げられるアプリケーション200やネットワークを介したデータの送受信等は、高信頼性及び高安定性が実現できる汎用OS環境下で実行するように構成されている。
【0015】
この従来技術によれば、高機能な汎用OSとリアルタイム処理に優れたRTOSとが組み合わされたハイブリッドなOS構成が実現できる。従って、画像処理等の比較的複雑なアプリケーションを汎用OS上で実行させ、デバイスドライバ等のリアルタイム性が要求されるS/WをRTOS上で実行させることが可能となり、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能となる。
【0016】
【特許文献1】
特開平11−149385号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように複数のOSを使用した場合、ライセンスコストや保守コスト等が多く発生するという問題が存在する。また、複数のOS間の情報のやり取りのための制御が煩雑化し、開発に要する手間が増大するという問題も存在する。特に、複数のOSを用いた場合では、デバイスから通知される割込みソースを最適なOSに配分する作業において非常に複雑で且つ高い応答性が要求される。
【0018】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能で且つ開発が容易な情報処理装置、画像形成装置、タスク実行方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、請求項1記載のように、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された情報処理装置において、前記情報処理装置との間でデータの入出力を行う入出力デバイスと、前記入出力デバイスを制御する複数のデバイスドライバと、前記複数のデバイスドライバの何れかの前記入出力デバイスへのアクセスを選択的に制御するアクセス制御手段と、を有し、前記アクセス制御手段が、1つのタスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせるように構成される。デバイスドライバのアクセス先の入出力デバイス、又は入出力デバイスへアクセスさせるデバイスドライバを、アクセス制御手段を用いて選択的に切り換えるよう構成することで、オペレーティングシステムの制御に依存することなく、デバイスドライバと入出力デバイスとの接続を確立できるため、例えばオペレーティングシステムに設けられたタスクスケジューラによる割込みを禁止することができ、リアルタイム性が要求されるタスクを優先して実行できるようになる。また、例えばユーザプロセスとして立ち上げられたアプリケーションの動作は、仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムにより制御されるため、高信頼性や高安定性を実現することができる。更に、これを実現するための構成を、オペレーティングシステムに追加して容易に組み込むことができるソフトウェアモジュールで実現することが可能であり、且つオペレーティングシステムのカーネル構成を大きく変更する必要が無いため、効率的且つ容易に、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能となる。
【0020】
また、請求項1記載の情報処理装置は、好ましくは請求項2記載のように、前記アクセス制御手段に割込み情報を入力する割込み制御手段と、前記入出力デバイスの状態情報を管理する状態管理手段と、を有し、前記アクセス制御手段が、前記状態管理手段において管理されている前記状態情報に基づいて前記割込み制御手段から入力された前記割込み情報を受け付け、該割込み情報に基づいて前記タスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせるように構成される。通常のデバイスドライバに組み込まれている割込みハンドラを用いることで、開発を容易化することが可能となる。また、割込み制御を入出力デバイスの状態に基づいて許可/禁止できるように構成することで、例えばリアルタイム性が要求されるタスクの実行時には、割込みを禁止するような制御が可能となり、情報処理装置のリアルタイム性が向上される。
【0021】
また、請求項1又は2記載の前記情報処理装置は、好ましくは請求項3記載のように、前記デバイスドライバが、複数の前記入出力デバイスを制御可能であり、前記アクセス制御手段が、同一のタスクにおいて前記デバイスドライバのアクセス先を切り換えるように構成される。複数のデバイスを単一のデバイスドライバで制御できる構成により、UNIXのような汎用OSでも複数のデバイスを連携した制御を決められた処理時間内に行うことが可能になる。
【0022】
また、請求項1から3の何れか1項に記載の前記情報処理装置は、例えば請求項4記載のように、前記入出力デバイスが、原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、画像データを印刷出力する印刷出力手段とを含み、前記デバイスドライバが、前記原稿読取り手段と前記印刷出力手段とを制御可能であるように構成されても良い。これにより、UNIXのような汎用OSをプラットホームとして画像形成装置を構成した場合でも、コピー等のタスクのリアルタイム性を損なうことがない。
【0023】
また、本発明は、請求項5記載のように、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された画像形成装置であって、原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、画像データを印刷出力する印刷出力手段と、前記原稿読取り手段及び前記印刷出力手段を制御可能なデバイスドライバと、前記デバイスドライバのアクセス先を前記原稿読取り手段と前記印刷出力手段とで切り換えるアクセス制御手段と、を有し、前記アクセス制御手段が、同一のタスクの実行時に、前記デバイスドライバのアクセス先を前記原稿読取り手段と前記印刷出力手段とで切り換えるように構成される。原稿読取り手段及び印刷出力手段を有し、また、これら両方を制御できるデバイスドライバを実装し、更に、各々のデバイスに複数のドライバからのアクセスを選択的に可能にする仕組みを提供することで、適宜、スキャン機能,プリント機能,ダイレクトコピー機能を使い分けることが可能な画像形成装置が実現でき、更にまた、デバイスドライバのアクセス先を、アクセス制御手段を用いて選択的に切り換えるよう構成することで、オペレーティングシステムの制御に依存することなく、デバイスドライバと原稿読取り手段及び印刷出力手段との接続を確立できるため、例えばオペレーティングシステムに設けられたタスクスケジューラによる割込みを禁止することができ、リアルタイム性が要求されるコピー等のタスクを優先して実行できるようになる。また、例えばユーザプロセスとして立ち上げられたアプリケーションの動作は、仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムにより制御されるため、高信頼性や高安定性を実現することができる。更に、これを実現するための構成を、オペレーティングシステムに追加して容易に組み込むことができるソフトウェアモジュールで実現することが可能であり、且つオペレーティングシステムのカーネル構成を大きく変更する必要が無いため、効率的且つ容易に、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能となる。
【0024】
また、請求項5記載の前記画像形成装置は、好ましくは請求項6記載のように、前記アクセス制御手段に割込み情報を入力する割込み制御手段と、前記原稿読取り手段及び/又は前記印刷出力手段の状態情報を管理する状態管理手段と、を有し、前記アクセス制御手段が、前記状態管理手段において管理されている前記状態情報に基づいて前記割込み制御手段から入力された前記割込み情報を受け付け、該割込み情報に基づいて前記タスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される前記原稿読取り手段又は前記印刷出力手段へ選択的にアクセスさせるように構成される。通常のデバイスドライバに組み込まれている割込みハンドラを用いることで、開発を容易化することが可能となる。また、割込み制御を入出力デバイスである原稿読取り手段及び印刷出力手段の状態に基づいて許可/禁止できるように構成することで、例えばリアルタイム性が要求されるタスクであるコピー実行時には、割込みを禁止するような制御が可能となり、画像形成装置のリアルタイム性が向上される。
【0025】
また、本発明は、請求項7記載のようにデータの入出力を行う入出力デバイスと、該入出力デバイスを制御する複数のデバイスドライバとを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された情報処理装置におけるタスク実行方法であって、1つのタスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせるアクセスステップと、アクセス状態にある前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを用いて前記タスクを実行するタスク実行ステップと、を有し、前記アクセスステップでは、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを選択的にアクセスさせるように構成される。デバイスドライバのアクセス先の入出力デバイス、又は入出力デバイスへアクセスさせるデバイスドライバを、アクセス制御手段を用いて選択的に切り換えるよう構成することで、オペレーティングシステムの制御に依存することなく、デバイスドライバと入出力デバイスとの接続を確立できるため、例えばオペレーティングシステムに設けられたタスクスケジューラによる割込みを禁止することができ、リアルタイム性が要求されるタスクを優先して実行できるようになる。また、例えばユーザプロセスとして立ち上げられたアプリケーションの動作は、仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムにより制御されるため、高信頼性や高安定性を実現することができる。更に、これを実現するための構成を、オペレーティングシステムに追加して容易に組み込むことができるソフトウェアモジュールで実現することが可能であり、且つオペレーティングシステムのカーネル構成を大きく変更する必要が無いため、効率的且つ容易に、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能となる。
【0026】
また、請求項7記載の前記アクセスステップは、好ましくは請求項8記載のように、前記オペレーティングシステムから出力された割込み情報に基づいて、前記デバイスドライバの割込みハンドラを呼び出すことで、前記入出力デバイスと該デバイスドライバとを選択的にアクセスさせるように構成される。通常のデバイスドライバに組み込まれている割込みハンドラを用いることで、開発を容易化することが可能となる。
【0027】
また、請求項8記載の前記アクセスステップは、好ましくは前記タスクで要求される入出力デバイスの状態に基づいて、前記割込み情報を受け付ける又は禁止するように構成される。割込み制御を入出力デバイスの状態に基づいて許可/禁止できるように構成することで、例えばリアルタイム性が要求されるタスクの実行時には、割込みを禁止するような制御が可能となり、情報処理装置のリアルタイム性が向上される。
【0028】
また、本発明は、請求項10記載のように、原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、画像データを印刷出力する印刷出力手段とを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された画像形成装置におけるタスク実行方法であって、前記デバイスドライバと前記原稿読取り手段とを選択的にアクセスさせるアクセスステップと、前記デバイスドライバの制御に基づいて前記原稿読取り手段で前記原稿の画像データを読み取る画像データ読取りステップと、前記デバイスドライバのアクセス先を前記印刷出力手段に切り換えるアクセス先切替えステップと、前記デバイスドライバの制御に基づいて前記画像データを印刷出力する印刷出力ステップと、を有し、前記アクセスステップ,画像データ読取りステップ,前記アクセス先切替えステップ及び前記印刷出力ステップを、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、1つのタスク実行中に行うように構成される。原稿読取り手段及び印刷出力手段を有し、また、これら両方を制御できるデバイスドライバを実装し、更に、各々のデバイスに複数のドライバからのアクセスを選択的に可能にする仕組みを提供することで、適宜、スキャン機能,プリント機能,ダイレクトコピー機能を使い分けることが可能な画像形成装置が実現でき、更にまた、デバイスドライバのアクセス先を、アクセス制御手段を用いて選択的に切り換えるよう構成することで、オペレーティングシステムの制御に依存することなく、デバイスドライバと原稿読取り手段及び印刷出力手段との接続を確立できるため、例えばオペレーティングシステムに設けられたタスクスケジューラによる割込みを禁止することができ、リアルタイム性が要求されるコピー等のタスクを優先して実行できるようになる。また、例えばユーザプロセスとして立ち上げられたアプリケーションの動作は、仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムにより制御されるため、高信頼性や高安定性を実現することができる。更に、これを実現するための構成を、オペレーティングシステムに追加して容易に組み込むことができるソフトウェアモジュールで実現することが可能であり、且つオペレーティングシステムのカーネル構成を大きく変更する必要が無いため、効率的且つ容易に、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能となる。
【0029】
また、本発明は、請求項11記載のように、データの入出力を行う入出力デバイスと、該入出力デバイスを制御する複数のデバイスドライバとを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された情報処理装置を機能させるためのプログラムであって、1つのタスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせるアクセス処理と、アクセス状態にある前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを用いて前記タスクを実行するタスク実行処理と、を前記コンピュータに実行させ、前記アクセス処理は、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを選択的にアクセスさせるように構成される。デバイスドライバのアクセス先の入出力デバイス、又は入出力デバイスへアクセスさせるデバイスドライバを、アクセス制御手段を用いて選択的に切り換えるよう構成することで、オペレーティングシステムの制御に依存することなく、デバイスドライバと入出力デバイスとの接続を確立できるため、例えばオペレーティングシステムに設けられたタスクスケジューラによる割込みを禁止することができ、リアルタイム性が要求されるタスクを優先して実行できるようになる。また、例えばユーザプロセスとして立ち上げられたアプリケーションの動作は、仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムにより制御されるため、高信頼性や高安定性を実現することができる。更に、これを実現するための構成を、オペレーティングシステムに追加して容易に組み込むことができるソフトウェアモジュールで実現することが可能であり、且つオペレーティングシステムのカーネル構成を大きく変更する必要が無いため、効率的且つ容易に、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能となる。
【0030】
また、請求項11記載の前記アクセス処理は、好ましくは請求項12記載のように、前記オペレーティングシステムから出力された割込み情報に基づいて、前記デバイスドライバの割込みハンドラを呼び出すことで、前記入出力デバイスと該デバイスドライバとを選択的にアクセスさせるように構成される。通常のデバイスドライバに組み込まれている割込みハンドラを用いることで、開発を容易化することが可能となる。
【0031】
また、請求項12記載の前記プログラムは、好ましくは請求項13記載のように、前記アクセスス処理が、前記タスクで要求される入出力デバイスの状態に基づいて、前記割込み情報を受け付ける又は禁止するように構成される。割込み制御を入出力デバイスの状態に基づいて許可/禁止できるように構成することで、例えばリアルタイム性が要求されるタスクの実行時には、割込みを禁止するような制御が可能となり、情報処理装置のリアルタイム性が向上される。
【0032】
また、本発明は、請求項14記載のように、原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、画像データを印刷出力する印刷出力手段とを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された画像形成装置を機能させるためのプログラムであって、前記デバイスドライバと前記原稿読取り手段とを選択的にアクセスさせるアクセス処理と、前記デバイスドライバの制御に基づいて前記原稿読取り手段で前記原稿の画像データを読み取る画像データ読取り処理と、前記デバイスドライバのアクセス先を前記印刷出力手段に切り換えるアクセス先切替え処理と、前記デバイスドライバの制御に基づいて前記画像データを印刷出力する印刷出力処理と、を前記コンピュータに実行させ、前記アクセス処理,画像データ読取り処理,前記アクセス先切替え処理及び前記印刷出力処理を、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、1つのタスク実行中に行うように構成される。原稿読取り手段及び印刷出力手段を有し、また、これら両方を制御できるデバイスドライバを実装し、更に、各々のデバイスに複数のドライバからのアクセスを選択的に可能にする仕組みを提供することで、適宜、スキャン機能,プリント機能,ダイレクトコピー機能を使い分けることが可能な画像形成装置が実現でき、更にまた、デバイスドライバのアクセス先を、アクセス制御手段を用いて選択的に切り換えるよう構成することで、オペレーティングシステムの制御に依存することなく、デバイスドライバと原稿読取り手段及び印刷出力手段との接続を確立できるため、例えばオペレーティングシステムに設けられたタスクスケジューラによる割込みを禁止することができ、リアルタイム性が要求されるコピー等のタスクを優先して実行できるようになる。また、例えばユーザプロセスとして立ち上げられたアプリケーションの動作は、仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムにより制御されるため、高信頼性や高安定性を実現することができる。更に、これを実現するための構成を、オペレーティングシステムに追加して容易に組み込むことができるソフトウェアモジュールで実現することが可能であり、且つオペレーティングシステムのカーネル構成を大きく変更する必要が無いため、効率的且つ容易に、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能となる。
【0033】
また、本発明は、請求項15記載のように請求項11から15の何れか1項に記載の前記プログラムを記録媒体に記録して提供するものである。これにより、このプログラムを広く頒布することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態による情報処理装置1の概略構成を示すブロック図である。
【0035】
本実施形態において、プラットホームには、例えばUNIX等の汎用オペレーティングシステム(OS)を用いる。尚、この汎用OSには、特にFreeBSDやNetBSDやOpenBSD等のオープンソースライセンスを採用しているものを適用するとなおよい。
【0036】
図1に示すように、情報処理装置1は、汎用OSであるOSカーネル101及び入出力デバイス300を制御するドライバ110a,110b,…(以下、任意のドライバの符号を110とする)を有して構成され、更に、本実施形態特有のアクセス制御部20とハードウェア状態管理部30と割込み制御部40を有して構成されている。OSカーネル101とドライバ110とアクセス制御部20とハードウェア状態管理部30と割込み制御部40とは、所謂ミドルウェア(M/W)2に含まれる構成であり、例えばCPU(Central Processing Unit)等において実行されることで実現されるものである。但し、OSカーネル101は、1次キャッシュ等のメインメモリに格納されたデータをハードディスクドライブ(HDD)等の二次的な記録装置に移動する、所謂スワップアウトを行う仮想記憶機能や、このほか、汎用OSにおいて一般的に標準で搭載されているメモリ保護機能等の機能を備えている。
【0037】
アプリケーション200a,200b,200c,…(以下、任意のアプリケーションの符号を200とする)は、OSカーネル101の制御の下で実行されるソフトウェアであり、ユーザプロセスとして図示しないRAM(RandomAccess Memory)等のメモリに展開されるものである。また、入出力デバイス300は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やスキャナデバイスやキーボード,マウス等のユーザインタフェース(UI)デバイスやプリンタデバイス(プリンタエンジンともいう)やネットワークアダプタ等の周辺機器であり、例えばPCIバス等のバスを介してM/W2とのデータの入出力が実現されるものである。
【0038】
アクセス制御部20は、ドライバ110と入出力デバイス300とのアクセスを制御するための構成である。ハードウェア状態管理部30は、ハードウェアである入出力デバイス300の現在の状態情報を保持するための構成である。ハードウェア状態管理部30において保持されている状態情報は、適宜、アクセス制御部20へ通知される。割込み制御部40は、入出力デバイス300が発行した割込み信号を認識したOS(OSカーネル101)からの指示(割込み要求)に基づいて、アクセス制御部20へ割込みを通知するための構成である。即ち、アクセス制御部20は、割込み制御部40からの割込み指示に基づいて、対象の入出力デバイス300へのアクセスを許可するドライバ110を切り換える。
【0039】
以上のような構成において、アクセス制御部20は、1つ以上のドライバ110のうち何れかを選択的に入出力デバイス300に接続する。即ち、1つの入出力デバイス300に対して複数のドライバ110が設けられた構成において、アクセス制御部20は、何れかのドライバ110を選択し、これの割込みハンドラを呼び出すことで、対象のドライバ110を入出力デバイス300へアクセスさせる。また、1つのタスクを実行している間、アクセス制御部20は、他のタスクの割込みを禁止する。換言すれば、ハードウェア状態管理部30において対象の入出力デバイス300が動作状態であると格納されている場合、アクセス制御部20は、割込み制御部40からの割込み情報を受け付けない。これにより、アクセス制御部20を介したドライバ110と入出力デバイス300とのデータの送受信が中断されることが禁止されるため、目的のタスクをリアルタイム性良く実行することができる。換言すれば、タイムシェアリング機能等を行う汎用OSの制御に依存することなく、タスクを実行することができるため、情報処理装置1のリアルタイム性が向上される。但し、アクセス制御部20において割込みが禁止されている場合、割込み制御部40が、OSカーネル101から受信した割込み情報を、割込みが許可されるまで一時保持しておくようにおくように構成すると良い。
【0040】
次に、上記の情報処理装置1を用いて画像形成装置10を構成した場合について、以下に図面を用いて詳細に説明する。図2は、画像形成装置10の構成を示すブロック図である。
【0041】
図2に示すように、画像形成装置10は、入出力デバイス300として、スキャナデバイス301とプリンタデバイス302とUIデバイス303とネットワークアダプタ304とを有している。また、ミドルウェア(M/W)2Aには、OSカーネル101の他に、ドライバ110として、スキャナデバイス301を制御するためのスキャナドライバ111と,プリンタデバイス302を制御するためのプリンタドライバ112と,UIデバイス303を制御するためのUドライバ113と,ネットワークアダプタ304を制御するためのネットワークドライバ114とが設けられている。即ち、各入出力デバイス300には、これを制御するためのドライバ110が設けられている。更に、M/W2Aには、入出力デバイス300との接続を制御するためのアクセス制御部20(21,22,23,24)が個々に設けられている。これらアクセス制御部21,22,23,24には、ハードウェア状態管理部(図中『状態』で示す)31,32,33,34及び割込み通知部(図中『割込』で示す)41,42,43,44が個々に1つずつ設けられている。即ち、1つの入出力デバイス300には、アクセス制御部20とハードウェア状態管理部30と割込み制御部40とが1つずつ設けられている。
【0042】
更に、M/W2Aには、スキャナデバイス301及びプリンタデバイス302を制御することで画像形成装置10を複写機として機能させるためのダイレクトコピードライバ15が設けられている。このダイレクトコピードライバ15に対応するアクセス制御部20には、アクセス制御部21及び22がそれぞれスキャナドライブ111及びプリンタドライバ112と共有する形で用いられる。
【0043】
このほか、画像処理装置10には、OSカーネル101の制御の下で実行されるアプリケーション200として、スキャナデバイス301を用いて原稿の画像データを取り込む機能を提供するためのスキャナアプリケーション201と,スキャナデバイス301で取り込まれた画像データ又はネットワークアダプタ304を介して入力された画像データをハード出力する機能を提供するためのプリントアプリケーション202と,スキャナデバイス301で原稿の画像データを取り込み,更にこの画像データをプリンタデバイス302を用いてハード出力する機能(所謂コピー機能)を提供するためのコピーアプリケーション205とを有している。
【0044】
以上のような構成を有することで、画像形成装置10は、ネットワークを介して入力された画像データを出力するネットワークプリンタとしても、原稿台(スキャナデバイス301)に載置された原稿をコピーする複写機としても、また、スキャナデバイス301で取り込んだ画像データをネットワークへ出力するネットワークスキャナとしても機能することができる。
【0045】
ネットワークプリンタとして機能する場合(以下、この機能をネットワークプリンタ機能という)、画像形成装置10は、ネットワークアダプタ(ネットワークインともいう)304を経由してホストコンピュータからプリントデータ(画像データ)を受信し、これを内部でプリントデータ出力用フォーマットに適宜画像処理した後、プリンタデバイス302から出力する。
【0046】
より詳細には、LAN等のネットワークからネットワークアダプタ304を介して受信したプリントデータを、プリントアプリケーション202で適宜プリントデータ出力用フォーマットに変換し、これをOSカーネル101のインタフェースを介してプリンタドライバ112に入力する。プリンタドライバ112は、アクセス制御部22にアクセスし、データの送信制御とプリンタデバイス302との通信制御とを行う。アクセス制御部22を介してアクセスされたプリンタデバイス302は、割込み信号をOSカーネル101へ発行する。OSカーネル101は、この割込み信号に基づいて割込み情報を生成し、これを該当する割込み制御部42へ入力する。割込みが禁止されていない場合、割込み制御部42は、割込み情報をアクセス制御部22に入力する。アクセス制御部22は、割込み情報に含まれるドライバ(ここではプリンタドライバ112)の割込みハンドラを呼び出す。その後、プリンタドライバ112は、アクセス制御部22を経由してプリンタデバイス302を制御することで、プリントデータをハード出力する。また、プリンタデバイス302は、自己の状態が遷移した場合、逐次このことをハードウェア状態管理部32に通知する。尚、アクセス制御部22は、定期的又は適宜、ハードウェア状態管理部32に状態を問い合わせることで、プリンタデバイス302の現在の状態を知得し、要求された割込みの許可と禁止とを判断する。このような制御がなされることで、ネットワークから受信したプリントデータをプリンタデバイス302を用いてハード出力することができる。即ち、画像形成装置10がネットワークプリンタとして機能する。
【0047】
また、ネットワークスキャナとして機能する場合(以下、この機能をネットワークスキャナ機能という)、画像形成装置10は、ネットワークアダプタ304を介してホストコンピュータから受け取ったスキャン要求又はUIデバイス303を用いてユーザから入力されたスキャン要求に基づいて、物理的なインタフェースであるスキャナデバイス301を制御して原稿の画像データを取り込む。また、取り込んだ画像データは、ユーザ環境での利用に適したファイルフォーマットに変換され、その後、例えば画像形成装置10に設けられたHDD等の二次記憶装置に格納されるか、ネットワークアダプタ304を介して該当するホストコンピュータへ送信される。
【0048】
より詳細には、ネットワークアダプタ304を介してホストコンピュータから、又は、UIデバイス303を用いてユーザからスキャン要求(動作指示)が入力されると、スキャナアプリケーション201が、OSカーネル101を介してスキャナドライバ111にスキャン動作を指示する。スキャナドライバ111は、アクセス制御部21にアクセスし、データの送信制御とスキャナデバイス301との通信制御とを行う。アクセス制御部21を介してアクセスされたスキャナデバイス301は、割込み信号をOSカーネル101へ発行する。OSカーネル101は、この割込み信号に基づいて割込み情報を発行し、これを該当する割込み制御部41へ入力する。割込みが禁止されていない場合、割込み制御部41は、割込み情報をアクセス制御部21に入力する。アクセス制御部21は、割込み情報に含まれるドライバ(ここではスキャナドライバ111)の割込みハンドラを呼び出す。その後、スキャナドライバ112は、アクセス制御部21を経由してプリンタデバイス301を制御することで、原稿の画像データを取り込む。また、スキャナデバイス301は、自己の状態が遷移した場合、逐次このことをハードウェア状態管理部31に通知する。尚、アクセス制御部21は、定期的又は適宜、状態管理部31に状態を問い合わせることで、スキャナデバイス301の現在の状態を知得し、要求された割込みの許可と禁止とを判断する。このような制御がなされることで、ネットワークから又はUIデバイス303から入力されたスキャン要求に基づいて原稿の画像データを取り込み、これを例えばJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)規格等の所定の圧縮形式の画像データに変換し、電子ファイルとして原稿画像が得られる。尚、得られた電子ファイル(画像データ)は、画像形成装置10に設けられたHDD等の二次記憶装置に格納されるか、ネットワークアダプタ304を介して該当するホストコンピュータへ送信される。
【0049】
また、複写機として機能する場合(以下、この機能をダイレクトコピー機能という)、画像形成装置10は、例えばUIデバイス303を用いてユーザから入力されたスキャン要求に基づいて、物理的なインタフェースであるスキャナデバイス301を制御して原稿の画像データを取り込む。また、取り込んだ画像データは、画像形成装置10内部でプリントデータ出力用フォーマットに適宜が像処理された後、プリンタデバイス302で印刷されてハード出力される。
【0050】
より詳細には、UIデバイス303を用いてユーザからコピー要求(動作指示)が入力されると、コピーアプリケーション205が、OSカーネル101を介してダイレクトコピードライバ15にコピー動作を指示する。ダイレクトコピードライバ15は、まず、アクセス制御部21にアクセスし、データの送受信制御とスキャナデバイス301との通信制御とを行う。アクセス制御部21を介してアクセスされたスキャナデバイス301は、割込み信号をOSカーネル101へ発行する。OSカーネル101は、この割込み信号に基づいて割込み情報を発行し、これを該当する割込み制御部41へ入力する。割込みが禁止されていない場合、割込み制御部41は、割込み情報をアクセス制御部21に入力する。アクセス制御部21は、割込み情報に含まれるドライバ(ここではダイレクトコピードライバ15)の割込みハンドラを呼び出す。このような制御がなされることで、画像形成装置10では、まず、原稿の画像データが取得される。尚、この画像データは、バッファメモリ等に一時保持される。次に、画像形成装置10は、画像データをプリントデータとして、プリントアプリケーション202で適宜プリントデータ出力用フォーマットに変換し、これをOSカーネル101のインタフェースを介してダイレクトコピードライバ15に入力する。ダイレクトコピードライバ15は、アクセス制御部22にアクセスし、データの送信制御とプリンタデバイス302との通信制御とを行う。アクセス制御部22を介してアクセスされたプリンタデバイス302は、割込み信号をOSカーネル101へ発行する。OSカーネル101は、この割込み信号に基づいて割込み情報を発行し、これを該当する割込み制御部22へ入力する。本機能ではこの状態で割込みが許可されているため、割込み制御部22は、そのまま割込み情報をアクセス制御部22に入力する。アクセス制御部22は、割込み情報に含まれるドライバ(ここではダイレクトコピードライバ15)の割込みハンドラを呼び出す。その後、ダイレクトコピードライバ15は、アクセス制御部22を経由してプリンタデバイス302を制御することで、プリントデータをハード出力する。このような制御がなされることで、搭載されたスキャナデバイス301とプリンタデバイス302とを利用して、画像形成装置10を複写機として機能させることが可能となる。
【0051】
また、上記で例示したネットワークプリンタ機能とネットワークスキャナ機能とダイレクトコピー機能とが盛り込まれた画像形成装置10の動作を図3のフローチャートに示す。
【0052】
図3において、画像形成装置10は、ネットワークからプリントデータが入力された場合(ステップS101のYes)、このプリントデータを受信し(ステップS102)、プリンタアプリケーション202を用いてプリントデータに含まれるJCLヘッダにパース処理を施す(ステップS103)。次に、プリントデータに含まれる全ての画像データに対してプリンタアプリケーション202を用いてPDL処理を施し(ステップS104及びステップS105)、その後、これを上述したような手順によりプリンタデバイス202からハード出力する(ステップS106)。
【0053】
また、画像形成装置10は、ネットワークからプリントデータを受信せず(ステップS101のNo)にスキャン指示(要求)がネットワークから入力された場合(ステップS107のYes)、上述したような手順によりスキャナデバイス201から全ての原稿の画像データを取得する(ステップS108〜ステップS110)。その後、取得した全画像データをネットワークを介してスキャン指示を発行したホスト(コンピュータ)に転送する(ステップS111)。
【0054】
更にまた、画像形成装置10は、ネットワークからプリントデータを受信せず(ステップS101のNo)且つネットワークからスキャン要求が入力されず(ステップS107のNo)にコピー指示(要求)が入力された場合(ステップS112のYes)、上述したような手順によりスキャナデバイス201から原稿の画像データを取得し(ステップS113)、これにコピーアプリケーション205を用いて所定の画像処理を施した(ステップS114)後、上述したような手順によりプリンタデバイス202からこれをハード出力する(ステップS115)。尚、ステップS113からステップS115までの処理は、原稿1ページ毎又は1部毎に全ページが終了するまで繰り返される(ステップS116)。
【0055】
以上のように、スキャナデバイス及びプリンタデバイスを情報処理装置に接続し、スキャンイン用デバイスドライバ及びプリンタ用デバイスドライバの他にスキャナデバイスとプリンタデバイスとを共に制御するダイレクトコピードライバを備え、更に、各々のデバイスに複数のドライバからのアクセスを選択的に可能にする仕組みを提供することで、適宜、スキャン機能,プリント機能,ダイレクトコピー機能を使い分けることができるようになる。また、ユーザプロセスとして立ち上げられたアプリケーションの動作等は信頼性や安定性が実現できる汎用OSの制御の下で実現され、リアルタイム性が要求されるコピー動作等は汎用OSの制御に依存せずに実現されるため、目的に応じて高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能な情報処理装置、特に画像形成装置が実現できる。とりわけ、汎用OSの制御に依存することなく複数のデバイスを単一のデバイスドライバで制御できる構成により、UNIXのような汎用OSでも複数のデバイスを連携した制御を決められた処理時間内に行うことが可能になる。更に、これを実現するための構成を、汎用OSに追加して容易に組み込むことができるソフトウェアモジュールで実現しているため、効率的且つ容易に上記のような効果を得られる情報処理装置、特に画像形成装置を開発できる。更にまた、本実施形態は、デバイス毎のデバイスドライバでなく、ダイレクトコピードライバ15のような機能毎のデバイスドライバを組み込むことができるように構成されているため、情報処理装置の改良による利便性の向上の可能性を大幅に拡大することが達成される。
【0056】
尚、以上で説明した実施形態は本発明の好適な一実施形態にすぎず、本発明はその趣旨を逸脱しない限り種々変形して実施可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高リアルタイム性と高信頼性と高安定性とを同時に得ることが可能で且つ開発が容易な情報処理装置、画像形成装置、タスク実行方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による情報処理装置1の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す情報処理装置1を適用した画像形成装置10の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す画像形成装置10の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来技術1による画像形成装置100の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す画像形成装置100において仮想記憶機能による作用を説明するための図である。
【図6】従来技術2による画像形成装置200の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2、2A M/W
10 画像形成装置 15 ダイレクトコピードライバ
20、21、22、23、34 アクセス制御部
30、31、32、33、34 ハードウェア状態管理部
40、41、42、43、44 割込み制御部

Claims (15)

  1. 少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された情報処理装置において、
    前記情報処理装置との間でデータの入出力を行う入出力デバイスと、
    前記入出力デバイスを制御する複数のデバイスドライバと、
    前記複数のデバイスドライバの何れかの前記入出力デバイスへのアクセスを選択的に制御するアクセス制御手段と、を有し、
    前記アクセス制御手段は、1つのタスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記アクセス制御手段に割込み情報を入力する割込み制御手段と、
    前記入出力デバイスの状態情報を管理する状態管理手段と、を有し、
    前記アクセス制御手段は、前記状態管理手段において管理されている前記状態情報に基づいて前記割込み制御手段から入力された前記割込み情報を受け付け、該割込み情報に基づいて前記タスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記デバイスドライバは、複数の前記入出力デバイスを制御可能であり、
    前記アクセス制御手段は、同一のタスクにおいて前記デバイスドライバのアクセス先を切り換えることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記入出力デバイスは、原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、画像データを印刷出力する印刷出力手段とを含み、
    前記デバイスドライバは、前記原稿読取り手段と前記印刷出力手段とを制御可能であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された画像形成装置であって、
    原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、
    画像データを印刷出力する印刷出力手段と、
    前記原稿読取り手段及び前記印刷出力手段を制御可能なデバイスドライバと、
    前記デバイスドライバのアクセス先を前記原稿読取り手段と前記印刷出力手段とで切り換えるアクセス制御手段と、を有し、
    前記アクセス制御手段は、同一のタスクの実行時に、前記デバイスドライバのアクセス先を前記原稿読取り手段と前記印刷出力手段とで切り換えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記アクセス制御手段に割込み情報を入力する割込み制御手段と、
    前記原稿読取り手段及び/又は前記印刷出力手段の状態情報を管理する状態管理手段と、を有し、
    前記アクセス制御手段は、前記状態管理手段において管理されている前記状態情報に基づいて前記割込み制御手段から入力された前記割込み情報を受け付け、該割込み情報に基づいて前記タスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される前記原稿読取り手段又は前記印刷出力手段へ選択的にアクセスさせることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. データの入出力を行う入出力デバイスと、該入出力デバイスを制御する複数のデバイスドライバとを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された情報処理装置におけるタスク実行方法であって、
    1つのタスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせるアクセスステップと、
    アクセス状態にある前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを用いて前記タスクを実行するタスク実行ステップと、を有し、
    前記アクセスステップでは、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを選択的にアクセスさせることを特徴とするタスク実行方法。
  8. 前記アクセスステップは、前記オペレーティングシステムから出力された割込み情報に基づいて、前記デバイスドライバの割込みハンドラを呼び出すことで、前記入出力デバイスと該デバイスドライバとを選択的にアクセスさせることを特徴とする請求項7記載のタスク実行方法。
  9. 前記アクセスステップは、前記タスクで要求される入出力デバイスの状態に基づいて、前記割込み情報を受け付ける又は禁止することを特徴とする請求項8記載のタスク実行方法。
  10. 原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、画像データを印刷出力する印刷出力手段とを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された画像形成装置におけるタスク実行方法であって、
    前記デバイスドライバと前記原稿読取り手段とを選択的にアクセスさせるアクセスステップと、
    前記デバイスドライバの制御に基づいて前記原稿読取り手段で前記原稿の画像データを読み取る画像データ読取りステップと、
    前記デバイスドライバのアクセス先を前記印刷出力手段に切り換えるアクセス先切替えステップと、
    前記デバイスドライバの制御に基づいて前記画像データを印刷出力する印刷出力ステップと、を有し、
    前記アクセスステップ,画像データ読取りステップ,前記アクセス先切替えステップ及び前記印刷出力ステップを、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、1つのタスク実行中に行うことを特徴とするタスク実行方法。
  11. データの入出力を行う入出力デバイスと、該入出力デバイスを制御する複数のデバイスドライバとを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された情報処理装置を機能させるためのプログラムであって、
    1つのタスクで要求されるデバイスドライバを該タスクで要求される入出力デバイスへ選択的にアクセスさせるアクセス処理と、
    アクセス状態にある前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを用いて前記タスクを実行するタスク実行処理と、を前記コンピュータに実行させ、
    前記アクセス処理は、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、前記デバイスドライバと前記入出力デバイスとを選択的にアクセスさせることを特徴とするプログラム。
  12. 前記アクセス処理は、前記オペレーティングシステムから出力された割込み情報に基づいて、前記デバイスドライバの割込みハンドラを呼び出すことで、前記入出力デバイスと該デバイスドライバとを選択的にアクセスさせることを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記アクセスス処理は、前記タスクで要求される入出力デバイスの状態に基づいて、前記割込み情報を受け付ける又は禁止することを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 原稿の画像データを読み取る原稿読取り手段と、画像データを印刷出力する印刷出力手段とを有し、少なくとも仮想記憶機能を有するオペレーティングシステムが実装された画像形成装置を機能させるためのプログラムであって、
    前記デバイスドライバと前記原稿読取り手段とを選択的にアクセスさせるアクセス処理と、
    前記デバイスドライバの制御に基づいて前記原稿読取り手段で前記原稿の画像データを読み取る画像データ読取り処理と、
    前記デバイスドライバのアクセス先を前記印刷出力手段に切り換えるアクセス先切替え処理と、
    前記デバイスドライバの制御に基づいて前記画像データを印刷出力する印刷出力処理と、を前記コンピュータに実行させ、
    前記アクセス処理,画像データ読取り処理,前記アクセス先切替え処理及び前記印刷出力処理を、前記オペレーティングシステムの制御に依存せずに、1つのタスク実行中に行うことを特徴とするプログラム。
  15. 請求項11から15の何れか1項に記載の前記プログラムを記録した記録媒体。
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