JP3857654B2 - 画像形成装置,ユーザ情報管理方法,ユーザ情報管理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像形成装置,ユーザ情報管理方法,ユーザ情報管理プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置,ユーザ情報管理方法,ユーザ情報管理プログラムおよび記録媒体に係り、特に1つ以上の格納手段に格納されたユーザ情報をネットワークを介して接続された外部管理装置から管理する画像形成装置,ユーザ情報管理方法,ユーザ情報管理プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコン等の情報処理装置は、様々な情報処理にそれぞれ対応する1つ以上のソフトウェアを実行させることで様々な情報処理を行わせるものである。このような情報処理装置は、例えば他のコンピュータなどにネットワークを介して接続されており、配信機能を利用して画像情報などの配信を行う。配信機能を有する情報処理装置は、例えば配信宛先情報および利用制限・課金情報をユーザ情報として有している。
【0003】
また、情報処理装置の応用例としての画像形成装置は、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納している。画像形成装置は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。
【0004】
このような画像形成装置は、他の画像形成装置やコンピュータなどにネットワークを介して接続され、配信機能を利用して例えば画像情報などの配信を行う。配信機能を有する画像形成装置は、例えば配信宛先情報および利用制限・課金情報をユーザ情報として有している。
【0005】
配信宛先情報は、配信宛先や送信者などの管理を行うものである。配信宛先情報は、更新頻度が低くバックアップが比較的容易である。また、配信宛先情報は管理が必要なユーザが情報処理装置や画像形成装置を利用するユーザに限定されないため、管理が必要なユーザの数が多くなる。
【0006】
一方、利用制限・課金情報は各種機能の使用可否や使用可能機能の使用量(例えば使用枚数など)の管理を行うものである。利用制限・課金情報は機器の使用の度に更新されるため更新頻度が高く、バックアップが困難である。また、利用制限・課金情報は管理が必要なユーザが情報処理装置や画像形成装置を利用するユーザに限定されるため、管理が必要なユーザの数が少なくなる。
【0007】
このように、配信宛先情報および利用制限・課金情報はバックアップの容易性や管理が必要なユーザの数に差があるため、格納手段としての記憶装置に要求される条件が異なっている。例えば配信宛先情報は速度や信頼性を犠牲にしても大容量の記憶装置が必要である。また、利用制限・課金情報はコストや容量を犠牲にしても高速で信頼性の高い記憶装置が必要である。情報処理装置や画像形成装置は、例えば配信宛先情報をハードディスク装置に格納して管理し、利用制限・課金情報を不揮発RAMに格納して管理している。
【0008】
従来の情報処理装置や画像形成装置は、配信宛先情報および利用制限・課金情報を参照または更新する場合、利用者は情報処理装置や画像形成装置に設けられたオペレーションパネル等を直接操作することで行っていた。
【0009】
特許文献1には、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作される画像形成装置の一例が記載されている。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−84383号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来の情報処理装置や画像形成装置では、配信宛先情報および利用制限・課金情報の参照または更新を情報処理装置や画像形成装置に設けられたオペレーションパネル等を直接操作することで行っていた。したがって、オペレータは配信宛先情報および利用制限・課金情報の参照または更新を行うために、情報処理装置や画像形成装置の設置してある場所まで出向く必要があるという問題があった。
【0012】
また、従来の情報処理装置や画像形成装置では、一度に表示できる情報量がオペレーションパネル等の表示能力に左右される。例えば画像形成装置に設けられるオペレーションパネルは小さいことが多い。したがって、オペレーションパネル等の表示能力に応じて、配信宛先情報および利用制限・課金情報の参照または更新を行うための画面に一度に表示できる情報量が少なくなる場合があるという問題があった。
【0013】
また、配信宛先情報および利用制限・課金情報の参照または更新は、情報処理装置や画像形成装置に予め設けられている規定形式で行わなければならないという問題があった。
【0014】
このように、情報処理装置や画像形成装置に設けられたオペレーションパネル等を直接操作することで行う配信宛先情報および利用制限・課金情報の参照または更新は、利用者の負担が大きいという問題があった。
【0015】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ユーザ情報に関する処理を容易化して利用者の作業負担を軽減することができ、ユーザ情報を共有することが可能な画像形成装置,ユーザ情報管理方法,ユーザ情報管理プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置であって、前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージをメッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、前記受信手段が、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信し、前記ユーザ情報管理手段が、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行うことを特徴とする。
【0017】
このようなユーザ情報管理方法では、画像形成装置にネットワークを介して接続された外部管理装置を利用してユーザ情報の管理を行うため、画像形成装置に備えられたオペレーションパネルの性能や画像形成装置に予め設けられているユーザ情報の管理を行うための規定形式によらずに、外部管理装置に設けた規定形式でユーザ情報の管理を行うことができる。また、オペレータは画像形成装置の設置してある場所まで出向くことなく、ユーザ情報の管理を行うことができる。したがって、ユーザ情報に関する処理を容易化して利用者の作業負担を軽減できると共に、ユーザ情報を他の画像形成装置と共有することができる。
【0018】
また、請求項2にかかる発明は、プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置のユーザ情報管理方法であって、前記画像形成装置は、前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージを、メッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、前記受信手段が、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信する受信ステップと、前記ユーザ情報管理手段が、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行うユーザ情報管理ステップとを有することを特徴とする。
【0019】
また、請求項3にかかる発明は、プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置であって、前記画像形成装置は、前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージを、メッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、前記受信手段に、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信させる受信手順と、前記ユーザ情報管理手段に、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行わせるユーザ情報管理手順とを実行させるためのユーザ情報管理プログラムであることを特徴とする。
【0020】
また、請求項4にかかる発明は、プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置であって、前記画像形成装置は、前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージを、メッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、前記受信手段に、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信させる受信手順と、前記ユーザ情報管理手段に、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行わせるユーザ情報管理手順とを実行させるためのユーザ情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0076】
なお、このプログラムを記録する記録媒体は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
【0077】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0078】
図1は、本発明による情報処理装置の一実施例の構成図である。情報処理装置1000は、ハードウェア資源1100と,ソフトウェア群1200とを含むように構成される。
【0079】
ハードウェア資源1100は、メモリ装置1110,入力装置1120,表示装置1130,その他のハードウェアリソース1140等を含む。ソフトウェア群1200は、アプリケーション1210−1〜1210−n,UNIX(登録商標)などのOS1230,BIOS1240,デバイスドライバ1250,ユーザ情報管理手段1260,通信制御手段1270等を含む。
【0080】
情報処理装置1000は、電源投入時にOS1230のプログラムを補助記憶装置から読み出し、読み出したプログラムをメモリ装置1110に転送して起動する。また、情報処理装置1000は電源投入時またはオペレータからの起動指示によりアプリケーション1210−1〜1210−nのプログラムを補助記憶装置から読み出し、読み出したプログラムをメモリ装置1110に転送して起動する。
【0081】
アプリケーション1210−1〜1210−nは、情報処理装置1000に様々な情報処理を行わせるものである。BIOS1240は、ハードウェア資源1100を制御するプログラムである。また、デバイスドライバ1250はハードウェア資源1100に含まれる周辺機器等を管理するプログラムである。
【0082】
OS1230,ユーザ情報管理手段1260および通信制御手段1270は、API(Application Program Interface )1220を利用してアプリケーション1210−1〜1210−nからの要求を受信する。API1220は予め定義されている関数により、アプリケーション1210−1〜1210−nからの要求を受信するために利用される。
【0083】
ユーザ情報管理手段1260は、ユーザ情報の管理を行うものである。通信制御手段1270は、ネットワークを介して接続された後述するような外部管理装置との通信を制御するものである。
【0084】
ユーザ情報管理手段1260はアプリケーション1210−1〜1210−nや外部管理装置からの要求に応じたユーザ情報が格納されている記憶装置を判定し、判定した記憶装置からユーザ情報を取得して要求元のアプリケーション1210−1〜1210−nや外部管理装置に供給する。
【0085】
OS1230は、アプリケーション1210−1〜1210−n,ユーザ情報管理手段1260及び通信制御手段1270の各ソフトウェアをプロセスとして並列制御する。また、OS1230はBIOS1240,デバイスドライバ1250を利用してハードウェア資源1100に対する要求を行う。
【0086】
次に、情報処理装置1000のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明による情報処理装置の一実施例のハードウェア構成図である。情報処理装置1000は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置1510,表示装置1520,補助記憶装置1530,メモリ装置1540,演算処理装置1550および通信装置1560を有するように構成される。
【0087】
入力装置1510はキーボード及びマウスなどで構成され、様々な操作指示を入力するために用いられる。表示装置1520は、操作に必要な各種ウインドウやデータ等を表示する。補助記憶装置1530は、情報処理装置1000に係る処理を行わせるプログラムを格納すると共に、そのプログラムの処理に必要な各種ファイルやデータ等を格納している。通信装置1560は、ネットワークを介して接続された後述するような外部管理装置との通信を行うものである。
【0088】
メモリ装置1540は、情報処理装置1000の起動時に補助記憶装置1530からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置1550は、メモリ装置1540に格納されたプログラムに従って処理を実行する。
【0089】
このような情報処理装置1000は、例えば他のコンピュータや画像形成装置などにネットワークを介して接続され、配信機能を利用して画像情報などの配信を行う。配信機能を備えた情報処理装置1000は、配信宛先情報および利用制限・課金情報をユーザ情報として有している。なお、配信機能を備えていない情報処理装置1000は、利用制限・課金情報をユーザ情報として有している。
【0090】
次に、本発明による情報処理装置1000の応用例としての画像形成装置1について説明する。なお、本実施例で説明する画像形成装置1は、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナ等の各装置の機能を1つの筐体内に収納しているため、融合機とも呼ばれる。
【0091】
図3は、本発明による融合機の一実施例の構成図を示す。融合機1は、白黒ラインプリンタ11と,カラーラインプリンタ12と,スキャナやファクシミリなどのハードウェアリソース13と,ソフトウェア群20と,融合機起動部50とを有するように構成される。また、ソフトウェア群20はアプリケーション30とプラットフォーム40とを有するように構成される。
【0092】
プラットフォーム40は、アプリケーション30からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生するコントロールサービスと、1つ以上のハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)43と、オペレーティングシステム(以下、OSという)41とを有するように構成されている。
【0093】
コントロールサービスは、システムコントロールサービス(以下、SCSという)42,エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)44,メモリコントロールサービス(以下、MCSという)45,オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)46,ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)47,ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)48,ユーザ情報管理サービス(以下、UCSという)49など一つ以上のサービスモジュールを有するように構成されている。
【0094】
なお、プラットフォーム40は予め定義されている関数によりアプリケーション30からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)を有するように構成されている。
【0095】
OS41は、ユニックス(UNIX(登録商標))などのオペレーティングシステムであって、プラットフォーム40およびアプリケーション30の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
【0096】
SRM43のプロセスは、SCS42と共にシステムの制御およびリソースの管理を行うものである。例えばSRM43のプロセスは、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン,メモリ,ハードディスク装置(HDD)ファイル,ホストI/O(セントロインターフェース,ネットワークインターフェース,IEEE1394インターフェース,RS232Cインターフェースなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。
【0097】
具体的に、SRM43は要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM43は上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、例えばプリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリ確保,ファイル生成などの要求内容を直接実施している。
【0098】
SCS42のプロセスは、アプリケーション管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,リソース管理,割り込みアプリケーション制御を行う。ECS44のプロセスは、白黒ラインプリンタ11,カラーラインプリンタ12,ハードウェアリソース13のエンジンの制御を行う。
【0099】
MCS45のプロセスは、画像メモリの取得および解放,ハードディスク装置(HDD)の利用,画像データの圧縮および伸張などを行う。OCS46のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
【0100】
FCS47のプロセスは、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTNまたはISDN網を利用したファクシミリ送受信,BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用,ファクシミリ読み取り,ファクシミリ受信印刷,融合送受信を行うためのアプリケーションを提供する。
【0101】
NCS48のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対し、共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
【0102】
UCS49のプロセスは、ユーザ情報の管理を行うものであり、要求に応じたユーザ情報が格納されている記憶装置を判定し、判定した記憶装置からユーザ情報を取得して各アプリケーションに供給する。
【0103】
また、アプリケーション30は、プリンタ,コピー,ファクシミリ,スキャナなどの画像形成処理にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うものである。アプリケーション30は、ページ記述言語(PDL,PCL)およびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ31と,コピー用アプリケーションであるコピーアプリ32と,ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ33と,スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ34と,ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ35と,工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ36とを有している。
【0104】
融合機起動部50は、融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション30やプラットフォーム40を起動するものである。例えば融合機起動部50は、コントロールサービスやアプリケーションのプログラムを後述するフラッシュメモリから読み出し、読み出した各プログラムをSRAMまたはSDRAM上に確保したメモリ領域に転送して起動するものである。
【0105】
図4は、本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図を示す。図4の融合機1は、コントローラボード60と,オペレーションパネル70と,ファックスコントロールユニット(以下、FCUという)80と,USBデバイス90と,IEEE1394デバイス100と,エンジン部110とを有するように構成される。なお、FCU80はメモリを有している。FCU80が有するメモリは、例えば融合機1の電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
【0106】
オペレーションパネル70は、コントローラボード60のASIC62に直接接続されている。また、FCU80,USBデバイス90,IEEE1394デバイス100およびエンジン部110は、コントローラボード60のASIC62にPCIバス(Peripheral Component Interconnect bus )などで接続されている。
【0107】
また、コントローラボード60は、CPU61と,ASIC62と,SRAM(Static RAM)63と,SDRAM(Synchronous DRAM)64と,フラッシュメモリ65と,HDD66と,ネットワークI/Fコントローラ67とを有するように構成される。コントローラボード60は、CPU61,SRAM63,SDRAM64,フラッシュメモリ65,HDD66,ネットワークI/Fコントローラ67などをASIC62に接続するように構成されている。
【0108】
CPU61は、融合機1の全体制御を行うものである。CPU61は、OS41上でプラットフォーム40を形成するSCS42,SRM43,ECS44,MCS45,OCS46,FCS47およびNCS48をそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション30を形成するプリンタアプリ31,コピーアプリ32,ファックスアプリ33,スキャナアプリ34,ネットファイルアプリ35および工程検査アプリ36を起動して実行させる。
【0109】
ASIC62は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。SRAM63およびSDRAM64の物理メモリ領域には、カーネルやプロセスなどの仮想メモリ領域がマッピングされる。
【0110】
不揮発RAMとしてのフラッシュメモリ65は、アプリケーション30またはプラットフォーム40を構成する各アプリやコントロールサービス,SRM43などの各プログラムおよび利用制限・課金情報が格納されている。また、HDD66は、画像データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積,配信宛先情報の格納を行うためのストレージである。オペレーションパネル70はオペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。
【0111】
このような融合機1は、例えば他の融合機やコンピュータなどにネットワークを介して接続され、配信機能を利用して画像情報などの配信を行う。配信機能を備えた融合機1は、配信宛先情報および利用制限・課金情報をユーザ情報として有している。なお、配信機能を備えていない融合機1は、利用制限・課金情報をユーザ情報として有している。
【0112】
以下、本発明のユーザ情報管理方法について説明していく。なお、以下の説明では本発明による情報処理装置1000の応用例としての融合機1の処理を中心に説明する。
【0113】
図5は、本発明のユーザ情報管理方法について説明するための図を示す。フラッシュメモリ65に格納された利用制限・課金情報は、各種機能の使用可否や使用可能機能の使用枚数などの管理を行うものであり、例えば図6のように構成される。
【0114】
図6は、利用制限・課金情報の一例の構成図を示す。図6の利用制限・課金情報は、管理番号,登録番号,ユーザー名,ユーザーコード,複写機能使用可否,複写機能使用枚数,配信機能使用可否,配信機能使用枚数などのデータ項目を有している。フラッシュメモリ65に格納された利用制限・課金情報は、SCS42に含まれる課金情報管理モジュール121により管理される。
【0115】
なお、フラッシュメモリ65には、各種サービス,モジュール,アプリケーションの管理パラメータも格納されており、SCS42に含まれるシステム初期設定モジュールにより管理される。
【0116】
また、HDD66に格納された配信宛先情報は、配信宛先や送信者などの管理を行うものであり、例えば図7のように構成される。図7は、配信宛先情報の一例の構成図を示す。図7の配信宛先情報は、管理番号,登録番号,ユーザー名,電子メールアドレス,送信者可否などのデータ項目を有している。HDD66に格納された配信宛先情報は、USC49により管理される。
【0117】
UCS49はHDD66に格納された配信宛先情報を直接管理する一方、フラッシュメモリ65に格納された利用制限・課金情報を課金情報管理モジュール121を介して管理する。
【0118】
なお、配信機能を備えていない融合機1の場合、HDD66に格納される配信宛先情報は存在しない。配信機能を備えていない融合機1であってもUCS49が課金情報管理モジュール121を介してフラッシュメモリ65に格納された利用制限・課金情報を管理することにより、配信機能の有無に関係無くインターフェースを統一できる。
【0119】
図5では、フラッシュメモリ65に利用制限・課金情報,HDD66に配信宛先情報を格納する例を表しているが、利用制限・課金情報または配信宛先情報をFCU80が有するメモリに格納するようにしてもよい。また、利用制限・課金情報または配信宛先情報の一部をFCU80が有するメモリに格納するようにしてもよい。
【0120】
UCS49に含まれるリモートインターフェース122と外部管理装置124とは、NCS48およびネットワーク123を介して、XML(Extensible Markup Language)で記載されたメッセージの交換をするためのSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いて通信を行う。
【0121】
リモートインターフェース122は、Webサービスを実現するためのWebサービス関数(以下、WSFという)を1つ以上有している。外部管理装置124はSOAPを用いてリモートインターフェース122が外部に提供するWSFをリモートアクセスすることにより、ユーザ情報をリモート管理する。
【0122】
図8は、ユーザ情報のリモート管理について説明するための図を示す。外部管理装置124はWebサービスリクエスト(以下、WSリクエストという)をXMLで記述されたWSリクエストに変換し、XMLで記述されたWSリクエストを出力するPROXY130を有する。リモートインターフェース122は、XMLパーサー131,変換ライブラリ132,1つ以上のWSF133a〜133nを有する。
【0123】
XMLパーサー131は、XMLで記述されたリクエストが文書型定義(DTD)に従っているかの妥当性の検証と文書型定義の構文解釈を行い、変換ライブラリ132が利用可能なツリー型のパーズに変換する。変換ライブラリ132はXMLパーサー131から供給されるパーズをWSリクエストに変換する。WSF133a〜133nはUCS49が提供するメソッド単位に設けられたWebサービスを実現する関数である。
【0124】
外部管理装置124のPROXY130はWSリクエストをXMLで記述されたWSリクエストに変換し、XMLで記述されたWSリクエストを融合機1のNCS48に送信する。NCS48はXMLで記述されたWSリクエストを例えばURLに応じてXMLパーサー131に振り分ける。
【0125】
XMLパーサー131は、XMLで記述されたリクエストを変換ライブラリ132が利用可能なツリー型のパーズに変換した後、変換ライブラリ132に供給する。変換ライブラリ132はXMLパーサー131から供給されるパーズをWSリクエストに変換し、変換したWSリクエストに対応する例えばWSF133aを特定する。UCS49は特定した例えばWSF133aに応じて外部管理装置124にユーザ情報の参照機能や更新機能などのWebサービスを提供する。
【0126】
PROXY130,変換ライブラリ132,WSF133a〜133nは、WSDL(Web Service Description Language)により記述された図9〜図11のようなWebサービスのインターフェース仕様から作成される。図9〜図11は、WSDLによるWebサービス記述の一例のイメージ図を示す。なお、図9〜図11は世代番号を取得するWebサービスを記述した例である。
【0127】
例えば記述部分140は、世代番号の取得に利用する入力パラメータが「ticket」であり、データ型がバイナリデータであることを表している。記述部分141は、世代番号の取得に利用する出力パラメータが「returnValue」および「generation_out」であり、「returnValue」のデータ型が列挙であり、「generation_out」のデータ型が非負整数であることを表している。
【0128】
また、記述部分142は世代番号の取得に対応するメソッドがどのパラメータを使うかを表している。なお、記述部分142の<operation name=“getGeneration”>は、例えば1つのWSF133aに対応している。WSDLによるWebサービス記述は、例えば融合機1の開発時に作成される。
【0129】
次に、リモート管理を利用したユーザ情報の参照処理について図面を参照しつつ説明していく。図12は、リモート管理を利用したユーザ情報の参照処理の一例のフローチャートを示す。
【0130】
ステップS10では、外部管理装置124が、リモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、諸元情報を取得するためのWebサービスを利用する。諸元情報を取得するWebサービスは、図13のような入出力パラメータが利用される。図13は、諸元情報を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。また、図14は、諸元情報構造の一例の構成図を示す。
【0131】
ステップS10に続いてステップS11に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、利用者または管理者を認証するためのWebサービスを利用する。利用者または管理者を認証するWebサービスは、図15のような入出力パラメータが利用される。図15は、利用者または管理者を認証するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。
【0132】
利用者または管理者を認証するWebサービスは、入力パラメータとしてパスワードを外部管理装置124から入力させ、出力パラメータとして認証情報を外部管理装置124に出力する。なお、認証情報は認証済みであることを表すものである。ユーザ情報の参照および更新を行うためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報が要求される。これは、権限のない利用者からのリモートアクセスを防ぐためのものである。
【0133】
ステップS11に続いてステップS12に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、世代番号を取得するためのWebサービスを利用する。世代番号を取得するWebサービスは、図16のような入出力パラメータが利用される。
【0134】
図16は、世代番号を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。世代番号を取得するためのWebサービスでは入力パラメータとして外部管理装置124から認証情報を入力させ、出力パラメータとして世代番号を外部管理装置124に出力する。世代番号はユーザ情報が更新される度に更新される番号であるため、他からの要求に応じてユーザ情報が更新されていないかの判断に用いることができる。
【0135】
ステップS12に続いてステップS13に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、見出し集合を取得するためのWebサービスを利用する。見出し集合を取得するWebサービスは、図17のような入出力パラメータが利用される。図17は、見出し集合を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。
【0136】
見出し集合を取得するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報および世代番号を入力させ、出力パラメータとして世代番号,見出し集合情報構造の配列を外部管理装置124に出力する。また、図18は、見出し集合情報構造の一例の構成図を示す。
【0137】
ステップS13に続いてステップS14に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、ステップS13で取得した全ての見出し集合ごとに見出しを取得するためのWebサービスを利用する。見出しを取得するWebサービスは、図19のような入出力パラメータが利用される。図19は、見出しを取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。
【0138】
見出しを取得するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,見出し集合管理番号を入力させ、出力パラメータとして世代番号,見出し情報構造の配列を外部管理装置124に出力する。また、図20は、見出し情報構造の一例の構成図を示す。
【0139】
ステップS14に続いてステップS15に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、ステップS14で取得した全ての見出しごとにエントリー一覧を取得するためのWebサービスを利用する。エントリー一覧を取得するWebサービスは、図21のような入出力パラメータが利用される。図21は、エントリー一覧を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。
【0140】
エントリー一覧を取得するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,見出し管理番号,絞り込みフィルター,読み飛ばしエントリー数,同時取得エントリー数最大値を入力させ、出力パラメータとして世代番号,条件を満たすエントリーの個数,最後まで取得されたか否か,エントリー情報の配列を外部管理装置124に出力する。また、図22は、絞り込みフィルタの一例の構成図を示す。図23は、エントリー情報構造の一例の構成図を示す。
【0141】
ステップS15に続いてステップS16に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、エントリー詳細情報を取得するためのWebサービスを利用する。
【0142】
エントリー詳細情報としてアカウント情報を取得する場合、アカウント情報を取得するWebサービスは図24のような入出力パラメータが利用される。図24は、アカウント情報を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。アカウント情報を取得するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,エントリー管理番号の配列,取得メンバー指定を外部管理装置124に入力させ、出力パラメータとして世代番号,アカウント情報の配列を外部管理装置124に出力する。また、図25は、アカウント情報構造の一例の構成図を示す。図26は、メール宛先情報構造の一例の構成図を示す。図27は、FAX宛先情報構造の一例の構成図を示す。図28は、ユーザーコード情報構造の一例の構成図を示す。
【0143】
エントリー詳細情報としてグループ情報を取得する場合、グループ情報を取得するWebサービスは図29のような入出力パラメータが利用される。図29はグループ情報を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。グループ情報を取得するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,エントリー管理番号の配列,取得メンバー指定を外部管理装置124に入力させ、出力パラメータとして世代番号,グループ情報の配列を外部管理装置124に出力する。
【0144】
また、図30は、グループ情報構造の一例の構成図を示す。図31は、メールグループ情報構造の一例の構成図を示す。図32は、FAXグループ情報構造の一例の構成図を示す。
【0145】
ステップS16に続いてステップS17に進み、外部管理装置124はステップS13〜S16で取得した情報に応じて図43に表すような表示画面を作成する。図43は、表示画面の一例のイメージ図を示す。
【0146】
図43の表示画面は、ユーザ別印刷枚数情報,ユーザ別利用制限情報,E−mail情報,FAX情報を表示する画面を有している。図43は、E−mail情報を表示する画面が選択されている例である。
【0147】
ステップS17に続いてステップS18に進み、外部管理装置124はステップS17で作成した表示画面を表示する。このように、融合機1のオペレーションパネル70でなく外部管理装置124でユーザ情報を参照することができるので、一度に多くのユーザ情報を表示することも可能である。
【0148】
次に、リモート管理を利用したユーザ情報の更新処理について図面を参照しつつ説明していく。リモート管理を利用したユーザ情報の更新処理は、例えば図12のフローチャートにより表示画面の表示が行われたあと、外部管理装置124がリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスすることで、見出し集合ごとの見出し情報の置換を行うためのWebサービス,見出しごとのエントリーの置換を行うためのWebサービス,指定されたIDを持つエントリーを削除するためのWebサービス,アカウントの新規作成を行うためのWebサービス,アカウント情報更新のためのWebサービス,グループの新規作成を行うためのWebサービス,グループ情報更新のためのWebサービスを実現できる。
【0149】
図33は、見出し集合ごとの見出し情報を置換するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。見出し集合ごとの見出し情報を置換するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,見出し集合管理番号,見出しの配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,設定された見出しの個数を外部管理装置124に出力する。
【0150】
図34は、見出しごとのエントリーを置換するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。見出しごとのエントリーを置換するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,見出し管理番号,読み飛ばしエントリー数,最後か否か,エントリー管理番号の配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,正しく処理されたエントリーの個数を外部管理装置124に出力する。
【0151】
図35は、指定されたIDを持つエントリーを削除するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。指定されたIDを持つエントリーを削除するためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,エントリー管理番号の配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,削除されたエントリーの個数を外部管理装置124に出力する。
【0152】
図36は、アカウントの新規作成を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。アカウントの新規作成を行うためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,アカウント情報の配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,新規作成されたエントリーの管理番号の配列を外部管理装置124に出力する。
【0153】
図37は、アカウント情報更新のためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。アカウント情報更新のためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,更新メンバー指定,アカウント情報の配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,更新されたエントリーの個数を外部管理装置124に出力する。
【0154】
図38は、グループの新規作成を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。グループの新規作成を行うためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,グループ情報の配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,新規作成されたエントリーの管理番号の配列を外部管理装置124に出力する。
【0155】
図39は、グループ情報更新のためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。グループ情報更新ためのWebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,取得メンバーの指定,グループ情報の配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,更新されたエントリーの個数を外部管理装置124に出力する。
【0156】
次に、リモート管理を利用したユーザ情報のバックアップおよびリストアの処理について図面を参照しつつ説明していく。例えばユーザ情報のバックアップは前述したユーザ情報の参照処理を利用することで行うことができる。外部管理装置124はユーザ情報の参照処理を利用してユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報を記憶装置に格納することでバックアップを行うことができる。
【0157】
一方、ユーザ情報のリストアは例えば図40に表したフローチャートの手順で行われる。図40は、リモート管理を利用したユーザ情報のリストアの処理の一例のフローチャートを示す。
【0158】
ステップS20〜S22の処理は、図12のステップS10〜S12の処理と同様であるので説明を省略する。ステップS23では、外部管理装置124が、リモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、リストア前の処理を行うためのWebサービスを利用する。
【0159】
図41は、リストア前の処理を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。リストア前の処理を行うためのWebサービスは、入力パラメータとして認証情報,世代番号を外部管理装置124から入力させ、出力パラメータとして世代番号を外部管理装置124に出力する。
【0160】
ステップS23に続いてステップS24に進み、外部管理装置124が、リモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、全エントリーの削除を行うためのWebサービスを利用する。ただし、フラッシュメモリ65に格納されている課金情報は削除しない。
【0161】
ステップS24に続いてステップS25に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既にバックアップ済みの見出し集合ごとの見出しに置換するためのWebサービスを利用する。
【0162】
ステップS25に続いてステップS26に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既にバックアップ済みの全グループを追加するためのWebサービスを利用する。
【0163】
ステップS26に続いてステップS27に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既にバックアップ済みの全アカウントを追加するためのWebサービスを利用する。
【0164】
ステップS27に続いてステップS28に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既にバックアップ済みの見出しごとのエントリーに置換するためのWebサービスを利用する。
【0165】
ステップS28に続いてステップS29に進み、外部管理装置124はリモートインターフェース122の提供するメソッドにリモートアクセスし、リストア後の処理を行うためのWebサービスを利用する。
【0166】
図42は、リストア後の処理を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。リストア後の処理を行うためのWebサービスは、入力パラメータとして認証情報,世代番号を外部管理装置124から入力させ、出力パラメータとして世代番号を外部管理装置124に出力する。
【0167】
図40の処理により、外部管理装置12はバックアップしたユーザ情報を用いてフラッシュメモリ65またはHDD66に格納されていたユーザ情報のリストアを実行できる。以上のように、本発明による融合機1はリモートインターフェース122を設けたことにより、ユーザ情報のリモート管理が可能となった。
【0168】
なお、図3の構成図ではUCS49がコントロールサービスに含まれる例を表しているが、この例に限らない。例えばUCS49は、アプリケーション30に含まれるようにしてもよい。
【0169】
本実施例では、融合機1の処理を中心に説明したが、図1及び図2に示した情報処理装置1000への応用が容易である。情報処理装置1000では、図5のUCS49に代わり、ユーザ情報管理手段1260がユーザ情報の管理を行うこととなる。また、情報処理装置1000では図5のNCS48に代わり、通信制御手段1270が通信の制御を行うこととなる。なお、情報処理装置1000の場合、SCS42に相当する構成は必ずしも必須ではない。
【0170】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、ネットワークを介して接続された外部管理装置を利用してユーザ情報の管理を行うため、画像形成装置に備えられたオペレーションパネルの性能や画像形成装置に予め設けられているユーザ情報の管理を行うための規定形式によらずに、外部管理装置で設けた規定形式でユーザ情報の管理を行うことができる。また、オペレータは画像形成装置の設置してある場所まで出向くことなく、ユーザ情報の管理を行うことができる。
【0171】
したがって、ユーザ情報に関する処理を容易化して利用者の作業負担を軽減できると共に、ユーザ情報を他の画像形成装置と共有することができる。
【0172】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報処理装置の一実施例の構成図である。
【図2】本発明による情報処理装置の一実施例のハードウェア構成図である。
【図3】本発明による融合機の一実施例の構成図である。
【図4】本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。
【図5】本発明のユーザ情報管理方法について説明するための図である。
【図6】利用制限・課金情報の一例の構成図である。
【図7】配信宛先情報の一例の構成図である。
【図8】ユーザ情報のリモート管理について説明するための図である。
【図9】WSDLによるWebサービス記述の一例のイメージ図(1/3)である。
【図10】WSDLによるWebサービス記述の一例のイメージ図(2/3)である。
【図11】WSDLによるWebサービス記述の一例のイメージ図(3/3)である。
【図12】リモート管理を利用したユーザ情報の参照処理の一例のフローチャートである。
【図13】諸元情報を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図14】諸元情報構造の一例の構成図である。
【図15】利用者または管理者を認証するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図16】世代番号を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図17】見出し集合を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図18】見出し集合情報構造の一例の構成図である。
【図19】見出しを取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図20】見出し情報構造の一例の構成図である。
【図21】エントリー一覧を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図22】絞り込みフィルタの一例の構成図である。
【図23】エントリー情報構造の一例の構成図である。
【図24】アカウント情報を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図25】アカウント情報構造の一例の構成図である。
【図26】メール宛先情報構造の一例の構成図である。
【図27】FAX宛先情報構造の一例の構成図である。
【図28】ユーザーコード情報構造の一例の構成図である。
【図29】グループ情報を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図30】グループ情報構造の一例の構成図である。
【図31】メールグループ情報構造の一例の構成図である。
【図32】FAXグループ情報構造の一例の構成図である。
【図33】見出し集合ごとの見出し情報を置換するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図34】見出しごとのエントリーを置換するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図35】指定されたIDを持つエントリーを削除するためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図36】アカウントの新規作成を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図37】アカウント情報更新のためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図38】グループの新規作成を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図39】グループ情報更新のためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図40】リモート管理を利用したユーザ情報のリストアの処理の一例のフローチャートである。
【図41】リストア前の処理を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図42】リストア後の処理を行うためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図43】表示画面の一例のイメージ図である。
【符号の説明】
1 融合機
11 白黒ラインプリンタ
12 カラーラインプリンタ
13,1140 ハードウェアリソース
20,1200 ソフトウェア群
30,1210−1〜1210−n アプリケーション
40 プラットフォーム
41 オペレーティングシステム(OS)
42 システムコントロールサービス(SCS)
43 システムリソースマネージャ(SRM)
44 エンジンコントロールサービス(ECS)
45 メモリコントロールサービス(MCS)
46 オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)
47 ファックスコントロールサービス(FCS)
48 ネットワークコントロールサービス(NCS)
49 ユーザ情報管理サービス(UCS)
50 融合機起動部
60 コントローラボード
61 CPU
62 ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
63 SRAM(Static RAM)
64 SDRAM(Synchronous DRAM)
65 フラッシュメモリ
66 ハードディスク装置(HDD)
67 ネットワークI/Fコントローラ
70 オペレーションパネル
80 ファックスコントロールユニット(FCU)
90 USBデバイス
100 IEEE1394デバイス
110 エンジン部
121 課金情報管理モジュール
122 リモートインターフェース
123 ネットワーク
124 外部管理装置
130 PROXY
131 XMLパーサー
132 変換ライブラリ
133a〜133n WSF(Web Service Function)
1000 情報処理装置
1100 ハードウェア資源
1110 メモリ装置
1120 入力装置
1130 表示装置
1220 アプリケーションプログラムインターフェース(API)
1230 オペレーティングシステム
1240 BIOS
1250 デバイスドライバ
1260 ユーザ情報管理手段
1270 通信制御手段
1510 入力装置
1520 表示装置
1530 補助記憶装置
1540 メモリ装置
1550 演算処理装置
1560 通信装置

Claims (4)

  1. プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置であって、
    前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、
    前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、
    前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージをメッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、
    前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、
    前記受信手段が、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信し、
    前記ユーザ情報管理手段が、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置のユーザ情報管理方法であって、
    前記画像形成装置は、
    前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、
    前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、
    前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージを、メッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、
    前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、
    前記受信手段が、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信する受信ステップと、
    前記ユーザ情報管理手段が、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行うユーザ情報管理ステップと
    を有することを特徴とするユーザ情報管理方法。
  3. プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、
    前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、
    前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、
    前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージを、メッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、
    前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、
    前記受信手段に、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信させる受信手順と、
    前記ユーザ情報管理手段に、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行わせるユーザ情報管理手順と
    を実行させるためのユーザ情報管理プログラム。
  4. プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェアと、前記画像処理ハードウェアを利用して画像処理を行う1つ以上の画像処理アプリケーションと、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、前記1つ以上の画像処理アプリケーションからアクセスされて共通に利用されるプログラムとを有し、前記プログラム,前記画像処理アプリケーション及びネットワークを介して接続された外部管理装置から共通に利用される複数種類のユーザ情報を扱う画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、
    前記ユーザ情報を格納先に要求する条件に応じて複数種類に分け、その種類毎に格納する複数種類の格納手段と、
    前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類毎に対応付けておくと共に、前記格納手段に格納されている前記ユーザ情報を管理する前記プログラムの一つであるユーザ情報管理手段と、
    前記外部管理装置から前記画像形成装置が前記外部管理装置に提供するWebサービスに係る所定のメッセージを、メッセージ交換プロトコルを用いて受信する受信手段とを備え、
    前記ユーザ情報管理手段が、前記外部管理装置から前記ユーザ情報に関する要求を受け付ける関数があり、
    前記受信手段に、前記関数に対応するWebサービス記述言語(WSDL)で記述された前記Webサービスに係るメッセージを前記外部管理装置から受信させる受信手順と、
    前記ユーザ情報管理手段に、前記メッセージに対応する前記ユーザ情報に関する要求を解釈し、その要求に応じた前記ユーザ情報が格納されている前記格納手段を前記ユーザ情報の種類に応じて複数の格納手段から判定し、判定した前記格納手段から前記ユーザ情報を取得して前記ユーザ情報に関する処理を行わせるユーザ情報管理手順と
    を実行させるためのユーザ情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記 録媒体。
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