JP2004264539A - トナーカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トナーカートリッジを、内部にトナーを収納するトナー室を有するケースと、前記ケースに開口され、前記トナー室を外部に開放している、補給口と、前記ケース内に形成され、前記トナー室と前記補給口とを連通する、トナー搬送路と、前記トナー搬送路内に設けられ、回転することにより、内部のトナーを、前記補給口に向けて搬送する搬送体と、前記搬送路における前記補給口の近傍に設けられ、可撓性と弾性を有し、前記搬送体の停止時においては前記搬送路を閉塞し、前記搬送体の動作時にはこの搬送体で搬送されるトナーの圧力によって前記搬送路を開放してこのトナーを前記補給口より外部に排出させると共に前記搬送体の停止後は弾性により復元して前記搬送路を再び閉塞する、弁と、を備えるものとして構成される。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナーカートリッジ及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば複写機等において、リボルバーのまわりに複数のそれぞれ異なる色の現像器ユニットを配設し、リボルバーと共に回転させて、感光体に描かれた潜像の各色での現像を行う回転型の現像装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような現像装置においては、上記の現像器ユニットのそれぞれが各色の現像時に回転動作することになるのは当然である。このように回転する各現像器ユニットにおいても、トナーカートリッジからトナーを現像部に適正に搬送する必要がある。これによりはじめて各色の現像が適正に行われるからである。
【0003】
【特許文献】
特開2002−123075号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような回転型の現像装置においては、複数の現像器ユニットのそれぞれが現像動作時に回転することから、各現像器ユニットにおいてトナーカートリッジ内のトナーが不用意に現像部に供給されたりすることもある。特に、そのようなことを防止した装置を簡単な構成で安価なものとして提供するのは困難である。さらに、マグネットによってトナーの現像部への供給と停止を行うものもあるが、マグネットを用いると高価となるのが避けられない。また、現像剤として2成分のものを用いている場合には、トナーは非磁性のトナーとなる。このような2成分現像ではトナーは非磁性ゆえマグネットでは供給と停止、特に停止(ブロック)を十分に制御することはできない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、現像器ユニットにおけるトナーカートリッジからのトナーを現像部に適正に搬送、停止できるようにした装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のトナーカートリッジは、画像形成装置における現像器へトナーを補給するためのトナーカートリッジであって、内部にトナーを収納するトナー室を有するケースと、前記ケースに開口され、前記トナー室を外部に開放している、補給口と、前記ケース内に形成され、前記トナー室と前記補給口とを連通する、トナー搬送路と、前記トナー搬送路内に設けられ、回転することにより、内部のトナーを、前記補給口に向けて搬送する搬送体と、前記搬送路における前記補給口の近傍に設けられ、可撓性と弾性を有し、前記搬送体の停止時においては前記搬送路を閉塞し、前記搬送体の動作時にはこの搬送体で搬送されるトナーの圧力によって前記搬送路を開放してこのトナーを前記補給口より外部に排出させると共に前記搬送体の停止後は弾性により復元して前記搬送路を再び閉塞する、弁と、を備えるものとして構成される。
【0007】
本発明の画像形成装置は、感光体ドラムに描かれた潜像を、現像器ユニットにおけるトナーカートリッジ内のトナーによって現像するようにした画像形成装置であって、前記トナーカートリッジは、内部にトナーを収納するトナー室を有するケースと、前記ケースに開口され、前記トナー室を外部に開放している、補給口と、前記ケース内に形成され、前記トナー室と前記補給口とを連通する、トナー搬送路と、前記トナー搬送路内に設けられ、回転することにより、内部のトナーを、前記補給口に向けて搬送する搬送体と、前記搬送路における前記補給口の近傍に設けられ、可撓性と弾性を有し、前記搬送体の停止時においては前記搬送路を閉塞し、前記搬送体の動作時にはこの搬送体で搬送されるトナーの圧力によって前記搬送路を開放してこのトナーを前記補給口より外部に排出させると共に前記搬送体の停止後は弾性により復元して前記搬送路を再び閉塞する、弁と、を備えるものとして構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態としてのカラー画像形成装置(カラー複写機)について図を参照して説明する。本発明の特徴の1つは、現像器ユニットにある。よって、図1を参照して、システム全体におけるこの現像器ユニットの位置付けを簡単に説明する。
【0009】
図1のカラー複写機1は、給紙ユニット2を有する。これは、上下の2段の給紙カセット2a,2bを有する。これとは別に、手差しユニット3を有する。これらから給紙された用紙は縦搬送路5を上昇し、2次転写ローラ6に至る。用紙は、このローラ6と、中間転写ベルト機構7のベルト7aと、の間を通る時にこのベルト7aから各色のトナーの転写を受ける。この用紙はさらに上昇して、定着装置9の加圧ローラ9aと加熱ローラ9bの間を通るときに加熱されて定着される。図中10は両面ユニットである。
【0010】
上記中間転写ベルト機構7及びそのまわりについて述べれば以下の通りである。トナーはブラック(B)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色である。B用の現像器ユニット11Bと、リボルバー12に組み込まれたY,M,C用の3つの現像器ユニット12Y、12M,12Cを有する回転現像器13と、がそれぞれ設けられている。これらの現像器ユニット11B,12Y,12M,12Cは回転する感光体ドラム14に接触して、予め露光装置15によってこの感光体ドラム14の表面に描かれた潜像をトナーによって現像とする。この現像のトナーは前記ベルト7aに転写され、さらに前述のようにこのベルト7aと2次転写ローラ6との間の位置で用紙に転写される。図中、17は帯電装置、18はドラムクリーナ、19はベルトクリーナである。
【0011】
上記回転現像器13において、リボルバー12に対して各色の現像器ユニット12Y,12M,12Cのそれぞれのカートリッジ21(図2)が着脱される。つまり、トナーが消耗したときにはカートリッジは新しいものに交換可能としてある。以下にこのカートリッジ21について説明する。
【0012】
図2は、図1におけるリボルバー12の現像器ユニット12Y,12M,12Cのいずれかから取り外されたカートリッジ21の外観の斜視図を示す。つまり、現像器ユニット12Y,12M,12Cは同じ構成となっており、当然カートリッジ21も各色のものが同じ構造とされている。よって、以下には1つのカートリッジを説明する。
【0013】
この図2に示されるように、カートリッジ21は、密閉されたケース22を有する。このケース22は、分解斜視図としての図6からわかるように、一端(図中左端)が底面で塞がれ、他端(図中右端)が開放したほぼ筒状のケース本体22aと、真中に穴22b1のあいた蓋体部22bと、を有する。この穴22b1には、後述のパドル26の回転軸26aを支える軸支持体22b2が周囲から120°間隔で中心方向に伸びる3本のアームで穴22b1の中心に浮いた状態に支えられている。図6(a)からわかるように、前記パドル26は、回転軸26aを有し、この軸26aにパドル本体26bが一体的に形成されている。つまり、この軸26aの回転によりパドル26の全体が回転する。この軸26aの図中右端は、前記蓋体部22bの前記軸支持体22b2によって回転可能に支持されている。また、軸26aの図中左端は、前記ケース本体22aの底面を隙間のない状態で外側へ貫通し、回転可能に支持されている。特に、図5(a)からわかるように、この軸26aにおける、前記ケース本体22aを貫通した図中左端にはパドルギア31の軸部が、軸26aの膨んだ部分に挿入状態に固定されている。このパドルギア31は、アイドルギア32を介して、前記オーガ27のギア30と回転可能に噛合している。つまり、外力によりパドルギア31とオーガ27は同時に回転することになる。図6中、33はフェルト、34はワッシャである。
【0014】
図6(a)において、前記蓋体部22bには、その穴22b1を塞ぐように外側からキャップ23が固定されている。キャップ23はさらにその外側にポケット状の把持部23aを有する。例えば、ここを把持することによりカートリッジ21が各現像器ユニット21Y,21M,21Cに対して着脱可能である。
【0015】
図2のカートリッジ21におけるケース本体22a等のほぼ上半分を切断除去した説明図が図3に示される。この図3の図中右端部を異なる方向、角度から見て拡大した図が図4に示される。図5(a),(b)は図2の縦断面図及びその右側面図である。より詳しくは、図5(a)は(b)のa−a線断面図である。さらに、上述のように、カートリッジ21の分解斜視図が図6(a)に示され、(b)にはその一部品としての弁29が示される。
【0016】
以下に、これらの図を参照しながら、カートリッジ21についてさらに説明する。
【0017】
図6(a)において、ケース本体22aの長手方向のほぼ中央よりも図中右半分の底面が下方に膨んでオーガルーフ収容部22a1が形成されている。これは図5(a)にも示される。図5(a)、図6(a)からわかるように、このオーガルーフ収容部22a1にはいわゆる上下仕切板としてのオーガルーフ25が挿入されている。図5(a)からわかるように、このオーガルーフ25の挿入により前記ケース本体22aの中は、上下2つの空間に区画される。上はいわゆるトナー室(ホッパー)22a2であり、下はオーガ室(搬送路)22a3である。前記オーガ室(搬送路)22a3はほぼ円柱状空間として構成されており、後述の弁29(本体29a、弁体29b)及びオーガ27に対応したものとなっている。図5(a)からわかるように、このオーガルーフ25の長さは、前記オーガルーフ収納部22a1よりもやや短く構成されている。これによって、このオーガルーフ25の先端25aとオーガルーフ収納部22a1の段部22a11との間の隙間が、トナー室22a2中のトナーがオーガ室22a3に流入する開口部22a4とされている。つまり、トナー室22a2中には、パドル26が軸のまわりに一方向に回転駆動可能に支持されている。このパドル26の一方向への回転に伴って、内部のトナーは矢印A1の如く両端から中央に寄せられ、この開口部22a4から落下して下のオーガ室22a3に入り込む。同じく図5(a)からわかるように、このオーガ室22a3には、オーガ27が回転駆動可能に支持されている。このオーガ27の全体は図6(a)にも示されている。これからわかるように、前記オーガ27は、外周にトナー搬送用のスクリュー27bを有する。
【0018】
このオーガ27の先端(図中右端)には両端が回転軸29a2,29a3とされた弁29が取り付けられている。即ち、特に図5(a)からわかるように、オーガ27の先端に穴27aが形成されており、この穴27aに前記弁29の一方の軸29a2が差し込まれている。他方の軸29a3が、オーガルーフ25の軸受け部25bに回転可能に挿入されている。図6(a)に示すように、このオーガ27の他端(図中右端)はケース本体22aの軸受け部22a2に回転可能に軸支されている。さらに、オーガ27の最左端には回転力を受けるギア30が固定されている。この弁29は特に分解斜視図の図6(c)からわかるように、本体29aと、それに挿嵌固定された弁体29bとを有する。この本体29aは、中央の本体部29a1と、その図中左端側の軸29a2と、右端側の軸29a3を有する。これらの軸29a2,29a3が、特に図6(a)からわかるように、オーガ27の穴27aとオーガルーフ25の軸受け部25bによって回転可能に支持されるのは前述の通りである。このような本体29aに挿嵌固定される弁体29bは、図6(c)からわかるように、可撓性のある材質で構成されたほぼリング状のものであり、外周より中心孔29b1に向ってその途中まで放射状のスリット29b2,29b2,…を形成している。つまり、前記弁体29bに形成されたスリット29b2は、常時は各片29b3同士が隙間なく接して、トナーの通過を阻止するように構成されている。この弁体29bは、ウレタン等の可撓性及び弾性のある柔軟な材質のもので形成されている。且つ、スリット29b2,29b2,…で複数の片29b3,29b3,…に分離されていることから、各片毎に折れ曲がる如くに変形可能である。前記弁体29bの外径は、前記オーガ室22a3の内径よりも僅かに大きいものとされている。よって、常時は弁体29bの外周がオーガ室22a3の内面にぴったりと隙間なく接して、このオーガ室22a3を閉塞している。ただし、オーガ27の動作時には、トナーに押されて可撓性により変形してこのオーガ室22a3を開放し、停止時には弾性により復元してもとの閉塞状態を作る。即ち、図5(a)に示す組み立て状態において、この弁29の図中右方の、オーガ収納部22a1に補給口22a12が開口している。この補給口22a12は、トナーを現像部(図示せず)に補給するためのものである。この補給口22a12は、普段は弁29の弁体29bで、オーガ室22a3と非連通している。ただし、オーガ27の回転に伴って、トナーが矢印A2方向に進むと、トナーの圧力によって弁体29bの片29b3,29b3,…が図中右方へ倒れ、オーガ室22a3と補給口22a12と連通させる。図6(c)において、前記弁29における本体29a,弁体29bの各寸法は、例えば、以下の通りである。本体29aの各径は、d0=6mm,d1=3mm,d2=5mmである。弁体29aの各径は、D0=10.5mm,D1=3mmである。なお、図5(a),図6(a)において、37はフェルト、38は固定リングである。
【0019】
図5(a)において、パドル26とオーガ27の停止状態においては、オーガ室22a3と補給口27a11の間は弁体29bによって閉じられている。よって、トナーが不用意に現像部(図示せず)に送られることはない。
【0020】
これに対し、パドル26が回転するとトナー室(ホッパー)22a2内のトナーは図中矢印A1の方向に搬送され、開口部22a11からオーガ室22a3に落下する。オーガ27も回転していることから、オーガ室22a3中のトナーも図中矢印A2の方向に進む。トナーは弁体29bに当たり、各片29b3,29b3,…を押し開けて進み、補給口22a11から現像部(図示せず)へ落下する。
【0021】
なお、上記補給口22a11は、特に図6(a)に示すように、バネ36で付勢されたシャッター35で閉じられるものである。ただし、図6(a)のカートリッジのシステムへの装着状態においては、このシャッター35は図5(a)に示すように、システムにおける突起等によって、バネの付勢力に抗してスライドされて、前記補給口22a11を開放するように構成されている。逆に、システムから取り外すと、バネ36の力で、シャッター35は補給口22a11を閉じる。このメカニズムについては、公知のものであるので、詳述はしない。
【0022】
上記構成のカートリッジ21において、特に図5(a)からわかるように、このカートリッジ21の現像器ユニット12Y,12M,12Cの1つへの装着時には、補給口22a12が開放している。パドル26、オーガ27の停止時には、弁体29aは流路を閉じている。外力によりパドル26とオーガ27が回転する。トナーはトナー室22a2から開口部22a4を介してオーガ室22a3に至る。トナーはオーガ室22a3を矢印A2方向に進む。トナーはやがて弁体29bに当たり、これを図中右方に押し開きながらこの弁29を通過して補給口29a12から現像器に補給される。パドル26、オーガ27が停止すると弁体29aは弾性復元力により図示の閉塞する状態にもどる。よって、リボルバー12と共にカートリッジ21が回転しても、パドル26、オーガ27の停止時に不用意にトナーが補給されることはない。
【0023】
本発明の実施形態によれば、トナーカートリッジにおけるオーガ室と、トナーを現像器に補給する補給口の間に、弁29(弁体29b)を設け、この弁体29bを、オーガが回転するいわゆる真の補給時にのみ、オーガ27によって押されて移動するトナー自体の圧力によって押し開けるようにした。このため、トナーカートリッジからのトナーを真の補給時にのみ現像器に補給することができる。よって、各トナーカートリッジが前記リボルバー13と一体に回転しても、不用意に現像器にトナーの補給が行われるのを防止することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、トナーカートリッジ内のトナーを現像器へ適正に補給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコピー機の全体構成図。
【図2】本発明に係るトナーカートリッジの斜視図。
【図3】図2のカートリッジの一部を取り除いた斜視図。
【図4】図3の一部を異なる角度からみた拡大図。
【図5】図2のカートリッジの縦断面図及び右側面図。
【図6】図2のカートリッジの分解斜視図、その一部としての弁の拡大図及び弁の分解斜視図。
【符号の説明】
13 リボルバー
14 感光体ドラム
21 カートリッジ
22a3 オーガ室(搬送室)
22a4 開口部
22a11 補給口
26 パドル
27 オーガ
27b スクリュー
29 弁
29a 本体
29b 弁体
29b2 スリット
Claims (15)
- 画像形成装置における現像器へトナーを補給するためのトナーカートリッジであって、
内部にトナーを収納するトナー室を有するケースと、
前記ケースに開口され、前記トナー室を外部に開放している、補給口と、
前記ケース内に形成され、前記トナー室と前記補給口とを連通する、トナー搬送路と、
前記トナー搬送路内に設けられ、回転することにより、内部のトナーを、前記補給口に向けて搬送する搬送体と、
前記搬送路における前記補給口の近傍に設けられ、可撓性と弾性を有し、前記搬送体の停止時においては前記搬送路を閉塞し、前記搬送体の動作時にはこの搬送体で搬送されるトナーの圧力によって前記搬送路を開放してこのトナーを前記補給口より外部に排出させると共に前記搬送体の停止後は弾性により復元して前記搬送路を再び閉塞する、弁と、
を備えることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 前記搬送体は周囲に搬送用のスクリューを有するオーガであり、回転によりこのスクリューが前記搬送路内のトナーを前記補給口に向けて搬送することを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
- 前記ケースは内部に収納されたオーガルーフを有し、このオーガルーフが、前記ケース内を、前記トナー室と前記搬送路とに区画形成しており、前記トナー室と前記搬送路とはそれらの間に形成された開口部を介して連通していることを特徴とする請求項2に記載のトナーカートリッジ。
- 前記トナー室内には、トナーを前記開口部に向けて運ぶパドルが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のトナーカートリッジ。
- 前記弁は、円柱状の本体にリング状の弁体を挿嵌固定したものとして構成され、この弁体を可撓性と弾性を有する材料で構成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のトナーカートリッジ。
- 前記弁体には、外周より中央に向けて、常時は塞がっている、放射状の複数のスリットが形成されていることを特徴とする請求項5に記載のトナーカートリッジ。
- 前記弁の前記本体の一端は前記搬送体によって支持され、他端は前記ケース自体によって支持されていることを特徴とする請求項5に記載のトナーカートリッジ。
- 感光体ドラムに描かれた潜像を、現像器ユニットにおけるトナーカートリッジ内のトナーによって現像するようにした画像形成装置であって、
前記トナーカートリッジは、
内部にトナーを収納するトナー室を有するケースと、
前記ケースに開口され、前記トナー室を外部に開放している、補給口と、
前記ケース内に形成され、前記トナー室と前記補給口とを連通する、トナー搬送路と、
前記トナー搬送路内に設けられ、回転することにより、内部のトナーを、前記補給口に向けて搬送する搬送体と、
前記搬送路における前記補給口の近傍に設けられ、可撓性と弾性を有し、前記搬送体の停止時においては前記搬送路を閉塞し、前記搬送体の動作時にはこの搬送体で搬送されるトナーの圧力によって前記搬送路を開放してこのトナーを前記補給口より外部に排出させると共に前記搬送体の停止後は弾性により復元して前記搬送路を再び閉塞する、弁と、
を備えるものとして構成されたことを特徴とする、
画像形成装置。 - 前記画像形成装置は異なる色の複数のカートリッジを有し、これらのカートリッジは回転可能なリボルバーに放射状に取り付けられ、前記リボルバーの回転によりそれぞれの色の前記カートリッジが前記感光体ドラムに対向して、各色のトナーによる現像が可能とされた請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記搬送体は周囲に搬送用のスクリューを有するオーガであり、回転によりこのスクリューが前記搬送路内のトナーを前記補給口に向けて搬送することを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
- 前記ケースは内部に収納されたオーガルーフを有し、このオーガルーフが、前記ケース内を、前記トナー室と前記搬送路とに区画形成しており、前記トナー室と前記搬送路とはそれらの間に形成された開口部を介して連通していることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記トナー室内には、トナーを前記開口部に向けて運ぶパドルが設けられていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記弁は、円柱状の本体にリング状の弁体を挿嵌固定したものとして構成され、この弁体を可撓性と弾性を有する材料で構成したことを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記弁体には、外周より中央に向けて、常時は塞がっている、放射状の複数のスリットが形成されていることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
- 前記弁の前記本体の一端は前記搬送体によって支持され、他端は前記ケース自体によって支持されていることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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