JP2004261656A - 混合電解水の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スーパーオキサイドラジカルを不均化する作用を高めた電解水の製造方法を提供する。
【解決手段】電極12、14間距離が2mm以下の少なくとも一対の不活性電極を有する無隔膜電解槽10に水溶性無機塩を0.1mM未満、有機電解質を1〜50mM含有する有機電解質水溶液4を供給して電気分解をすることにより、陰極側電解水と陽極側電解水との混合電解水であって電解生成された該混合電解水と同じpHに調整した前記有機電解質水溶液を水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定した際に原水溶液よりも中和滴定量が少ないかあるいはモル当たりのスーパーオキサイドラジカル不均能が高い混合電解水を製造する。有機電解質は、アスコルビン酸、水溶性フラボノイド、水溶性カテキン、ハーブ類の水溶性抽出物等が好ましい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーオキサイドラジカルの不均化作用を有する、陽極側電解水と陰極側電解水との混合電解水の製造方法に関し、更に詳述すれば実質的にアスコルビン酸等の有機水溶性電解質のみを電解質として含有する有機電解質水溶液を電解して、スーパーオキサイドラジカルの不均化作用等を有する混合電解水を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
隔膜を介して白金あるいは白金合金等からなる不活性電極を内部に配置した電解槽を用いてアルカリ金属の塩化物の希薄電解質水溶液を電解し、陽極側で電解生成されるpHの低い陽極側電解水(酸性水)を取出し、これを殺菌や消毒に利用する技術は既に良く知られている。隔膜としては、イオン交換樹脂を膜状にした荷電膜やマイクロポーラス構造を有する非荷電膜等が用いられている。
【0003】
陽極側電解水はその中に次亜塩素酸が生成されていることから、次亜塩素酸の強力な酸化作用と塩素化作用を利用し、殺菌や消毒に利用される。この様な利用方法は医療機関等で普及している。また酸性水中に微量に含まれるオゾンや溶存酸素は肉芽生成促進作用を有することから、外科治療の補助としての利用も研究されている。
【0004】
一方、陰極側で生成されるの陰極側電解水(アルカリ水)は、希薄電解質溶液の代りに水道水を用いてこれを電解することにより得られ、従来飲用等に利用されている。これらの電解質水溶液に電解助剤としてではなく添加剤として、アスコルビン酸や没食子酸等の有機酸を添加する方法も知られている。
【0005】
これらの方法においては、アスコルビン酸は電解助剤の存在下で用いられ、アスコルビンの添加目的は、陰極電解水のpHを制御すること、及び陽極側電解水中の遊離塩素を除くことにある。
【0006】
アスコルビン酸は2位と3位にOH基を有しており、酸性領域では、3位のOH基が−OとHに解離して酸性を示し、塩基性領域では、2位のOH基が−OとHとに解離しているが、これらの解離度は低いので電解助剤としては用いられていない。なお、アスコルビン酸水溶液を電解する際の電解過程は複雑で、中間生成物の特定はなされていないが、基本的には酸化還元反応として観測される。
【0007】
アスコルビン酸は、それ自身強力な還元剤として作用するが、水溶液中で自己自動酸化が起こり、還元力が低下することも良く知られている。
【0008】
一般的にアスコルビン酸はつぎのようなプロセスで自動酸化される。
【0009】
【化1】
Figure 2004261656
【0010】
ここで、AsA、MDA、DHAおよびDKGは、それぞれアスコルビン酸、モノデハイドロアスコルビン酸、デハイドロアスコルビン酸および2、3−ジケトグロニック酸を示す。
【0011】
近年、活性酸素として広く知られているスーパーオキサイドラジカルをアスコルビン酸が不均化し、消滅させることが明らかにされ、このためアスコルビン酸は抗酸化剤として注目を集めるようになっている。
【0012】
ここで不均化反応とは、下記式(2)で示され、このようにスーパーオキサイドラジカルが消滅し、過酸化水素が生成する反応である。
【0013】
【化2】
・+O ・+2H→H+O (2)
アスコルビン酸は上述のようにスーパーオキサイドラジカルを消滅させる有用なものである。
【0014】
本発明者は上記アスコルビン酸のスーパーオキシラジカルを不均化する能力に着目し、この能力を保持した陽極側電解水を得るため種々検討した。その結果、水溶性金属塩等の無機電解質を電解助剤として用いることなく、比較的低濃度のアスコルビン酸の単独水溶液を電解すると、スーパーオキシラジカルを不均化する能力を保持した陽極側電解水が得られることを発見し、スーパーオキサイドラジカルの不均化を増大させた陽極側電解水を製造する方法を既に特許出願している(特許文献1)。
【0015】
【特許文献1】
特願2000−172538号(請求項1)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記スーパーオキサイドラジカルの不均化を増大させた陽極側電解水の製造方法においては、陰極側電解水は有効に利用することができず、廃棄している。その理由は、下記式(3)に示すように陰極側電解水中に含まれるOHイオンが、解離したアスコルビン酸イオン(AsA)と反応し、アスコルビン酸を酸化すると考えていたことによる。
【0017】
【化3】
AsA +OH → AsAO + H (3)
本発明者は上記問題を解決するために種々検討した結果、陽極側電解水と、陰極側電解水とを混合すると、陽極側で生成する酸素と、陰極側で生成する水素とが互いに迅速に反応して水になることにより、アスコルビン酸の酸化が実際には起らないことを見出した。さらに、電極間距離を所定距離以下にすることにより、両電解水を効率よく混合でき、その結果スーパーオキサイドラジカルの不均化を増大させた混合電解水を効率よく製造でき、この場合は陰極側電解水を廃液として外部に放出することもなくなることを見出した。
【0018】
本発明は、上記発見に基づいて完成するに至ったもので、その目的とするところはスーパーオキシラジカルを不均化する能力等を高めた混合電解水の製造方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決しようとする手段】
上記目的を達成する本発明は、以下に記載するものである。
【0020】
〔1〕 電極間距離が2mm以下の少なくとも一対の不活性電極を有する無隔膜電解槽に水溶性無機塩を0.1mM未満、有機電解質を1〜50mM含有する有機電解質水溶液を供給して電気分解をすることを特徴とする陰極側電解水と陽極側電解水との混合電解水であって電解生成された該混合電解水と同じpHに調整した前記有機電解質水溶液を水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定した際に原水溶液よりも中和滴定量が少ないかあるいはモル当たりのスーパーオキサイドラジカル不均能が高い混合電解水の製造方法。
【0021】
〔2〕 少なくとも一対の不可逆電極間に供給する電力の極性を毎分2回以上互いに変える〔1〕に記載の混合電解水の製造方法。
【0022】
〔3〕 有機電解質が、アスコルビン酸又はその水溶性誘導体、水溶性フラボノイド及び水溶性カテキンを含む水溶性ポリフェノール、又はハーブ類の水溶性抽出物である〔1〕に記載の混合電解水の製造方法。
【0023】
【作用】
一般に、無機の電解質、例えば塩化ナトリウムや塩化カリウムあるいは塩化カルシウムや硫酸ナトリウムは水に溶けると、陽イオンと陰イオンが完全に解離してイオン化する。これらの塩類が完全に解離するのは、溶媒である水の特異的性質の作用による。水は、電解質つまり電気的にプラスとマイナスから構成されている物質を溶解させると共に電離させ、プラスとマイナスとから構成されている物質同士の結びつきをルーズにしている。このように自由度の少ない固体である電解質が一旦水に溶解すると、その自由度が増し、各種の化学種と結びついたり離れたりすることができるようになる。
【0024】
しかし、物質の中には、もともと自由度があまりない電解質もあり、水に溶解しても、ある程度は溶解するものの完全に溶解せずに未解離のままで存在する電解質もある。水に溶解した時の自由度を表す指標として、解離定数、解離指数、電離定数等がある。
【0025】
解離定数は次のように定義される。例えば、式(3)に示すようにABという電解質があり、水に溶解した際にAとBに解離あるいは電離する場合、式(4)の関係が成立する。ここで、[A]、[B]、[AB]は、それぞれの濃度を示す。
【0026】
【化4】
AB ⇔ A+B (3)
[A][B]/[AB]=Ka (4)
この時の解離の割合を解離定数と呼びKaと表す。この時の条件としては温度と圧力を一定にする必要がある。標準状態は、25℃、1気圧である。
【0027】
このように、水に溶解する電解質の解離定数により、その物質の解離の大きさが分かる。
【0028】
食塩等の希薄電解質水溶液を電解すると、陽極および陰極で水自身が酸化および還元され、式(5)、(6)に示すように酸素と水素を発生する。
【0029】
【化5】
2HO ⇔ 4H+O+4e (陽極) (5)
2HO+2e⇔ 2OH+H (陰極) (6)
この反応は電極表面の強電場層で行われるので、極めて微弱な電気エネルギーで反応が進められる。
【0030】
さらに、希薄電解質水溶液を電解すると、水自身の電解が行われると同時に水自身の解離が促進される。
【0031】
水は1リットルで55.55モル(6X1023個)の分子で構成されているが、式(7)に従ってプラスとマイナスに電離している分子の割合は極めて少ない。
【0032】
【化6】
2HO ⇔ H+OH (pKw=14) (7)
即ち、中性の水は、1リットル中に10−7モルしか電離していない。しかし電解することによって電離が促進され、プラスイオンとマイナスイオンの数が増加する(J.Appl.Electrochem.31(2001)1307−1313)。
【0033】
比較的電離度の低い有機電解質水溶液に直流電流が流れるように電場をかけると、水溶液中で正電荷を持つ物質は陰極に、負電荷を持つ物質は陽極に向かって移動し、各電極表面で電子の授受を行い、その結果それぞれの電極反応生成物が生成される。
【0034】
また同時に水自身も陽極で酸化され、また陰極で還元され、これらが電離した有機電解質と反応して新しい生成物ができる。特に水自身の酸化及び還元反応過程で、水の解離が進み、その結果わずかながら水のイオン積は大きくなる。更に電離した有機電解質もまた僅かながら解離が進み、解離指数は小さくなる。
【0035】
解離の大きさの相対的な比較は、電解前の原水溶液と、電解生成された溶液とを酸または塩基で中和滴定し、両者の中和滴定量から比較できる。滴定量の少ない方の水溶液の解離が大きいことになる。
【0036】
上記原理を更に詳しく説明するために、有機電解質としてL−アスコルビン酸(AsA)を用いて説明する。
【0037】
AsAの解離は、式(8)で示されるように、2個の解離個所がある。
【0038】
【化7】
Figure 2004261656
【0039】
AsAの反応する箇所は、主に2位と3位に結合したOH基であり、Hと−Oに解離する。例えば3位のOH基の解離はpKa=4.25として示される。解離指数が4.25ということは、1気圧および25℃で最大1リットル水溶液中に(1/2)×10−4.25M(2.8117×10−5M)という極めて少量のプラスイオンとマイナスイオンに解離していることになる。
【0040】
食塩等の希薄電解質水溶液を電解した陰極側の電解水にAsAのような解離の小さい物質を溶解すると、その解離が促進され、同じpHのAsA水溶液に比べてスーパーオキサイドラジカルの不均化活性(SOD活性)が高まることも分かってきた。つまり式(8)で示されるAsAの第2位のOH基の解離が促進される結果、ラジカルや活性酸素に対する反応性が高まる。尚第3位のOH基はアルカリ性電解水の中和に消費されるのでSOD活性は少なく、スーパーオキサイドラジカルのスカベンジャーとしては作用しない。このように解離を高めた電解水に解離の低い水溶性物質を溶解すると、その物質の解離性を高めることができ、その結果解離の低い水溶性物質の反応性を高めることができる。
【0041】
アスコルビン酸は式(8)に示されるように、2位と3位に解離基(OH基)があり、前述のように、それぞれ25℃1気圧以下での解離指数pKaはそれぞれ11.79および4.25である。そしてアスコルビン酸は水溶液中で3位のOH基が−OとHとに解離して酸性を示す。またアスコルビン酸希薄水溶液を電解して生成された陰極側電解水と陽極側電解水との混合電解水は、アスコルビン酸以外の電解質イオンを含まないため、第3位のOH基は陰極側で生成するアルカリの中和反応に用いられず還元性をそのまま残している。
【0042】
また陽極と陰極とが近接して配置され、且つ隔膜が両極間にない場合は、陽極側電解水と陰極側電解水とが混合しやすく、その結果陽極側で水が酸化されて生成する溶存酸素は、陰極側で水が還元されて生成する溶存水素と反応して水に戻る。更に、電解電圧の極性を変化させることにより陽極側電解水と陰極側電解水とは一層混合し易くなり、その結果陽極側で水が酸化されて生成する溶存酸素濃度はAsAおよび還元性の溶存水素により低減されて1mg/L以下になる。
【0043】
AsAのように2,3−エンジオールにより酸性を示すものは、前述のように中和滴定量でその解離の大きさを比較できる。一方、酸性および塩基性示さないものはスーパーオキサイドラジカルの不均能を調べることでその解離の大きさを比較することができる。
【0044】
一般に、水溶性ポリフェノール類、水溶性フラボノイド類およびカテキン類は、スーパーオキサイドラジカルに対する不均化能を示す。AsAと同様に2重結合を有する炭素原子に結合したOH基のプロトンが不均化能を示す。例えば、式(9)で示されるフラボノイド類のケルセチンの場合、OH基のプロトンが抗酸化作用をしめす。
【0045】
【化8】
・+2H→ H (9)
これらの水溶性抗酸化物質は遊離のプロトンを放出してスーパーオキサイドラジカルを不均化している。この際、プロトンの解離は前述のように電解することにより大きくなり、その結果単位モル当たりの不均化能が高くなる。従って不均化能を比較することで、解離の大きさを推定することが可能である。
フラボノイド類としてケセルチンおよびカテキンを式(10)、式(11)に示した。
【0046】
【化9】
Figure 2004261656
【0047】
【発明の実施の形態】
本発明においては、実質的に有機電解質のみを溶解する有機電解質水溶液を用いて、これを電解し、得られる陽極側電解水と陰極側電解水とが混合した混合電解水を得るものである。得られる混合電解水は、有機電解質の水酸基の解離度が高められた、又はスーパーオキサイドラジカルの不均化作用が高められた混合電解水であり、このものはスキンケア等の各種用途に利用できる。
【0048】
図1は、本発明の混合電解水の製造方法に使用する電解装置の一例を示す概略図である。
【0049】
図1中、2は電解原水タンクで、その内部には有機電解質水溶液(電解原水)4が貯留されている。
【0050】
前記有機電解質水溶液4は、有機電解質を1〜50mM、好ましくは2〜20mM含有している。有機電解質の濃度が1mM未満の場合は、導電率が低く、電解が困難になり、また50mMを超える場合は得られる混合電解水を皮膚等に適用する際にべたつき感が感じられ、適用方法によっては不都合な場合が起る。
【0051】
有機電解質としては、アスコルビン酸又はその水溶性誘導体、水溶性フラボノイド及び水溶性カテキンを含む水溶性ポリフェノール、又はハーブ類の水溶性抽出物等が例示される。
【0052】
上記有機電解質水溶液4には、有機電解質以外の水溶性無機塩等の電解質を実質的に含有していない。水溶性無機電解質の含有量は、各水溶性無機電解質の合計で0.1mM以下であることが好ましく、特に0.02mM以下であることが望ましい。
【0053】
このような有機電解質水溶液4の調製方法としては、蒸留水や、脱イオン水等の精製水(純水)に、アスコルビン酸等の有機電解質を上記濃度範囲に溶解する方法が例示される。
【0054】
6は有機電解質水溶液供給管8に介装されたポンプで、このポンプ6を作動させることによりにより、有機電解質水溶液4は供給管8を通って無隔膜電解槽10に送られる。
【0055】
前記無隔膜電解槽10は、所定間隔離れて互いに対向する一対の電極12、14を内部に有する。前記一対の電極12、14の間隔は、2mm以下に形成してあり、1.5〜0.05mmが好ましく、1.0〜0.1mmがより好ましい。電極間距離が2mmを超える場合は、電解により生成する陽極側電解水と陰極側電解水との混合が不十分になり、その結果得られる混合電解水は有機電解質の水酸基の解離度が充分高くならず、又はスーパーオキサイドラジカルの不均化作用が不充分なものになる。
【0056】
また、電解槽10内の両電極12、14間に隔膜が存在する場合も電解により生成する陽極側電解水と陰極側電解水との混合が不十分になり好ましくない。
【0057】
前記電極12、14は電気化学的に不活性な金属材料で形成されている。電極材料としては、白金、白金合金等が好ましい。なお、上記説明においては、電極は一対としたが、これに限られず複数の電極対を電解槽に配備し、電解効率を高めるようにしても良い。
【0058】
16は電解電源で、そのプラス端子及びマイナス端子と、前記両電極12、14とがそれぞれ配線18、20により接続されている。上記各電極に印加する電力の極性は変化しないものであっても、適当な時間間隔で互いに切り替るものであっても良い。印可する電力の極性を所定時間毎に切替える場合は、陰極側電解水と陽極側電解水とが1の電極において交互に生成するので、陽極側電解水と陰極側電解水とが効率よく混合されるので、特に好ましい。極性の切替え時間間隔は、2〜60回/分が好ましい。
【0059】
前記有機電解質水溶液供給管8を通って無隔膜電解槽10に送られた有機電解質水溶液4は、ここで電気分解される。電解電流密度は、0.003〜0.03A/cmが好ましく、0.01〜0.02A/cmが特に好ましい。電解電流密度が0.003A/cm未満の場合は、得られる混合電解水中の有機電解質の水酸基の解離度が充分高くならず、又はスーパーオキサイドラジカルの不均化作用が不充分なものになる。また電解電流密度が0.03A/cmを超える場合は、電流値に応じて得られる混合電解水中の有機電解質の水酸基の解離度が高くならず、又はスーパーオキサイドラジカルの不均化作用が増加しないので、不経済である。
【0060】
従って、上記範囲内に電解電流密度を制御することにより、電解槽から流出する混合電解水中の水酸基の解離度を電解前のそれと比較し1.25倍以上に、またはスーパーオキサイドラジカルの不均化作用を電解前のそれの1.2倍以上にすることができる。
【0061】
上記のようにして電解することにより、電解槽内で電解中に生成する陽極側電解水と陰極側電解水とが自然に混合にされ、両電解水が混合した混合電解水が混合電解水取出し管22を通って連続的に外部に取出される。
【0062】
また、スーパーオキサイドラジカルの不均化能の有無は、後述するESRによるスーパーオキサイドラジカルのシグナルの有無により判断できる。
【0063】
図2は、電解装置の他の例を示すものである。この例においては、有機電解質水溶液は、電解槽に連続的に供給していない。図2において、30は無隔膜電解槽で、その内部に1対の電極32、34を互いに対向して平行に配設してある。36は、電解電源で、前記電極32、34に電解電力を供給する。電解槽内には有機電解質水溶液38が満たされており、電解電源36から両電極32、34に電力を供給することにより、有機電解質水溶液38が電解される。構成の詳細については、上記と同様であるので、その説明を省略する。
【0064】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
【0065】
実施例1
図2に示す電解装置を用いてアスコルビン酸(AsA)含有電解原水を電解した。
【0066】
10×10cmのチタンに白金をコーティングした1対の電極を電解槽中に取りつけた。電極間距離は2mmとした。電解槽は縦11cm、横5cm、高さ12cmの直方体状であった。濃度30mMのAsA水溶液を調製し、その660mlを前記電解槽に満たした。AsA水溶液を攪拌しながら0.25Aの電流を両電極に流し電解した。電解開始から30秒間経過毎に極性を変えて電解した。電解生成された混合電解水のpH、酸化還元電位(ORP)、溶存酸素量(DO)、電気伝導度(EC)を表1に示した。また、電解生成された各電解時間の混合電解水を0.1N NaOH溶液で中和滴定し、その滴定量を比較した結果を図3に示した。また、AsA、水溶性フラボノイドおよび水溶性カテキンのスーパーオキサイドラジカルに対する不均化能を電子スピン共鳴装置によって測定した結果を図4に示した。なお、電子スピン共鳴装置のシグナル測定条件は以下に記載した。
測定温度:室温
マイクロ波出力:3.7mW
掃引磁場:339.1mT±5.5mT
磁場変調:100kHz(外部変調方式)
変調幅:0.1mT
時定数:0.12sec
掃引時間:1min
【0067】
【表1】
表1
Figure 2004261656
表1から、電解時間の経過と共に、ORPが減少し、より還元側に向っていることが分る。また、DOも減少しており、陽極側電解水と陰極側電解水とが効率よく混合してDOが減少していることが分る。更に、ECは殆ど変化が無く、電解質イオンの増減が殆ど無いことを示している。
【0068】
図3から、電解時間の増加に伴い滴定量が減少しており、電解により得られる混合電解水の解離度が増加していることが分る。またこのとき、表1から、混合電解水のpHは殆ど変化していないことが確認できる。
【0069】
図4から、電解時間の増加と共に、スーパーオキサイドラジカルの不均化能が増加していることが分る。
【0070】
【発明の効果】
本発明においては、有機電解質を電解助剤とする電解原水を電解し、得られる陽極側電解水と陰極側電解水とを混合させるようにしたので、得られる混合電解水は、DOが少なく、スーパーオキサイドラジカルの不均化能が高められたものである。このため、この混合電解水は殺菌消毒、肉芽生成、健康保持、美容等の各種用途に有用なものとして利用できる。また、本製造方法においては、陽極側電解水と陰極側電解水とを混合した状態で製造するので、従来の一方の電極側の電解水を取出すのとは異なり、製造装置が簡単になる。更に、有機電解質としてアスコルビン酸を使用する場合は、アスコルビン酸は人体に対して安全性の確認されているビタミンであるので、これを電解助剤として用いて製造する本陽極電解水の安全性も極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明混合電解水の製造方法に使用する混合電解水製造装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明混合電解水の製造方法に使用する混合電解水製造装置の他の例を示す概略構成図である。
【図3】実施例1の混合電解水の電解時間と0.1N NaOH水溶液による中和滴定量との関係を示すグラフである。
【図4】有機電解質水溶液を電解して得られる混合電解水の電解時間とスーパーオキサイドラジカルの不均化能との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2 電解原水タンク
4 有機電解質水溶液
6 ポンプ
8 有機電解質水溶液供給管
10 無隔膜電解槽
12 電極
14 電極
16 電解電源
18 配線
20 配線
22 混合電解水取出し管
30 無隔膜電解槽
32、34 電極
36 電解電源
38 有機電解質水溶液

Claims (3)

  1. 電極間距離が2mm以下の少なくとも一対の不活性電極を有する無隔膜電解槽に水溶性無機塩を0.1mM未満、有機電解質を1〜50mM含有する有機電解質水溶液を供給して電気分解をすることを特徴とする陰極側電解水と陽極側電解水との混合電解水であって電解生成された該混合電解水と同じpHに調整した前記有機電解質水溶液を水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定した際に原水溶液よりも中和滴定量が少ないかあるいはモル当たりのスーパーオキサイドラジカル不均能が高い混合電解水の製造方法。
  2. 少なくとも一対の不可逆電極間に供給する電力の極性を毎分2回以上互いに変える請求項1に記載の混合電解水の製造方法。
  3. 有機電解質が、アスコルビン酸又はその水溶性誘導体、水溶性フラボノイド及び水溶性カテキンを含む水溶性ポリフェノール、又はハーブ類の水溶性抽出物である請求項1に記載の混合電解水の製造方法。
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