JP2004259936A - Qfn基板の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】QFN基板をチップサイズパッケージ(CSP)に分割する前に電気的特性の検査を効率的に実施することができるQFN基板の処理方法を提供する。
【解決手段】QFN基板を半導体チップ毎に分割してチップサイズパッケージを形成するQFN基板の処理方法であって、QFN基板(10)を構成する電極板(120)の電極枠(121)を樹脂層(130)を残して除去し、電極端子(122)を独立させる電極端子独立工程と、独立した電極端子(122)を介して半導体チップ(110)の電気的特性を検査する半導体チップ検査工程と、QFN基板(10)の電極枠電極枠(121)が除去された部分の樹脂層(130)を分離してチップサイズパッケージ(100)を形成するQFN基板分離工程とを含む。
【選択図】 図2
【解決手段】QFN基板を半導体チップ毎に分割してチップサイズパッケージを形成するQFN基板の処理方法であって、QFN基板(10)を構成する電極板(120)の電極枠(121)を樹脂層(130)を残して除去し、電極端子(122)を独立させる電極端子独立工程と、独立した電極端子(122)を介して半導体チップ(110)の電気的特性を検査する半導体チップ検査工程と、QFN基板(10)の電極枠電極枠(121)が除去された部分の樹脂層(130)を分離してチップサイズパッケージ(100)を形成するQFN基板分離工程とを含む。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の半導体チップをマトリックス状に配設したQFN基板を、半導体チップ毎に分割してチップサイズパッケージを形成するQFN基板の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列された多数の領域にIC、LSI等の回路を形成し、該回路が形成された各領域を所定のストリートといわれる切断ラインに沿ってダイシングすることにより個々の半導体チップを製造している。このようにして分割された半導体チップは、パッケージングされて携帯電話やパソコン等の電気機器に広く利用されている。
【0003】
近年、携帯電話やパソコン等の電気機器はより軽量化、小型化が求められており、半導体チップのパッケージもチップサイズパッケージ(CSP)と称する小型化できるパッケージ技術が開発されている。CSP技術の一つとして、Quad Flat Non−lead Package(QFN)と称するパッケージ技術が実用化されている。このQFNと称するパッケージ技術について、図1および図2を参照して説明する。
QFNと称するパッケージ技術は、所定の間隔をもって配設された複数の半導体チップ110(図2参照)と、該各半導体チップ110に対応する領域を区画するように格子状に形成された電極枠121と該電極枠121から突出して形成され半導体チップ110の表面に形成されたボンィングパッド(図示せず)と接続する電極端子122とを有する電極板120と、各半導体チップ110の裏面側から樹脂をモールディングし各半導体チップ110と電極板120を一体化せしめた樹脂層130とによってQFN基板10を形成する。このQFN基板10を電極枠121に沿って切断することにより、図2に示すように個々にパッケージされたチップサイズパッケージ(CSP)100に分割される。
【0004】
上述したチップサイズパッケージ(CSP)の製造工程においては、個々のCSPの電気的特性の良否が検査される。しかるに、上述したQFN基板の状態では電極板120を形成する電極枠121と電極端子122が一体であるため、電極端子122に接続された各半導体チップ110は電極枠121を介して電気的に接続されている。従って、QFN基板の状態で個々の半導体チップ毎の電気的特性の良否を検査することができない。このため個々の半導体チップ毎の電気的特性の検査は、QFN基板をチップサイズパッケージ(CSP)100に分割した後に実施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
而して、個々のチップサイズパッケージ(CSP)に分割した後に実施する電気的特性の検査には相当の時間を要するため、効率的にチップサイズパッケージ(CSP)の電気的特性の検査を実施することができるQFN基板の処理方法が要望されている。
【0006】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、QFN基板をチップサイズパッケージ(CSP)に分割する前に電気的特性の検査を効率的に実施することができるQFN基板の処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、所定の間隔をもってマトリックス状に配設された複数の半導体チップと、該各半導体チップに対応する領域を区画するように格子状に形成された電極枠と該電極枠から突出して形成され該半導体チップの表面に形成されたボンィングパッドと接続する電極端子とを有する電極板と、該各半導体チップの裏面側から樹脂をモールディングし該各半導体チップと該電極板を一体化せしめた樹脂層とによって構成されたQFN基板を、該半導体チップ毎に分割してチップサイズパッケージを形成するQFN基板の処理方法であって、
該QFN基板を構成する該電極板の電極枠を該樹脂層を残して除去し、該電極端子を独立させる電極端子独立工程と、
独立した該電極端子を介して該半導体チップの電気的特性を検査する半導体チップ検査工程と、
該QFN基板の該電極枠が除去された部分の該樹脂層を分離してチップサイズパッケージを形成するQFN基板分離工程と、を含む、
ことを特徴とするQFN基板の処理方法が提供される。
【0008】
上記電極端子独立工程を実施した後に、上記半導体チップ検査工程の前または後に電極端子に半田を搭載し、その後QFN基板分離工程を実施することが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるQFN基板の処理方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図7には、本発明によるQFN基板の処理方法における電極端子独立工程およびQFN基板分離工程を実施するための切削装置の斜視図が示されている。
図示の実施形態におけるダイシング装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2内には、被加工物を保持するチャックテーブル3が切削送り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されている。チャックテーブル3は、吸着チャック支持台31と、該吸着チャック支持台31上に装着された吸着チャック32を具備しており、該吸着チャック32の表面である載置面上に被加工物である上述した図1に示すQFN基板10を図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル3は、図示しない回転機構によって回動可能に構成されている。
【0011】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、切削手段としてのスピンドルユニット4を具備している。スピンドルユニット4は、図示しない移動基台に装着され割り出し送り方向である矢印Yで示す方向および切り込み方向である矢印Zで示す方向に移動調整されるスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジング41に回転自在に支持され図示しない回転駆動機構によって回転駆動される回転スピンドル42と、該回転スピンドル42に装着された切削ブレード43とを具備している。
【0012】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック32の表面に保持された被加工物の表面を撮像し、上記切削ブレード43によって切削すべき領域を検出したり、切削溝の状態を確認したりするための撮像機構5を具備している。この撮像機構5は顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっている。また、ダイシング装置は、撮像機構5によって撮像された画像を表示する表示手段6を具備している。
【0013】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、被加工物をストックするカセット7を具備している。なお、被加工物としては図示の実施形態においては、上述した図1に示すQFN基板10が用いられる。図1に示すようにQFN基板10は、支持フレーム8にテープ9によって支持されており、支持フレーム8に支持された状態で上記カセット7に収容される。なお、カセット7は、図示しない昇降手段によって上下に移動可能に配設されたカセットテーブル71上に載置される。
【0014】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、カセット7に収容された被加工物としての支持フレーム8にテープ9を介して支持された状態のQFN基板10を被加工物載置領域11に搬出する被加工物搬出手段12と、該被加工物搬出手段12によって搬出されたQFN基板10を上記チャックテーブル3上に搬送する被加工物搬送手段13と、チャックテーブル3で切削加工されたQFN基板10を洗浄する洗浄手段14と、チャックテーブル3で切削加工されたQFN基板10を洗浄手段14へ搬送する洗浄搬送手段15を具備している。
【0015】
次に、上述した切削装置を用いて実施する本発明によるQFN基板の処理方法のおける電極端子独立工程について説明する。
カセット7の所定位置に収容された支持フレーム8にテープ9を介して支持された状態のQFN基板10(以下、支持フレーム8にテープ9によって支持された状態のQFN基板10を単にQFN基板10という)は、図示しない昇降手段によってカセットテーブル71が上下動することにより搬出位置に位置付けられる。次に、被加工物搬出手段12が進退作動して搬出位置に位置付けられたQFN基板10を被加工物載置領域11に搬出する。被加工物載置領域11に搬出されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13の旋回動作によって上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック32の載置面に搬送され、該吸着チャック32に吸引保持される。このようにしてQFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3は、撮像機構5の直下まで移動せしめられる。チャックテーブル3が撮像機構5の直下に位置付けられると、撮像機構5によってQFN基板10に形成されている切断ラインとしての電極枠121(図1参照)が検出され、スピンドルユニット4の割り出し方向である矢印Y方向に移動調節して精密位置合わせ作業が行われる。
【0016】
その後、スピンドルユニット4即ち切削ブレード43を矢印Zで示す切り込み方向に作動して、QFN基板10に対する切削ブレード43の切り込み深さを調整する。この切り込み深さは、QFN基板10を形成する電極板120の電極枠121を切削して除去し、樹脂層130が切断されずに残る値に設定されている。このようにして、切削ブレード43の切り込み深さが調整されたならば、切削ブレード43を所定の方向に回転させつつ、QFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3を切削送り方向である矢印Xで示す方向(切削ブレード43の回転軸と直交する方向)に所定の切削送り速度で移動することにより、チャックテーブル3に保持されたQFN基板10は切削ブレード43により所定の電極枠121に沿って切削除去され図3に示すように樹脂層130を残して電極端子122が分離される。このようにして、所定の電極枠121に沿って切削加工を実行したら、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を図7において矢印Yで示す方向に電極枠121の間隔だけ割り出し送り、上記切削加工を遂行する。
【0017】
以上のようにして所定方向に延在する全ての電極枠121について切削加工と割り出し送り遂行したならば、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直角に延びる各電極枠121に沿って上記切削加工と割り出し送りを実行することにより、QFN基板10には図4に示すように全ての電極枠121に沿って所定深さの切削溝140が形成され、各電極端子122が分離される。次に、QFN基板10を保持しているチャックテーブル3は、最初にQFN基板10を吸引保持した位置に戻され、ここでQFN基板10の吸引保持を解除する。チャックテーブル3上で吸引保持が解除されたQFN基板10は、洗浄搬送手段15によって洗浄手段14に搬送され、ここで洗浄される。このようにして洗浄されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13によって被加工物載置領域11に搬出される。そして、QFN基板10は、被加工物搬出手段12によってカセット7の所定位置に収納される。
【0018】
上述した電極端子独立工程が実施されたQFN基板10は、電極枠121が除去され、樹脂層130を残して電極端子122が独立せしめられる。そしてQFN基板10は、半導体チップ検査工程に移行される。半導体チップ検査工程では、半導体ウエーハの検査において一般におこなれているブローブテストが行われる。即ち、独立した各電極端子122にブローブ針を当て、各半導体チップ110の毎の電気的特性の良否を検査する。このように、半導体チップ検査工程は各電極端子122が独立しているがQFN基板10の形態を維持している状態で実施するので、検査作業を効率的に行うことができる。
【0019】
上述したように半導体チップ検査工程が実施されたQFN基板10は上記カセット7に収容され、図示の実施形態においては半田ボンディング工程に移行される。半田ボンディング工程では、図5に示すように上記電極端子独立工程で形成された切削溝140によって分離された各電極端子122に半田150を搭載する。この半田150の搭載は、従来周知の半田ボンダーによって実施することができる。なお、半田ボンディング工程は、上記電極端子独立工程の実施後に、上記半導体チップ検査工程を実施する前に実行してもよい。このように、半田ボンディング工程は電極端子独立工程の実施後にQFN基板10の形態を維持している状態で実施するので、半田ボンディング作業を効率的に行うことができる。
【0020】
上述したように半導体チップ検査工程および半田ボンディング工程が実施されたQFN基板10は上記カセット7に収容され、QFN基板10を収容したカセット7は再び図7に示す切削装置のカセットテーブル71上に載置される。そして、カセット7に収容されたQFN基板10には、以下に述べるQFN基板分離工程が実施される。
即ち、カセット7の所定位置に収容されたQFN基板10は、被加工物搬出手段12によって被加工物載置領域11に搬出される。被加工物載置領域11に搬出されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13の旋回動作によって上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック32の載置面に搬送され、該吸着チャック32に吸引保持される。このようにしてQFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3は、撮像機構5の直下まで移動せしめられる。チャックテーブル3が撮像機構5の直下に位置付けられると、撮像機構5により上記電極端子独立工程によってQFN基板10に形成された切削溝140が検出され、スピンドルユニット4の割り出し方向である矢印Y方向に移動調節して精密位置合わせ作業が行われる。
【0021】
その後、スピンドルユニット4即ち切削ブレード43を矢印Zで示す切り込み方向に作動して、QFN基板10に対する切削ブレード43の切り込み深さを調整する。この切り込み深さは、QFN基板10を形成する樹脂層130を完全に切断する値に設定されている。このようにして、切削ブレード43の切り込み深さが調整されたならば、切削ブレード43を所定の方向に回転させつつ、QFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3を切削送り方向である矢印Xで示す方向(切削ブレード43の回転軸と直交する方向)に所定の切削送り速度で移動することにより、チャックテーブル3に保持されたQFN基板10は図6に示すように切削ブレード43により所定の切削溝140に沿って切断される。即ち、上記電極端子独立工程によって電極枠121が除去された部分の樹脂層130が分離される。このようにして、所定の切削溝140に沿って切削加工を実行したら、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を図7において矢印Yで示す方向に切削溝140の間隔だけ割り出し送り、上記切削加工を遂行する。
【0022】
以上のようにして所定方向に延在する全ての切削溝140について切削加工と割り出し送りとを遂行したならば、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直角に延びる各切削溝140に沿って上記切削加工と割り出し送りとを実行することにより、QFN基板10は個々のチップサイズパッケージ(CSP)100に分割される。なお、分割された各チップサイズパッケージ(CSP)100は支持フレーム8にテープ9を介して支持されているので、バラバラにはならずQFN基板10の状態が維持されている。次に、各チップサイズパッケージ(CSP)100分割された状態のQFN基板10を保持しているチャックテーブル3は、最初にQFN基板10を吸引保持した位置に戻され、ここでQFN基板10の吸引保持を解除する。チャックテーブル3上で吸引保持が解除されたQFN基板10は、洗浄搬送手段15によって洗浄手段14に搬送され、ここで洗浄される。このようにして洗浄されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13によって被加工物載置領域11に搬出される。そして、QFN基板10は、被加工物搬出手段12によってカセット7の所定位置に収納される。
【0023】
【発明の効果】
本発明によるQFN基板の処理方法は、QFN基板を構成する電極板の電極枠を樹脂層を残して除去し電極端子を独立させ、QFN基板の形態を維持している状態で実施するので、検査作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって処理されるQFN基板の平面図。
【図2】図1に示すQFN基板を分割したチップサイズパッケージの斜視図。
【図3】本発明によるQFN基板の処理方法における電極端子独立工程の説明図。
【図4】本発明によるQFN基板の処理方法における電極端子独立工程を実施した後のQFN基板の平面図。
【図5】本発明によるQFN基板の処理方法における半田ボンディング工程の説明図。
【図6】本発明によるQFN基板の処理方法におけるQFN基板分離工程の説明図。
【図7】本発明によるQFN基板の処理方法のおける電極端子独立工程およびQFN基板分離工程を実施するための切削装置の斜視図。
【符号の説明】
10:QFN基板
110:半導体チップ
120:電極板
121:電極枠
122:電極端子
130:樹脂層
140:切削溝
150:半田
2:装置ハウジング
3:チャックテーブル
31:吸着チャック支持台
32:吸着チャック
4:スピンドルユニット
41:スピンドルハウジング
42:回転スピンドル
43:切削ブレード
5:撮像機構
6:表示手段
7:カセット
8:支持フレーム
9:テープ
11:被加工物載置領域
12:被加工物搬出手段
13:被加工物搬送手段
14:洗浄手段
15:洗浄搬送手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の半導体チップをマトリックス状に配設したQFN基板を、半導体チップ毎に分割してチップサイズパッケージを形成するQFN基板の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列された多数の領域にIC、LSI等の回路を形成し、該回路が形成された各領域を所定のストリートといわれる切断ラインに沿ってダイシングすることにより個々の半導体チップを製造している。このようにして分割された半導体チップは、パッケージングされて携帯電話やパソコン等の電気機器に広く利用されている。
【0003】
近年、携帯電話やパソコン等の電気機器はより軽量化、小型化が求められており、半導体チップのパッケージもチップサイズパッケージ(CSP)と称する小型化できるパッケージ技術が開発されている。CSP技術の一つとして、Quad Flat Non−lead Package(QFN)と称するパッケージ技術が実用化されている。このQFNと称するパッケージ技術について、図1および図2を参照して説明する。
QFNと称するパッケージ技術は、所定の間隔をもって配設された複数の半導体チップ110(図2参照)と、該各半導体チップ110に対応する領域を区画するように格子状に形成された電極枠121と該電極枠121から突出して形成され半導体チップ110の表面に形成されたボンィングパッド(図示せず)と接続する電極端子122とを有する電極板120と、各半導体チップ110の裏面側から樹脂をモールディングし各半導体チップ110と電極板120を一体化せしめた樹脂層130とによってQFN基板10を形成する。このQFN基板10を電極枠121に沿って切断することにより、図2に示すように個々にパッケージされたチップサイズパッケージ(CSP)100に分割される。
【0004】
上述したチップサイズパッケージ(CSP)の製造工程においては、個々のCSPの電気的特性の良否が検査される。しかるに、上述したQFN基板の状態では電極板120を形成する電極枠121と電極端子122が一体であるため、電極端子122に接続された各半導体チップ110は電極枠121を介して電気的に接続されている。従って、QFN基板の状態で個々の半導体チップ毎の電気的特性の良否を検査することができない。このため個々の半導体チップ毎の電気的特性の検査は、QFN基板をチップサイズパッケージ(CSP)100に分割した後に実施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
而して、個々のチップサイズパッケージ(CSP)に分割した後に実施する電気的特性の検査には相当の時間を要するため、効率的にチップサイズパッケージ(CSP)の電気的特性の検査を実施することができるQFN基板の処理方法が要望されている。
【0006】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、QFN基板をチップサイズパッケージ(CSP)に分割する前に電気的特性の検査を効率的に実施することができるQFN基板の処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、所定の間隔をもってマトリックス状に配設された複数の半導体チップと、該各半導体チップに対応する領域を区画するように格子状に形成された電極枠と該電極枠から突出して形成され該半導体チップの表面に形成されたボンィングパッドと接続する電極端子とを有する電極板と、該各半導体チップの裏面側から樹脂をモールディングし該各半導体チップと該電極板を一体化せしめた樹脂層とによって構成されたQFN基板を、該半導体チップ毎に分割してチップサイズパッケージを形成するQFN基板の処理方法であって、
該QFN基板を構成する該電極板の電極枠を該樹脂層を残して除去し、該電極端子を独立させる電極端子独立工程と、
独立した該電極端子を介して該半導体チップの電気的特性を検査する半導体チップ検査工程と、
該QFN基板の該電極枠が除去された部分の該樹脂層を分離してチップサイズパッケージを形成するQFN基板分離工程と、を含む、
ことを特徴とするQFN基板の処理方法が提供される。
【0008】
上記電極端子独立工程を実施した後に、上記半導体チップ検査工程の前または後に電極端子に半田を搭載し、その後QFN基板分離工程を実施することが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるQFN基板の処理方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図7には、本発明によるQFN基板の処理方法における電極端子独立工程およびQFN基板分離工程を実施するための切削装置の斜視図が示されている。
図示の実施形態におけるダイシング装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2内には、被加工物を保持するチャックテーブル3が切削送り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されている。チャックテーブル3は、吸着チャック支持台31と、該吸着チャック支持台31上に装着された吸着チャック32を具備しており、該吸着チャック32の表面である載置面上に被加工物である上述した図1に示すQFN基板10を図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル3は、図示しない回転機構によって回動可能に構成されている。
【0011】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、切削手段としてのスピンドルユニット4を具備している。スピンドルユニット4は、図示しない移動基台に装着され割り出し送り方向である矢印Yで示す方向および切り込み方向である矢印Zで示す方向に移動調整されるスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジング41に回転自在に支持され図示しない回転駆動機構によって回転駆動される回転スピンドル42と、該回転スピンドル42に装着された切削ブレード43とを具備している。
【0012】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック32の表面に保持された被加工物の表面を撮像し、上記切削ブレード43によって切削すべき領域を検出したり、切削溝の状態を確認したりするための撮像機構5を具備している。この撮像機構5は顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっている。また、ダイシング装置は、撮像機構5によって撮像された画像を表示する表示手段6を具備している。
【0013】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、被加工物をストックするカセット7を具備している。なお、被加工物としては図示の実施形態においては、上述した図1に示すQFN基板10が用いられる。図1に示すようにQFN基板10は、支持フレーム8にテープ9によって支持されており、支持フレーム8に支持された状態で上記カセット7に収容される。なお、カセット7は、図示しない昇降手段によって上下に移動可能に配設されたカセットテーブル71上に載置される。
【0014】
図示の実施形態におけるダイシング装置は、カセット7に収容された被加工物としての支持フレーム8にテープ9を介して支持された状態のQFN基板10を被加工物載置領域11に搬出する被加工物搬出手段12と、該被加工物搬出手段12によって搬出されたQFN基板10を上記チャックテーブル3上に搬送する被加工物搬送手段13と、チャックテーブル3で切削加工されたQFN基板10を洗浄する洗浄手段14と、チャックテーブル3で切削加工されたQFN基板10を洗浄手段14へ搬送する洗浄搬送手段15を具備している。
【0015】
次に、上述した切削装置を用いて実施する本発明によるQFN基板の処理方法のおける電極端子独立工程について説明する。
カセット7の所定位置に収容された支持フレーム8にテープ9を介して支持された状態のQFN基板10(以下、支持フレーム8にテープ9によって支持された状態のQFN基板10を単にQFN基板10という)は、図示しない昇降手段によってカセットテーブル71が上下動することにより搬出位置に位置付けられる。次に、被加工物搬出手段12が進退作動して搬出位置に位置付けられたQFN基板10を被加工物載置領域11に搬出する。被加工物載置領域11に搬出されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13の旋回動作によって上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック32の載置面に搬送され、該吸着チャック32に吸引保持される。このようにしてQFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3は、撮像機構5の直下まで移動せしめられる。チャックテーブル3が撮像機構5の直下に位置付けられると、撮像機構5によってQFN基板10に形成されている切断ラインとしての電極枠121(図1参照)が検出され、スピンドルユニット4の割り出し方向である矢印Y方向に移動調節して精密位置合わせ作業が行われる。
【0016】
その後、スピンドルユニット4即ち切削ブレード43を矢印Zで示す切り込み方向に作動して、QFN基板10に対する切削ブレード43の切り込み深さを調整する。この切り込み深さは、QFN基板10を形成する電極板120の電極枠121を切削して除去し、樹脂層130が切断されずに残る値に設定されている。このようにして、切削ブレード43の切り込み深さが調整されたならば、切削ブレード43を所定の方向に回転させつつ、QFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3を切削送り方向である矢印Xで示す方向(切削ブレード43の回転軸と直交する方向)に所定の切削送り速度で移動することにより、チャックテーブル3に保持されたQFN基板10は切削ブレード43により所定の電極枠121に沿って切削除去され図3に示すように樹脂層130を残して電極端子122が分離される。このようにして、所定の電極枠121に沿って切削加工を実行したら、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を図7において矢印Yで示す方向に電極枠121の間隔だけ割り出し送り、上記切削加工を遂行する。
【0017】
以上のようにして所定方向に延在する全ての電極枠121について切削加工と割り出し送り遂行したならば、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直角に延びる各電極枠121に沿って上記切削加工と割り出し送りを実行することにより、QFN基板10には図4に示すように全ての電極枠121に沿って所定深さの切削溝140が形成され、各電極端子122が分離される。次に、QFN基板10を保持しているチャックテーブル3は、最初にQFN基板10を吸引保持した位置に戻され、ここでQFN基板10の吸引保持を解除する。チャックテーブル3上で吸引保持が解除されたQFN基板10は、洗浄搬送手段15によって洗浄手段14に搬送され、ここで洗浄される。このようにして洗浄されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13によって被加工物載置領域11に搬出される。そして、QFN基板10は、被加工物搬出手段12によってカセット7の所定位置に収納される。
【0018】
上述した電極端子独立工程が実施されたQFN基板10は、電極枠121が除去され、樹脂層130を残して電極端子122が独立せしめられる。そしてQFN基板10は、半導体チップ検査工程に移行される。半導体チップ検査工程では、半導体ウエーハの検査において一般におこなれているブローブテストが行われる。即ち、独立した各電極端子122にブローブ針を当て、各半導体チップ110の毎の電気的特性の良否を検査する。このように、半導体チップ検査工程は各電極端子122が独立しているがQFN基板10の形態を維持している状態で実施するので、検査作業を効率的に行うことができる。
【0019】
上述したように半導体チップ検査工程が実施されたQFN基板10は上記カセット7に収容され、図示の実施形態においては半田ボンディング工程に移行される。半田ボンディング工程では、図5に示すように上記電極端子独立工程で形成された切削溝140によって分離された各電極端子122に半田150を搭載する。この半田150の搭載は、従来周知の半田ボンダーによって実施することができる。なお、半田ボンディング工程は、上記電極端子独立工程の実施後に、上記半導体チップ検査工程を実施する前に実行してもよい。このように、半田ボンディング工程は電極端子独立工程の実施後にQFN基板10の形態を維持している状態で実施するので、半田ボンディング作業を効率的に行うことができる。
【0020】
上述したように半導体チップ検査工程および半田ボンディング工程が実施されたQFN基板10は上記カセット7に収容され、QFN基板10を収容したカセット7は再び図7に示す切削装置のカセットテーブル71上に載置される。そして、カセット7に収容されたQFN基板10には、以下に述べるQFN基板分離工程が実施される。
即ち、カセット7の所定位置に収容されたQFN基板10は、被加工物搬出手段12によって被加工物載置領域11に搬出される。被加工物載置領域11に搬出されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13の旋回動作によって上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック32の載置面に搬送され、該吸着チャック32に吸引保持される。このようにしてQFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3は、撮像機構5の直下まで移動せしめられる。チャックテーブル3が撮像機構5の直下に位置付けられると、撮像機構5により上記電極端子独立工程によってQFN基板10に形成された切削溝140が検出され、スピンドルユニット4の割り出し方向である矢印Y方向に移動調節して精密位置合わせ作業が行われる。
【0021】
その後、スピンドルユニット4即ち切削ブレード43を矢印Zで示す切り込み方向に作動して、QFN基板10に対する切削ブレード43の切り込み深さを調整する。この切り込み深さは、QFN基板10を形成する樹脂層130を完全に切断する値に設定されている。このようにして、切削ブレード43の切り込み深さが調整されたならば、切削ブレード43を所定の方向に回転させつつ、QFN基板10を吸引保持したチャックテーブル3を切削送り方向である矢印Xで示す方向(切削ブレード43の回転軸と直交する方向)に所定の切削送り速度で移動することにより、チャックテーブル3に保持されたQFN基板10は図6に示すように切削ブレード43により所定の切削溝140に沿って切断される。即ち、上記電極端子独立工程によって電極枠121が除去された部分の樹脂層130が分離される。このようにして、所定の切削溝140に沿って切削加工を実行したら、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を図7において矢印Yで示す方向に切削溝140の間隔だけ割り出し送り、上記切削加工を遂行する。
【0022】
以上のようにして所定方向に延在する全ての切削溝140について切削加工と割り出し送りとを遂行したならば、チャックテーブル3、従ってこれに保持されているQFN基板10を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直角に延びる各切削溝140に沿って上記切削加工と割り出し送りとを実行することにより、QFN基板10は個々のチップサイズパッケージ(CSP)100に分割される。なお、分割された各チップサイズパッケージ(CSP)100は支持フレーム8にテープ9を介して支持されているので、バラバラにはならずQFN基板10の状態が維持されている。次に、各チップサイズパッケージ(CSP)100分割された状態のQFN基板10を保持しているチャックテーブル3は、最初にQFN基板10を吸引保持した位置に戻され、ここでQFN基板10の吸引保持を解除する。チャックテーブル3上で吸引保持が解除されたQFN基板10は、洗浄搬送手段15によって洗浄手段14に搬送され、ここで洗浄される。このようにして洗浄されたQFN基板10は、被加工物搬送手段13によって被加工物載置領域11に搬出される。そして、QFN基板10は、被加工物搬出手段12によってカセット7の所定位置に収納される。
【0023】
【発明の効果】
本発明によるQFN基板の処理方法は、QFN基板を構成する電極板の電極枠を樹脂層を残して除去し電極端子を独立させ、QFN基板の形態を維持している状態で実施するので、検査作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって処理されるQFN基板の平面図。
【図2】図1に示すQFN基板を分割したチップサイズパッケージの斜視図。
【図3】本発明によるQFN基板の処理方法における電極端子独立工程の説明図。
【図4】本発明によるQFN基板の処理方法における電極端子独立工程を実施した後のQFN基板の平面図。
【図5】本発明によるQFN基板の処理方法における半田ボンディング工程の説明図。
【図6】本発明によるQFN基板の処理方法におけるQFN基板分離工程の説明図。
【図7】本発明によるQFN基板の処理方法のおける電極端子独立工程およびQFN基板分離工程を実施するための切削装置の斜視図。
【符号の説明】
10:QFN基板
110:半導体チップ
120:電極板
121:電極枠
122:電極端子
130:樹脂層
140:切削溝
150:半田
2:装置ハウジング
3:チャックテーブル
31:吸着チャック支持台
32:吸着チャック
4:スピンドルユニット
41:スピンドルハウジング
42:回転スピンドル
43:切削ブレード
5:撮像機構
6:表示手段
7:カセット
8:支持フレーム
9:テープ
11:被加工物載置領域
12:被加工物搬出手段
13:被加工物搬送手段
14:洗浄手段
15:洗浄搬送手段
Claims (2)
- 所定の間隔をもってマトリックス状に配設された複数の半導体チップと、該各半導体チップに対応する領域を区画するように格子状に形成された電極枠と該電極枠から突出して形成され該半導体チップの表面に形成されたボンィングパッドと接続する電極端子とを有する電極板と、該各半導体チップの裏面側から樹脂をモールディングし該各半導体チップと該電極板を一体化せしめた樹脂層とによって構成されたQFN基板を、該半導体チップ毎に分割してチップサイズパッケージを形成するQFN基板の処理方法であって、
該QFN基板を構成する該電極板の電極枠を該樹脂層を残して除去し、該電極端子を独立させる電極端子独立工程と、
独立した該電極端子を介して該半導体チップの電気的特性を検査する半導体チップ検査工程と、
該QFN基板の該電極枠が除去された部分の該樹脂層を分離してチップサイズパッケージを形成するQFN基板分離工程と、を含む、
ことを特徴とするQFN基板の処理方法。 - 該電極端子独立工程を実施した後に、該半導体チップ検査工程の前または後に該電極端子に半田を搭載し、その後該QFN基板分離工程を実施する、請求項1記載のQFN基板の処理方法。
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