JP2004259841A - Led光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3色に対応した3つ (又は2つ) のLED基板をヒートシンクと結合するに際して、3つのLED間の冷却効率のばらつきを低減し、基板からヒートシンクへの熱伝達性をよくしたLED光源装置を提供すること
【解決手段】赤光を出力する赤色LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した赤色LED基板11と、緑光を出力する緑色LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した緑色LED基板21と、青色光を出力する青色LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した青色LED基板31と、青色・緑色・赤色LED基板11,21,31のLED実装面とは反対側の基板裏面を密着させて放熱するための一体型のヒートシンク2とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、各LEDチップから発生する熱を放熱するためのヒートシンクとを備えたことを特徴とするLED光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるLED光源装置は、例えば、写真処理装置において写真プリントを作成する場合に用いられる。写真プリントを作成するための画像データを取得するために、現像済みネガフィルムに形成されているコマ画像を読み取るスキャナーが用いられる。スキャナーは、ネガフィルムの画像形成面を挟んで、一方側に読み取り用光源を配置し、他方側に読み取りセンサー(例えば、CCDラインセンサー) を配置する。かかる読み取り用光源として、従来から、ハロゲンランプが一般的に使用されてきた。しかし、ハロゲンランプは、発光時における発熱が大きく、また光源装置全体の大きさも大きくなりがちである。
【0003】
そこで、ハロゲンランプに代えてLED (発光ダイオード) を使用したLED光源装置が知られている。例えば、下記特許文献2では、赤色光、緑色光、青色光を夫々照射するLEDチップ群を設け、これらをダイクロックミラーや集光レンズからなる光学系により、写真フィルムに導くようにしている。
【0004】
ただし、LEDの場合であっても、LED自身が発熱することから放熱機構は必要である。そこで、下記特許文献1にも開示されているように、放熱用フィンを有する放熱板が用いられている。この放熱板に、LED基板が固定されることで、LEDチップによる発熱を速やかに逃がすことができるようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−254744号公報 (特許請求の範囲、図1〜図4)
【特許文献2】
特開2001−45225号公報 (特許請求の範囲、図3)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ヒートシンクを用いたLED光源装置には、次にあげるような種々の課題が存在する。
【0006】
<課題1>
まず、LED基板としては、第1・第2・第3波長域用(B・G・R光用) の3つのLED基板が使用されるが、夫々のLED基板に対してヒートシンクを設けると、コストアップになると共に、冷却効率のばらつきを発生させる可能性がある。つまり、LEDは環境温度によって、波長と光量が変化するという特性がある。従って、3色のLEDの冷却効率がばらつくと、各LEDの環境温度もばらつくことになり、色バランスが崩れる。その結果、作成される写真プリントの画質に対して悪影響を及ぼす。個々の(2つ若しくは3つの)ヒートシンクをネジ止めして結合するという方法もあるが、結合面において熱伝達効率が落ちるため採用することは難しい。
【0007】
<課題2>
LEDの発熱をヒートシンクで逃がす場合、LED基板の実装面とは反対側の基板裏面をヒートシンクに対して密着させる必要がある。一方、LEDチップからの照射光は、光学系により写真フィルム等の対象物に導かれるが、光学系は光学系支持体に対して支持される。また、LEDチップの光軸と光学系の光軸との位置合わせ精度をよくするという観点から、LED基板も光学系支持体に対して結合することが好ましい。しかしながら、LED基板を光学系支持体に対して結合した後、この光学系支持体に対してヒートシンクを結合しようとすると、部品精度等の理由から、ヒートシンクとLED基板の基板裏面との密着性がよくないという問題がある。密着性が悪いと、熱伝導率が悪くなる。従って、光軸合わせ精度を確保し、かつ、ヒートシンクとの密着性も確保するには工夫が必要である。
【0008】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、3色に対応した3つ (又は2つ) のLED基板をヒートシンクと結合するに際して、3つのLED間の冷却効率のばらつきを低減し、基板からヒートシンクへの熱伝達性をよくしたLED光源装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係る第1のLED光源装置は、
第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
前記第1・第2・第3LED基板のLED実装面とは反対側の基板裏面を密着させて放熱するための一体型のヒートシンクとを備えたことを特徴とするものである。
この構成によるLED光源装置の作用・ 効果は、次の通りである。まず、3色の第1・第2・第3LEDチップに対応して、3つの第1・第2・第3LED基板を備えている。各LEDチップは、主走査方向に沿ってライン状に並べて実装している。3つのLED基板の基板裏面は、夫々が一体型のヒートシンクに密着させている。つまり、各LED基板に夫々ヒートシンクを設けるのではなく、ヒートシンクとしては1つである。従って、各基板の発熱を均等に逃がすことができる。また、ヒートシンク内の温度分布についてもわずかな差しか発生しない。その結果、3つのLED間の冷却効率のばらつきを低減し、基板からヒートシンクへの熱伝達性をよくすることができる。
【0009】
本発明の好適な実施形態として、前記ヒートシンクには、主走査方向に沿って、多数のフィンが形成され、このフィンに向けて風を送る送風手段を備えているものがあげられる。
【0010】
ヒートシンクにフィンを多数形成することで、放熱効率を高めることができる。このフィンは、LEDチップが並べられる主走査方向に沿って多数形成することが好ましい。これにより、フィンに向けて送風することで、LEDチップの全体を均一に冷却することができる。
【0011】
本発明に係る第2のLED光源装置は、
第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
前記第1・第2・第3LED基板のLED実装面とは反対側の基板裏面を密着させて放熱するためのヒートシンクと、
前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための光学系と、
この光学系を支持するための光学系支持体とを備え、
前記3つのLED基板のうちの少なくとも1つは、前記光学系支持体に前記ヒートシンクを結合する際に、そのLED基板を挟持した状態で結合することで、前記基板裏面を前記ヒートシンクに密着させるように構成したものがあげられる。
【0012】
この構成によるLED光源装置の作用・ 効果は、次の通りである。すなわち、3つのLED基板のうちの少なくとも1つ(2つ又は3つ全てでも良い) は、光学系支持体と、ヒートシンクとで挟持される形で結合(例えば、ネジ結合のような機械的結合、以下同様)される。すなわち、 ヒートシンクを光学系支持体に対して結合する際に、LED基板を挟持した状態で結合する。従って、LED基板については、適宜の方法で光学系支持体に対して位置決めしておき、その状態で、ヒートシンクを結合すればよい。LED基板は、挟持された状態であるから、基板裏面をヒートシンクに密着させることができる。その結果、基板からヒートシンクへの熱伝達性をよくすることができる。
【0013】
本発明の好適な実施形態として、前記少なくとも1つのLED基板を前記光学系支持体に対して1ヶ所ネジ結合する機構を設けておき、このLED基板を前記光学系支持体に対してネジ結合した後に、前記ヒートシンクを前記光学系支持体に前記ネジ結合可能に構成したものがあげられる。
【0014】
この構成によると、LED基板を挟持して結合する前に、LED基板を光学系支持体に対して、一ヶ所ネジ結合する。これにより、一旦、LED基板は光学系支持体に対して保持される。従って、LED基板をヒートシンクにより挟持結合する場合の結合性 (組立性)が改善される。
【0015】
<課題3>
第1のLED光源装置において、一体型ヒートシンクを用いた構成を説明した。かかる一体型ヒートシンクを用いた場合、別の課題が生じる。例えば、第1〜第3LED基板を同じ平面上に配置するのではなく、第1・第2LED基板を第1面(例えば、水平面)に配置し、第3LED基板を第2面 (例えば、垂直面)に配置する場合である。この場合、ヒートシンクに第1面に対応して第1取り付け面を設け、第2面に対応して第2取り付け面を設ける。同様に、光学系支持体に方にも、2つの取り付け面が必要である。しかしながら、光学系支持体の2つの取り付け面同士の角度と、ヒートシンクの2つの取り付け面同士の角度の両方角度を精度よく出すことが難しい。
【0016】
すなわち、 3つのLED基板を全て光学系支持体とヒートシンクで挟持して結合しようとしても、上記角度寸法の誤差が原因で、すべてのLED基板の基板裏面をヒートシンクに密着させることが難しい。
【0017】
かかる実情に鑑み、本発明に係る第3のLED光源装置は、
第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
前記第1・第2・第3LED基板のLED実装面とは反対側の基板裏面を密着させて放熱するための一体型のヒートシンクと、
このヒートシンクに形成され、前記3つのLED基板を2つのグループに分けた場合の一方のグループに属するLED基板を取り付けるための第1取り付け面、及び、他方のグループに属するLED基板を取り付けるための第2取り付け面と、
前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための光学系と、
この光学系を支持するための光学系支持体とを備え、
前記一方のグループに属するLED基板は、前記光学系支持体に前記ヒートシンクを結合する際に、LED基板を挟持した状態で結合することで、基板裏面を前記第1取り付け面に密着させるように構成し、
前記他方に属するLED基板は、前記第2取り付け面に対して、直接結合することで基板裏面を密着させるように構成したものがあげられる。
【0018】
この構成によるLED光源装置の作用・ 効果は、以下の通りである。
まず、3つのLED基板を2つのグループに分け、一方のグループに属するLED基板は、光学系支持体とヒートシンクの第1取り付け面に挟持された状態で結合(例えば、ネジ結合のような機械的結合)される。これにより、LED基板の基板裏面とヒートシンクとを密着させ、放熱性を良くすることができる。また、残りのグループに属するLED基板は、ヒートシンクの第2取り付け面に対して直接結合(例えば、ネジ結合)する。これにより、全てのLED基板について、ヒートシンクと密着させることができ、放熱特性を良好に保持することができる。
【0019】
上記の構成において、前記第3LED基板のみを前記第2取り付け面にネジ結合するようにし、かつ、前記第3LEDチップは、赤色光源、及び/又は、赤外光光源であることが好ましい。
赤LEDと赤外LEDは、緑LEDと青LEDに比べて光量が大きい。つまり、光学系の光軸との光軸ズレが生じたとして、光量が落ちたとしても実用的には大きな問題はない。そこで、赤/赤外LEDをヒートシンクの第2取り付け面に直接ネジ結合することが好ましい。
【0020】
<課題4>
先ほど説明したように、3つのLED基板をグループ分けし、一方のグループについては、光学系支持体に対して結合し、他方のグループについてはヒートシンクに対して結合するという場合がある。この場合でも、ヒートシンクに固定されたLEDチップの光軸と、光学系支持体に支持されている光学系の光軸とのズレを所定範囲内に押さえておく必要がある。
【0021】
上記実情に鑑み本発明に係る第4のLED光源装置は、
第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
前記第1・第2・第3LED基板の各LED実装面とは反対側の各基板裏面を密着させて放熱するためのヒートシンクと、
前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための光学系と、
この光学系を支持するための光学系支持体とを備え、
前記3つのLED基板のうちの少なくとも1つは、前記ヒートシンクに対して直接結合することで固定するように構成し、かつ、
前記ヒートシンクに対して固定されたLED基板と、前記光学系との相対位置精度を出すために、前記光学系支持体と前記ヒートシンクとを位置決め可能な位置決め手段を備えていることを特徴とするものである。
かかる構成によるLED光源装置の作用・ 効果は、以下の通りである。つまり、3つのLED基板のうちの少なくとも1つは、ヒートシンクに対して直接結合(例えば、ネジ結合)することで固定する。これにより、LED基板の基板裏面をヒートシンクに対して密着させることができ、放熱特性を良くすることができる。また、光学系支持体をヒートシンクに対して位置決めする位置決め手段を設けている。これにより、光学系支持体に支持されている光学系の光軸と、ヒートシンクに固定されるLEDチップの光軸とのズレを抑制することができる。
【0022】
上記位置決め手段を構成するに際し、前記ヒートシンク又は前記光学系支持体に、前記位置決め手段として機能する位置決め突出部を設け、この位置決め突出部に、前記光学系支持体又は前記ヒートシンクを主走査方向に位置決めするための第1当接部と、前記光学系支持体又は前記ヒートシンクを主走査方向と直交する副走査方向に位置決めするための第2当接部が形成されているものがあげられる。
【0023】
位置決め手段として、位置決め突出部により構成することができるが、この突出部は、ヒートシンクか光学系支持体のいずれに形成しても良い。位置決め突出部に、上記第1当接部と第2当接部を形成することで、LEDチップの主走査方向及び副走査方向に対する位置決めを行うことができ、その結果、光軸ズレを抑えることができる。
【0024】
<課題5>
LEDチップから出力した光を対象物に導くために、少なくとも集光レンズが用いられる。この場合、集光レンズの光軸と、LEDチップの光軸とがずれてしまうと、対象物に導かれる光量が低下してしまい損失が大きくなる。
【0025】
上記実情に鑑み本発明に係る第5のLED光源装置は、
第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
前記第1・第2・第3LED基板の各LED実装面とは反対側の各基板裏面を密着させて放熱するためのヒートシンクと、
前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための集光レンズを含む光学系と、
この光学系を支持するための光学系支持体と、
この光学系支持体に設けられた位置決め手段とを備え、
この位置決め手段を用いて、前記集光レンズと前記LED基板の双方を位置決め可能に構成したことを特徴とするものである。
かかる構成によるLED光源装置の作用・ 効果は、以下の通りである。LEDチップから出力される光を導くための集光レンズを含む光学系が設けられており、この光学系は光学系支持体に支持される。この光学系支持体には位置決め手段が設けられており、集光レンズとLED基板の双方を位置決めすることができる。従って、集光レンズの光軸と、LEDチップの光軸とのズレを抑制することができる。
【0026】
これまで説明してきたLED光源装置では、3つのLED基板を設けるものとして来たが、これに代えて、前記第1LED基板及び第2LED基板が同じ平面上に配置され、これらを1つの基板で形成してもよい。これにより、基板枚数を減らし、組立工数を簡略化することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明に係るLED光源装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。 図1は、LED光源装置が用いられる写真処理システムの構成を示す概念図である。
【0028】
<写真処理システムの構成>
現像済みネガフィルム等の写真フィルムからコマ画像を読み取るためのスキャナーSが設けられており、このスキャナーSにLED光源装置1が組み込まれている。LED光源装置1の詳細は後述するが、青・緑・赤の各色光を発光するLEDチップが組み込まれたLED基板11,21,31を備えており、その照射光は光学系により対象物であるネガフィルムFに導かれる。図示はしないが、ネガフィルムFは、ネガキャリアと呼ばれる搬送ユニットにセットされ、スキャニング時には、所定の搬送速度で搬送される。
【0029】
ネガフィルムFのフィルム面を挟んで、下方側にLED光源装置1が配置され、上方側に画像読み取り用のCCDラインセンサー7が配置される。ネガフィルムFとCCDラインセンサー7の間には結像レンズ8が設けられる。CCDラインセンサー7により読み取られた画像信号 (画像データ) は、A/D変換部110においてA/D変換され、画像メモリ111に一旦記憶される。画像処理部112では、階調補正、色・ 濃度の補正等の種々の画像処理が行われる。
【0030】
次に、画像データを用いて写真プリントを作成するプリンタプロセッサー部PRを説明する。画像処理が行われた画像データは、露光エンジン102に転送される。露光エンジン102は、画像データに基づいて露光光を走査することで、写真感光材料であるペーパーPの乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジン102は、PLZTエンジン、レーザーエンジン、CRTエンジン等の適宜の構造のエンジンを用いることができる。ペーパーPは、ロールの形態でペーパーマガジンM1,M2に収容されており、いずれか1つのペーパーマガジンM1,M2からペーパーPが引き出されるように構成されている。ペーパーカッター100は、引き出された長尺状のペーパーPをプリントサイズにカットする。カットされたペーパーPは、搬送機構101により露光エンジン102の位置まで搬送される。露光エンジン102により画像が焼付露光されたペーパーPは、搬送ローラ群103により現像処理部104に送り込まれる。このように、ペーパーPが搬送される搬送経路に沿って、搬送ローラ等の搬送機構が設けられている。現像処理部104は、公知の現像処理を行い、乾燥処理部105で乾燥処理が施された後、プリント排出部106から写真プリントとして排出される。
【0031】
<LED光源装置の構成>
次に、LED光源装置の構成を説明する。図2は、光学系の主要部を示す斜視図である。図3は、LED光源装置の構成を示す副走査方向に沿った垂直断面図である。図4は、図3に示すLED光源装置の正面図(矢視A)である。図5は、図3に示すLED光源装置の主走査方向に沿った垂直断面図である。図6は、図3に示すLED光源装置の平面図である。
【0032】
図3に示すように、LED光源装置1は、光源としてLEDチップを使用するものであり、青色(第1波長域)の光を出力する青色LEDチップが実装される青色LED基板(第1LED基板) 11と、緑色(第2波長域)の光を出力する緑色LEDチップが実装される緑色LED基板21と、赤及び赤外 (第3波長域)の光を出力する赤色LEDチップが実装される赤色LED基板31とが設けられている。LEDは、ハロゲンランプに比べて発熱量が少なく、光源装置の大きさも小型化できるという利点を有する。また、ハロゲンランプの場合は、調光フィルターを必要としていたが、LED光源の場合は、各色のLEDの出力を調整できるので、調光フィルターが不要になるという利点も有する。
【0033】
青色LED基板11と緑色LED基板21とは、同じ水平面に配置されている。赤色LED基板31は、垂直面に配置されている。これら各LEDチップから照射されるLED光を対象物たるネガフィルムFに導く光学系を説明する。光学系を支持するために樹脂成型されたフレーム3(光学系支持体に相当) が用いられる。
【0034】
まず、第1ダイクロックミラー44と第2ダイクロックミラー45が45゜傾斜した状態でフレーム3に対して接着等により固定される。第1ダイクロックミラー44は、青色LED光を透過させると共に、赤色・緑色LED光を反射させる。第2ダイクロックミラー45は、緑色LED光を反射させて第1ダイクロックミラー44の方向に導くと共に、赤色LED光を透過させる。各LED基板11,21,31と、第1・第2ダイクロックミラー44,45の間には、集光レンズ41,42,43が配置されている。
【0035】
第1ダイクロックミラー44の上方にはNDフィルター80及び結像レンズ46が配置されている。NDフィルター80は、LEDチップの光量チェックのために設けられており、光路内に挿入・光路からの退避ができるように構成されている。ネガフィルムの画像を読み取るときには、NDフィルター80は不要であり光路外に退避している。これについては後述する。集光レンズ46は、各LEDチップから出力されたLED光をネガフィルムのフィルム面に対して集光させるように作用する。また、集光レンズ46とネガフィルムFの間には、ディフューザー47が設けられ、光を均一に拡散させる。集光レンズ46のすぐ上には、カバー板48が設けられ、このカバー板48はネジ49によりフレーム3に結合される。カバー板48には、主走査方向に沿って矩形の開口部48aが形成され、光が出力されるエリアを規定する。
【0036】
図3において、ネガフィルムFは左右方向(副走査方向)に搬送される。また、各LED基板11,21,31や集光レンズ41,42,43やダイクロックミラー44,45は主走査方向に沿った長手状に形成される (図2参照) 。CCDラインセンサー7も、主走査方向に沿ったライン状にCCDチップが配置されている。
【0037】
<ヒートシンクの構成>
次に、ヒートシンクについて説明する。ヒートシンクは、LEDチップにより発生する熱を逃がすために設けられる。LEDは、環境温度によって、波長や光量等の特性が変化するため、温度制御を行う必要がある。温度を上昇させる手段としてヒーターを用い、温度を下げる手段としてヒートシンク及びファンを設けている。ヒートシンクを設ける場合に、各LED基板11,21,31について夫々設ける構成(すなわち、 3つのヒートシンクを設ける) が考えられる。しかし、3つのヒートシンクを別々に設けると、コストアップにもなるし、各LEDの冷却効率がばらつく。その結果、各LEDの色バランスが崩れて、画質に対して悪影響を及ぼす。そこで、ヒートシンクとしては、一体型ヒートシンク2(すなわち、 ヒートシンクは1つ)を用いている。これにより、各LEDチップを均等に冷却させるようにしている。
【0038】
LEDチップを冷却するために、各LED基板11,21,31のLED実装面とは反対側の基板裏面をヒートシンク2に密着させるようにしている。ヒートシンク2には、水平面である第1取り付け面2aと、垂直面である第2取り付け面2bが形成されている。第1取り付け面2aには、青色LED基板11と緑色LED基板21の基板裏面が密着される。また、第2取り付け面2bには、赤色LED基板31の基板裏面が密着される。
【0039】
図4や図5に示すように、ヒートシンク2には、主走査方向に沿って多数のフィン2fが形成されている。これにより、表面積を増やし、放熱効率を高めている。また、図3に示すように、ヒートシンク2を挟むように、第1ファン4と第2ファン5とが設けられている。第1ファン4は、エア吹き付け用であり、第2ファン5は、エア吐き出し用である。第1・第2ファン4,5とも主走査方向のほぼ中央部に位置し、フィン2fに対して副走査方向(LEDチップの実装方向に対して垂直な方向) から送風作用を行う。これにより、冷却効率を高めている。ヒートシンク2の材料としては、特定の材料に限定されるものではないが、例えば、菱化マックス (株) 製のDMS合金が好ましい。ヒートシンク2は、ダイカスト鋳造により製造できる。
【0040】
<基板構成>
次に、LED基板の構成を図7、図8により説明する。なお、3つあるLED基板は、全て同じ構成である。LED基板11は、主走査方向に沿った矩形形状をしている。LED基板11の幅方向中央に、主走査方向に沿って多数のLEDチップ12が実装されている。LEDチップ12の両隣には、反射部材13が設けられ、LEDからの照射光を前方に向けて反射させる。また、反射部材13の更に外側には、立壁部14が設けられている。立壁部14の内側には、配線パターン (不図示) が形成されており、LEDチップ12と配線パターンとはボンディングワイヤーで接続される。そして、立壁部14の内側の全域は、光透過性のモールド16に埋められる。
【0041】
LEDチップに隣接して、多数のヒーター18が主走査方向に沿って配置されている。また、LEDの環境温度を検出するためのサーミスタ17が設けられている。LEDの環境温度を所定範囲に設定できるように、サーミスタ17で環境温度をモニターし、ヒーター18やファン4,5に対する制御を行うように構成されている。
【0042】
LED基板11の長手方向中央部には、略U字状の切り欠き11aが形成されている。また、幅方向両側には、合計4箇所のネジ結合のための孔11dが形成されている。さらに、LED基板11を位置決めして取り付けるための2つの基準孔11b,11cが形成されている。一方の基準孔11bは円形であり、他方の基準孔11cは長円形である。
【0043】
<LED基板の取り付け構造>
次に、LED基板11,21,31を取り付けるための取り付け構造を説明する。LED基板を取り付けるにあたり、特に留意すべき点が2つある。まず、LEDチップからの発熱をスムーズに逃がすために、LED基板の基板裏面をヒートシンク2に対して密着させる必要がある。また、LEDチップの光軸をフレーム3に支持される光学系(集光レンズ41,42,43とダイクロックミラー44,45と集光レンズ46)の光軸と位置合わせする必要がある。この両方の要求を満たす必要がある。
【0044】
ところで、図3に示すLED基板と光学系の配置構造によれば、青色LED基板11と緑色LED基板21は、水平面に配置され、赤色LED基板31は、水直面に配置されている。また、ヒートシンク2は単一部品の一体型ヒートシンク2である。そこで、光軸ズレを最優先して、すべてのLED基板11,21,31をフレーム3に対して取り付けた場合、取り付け後の、LED基板11,21の基板裏面と、LED基板31の基板裏面の垂直度が精度良く出ていないと、ヒートシンク2の1つの取り付け面2a,2bの両方に対して、各基板裏面を密着させることができない。すなわち、 仮に第1取り付け面2aと青色・緑色LED基板11,21とを密着できたとしても、部品の製作誤差により、赤色LED基板31とヒートシンクの第2取り付け面2bとの間には隙間ができてしまい密着ができないことがありうる。
そこで、本発明においては、青色・緑色LED基板11,21については、フレーム3とヒートシンク2の間に挟持させる形で取り付け、赤色LED基板31については、直接ヒートシンク2に対して固定するようにしている。これらの取り付け構造を以下説明する。
【0045】
図9は、青色・緑色LED基板11,21の取り付け構造を説明する図である。この図では、フレーム3を下方向から見ている。
【0046】
フレーム3には、位置決めピン50,51 (位置決め手段に相当) を植設するための孔が形成されている。フレーム3には、集光レンズ41,42や青色・緑色LED基板11,21をネジ結合するための、雌ねじ3c,3d,3e,3f,3g,3hが形成されている。
【0047】
集光レンズ41は、レンズ本体部を有し、その長手方向両側に位置決め用基準孔41b,41cと、ネジ結合用の2つの孔41dが形成されている。集光レンズ42も、レンズ本体部と、基準孔42b,42cと、孔42dとを備えている。基準孔41b,42bは円形であり、基準孔41c,42cは長円形である。これは、LED基板11,21に形成されている基準孔と対応させている。
さらに、ヒートシンク2にもネジ結合のためのネジ孔2h,2iが形成されている。
【0048】
次に、結合手順を説明する。フレーム3に、2本の位置決めピン51と、2本の位置決めピン50とを植設する。次に、集光レンズ41の2つの基準孔41b,41cに位置決めピン51を挿入し、2本のネジ80によりフレーム3にネジ結合する。次に、集光レンズ42の2つの基準孔42b,42cに位置決めピン50を挿入し、2本のネジ81によりフレーム3にネジ結合する。 なお、図示していないが、集光レンズ43についても同じ方法で結合する。以上のようにして、集光レンズ41,42,43がフレーム3に対して位置決めかつ固定される。
【0049】
次に、青色LED基板11に形成されている基準孔11b,11cに、位置決めピン51を挿入する。ついで、青色LED基板11の切り欠き11aを利用して、ネジ53によりフレーム3にネジ結合する。なお、青色LED基板11のフレーム3に対する直接的なネジ結合は1箇所のみである。これを例えば、フレーム3の4箇所に直接ネジ結合してしまうと、後から結合されるヒートシンク2との密着性が悪くなるからである。そこで、青色LED基板11のフレーム3に対するネジ結合は1箇所のみとしており、仮止め的な意味合いが強い。また、1ヶ所だけネジ結合する場合は、LED基板11の長手方向の中央部にすることが好ましい。LED基板11に反りがあったとしても、後でヒートシンク2を取り付ける際に矯正することができるからである。
【0050】
緑色LED基板21についても、青色LED基板11と同じ手順で1箇所のみネジ52によりネジ結合する。
【0051】
フレーム3に対して、集光レンズやLED基板を組み込む場合に、集光レンズの光軸とLEDチップの光軸をあわせる必要がある。この光軸ズレが発生すると、光量が落ちてしまい損失が発生するからである。そこで、上記のように、位置決めピン50,51をフレーム3に設けるようにし、同じ位置決めピン50,51に対して、集光レンズ41,42とLED基板11,21とを位置決めするように構成している。これにより、位置決め精度を確保することができ、光軸ズレを調整する必要がなくなる。なお、位置決めピン50,51と同じ形状をフレーム3と一体成型しても良い。
【0052】
LED基板11,21をフレーム3に対してネジ結合した後、ヒートシンク2をネジ結合する。ヒートシンク2のフレーム3に対する位置決め機構については後述する。ここでは、ヒートシンク2をフレーム3に対してネジ結合する方法を説明する。
【0053】
ヒートシンク2に形成された4ヶ所の孔2hを利用して、4つのネジ55によりフレーム3にネジ結合する。この時、ネジ55は、青色LED基板11の孔11dも貫通し、下孔3cに対してネジ結合する。つまり、青色LED基板11は、フレーム3とヒートシンク2の間に挟持された形でネジ結合される。これにより、青色LED基板11の基板裏面をヒートシンク2の第1取り付け面2aにしっかりと密着させることができる。また、緑色LED基板21についても、同様である。つまり、ネジ54が、ヒートシンク2に形成された4箇所の孔2iと、緑色LED基板21に形成された4つの孔21dを貫通して、フレーム3の下孔3dに対してネジ結合する。 これにより、緑色LED基板21もフレーム3とヒートシンク2とで挟持される。
【0054】
次に、図10により赤色LED基板31の結合方法を説明する。赤色LED基板31は、フレーム3に対してではなく、ヒートシンク2に対して直接ネジ結合される。そのために、ヒートシンク2の第2取り付け面2bには、図9に示すフレーム3と同様の構造が採用されている。
【0055】
すなわち、 2本の位置決めピン56を植設するための孔2eが形成されている。また、LED基板31をネジ結合するための雌ねじ2gが5ヶ所形成されている。従って、まず赤色LED基板31に形成された基準孔31b,31cを位置決めピン56に挿入し、その後、5本のネジ57,58によりネジ結合する。これにより、赤色LED基板31の基板裏面をヒートシンク2に密着させることができる。
【0056】
赤色LED基板31については、フレーム3ではなく、ヒートシンク2に対して直接結合していることから、LEDチップの光軸と、フレーム3の取り付けられている光学系の光軸とのズレが生じる可能性がある。しかし、赤色LEDの場合は、緑色や青色LEDとは異なり、光量には余裕がある。従って、赤色LEDについては、光軸ズレにたいする許容範囲が他のLEDの場合よりも大きい。つまり、赤色LEDの場合は、光軸ズレがそれほど問題にならないので、ヒートシンク2に取り付けても実用的には問題ないレベルである。
【0057】
各LED基板11,21,31の基板裏面には、シリコングリスを塗布したり、熱伝導シートを配置したりする。 これは、基板裏面は完全な平面ではなく、微小な凹凸が存在する。かかる凹凸があると、熱伝導性が悪くなるので、シリコングラスや熱伝導シートを用いている。これにより、放熱特性を高めている。
【0058】
<ヒートシンクの位置決め>
次に、ヒートシンク2とフレーム3との位置決めを説明する。ヒートシンク2が単に放熱機能を備えていれば足りる場合は、フレーム3に対する位置決め精度をそれほど考慮する必要はない。しかし、本発明の構成によれば、上記で説明したように、ヒートシンク2に赤色LED基板31を取り付けているために、フレーム3とヒートシンク2との間の位置決め手段が必要である。これを図6により説明する。
【0059】
図6(又は図10)に示すように、主走査方向に沿った両側に2つの位置決め突出部2c,2dがヒートシンク2の上方に一体成型されている。図6の右側に示される突出部2cの右側端面2x(第1当接部)をフレーム3に形成された基準孔3aの右側端面に当接させるようにする。これにより、主走査方向に沿った方向の位置決めを行う。また、2つの突出部2c,2dの上側端面2y(第2当接部) をフレーム3に形成された2つの基準孔3a,3bの上側端面に当接させるようにする。これにより、副走査方向に沿った方向の位置決めを行う。
【0060】
また、図6の紙面に垂直な方向の位置決め (当接部) については、先ほど説明したように、LED基板11,21を挟持して結合することで行われる。
【0061】
<シール構造>
次に、シール構造を説明する。これは、LED基板が取り付けられている内部に、微小なゴミや埃が侵入してくることを防止するものである。例えば、LEDチップの上にゴミや埃が侵入すると、その部分のLEDチップが欠落したような感じになり、形成される画像に線状に筋が入り、画質の低下を招く。
【0062】
そこで、図3や図5に示すように、ヒートシンク2とフレーム3との合わせ面のところに防塵材6を組み込んでいる。防塵材6は、例えば発泡ウレタンにより形成される。
【0063】
図5に分かりやすく示すように、上記の合わせ面部において、フレーム3に凸部3Cを形成し、ヒートシンク2の対応する箇所に凹部2Aを形成している。この合わせ面部の箇所には、隙間δが形成されており、この隙間δに防塵材6を取り付ける。 この隙間δは、青色LED基板11と緑色LED基板21とをヒートシンク2とフレーム3とで確実に挟持させて結合するために、0にすることができない。従って、防塵材6が必要となる。防塵材6は、LED基板11,21,31が配置される領域の全周にわたって設けられる。
【0064】
<集光レンズとLED基板の位置決め手段の別実施形態>
次に、集光レンズのLED基板に対する位置決め手段の別実施形態を図11、図12により説明する。
【0065】
これまでは、フレーム3に対して集光レンズを位置決めして固定する構造を説明してきた。図11,12の構成例では、LED基板61に対して、集光レンズを結合する。LED基板61には、位置決め用の基準孔61b,61cと、ネジ結合用の5つの孔61a,61dが形成されている。これらの機能については、すでに説明した通りである。
【0066】
LED基板61の中央部には、LEDチップ65が配置される。LEDチップ65の周囲には、光透過性のシリコンモールド64により埋められる。そして、レンズホルダとして機能する反射部材62が設けられている。反射部材62にも、基準孔62b,62cが形成されている。反射部材62をLED基板61に対して結合するときは、専用の治具に位置決めピンを植設しておき、このピンにLED基板61の基準孔61b,61cと、反射部材62の基準孔62b,62cを挿入した後、接着等により両者を結合することができる。なお、凹部61eを形成せずにLEDチップ65を搭載しても良い。
【0067】
反射部材62には、ほぼ45゜に傾斜した反射面62eが形成されており、LEDチップ65からの照射光を前方に向けて反射させる。また、反射部材62の幅方向両側に、第1立壁部62aと、第2立壁部62dとが設けられている。第1立壁部62aのほうが第2立壁部62dよりも高さが高くなっており、集光レンズ63の一方の幅方向端面の全体を当接させる。集光レンズ63の他方の幅方向端面の一部を第2立壁部62dに当接させる。集光レンズ63の反射部材62に対する結合も接着等で行われる。このように、集光レンズ63をLED基板61に対して精度良く位置決めすることができる。また、調整を行う必要もない。
【0068】
図13は、集光レンズ73とLED基板71とを位置決めする方法の更に別の実施形態を示す図である。フレーム3に位置決め用の当接面3pを形成する。そして、LEDチップ72を実装したLED基板71に段差部71aを形成する。位置決め用の当接面3pに、集光レンズ73の端面73aと、段差部71aを当接させる。これにより、集光レンズ73とLED基板71とを精度良く位置決めすることができる。また、調整を設ける必要もない。
【0069】
LED基板71の段差部71aを当接する構成に代えて、図12に示すような反射部材を設けて、この反射部材に形成した端面をフレーム3の当接面3pに当てるようにしても良い。
【0070】
<NDフィルター挿脱機構>
次に、NDフィルターの挿脱機構を図14,15により説明する。NDフィルター80は、図3にも示すように、第1ダイクロックミラー44と集光レンズ46の間の光路中に侵入してくることができる。NDフィルター80は、LED光源装置1を用いてネガフィルムFのコマ画像を読み取る前に、光源のチェックを行う時に使用される。すなわち、 LED光源のシェーディング補正や光量ムラ補正を行う時に、NDフィルター80を使用する。従って、実際にネガフィルムのコマ画像のスキャニングを行うときには不要であり、光路から退避させる。図14は、光路から退避した状態を示し、図15は、光路内に侵入した状態を示す。
【0071】
NDフィルター80は、保持レバー81により保持されている。駆動レバー82の一方の端部82aは、ソレノイド84に連結されている。駆動レバー82の他方の端部83は、保持レバー81と連結されている。端部83において、保持レバー81は、駆動レバー82に対して相対的に回転可能である。また、駆動レバー82と一体的にストップレバー85が連結されている。ストップレバー85に当接可能なストッパーピン86が設けられている。
【0072】
保持レバー81の幅方向両側の端面部81aは、緩やかな円弧状に形成されている。フレーム3には、保持レバー81の厚み方向(図14の紙面に垂直な方向) をガイドするためのガイド部が設けられているが、端面部81aは、フレーム3の内壁面3Aとは摺動しないようにしている。また、保持レバー81の前方端部81bがフレーム3に設けられたストッパーピン3Bに当接可能に構成している。
以上の構成によるNDフィルター80を光路内に侵入させるときの作動を説明する。図14の状態で、ソレノイド84を駆動させると、駆動レバー82が時計方向に回転する。これに連動して、保持レバー81及びNDフィルター80も図の矢印C方向にスライドしようとする。そして、保持レバー81の前方端部81bがストッパーピン3Bに当接した時点で保持レバー81は停止する。 この場合、保持レバー81の端面部81aは、フレーム3に対して摺動しないので、保持レバー81の動きをスムーズにすることができる。NDフィルター80を退避させるときは、今と逆方向に駆動させればよい。ストップレバー85がストッパーピン86に当接することで、退避位置に保持レバー81及びNDフィルター80を停止させることができる。
【0073】
<別実施形態>
(1)本実施形態では、LED光源装置をスキャナーに用いる例を説明したが、露光装置における露光用に用いても良い。
(2)本実施形態では、青色LED基板11と緑色LED基板21とは、別々の基板であるが、これらは同じ水平面に配置されることから、1つの基板で構成しても良い。
【0074】
(3)本実施形態では、第1取り付け面2aと第2取り付け面2bとは互いに垂直であるが、これに限定されるものではなく、90゜以外の角度を採用しても良い。
(4)本実施形態では、ヒートシンク2に位置決め突出部2c,2dを形成しているが、フレーム3に位置決め突出部を形成し、ヒートシンクに基準孔を形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】LED光源装置が用いられる写真処理システムの構成を示す概念図
【図2】光学系の主要部を示す斜視図
【図3】LED光源装置の構成を示す副走査方向に沿った垂直断面図
【図4】図3に示すLED光源装置の正面図(矢視A)
【図5】図3に示すLED光源装置の主走査方向に沿った垂直断面図
【図6】図3に示すLED光源装置の平面図
【図7】LED基板の平面図
【図8】LED基板の中央縦断面図
【図9】青色・緑色LED基板の取り付け構造を説明する図
【図10】赤色LED基板の取り付け構造を説明する図
【図11】別実施形態に係るLED基板の構成を示す平面図
【図12】図11のLED基板の構成を示す断面図
【図13】更に別実施形態の集光レンズの位置決め方法を説明する図
【図14】NDフィルターが光路から退避した状態を示す図
【図15】NDフィルターを光路に侵入させた状態を示す図
【符号の説明】
1 LED光源装置
2 ヒートシンク
2a 第1取り付け面
2b 第2取り付け面
3 フレーム
4,5 ファン
11 青色LED基板
12 青色LEDチップ
21 緑色LED基板
22 緑色LEDチップ
31 赤色LED基板
32 赤色LEDチップ
41,42,43 集光レンズ
44,45 ダイクロックミラー

Claims (11)

  1. 第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
    第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
    第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
    前記第1・第2・第3LED基板のLED実装面とは反対側の基板裏面を密着させて放熱するための一体型のヒートシンクとを備えたことを特徴とするLED光源装置。
  2. 前記ヒートシンクには、主走査方向に沿って、多数のフィンが形成され、このフィンに向けて風を送る送風手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のLED光源装置。
  3. 第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
    第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
    第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
    前記第1・第2・第3LED基板のLED実装面とは反対側の基板裏面を密着させて放熱するためのヒートシンクと、
    前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための光学系と、
    この光学系を支持するための光学系支持体とを備え、
    前記3つのLED基板のうちの少なくとも1つは、前記光学系支持体に前記ヒートシンクを結合する際に、そのLED基板を挟持した状態で結合することで、前記基板裏面を前記ヒートシンクに密着させるように構成したことを特徴とするLED光源装置。
  4. 前記少なくとも1つのLED基板を前記光学系支持体に対して1ヶ所ネジ結合する機構を設けておき、このLED基板を前記光学系支持体に対してネジ結合した後に、前記ヒートシンクを前記光学系支持体に前記ネジ結合可能に構成した請求項3に記載のLED光源装置。
  5. 第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
    第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
    第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
    前記第1・第2・第3LED基板のLED実装面とは反対側の基板裏面を密着させて放熱するための一体型のヒートシンクと、
    このヒートシンクに形成され、前記3つのLED基板を2つのグループに分けた場合の一方のグループに属するLED基板を取り付けるための第1取り付け面、及び、他方のグループに属するLED基板を取り付けるための第2取り付け面と、
    前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための光学系と、
    この光学系を支持するための光学系支持体とを備え、
    前記一方のグループに属するLED基板は、前記光学系支持体に前記ヒートシンクを結合する際に、LED基板を挟持した状態で結合することで、基板裏面を前記第1取り付け面に密着させるように構成し、
    前記他方に属するLED基板は、前記第2取り付け面に対して、直接結合することで基板裏面を密着させるように構成したことを特徴とするLED光源装置。
  6. 前記第3LED基板のみを前記第2取り付け面にネジ結合するようにし、かつ、前記第3LEDチップは、赤色光源、及び/又は、赤外光光源であることを特徴とする請求項5に記載のLED光源装置。
  7. 前記第2取り付け面は、前記第1取り付け面に対して垂直であることを特徴とする請求項5又は6に記載のLED光源装置。
  8. 第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
    第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
    第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
    前記第1・第2・第3LED基板の各LED実装面とは反対側の各基板裏面を密着させて放熱するためのヒートシンクと、
    前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための光学系と、
    この光学系を支持するための光学系支持体とを備え、
    前記3つのLED基板のうちの少なくとも1つは、前記ヒートシンクに対して直接結合することで固定するように構成し、かつ、
    前記ヒートシンクに対して固定されたLED基板と、前記光学系との相対位置精度を出すために、前記光学系支持体と前記ヒートシンクとを位置決め可能な位置決め手段を備えていることを特徴とするLED光源装置。
  9. 前記ヒートシンク又は前記光学系支持体に、前記位置決め手段として機能する位置決め突出部を設け、この位置決め突出部に、前記光学系支持体又は前記ヒートシンクを主走査方向に位置決めするための第1当接部と、前記光学系支持体又は前記ヒートシンクを主走査方向と直交する副走査方向に位置決めするための第2当接部が形成されていることを特徴とする請求項8に記載のLED光源装置。
  10. 第1波長域の光を出力する第1LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第1LED基板と、
    第2波長域の光を出力する第2LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第2LED基板と、
    第3波長域の光を出力する第3LEDチップを主走査方向に沿ってライン状に並べて実装した第3LED基板と、
    前記第1・第2・第3LED基板の各LED実装面とは反対側の各基板裏面を密着させて放熱するためのヒートシンクと、
    前記各LEDチップから出力される光を対象物に導くための集光レンズを含む光学系と、
    この光学系を支持するための光学系支持体と、
    この光学系支持体に設けられた位置決め手段とを備え、
    この位置決め手段を用いて、前記集光レンズと前記LED基板の双方を位置決め可能に構成したことを特徴とするLED光源装置。
  11. 前記第1LED基板及び第2LED基板が同じ平面上に配置され、これらを1つの基板で形成したことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のLED光源装置。
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