JP7216894B2 - 電子装置及び投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子装置及びこの電子装置を備える投影装置に関する。
従来から、発熱体及び発熱体を冷却するヒートシンクを備える電子装置が開示されている。例えば、特許文献1に開示される電子装置は、発熱体であるレーザダイオードを光源とし、複数のレーザダイオードを保持する素子ホルダが設けられる光源装置及び投影装置である。この電子装置には、素子ホルダの背面にヒートシンクが接続されている。
特開2018-128695号公報
素子ホルダは、複数個の発熱体を備えるユニットとして形成されることがある。そして、電子装置には、その構成によって複数の素子ホルダが設けられることがある。これらの素子ホルダは、略同等の発熱量とされる。これらの素子ホルダは、保持する素子の寿命や機能を均一とするため、均等な冷却が求められる。一方、電子装置を備える、例えば投影装置は、内部のレイアウトの都合上、ヒートシンクの配置場所やスペースに制約がある場合がある。このような場合、複数の素子ホルダを均等に冷却することができないことがある。
本発明は以上の点に鑑み、複数の素子ホルダを均等に冷却することができる電子装置及び投影装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電子装置は、複数の発熱体が配置される第1の素子ホルダ及び第2の素子ホルダと、前記第1の素子ホルダ及び前記第2の素子ホルダと夫々接続され、並べて設けられる第1の熱伝プレート及び第2の熱伝プレートと、前記第1の素子ホルダと前記第2の素子ホルダとが配置される方向と略直交する方向に配置された、前記第1の熱伝プレートから夫々直線状に延設される第1のヒートパイプ、及び前記第2の熱伝プレートから夫々直線状に延設される第2のヒートパイプと、前記第1のヒートパイプと接続される第1のヒートシンクと、前記第2のヒートパイプと接続され前記第1のヒートシンクよりも面積が大きい第2のヒートシンクと、を有し、前記第2のヒートパイプは、前記第2の素子ホルダの所定の行に配置される複数の発熱体の行方向の中心線に対してずれて配置されており、前記第2のヒートパイプの中心線と、前記第2の素子ホルダの所定の行に配置される複数の発熱体の行方向の中心線との間のずれ量は、前記第1のヒートパイプの中心線と、前記第1の素子ホルダの所定の行に配置される複数の発熱体の行方向の中心線との間のずれ量よりも大きいことを特徴とする。
本発明に係る投影装置は、上述の電子装置を有し、前記発熱体は、レーザダイオードを含み、前記レーザダイオードからの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、前記表示素子と前記レーザダイオードを制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の素子ホルダを均等に冷却することができる電子装置及び投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置の機能回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造の平面模式図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の内部構造の平面模式図である。 本発明の実施形態に係る励起光照射装置の放熱部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る励起光照射装置の放熱部を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る励起光照射装置の放熱部を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る励起光照射装置の放熱部を示す図5のVII-VII断面図である。 本発明の実施形態に係る励起光照射装置のヒートシンクのフィンを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、投影装置10の機能ブロック図である。制御手段(投影装置制御部)は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、制御手段により、入出力インターフェース22及びシステムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換され、表示エンコーダ24に出力される。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、演算装置としてのCPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上で、ビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。
投影装置10は、青色波長帯域光、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光を出射する光源装置60を備える。光源装置60から出射された出射光は表示素子51に照射されることにより表示素子51で反射されて画像光を形成する。反射された画像光は後述する投影光学系220を介してスクリーン等に投影される。
投影光学系220は可動レンズ群を有する。可動レンズ群は、レンズモータ45によりズーム調節やフォーカス調節のための駆動を行う。
画像圧縮/伸長部31は、再生時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長する。また、画像圧縮/伸長部31は、伸長した画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行わせる。
キー/インジケータ部37は、投影装置10の筐体に設けられる。キー/インジケータ部37からの操作信号は制御部38に直接送出される。リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されて制御部38に出力される。
制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
制御部38は、光源制御回路41を制御している。この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光源光が光源装置60から出射されるように制御する。
また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させることができる。制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等によって投影装置本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行なわせることができる。
次に、この投影装置10の内部構造について述べる。図2は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。ここで、投影装置10の筐体は、略箱状に形成されて、上面及び下面と、正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14及び左側パネル15を備える。なお、以下の説明においては、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は、前方側及び中央側に、光源装置60、光源光学系170及び投影光学系220等を備える。また、投影装置10は、後方側に入出力コネクタ部21と接続される回路基板241や、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を含む制御回路基板242を備える。
投影装置10は、筐体の右側パネル14の内側に近接して配置された3個の排気ファン401~403を備える。各排気ファン401~403は、右側パネル14に形成される排気口330側に空気を送風するように、右側パネル14と略平行に並設された軸流ファンである。したがって、投影装置10内の全体の冷却風は、左側パネル15に形成された吸気口320から、右側パネル14に形成された排気口330に向かって流通する。
ここで、図3を参照して、光源装置60及び光源光学系170の構成について説明する。光源装置60は、青色波長帯域光の光源であって励起光源でもある励起光照射装置70(電子装置)と、緑色波長帯域光の光源である緑色光源装置80と、赤色波長帯域光の光源である赤色光源装置120と、カラーホイール装置200とを備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と蛍光ホイール装置100とにより構成される。
光源装置60には、各色波長帯域光を導光する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、励起光照射装置70、緑色光源装置80及び赤色光源装置120から出射される光を光源光学系170に導光する。
励起光照射装置70は、投影装置10の正面パネル12近傍に配置される。励起光照射装置70は、素子ホルダ72に保持される複数の青色レーザダイオード71、集光レンズ77,78及び拡散板79を備える。青色レーザダイオード71は、半導体発光素子であり、背面パネル13と光軸が平行となるよう配置される。励起光照射装置70は、投影装置10内に配置された放熱部500等によって冷却される。励起光照射装置70とヒートパイプ510を介して接続される放熱部500のヒートシンク520は、投影装置10の前後方向における略中央側に配置される(図2参照)。
上述の光源群は、詳細は後述するが、複数の青色レーザダイオード71がマトリクス状(複数行複数列)に配置されて形成される。各青色レーザダイオード71の光軸上には、青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めるように、各々平行光に変換するコリメータレンズ73が配置される。集光レンズ77及び集光レンズ78は、青色レーザダイオード71から出射される光線束を一方向に縮小して拡散板79に出射する。拡散板79は、入射した青色波長帯域光を、蛍光ホイール101側に配置された第一ダイクロイックミラー141へ拡散透過する。
蛍光ホイール装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上であって、正面パネル12の近傍に配置される。蛍光ホイール装置100は、蛍光ホイール101、モータ110、集光レンズ群111及び集光レンズ115を備える。蛍光ホイール101は、蛍光ホイール101の上位置にて励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置される。集光レンズ群111及び集光レンズ115の下方に配置されるモータ110は、蛍光ホイール101を回転駆動する。
蛍光ホイール101は、円板状に形成され、モータ110の駆動により回転することができる。蛍光ホイール101は、図示はしないが、蛍光発光領域と透過領域を、周方向に並設している。蛍光ホイール101の基材は銅やアルミニウム等の金属基材により形成することができる。この基材の励起光照射装置70側の表面は銀蒸着等によってミラー加工されている。蛍光発光領域には、このミラー加工された表面に形成された緑色蛍光体層が形成される。蛍光発光領域は、励起光照射装置70から青色波長帯域光を励起光として受けて、全方位に緑色波長帯域の蛍光を出射する。その蛍光の一部は直接集光レンズ111へ出射され、他の一部は蛍光ホイール101の反射面で反射した後に集光レンズ111へ出射される。
また、蛍光ホイール101の透過領域は、蛍光ホイール101の基材に形成された切抜部に、透光性を有する透明基材を嵌入して形成することができる。透明基材は、ガラスや樹脂等の透明な材料で形成される。また、透明基材には、青色波長帯域光が照射される側又はその反対側の表面に拡散層を設けてもよい。拡散層は、例えば、その透明基材の表面に、サンドブラスト等による微細凹凸を形成して設けることができる。透過領域に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、透過領域を透過又は拡散透過し、集光レンズ115に入射する。
集光レンズ群111は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光の光線束を蛍光ホイール101に集光するとともに蛍光ホイール101から右側パネル14方向に出射された蛍光を集光する。集光レンズ115は、蛍光ホイール101から左側パネル15方向に出射された光線束を集光する。
赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71と出射光の光軸が平行となるように配置された半導体発光素子である赤色発光ダイオード121と、赤色発光ダイオード121から出射された赤色波長帯域光を集光する集光レンズ群125と、を備える。赤色光源装置120は、赤色発光ダイオード121が出射する赤色波長帯域光の光軸と、蛍光ホイール101から出射されて第一ダイクロイックミラー141で反射された緑色波長帯域光の光軸とが交差するように配置される。赤色光源装置120は、赤色光源装置120の背面パネル13側に配置された放熱部600等によって冷却される。赤色光源装置120とヒートパイプ610を介して接続される放熱部600のヒートシンク620は、投影装置10の前後方向における略中央側に配置される(図2参照)。
導光光学系140は、第一ダイクロイックミラー141,第二ダイクロイックミラー142,第三ダイクロイックミラー143、光線束を集光させる集光レンズ145,146,147、各光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせる反射ミラー144等からなる。以下、各部材について説明する。
第一ダイクロイックミラー141は、拡散板79と集光レンズ群111との間の位置に配置される。第一ダイクロイックミラー141は、青色波長帯域光を集光レンズ群111側へ透過するとともに、緑色波長帯域光を集光レンズ145方向に反射してその光軸を90度変換する。
第二ダイクロイックミラー142は、緑色波長帯域光と赤色波長帯域光とを同一光軸に合成する合成手段であり、緑色波長帯域光を反射し、赤色波長帯域光を透過する。第一ダイクロイックミラー141で反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ145で集光されて、第二ダイクロイックミラー142に入射する。
第二ダイクロイックミラー142で反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ146で集光され、集光レンズ146の左側パネル15側に配置された第三ダイクロイックミラー143に入射する。第三ダイクロイックミラー143は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して、青色波長帯域光を透過する。従って、第三ダイクロイックミラー143は、集光レンズ146で集光された赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を集光レンズ173へ反射して、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を導光する。
また、蛍光ホイール101における青色波長帯域光の照射領域が透過領域であるとき、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光は蛍光ホイール101を透過し、集光レンズ115で集光された後に反射ミラー144に導光される。反射ミラー144は、蛍光ホイール101を透過又は拡散透過する青色波長帯域光の光軸上に配置される。反射ミラー144は、青色波長帯域光を反射してその光軸を背面パネル13側に配置された集光レンズ147に導光する。第三ダイクロイックミラー143は、集光レンズ147により集光された青色波長帯域光を透過して、集光レンズ173に向けて導光する。
光源光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー181、集光レンズ183、照射ミラー185、コンデンサレンズ195を備える。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影光学系220に向けて出射するので、投影光学系220の一部でもある。
集光レンズ173は、ライトトンネル175の第三ダイクロイックミラー143側に配置される。集光レンズ173は、第三ダイクロイックミラー143から導光された緑色波長帯域光、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を集光する。集光レンズ173により集光された各色波長帯域光は、カラーホイール装置200のカラーホイール201に照射される。
カラーホイール装置200は、カラーホイール201と、そのカラーホイール201を回転駆動するモータ210とを備える。カラーホイール装置200は、集光レンズ173から出射された光線束の光軸とカラーホイール201上の照射面が直交するように、集光レンズ173とライトトンネル175との間に配置される。
カラーホイール201は、円板状に形成され、モータ210により回転駆動することができる。カラーホイール201は、全色透過領域と、青赤透過領域とを周方向に並設している。全色透過領域は、青色波長帯域光、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過させることができる。また、青赤透過領域は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過させることができる。カラーホイール201に入射した青色波長帯域光、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光は、全色透過領域又は青赤透過領域を透過して調光された後、ライトトンネル175に向かって導光される。ライトトンネル175に入射した光線束は、ライトトンネル175内で均一な強度分布の光線束となる。
ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上には、集光レンズ178が配置される。集光レンズ178のさらに背面パネル13側には、光軸変換ミラー181が配置される。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に反射される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。DMDである表示素子51の下方前方側にはヒートシンク190が設けられる。表示素子51は、このヒートシンク190により冷却される。
光源光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影光学系220は、コンデンサレンズ195と、レンズ鏡筒230内に設けられた可動レンズ群及び固定レンズ群により構成される。レンズ鏡筒230は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。可動レンズ群は、レンズモータ45により自動で又は投影画像調整部15aにより手動で移動可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光ホイール101及びカラーホイール201を同期回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から適宜のタイミングで光を出射すると、緑色、青色及び赤色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173に入射され、光源光学系170を介して表示素子51に入射される。そのため、表示素子51がデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、電子装置である励起光照射装置70を冷却する励起光照射装置70の放熱部500について、図4~図8に基づいて詳述する。なお、図4~図7において、素子ホルダ720と熱伝プレート530との間に配置される基板は省略している。前述の通り、励起光照射装置70は、素子ホルダ72により青色レーザダイオード71を保持している。具体的には、図4に示すように、第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722には、夫々2行5列で青色レーザダイオード71が配置される。青色レーザダイオード71は、発光時に発熱する発熱体である。そして、第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722は、同数の青色レーザダイオード71を同形状の素子ホルダ720により2行5列で保持している。従って、第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722における両者の発熱量は同等とされる。第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722は、青色レーザダイオード71が配置される列方向に並べて配置される。
第1の素子ホルダ721における青色レーザダイオード71の出射方向側(以下、前面側ともいう。)と反対側(以下、背面側ともいう。)には、第1の熱伝プレート531が設けられる。同様に、第2の素子ホルダ722の背面側には、第2の熱伝プレート532が設けられる。第1の熱伝プレート531と第2の熱伝プレート532は、夫々第1の素子ホルダ721、第2の素子ホルダ722の各背面側と熱伝達可能に接続する。図示しないが、素子ホルダ720と熱伝プレート530との間には、グリスや熱伝達可能なサーマルシートを配置することもできる。第1の熱伝プレート531と第2の熱伝プレート532は、青色レーザダイオード71が配置される列方向に並べて設けられる。
第1の熱伝プレート531の背面からは、第1のヒートパイプ群511(第1のヒートパイプ)が青色レーザダイオード71の配置される一方の行方向(換言すれば、第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722とが配置される方向と略直交する方向)に向けて直線状に延設される。図7に示すように、第1のヒートパイプ群511は、第1の素子ホルダ721の上側の行R11に対応するヒートパイプ511aと、第1の素子ホルダ721の下側の行R12に対応するヒートパイプ511bとを備える。行R11の中心線(すなわち、行R11に配置される複数の青色レーザダイオード71の行方向の中心線、以下同様)とヒートパイプ511aの中心線との芯ズレ量S11及び行R12の中心線とヒートパイプ511bの中心線との芯ズレ量S12は、第1のヒートパイプ群511における各行からの所定の芯ズレ量として設定される。なお、芯ズレ量S11は、芯ズレ量S12よりも小さい。
同様に、第2の熱伝プレート532の背面からは、第2のヒートパイプ群512(第2のヒートパイプ)が青色レーザダイオード71の行方向に向けて直線状に延設される。図7に示すように、第2のヒートパイプ群512は、第2の素子ホルダ722の上側の行R21に対応するヒートパイプ512aと、第2の素子ホルダ722の下側の行R22に対応するヒートパイプ512bとを備える。行R21の中心線とヒートパイプ512aの中心線との芯ズレ量S21及び行R22の中心線とヒートパイプ512bの中心線との芯ズレ量S22(すなわち、第2のヒートパイプ群512における各行からの芯ズレ量)は、第1のヒートパイプ群511における各行からの所定の芯ズレ量よりも大きい芯ズレ量として設定される。例えば、第1のヒートパイプ群511における各行からの所定の芯ズレ量を各芯ズレ量の和(S11+S12)とし、第2のヒートパイプ群512における各行からの芯ズレ量を各芯ズレ量の和(S21+S22)とすれば、S11+S12<S21+S22となる。
また、第1のヒートパイプ群511の下行R12に対応するヒートパイプ511b(すなわち、第2のヒートパイプ群512に近い位置に配置されるヒートパイプ511b)及び第2のヒートパイプ群512のヒートパイプ512a,512bは、全て同径に形成されるが、第1のヒートパイプ群511の上行R11に対応するヒートパイプ511a(すなわち、第2のヒートパイプ群512から離れた位置に配置されるヒートパイプ511a)は、他のヒートパイプ511b,512a,512bよりも小径とされる。換言すれば、第1のヒートパイプ群511のヒートパイプ511a,511bの内最も小さい径のヒートパイプ511aの径は、第2のヒートパイプ群512のヒートパイプ512a,512bの内最も小さい径(本実施形態では同じ径)のヒートパイプ512a,512bの径よりも小さく形成される。
また、図6に示すように、第1のヒートパイプ群511が第1の熱伝プレート531と接続する長さは、第2のヒートパイプ群512が第2の熱伝プレート532と接続する長さよりも短い。ここで、第1の熱伝プレート531の取付孔531aは第1のヒートパイプ群511の各ヒートパイプ511a,511bの延長線上に設けられる。従って、第1のヒートパイプ群511の長さが制限される。
第1のヒートパイプ群511は、第1のヒートシンク521と接続される。第2のヒートパイプ群512は、第2のヒートシンク522と接続される。第1のヒートシンク521と第2のヒートシンク522は、青色レーザダイオード71の列方向に並べて配置される。第1のヒートシンク521と第2のヒートシンク522は、背面は略面一に形成され、正面は前後方向が異なる段部が形成されるが、第1のヒートシンク521と第2のヒートシンク522の段部の位置は同じであり、よって前後方向の長さは同一とされる。しかしながら、第1のヒートシンク521と第2のヒートシンク522の上下方向の長さは、第2のヒートシンク522の方が長い。このようにして、第2のヒートシンク522は、第1のヒートシンク521よりも大型に形成される。換言すれば、第2のヒートシンク522は、第1のヒートシンク521よりも放熱面積が大きく形成される。
また、図6に示すように、第1のヒートパイプ群511のヒートパイプ511a,511bは、第1のヒートシンク521のセンターCL1に対して振り分け(均等)に配置される。一方、第2のヒートパイプ群512のヒートパイプ512a,512bは、第2のヒートシンク522のセンターCL2に対して、第1のヒートシンク521側に寄せて配置される。なお、センターCL1,CL2は、ヒートシンク520における青色レーザダイオード71が配置される行方向に平行な方向の各ヒートシンク520の中心線である。
このように形成される励起光照射装置70の放熱部500によれば、第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722の各熱抵抗値を同等とすることができる。すなわち、同等の発熱量である各素子ホルダ720に対して、装置内部の制約により、青色レーザダイオード71(発熱体)とヒートパイプ510に所定の芯ズレ量が生じる場合に、ヒートシンク520の放熱面積、各ヒートパイプ510の太さ及び熱伝プレート530との接触長さを調節することにより、各素子ホルダ720の熱抵抗値を同等にして、装置使用時における各素子ホルダ720の温度上昇を同等とした。
なお、本実施形態においては、ヒートシンク520の放熱面積、各ヒートパイプ510の太さ及び熱伝プレート530との接触長さにより各素子ホルダ720の熱抵抗値を調節したが、例えばヒートシンク520の放熱面積、各ヒートパイプ510の太さ及び熱伝プレート530との接触長さを夫々単独、又は2つを組み合わせて調節することもできる。
一方、図3に示すように、本実施形態におけるヒートシンク520が備える複数のフィン523には、投影装置10の内側に向く端部523a近傍に屈曲部523bが形成される。屈曲部523bが屈曲して端部523aが向く方向は、背面パネル13方向であり、この屈曲方向は全てのフィン523で揃えられる。
より詳細には、図8に示す第1のヒートシンク521のフィン521aを例として説明すると、フィン521aは板状に形成されて、略中央上下に2つの孔551,552が形成される。孔551には、第1のヒートパイプ群511のヒートパイプ511aが通されて、孔552には、ヒートパイプ511bが通される。孔551,552の周囲には、第1のヒートパイプ群511が延設される方向に立設するC環状立壁部551a,552aが形成される。孔551,552には、C環状立壁部551a,552aの開放部と共に小孔551b,552bが接続される。C環状立壁部551a,552aにより、フィン521aは第1のヒートパイプ群511で保持される。
フィン521aの上下の縁部には、フィン521aの板面に対して第1のヒートパイプ群511の延設方向に直角に折れ曲がる立壁553,554が形成される。そして、フィン521aの一方側(前側)の端部555の近傍には、屈曲部556が形成される。屈曲部556により端部555が折れ曲がる方向は、第1のヒートパイプ群511が延設される方向とされる。
このようにして、ヒートシンク520に屈曲部523bが形成されることで、例えば投影装置10のケースの外側の吸排気孔から内部を覗いた場合であっても、投影装置10の内部を見えなくすることができると共に、フィン523間の空気流通をほとんど阻害されることなくヒートシンク520を形成することができる。
なお、ヒートシンク190においても同様に、端部近傍に屈曲部が形成される。
以上、本発明の実施形態によれば、励起光照射装置70は、複数行複数列に亘って青色レーザダイオード71が配置され、発熱量が同等とされる第1の素子ホルダ721、第2の素子ホルダ722及びこれら素子ホルダ720と接続される第1の熱伝プレート531、第2の熱伝プレート532と、第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722が配置される方向と略直交する方向に配置された、第1の熱伝プレート531から夫々直線状に延設される第1のヒートパイプ(群)511、及び第2の熱伝プレート532から夫々直線状に延設される第2のヒートパイプ(群)512と、第1のヒートパイプと接続される第1のヒートシンク521と、第2のヒートパイプと接続され第1のヒートシンク521よりも面積が大きい第2のヒートシンク522とを有する。そして、第2のヒートパイプは、第2の素子ホルダ722の中心に対してずれて配置される。
これにより、ヒートパイプ510との芯ズレ量が大きい方の素子ホルダ720である第2の素子ホルダ722の熱抵抗値を下げて、第1の素子ホルダ721と第2の素子ホルダ722の熱抵抗値を同等とすることができる。よって、各素子ホルダ720を均等に冷却することができる。従って、各素子ホルダ720が保持する複数の青色レーザダイオード71を均等に冷却することができるので、各青色レーザダイオード71の寿命を均一にすることができる。即ち、一方側に寄っている第1の素子ホルダ721及び第2の素子ホルダ722を、ヒートパイプ510を介してそれぞれ第1のヒートシンク521及び第2のヒートシンク522に接続する際、ヒートパイプ510を曲げるスペースがあれば、第1の素子ホルダ721の青色レーザダイオード71を通るラインと第1のヒートシンク521の中心寄りの位置、及び第2の素子ホルダ722の青色レーザダイオード71を通るラインと第2のヒートシンク522の中心寄りの位置を、それぞれヒートパイプ510で接続することができる。しかし、第1の素子ホルダ721と第1のヒートシンク521間、及び第2の素子ホルダ722と第2のヒートシンク522との間に十分なスペースを確保できず、ヒートパイプ510を曲げることができない場合、直線状のヒートパイプ510を用いるしかない。このように限られた配置位置や配置スペースであっても、本実施形態のような構成を採ることで、第1の素子ホルダ721及び第2の素子ホルダ722をほぼ均一に冷却することができる。
また、第1のヒートパイプ群511の一部のヒートパイプであるヒートパイプ511aの径は、第2のヒートパイプ群512のヒートパイプ512a,512bの径よりも小さい。これにより、ヒートパイプ510との芯ズレ量が大きい方の素子ホルダ720である第2の素子ホルダ722の熱抵抗値を更に下げることができるので、更に複数の青色レーザダイオード71を均等に冷却することができる。
また、第1のヒートパイプ群511は、第2のヒートパイプ群512から離れた位置に配置されるヒートパイプ511aと、第2のヒートパイプ群512に近い位置に配置されるヒートパイプ511bを有し、ヒートパイプ511bと第2のヒートパイプ群512のヒートパイプ512a,512bは全て同じ直径で形成され、ヒートパイプ511aはヒートパイプ511bよりも小さい直径で形成される。これにより、ヒートパイプ510との芯ズレ量が大きい方の第2の素子ホルダ722側(すなわち熱い側)に太いヒートパイプ510を配置することができる。
また、第2のヒートパイプ群512のヒートパイプ512a,512bは、第2のヒートシンク522のセンターCL2に対して、第1のヒートシンク521側に寄せて配置される。これにより、ヒートパイプ510との芯ズレ量が大きく熱抵抗値が高くなる第2の素子ホルダ722に対応する第2のヒートシンク522を容易に大きく形成することができる。
そして、光源装置60は、電子装置である励起光照射装置70を備え、投影装置10は、表示素子51、投影光学系220、投影装置制御部を備える。これにより、複数の素子ホルダを均等に冷却して、発熱体である複数の青色レーザダイオード71の寿命が均等とされる光源装置60、投影装置10を提供することができる。
上記実施形態において、第1の素子ホルダ721及び第2の素子ホルダ722のそれぞれにおいて複数行複数列に配置された複数の発熱体(青色レーザダイオード71)を有するとしたが、この構成に限らない。各素子ホルダにおいて、1行に複数個の発熱体が配置されていても良い。または発熱体が、複数行複数列にマトリクス状に配置されていなくても、千鳥配置等、発熱体を複数有していればどのような配置の仕方でも構わない。
また、第1の素子ホルダ721及び第2の素子ホルダ722が配置される方向と略直交する方向に、第1のヒートパイプ(群)511及び第2のヒートパイプ(群)512が配置し、第2のヒートパイプが、第2の素子ホルダ722の中心に対してずれて配置されていれば良く、第1のヒートパイプが、第1の素子ホルダ721の中心に対してずれて配置されていなくても良い。いずれにしても、第2のヒートパイプが、第2の素子ホルダ722の中心に対してずれて配置されているずれ量(芯ズレ量)の方が、第1のヒートパイプが、第1の素子ホルダ721の中心に対してずれて配置されているずれ量より大きければ良い。
また、第1のヒートパイプの輸送する熱量は、第2のヒートパイプの輸送する熱量より小さい。例えば。第1のヒートパイプの径と第2のヒートパイプの径が同じであっても、第1のヒートパイプと第2のヒートパイプとで材質が異なり、熱伝導率が異なっていれば良い。これにより、第1のヒートシンク521よりも放熱する面積の大きい第2のヒートシンク522やずれて配置される第2のヒートパイプ(群)512と共に素子ホルダ720を均等に冷却することができる。
また、第1の素子ホルダ721に配置される複数の発熱体の行数は、第1のヒートパイプ(群)511の本数と同じであり、第2の素子ホルダ722に配置される複数の発熱体の行数は、第2のヒートパイプ(群)512の本数と同じである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]複数の発熱体が配置される第1の素子ホルダ及び第2の素子ホルダと、
前記第1の素子ホルダ及び前記第2の素子ホルダと夫々接続され、並べて設けられる第1の熱伝プレート及び第2の熱伝プレートと、
前記第1の素子ホルダと前記第2の素子ホルダとが配置される方向と略直交する方向に配置された、前記第1の熱伝プレートから夫々直線状に延設される第1のヒートパイプ、及び前記第2の熱伝プレートから夫々直線状に延設される第2のヒートパイプと、
前記第1のヒートパイプと接続される第1のヒートシンクと、前記第2のヒートパイプと接続され前記第1のヒートシンクよりも面積が大きい第2のヒートシンクと、
を有し、
前記第2のヒートパイプは、前記第2の素子ホルダの中心に対してずれて配置されていることを特徴とする電子装置。
[2]前記第1のヒートパイプの輸送する熱量は、前記第2のヒートパイプの輸送する熱量より小さいことを特徴とする前記[1]に記載の電子装置。
[3]前記第1の素子ホルダ及び前記第2の素子ホルダに配置される前記複数の発熱体は、それぞれ複数行複数列に亘って配置されており、
前記第1の素子ホルダに配置される前記複数の発熱体の行数は、前記第1のヒートパイプの本数と同じであり、
前記第2の素子ホルダに配置される前記複数の発熱体の行数は、前記第2のヒートパイプの本数と同じであることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の電子装置。
[4]前記第1のヒートパイプと前記第2のヒートパイプとは、材質が異なることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の電子装置。
[5]前記第1のヒートパイプは、ヒートパイプを複数有する第1のヒートパイプ群であり、
前記第2のヒートパイプは、ヒートパイプを複数有する第2のヒートパイプ群であり、
前記第1のヒートパイプ群の一部のヒートパイプの径は、前記第2のヒートパイプ群のヒートパイプの径よりも小さいことを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の電子装置。
[6]前記第1のヒートパイプ群は、
前記第2のヒートパイプ群から離れた位置に配置されるヒートパイプと、
前記第2のヒートパイプ群に近い位置に配置されるヒートパイプと、
を有し、
前記第2のヒートパイプ群に近い位置に配置されるヒートパイプと、前記第2のヒートパイプ群の各ヒートパイプと、は同じ径で形成され、
前記第2のヒートパイプ群から離れた位置に配置されるヒートパイプは、前記第2のヒートパイプ群に近い位置に配置されるヒートパイプよりも小さい径で形成されることを特徴とする前記[5]に記載の電子装置。
[7]前記第2のヒートパイプ群のヒートパイプは、前記第2のヒートシンクのセンターに対して前記第1のヒートシンク側に寄せて配置されることを特徴とする前記[5]又は前記[6]に記載の電子装置。
[8]前記[1]乃至前記[7]の何れかに記載の電子装置を有し、
前記発熱体は、レーザダイオードを含み、
前記レーザダイオードからの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
前記表示素子と前記レーザダイオードを制御する制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
10 投影装置 12 正面パネル
13 背面パネル 14 右側パネル
15 左側パネル 15a 投影画像調整部
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
60 光源装置 70 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 72 素子ホルダ
73 コリメータレンズ 77 集光レンズ
78 集光レンズ 79 拡散板
80 緑色光源装置 100 蛍光ホイール装置
101 蛍光ホイール 110 モータ
111 集光レンズ 111 集光レンズ群
115 集光レンズ 120 赤色光源装置
121 赤色発光ダイオード 125 集光レンズ群
140 導光光学系 141 第一ダイクロイックミラー
142 第二ダイクロイックミラー 143 第三ダイクロイックミラー
144 反射ミラー 145 集光レンズ
146 集光レンズ 147 集光レンズ
170 光源光学系 173 集光レンズ
175 ライトトンネル 178 集光レンズ
181 光軸変換ミラー 183 集光レンズ
185 照射ミラー 190 ヒートシンク
195 コンデンサレンズ 200 カラーホイール装置
201 カラーホイール 210 モータ
220 投影光学系 230 レンズ鏡筒
241 回路基板 242 制御回路基板
320 吸気口 330 排気口
401 排気ファン 402 排気ファン
403 排気ファン 500 放熱部
510 ヒートパイプ 511 第1のヒートパイプ群
511a ヒートパイプ 511b ヒートパイプ
512 第2のヒートパイプ群 512a ヒートパイプ
512b ヒートパイプ 520 ヒートシンク
521 第1のヒートシンク 521a フィン
522 第2のヒートシンク 523 フィン
523a 端部 523b 屈曲部
530 熱伝プレート 531 第1の熱伝プレート
531a 取付孔 532 第2の熱伝プレート
551 孔 551a 環状立壁部
551b 小孔 552 孔
552a 環状立壁部 552b 小孔
553 立壁 554 立壁
555 端部 556 屈曲部
600 放熱部 610 ヒートパイプ
620 ヒートシンク 720 素子ホルダ
721 第1の素子ホルダ 722 第2の素子ホルダ

Claims (8)

  1. 複数の発熱体が配置される第1の素子ホルダ及び第2の素子ホルダと、
    前記第1の素子ホルダ及び前記第2の素子ホルダと夫々接続され、並べて設けられる第1の熱伝プレート及び第2の熱伝プレートと、
    前記第1の素子ホルダと前記第2の素子ホルダとが配置される方向と略直交する方向に配置された、前記第1の熱伝プレートから夫々直線状に延設される第1のヒートパイプ、及び前記第2の熱伝プレートから夫々直線状に延設される第2のヒートパイプと、
    前記第1のヒートパイプと接続される第1のヒートシンクと、前記第2のヒートパイプと接続され前記第1のヒートシンクよりも面積が大きい第2のヒートシンクと、
    を有し、
    前記第2のヒートパイプは、前記第2の素子ホルダの所定の行に配置される複数の発熱体の行方向の中心線に対してずれて配置されており、
    前記第2のヒートパイプの中心線と、前記第2の素子ホルダの所定の行に配置される複数の発熱体の行方向の中心線との間のずれ量は、前記第1のヒートパイプの中心線と、前記第1の素子ホルダの所定の行に配置される複数の発熱体の行方向の中心線との間のずれ量よりも大きいことを特徴とする電子装置。
  2. 前記第1のヒートパイプの輸送する熱量は、前記第2のヒートパイプの輸送する熱量より小さいことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記第1の素子ホルダ及び前記第2の素子ホルダに配置される前記複数の発熱体は、それぞれ複数行複数列に亘って配置されており、
    前記第1の素子ホルダに配置される前記複数の発熱体の行数は、前記第1のヒートパイプの本数と同じであり、
    前記第2の素子ホルダに配置される前記複数の発熱体の行数は、前記第2のヒートパイプの本数と同じであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記第1のヒートパイプと前記第2のヒートパイプとは、材質が異なることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子装置。
  5. 前記第1のヒートパイプは、ヒートパイプを複数有する第1のヒートパイプ群であり、
    前記第2のヒートパイプは、ヒートパイプを複数有する第2のヒートパイプ群であり、
    前記第1のヒートパイプ群の一部のヒートパイプの径は、前記第2のヒートパイプ群のヒートパイプの径よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電子装置。
  6. 前記第1のヒートパイプ群は、
    前記第2のヒートパイプ群から離れた位置に配置されるヒートパイプと、
    前記第2のヒートパイプ群に近い位置に配置されるヒートパイプと、
    を有し、
    前記第2のヒートパイプ群に近い位置に配置されるヒートパイプと、前記第2のヒートパイプ群の各ヒートパイプと、は同じ径で形成され、
    前記第2のヒートパイプ群から離れた位置に配置されるヒートパイプは、前記第2のヒートパイプ群に近い位置に配置されるヒートパイプよりも小さい径で形成されることを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
  7. 前記第2のヒートパイプ群のヒートパイプは、前記第2のヒートシンクのセンターに対して前記第1のヒートシンク側に寄せて配置されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の電子装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の電子装置を有し、
    前記発熱体は、レーザダイオードを含み、
    前記レーザダイオードからの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
    前記表示素子と前記レーザダイオードを制御する制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
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