JP2004259334A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ディスク情報の読み取り段階を容易に把握することが可能な光ディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスク情報の読み取り中であることを表示する複数個の7セグメント表示器310〜313を備え、ディスク情報の読み取り段階に応じて、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lを順次点灯させてゆくことにより、読み取り進行状況を表示する。ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、7セグメント表示器310〜313の点灯セグメントにより、環状の表示ループLが形成される。
【選択図】 図5
【解決手段】ディスク情報の読み取り中であることを表示する複数個の7セグメント表示器310〜313を備え、ディスク情報の読み取り段階に応じて、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lを順次点灯させてゆくことにより、読み取り進行状況を表示する。ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、7セグメント表示器310〜313の点灯セグメントにより、環状の表示ループLが形成される。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤのような光ディスク装置に関し、特に、ディスク情報の読み取り進行状況を表示する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDプレーヤ等の光ディスク装置においては、ディスクが挿入されてから再生が開始されるまでの間に、ディスクの有無や、ディスク種別、TOC(Table of Contents)情報などのディスク情報がまず読み取られ、このディスク情報に基づいてディスクの再生が行われる。また、ディスク情報を読み取っている間に、読み取り中であることが表示されるようになっている。このような表示に関する技術は、例えば下記の特許文献1、特許文献2に記載されている。特許文献1のディスク装置では、ディスクへのアクセス時にLED(発光ダイオード)を点灯させて、ディスクのリード/ライト中であることを表示するようにしている。特許文献2のディスク装置では、図11に示すように、7セグメント表示器50の中央の1セグメントを点滅させることにより、ディスク情報の読み取り中であることを表示するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−207809号公報
【特許文献2】
特開平10−172223号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置においては、ユーザは、表示素子の点灯や点滅によりディスク情報の読み取り中であることはわかるが、読み取りがどのステップまで進んでいるのかを知ることはできなかった。このため、再生が開始されるまでにどれ位の待ち時間を要するかを予測することができないという不便さがあった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するものであって、その目的とするところは、ディスク情報の読み取り段階を容易に把握することが可能な光ディスク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光ディスクが挿入されてから再生が開始されるまでの間に、光ディスクのディスク情報を読み取り、読み取ったディスク情報に基づいて光ディスクの再生を行う光ディスク装置において、ディスク情報を読み取っている間に、読み取り中であることを表示する複数個の7セグメント表示器からなる表示部を備え、この表示部が、ディスク情報の読み取り段階に応じて、複数個の7セグメント表示器の所定のセグメントを順次点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示するようにしたものである。
【0007】
このようにすれば、7セグメント表示器のセグメントが順次点灯してゆくことで読み取りの進行状況を表示できるので、ユーザはこの点灯状態を見ることによって、ディスク情報の読み取り中であることがわかるだけでなく、読み取りがどの段階まで進んでいるのかを一目瞭然に把握することが可能となり、再生開始までの待ち時間を容易に予測することができるようになる。
【0008】
本発明の好ましい実施形態においては、複数個の7セグメント表示器の外周を構成するセグメントを順次点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示し、ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、7セグメント表示器の点灯したセグメントで環状の表示ループが形成される。これによると、読み取りの進行状況がループで表示されるため、進行状況を一直線で表示する場合に比べて、7セグメント表示器の個数を減らすことができる。
【0009】
また、本発明の好ましい実施形態においては、複数個の7セグメント表示器の外周を構成する点滅中のセグメントを順次連続点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示し、ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、7セグメント表示器の連続点灯したセグメントで環状の表示ループが形成される。これによると、セグメントの点滅によりディスク情報の読み取り中であることが視覚的にわかり、点滅中のセグメントが順次連続点灯に切り替えられてゆくことにより、読み取りの進行状況を視覚的に把握することができるので、ユーザにとってよりわかり易い表示となる。
【0010】
さらに、本発明においては、7セグメント表示器により、読み取りの進行状況を表示するとともに、当該読み取りの段階を示すステータス情報を表示するようにしてもよい。これによると、現在読み取られているディスク情報が何であるかをステータス情報から知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係る光ディスク装置Aの電気的構成を示したブロック図である。ここでは、光ディスク装置AとしてDVDプレーヤを例に挙げている。図1において、1はDVD、DVD−RAM、DVD−RW等の光ディスク、2は光ディスク1へ光ビームを照射するとともにその反射光を受光する光ピックアップ、3は光ピックアップ2の動作を制御するピックアップ制御部、4は光ディスク1を回転させるディスクモータ、5はディスクモータ4を制御するディスクモータ制御部である。6は光ピックアップ2が光ディスク1から読み取った信号を再生したり、外部から入力される信号を光ディスク1に書き込む信号に変換したりする記録再生部である。7は記録再生動作の制御やサーボ制御等を行う制御手段としてのメインCPU、8は表示制御やキー操作制御等を行う制御手段としてのサブCPUで、これらのCPU7、8は相互に通信を行なえるようになっている。9はROMやRAM等から構成されるメモリ、10は各種情報を表示する表示部、11はキースイッチ等から構成される操作部、12はリモコン(図示省略)からの信号を受信するリモコン受信部である。
【0012】
図2は、光ディスク装置A(DVDプレーヤ)のフロントパネルを示す正面図である。フロントパネル100には、光ディスク1を挿入するためのディスク挿入口20と、上述した表示部10および操作部11が設けられている。
【0013】
図3は、表示部10の拡大図である。表示部10には、7セグメント表示器30が複数個並んで配列されている。各7セグメント表示器は、FLD(蛍光管ディスプレイ)やLCD(液晶ディスプレイ)などの表示素子からなり、光ディスク1から読み取ったトラック番号やチャプター番号、再生時間、動作状態、現在時刻などの各種情報が表示される。そして、複数個の7セグメント表示器301〜313のうち、7セグメント表示器310〜313には、後述するように、光ディスク1のディスク情報の読み取り進行状況が表示される。
【0014】
図4は、光ディスク1が挿入されてから再生が開始されるまでの間にディスク情報を読み取るステップの例を示している。ここでは、読み取り段階は、ディスク情報に対応して「0」〜「7」の8つのステータスからなる。ステータス「0」は、ディスク情報の読み取りが開始される段階である。ステータス「1」は、光ディスク1の有無が判別される段階である。ステータス「2」は、ディスクの種類が判別される段階である。ステータス「3」は、光ディスク1の所定領域に記録されているOPC(Optimum Power Control)情報やTOC(Table of Contents)が読み込まれる段階である。OPC情報は、光ディスク1への書き込みを行う場合の最適レーザーパワーを決定するための情報であり、TOC情報は、光ディスク1に記録されているコンテンツの内容を表す情報である。
【0015】
ステータス「4」は、光ディスク1からボリューム及びファイル構成ゾーンのデータが読み込まれる段階である。ボリューム及びファイル構成ゾーンは、ディスクのボリューム空間の先頭に置かれるセクタである。ステータス「5」は、光ディスク1からVMGI(Video Manager Information)が読み込まれる段階である。VMGIは、全ビデオタイトルセットの内容を表すVMG(Video Manager)の制御情報である。ステータス「6」は、光ディスク1からVTSI(Video Title Set Information)が読み込まれる段階である。VTSIは、タイトルの集合であるVTS(Video Title Set)の制御情報である。ステータス「7」は、ディスク情報の読み取りが終了した段階である。以上の各ステータスは、メインCPU7が管理する。
【0016】
図5は、ディスク情報が読み取り中であることを表示する場合の表示の一例を示している。光ディスク装置Aのディスク挿入口20(図2)に光ディスク1が挿入されると、ディスク情報の読み取りが開始され、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「0」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(A)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、7セグメント表示器310のセグメントa、bを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントc〜lについては、各セグメントをサイクリックに点滅させて、セグメント表示器310〜313の外周を点滅したセグメントが周回するような表示を行う。この表示により、ユーザは、ディスク情報が読み取り中であることを知ることができる。
【0017】
次に、ディスクの有無を判別する段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「1」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(B)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、セグメントa、bに加え、セグメントcを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントd〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントcの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階が1つ進んだことを知る。
【0018】
次に、ディスクの種類を判別する段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「2」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(C)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、セグメントa、b、cに加え、セグメントdを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントe〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントdの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0019】
次に、OPC情報やTOC情報を読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「3」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(D)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜dに加え、セグメントe、fを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントg〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントe、fの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0020】
次に、ボリューム及びファイル構成ゾーンのデータを読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「4」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(E)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜fに加え、セグメントg、hを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントi〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントg、hの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0021】
次に、VMGIを読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「5」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(F)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜hに加え、セグメントiを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントj〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントiの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0022】
次に、VTSIを読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「6」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(G)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜iに加え、セグメントj、k、lを連続点灯させる。これによって、7セグメント表示器310〜313の外周のセグメントa〜lはすべて連続点灯状態となり、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階が最後に至ったことを知る。
【0023】
その後、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「7」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、各セグメントa〜lの点灯状態をすべて消去して、読み取り進行状況の表示処理を終了し、次の動作(再生動作)における表示処理へ移行する(図示は省略)。
【0024】
このようにして、図5の表示形態によれば、7セグメント表示器310〜313の各セグメントa〜lが、ディスク情報の読み取り段階に応じて順次点灯してゆくことで読み取りの進行状況を表示できるので、ユーザはこの点灯状態を見ることによって、ディスク情報の読み取り中であることがわかるだけでなく、読み取りがどの段階まで進んでいるのかを一目瞭然に把握することが可能となり、再生開始までの待ち時間を容易に予測することができるようになる。
【0025】
また、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lを順次点灯させてゆくことで、ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、図5(G)のように環状の表示ループLが形成されるので、読み取りの進行状況を一直線で表示する場合に比べて、7セグメント表示器310〜313の個数を減らすことができる。
【0026】
さらに、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントをサイクリックに点滅させ、ディスク情報の読み取りの進行に伴って、点滅中のセグメントを順次連続点灯させてゆくようにしたので、セグメントの点滅によりディスク情報の読み取り中であることが視覚的にわかるとともに、点滅中のセグメントが順次連続点灯に切り替えられてゆくことにより、読み取りの進行状況を視覚的に把握することができ、ユーザにとってよりわかり易い表示となる。
【0027】
図6は、上述した表示動作を表したフローチャートであって、メインCPU7とサブCPU8のそれぞれが実行する手順を示している。メインCPU7において、ディスク情報の読み込み(ロード)が開始されると(ステップS11)、続いて、ロードが完了したか否かを判定し(ステップS12)、完了してなければ(ステップS12:NO)、読み込み中のディスク情報に対応するステータスをサブCPUへ送信する(ステップS13)。その後、ステップS12へ戻ってディスク情報の読み込みを続け、ロード完了でなければ、ステップS13の処理を反覆し、ロードが完了すれば(ステップS12:YES)、処理を終了する。
【0028】
一方、サブCPU8においては、メインCPU7からステータスを受信したか否かを監視し(ステップS1)、ステータスを受信すると(ステップS1:YES)、受信したステータスを解読して(ステップS2)、そのステータスが終了ステータス、すなわちステータス「7」か否かを判定する(ステップS3)。ステータスが終了ステータスでなければ(ステップS3:NO)、そのステータスに応じて図5で説明した表示処理を行った後(ステップS4)、ステップS1へ戻ってステップS2〜ステップS4の処理を実行する。また、ステータスが終了ステータスであれば(ステップS3:YES)、表示を終了する。
【0029】
なお、図5の例では、ステータス「0」において、セグメントa、bを連続点灯状態にしているが、ステータス「0」ではすべてのセグメントa〜lをサイクリックに点滅表示させ、ステータス「1」になるとセグメントa、bから順番に連続点灯してゆくようにしてもよい。また、図5の例では、ステータス「6」においてすべてのセグメントa〜lが連続点灯状態になるようにしたが、ステータス「6」ではセグメントa〜jまでを連続点灯状態とし、ステータス「7」になったときにすべてのセグメントa〜lが連続点灯状態になるようにしてもよい。また、図5の例では、4個の7セグメント表示器310〜313を用いているが、ステータスが「0」〜「7」の8つであれば、3個の7セグメント表示器で読み取り進行状態を表示させることも可能である。
【0030】
図7は、本発明の他の実施形態による表示例を示している。ここでは、7セグメント表示器310〜313により、読み取りの進行状況を表示するとともに、7セグメント表示器309により、読み取り段階を示すステータス情報を表示するようにしている。図の例では、7セグメント表示器310〜313には、図5(F)で示した進行状況表示がされており、7セグメント表示器309には、このときのステータスである「5」が表示されている。このようにすることで、現在読み取り中のディスク情報(ここではVMGI)が何であるかを、ステータス情報から知ることができる。この図7の実施形態は、以下に述べる各実施形態にも適用することが可能である。
【0031】
図8は、本発明の他の実施形態による表示例を示している。本実施形態では、ステータス「0」において7セグメント表示器310のセグメントa、bを連続点灯させる点は図5の場合と同様であるが、連続点灯したセグメント以外のセグメントc〜lは消灯状態とする。そして、ステータスが「1」になると、セグメントcを点滅状態で点灯させ、ステータスが「2」になると、セグメントcを点滅から連続点灯へ切り替えるとともに、セグメントdを点滅状態で点灯させる。以後同様にして、ステータスが1つ進むごとに、それまでのセグメントはすべて連続点灯とし、現在のステータスに対応するセグメントのみを点滅状態にして、最終的には、図5の場合と同様の表示ループLを形成する。これによると、読み取り進行状況を表す点灯セグメントのうち先頭のセグメントが点滅することによって、進行状況がわかり易いものとなる。
【0032】
本発明は、上述した実施形態の他にも種々の形態を採用することができる。たとえば、図8の実施形態では、先頭のセグメントを点滅させるようにしたが、図9のように、セグメントを点滅させることなく、順次連続点灯させることのみによって、ディスク情報の読み取り進行状況を表示するようにしてもよい。
【0033】
また、上記各実施形態においては、7セグメント表示器の外周を構成するセグメントa〜lを順次点灯させてゆくことで、環状の表示ループLが形成されるようにしたが、図10のように、必要な数の7セグメント表示器307〜313を用い、それぞれの中央のセグメントがステータスに対応して順次連続点灯してゆくようにしてもよい。この場合、先頭のセグメントを点滅させるようにしてもよい。
【0034】
また、以上の実施形態においては、光ディスク装置としてDVDプレーヤを例に挙げたが、本発明はCDプレーヤなどの他の光ディスク装置にも適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、7セグメント表示器のセグメントを順次点灯させることにより、ディスク情報の読み取り進行状況を表示するようにしたので、ユーザはこの点灯状態によって、読み取りの段階を視覚的に把握することができ、再生開始までの待ち時間を容易に予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置の電気的構成を示したブロック図である。
【図2】光ディスク装置のフロントパネルを示す正面図である。
【図3】表示部の拡大図である。
【図4】ディスク情報読み取りのステータスの例である。
【図5】本発明による表示例を示した図である。
【図6】表示動作を示したフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図8】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図9】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図10】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図11】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
7 メインCPU
8 サブCPU
10 表示部
301〜313 7セグメント表示器
A 光ディスク装置
L 表示ループ
a〜l セグメント
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤのような光ディスク装置に関し、特に、ディスク情報の読み取り進行状況を表示する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDプレーヤ等の光ディスク装置においては、ディスクが挿入されてから再生が開始されるまでの間に、ディスクの有無や、ディスク種別、TOC(Table of Contents)情報などのディスク情報がまず読み取られ、このディスク情報に基づいてディスクの再生が行われる。また、ディスク情報を読み取っている間に、読み取り中であることが表示されるようになっている。このような表示に関する技術は、例えば下記の特許文献1、特許文献2に記載されている。特許文献1のディスク装置では、ディスクへのアクセス時にLED(発光ダイオード)を点灯させて、ディスクのリード/ライト中であることを表示するようにしている。特許文献2のディスク装置では、図11に示すように、7セグメント表示器50の中央の1セグメントを点滅させることにより、ディスク情報の読み取り中であることを表示するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−207809号公報
【特許文献2】
特開平10−172223号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置においては、ユーザは、表示素子の点灯や点滅によりディスク情報の読み取り中であることはわかるが、読み取りがどのステップまで進んでいるのかを知ることはできなかった。このため、再生が開始されるまでにどれ位の待ち時間を要するかを予測することができないという不便さがあった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するものであって、その目的とするところは、ディスク情報の読み取り段階を容易に把握することが可能な光ディスク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光ディスクが挿入されてから再生が開始されるまでの間に、光ディスクのディスク情報を読み取り、読み取ったディスク情報に基づいて光ディスクの再生を行う光ディスク装置において、ディスク情報を読み取っている間に、読み取り中であることを表示する複数個の7セグメント表示器からなる表示部を備え、この表示部が、ディスク情報の読み取り段階に応じて、複数個の7セグメント表示器の所定のセグメントを順次点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示するようにしたものである。
【0007】
このようにすれば、7セグメント表示器のセグメントが順次点灯してゆくことで読み取りの進行状況を表示できるので、ユーザはこの点灯状態を見ることによって、ディスク情報の読み取り中であることがわかるだけでなく、読み取りがどの段階まで進んでいるのかを一目瞭然に把握することが可能となり、再生開始までの待ち時間を容易に予測することができるようになる。
【0008】
本発明の好ましい実施形態においては、複数個の7セグメント表示器の外周を構成するセグメントを順次点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示し、ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、7セグメント表示器の点灯したセグメントで環状の表示ループが形成される。これによると、読み取りの進行状況がループで表示されるため、進行状況を一直線で表示する場合に比べて、7セグメント表示器の個数を減らすことができる。
【0009】
また、本発明の好ましい実施形態においては、複数個の7セグメント表示器の外周を構成する点滅中のセグメントを順次連続点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示し、ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、7セグメント表示器の連続点灯したセグメントで環状の表示ループが形成される。これによると、セグメントの点滅によりディスク情報の読み取り中であることが視覚的にわかり、点滅中のセグメントが順次連続点灯に切り替えられてゆくことにより、読み取りの進行状況を視覚的に把握することができるので、ユーザにとってよりわかり易い表示となる。
【0010】
さらに、本発明においては、7セグメント表示器により、読み取りの進行状況を表示するとともに、当該読み取りの段階を示すステータス情報を表示するようにしてもよい。これによると、現在読み取られているディスク情報が何であるかをステータス情報から知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係る光ディスク装置Aの電気的構成を示したブロック図である。ここでは、光ディスク装置AとしてDVDプレーヤを例に挙げている。図1において、1はDVD、DVD−RAM、DVD−RW等の光ディスク、2は光ディスク1へ光ビームを照射するとともにその反射光を受光する光ピックアップ、3は光ピックアップ2の動作を制御するピックアップ制御部、4は光ディスク1を回転させるディスクモータ、5はディスクモータ4を制御するディスクモータ制御部である。6は光ピックアップ2が光ディスク1から読み取った信号を再生したり、外部から入力される信号を光ディスク1に書き込む信号に変換したりする記録再生部である。7は記録再生動作の制御やサーボ制御等を行う制御手段としてのメインCPU、8は表示制御やキー操作制御等を行う制御手段としてのサブCPUで、これらのCPU7、8は相互に通信を行なえるようになっている。9はROMやRAM等から構成されるメモリ、10は各種情報を表示する表示部、11はキースイッチ等から構成される操作部、12はリモコン(図示省略)からの信号を受信するリモコン受信部である。
【0012】
図2は、光ディスク装置A(DVDプレーヤ)のフロントパネルを示す正面図である。フロントパネル100には、光ディスク1を挿入するためのディスク挿入口20と、上述した表示部10および操作部11が設けられている。
【0013】
図3は、表示部10の拡大図である。表示部10には、7セグメント表示器30が複数個並んで配列されている。各7セグメント表示器は、FLD(蛍光管ディスプレイ)やLCD(液晶ディスプレイ)などの表示素子からなり、光ディスク1から読み取ったトラック番号やチャプター番号、再生時間、動作状態、現在時刻などの各種情報が表示される。そして、複数個の7セグメント表示器301〜313のうち、7セグメント表示器310〜313には、後述するように、光ディスク1のディスク情報の読み取り進行状況が表示される。
【0014】
図4は、光ディスク1が挿入されてから再生が開始されるまでの間にディスク情報を読み取るステップの例を示している。ここでは、読み取り段階は、ディスク情報に対応して「0」〜「7」の8つのステータスからなる。ステータス「0」は、ディスク情報の読み取りが開始される段階である。ステータス「1」は、光ディスク1の有無が判別される段階である。ステータス「2」は、ディスクの種類が判別される段階である。ステータス「3」は、光ディスク1の所定領域に記録されているOPC(Optimum Power Control)情報やTOC(Table of Contents)が読み込まれる段階である。OPC情報は、光ディスク1への書き込みを行う場合の最適レーザーパワーを決定するための情報であり、TOC情報は、光ディスク1に記録されているコンテンツの内容を表す情報である。
【0015】
ステータス「4」は、光ディスク1からボリューム及びファイル構成ゾーンのデータが読み込まれる段階である。ボリューム及びファイル構成ゾーンは、ディスクのボリューム空間の先頭に置かれるセクタである。ステータス「5」は、光ディスク1からVMGI(Video Manager Information)が読み込まれる段階である。VMGIは、全ビデオタイトルセットの内容を表すVMG(Video Manager)の制御情報である。ステータス「6」は、光ディスク1からVTSI(Video Title Set Information)が読み込まれる段階である。VTSIは、タイトルの集合であるVTS(Video Title Set)の制御情報である。ステータス「7」は、ディスク情報の読み取りが終了した段階である。以上の各ステータスは、メインCPU7が管理する。
【0016】
図5は、ディスク情報が読み取り中であることを表示する場合の表示の一例を示している。光ディスク装置Aのディスク挿入口20(図2)に光ディスク1が挿入されると、ディスク情報の読み取りが開始され、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「0」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(A)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、7セグメント表示器310のセグメントa、bを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントc〜lについては、各セグメントをサイクリックに点滅させて、セグメント表示器310〜313の外周を点滅したセグメントが周回するような表示を行う。この表示により、ユーザは、ディスク情報が読み取り中であることを知ることができる。
【0017】
次に、ディスクの有無を判別する段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「1」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(B)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、セグメントa、bに加え、セグメントcを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントd〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントcの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階が1つ進んだことを知る。
【0018】
次に、ディスクの種類を判別する段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「2」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(C)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、セグメントa、b、cに加え、セグメントdを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントe〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントdの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0019】
次に、OPC情報やTOC情報を読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「3」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(D)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜dに加え、セグメントe、fを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントg〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントe、fの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0020】
次に、ボリューム及びファイル構成ゾーンのデータを読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「4」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(E)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜fに加え、セグメントg、hを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントi〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントg、hの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0021】
次に、VMGIを読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「5」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(F)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜hに加え、セグメントiを連続点灯させる。また、それ以外のセグメントj〜lについては、前述のサイクリックな点滅状態を継続する。セグメントiの点灯により、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階がさらに1つ進んだことを知る。
【0022】
次に、VTSIを読み取る段階に入ると、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「6」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、図5(G)のように、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lのうち、a〜iに加え、セグメントj、k、lを連続点灯させる。これによって、7セグメント表示器310〜313の外周のセグメントa〜lはすべて連続点灯状態となり、ユーザは、ディスク情報の読み取り段階が最後に至ったことを知る。
【0023】
その後、メインCPU7はサブCPU8へステータス情報として「7」を送る。サブCPU8は、このステータス情報を受け取ると、各セグメントa〜lの点灯状態をすべて消去して、読み取り進行状況の表示処理を終了し、次の動作(再生動作)における表示処理へ移行する(図示は省略)。
【0024】
このようにして、図5の表示形態によれば、7セグメント表示器310〜313の各セグメントa〜lが、ディスク情報の読み取り段階に応じて順次点灯してゆくことで読み取りの進行状況を表示できるので、ユーザはこの点灯状態を見ることによって、ディスク情報の読み取り中であることがわかるだけでなく、読み取りがどの段階まで進んでいるのかを一目瞭然に把握することが可能となり、再生開始までの待ち時間を容易に予測することができるようになる。
【0025】
また、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントa〜lを順次点灯させてゆくことで、ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、図5(G)のように環状の表示ループLが形成されるので、読み取りの進行状況を一直線で表示する場合に比べて、7セグメント表示器310〜313の個数を減らすことができる。
【0026】
さらに、7セグメント表示器310〜313の外周を構成するセグメントをサイクリックに点滅させ、ディスク情報の読み取りの進行に伴って、点滅中のセグメントを順次連続点灯させてゆくようにしたので、セグメントの点滅によりディスク情報の読み取り中であることが視覚的にわかるとともに、点滅中のセグメントが順次連続点灯に切り替えられてゆくことにより、読み取りの進行状況を視覚的に把握することができ、ユーザにとってよりわかり易い表示となる。
【0027】
図6は、上述した表示動作を表したフローチャートであって、メインCPU7とサブCPU8のそれぞれが実行する手順を示している。メインCPU7において、ディスク情報の読み込み(ロード)が開始されると(ステップS11)、続いて、ロードが完了したか否かを判定し(ステップS12)、完了してなければ(ステップS12:NO)、読み込み中のディスク情報に対応するステータスをサブCPUへ送信する(ステップS13)。その後、ステップS12へ戻ってディスク情報の読み込みを続け、ロード完了でなければ、ステップS13の処理を反覆し、ロードが完了すれば(ステップS12:YES)、処理を終了する。
【0028】
一方、サブCPU8においては、メインCPU7からステータスを受信したか否かを監視し(ステップS1)、ステータスを受信すると(ステップS1:YES)、受信したステータスを解読して(ステップS2)、そのステータスが終了ステータス、すなわちステータス「7」か否かを判定する(ステップS3)。ステータスが終了ステータスでなければ(ステップS3:NO)、そのステータスに応じて図5で説明した表示処理を行った後(ステップS4)、ステップS1へ戻ってステップS2〜ステップS4の処理を実行する。また、ステータスが終了ステータスであれば(ステップS3:YES)、表示を終了する。
【0029】
なお、図5の例では、ステータス「0」において、セグメントa、bを連続点灯状態にしているが、ステータス「0」ではすべてのセグメントa〜lをサイクリックに点滅表示させ、ステータス「1」になるとセグメントa、bから順番に連続点灯してゆくようにしてもよい。また、図5の例では、ステータス「6」においてすべてのセグメントa〜lが連続点灯状態になるようにしたが、ステータス「6」ではセグメントa〜jまでを連続点灯状態とし、ステータス「7」になったときにすべてのセグメントa〜lが連続点灯状態になるようにしてもよい。また、図5の例では、4個の7セグメント表示器310〜313を用いているが、ステータスが「0」〜「7」の8つであれば、3個の7セグメント表示器で読み取り進行状態を表示させることも可能である。
【0030】
図7は、本発明の他の実施形態による表示例を示している。ここでは、7セグメント表示器310〜313により、読み取りの進行状況を表示するとともに、7セグメント表示器309により、読み取り段階を示すステータス情報を表示するようにしている。図の例では、7セグメント表示器310〜313には、図5(F)で示した進行状況表示がされており、7セグメント表示器309には、このときのステータスである「5」が表示されている。このようにすることで、現在読み取り中のディスク情報(ここではVMGI)が何であるかを、ステータス情報から知ることができる。この図7の実施形態は、以下に述べる各実施形態にも適用することが可能である。
【0031】
図8は、本発明の他の実施形態による表示例を示している。本実施形態では、ステータス「0」において7セグメント表示器310のセグメントa、bを連続点灯させる点は図5の場合と同様であるが、連続点灯したセグメント以外のセグメントc〜lは消灯状態とする。そして、ステータスが「1」になると、セグメントcを点滅状態で点灯させ、ステータスが「2」になると、セグメントcを点滅から連続点灯へ切り替えるとともに、セグメントdを点滅状態で点灯させる。以後同様にして、ステータスが1つ進むごとに、それまでのセグメントはすべて連続点灯とし、現在のステータスに対応するセグメントのみを点滅状態にして、最終的には、図5の場合と同様の表示ループLを形成する。これによると、読み取り進行状況を表す点灯セグメントのうち先頭のセグメントが点滅することによって、進行状況がわかり易いものとなる。
【0032】
本発明は、上述した実施形態の他にも種々の形態を採用することができる。たとえば、図8の実施形態では、先頭のセグメントを点滅させるようにしたが、図9のように、セグメントを点滅させることなく、順次連続点灯させることのみによって、ディスク情報の読み取り進行状況を表示するようにしてもよい。
【0033】
また、上記各実施形態においては、7セグメント表示器の外周を構成するセグメントa〜lを順次点灯させてゆくことで、環状の表示ループLが形成されるようにしたが、図10のように、必要な数の7セグメント表示器307〜313を用い、それぞれの中央のセグメントがステータスに対応して順次連続点灯してゆくようにしてもよい。この場合、先頭のセグメントを点滅させるようにしてもよい。
【0034】
また、以上の実施形態においては、光ディスク装置としてDVDプレーヤを例に挙げたが、本発明はCDプレーヤなどの他の光ディスク装置にも適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、7セグメント表示器のセグメントを順次点灯させることにより、ディスク情報の読み取り進行状況を表示するようにしたので、ユーザはこの点灯状態によって、読み取りの段階を視覚的に把握することができ、再生開始までの待ち時間を容易に予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置の電気的構成を示したブロック図である。
【図2】光ディスク装置のフロントパネルを示す正面図である。
【図3】表示部の拡大図である。
【図4】ディスク情報読み取りのステータスの例である。
【図5】本発明による表示例を示した図である。
【図6】表示動作を示したフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図8】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図9】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図10】本発明の他の実施形態による表示例を示した図である。
【図11】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
7 メインCPU
8 サブCPU
10 表示部
301〜313 7セグメント表示器
A 光ディスク装置
L 表示ループ
a〜l セグメント
Claims (4)
- 光ディスクが挿入されてから再生が開始されるまでの間に、当該光ディスクのディスク情報を読み取り、読み取ったディスク情報に基づいて光ディスクの再生を行う光ディスク装置において、
前記ディスク情報を読み取っている間に、読み取り中であることを表示する複数個の7セグメント表示器からなる表示部を備え、
前記表示部は、ディスク情報の読み取り段階に応じて、複数個の7セグメント表示器の外周を構成する点滅中のセグメントを順次連続点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示し、
ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、前記7セグメント表示器の連続点灯したセグメントで環状の表示ループが形成されることを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクが挿入されてから再生が開始されるまでの間に、当該光ディスクのディスク情報を読み取り、読み取ったディスク情報に基づいて光ディスクの再生を行う光ディスク装置において、
前記ディスク情報を読み取っている間に、読み取り中であることを表示する複数個の7セグメント表示器からなる表示部を備え、
前記表示部は、ディスク情報の読み取り段階に応じて、複数個の7セグメント表示器の所定のセグメントを順次点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項2に記載の光ディスク装置において、
複数個の7セグメント表示器の外周を構成するセグメントを順次点灯させてゆくことにより、読み取りの進行状況を表示し、
ディスク情報の読み取り開始から終了までの間に、前記7セグメント表示器の点灯したセグメントで環状の表示ループが形成されることを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光ディスク装置において、
前記7セグメント表示器により、読み取りの進行状況を表示するとともに、当該読み取りの段階を示すステータス情報を表示することを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003046923A JP2004259334A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003046923A JP2004259334A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 光ディスク装置 |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009103417A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機 |
-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003046923A patent/JP2004259334A/ja active Pending
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