JP2002117660A - 再生装置及び補正表示方法 - Google Patents

再生装置及び補正表示方法

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JP2002117660A
JP2002117660A JP2000309519A JP2000309519A JP2002117660A JP 2002117660 A JP2002117660 A JP 2002117660A JP 2000309519 A JP2000309519 A JP 2000309519A JP 2000309519 A JP2000309519 A JP 2000309519A JP 2002117660 A JP2002117660 A JP 2002117660A
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Kazunari Shimono
一成 下野
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生対象のデータを管理するための管理番号
を適切に補正して表示することのできる再生装置を提供
することである。 【解決手段】 マイコン4は、再生部6を制御し、CD
−R10から各トラックを管理するためのTOC情報を
読み出す。マイコン4は、読み出したTOC情報に含ま
れるスキップ情報に従って、スキップ対象となるトラッ
クを識別する。マイコン4は、識別したトラックを除い
た再生対象となる各トラックを特定する。マイコン4
は、特定した各トラックのトラック番号を、「01」か
ら始まる連続番号に再採番して補正する。そして、マイ
コン4は、補正したトラック番号を、例えば、再生対象
のトラックを再生する際に表示部1に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、再生対象としな
いデータが含まれる記録媒体から再生対象のデータを識
別して再生する再生装置に関し、特に、再生対象のデー
タを管理するための管理番号を適切に補正して表示する
ことのできる再生装置及び補正表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc)、MD(Mini Dis
c)、CD−R(CD Recordable)、及び、CD−RW
(CD ReWritable)といった種々の記録媒体が利用者の
目的に合わせて使用されている。CDは、他にLD(La
ser Disc)等が含まれる光ディスク(DAD;DigitalA
udio Disc)に分類され、所定の再生装置(例えば、光
学的情報再生装置等)にて再生される。MDは、他にM
O(Magneto-Optical)等が含まれる光磁気ディスクに
分類され、所定の記録装置(例えば、光磁気的情報記録
装置等)にて所定の情報が記録される。CD−Rは、他
にDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)
等が含まれる追記型光ディスクに分類され、また、CD
−RWは、他にDVD−RW(DVD ReWritable)やDV
D−RAM等が含まれる書換可能型相変化ディスクに分
類され、所定の記録装置(例えば、光学的情報記録装置
等)にて所定の情報が記録される。なお、記録装置は、
一般に、記録済みの記録媒体等を再生することもできる
複合型の記録再生装置(例えば、光学的情報記録再生装
置や光磁気的情報記録再生装置等)として製品化されて
いる。
【0003】これらの再生装置、記録装置、及び再生記
録装置を用いて、利用者は、所定の記録媒体を再生さ
せ、他の種類の記録媒体等に再生データを記録させると
いったデータ保存を行う場合がある。具体的に、利用者
は、再生装置にてCDを再生させ、記録装置にて再生デ
ータをCD−Rに記録させる場合等である。つまり、再
生装置は、CD等に記録されているデータを再生し、所
定の信号ケーブル等を介して記録装置等に再生データを
供給する。記録装置等は、取得した再生データをCD−
R等に記録する。その際、記録装置等は、仮の管理情報
を格納するPMA(Program Memory Area)や確定した
管理情報を格納するTOC(Table Of Contents)エリ
ア等に管理番号(トラック番号)を含むTOC情報を記
録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、記録装
置等にて再生データをCD−R等に記録する際に、バッ
ファアンダーラン等により、データの書き込みに失敗し
てしまう場合がある。また、CD−R等に記録したデー
タの中には、再生を望まないデータが存在する場合もあ
る。そして、最近の記録装置等には、これら記録に失敗
したトラック(データ)等を読み飛ばさせるために、C
D−R等に所定のスキップ情報を記録できるタイプのも
のも存在している。
【0005】これに対応して、スキップ情報が記録され
たCD−R等を再生する際に、スキップ情報に従って再
生対象のトラックだけを再生できるスキップ再生機能が
備えられた再生装置等も使用されている。このスキップ
再生機能を備える再生装置は、例えば、合計5トラック
のデータが記録されたCD−Rにおいて、トラック番号
が「02」及び「04」のトラック(Tno-02、Tno-04)
にスキップ情報が付加されている場合に、設定により
「Tno-01←→Tno-03←→Tno-05」というように、再生対
象となるトラックのみを再生することができる。
【0006】しかしながら、再生装置は、再生と併せて
現実のトラック番号を所定の表示部に表示してしまう。
つまり、「Tno-01←→Tno-03←→Tno-05」と再生する上
述の例の場合、再生装置は、2番目のトラックを再生す
る際に「Tno-03」と表示し、また、3番目のトラックを
再生する際に「Tno-05」と表示してしまう。すなわち、
スキップ再生機能により、再生対象となるトラックのみ
が順次再生されても、表示されるトラック番号が現実の
番号であるため、利用者が意識する再生の順番(見かけ
上のトラック番号)と、表示されるトラック番号とが一
致しないこととなる。このため、利用者は、再生対象と
なるトラックが全体でいくつ記録されているのかや、再
生中のトラックの見かけ上のトラック番号等を把握でき
ないといった問題があった。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、再生対象のデータを管理するための管理番号を適
切に補正して表示することのできる再生装置及び補正表
示方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る再生装置は、所定の記録
媒体から、記録されたデータの管理番号を含む管理情報
を読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した管理
情報に従って、再生対象とならないデータを識別する識
別手段と、前記識別手段が識別したデータを除いて、前
記読出手段により読み出された管理情報から再生対象と
なるデータの管理番号を補正する補正手段と、前記補正
手段が補正した管理番号を表示する表示手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、読出手段は、所定の記
録媒体から記録されたデータ(トラック)の管理番号
(トラック番号)を含むTOC情報を読み出す。識別手
段は、読出手段が読み出したTOC情報に従って、再生
対象とならないトラックを識別する。補正手段は、識別
手段が識別したトラックを除いて、読出手段により読み
出されたTOC情報から再生対象となるトラックのトラ
ック番号を補正する。表示手段は、補正手段が補正した
トラック番号を例えば、対象トラックの再生の際に表示
する。この結果、再生対象のデータを管理するための管
理番号を適切に補正して表示することができる。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る再生装置は、データを管理するための管理番
号を含む管理情報を所定の記録媒体から読み出す読出手
段と、前記読出手段が読み出した管理情報に従って、ス
キップ対象を示すスキップ情報が付加されたデータを識
別する識別手段と、前記識別手段により識別されたデー
タを除いた再生対象となる各データを特定する特定手段
と、前記特定手段が特定した各データの管理番号を、連
続する番号に再採番して補正する補正手段と、前記補正
手段が補正した管理番号を表示する表示手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、読出手段は、データを
管理するための例えば、トラック番号を含むTOC情報
を所定の記録媒体から読み出す。識別手段は、読出手段
が読み出したTOC情報に従って、スキップ対象を示す
スキップ情報が付加されたデータ(トラック)を識別す
る。特定手段は、識別手段により識別されたトラックを
除いた再生対象となる各トラックを特定する。補正手段
は、特定手段が特定した各トラックのトラック番号を、
連続する番号に再採番して補正する。表示手段は、補正
手段が補正したトラック番号を例えば、対象トラックの
再生の際に表示する。この結果、再生対象のデータを管
理するための管理番号を適切に補正して表示することが
できる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係る再生装置は、所定の記録媒体からトラック番
号を含むTOC情報を読み出す読出手段と、前記読出手
段が読み出したTOC情報に含まれる所定のスキップ情
報を検出し、スキップ対象となるトラックを識別する識
別手段と、前記識別手段により識別されたトラックを除
いた再生対象となる各トラックを特定する特定手段と、
前記特定手段が特定した各トラックのトラック番号を、
所定の最小番号から始まる連続番号に再採番して補正す
る補正手段と、前記補正手段が補正した管理番号を、少
なくとも再生対象のトラックを再生する際に表示する表
示手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、読出手段は、所定の記
録媒体からトラック番号を含むTOC情報を読み出す。
識別手段は、読出手段が読み出したTOC情報に含まれ
る例えば、「Skip ID」等のスキップ情報を検出し、ス
キップ対象となるトラックを識別する。特定手段は、識
別手段により識別されたトラックを除いた再生対象とな
る各トラックを特定する。補正手段は、特定手段が特定
した各トラックのトラック番号を、例えば、「01」か
ら始まる連続番号に再採番して補正する。表示手段は、
補正手段が補正したトラック番号を、少なくとも再生対
象のトラックを再生する際に表示する。この結果、再生
対象のデータを管理するための管理番号を適切に補正し
て表示することができる。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係る補正表示方法は、所定の記録媒体から、記録
されたデータの管理番号を含む管理情報を読み出す読出
ステップと、前記読出ステップにて読み出された管理情
報に従って、再生対象とならないデータを識別する識別
ステップと、前記識別ステップにて識別されたデータを
除いて、前記読出ステップにて読み出された管理情報か
ら再生対象となるデータの管理番号を補正する補正ステ
ップと、前記補正ステップにて補正された管理番号を所
定の表示部に表示する表示ステップと、を備えることを
特徴とする。
【0015】この発明によれば、読出ステップは、所定
の記録媒体から記録されたデータ(トラック)の管理番
号(トラック番号)を含むTOC情報を読み出す。識別
ステップは、読出ステップにて読み出されたTOC情報
に従って、再生対象とならないトラックを識別する。補
正ステップは、識別ステップにて識別されたトラックを
除いて、読出ステップにて読み出されたTOC情報から
再生対象となるトラックのトラック番号を補正する。表
示ステップは、補正ステップにて補正されたトラック番
号を所定の表示部に表示する。この結果、再生対象のデ
ータを管理するための管理番号を適切に補正して表示す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる再生
装置について、以下図面を参照して説明する。
【0017】図1は、この発明の実施の形態に適用され
る再生装置の構成の一例を示すブロック図である。図示
するように、再生装置は、表示部1と、キー操作部2
と、リモコン受信部3と、マイコン4と、発振子5と、
再生部6とを含んで構成される。
【0018】表示部1は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)パネル等からなり、再生装置の動作状況等を表示
する。例えば、表示部1は、後述するモード設定処理に
て、トラック番号の表示モード(「補正表示」又は「通
常補正」)を利用者が選択するための所定のメニュー画
面を表示する。
【0019】キー操作部2は、複数の押ボタンスイッチ
等からなり、利用者に操作され、所定の指示情報を入力
する。例えば、キー操作部2は、後述するモード設定処
理にて、トラック番号の表示モードを規定するための
「補正表示」又は「通常表示」を指示する情報を入力す
る。
【0020】リモコン受信部3は、所定のリモコンから
送られる赤外線信号等を受信する。リモコン受信部3
は、受信した信号に従って所定の指示情報を生成し、マ
イコン4に供給する。
【0021】マイコン4は、CPU41、ROM42及
びRAM43を含んで構成され、再生装置全体を制御す
る。CPU(Central Processing Unit)41は、RO
M42に記憶されたプログラムに従って、後述するモー
ド設定処理及び、補正表示処理等を実行する。ROM
(Read Only Memory)42は、後述するモード設定処理
及び、補正表示処理等を規定するプログラムを予め記憶
する。
【0022】RAM(Random Access Memory)43は、
後述するモード設定処理及び、補正表示処理等にて使用
されるワークデータ等を記憶する。具体的に、RAM4
3は、図2に示すような、Media_Disp_Mode、Media_Fix
_TC_Min、Media_Fix_TC_Max、及び、Media_Fix_TC_Sno
等のデータを記憶する。
【0023】RAM43に記録されるMedia_Disp_Mode
は、CD−R10のTOCやPMAに記録されたトラッ
ク番号を補正して表示するための表示モードを規定する
情報である。具体的には、Media_Disp_Modeが「1」の
場合に、再生対象とならないトラックがあたかも存在し
ないかのように、再生対象となるトラック番号を補正し
て表示する「補正表示」モードを示し、「0」の場合
に、TOC等に記録されている各トラック番号をそのま
ま表示する「通常表示」モードを示す。なお、このMedi
a_Disp_Modeには、後述するモード設定処理により、
「1」又は「0」の値がセットされる。
【0024】Media_Fix_TC_Min、及び、Media_Fix_TC_M
axは、CD−R10に記録されている最小及び、最大の
トラック番号を示す情報である。Media_Fix_TC_Snoは、
CD−R10に存在する再生対象とならないトラックの
トラック番号を示す情報である。なお、Media_Fix_TC_S
noには、再生対象とならないトラックが複数存在してい
る場合に、複数のトラック番号が格納される。
【0025】発振子5は、水晶発振素子等からなり、所
定周波数の信号を発生し、マイコン4に供給する。
【0026】再生部6は、例えば、CD−R10を回転
駆動させるための駆動部と、CD−R10にレーザ光を
照射して記録されたデータを読み取るピックアップと、
ピックアップが読み取ったデータを信号処理する信号処
理部とを含んで構成される。
【0027】また、再生部6にて再生対象となるCD−
R10は、図3(a)に示すような構造からなり、図3
(b)に示すようなイメージで所定のデータが記録され
ている。なお、図3(c)は、図3(b)等に示すTO
C等に記録されるTOC情報のデータ構造を示す図であ
る。
【0028】そして、再生部6は、マイコン4に制御さ
れ、このような構造のCD−R10からTOC情報を読
み出し、再生対象とならないトラックがあたかも存在し
ないかのように、再生対象となるトラック番号を補正し
て表示する。具体的に再生部6は、RAM43に記録さ
れたMedia_Disp_Mode及び、Media_Fix_TC_Sno等に従っ
て、再生対象となる各トラック番号を特定し、特定した
各トラック番号を「01」から始まる連続した番号に補
正する。そして、補正したトラック番号を使用して例え
ば、対象のトラックを再生する際に表示部1に表示す
る。
【0029】以下、この実施の形態に係る再生装置の動
作について図4〜図6に示すフローチャートを参照して
説明する。まず、図4を参照してトラック番号の表示モ
ードを設定するためのモード設定処理について説明す
る。図4に示すモード設定処理は、キー操作部2等から
所定の指示情報が入力された際に開始される。
【0030】まず、マイコン4は、Media_Disp_Modeを
RAM43から読み出す(ステップS11)。すなわ
ち、マイコン4は、前回のモード設定処理にて設定され
たMedia_Disp_Modeの値、又は、デフォルトで「0」
(「通常表示」)が設定されているMedia_Disp_Modeの
値をRAM43から読み出す。
【0031】マイコン4は、読み出した現在の設定値を
表示すると共に、トラック番号の表示モードである「補
正表示」又は、「通常表示」を選択させるためのメニュ
ーを表示部1に表示する(ステップS12)。
【0032】マイコン4は、キー操作部2等の入力に従
って、「補正表示」が選択されたか否かを判別する(ス
テップS13)。すなわち、マイコン4は、利用者によ
りCD−R10の再生時に、再生対象とならないトラッ
クがあたかも存在しないかのように、再生対象となるト
ラック番号を補正して表示する「補正表示」が選択され
たか否かを判別する。
【0033】マイコン4は、「補正表示」が選択された
と判別した場合、Media_Disp_Modeに「1」をセットす
る(ステップS14)。すなわち、マイコン4は、「補
正表示」を示す値「1」をRAM43のMedia_Disp_Mod
eにセットする。
【0034】一方、「補正表示」が選択されなかった
(「通常表示」が選択された)と判別した場合、CPU
41は、Media_Disp_Modeに「0」をセットする(ステ
ップS15)。すなわち、マイコン4は、「通常表示」
を示す値「0」をRAM43のMedia_Disp_Modeにセッ
トする。
【0035】CPU41は、表示部1に表示しているメ
ニューを消去し(ステップS16)、モード設定処理を
終了する。
【0036】このモード設定処理にて、トラック番号の
表示モードを規定する情報であるMedia_Disp_Modeに、
「補正表示」を示す値「1」又は、「通常表示」を示す
値「0」がセットされる。
【0037】次に、図5及び図6を参照して、上述のMe
dia_Disp_Mode等に従って、トラック番号を補正等して
表示部1に表示する補正表示処理について説明する。図
5等に示す補正表示処理は、上述のモード設定処理にて
Media_Disp_Modeに値が設定された後に開始される。
【0038】まず、図5に示すように、マイコン4は、
再生部6を制御してCD−R10をローディングする
(ステップS21)。すなわち、再生部6は、CD−R
10を再生可能状態にローディングする。
【0039】マイコン4は、再生部6を制御してCD−
R10のTOCからTOC情報を読み取る(ステップS
22)。すなわち、再生部6は、図3(a)等に示すT
OC(Lead in)に記録されているTOC情報を読み取
り、読み取ったTOC情報をマイコン4に供給する。
【0040】マイコン4は、TOC情報が読み取れたか
否かを判別する(ステップS23)。すなわち、マイコ
ン4は、CD−R10のTOCにTOC情報が記録済み
か否かを判別する。マイコン4は、TOC情報が読み取
れたと判別した場合、後述するステップS26に処理を
進める。
【0041】一方、TOC情報が読み取れないと判別し
た場合、マイコン4は、再生部6を制御してCD−R1
0のPMAからTOC情報を読み取る(ステップS2
4)。すなわち、記録部6は、図3(a)等に示すPM
Aに記録されているTOC情報を読み取り、読み取った
TOC情報をマイコン4に供給する。
【0042】マイコン4は、TOC情報が読み取れたか
否かを判別する(ステップS25)。すなわち、マイコ
ン4は、CD−R10のPMAにTOC情報が記録済み
か否かを判別する。なお、PMAにTOC情報が記録さ
れていない場合、マイコン4は、CD−R10をBlank
媒体であると判別する。マイコン4は、TOC情報が読
み取れない(Blank媒体である)と判別した場合、後述
するステップS34に処理を進める。
【0043】一方、TOC情報が読み取れたと判別した
場合(ステップS23にて読み取れたと判別した場合も
含む)、マイコン4は、読み取ったTOC情報に従っ
て、RAM43のMedia_Fix_TC_Min及び、Media_Fix_TC
_Maxに値をセットする(ステップS26)。すなわち、
マイコン4は、TOC情報に従ってCD−R10に記録
されている最小トラック番号をMedia_Fix_TC_Minにセッ
トし、また、最大トラック番号をMedia_Fix_TC_Maxにセ
ットする。
【0044】また、マイコン4は、読み取ったTOC情
報にセットされたスキップ情報に従って、Media_Fix_TC
_Snoにスキップ対象のトラック番号を登録する(ステッ
プS27)。すなわち、マイコン4は、「Skip ID」等
のスキップ情報がセットされているトラック番号を識別
し、識別したトラック番号をRAM43のMedia_Fix_TC
_Snoにそれぞれ記憶する。
【0045】図6に進んで、マイコン4は、再生部6を
制御してCD−R10を再生待機状態にする(ステップ
S28)。そして、マイコン4は、再生指示を示す情報
がキー操作部2等を介して入力されるまで後続の処理を
待機する(ステップS29)。
【0046】再生指示が入力されると、マイコン4は、
Media_Disp_Modeが「1」であるか否かを判別する(ス
テップS30)。すなわち、マイコン4は、上述のモー
ド設定処理にて、表示モードが「補正表示」に設定され
ているか否かを判別する。
【0047】マイコン4は、Media_Disp_Modeが「1」
でない(「通常表示」である)と判別した場合に、Medi
a_Fix_TC_Min等に従って、トラック番号をそのまま表示
部1に表示する(ステップS31)。
【0048】一方、Media_Disp_Modeが「1」である
(「補正表示」である)と判別した場合に、マイコン4
は、Media_Fix_TC_Sno等に従って、トラック番号を補正
して表示部1に表示する(ステップS32)。すなわ
ち、マイコン4は、Media_Fix_TC_Snoに従って再生対象
とならないトラックを除き、再生対象となる各トラック
番号だけを特定する。マイコン4は、特定した各トラッ
ク番号を、「01」から始まる連続した番号に再採番し
て補正する。そして、再採番したトラック番号(例え
ば、再生しようとするトラックに対応する番号)を表示
部1に表示する。
【0049】マイコン4は、トラック番号の表示と併せ
て、再生部6を制御してCD−R10から再生対象のト
ラックを再生する(ステップS33)。
【0050】また、ステップS25にてTOC情報が読
み取れたなかった場合(CD−R10がBlank媒体であ
ると判別した場合)に、マイコン4は、所定の注意メッ
セージを表示し(ステップS34)、補正表示処理を終
了する。
【0051】このように、補正表示処理により、表示モ
ードを規定するMedia_Disp_Mode等に従って、再生対象
となるトラック番号が表示部1に表示される。その際、
Media_Disp_Modeに「1」(「補正表示」)がセットさ
れている場合に、Media_Fix_TC_Sno等に従って、再生対
象となるトラック番号が補正され、そして表示部1に表
示される。
【0052】具体的に説明すると、合計5トラックのデ
ータが記録されたCD−R10において、トラック番号
が「02」及び「04」のトラック(Tno-02、Tno-04)
にスキップ情報が付加されている場合に、マイコン4
は、再生部6を制御して、「Tno-01←→Tno-03←→Tno-
05」というように、再生対象となるトラックのみを再生
する。この際、マイコン4は、Media_Disp_Modeに
「1」(「補正表示」)がセットされている場合に、再
生対象のトラック番号を「Tno-01←→Tno-02←→Tno-0
3」というように再採番して補正し、再生するトラック
に併せて表示部1に表示する。なお、Media_Disp_Mode
に「0」(「通常表示」)がセットされている場合に、
マイコン4は、通常通り「Tno-01←→Tno-03←→Tno-0
5」というように表示部1に表示する。
【0053】この結果、再生対象のデータを管理するた
めの管理番号を適切に補正して表示することができる。
【0054】上記の実施の形態では、CD−R10のト
ラック番号を補正して表示する再生装置について説明し
たが、再生装置が再生する記録媒体は、任意である。例
えば、再生装置は、再生対象の記録媒体として他に、C
D、MD、CD−RW、DVD−R等のトラック番号を
補正して表示してもよい。
【0055】また、上記のようなディスク等の記録媒体
に限られず、スマートメディア(商標)、メモリステッ
ク(商標)等の固定メモリのトラック番号を補正して表
示する際にも、適宜応用可能である。
【0056】また上記の実施の形態では、トラック番号
にてデータを管理する記録媒体を一例として説明した
が、チャプタ番号にてデータを管理する記録媒体につい
ても、適宜応用可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生対象のデータを管理するための管理番号を適切に補
正して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る再生装置の構成の一
例を示すブロック図である。
【図2】マイコン内のRAMに記憶されるデータの一例
を示す模式図である。
【図3】(a)がCD−Rの構造を説明するための模式
図であり、(b)がCD−Rの記録イメージを示す模式
図であり、(c)がPMA及びTOC中のデータ構造を
示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るモード設定処理を説
明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る補正表示処理を説明
するための前半部のフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る補正表示処理を説明
するための後半部のフローチャートである。
【符号の説明】
1 表示部 2 キー操作部 3 リモコン受信部 4 マイコン 5 発振子 6 再生部 10 CD−R 41 CPU 42 ROM 43 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録媒体から、記録されたデータの
    管理番号を含む管理情報を読み出す読出手段と、 前記読出手段が読み出した管理情報に従って、再生対象
    とならないデータを識別する識別手段と、 前記識別手段が識別したデータを除いて、前記読出手段
    により読み出された管理情報から再生対象となるデータ
    の管理番号を補正する補正手段と、 前記補正手段が補正した管理番号を表示する表示手段
    と、を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】データを管理するための管理番号を含む管
    理情報を所定の記録媒体から読み出す読出手段と、 前記読出手段が読み出した管理情報に従って、スキップ
    対象を示すスキップ情報が付加されたデータを識別する
    識別手段と、 前記識別手段により識別されたデータを除いた再生対象
    となる各データを特定する特定手段と、 前記特定手段が特定した各データの管理番号を、連続す
    る番号に再採番して補正する補正手段と、 前記補正手段が補正した管理番号を表示する表示手段
    と、 を備えることを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】所定の記録媒体からトラック番号を含むT
    OC情報を読み出す読出手段と、 前記読出手段が読み出したTOC情報に含まれる所定の
    スキップ情報を検出し、スキップ対象となるトラックを
    識別する識別手段と、 前記識別手段により識別されたトラックを除いた再生対
    象となる各トラックを特定する特定手段と、 前記特定手段が特定した各トラックのトラック番号を、
    所定の最小番号から始まる連続番号に再採番して補正す
    る補正手段と、 前記補正手段が補正したトラック番号を、少なくとも再
    生対象のトラックを再生する際に表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】所定の記録媒体から、記録されたデータの
    管理番号を含む管理情報を読み出す読出ステップと、 前記読出ステップにて読み出された管理情報に従って、
    再生対象とならないデータを識別する識別ステップと、 前記識別ステップにて識別されたデータを除いて、前記
    読出ステップにて読み出された管理情報から再生対象と
    なるデータの管理番号を補正する補正ステップと、 前記補正ステップにて補正された管理番号を所定の表示
    部に表示する表示ステップと、 を備えることを特徴とする補正表示方法。
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