JP2002117622A - 記録装置及び記録レベル調整方法 - Google Patents

記録装置及び記録レベル調整方法

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JP2002117622A
JP2002117622A JP2000309517A JP2000309517A JP2002117622A JP 2002117622 A JP2002117622 A JP 2002117622A JP 2000309517 A JP2000309517 A JP 2000309517A JP 2000309517 A JP2000309517 A JP 2000309517A JP 2002117622 A JP2002117622 A JP 2002117622A
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JP2000309517A
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Kazunari Shimono
一成 下野
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生されるHDCD、DTS及び、AC3等
の特殊データを適切に記録できる記録装置を提供するこ
とである。 【解決手段】 デジタル受信部15は、再生装置2から
送られるデジタル信号データを入力する。入力信号判別
変換部16は、入力データをサンプリングし、入力デー
タが少なくともHDCD、DTS及び、AC3の何れか
の特殊データであるか否かを判別する。また、入力信号
判別変換部16は、入力データを記録用の所定形式のデ
ータに変換して蓄積部17に格納する。マイコン12
は、入力信号判別変換部16により、入力データが特殊
データであると判別された場合に、レベル調整部18を
制御して、記録に使用される記録レベルを予め定められ
た最適値に設定する。記録部19は、最適値に設定され
た記録レベルに従って、蓄積部17に格納されたデータ
をCD−R3に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、再生装置にて再
生されたデータを所定の記録媒体に記録する記録装置に
関し、特に、再生されるHDCD、DTS若しくは、A
C3等の特殊データを適切に記録することのできる記録
装置及び記録レベル調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc)、MD(Mini Dis
c)、CD−R(CD Recordable)、及び、CD−RW
(CD ReWritable)といった種々の記録媒体が利用者の
目的に合わせて使用されている。CDは、他にLD(La
ser Disc)等が含まれる光ディスク(DAD;DigitalA
udio Disc)に分類され、所定の再生装置(例えば、光
学的情報再生装置等)にて再生される。MDは、他にM
O(Magneto-Optical)等が含まれる光磁気ディスクに
分類され、所定の記録装置(例えば、光磁気的情報記録
装置等)にて所定の情報が記録される。CD−Rは、他
にDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)
等が含まれる追記型光ディスクに分類され、また、CD
−RWは、他にDVD−RW(DVD ReWritable)やDV
D−RAM等が含まれる書換可能型相変化ディスクに分
類され、所定の記録装置(例えば、光学的情報記録装置
等)にて所定の情報が記録される。なお、記録装置は、
一般に、記録済みの記録媒体等を再生することもできる
複合型の記録再生装置(例えば、光学的情報記録再生装
置や光磁気的情報記録再生装置等)として製品化されて
いる。
【0003】これらの再生装置、記録装置、及び再生記
録装置を用いて、利用者は、所定の記録媒体を再生さ
せ、他の種類の記録媒体等に再生データを記録させると
いったデータ保存を行う場合がある。具体的に、利用者
は、再生装置にてCDを再生させ、記録装置にて再生デ
ータをCD−Rに記録させる場合等である。つまり、再
生装置は、CD等に記録されているデータを再生し、所
定の信号ケーブル等を介して記録装置等に再生データを
供給する。記録装置等は、取得した再生データをCD−
R等に記録する。その際、記録装置等は、仮の管理情報
を格納するPMA(Program Memory Area)や確定した
管理情報を格納するTOC(Table Of Contents)エリ
ア等にトラック番号を含むTOC情報を記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近では、HDCD
(High Definition Compatible Digital)、DTS(Di
gital Theater System)及び、AC3(Audio Coding
3;Dolby digital)等の特殊データが記録された記録媒
体が市販されるようになって来ている。このような記録
媒体は、例えば、既存のCD等のDAD上にHDCD、
DTS及び、AC3等のデータが特殊な状態でエンコー
ドされて記録されている。このようなHDCD、DTS
及び、AC3等の特殊データが記録された記録媒体を再
生装置にて再生させ、記録装置等にて所定の記録媒体に
記録する際には、記録レベルを最適値に調整する必要が
ある。このため、記録装置等には、一般に、レベル調整
機能が付加されており、利用者が手動にて記録レベルを
調整できるようになっている。
【0005】記録装置等は、この記録レベルが最適値に
設定されていないと、記録媒体に特殊データを適切に記
録することができない。すなわち、記録装置等は、デー
タ記録に失敗し、基となる記録媒体に記録されている特
殊データとは異なる状態で、特殊データを記録媒体に記
録してしまうこととなる。このようなデータ記録の失敗
を防止するために、記録装置等の取扱説明書には、「H
DCD、DTS及び、AC3等の特殊データを記録する
場合には、レベル調整機能を使用して、記録レベルを最
適値(例:0dBなど)に調整してから記録を行って下
さい。」等の記述が記載され、利用者に注意を促してい
る。
【0006】しかしながら、利用者は、このような取扱
説明書の記載に気付かずに、上記の特殊データを記録す
る際に、記録レベルの調整が必要であることを認識でき
ない場合があった。また、利用者が記録レベルの調整が
必要であることを認識していても、設定を忘れてしまう
場合もある。このような場合、利用者は、記録装置等に
て特殊データの記録を終えた後に、データ記録の失敗に
気が付くこととなる。そして、利用者は、記録装置等を
操作して記録レベルの調整を行った後に、他の記録媒体
等を用意して再度記録を行わせる必要があった。すなわ
ち、従来の記録装置等は、利用者により記録レベルが最
適値に設定されていないと、記録媒体に特殊データを適
切に記録することができないといった問題があった。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、再生されるHDCD、DTS及び、AC3等の特
殊データを適切に記録することのできる記録装置及び記
録レベル調整方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る記録装置は、所定の記録
媒体を再生する再生装置から送られる再生データを入力
する入力手段と、前記入力手段により入力された再生デ
ータが所定の特殊データであるか否かを判別する判別手
段と、前記判別手段による判別結果に従って、記録に使
用される記録レベルを設定する設定手段と、前記設定手
段により設定された記録レベルに従って、前記入力手段
が入力した再生データを所定の記録媒体に記録する記録
手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、入力手段は、所定の記
録媒体を再生する再生装置から送られる再生データを入
力する。判別手段は、入力手段により入力された再生デ
ータが、例えば、HDCD、DTS若しくは、AC3等
の特殊データであるか否かを判別する。設定手段は、判
別手段による判別結果に従って、記録に使用される記録
レベルを例えば、0dBに設定する。記録手段は、設定
手段により設定された記録レベルに従って、入力手段が
入力した再生データを所定の記録媒体に記録する。この
結果、再生されるHDCD、DTS及び、AC3等の特
殊データを適切に記録することができる。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る記録装置は、所定の記録媒体を再生する再生
装置から送られる再生データを入力する入力手段と、前
記入力手段により入力された再生データが所定の特殊デ
ータであるか否かを判別する判別手段と、前記入力手段
により入力された再生データを順次蓄積する蓄積手段
と、前記記憶手段に蓄積された再生データを所定の記録
媒体に記録する記録手段と、前記判別手段による判別結
果に従って、前記記録手段が記録の際に基準とする記録
レベルを調整する調整手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0011】この発明によれば、入力手段は、所定の記
録媒体を再生する再生装置から送られる再生データを入
力する。判別手段は、入力手段により入力された再生デ
ータが、例えば、HDCD、DTS若しくは、AC3等
の特殊データであるか否かを判別する。蓄積手段は、例
えば、所定容量のメモリ等からなり、入力手段により入
力された再生データを順次蓄積する。記録手段は、蓄積
手段に蓄積された再生データを所定の記録媒体に記録す
る。調整手段は、判別手段による判別結果に従って、記
録手段が記録の際に基準とする記録レベルを例えば、0
dBに調整する。この結果、再生されるHDCD、DT
S及び、AC3等の特殊データを適切に記録することが
できる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係る記録装置は、所定の記録媒体を再生する再生
装置から送られるデジタル信号データを入力する入力手
段と、前記入力手段により入力されたデジタル信号デー
タをサンプリングし、入力されたデジタル信号データが
少なくともHDCD、DTS及び、AC3の何れかの特
殊データであるか否かを判別する判別手段と、前記入力
手段により入力されたデジタル信号データを記録用の所
定形式のデータに変換する変換手段と、前記変換手段が
変換したデータを順次蓄積する蓄積手段と、前記判別手
段により特殊データであると判別された場合に、記録に
使用される記録レベルを予め定められた値に設定する設
定手段と、前記設定手段が設定した記録レベルに従っ
て、前記蓄積手段に蓄積されたデータを所定の記録媒体
に記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、入力手段は、所定の記
録媒体を再生する再生装置から送られるデジタル信号デ
ータを入力する。判別手段は、入力手段により入力され
たデジタル信号データをサンプリングし、入力されたデ
ジタル信号データが少なくともHDCD、DTS及び、
AC3の何れかの特殊データであるか否かを判別する。
変換手段は、入力手段により入力されたデジタル信号デ
ータを記録用の所定形式のデータに変換する。蓄積手段
は、例えば、所定容量のメモリ等からなり、変換手段が
変換したデータを順次蓄積する。設定手段は、判別手段
により特殊データであると判別された場合に、記録に使
用される記録レベルを予め定められた値、例えば、0d
Bに設定する。記録手段は、設定手段が設定した記録レ
ベルに従って、蓄積手段に蓄積されたデータを所定の記
録媒体に記録する。この結果、再生されるHDCD、D
TS及び、AC3等の特殊データを適切に記録すること
ができる。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係る記録レベル調整方法は、所定の記録媒体を再
生する再生装置から送られる再生データを入力する入力
ステップと、前記入力ステップにて入力された再生デー
タが所定の特殊データであるか否かを判別する判別ステ
ップと、前記入力ステップにて入力された再生データを
所定の記憶部に蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステ
ップにより蓄積された再生データを所定の記録媒体に記
録する記録ステップと、前記判別ステップにて判別され
た判別結果に従って、前記記録ステップにて記録の際に
基準とされる記録レベルを調整する調整ステップと、を
備えることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、入力ステップは、所定
の記録媒体を再生する再生装置から送られる再生データ
を入力する。判別ステップは、入力ステップにて入力さ
れた再生データが、例えば、HDCD、DTS若しく
は、AC3等の特殊データであるか否かを判別する。蓄
積ステップは、入力ステップにて入力された再生データ
を所定の記憶部に蓄積する。記録ステップは、蓄積ステ
ップにより蓄積された再生データを所定の記録媒体に記
録する。調整ステップは、判別ステップにて判別された
判別結果に従って、記録ステップにて記録の際に基準と
される記録レベルを例えば、0dBに調整する。この結
果、再生されるHDCD、DTS及び、AC3等の特殊
データを適切に記録することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる記録
装置について、以下図面を参照して説明する。
【0017】図1は、この発明の実施の形態に適用され
る記録装置を含んだシステムの構成の一例を示すブロッ
ク図である。図示するように、このシステムは、記録装
置1及び再生装置2が所定の信号ケーブル等を介して接
続されて構成される。つまり、再生装置2にて所定の記
録媒体が再生され、その再生されたデータを入力した記
録装置1がCD−R3にデータを記録する。
【0018】記録装置1は、再生装置2にて再生された
データをCD−R3等の記録媒体に記録する装置であ
り、表示部10と、キー操作部11と、マイコン12
と、リモコン受信部13と、発振子14と、デジタル受
信部15と、入力信号判別変換部16と、蓄積部17
と、レベル調整部18と、記録部19とを含んで構成さ
れる。
【0019】表示部10は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)パネル等からなり、記録装置1の動作状況等を
表示する。
【0020】キー操作部11は、複数の押ボタンスイッ
チ等からなり、利用者に操作され、所定の指示情報を入
力する。例えば、キー操作部11は、後述する記録処理
の開始を指示する情報を入力する。
【0021】マイコン12は、CPU21、ROM22
及びRAM23を含んで構成され、記録装置1全体を制
御する。CPU(Central Processing Unit)21は、
ROM22に記憶されたプログラムに従って、後述する
記録処理等を実行する。ROM(Read Only Memory)2
2は、後述する記録処理等を規定するプログラムを予め
記憶する。また、RAM(Random Access Memory)23
は、後述する記録処理等にて使用されるワークデータ等
を記憶する。このような構成のマイコン12は、入力信
号判別変換部16にて再生装置2から入力した再生デー
タ(デジタル信号データ)がHDCD、DTS及び、A
C3等の特殊データであると判別された場合に、レベル
調整部18を制御して、記録に使用される記録レベルを
所定の最適値(例えば、0dB)に設定する。そして、
入力したデジタル信号データを記録用の形式にデータ変
換した後に、記録部19を制御して、変換後のデータを
CD−R3に記録する。
【0022】リモコン受信部13は、所定のリモコンか
ら送られる赤外線信号等を受信する。リモコン受信部1
3は、受信した信号に従って所定の指示情報を生成し、
マイコン12に供給する。
【0023】発振子14は、水晶発振素子等からなり、
所定周波数の信号を発生し、マイコン12に供給する。
【0024】デジタル受信部15は、所定のデジタルイ
ンタフェース等からなり、再生装置2にて再生され、そ
して送信されたデジタル信号データを受信する。デジタ
ル受信部15は、受信したデジタル信号データを入力信
号判別変換部16に供給する。
【0025】入力信号判別変換部16は、DSP(Digi
tal Signal Processor)等からなり、デジタル受信部1
5を介して入力したデジタル信号データが、HDCD、
DTS及び、AC3等の特殊データであるか否かを判別
する。入力信号判別変換部16は、この判別結果を示す
情報をマイコン12に供給する。また、入力信号判別変
換部16は、入力したデジタル信号データをCD−R3
に記録するために記録用の形式にデータ変換を行う。
【0026】蓄積部17は、所定容量のメモリ等からな
り、入力信号判別変換部16にて記録用の形式に変換さ
れたデータを順次記憶する。なお、蓄積部17は、デジ
タル受信部15等を介してデジタル信号データ(変換後
のデータ)を入力する度に、古いデータ(CD−R3に
記録済みのデータ)の上に、新しいデータを上書きして
記憶する。
【0027】レベル調整部18は、記録部19にてCD
−R3にデータを書き込む際に基準とされる記録レベル
を調整する。具体的に、レベル調整部18は、マイコン
12に制御され、入力したデジタル信号データが、HD
CD、DTS及び、AC3等の特殊データである場合
に、記録レベルを最適値(例えば、0dB)に設定す
る。
【0028】記録部19は、例えば、CD−R3を回転
駆動させるための駆動部と、CD−R3にレーザ光を照
射して記録面の有機色剤を変質させてデータを書き込む
ピックアップとを含んで構成される。また、記録部19
にて記録対象となるCD−R3は、図2(a)に示すよ
うな構造からなり、図2(b)に示すようなイメージで
データを記録する。そして、記録部19は、マイコン1
2に制御され、このような構造のCD−R3に、蓄積部
17にて蓄積されたデータを記録する。なおその際、記
録部19は、レベル調整部18にて調整された記録レベ
ルに従って、CD−R3にデータを書き込む。
【0029】再生装置2は、所定のデコーダを備えた再
生装置であり、例えば、HDCD、DTS及び、AC3
等の特殊データが記録されたCD等の記録媒体を再生す
る。再生装置2は、所定の信号ケーブル等を介して再生
したデジタル信号データを記録装置1に供給する。
【0030】以下、この実施の形態に係る記録装置1の
動作について図3及び図4に示すフローチャートを参照
して説明する。まず、図3を参照して再生装置2にて再
生されたデータをCD−R3に記録する記録処理につい
て説明する。図3に示す記録処理は、再生対象の記録媒
体がセットされた再生装置2と記録装置1とが信号ケー
ブル等を介して接続された状態で、キー操作部11等か
ら所定の指示情報が入力された際に開始される。
【0031】まず、マイコン12は、記録部19を制御
してCD−R3をローディングする(ステップS1
1)。すなわち、記録部19は、CD−R3を記録可能
状態にローディングする。
【0032】マイコン12は、記録部19を制御してC
D−R3のTOC等からTOC情報を読み取る(ステッ
プS12)。すなわち、記録部19は、図2(a)等に
示すTOC(Lead in)に記録されているTOC情報、
又は、PMAに記録されているTOC情報を読み取り、
読み取ったTOC情報をマイコン12に供給する。
【0033】マイコン12は、読み取ったTOC情報等
から、CD−R3が記録可能な媒体であるか否かを判別
する(ステップS13)。すなわち、マイコン12は、
CD−R3のTOCにTOC情報が記録済みである場合
等に、CD−R3が記録不能な媒体であると判別する。
【0034】マイコン12は、CD−R3が記録可能な
媒体でない(記録不能な媒体である)と判別した場合、
所定の記録禁止及び停止処理を行い(ステップS1
4)、記録処理を終了する。
【0035】一方、記録可能な媒体であると判別した場
合、マイコン12は、記録部19を制御してCD−R3
を記録待機状態にする(ステップS15)。
【0036】そして、マイコン12は、レベル調整記録
処理を実行する(ステップS16)。以下、このレベル
調整記録処理について図4を参照して詳細に説明する。
【0037】まず、マイコン12は、再生装置2から入
力信号が供給されるまで、後続する処理を待機する(ス
テップS21)。すなわち、マイコン12は、デジタル
受信部15を介して、再生装置2からデジタル信号デー
タが入力されるまで処理を待機する。
【0038】マイコン12は、入力信号が供給されたと
判別すると、入力信号判別変換部16にて、入力信号を
サンプリングする(ステップS22)。すなわち、入力
信号判別変換部16は、デジタル受信部15を介して入
力したデジタル信号データを所定の時間だけサンプリン
グする。なお、入力信号判別変換部16は、並行して、
入力したデジタル信号データをCD−R3に記録するた
めに記録用の形式にデータ変換を行った後に、変換後の
データを蓄積部17に順次記憶させる。
【0039】マイコン12は、入力信号判別変換部16
にてサンプリングしたデジタル信号データがHDCD、
DTS及び、AC3等の特殊データであるか否かを判別
する(ステップS23)。マイコン12は、デジタル信
号データが特殊データでない(通常のデータである)と
判別した場合、後述するステップS25に処理を進め
る。
【0040】一方、特殊データであると判別した場合、
マイコン12は、レベル調整部18を制御して、記録レ
ベルを最適値に調整する(ステップS24)。すなわ
ち、レベル調整部18は、記録に使用される記録レベル
を所定の最適値(例えば、0dB)に設定する。
【0041】マイコン12は、記録部19を制御して、
CD−R3へのデータの記録を開始する(ステップS2
5)。
【0042】記録部19は、蓄積部17に記憶されたデ
ータをCD−R3のプログラム領域に記録する(ステッ
プS26)。この際、記録部19は、レベル調整部18
にて設定された記録レベルに従って、データを書き込
む。
【0043】マイコン12は、全データの記録が終了し
たか否かを判別する(ステップS27)。すなわち、デ
ジタル受信部15等を介したデジタル信号データの入力
を終え、そして、蓄積部17に記憶したデータを全てC
D−R3に記録したか否かを判別する。
【0044】マイコン12は、記録が終了していないと
判別した場合、上記のステップS26を繰り返し実行す
る。一方、記録が終了したと判別した場合、マイコン1
2は、レベル調整記録処理を終え、そして、図3に示す
記録処理も終了する。
【0045】このように、入力信号判別変換部16に
て、入力したデジタル信号データがHDCD、DTS及
び、AC3等の特殊データであるか否かが判別され、そ
して、特殊データであると判別された場合に、レベル調
整部18にて記録レベルが最適値に調整される。この結
果、再生されるHDCD、DTS及び、AC3等の特殊
データを適切に記録することができる。
【0046】上記の実施の形態では、CD−R3に記録
レベルを調整して記録する記録装置について説明した
が、記録装置が対象とする記録媒体は、任意である。例
えば、記録装置は、記録対象の記録媒体として他に、C
D、MD、CD−RW、DVD−R等に記録レベルを調
整して記録してもよい。
【0047】また、上記のようなディスク等の記録媒体
に限られず、スマートメディア(商標)、メモリステッ
ク(商標)等の固定メモリに記録レベルを調整して記録
する際にも、適宜応用可能である。
【0048】上記の実施の形態では、一例として、再生
されるデータがHDCD、DTS及び、AC3等の特殊
データであるか否かを判別し、判別結果に従って、記録
レベルを調整したが、判別対象の特殊データは、HDC
D、DTS及び、AC3等に限られず、記録レベルの調
整の必要のある他の特殊データであってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生されるHDCD、DTS及び、AC3等の特殊デー
タを適切に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置を含むシス
テムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】(a)がCD−Rの構造を説明するための模式
図であり、(b)がCD−Rの記録イメージを示す模式
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る記録処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るレベル調整記録処理
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録装置 2 再生装置 3 CD−R 10 表示部 11 キー操作部 12 マイコン 13 リモコン受信部 14 発振子 15 デジタル受信部 16 入力信号判別変換部 17 蓄積部 18 レベル調整部 19 記録部 21 CPU 22 ROM 23 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録媒体を再生する再生装置から送
    られる再生データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された再生データが所定の特殊
    データであるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に従って、記録に使用され
    る記録レベルを設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された記録レベルに従って、前
    記入力手段が入力した再生データを所定の記録媒体に記
    録する記録手段と、 を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】所定の記録媒体を再生する再生装置から送
    られる再生データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された再生データが所定の特殊
    データであるか否かを判別する判別手段と、 前記入力手段により入力された再生データを順次蓄積す
    る蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積された再生データを所定の記録媒体
    に記録する記録手段と、 前記判別手段による判別結果に従って、前記記録手段が
    記録の際に基準とする記録レベルを調整する調整手段
    と、 を備えることを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】所定の記録媒体を再生する再生装置から送
    られるデジタル信号データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力されたデジタル信号データをサ
    ンプリングし、入力されたデジタル信号データが少なく
    ともHDCD(High Definition Compatible Digita
    l)、DTS(Digital Theater System)及び、AC3
    (Audio Coding 3;Dolby digital)の何れかの特殊デー
    タであるか否かを判別する判別手段と、 前記入力手段により入力されたデジタル信号データを記
    録用の所定形式のデータに変換する変換手段と、 前記変換手段が変換したデータを順次蓄積する蓄積手段
    と、 前記判別手段により特殊データであると判別された場合
    に、記録に使用される記録レベルを予め定められた値に
    設定する設定手段と、 前記設定手段が設定した記録レベルに従って、前記蓄積
    手段に蓄積されたデータを所定の記録媒体に記録する記
    録手段と、 を備えることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】所定の記録媒体を再生する再生装置から送
    られる再生データを入力する入力ステップと、 前記入力ステップにて入力された再生データが所定の特
    殊データであるか否かを判別する判別ステップと、 前記入力ステップにて入力された再生データを所定の記
    憶部に蓄積する蓄積ステップと、 前記蓄積ステップにより蓄積された再生データを所定の
    記録媒体に記録する記録ステップと、 前記判別ステップにて判別された判別結果に従って、前
    記記録ステップにて記録の際に基準とされる記録レベル
    を調整する調整ステップと、 を備えることを特徴とする記録レベル調整方法。
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