JP2004259059A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で複数種類の記憶媒体に対する制御を1つのコントローラで実行可能とする。
【解決手段】本発明では、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置において、スロット部に、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体(103〜106)を挿入可能とし、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を設けて、コントローラ101を共通化する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明では、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置において、スロット部に、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体(103〜106)を挿入可能とし、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を設けて、コントローラ101を共通化する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録装置に関し、特に、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置として、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等シート状の記録媒体に記録を行うプリンタが広く使用されている。
【0003】
プリンタの使用形態としては、パーソナルコンピュータなどのホスト機器と接続し、ホスト機器にインストールしたプリンタドライバによって、記録すべき画像や文字などのデータをプリンタでの記録に適した形態に処理し、制御データと共にプリンタに送信して記録を実行させるのが一般的である。
【0004】
近年、デジタルカメラが急速に普及しており、その形態も、1眼レフの銀塩カメラの交換レンズが使用できるものから、可搬性を重視した小型・軽量のものまで様々なタイプがあり、画像データを格納する記憶媒体として使用されるメモリカードも、形状及びインタフェース仕様の異なる様々なタイプのものが採用されている。
【0005】
デジタルカメラ等の画像入力機器が普及するにつれて、メモリカード等の画像データを格納する記憶媒体に対するインタフェースを有し、ホスト機器を介さずに記憶媒体から直接画像を読み取って記録を実行する、いわゆるダイレクトプリンタが注目されている。
【0006】
このようなダイレクトプリンタは、ホスト器機とも接続可能に構成されているものが多いが、プリンタにメモリカードが挿入されている場合には、メモリカードに格納された画像データを記録するために必要な処理は、全てプリンタ内で行なわれるように構成されている(例えば、特願2001−311956の明細書を参照)。
【0007】
従来、ダイレクトプリンタに対応するスロットが設けられていないメモリカードに格納された画像を記録する際には、ダイレクトプリンタが対応する仕様に合わせるべく、アダプタ等を介してスロットに挿入する必要があったが、最近は、様々なメモリカードの種類に対応すべく、複数種類のスロットを設けたダイレクトプリンタが増えている。
【0008】
このような複数種類のスロットを有するダイレクトプリンタでは、各スロットにメモリカードを同時に挿入可能に構成されているが、この場合にも同時に複数種類のメモリカードにアクセスすることは不可能であり、例えば最初に挿入されたメモリカードを優先する等の優先順位を設けてアクセスを行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数種類のメモリカードが同時に挿入可能な構成の場合、プリンタ内部には複数種類のメモリカードへのアクセスを制御するためのインターフェースをそれぞれ独立して備える必要がある。
【0010】
このため、それぞれのメモリカードとのインターフェースを制御するコントローラ(コントロールIC)をそれぞれ別個に設けたり、それぞれのメモリカードとのインタフェースを1つのコントローラで制御する場合には、それぞれのメモリカードとの信号の入出力のために、コントローラに多数の端子を設ける必要がある。
【0011】
また、コントローラの1つの端子に複数種類のメモリカードの制御信号を割当てる構成も考えられるが、この場合には同時に複数種類のメモリカードが挿入されても互いに電気的影響を受けないように、スロットからのインターフェース信号とコントローラの端子との間に、信号を選択するためのセレクタや、それぞれのスロットからの信号を分離するためのバッファを設ける必要がある。
【0012】
このように、複数種類のメモリカードが同時に挿入可能な構成とすると、部品点数の増大や配線の複雑化を招き、装置全体の構成が複雑となり、コスト及びサイズが増大してしまう。
【0013】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、形状及び仕様の異なる複数種類の記憶媒体を挿入するスロットを有する記録装置で、簡単な構成で複数種類の記憶媒体に対する制御を1つのコントローラで実行可能とすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の一態様としての記録装置は、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、前記記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置であって、
前記スロット部は、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体が挿入可能であり、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を備えている。
【0015】
すなわち、本発明では、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置において、スロット部に、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体を挿入可能とし、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を設ける。
【0016】
このようにすると、複数種類の記憶媒体を1つのコントローラで制御でき、構成を単純化できると共にスロット部とコントローラとの間の配線が単純となる。
【0017】
従って、電子部品の実装基板の小型化が可能となり、装置全体のコスト及びサイズを低減することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0019】
なお、以下に説明する実施形態では、記録装置としてインクジェット記録方式を用いたプリンタを用いた場合を例に挙げて説明する。
【0020】
本明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
【0021】
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0022】
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
【0023】
また、「接続」とは、2つの機器を物理的に繋ぐことのみならず、電気的に通信可能であることを意味し、用いられる機械的・物理的手段、インタフェースやプロトコル等は問わない。
【0024】
なお、上述のように、本発明は、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、前記記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置であって、スロット部は、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体が挿入可能であり、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を備えている記録装置であるが、以下で説明する実施形態は次のような特徴をも有している。
【0025】
スロット部は前記複数の記憶媒体にそれぞれ対応しており中心が互いにオフセットされた複数のスロットを有し、排他機構は、複数のスロットそれぞれの挿入口を有すると共にいずれか1つの挿入口に記憶媒体を挿入するときに、該記憶媒体のスロットの位置に合わせてスライドするスライドカバーを含む。
【0026】
複数種類の記憶媒体は、半導体記憶素子を用いたメモリカード(例えば、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、スマートメディア、SDカード、マルチメディアカード、xDピクチャカード等)を含む。
【0027】
記録装置は、インクを吐出するインクジェット記録ヘッドによって記録媒体に記録を行う。
【0028】
図4は、本発明の実施形態に係るプリンタ1000の概観斜視図である。本実施形態のプリンタは、パーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器からデータを受信して記録を実行する、通常のPCプリンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に格納されている画像データを直接読み取って記録を実行する、ダイレクトプリンタとしての機能とを備えている。
【0029】
図4において、プリンタ1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、装置1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録媒体が排出可能となると共に、排出された記録媒体を順次積載し得るようになっている。また、排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、排出された記録媒体の支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
【0030】
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようになっている。
【0031】
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が押下可能に設けられている。
【0032】
また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。この操作パネル1010の構成については、図5を参照して詳しく後述する。1007は自動給送部で、シート状の記録媒体を装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、プリントヘッドと記録媒体との間隔を調整するためのレバーである。
【0033】
上ケース1002の左側にはカードスロット部1009が設けられており、本実施形態では各種のメモリカードを挿入可能なスロットとして3つのスロットを有しており、いずれかのスロットに挿入されたメモリカードに格納されている画像データを直接取り込んで記録することができる。メモリカードとしては、コンパクトフラッシュ(CFカード)、スマートメディア、メモリースティックに対応可能である。
【0034】
そして、本実施形態のプリンタは、上記の対応可能なメモリカードの内、いずれか1つのメモリカードだけをいずれかのスロットに挿入可能とすべく、スロット部1009がメモリカードの排他機構を備えている。具体的には、3つのスロットの中心を互いにオフセットして配置し、それぞれに対応した挿入口を有すると共にいずれか1つの挿入口にメモリカードを挿入したときに、該メモリカードのスロットに合わせてスライドするスライドカバーを備えている。
【0035】
以下、本実施形態のカードスロット部1009の構成と排他機構の仕組みについて、図7〜図10を参照して詳細に説明する。
【0036】
図7は、カードスロット部1009の構成を説明する図である。図示されたようにカードスロット部1009は、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、スメートメディアの3種類のメモリカードにそれぞれ対応したスロットが設けられており、挿入されたメモリカードとの電気的接触端子を有するコネクタ701と、3つのスロットに対応する7021、7022、70023の3つの挿入口を有し、左右にスライドするスライドカバー702とから構成されている。
【0037】
図8は、スライドカバー702の斜視図(a)及び各スロットの位置関係を示す図(b)である。スライドカバー702には、3つのスロットに対応して、7021、7022、7023の3つの挿入口が設けられているが、これら3つのスロットは(b)に示すように、互いに中心がオフセットされている。
【0038】
具体的には、コンパクトフラッシュに対応したスロットの中心は、スライドカバー702の中心と合っているが、メモリースティックに対応したスロットの中心は、左側にP1だけずれており、メモリースティックに対しては、スライドカバー702が左側に距離P1だけスライドした状態で挿入可能となる。一方、スマートメディアに対応したスロットの中心は、右側にP2だけずれており、スマートメディアに対しては、スライドカバー702が右側に距離P2だけスライドした状態で挿入可能となる。本実施形態では、P1=P2=1.5mmとした。
【0039】
図9及び図10は、スライドカバーによる排他機構を説明するための図である。図9は、コンパクトフラッシュを挿入した後にメモリースティック104を挿入する場合を示している。(a)はコンパクトフラッシュを挿入した状態を示し、スライドカバー702はコンパクトフラッシュのスロットに合わせた位置で固定されている。ここでメモリースティック104を挿入しようとすると、上述のように、コンパクトフラッシュのスロットの中心に対してメモリースティックのスロットの中心が左に1.5mmオフセットされているため、メモリースティック104の挿入口がメモリースティックのスロットと合っていない状態となり、(b)に示すように、メモリースティックの左側が、コネクタのハウジングと当たり、挿入できない。(c)は(b)の部分拡大図であり、メモリースティックとコネクタハウジングとの当接状態を示している。
【0040】
図10は、コンパクトフラッシュを挿入した後にスメートメディア105を挿入する場合を示している。(a)はコンパクトフラッシュを挿入した状態を示し、スライドカバー702はコンパクトフラッシュのスロットに合わせた位置で固定されている。この状態でスメートメディア105を挿入しようとすると、上述のように、コンパクトフラッシュのスロットの中心に対してスマートメディアのスロットの中心が右に1.5mmオフセットされているため、スマートメディア105の挿入口がスメートメディアのスロットと合っていない状態となり、(b)に示すように、スメートメディアの右側が、コネクタのハウジングと当たり、挿入できない。(c)は(b)の部分拡大図であり、スマートメディアとコネクタハウジングとの当接状態を示している。
【0041】
1011はビューワ(液晶表示部)で、この装置本体に着脱可能であり、メモリカードに格納されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1013は、ホスト機器を接続するためのUSBバスコネクタを示す。
【0042】
図5は、本実施形態に係るプリンタの操作パネル1010の構成を示す概観図である。
【0043】
図5において、液晶表示部1006には、その左右に記録されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。ここに表示される項目としては、記録したい範囲の先頭の画像データの番号〜指定コマ番号(開始/指定)〜記録を終了したい範囲の最後の画像データの番号(終了)、記録部数(部数)、記録に使用する記録媒体(用紙)の種類(用紙種類)、1枚の用紙に記録する写真の枚数設定(レイアウト)、記録の品位の指定(品位)、画像データの作成された日付を記録するかどうかの指定(日付記録)、画像データを補正して記録するかどうかの指定(画像補正)、記録に必要な用紙枚数の表示(用紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー2001を用いて選択、或いは指定される。
【0044】
また、ホスト機器が接続されていてホスト機器から本プリンタへのアクセスが可能な場合に、メモリカード内の画像データをホスト機器に転送することが可能である。
【0045】
2002はモードキーで、このキーを押下する毎に、記録の種類(インデックス記録、全コマ記録、1コマ記録等)を切り替えることができ、これに応じてLED2003の対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンスキーで、記録ヘッドのクリーニング等、プリンタのメンテナンスを行わせるためのキーである。2005は記録開始キーで、記録の開始を指示する時、或いはメンテナンスの設定を確定する際に押下される。2006は記録中止キーで、記録を中止させる時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下される。
【0046】
次に図6を参照して、本実施形態に係るプリンタの制御に係る主要部の構成を説明する。尚、この図6においては、前述の図面と共通する部分には同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
【0047】
図6において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)であり、メモリカード3011に記憶されている画像データを、ホスト機器を経由しないで記録する場合にプリンタエンジン3004との間のデータのやり取りを行うIEEE1284インターフェース部、PC3010との間でのデータのやり取りを行うUSBインターフェース部、操作パネル1010からの各種操作信号を入力したり、表示部1006への表示データの出力などを行う操作パネル・インターフェース部、ビューワ1011への画像データの表示を制御するビューワ・インターフェース部、各種スイッチやLED4009等との間のインターフェースを制御するインターフェース部、CPU3002との間でのデータのやり取りの制御を行うCPUインターフェース部等を有し、各部は内部バス(ASICバス)で接続されている。
【0048】
3002はCPUで、システム制御及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を実行する。3003はメモリで、CPU3002の制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア、画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するワークエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を記録するインクジェットプリンタ用のプリンタエンジンが搭載されている。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。
【0049】
3005はメモリカードコントロール部で、CPU3002からの命令に基づいて、スロット部1009に挿入されたメモリカード3011に格納されている画像データを読み取ったり、或いはメモリカード3011へのデータの書き込み等を行う。
【0050】
3008はUSBバスハブ(USB HUB)で、このプリンタ1000がホスト機器として接続されたPC3010からの記録データに基づいて記録を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USBバス3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って記録を実行することが出来る。すなわち、この場合本プリンタは一般的なPCプリンタとして機能する。3009は電源コネクタで、電源パック3013によって商用AC電源から変換された直流電圧が入力される。
【0051】
PC3010はホスト機器として接続されている一般的なパーソナルコンピュータであり、本実施形態のプリンタに対応して、通常のPCプリンタモードでの処理を行なうプリンタドライバがインストールされている。3011は前述したメモリカードである。
【0052】
尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSBバス3021又はIEEE1284バス3022を介して行われる。
【0053】
以下、上記のような構成のダイレクトプリンタにおける、メモリカードに関する制御構成について、従来例と本実施形態とを比較して説明する。なお、ここでは、形状及び仕様の異なる4種類のメモリカード103〜106(メモリカードA〜D)と、各メモリカードに対応したスロット107〜110(スロットA〜D)とを有する構成における制御構成について説明する。
【0054】
図2及び図3は、従来のダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【0055】
図2の構成は、スロットA(107)に挿入されるメモリカードA(103)用のコントロールIC201、スロットB(108)に挿入されるメモリカードB(104)用のコントロールIC202、スロットC(109)に挿入されるメモリカードC(105)用のコントロールIC203、及びスロットD(108)に挿入されるメモリカードD(106)用のコントロールIC204の4つのコントロールICを有し、それぞれのスロットと対応するコントロールICとは個別に接続されている。また、201〜204の4つのコントロールICは、メモリカードの読み書きを制御するCPU102とCPUバス112で接続されている。
【0056】
この構成では、使用するメモリカードの種類数に対応した数のコントロールICが必要であるが、201〜204の4つのコントロールICを一体化して、共通メモリーコントロールIC101とすることも可能である。しかしながら、各スロットから出力されるインターフェース信号の数は、4つのICが別個であっても一体化されても同じであり、一体化されたコントロールICは端子数が膨大となり、パッケージが非常に大きくて高価なものとなる。
【0057】
図3の構成は、4つのスロット107〜110からの信号がいずれもセレクタ又はアイソレータ301に入力され、セレクタ又はアイソレータ301からの出力は共通メモリカードコントロールIC101に入力される。そして、例えば、最初に挿入されたメモリカードのインターフェース信号のみが共通メモリカードコントロールIC101に出力されるように、セレクタ又はアイソレータ301と共通メモリカードコントロールIC101とは、全てのメモリカードに対するインターフェース信号を兼用するように構成されている共通メモリカードインターフェースバス111で接続されている。
【0058】
この構成においては、共通メモリカードコントロールIC101の端子数は、A〜Dまでの4種類のメモリカードの中で最も信号数の多いメモリカードと同じ数だけあればよく、図2の構成と比べてICの端子数を大幅に低減することができる。しかしながら、スロットとメモリカードコントロールICとの間に、セレクタ又はアイソレータ301を必要とするため、コスト的にも不利である。
【0059】
図1は、本実施形態に係るダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【0060】
本実施形態のダイレクトプリンタにおいては、複数種類のメモリカードに対応可能であり、複数(上記実施形態では2つ)のスロットを備えているが、同時に挿入可能(すなわち、電気的に接続可能)なメモリカードの数が1つとなるように、メモリカードの排他機構を備えている。
【0061】
このため、各メモリカードから出力されるインターフェース信号は、共通メモリカードインターフェースバス111を介して共通メモリカードコントロールICに直接入力される。
【0062】
以上説明したように本実施形態によれば、複数種類のメモリカードを1つのコントローラ(共通メモリカードコントロールIC)で制御でき、構成を単純化できると共に複数のスロットと1つのコントローラとの間の配線が単純となる。従って、電子部品の実装基板の小型化が可能となり、装置全体のコスト及びサイズを低減することが可能となる。
【0063】
[その他の実施形態]
なお、上記実施形態では、スロット部に複数の記憶媒体にそれぞれ対応しており中心が互いにオフセットされた複数のスロットを設け、排他機構として、複数のスロットそれぞれの挿入口を有すると共にいずれか1つの挿入口に記憶媒体を挿入したときに、該記憶媒体のスロットに合わせてスライドするスライドカバーを採用したが、メモリカードの排他機構は、上記以外の機構としてもよく、プリンタの構成や対応するメモリカードの種類に応じて適宜適切な構成を採用することができる。
【0064】
例えば、排他機構の別の構成としては、スロット部に複数の記憶媒体にそれぞれ対応した複数のスロットを設ける構成において、複数のスロットのいずれか1つに対応する挿入口への記憶媒体の挿入に応じて、他のスロットの挿入口を塞ぐシャッタ機構や、挿入口の形状を複数種類の記憶媒体が挿入可能であり、かついずれか1つの記憶媒体を挿入した後には他の記憶媒体が挿入できない形状とすること等が考えられる。
【0065】
また、上記実施形態では、メモリカードとして、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、スマートメディアを例に挙げて説明したが、これ以外の半導体記憶素子を用いたメモリカード(SDカード、マルチメディアカード、xDピクチャカード等)を用いてもよい。
【0066】
上記の実施形態では、記録装置としてインクジェットプリンタを例に挙げて説明したが、本発明に係る記録装置としては、インクジェット方式以外の記録方式を採用したプリンタであってもよいことは当業者には容易に理解されよう。
【0067】
更に、上記実施形態ではメモリカードに格納された画像データを直接読み取って記録を実行する構成としたが、画像データの格納される記憶媒体としては上記で例示した半導体記憶素子を用いたメモリカードに限定されず、他のカード型の記憶媒体(例えば、カード状のハードディスク等)であってもよい。
【0068】
加えて、プリンタとホスト機器との接続についても、上記実施形態ではUSB或いはIEEE1284インタフェースを介して接続するものとしたが、IEEE1394、USB2、IrDA、ブルートゥースなどの他の規格のインタフェースを介して接続してもよい。
【0069】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数種類の記憶媒体を1つのコントローラで制御でき、構成を単純化できると共にスロット部とコントローラとの間の配線が単純となる。
【0071】
従って、電子部品の実装基板の小型化が可能となり、装置全体のコスト及びサイズを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】従来のダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来のダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るダイレクトプリンタの概観斜視図である。
【図5】図4のプリンタの操作パネルの概観図である。
【図6】図4のプリンタの制御に係る主要部の構成を示すブロック図である。
【図7】図4のプリンタのカードスロット部の構成を示す図である。
【図8】カードスロット部のスライドカバーを詳細に示す図である。
【図9】カードスロット部の排他機構を説明するための図である。
【図10】カードスロット部の排他機構を説明するための図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は記録装置に関し、特に、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置として、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等シート状の記録媒体に記録を行うプリンタが広く使用されている。
【0003】
プリンタの使用形態としては、パーソナルコンピュータなどのホスト機器と接続し、ホスト機器にインストールしたプリンタドライバによって、記録すべき画像や文字などのデータをプリンタでの記録に適した形態に処理し、制御データと共にプリンタに送信して記録を実行させるのが一般的である。
【0004】
近年、デジタルカメラが急速に普及しており、その形態も、1眼レフの銀塩カメラの交換レンズが使用できるものから、可搬性を重視した小型・軽量のものまで様々なタイプがあり、画像データを格納する記憶媒体として使用されるメモリカードも、形状及びインタフェース仕様の異なる様々なタイプのものが採用されている。
【0005】
デジタルカメラ等の画像入力機器が普及するにつれて、メモリカード等の画像データを格納する記憶媒体に対するインタフェースを有し、ホスト機器を介さずに記憶媒体から直接画像を読み取って記録を実行する、いわゆるダイレクトプリンタが注目されている。
【0006】
このようなダイレクトプリンタは、ホスト器機とも接続可能に構成されているものが多いが、プリンタにメモリカードが挿入されている場合には、メモリカードに格納された画像データを記録するために必要な処理は、全てプリンタ内で行なわれるように構成されている(例えば、特願2001−311956の明細書を参照)。
【0007】
従来、ダイレクトプリンタに対応するスロットが設けられていないメモリカードに格納された画像を記録する際には、ダイレクトプリンタが対応する仕様に合わせるべく、アダプタ等を介してスロットに挿入する必要があったが、最近は、様々なメモリカードの種類に対応すべく、複数種類のスロットを設けたダイレクトプリンタが増えている。
【0008】
このような複数種類のスロットを有するダイレクトプリンタでは、各スロットにメモリカードを同時に挿入可能に構成されているが、この場合にも同時に複数種類のメモリカードにアクセスすることは不可能であり、例えば最初に挿入されたメモリカードを優先する等の優先順位を設けてアクセスを行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数種類のメモリカードが同時に挿入可能な構成の場合、プリンタ内部には複数種類のメモリカードへのアクセスを制御するためのインターフェースをそれぞれ独立して備える必要がある。
【0010】
このため、それぞれのメモリカードとのインターフェースを制御するコントローラ(コントロールIC)をそれぞれ別個に設けたり、それぞれのメモリカードとのインタフェースを1つのコントローラで制御する場合には、それぞれのメモリカードとの信号の入出力のために、コントローラに多数の端子を設ける必要がある。
【0011】
また、コントローラの1つの端子に複数種類のメモリカードの制御信号を割当てる構成も考えられるが、この場合には同時に複数種類のメモリカードが挿入されても互いに電気的影響を受けないように、スロットからのインターフェース信号とコントローラの端子との間に、信号を選択するためのセレクタや、それぞれのスロットからの信号を分離するためのバッファを設ける必要がある。
【0012】
このように、複数種類のメモリカードが同時に挿入可能な構成とすると、部品点数の増大や配線の複雑化を招き、装置全体の構成が複雑となり、コスト及びサイズが増大してしまう。
【0013】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、形状及び仕様の異なる複数種類の記憶媒体を挿入するスロットを有する記録装置で、簡単な構成で複数種類の記憶媒体に対する制御を1つのコントローラで実行可能とすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の一態様としての記録装置は、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、前記記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置であって、
前記スロット部は、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体が挿入可能であり、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を備えている。
【0015】
すなわち、本発明では、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置において、スロット部に、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体を挿入可能とし、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を設ける。
【0016】
このようにすると、複数種類の記憶媒体を1つのコントローラで制御でき、構成を単純化できると共にスロット部とコントローラとの間の配線が単純となる。
【0017】
従って、電子部品の実装基板の小型化が可能となり、装置全体のコスト及びサイズを低減することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0019】
なお、以下に説明する実施形態では、記録装置としてインクジェット記録方式を用いたプリンタを用いた場合を例に挙げて説明する。
【0020】
本明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
【0021】
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0022】
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
【0023】
また、「接続」とは、2つの機器を物理的に繋ぐことのみならず、電気的に通信可能であることを意味し、用いられる機械的・物理的手段、インタフェースやプロトコル等は問わない。
【0024】
なお、上述のように、本発明は、記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、前記記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置であって、スロット部は、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体が挿入可能であり、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を備えている記録装置であるが、以下で説明する実施形態は次のような特徴をも有している。
【0025】
スロット部は前記複数の記憶媒体にそれぞれ対応しており中心が互いにオフセットされた複数のスロットを有し、排他機構は、複数のスロットそれぞれの挿入口を有すると共にいずれか1つの挿入口に記憶媒体を挿入するときに、該記憶媒体のスロットの位置に合わせてスライドするスライドカバーを含む。
【0026】
複数種類の記憶媒体は、半導体記憶素子を用いたメモリカード(例えば、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、スマートメディア、SDカード、マルチメディアカード、xDピクチャカード等)を含む。
【0027】
記録装置は、インクを吐出するインクジェット記録ヘッドによって記録媒体に記録を行う。
【0028】
図4は、本発明の実施形態に係るプリンタ1000の概観斜視図である。本実施形態のプリンタは、パーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器からデータを受信して記録を実行する、通常のPCプリンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に格納されている画像データを直接読み取って記録を実行する、ダイレクトプリンタとしての機能とを備えている。
【0029】
図4において、プリンタ1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、装置1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録媒体が排出可能となると共に、排出された記録媒体を順次積載し得るようになっている。また、排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、排出された記録媒体の支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
【0030】
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようになっている。
【0031】
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が押下可能に設けられている。
【0032】
また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。この操作パネル1010の構成については、図5を参照して詳しく後述する。1007は自動給送部で、シート状の記録媒体を装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、プリントヘッドと記録媒体との間隔を調整するためのレバーである。
【0033】
上ケース1002の左側にはカードスロット部1009が設けられており、本実施形態では各種のメモリカードを挿入可能なスロットとして3つのスロットを有しており、いずれかのスロットに挿入されたメモリカードに格納されている画像データを直接取り込んで記録することができる。メモリカードとしては、コンパクトフラッシュ(CFカード)、スマートメディア、メモリースティックに対応可能である。
【0034】
そして、本実施形態のプリンタは、上記の対応可能なメモリカードの内、いずれか1つのメモリカードだけをいずれかのスロットに挿入可能とすべく、スロット部1009がメモリカードの排他機構を備えている。具体的には、3つのスロットの中心を互いにオフセットして配置し、それぞれに対応した挿入口を有すると共にいずれか1つの挿入口にメモリカードを挿入したときに、該メモリカードのスロットに合わせてスライドするスライドカバーを備えている。
【0035】
以下、本実施形態のカードスロット部1009の構成と排他機構の仕組みについて、図7〜図10を参照して詳細に説明する。
【0036】
図7は、カードスロット部1009の構成を説明する図である。図示されたようにカードスロット部1009は、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、スメートメディアの3種類のメモリカードにそれぞれ対応したスロットが設けられており、挿入されたメモリカードとの電気的接触端子を有するコネクタ701と、3つのスロットに対応する7021、7022、70023の3つの挿入口を有し、左右にスライドするスライドカバー702とから構成されている。
【0037】
図8は、スライドカバー702の斜視図(a)及び各スロットの位置関係を示す図(b)である。スライドカバー702には、3つのスロットに対応して、7021、7022、7023の3つの挿入口が設けられているが、これら3つのスロットは(b)に示すように、互いに中心がオフセットされている。
【0038】
具体的には、コンパクトフラッシュに対応したスロットの中心は、スライドカバー702の中心と合っているが、メモリースティックに対応したスロットの中心は、左側にP1だけずれており、メモリースティックに対しては、スライドカバー702が左側に距離P1だけスライドした状態で挿入可能となる。一方、スマートメディアに対応したスロットの中心は、右側にP2だけずれており、スマートメディアに対しては、スライドカバー702が右側に距離P2だけスライドした状態で挿入可能となる。本実施形態では、P1=P2=1.5mmとした。
【0039】
図9及び図10は、スライドカバーによる排他機構を説明するための図である。図9は、コンパクトフラッシュを挿入した後にメモリースティック104を挿入する場合を示している。(a)はコンパクトフラッシュを挿入した状態を示し、スライドカバー702はコンパクトフラッシュのスロットに合わせた位置で固定されている。ここでメモリースティック104を挿入しようとすると、上述のように、コンパクトフラッシュのスロットの中心に対してメモリースティックのスロットの中心が左に1.5mmオフセットされているため、メモリースティック104の挿入口がメモリースティックのスロットと合っていない状態となり、(b)に示すように、メモリースティックの左側が、コネクタのハウジングと当たり、挿入できない。(c)は(b)の部分拡大図であり、メモリースティックとコネクタハウジングとの当接状態を示している。
【0040】
図10は、コンパクトフラッシュを挿入した後にスメートメディア105を挿入する場合を示している。(a)はコンパクトフラッシュを挿入した状態を示し、スライドカバー702はコンパクトフラッシュのスロットに合わせた位置で固定されている。この状態でスメートメディア105を挿入しようとすると、上述のように、コンパクトフラッシュのスロットの中心に対してスマートメディアのスロットの中心が右に1.5mmオフセットされているため、スマートメディア105の挿入口がスメートメディアのスロットと合っていない状態となり、(b)に示すように、スメートメディアの右側が、コネクタのハウジングと当たり、挿入できない。(c)は(b)の部分拡大図であり、スマートメディアとコネクタハウジングとの当接状態を示している。
【0041】
1011はビューワ(液晶表示部)で、この装置本体に着脱可能であり、メモリカードに格納されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1013は、ホスト機器を接続するためのUSBバスコネクタを示す。
【0042】
図5は、本実施形態に係るプリンタの操作パネル1010の構成を示す概観図である。
【0043】
図5において、液晶表示部1006には、その左右に記録されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。ここに表示される項目としては、記録したい範囲の先頭の画像データの番号〜指定コマ番号(開始/指定)〜記録を終了したい範囲の最後の画像データの番号(終了)、記録部数(部数)、記録に使用する記録媒体(用紙)の種類(用紙種類)、1枚の用紙に記録する写真の枚数設定(レイアウト)、記録の品位の指定(品位)、画像データの作成された日付を記録するかどうかの指定(日付記録)、画像データを補正して記録するかどうかの指定(画像補正)、記録に必要な用紙枚数の表示(用紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー2001を用いて選択、或いは指定される。
【0044】
また、ホスト機器が接続されていてホスト機器から本プリンタへのアクセスが可能な場合に、メモリカード内の画像データをホスト機器に転送することが可能である。
【0045】
2002はモードキーで、このキーを押下する毎に、記録の種類(インデックス記録、全コマ記録、1コマ記録等)を切り替えることができ、これに応じてLED2003の対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンスキーで、記録ヘッドのクリーニング等、プリンタのメンテナンスを行わせるためのキーである。2005は記録開始キーで、記録の開始を指示する時、或いはメンテナンスの設定を確定する際に押下される。2006は記録中止キーで、記録を中止させる時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下される。
【0046】
次に図6を参照して、本実施形態に係るプリンタの制御に係る主要部の構成を説明する。尚、この図6においては、前述の図面と共通する部分には同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
【0047】
図6において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)であり、メモリカード3011に記憶されている画像データを、ホスト機器を経由しないで記録する場合にプリンタエンジン3004との間のデータのやり取りを行うIEEE1284インターフェース部、PC3010との間でのデータのやり取りを行うUSBインターフェース部、操作パネル1010からの各種操作信号を入力したり、表示部1006への表示データの出力などを行う操作パネル・インターフェース部、ビューワ1011への画像データの表示を制御するビューワ・インターフェース部、各種スイッチやLED4009等との間のインターフェースを制御するインターフェース部、CPU3002との間でのデータのやり取りの制御を行うCPUインターフェース部等を有し、各部は内部バス(ASICバス)で接続されている。
【0048】
3002はCPUで、システム制御及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を実行する。3003はメモリで、CPU3002の制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア、画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するワークエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を記録するインクジェットプリンタ用のプリンタエンジンが搭載されている。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。
【0049】
3005はメモリカードコントロール部で、CPU3002からの命令に基づいて、スロット部1009に挿入されたメモリカード3011に格納されている画像データを読み取ったり、或いはメモリカード3011へのデータの書き込み等を行う。
【0050】
3008はUSBバスハブ(USB HUB)で、このプリンタ1000がホスト機器として接続されたPC3010からの記録データに基づいて記録を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USBバス3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って記録を実行することが出来る。すなわち、この場合本プリンタは一般的なPCプリンタとして機能する。3009は電源コネクタで、電源パック3013によって商用AC電源から変換された直流電圧が入力される。
【0051】
PC3010はホスト機器として接続されている一般的なパーソナルコンピュータであり、本実施形態のプリンタに対応して、通常のPCプリンタモードでの処理を行なうプリンタドライバがインストールされている。3011は前述したメモリカードである。
【0052】
尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSBバス3021又はIEEE1284バス3022を介して行われる。
【0053】
以下、上記のような構成のダイレクトプリンタにおける、メモリカードに関する制御構成について、従来例と本実施形態とを比較して説明する。なお、ここでは、形状及び仕様の異なる4種類のメモリカード103〜106(メモリカードA〜D)と、各メモリカードに対応したスロット107〜110(スロットA〜D)とを有する構成における制御構成について説明する。
【0054】
図2及び図3は、従来のダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【0055】
図2の構成は、スロットA(107)に挿入されるメモリカードA(103)用のコントロールIC201、スロットB(108)に挿入されるメモリカードB(104)用のコントロールIC202、スロットC(109)に挿入されるメモリカードC(105)用のコントロールIC203、及びスロットD(108)に挿入されるメモリカードD(106)用のコントロールIC204の4つのコントロールICを有し、それぞれのスロットと対応するコントロールICとは個別に接続されている。また、201〜204の4つのコントロールICは、メモリカードの読み書きを制御するCPU102とCPUバス112で接続されている。
【0056】
この構成では、使用するメモリカードの種類数に対応した数のコントロールICが必要であるが、201〜204の4つのコントロールICを一体化して、共通メモリーコントロールIC101とすることも可能である。しかしながら、各スロットから出力されるインターフェース信号の数は、4つのICが別個であっても一体化されても同じであり、一体化されたコントロールICは端子数が膨大となり、パッケージが非常に大きくて高価なものとなる。
【0057】
図3の構成は、4つのスロット107〜110からの信号がいずれもセレクタ又はアイソレータ301に入力され、セレクタ又はアイソレータ301からの出力は共通メモリカードコントロールIC101に入力される。そして、例えば、最初に挿入されたメモリカードのインターフェース信号のみが共通メモリカードコントロールIC101に出力されるように、セレクタ又はアイソレータ301と共通メモリカードコントロールIC101とは、全てのメモリカードに対するインターフェース信号を兼用するように構成されている共通メモリカードインターフェースバス111で接続されている。
【0058】
この構成においては、共通メモリカードコントロールIC101の端子数は、A〜Dまでの4種類のメモリカードの中で最も信号数の多いメモリカードと同じ数だけあればよく、図2の構成と比べてICの端子数を大幅に低減することができる。しかしながら、スロットとメモリカードコントロールICとの間に、セレクタ又はアイソレータ301を必要とするため、コスト的にも不利である。
【0059】
図1は、本実施形態に係るダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【0060】
本実施形態のダイレクトプリンタにおいては、複数種類のメモリカードに対応可能であり、複数(上記実施形態では2つ)のスロットを備えているが、同時に挿入可能(すなわち、電気的に接続可能)なメモリカードの数が1つとなるように、メモリカードの排他機構を備えている。
【0061】
このため、各メモリカードから出力されるインターフェース信号は、共通メモリカードインターフェースバス111を介して共通メモリカードコントロールICに直接入力される。
【0062】
以上説明したように本実施形態によれば、複数種類のメモリカードを1つのコントローラ(共通メモリカードコントロールIC)で制御でき、構成を単純化できると共に複数のスロットと1つのコントローラとの間の配線が単純となる。従って、電子部品の実装基板の小型化が可能となり、装置全体のコスト及びサイズを低減することが可能となる。
【0063】
[その他の実施形態]
なお、上記実施形態では、スロット部に複数の記憶媒体にそれぞれ対応しており中心が互いにオフセットされた複数のスロットを設け、排他機構として、複数のスロットそれぞれの挿入口を有すると共にいずれか1つの挿入口に記憶媒体を挿入したときに、該記憶媒体のスロットに合わせてスライドするスライドカバーを採用したが、メモリカードの排他機構は、上記以外の機構としてもよく、プリンタの構成や対応するメモリカードの種類に応じて適宜適切な構成を採用することができる。
【0064】
例えば、排他機構の別の構成としては、スロット部に複数の記憶媒体にそれぞれ対応した複数のスロットを設ける構成において、複数のスロットのいずれか1つに対応する挿入口への記憶媒体の挿入に応じて、他のスロットの挿入口を塞ぐシャッタ機構や、挿入口の形状を複数種類の記憶媒体が挿入可能であり、かついずれか1つの記憶媒体を挿入した後には他の記憶媒体が挿入できない形状とすること等が考えられる。
【0065】
また、上記実施形態では、メモリカードとして、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、スマートメディアを例に挙げて説明したが、これ以外の半導体記憶素子を用いたメモリカード(SDカード、マルチメディアカード、xDピクチャカード等)を用いてもよい。
【0066】
上記の実施形態では、記録装置としてインクジェットプリンタを例に挙げて説明したが、本発明に係る記録装置としては、インクジェット方式以外の記録方式を採用したプリンタであってもよいことは当業者には容易に理解されよう。
【0067】
更に、上記実施形態ではメモリカードに格納された画像データを直接読み取って記録を実行する構成としたが、画像データの格納される記憶媒体としては上記で例示した半導体記憶素子を用いたメモリカードに限定されず、他のカード型の記憶媒体(例えば、カード状のハードディスク等)であってもよい。
【0068】
加えて、プリンタとホスト機器との接続についても、上記実施形態ではUSB或いはIEEE1284インタフェースを介して接続するものとしたが、IEEE1394、USB2、IrDA、ブルートゥースなどの他の規格のインタフェースを介して接続してもよい。
【0069】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数種類の記憶媒体を1つのコントローラで制御でき、構成を単純化できると共にスロット部とコントローラとの間の配線が単純となる。
【0071】
従って、電子部品の実装基板の小型化が可能となり、装置全体のコスト及びサイズを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】従来のダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来のダイレクトプリンタにおける、メモリカード制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るダイレクトプリンタの概観斜視図である。
【図5】図4のプリンタの操作パネルの概観図である。
【図6】図4のプリンタの制御に係る主要部の構成を示すブロック図である。
【図7】図4のプリンタのカードスロット部の構成を示す図である。
【図8】カードスロット部のスライドカバーを詳細に示す図である。
【図9】カードスロット部の排他機構を説明するための図である。
【図10】カードスロット部の排他機構を説明するための図である。
Claims (1)
- 記憶媒体を挿入可能なスロット部と、該スロット部に挿入された記憶媒体に格納されたデータにアクセスするためのインタフェースとを備え、前記記憶媒体に格納された画像データの記録が可能な記録装置であって、
前記スロット部は、形状及びインターフェース仕様の異なる複数種類の記憶媒体が挿入可能であり、かつ、同時に挿入可能な記憶媒体を1つに制限する排他機構を備えていることを特徴とする記録装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008059238A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Brother Ind Ltd | 通信システム及びそれに使用するプリンタ |
US8817295B2 (en) | 2006-08-31 | 2014-08-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication system and printer therefor |
-
2003
- 2003-02-26 JP JP2003049968A patent/JP2004259059A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8817295B2 (en) | 2006-08-31 | 2014-08-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication system and printer therefor |
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