JP2006072525A - 記録システム、記録装置及び記録装置の外部メモリ管理方法 - Google Patents

記録システム、記録装置及び記録装置の外部メモリ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 メモリカードなどの外部メモリを挿入可能な記録装置において、外部メモリが挿入されているときに、空き領域を有効に利用して処理の効率を向上させる。
【解決手段】 プリンタドライバで複数部の記録が指示されたとき、挿入された外部メモリの使用可能な容量が所定量以上であるか否かを判定し(S203)、外部メモリの使用可能な容量が所定量以上であると判定されたときに、外部メモリを使用する用に通知し(S204)、記録装置側では、メモリ管理部を介して外部メモリを記録装置のバッファとして使用する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録システム、記録装置及び記録装置の外部メモリ管理方法に関し、より詳細には、記録ヘッドを記録媒体上で走査させて記録を行ない、記憶媒体を挿入可能なスロット、及び該スロットに挿入された記憶媒体へのアクセスを管理するメモリ管理部を有する記録装置における記憶媒体への格納の制御に関するものである。
例えばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置として、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等シート状の記録媒体に記録を行うプリンタが広く使用されている。
プリンタの記録方式としては様々な方式が知られているが、用紙等の記録媒体に非接触記録が可能である、カラー化が容易である、静粛性に富む、等の理由でインクジェット方式が近年特に注目されており、又その構成としては、所望される記録情報に応じてインクを吐出する記録ヘッドを用紙等の記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復走査させながら記録を行なうシリアル記録方式が安価で小型化が容易などの点から一般的に広く用いられている。
一般的なシリアル型のインクジェットプリンタに接続されたPCなどのホスト機器において、実行中のアプリケーションから記録が指示されると、プリンタドライバによって記録が指示された画像や文字などがプリンタ用の画像データに変換され、スプーラを経由して各種設定情報などの制御データと共にプリンタに送信される。
プリンタは受信した制御データに従って設定を行い、画像データから記録ヘッドの駆動に対応した記録データを生成し、記録ヘッドを移動させる間に記録データに従って記録ヘッドを駆動することで記録(走査)を行い、走査と記録媒体(用紙)の搬送とを交互に行なって1枚の記録媒体に記録が行われる。
また、最近はデジタルカメラなどの普及に伴い、PCなどのホスト機器を経由せずにデジタルカメラを直接接続して、あるいはメモリカードなどを挿入して記録することが可能なプリンタも多数提案されている(特許文献1)。
近年、プリンタは記録解像度の向上や使用するインクの種類を増やすことにより高画質化が進んでいるが、これに伴い、ホスト機器から受信する画像データや内部で生成する記録データのサイズも増大する傾向にある。
特開2003−200621号公報
シリアル型のプリンタでは、走査を繰り返して記録を行うため、記録媒体1枚分の画像データや記録データを格納する必要はない。このため、画像データや記録データを格納するメモリの容量を小さくして、装置全体のコストを抑制している。
しかしながら、画像データや記録データを格納するメモリの容量を小さくすると、例えば、同じものを複数部記録するように指定された場合、ホスト機器から同じ画像データを繰り返し受信し、同じ記録データを繰り返し生成する必要がある。
上記のようにホスト機器から受信する画像データのサイズは増大しているため、このような場合にはホスト機器(プリンタドライバ)の負荷も増大してしまう。
本発明は以上のような状況に鑑みてなされたものであり、メモリカードなどの記憶媒体を挿入可能な記録装置において、記憶媒体が挿入されているときに、該記憶媒体の空き領域を有効に利用して処理の効率を向上させることを目的とする。
上記目的を達成する本発明の一態様としての記録システムは、記録ヘッドを記録媒体上で走査させて記録を行ない、記憶媒体を挿入可能なスロット、及び該スロットに挿入された記憶媒体へのアクセスを管理するメモリ管理部を有する記録装置と、該記録装置に接続され、前記記録装置に対応したプリンタドライバがインストールされたホスト機器とを含む記録システムであって、
前記ホスト機器が、
前記メモリ管理部を介して記憶媒体の使用可能な容量に関する情報を取得し、前記容量が所定量以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であると判定されたときに、前記記憶媒体を前記記録装置のバッファとして使用するように前記記録装置に通知する通知手段と、を備え、
前記記録装置が、
前記ホスト機器から前記通知を受信したときに、前記記憶媒体をバッファとして使用する外部格納手段、を備えている。
上記目的を達成する本発明の別の態様としての記録装置は、記録ヘッドを記録媒体上で走査させて記録を行なう記録装置であって、
記憶媒体を挿入可能なスロットと、
該スロットに挿入された記憶媒体へのアクセスを管理するメモリ管理部と、
前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であると判定されたときに、前記メモリ管理部を介して前記記憶媒体を前記記録装置のバッファとして使用する外部格納手段と、を備えている。
すなわち、本発明では、記録ヘッドを記録媒体上で走査させて記録を行ない、記憶媒体を挿入可能なスロット、及び該スロットに挿入された記憶媒体へのアクセスを管理するメモリ管理部を有する記録装置において、記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であるか否かを判定し、記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であると判定されたときに、メモリ管理部を介して記憶媒体を記録装置のバッファとして使用する。
このようにすると、外部スロットに挿入された記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であるときに、該記憶媒体を記憶装置のバッファとして使用するので、記録装置内部のバッファを使用するよりも、バッファサイズが大きくなり、記録装置内部のメモリ容量が小さい場合でも、同じデータを繰り返して格納するような無駄をなくすことができる。
従って、記録装置のコストを増大させずに処理の効率を向上させることができる。
なお、外部格納手段が、記憶媒体を、接続された機器から送信されたデータを格納する受信バッファとして使用すると、同じデータを繰り返して送受信するようなことが避けられるので、接続された機器との通信が効率化される。
外部格納手段が、記憶媒体を、接続された機器から送信されたデータに基づいて生成した記録データを格納する記録バッファとして使用すると、同じ記録データを繰り返して生成することが避けられるので、記録装置内部での処理が効率化される。
複数部の記録を指示されたときにのみ判定手段及び通知手段を動作させるようにしてもよい。
また、上記の目的は、上記の記録システム又は記録装置の各手段に対応した工程を有する記録装置の外部メモリ管理方法、該外部メモリ管理方法をコンピュータ装置に実行させるコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを格納した記憶媒体によっても達成される。
本発明によれば、外部スロットに挿入された記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であるときに、該記憶媒体を記憶装置のバッファとして使用するので、記録装置内部のバッファを使用するよりも、バッファサイズが大きくなり、記録装置内部のメモリ容量が小さい場合でも、同じデータを繰り返して格納するような無駄をなくすことができる。
従って、記録装置のコストを増大させずに処理の効率を向上させることができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、以下に説明する実施形態では、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用いた記録装置を例に挙げて説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
<記録装置の概略説明>
図4は、本発明の実施の形態に係る記録装置(以下、PDプリンタ装置)1000の概観斜視図である。
このPDプリンタ装置装置1000では、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信してプリント(記録)したり、メモリカードなどの記憶媒体に記憶されている画像データを直接読取ってプリント(記録)したり、或いはデジタルカメラからの画像データを受信してプリント(記録)を行うことができる。
図4において、本実施の形態に係るPDプリンタ装置1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、PDプリンタ装置1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されている。
さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録シートが排出可能となると共に、排出された記録シートを順次積載し得るようになっている。また、排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようになっている。
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が押下可能に設けられている。また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。1007は自動給送部で、記録シートを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、記録ヘッドと記録シートとの間隔を調整するためのレバーである。
1009はカードスロットで、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入され、このアダプタを介してメモリカードに記憶されている画像データを直接取り込んで記録することができる。このメモリカードとしては、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)メモリ、スマートメディア、メモリスティック等がある。
1011はビューワ(液晶表示部)で、この記録装置(PDプリンタ装置)1000の本体に着脱可能であり、メモリカードに記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1012は後述するデジタルカメラを接続するための端子、1013は、パーソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBバスコネクタを示す。
<記録装置の制御構成>
次に図5を参照して、本実施形態に係るプリンタの制御に係る主要部の構成を説明する。尚、この図5においては、前述の図面と共通する部分には同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
図5において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)であり、接続端子1012を介して接続されたデジタルカメラに記憶されている画像データを記録する場合にプリンタエンジン3004との間のデータのやり取りを行うカメラインターフェース部、PC3010との間でのデータのやり取りを行うUSBインターフェース部、操作パネル1010からの各種操作信号を入力したり、表示部1006への表示データの出力などを行う操作パネル・インターフェース部、ビューワ1011への画像データの表示を制御するビューワ・インターフェース部、各種スイッチやLED4009等との間のインターフェースを制御するインターフェース部、CPU3002との間でのデータのやり取りの制御を行うCPUインターフェース部等を有し、各部は内部バス(ASICバス)で接続されている。
3002はCPUで、システム制御及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を実行する。3003はメモリで、CPU3002の制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア、画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するワークエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を記録するインクジェットプリンタ用のプリンタエンジンが搭載されている。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。
3005はメモリカードコントロール部で、CPU3002からの命令に基づいて、スロット部1009に挿入されたメモリカード3011に格納されている画像データを読み取ったり、或いはメモリカード3011へのデータの書き込み等を行う。
3008はUSBバスハブ(USB HUB)で、このプリンタ1000がホスト機器として接続されたPC3010からの記録データに基づいて記録を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USBバス3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って記録を実行することが出来る。すなわち、この場合本プリンタは一般的なPCプリンタとして機能する。3009は電源コネクタで、電源パック3013によって商用AC電源から変換された直流電圧が入力される。
PC3010はホスト機器として接続されている一般的なパーソナルコンピュータであり、本実施形態のプリンタに対応して、通常のPCプリンタモードでの処理を行なうプリンタドライバがインストールされている。3011は前述したメモリカードである。
尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSBバス3021又はIEEE1284バス3022を介して行われる。
<記録実行の際の処理>
以下、ホスト機器(PC)でアプリケーションを実行中に記録を指示した時の処理の流れについて、図1を参照して説明する。図1は、ホスト機器100及びプリンタ200内での処理を機能ブロックで示す図である。
なお図1のプリンタ200内の各部と図5の構成要素との対応を説明すると、受信バッファ201、記録バッファ204、及び送信バッファ208はメモリ3003に対応し、データ解釈部202、データ展開部203、プリンタ制御部206及びステータス生成部207はCPU3002に対応し、記録部205はプリンタエンジン3004、外部メモリ209はメモリカード3011、メモリ管理部210はメモリカードコントロール部3005にそれぞれ対応している。
記録が指示されたジョブはアプリケーション101からプリンタドライバ102に渡され、そこで色処理や二値化処理などの画像処理が施され、プリンタ用の画像データ及び制御データに変換される。変換後のデータはスプーラ103に送られる。スプーラ103のデータはLM(ランゲージモニタ)104、ポートドライバ106を経由してプリンタ200に送信される。
LM104とは、ポートドライバ106とステータスモニタ105との間に介在し、ポート書き込みエラーに加え、カートリッジミスマッチ、インク無などのプリンタ200から送信されたステータス情報もモニターして、ステータスモニタに情報を渡すとともに自らもエラーダイアログを出すモジュールである。
プリンタ200では受信したデータは受信バッファ201に一旦格納され、データ解釈部202にて画像データなのか、その他プリンタ制御データなのかを判断し、画像データはデータ展開部203にて記録データに展開され記録バッファ204に送られ、その後、プリンタ制御部206の制御の下、記録部205にて実際に記録が行なわれる。
また、記録中はホスト側でプリンタの状態を監視する機能があり、その為、ステータスモニタ105からのステータス要求を受信すると、データ解釈部202からステータス生成部207へステータス情報生成の命令が行なわれる。ステータス生成部で生成されたステータス情報は送信バッファ208を経てポートドライバ106、LM104経由でステータスモニタ105に送られる。
ステータスモニタ105では受け取ったステータス情報を表示し、ユーザにプリンタの状態を知らせることが出来る。
<外部メモリを使用した記録処理>
以下、本実施形態のプリンタで、スロット部1009に挿入されたメモリカード3011を外部メモリとして使用する記録処理の流れについて説明する。
プリンタドライバなどの設定画面で複数部の記録が指示された場合、プリンタドライバ102はプリンタ200から外部メモリの有無(メモリカードが挿入されているか否か)、ならびに外部メモリがある場合にはその空き容量をLM104を介してプリンタ200からステータス情報として取得する。
そしてプリンタドライバはステータス情報を解釈し、外部メモリの使用可能な容量が、所定の容量、例えば、1ページ分の画像データを格納できる容量以上である(足りる)場合には、外部メモリを利用するモード設定とし、その旨をプリンタ200に通知する。外部メモリを使用するモードではプリンタドライバは部数通知をプリンタ200に対して行い、プリンタへ送信する画像データを1部のみ作成する。
一方、プリンタ200側では、プリンタドライバから外部メモリの使用が通知されると、データ格納場所として外部メモリ209を設定し、ホスト機器100から受信した画像データを外部メモリ209に格納する。そして、データ解釈部202は、外部メモリ209から画像データを読み出し、データ展開して記録データを生成し記録バッファ204に格納し、プリンタ制御部206により印刷部205を制御して記録を実行する。指定された部数分の記録を行った後、外部メモリ209を開放して終了する。外部メモリの読み書き等の管理はメモリ管理部210が行う。
ここで、本実施形態における記録の際の処理について図2及び図3のフローチャートを参照して再度説明する。なお、図2のフローチャートはプリンタドライバ(ホスト機器)側の処理を示し、図3のフローチャートはプリンタ側の処理を示している。
図2を参照してプリンタドライバ側での処理について説明すると、まず、記録部数が複数であるのか否かを判定し(ステップS201)、複数部記録であればメモリ管理部210により外部メモリ209にアクセスして空き容量(使用可能な容量)を調べる(ステップS202)。
外部メモリ209の空き容量が所定の容量以上であるか否かを判定し(ステップS203)、所定の容量以上であれば、外部メモリを使用するモードに設定し、その旨プリンタに通知する(ステップS204)。そして、プリンタに記録部数を通知し(ステップS205)、プリンタドライバ内で画像データを作成するのは1回であるので、内部の変数である部数:N=1に設定する(ステップS206)。
ステップS203で、外部メモリ209の空き容量が所定の容量未満であると判定された場合には、内部の変数である部数をNに設定する(ステップS207)。
また、ステップS201で記録部数が複数でないと判定された場合には、内部の変数である部数:N=1に設定する(ステップS209)。
以降の処理は全ての場合で同様であり、プリンタに送信する画像データを作成し(ステップS208)、プリンタに画像データと制御データを送信し(ステップS210)、記録部数の変数Nを1だけデクリメントし(ステップS211)、記録部数Nが0となったか否かを判定し(ステップS212)、Nが0でなければステップS208以降の処理を繰り返し、Nが0であれば処理を終了する。
図3を参照してプリンタ側の処理を説明すると、まず、外部メモリを使用する旨、プリンタドライバから通知されたか否かを判定し(ステップS301)、使用する場合には、プリンタドライバからステップS205で通知された部数を変数Nに設定し(ステップS302)、受信データの格納場所を外部メモリに設定し(ステップS303)、ホスト機器から受信したデータを外部メモリに格納する(ステップS304)。
ステップS301で外部メモリを使用しないと判定された場合には、記録部数の変数Nを1に設定し(ステップS305)、受信データの格納場所を受信バッファ201に設定する(ステップS306)。
以降の処理はいずれの場合でも同様であり、受信したデータを解析し(ステップS307)、画像データを展開して記録データを生成し(ステップS308)、記録を実行し(ステップS309)、1部の記録ジョブが終了したか否かを判定し(ステップS310)、終了した場合には部数Nを1だけデクリメントし(ステップS311)、部数Nが0となったか否かを判定する(ステップS312)。
ステップS310でジョブが終了していないと判定された場合、及びステップS312で部数Nがまだ0でないと判定された場合には、ステップS307に戻り以降の処理を繰り返す。
ステップS312で部数が0となったと判定された場合には、メモリ管理部210により外部メモリ209の使用した領域をクリアして開放し(ステップS3131)、処理を終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、複数部の記録実行の際にプリンタに挿入された外部メモリ(メモリカード)の使用可能な容量が所定の容量以上であれば、外部メモリにプリンタドライバから送信されたデータを格納し、同じデータをプリンタドライバから繰り返して送信せずに複数部の記録を実行する。
このため、プリンタドライバでの処理が軽減され、あわせてプリンタへ送信するデータ量も減少するため、ホスト機器とプリンタ間のデータ通信の負荷も軽減される。
<変形例>
上記の実施形態では外部メモリ(メモリカード)を受信データの格納場所として使用するか否かの判定をプリンタドライバ側で行ったが、プリンタ側で行い、その情報をステータス情報としてプリンタドライバに通知するようにしてもよい。
その場合、外部メモリが挿入されたことを認識したときにその使用可能な容量を調べて外部メモリを受信データの格納場所として使用できるか否かを判定するようにしてもよい。
また、外部メモリを受信データの格納場所として使用するか否かを、事前にあるいは記録が指示されたときに、プリンタドライバの画面やプリンタの表示パネルなどによってユーザが選択するようにしても良い。
上記の実施形態では、外部メモリにホスト機器から受信したデータを格納するものとしたが、プリンタ内部で生成した記録データを格納するようにしても良い。このようにすると、プリンタ内部での記録データの生成処理が一度で済むこととなる。更には、外部メモリの使用可能な容量がかなり大きい場合には、受信したデータと記録データの両方を外部メモリに格納するようにしても良い。
なお、上記の実施形態では、複数部記録を行なう際にのみ、外部メモリを使用するものとしたが、例えば、ホスト機器から送信されるデータ量がプリンタ内部の受信バッファの容量よりも大きい場合などにも外部メモリを受信したデータの格納場所として使用するようにすれば、ホスト側からのデータ転送を効率的に行なうことができ、有効である。
また、上記の実施形態ではホスト機器から送信されたデータに従って記録を実行する場合を例にあげて説明したが、接続されたデジタルカメラ内の記憶媒体に格納された画像を記録する場合や、挿入されたメモリカード内に格納された画像データを記録する場合についても本発明は同様に適用することができる。
<他の実施形態>
本発明は、複数の機器から構成される記録システムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる記録装置に適用しても良い。また、記憶媒体としては、カード状のメモリカードを例にして説明したが、記憶媒体の形状はカード状に限定するものではない。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(本実施形態では図2及び図3に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
記録の際の処理の流れを示す図である。 ホスト側での処理を示すフローチャートである プリンタ側での処理をフローチャートである。 実施形態のプリンタの外観斜視図である。 図4のプリンタの制御構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 ホスト
101 アプリケーション
102 プリンタドライバ
103 スプーラ
104 LM
105 ステータスモニタ
106 ポートドライバ
200 プリンタ
201 受信バッファ
202 データ解釈部
203 データ展開部
204 記録バッファ
205 記録部
206 プリンタ制御部
207 ステータス生成部
208 送信バッファ
209 外部メモリ
210 メモリ管理部

Claims (11)

  1. 記録ヘッドを記録媒体上で走査させて記録を行ない、記憶媒体を挿入可能なスロット、及び該スロットに挿入された記憶媒体へのアクセスを管理するメモリ管理部を有する記録装置と、該記録装置に接続され、前記記録装置に対応したプリンタドライバがインストールされたホスト機器とを含む記録システムであって、
    前記ホスト機器が、
    前記メモリ管理部を介して記憶媒体の使用可能な容量に関する情報を取得し、前記容量が所定量以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であると判定されたときに、前記記憶媒体を前記記録装置のバッファとして使用するように前記記録装置に通知する通知手段と、を備え、
    前記記録装置が、
    前記ホスト機器から前記通知を受信したときに、前記記憶媒体をバッファとして使用する外部格納手段、を備えることを特徴とする記録システム。
  2. 前記外部格納手段は、前記記憶媒体を、接続された機器から送信されたデータを格納する受信バッファとして使用することを特徴とする請求項1に記載の記録システム。
  3. 前記外部格納手段は、前記記憶媒体を、接続された機器から送信されたデータに基づいて生成した記録データを格納する記録バッファとして使用することを特徴とする請求項1に記載の記録システム。
  4. 前記ホスト機器は、複数部の記録を指示されたときにのみ前記判定手段及び前記通知手段を動作させるように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録システム。
  5. 記録ヘッドを記録媒体上で走査させて記録を行なう記録装置であって、
    記憶媒体を挿入可能なスロットと、
    該スロットに挿入された記憶媒体へのアクセスを管理するメモリ管理部と、
    前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であると判定されたときに、前記メモリ管理部を介して前記記憶媒体を前記記録装置のバッファとして使用する外部格納手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
  6. 前記外部格納手段は、前記記憶媒体を、接続された機器から送信されたデータを格納する受信バッファとして使用することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記外部格納手段は、前記記憶媒体を、接続された機器から送信されたデータに基づいて生成した記録データを格納する記録バッファとして使用することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 複数部の記録を指示されたときにのみ前記判定手段及び前記通知手段を動作させることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記接続された機器が、前記記録装置に対応したプリンタドライバがインストールされたコンピュータ装置であることを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記接続された機器が、デジタルカメラであることを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 記録ヘッドを記録媒体上で走査させて記録を行ない、記憶媒体を挿入可能なスロット、及び該スロットに挿入された記憶媒体へのアクセスを管理するメモリ管理部を有する記録装置の外部メモリ管理方法であって、
    前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で前記記憶媒体の使用可能な容量が所定量以上であると判定されたときに、前記メモリ管理部を介して前記記憶媒体を前記記録装置のバッファとして使用する外部格納工程と、を備えることを特徴とする記録装置の外部メモリ管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016049698A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 シャープ株式会社 印刷装置及び印刷システム
US10127482B2 (en) 2015-11-09 2018-11-13 Seiko Epson Corporation Printing system including automatic status transmission function and control device and control method thereof

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