JP2001253146A - 印刷処理装置 - Google Patents

印刷処理装置

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JP2001253146A
JP2001253146A JP2000068922A JP2000068922A JP2001253146A JP 2001253146 A JP2001253146 A JP 2001253146A JP 2000068922 A JP2000068922 A JP 2000068922A JP 2000068922 A JP2000068922 A JP 2000068922A JP 2001253146 A JP2001253146 A JP 2001253146A
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printing
operation mode
processing apparatus
print processing
mode
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JP2000068922A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yoshinobu
誠一 吉信
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷待機状態から復帰する際に不必要な動作
モードの切換を排除して全印刷時間の短縮化を図るこ
と。 【解決手段】 複数の動作モードを切換えて印刷を行う
印刷処理装置であって、ページデータを入力する入力手
段101と、ページデータを蓄積する蓄積手段102
と、複数の切換可能な動作モードを有し、蓄積されたペ
ージデータを記録媒体に印刷する印刷手段104と、印
刷手段104の印刷時における動作モードを設定すると
共に、設定した動作モードの頻度を記憶する制御手段1
06とを備え、制御手段106は、設定した頻度が最も
高い動作モードを抽出し、この抽出した動作モードを印
刷待機時における印刷手段104の動作モードに設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の動作モード
を有する印刷処理装置に関し、特に、印刷待機時におけ
る動作モードを設定して全印刷時間の短縮化を図った印
刷処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーモードと白黒モードとの2
つの印刷モードを有する印刷処理装置が、例えば、特開
平11−295955号公報に開示されている。この印
刷処理装置は、印刷終了後、一定時間経過後に印刷待機
状態へ移行するように設定されている。印刷待機状態へ
移行する際、この印刷処理装置では、それまで印刷する
ために設定されていた印刷モードに関わらず、予め装置
に設定されている印刷モードに移行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動作モ
ードの切換には多少の時間がかかるため、印刷待機状態
から復帰後、最初に実行するジョブの動作モードと印刷
待機状態の動作モードとが異なる場合には、動作モード
の切換が発生し、全印刷時間が増加してしまう。
【0004】例えば、白黒モードとカラーモードとの2
つの動作モードを有する印刷処理装置において、印刷待
機状態では常に白黒モードとなるように設定されている
とする。このような印刷処理装置では、ユーザが白黒モ
ードよりもカラーモードを多く使用する場合、不必要な
動作モードの切換が生じ、全印刷時間が増大するという
問題がある。すなわち、一つのジョブがカラーモードで
印刷された後、一定時間経過後に印刷待機状態に移行す
るが、この際、予め印刷待機時における動作モードが白
黒モードに決められているため、それまで印刷するため
に設定されていた動作モードに関わらず、常に白黒モー
ドに移行する。このため、再びユーザがカラーモードで
印刷をしようとする場合、待機状態から復帰時におい
て、白黒モードからカラーモードへのモード切換が生じ
る。このモード切換では、白黒ドラムを持ち上げ、カラ
ードラムを降ろし、カラードラム調整後にユーザジョブ
の印刷を再開する。このように印刷装置作成ジョブを実
行する前に動作モードの切換が行われると、全印刷時間
が増加してしまう。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、印刷待機状態から復帰する際に不必要な
動作モードの切換を排除して全印刷時間の短縮化を図る
ことができる印刷処理装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の印刷処理
装置の発明は、複数の動作モードを切換えて印刷を行う
印刷処理装置であって、ページデータを入力する入力手
段と、ページデータを蓄積する蓄積手段と、複数の切換
可能な動作モードを有し、蓄積されたページデータを記
録媒体に印刷する印刷手段と、印刷手段の印刷時におけ
る動作モードを設定する制御手段とを有し、印刷待機時
における印刷手段の動作モードが設定可能である構成を
採る。
【0007】このように、印刷待機時における印刷手段
の動作モードを自由に設定できるため、例えばオペレー
タが良く使用する動作モードを、印刷待機時における動
作モードとして手動又は自動で設定することができる。
これにより、印刷待機状態から復帰時における不必要な
モード切換が排除される。その結果、待機状態から復帰
後に最初に実行するユーザジョブのスループットを向上
させ、全印刷時間の縮小化を図ることが可能となる。
【0008】請求項2記載の印刷処理装置の発明は、複
数の動作モードを切換えて印刷を行う印刷処理装置であ
って、ページデータを入力する入力手段と、ページデー
タを蓄積する蓄積手段と、複数の切換可能な動作モード
を有し、蓄積されたページデータを記録媒体に印刷する
印刷手段と、印刷手段の印刷時における動作モードを設
定すると共に、設定した動作モードの頻度を記憶する制
御手段とを備え、制御手段は、設定した頻度が最も高い
動作モードを抽出し、この抽出した動作モードを印刷待
機時における印刷手段の動作モードに設定する構成を採
る。
【0009】このように、印刷時に設定される頻度が最
も高い動作モードを印刷待機時の動作モードとして設定
するので、不必要なモード切換が排除され、待機状態か
ら復帰後に最初に実行するユーザジョブのスループット
を向上させ、全印刷時間の縮小化を図ることが可能とな
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の印
刷処理装置において、制御手段は、ページデータの先頭
ページについて、先頭ページの印刷時に設定した動作モ
ードの頻度が最も高い動作モードを抽出し、この抽出し
た動作モードを印刷待機時における印刷手段の動作モー
ドに設定する構成を採る。
【0011】このように、ページデータの先頭ページの
印刷時に設定した動作モードの頻度が最も高い動作モー
ドを印刷待機時の動作モードとして設定するので、ペー
ジデータの最初のページを印刷する際に、不必要なモー
ド切換が排除され、待機状態から復帰後に最初に実行す
るユーザジョブのスループットを向上させ、全印刷時間
の縮小化を図ることが可能となる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項2記載の印
刷処理装置において、制御手段は、ページデータの全ペ
ージについて、それぞれのページの印刷時に設定した動
作モードの頻度が最も高い動作モードを抽出し、この抽
出した動作モードを印刷待機時における印刷手段の動作
モードに設定する構成を採る。
【0013】このように、ページデータの全ページにつ
いて、それぞれのページの印刷時に設定した動作モード
の頻度が最も高い動作モードを印刷待機時の動作モード
として設定するので、最も使用頻度の高い動作モードを
印刷待機時の動作モードに設定することができ、不必要
なモード切換が排除され、待機状態から復帰後に最初に
実行するユーザジョブのスループットを向上させ、全印
刷時間の縮小化を図ることが可能となる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項2から請求
項4のいずれかに記載の印刷処理装置において、制御手
段は、所定の時間帯で設定された頻度が最も高い動作モ
ードを抽出し、この抽出した動作モードを時間帯で印刷
待機時における印刷手段の動作モードに設定する構成を
採る。
【0015】この構成により、ユーザジョブを各時間帯
に分けて記憶し、時間帯に応じて印刷待機時に設定する
動作モードを切換えることができる。例えば、企業にお
いて、勤務時間中と勤務時間外とに時間帯を分け、各時
間帯毎に最も使用頻度が高い動作モードを印刷待機時の
動作モードとして設定することができる。これにより、
ユーザの使用態様に柔軟に対応したモード設定をするこ
とができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項2から請求
項5のいずれかに記載の印刷処理装置において、印刷手
段は、白黒及びカラーの動作モードを有する構成を採
る。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項2から請求
項6のいずれかに記載の印刷処理装置において、印刷手
段は、解像度が異なる複数の動作モードを有する構成を
採る。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項2から請求
項7のいずれかに記載の印刷処理装置において、印刷手
段は、印刷速度が異なる複数の動作モードを有する構成
を採る。
【0019】これらの構成により、多くの動作モードを
有する場合であっても、印刷時に設定される頻度が最も
高い動作モードを印刷待機時の動作モードとして設定す
るので、不必要なモード切換が排除され、待機状態から
復帰後に最初に実行するユーザジョブのスループットを
向上させ、全印刷時間の縮小化を図ることが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
の形態に係る印刷処理装置の概略を示すブロック図であ
る。印刷処理装置11は、専ら画像の記録を行うプリン
タとしての記録部12と、この記録部12に画像の供給
を行う画像供給装置13とを備えている。また、記録部
12及び画像供給装置13には図示しない商用電源(A
C)に接続された電源部14から所定の直流又は交流電
源が供給されている。また、画像供給装置13には、図
示しない印刷処理装置11の前面に配置された操作パネ
ル15が接続されている。この操作パネル15は、図示
しないキー(スイッチ)等の入力部とLCDやLED等
の表示部を備えている。
【0021】印刷処理装置11は、ユーザが操作パネル
15を介して記録の対象となる印字データを複数系統入
力することができるように構成されている。図1では、
印字データを2系統入力できる構成が示されている。そ
の一方の入力系統は、図示しないホストコンピュータか
らホストI/F端子17を介して印字データを入力する
系統である。具体的には、図示しないパーソナルコンピ
ュータから専用のケーブルを介して印刷処理装置11に
印字データが供給される形態である。他方の入力系統
は、図示しないネットワークから入力端子18を通じて
印字データを入力する系統である。この系統では、ネッ
トワーク上の複数の装置が印字データの供給源となる場
合がある。
【0022】このように、本実施の形態に係る印刷処理
装置11は、ホストI/F端子17又は入力端子18を
介して各種のホストコンピュータやワークステーション
等の情報処理装置から印字データの供給を受けることが
可能である。情報処理装置には多くの種類があり、これ
らが送出する制御データは必ずしも統一されていない。
例えば、ある装置が送出する制御データは記録を行う用
紙のサイズや文字の大きさ等を細かく指定するようにな
っていても、他の装置の制御データはこのような指定を
行うことができない場合がある。
【0023】そこで、本実施の形態に係る印刷処理装置
11は、操作パネル15から記録に関する必要な指示情
報19を入力することができ、これを画像供給装置13
に対して送出することができるように構成されている。
画像供給装置13は、これに対して応答情報21を返送
する。
【0024】なお、本実施の形態に係る印刷処理装置1
1では、操作パネル15を備えているので、情報処理装
置側で記録を行う用紙のサイズや文字の大きさ等を制御
データとして指定してきた場合でも、操作パネル15か
らキー操作等により指示情報19を入力することが可能
である。このような場合には、情報処理装置側の指示を
常に優先させることもできるし、操作パネル15から入
力された指示を優先させることもできる。また、時間的
に後で指示を与えた方を優先させることもできる。
【0025】記録部12は、例えばレーザプリンタから
構成されており、画像供給装置13と各種の信号の送受
信を行って記録作業を行い、片面又は両面に記録が行わ
れた記録用紙23を排出するように構成されている。ま
た、画像の転送について記録部12と同期を取るための
同期パルス25も画像供給装置13に送信される。画像
供給装置13は、これに対して各種の動作指示信号26
や、記録内容としての画像信号27を記録部12に供給
するように構成されている。
【0026】記録部12は、複数の切換可能な動作モー
ドを有する。例えば、白黒及びカラーの動作モード、解
像度が異なる複数の動作モード、及び印刷速度が異なる
複数の動作モードを有する構成を採ることができる。こ
れらの構成により、多くの動作モードを有する場合であ
っても、印刷時に設定される頻度が最も高い動作モード
を印刷待機時の動作モードとして設定するので、不必要
なモード切換が排除され、待機状態から復帰後に最初に
実行するユーザジョブのスループットを向上させ、全印
刷時間の縮小化を図ることが可能となる。
【0027】図2は、本実施の形態に係る印刷処理装置
の回路構成の概略を示す図である。印刷処理装置11
は、各種制御の中枢的な機能を果たすCPU(中央処理
装置)31を備え、CPU31は、CPUバス32を介
して各種の回路と接続されている。パネルI/F回路3
3は、図1に示す操作パネル15とのインタフェースを
とる機能を果たす。例えば、オペレータが操作パネル1
5のキーを操作すると、これに対応した指示信号が出力
され、CPUバス32上に転送される。また、操作パネ
ル15のLCDやLED等を動作させるため、CPUバ
ス32からパネルI/F回路33へ指示情報が転送され
る。
【0028】ホストI/F回路34は、ホストコンピュ
ータ等のホストとのインタフェースをとる機能を果た
す。例えば、ホストから入力する印字データをRS23
2C規格やセントロニクス準拠に基づいて受信するよう
な回路構成となっている。
【0029】不揮発性メモリ(NVM)37は、図示し
ない電池によってバックアップされたメモリであり、印
刷処理装置11自体の電源がオフになった状態でも必要
なデータを保持することができる。RAM38は、作業
用のメモリであり、この印刷処理装置11の各種の制御
を行う上で必要なデータや、ホストI/F回路34から
入力された印字データ、すなわち受信バッファを一時的
に保持する。また、RAM38には、後述するビットマ
ップメモリ42も含まれる。
【0030】プログラムメモリ39は、この印刷処理装
置の制御を行うためのプログラムを格納したメモリであ
る。文字パターンメモリ41は、いわゆるフォントメモ
リと呼ばれるメモリであり、プリントアウトを行うとき
の文字パターンを格納している。ビットマップメモリ4
2は、発生した文字パターン、イメージ等を記録用紙の
1ページに対応させて張り付けて電子的な編集を行うた
めのメモリである。受信メモリ52は、CPUバス32
から受信したデータを格納するメモリである。
【0031】記録部I/F回路43は、ビットマップメ
モリ42に展開されたビットデータを図1に示す記録部
12にラスターデータとして画像信号27を供給した
り、図1で示すその他の各種信号24〜26を記録部1
2との間で送受するためのインタフェース回路である。
ビットマップコントローラ44は、画像の転送に関する
制御を行う。
【0032】この印刷処理装置11は、上述したように
各種のホストと接続可能であるので、各ホストから送ら
れてくる印字データや制御データに対応したプログラム
や文字パターンが必要な場合がある。プログラムメモリ
46と文字パターンメモリ47とは、共に着脱自在のI
Cカード形式又はSIMM形式のリード・オンリー・メ
モリであり、これら各種のホストに対応させたり、オペ
レータの要求する特殊の機能を実現するために選択的に
この装置に接続されるように構成されている。
【0033】さらに、この印刷処理装置11は、複数の
ホストインタフェース端子を持つことが可能である。ホ
ストI/F回路35は、オペレータが必要とするホスト
インタフェースに合わせて増設する。例えば、セントロ
ニクスインタフェース、Ethernet(登録商標)
等である。これにより、複数のホストインタフェースか
ら印字データを入力することができる。
【0034】ハードディスク48は、文字パターンの追
加、フォームデータ/ロゴデータの保存、ホストコンピ
ュータからの入力データの保持等に使用される。オペレ
ータが必要に応じて接続することが可能である。
【0035】図3は、本実施の形態に係る印刷処理装置
のソフトウェア構成を示すブロック図である。ユーザか
ら入力されるジョブ(以下、「ユーザジョブ」とい
う。)は、入力手段101から入力され、蓄積手段10
2に蓄積される。このユーザジョブとは、プリンタ機能
を有する機能の場合、ネットワーク等からの印刷要求、
コピー機能を有する機能の場合、同装置にある画像取込
み装置から取り込んだ印刷要求など、ユーザの指示のも
とに作成された印刷要求ジョブのことをいう。
【0036】入力手段101は、プリンタサービスジョ
ブの場合は各種ネットワークポートを、コピーサービス
ジョブの場合は印刷処理装置付属の画像読み込み装置
を、ファックスサービスジョブの場合は公衆回線ポート
を意味している。蓄積手段102は、印刷処理装置内の
データ蓄積エリアに割り当てられたRAMエリアや、H
DDエリア等を意味する。送信手段103は、図1に示
す記録部12にデータを送信する手段を意味している。
印刷手段104は、図1に示す記録部12である。
【0037】動作モード記録手段105は、印刷ジョブ
の印刷時における動作モードを記録する。
【0038】制御手段106は、入力手段101、蓄積
手段102、送信手段103、印刷手段104、及び動
作モード記録手段105の制御を行う。この制御手段1
06には、予め印刷手段104に設定されている項目の
選択、時間帯別の制御等が含まれる。
【0039】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る印刷処理装置の動作について、図4及び
図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで
は、動作モード記録手段105が印刷ジョブの動作モー
ドを記録する動作を図4を参照して説明する。
【0040】ユーザジョブの実行が開始されると(ステ
ップS1)、現在の時刻を取得し、印刷モードを記録す
る時間帯別記録エリアを特定する(ステップS2)。こ
こでは、時間帯別の制御を行うか行わないかの設定がい
つ変更されても対応できるようにするため、時間帯別の
制御を行うか否かについては問題としない。次に、ステ
ップS2で特定した時間帯別記録エリアに、ジョブの印
刷モードを先頭ページと全ページとを別々にページ数を
インクリメンタルで記録する(ステップS3)。具体的
には、ページ数をインクリメンタルでカウントしてい
く。ここでは、参照ページ種別である「ジョブ先頭ペー
ジ」と「ジョブ全ページ」とがいつ変更されても対応で
きるように、ジョブの先頭ページとジョブの全ページと
の印刷モードをそれぞれ記録する。次に、ジョブの印刷
を実行し(ステップS4)、ジョブが終了する(ステッ
プS5)。
【0041】次に、本実施の形態に係る印刷処理装置の
待機時の動作モードを設定する動作について図5を参照
して説明する。印刷処理装置11が待機状態への移行を
開始すると(ステップT1)、制御手段106は、動作
モード記録手段105に記録されているユーザジョブ使
用頻度を考慮して待機状態の印刷モードを制御するかど
うかを判断する(ステップT2)。この判断の結果、待
機状態の印刷モードを制御しない場合は、事前に印刷処
理装置11に設定されている待機時における印刷モード
へ移行し(ステップT3)、印刷待機状態への移行が終
了する(ステップT4)。
【0042】ステップT2において、待機状態の印刷モ
ードを制御する場合は、時間帯考慮を行うかどうかを判
断する(ステップT5)。時間帯考慮を行う場合は、印
刷処理装置11が内蔵しているタイマが時間帯変化通知
を受け(ステップT6)、現在の時刻を取得する(ステ
ップT7)。次に、時間帯変化時の通知タイマを登録し
(ステップT8)、ステップT7で取得した時刻から印
刷モードの時間帯別記録エリアを特定する。すなわち、
時間帯特定フラグをONとし(ステップT9)ステップ
T10へ移行する。
【0043】このように、本実施の形態に係る印刷処理
装置は、ユーザジョブを各時間帯に分けて記憶し、時間
帯に応じて印刷待機時に設定する動作モードを切換える
ことができる。例えば、企業において、勤務時間中と勤
務時間外とに時間帯を分け、各時間帯毎に最も使用頻度
が高い動作モードを印刷待機時の動作モードとして設定
することができる。これにより、ユーザの使用態様に柔
軟に対応したモード設定をすることができる。
【0044】一方、ステップT5において、時間帯考慮
を行わない場合は、ステップT10へ移行する。
【0045】ステップT10において、印刷モードを考
慮するのはどの範囲であるかどうかを判断し、ジョブ内
全ページを考慮するとした場合であって、時間帯特定フ
ラグがONである場合は、その時間帯で設定された頻度
が最も高い動作モード、すなわち、その時間帯で最も出
力ページ数の多い印刷モードへ移行する。一方、時間帯
特定フラグがOFFである場合は、全時間帯で設定され
た頻度が最も高い動作モード、すなわち、全時間帯で最
も出力ページ数の多い印刷モードへ移行する(ステップ
T11)。その後、待機状態への移行が終了する(ステ
ップT4)。
【0046】このように、ページデータの全ページにつ
いて、それぞれのページの印刷時に設定した動作モード
の頻度が最も高い動作モードを印刷待機時の動作モード
として設定するので、最も使用頻度の高い動作モードを
印刷待機時の動作モードに設定することができ、不必要
なモード切換が排除され、待機状態から復帰後に最初に
実行するユーザジョブのスループットを向上させ、全印
刷時間の縮小化を図ることが可能となる。
【0047】一方、ステップT10において、ジョブ内
先頭ページを考慮するとした場合であって、時間帯特定
フラグがONである場合は、その時間帯で設定された頻
度が最も高い動作モード、すなわち、その時間帯で最も
出力ページ数の多い印刷モードへ移行する。一方、時間
帯特定フラグがOFFである場合は、全時間帯で設定さ
れた頻度が最も高い動作モード、すなわち、全時間帯で
最も出力ページ数の多い印刷モードへ移行する(ステッ
プT12)。その後、待機状態への移行が終了する(ス
テップT4)。
【0048】このように、ページデータの先頭ページの
印刷時に設定した動作モードの頻度が最も高い動作モー
ドを印刷待機時の動作モードとして設定するので、ペー
ジデータの最初のページを印刷する際に、不必要なモー
ド切換が排除され、待機状態から復帰後に最初に実行す
るユーザジョブのスループットを向上させ、全印刷時間
の縮小化を図ることが可能となる。
【0049】以上説明したように、本実施の形態に係る
印刷処理装置では、印刷時に設定される頻度が最も高い
動作モードを印刷待機時の動作モードとして設定するの
で、不必要なモード切換が排除され、待機状態から復帰
後に最初に実行するユーザジョブのスループットを向上
させ、全印刷時間の縮小化を図ることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る印刷処理装
置は、複数の動作モードを切換えて印刷を行う印刷処理
装置であって、ページデータを入力する入力手段と、ペ
ージデータを蓄積する蓄積手段と、複数の切換可能な動
作モードを有し、蓄積されたページデータを記録媒体に
印刷する印刷手段と、印刷手段の印刷時における動作モ
ードを設定する制御手段とを有し、印刷待機時における
印刷手段の動作モードが設定可能である構成を採る。
【0051】このように、印刷待機時における印刷手段
の動作モードを自由に設定できるため、例えばオペレー
タが良く使用する動作モードを、印刷待機時における動
作モードとして手動又は自動で設定することができる。
これにより、印刷待機状態から復帰時における不必要な
モード切換が排除される。その結果、待機状態から復帰
後に最初に実行するユーザジョブのスループットを向上
させ、全印刷時間の縮小化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る印刷処理装置の概
略を示すブロック図である。
【図2】上記実施の形態に係る印刷処理装置の回路構成
の概略を示す図である。
【図3】上記実施の形態に係る印刷処理装置のソフトウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図4】上記実施の形態に係る印刷処理装置の動作モー
ド記録手段の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施の形態に係る印刷処理装置の待機時に
おける動作モードを設定する動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
101…入力手段、102…蓄積手段、103…送信手
段、104…印刷手段、105…動作モード記録手段、
106…制御手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動作モードを切換えて印刷を行う
    印刷処理装置であって、 ページデータを入力する入力手段と、 前記ページデータを蓄積する蓄積手段と、 複数の切換可能な動作モードを有し、前記蓄積されたペ
    ージデータを記録媒体に印刷する印刷手段と、 前記印刷手段の印刷時における動作モードを設定する制
    御手段とを有し、 印刷待機時における前記印刷手段の動作モードが設定可
    能であることを特徴とする印刷処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の動作モードを切換えて印刷を行う
    印刷処理装置であって、 ページデータを入力する入力手段と、 前記ページデータを蓄積する蓄積手段と、 複数の切換可能な動作モードを有し、前記蓄積されたペ
    ージデータを記録媒体に印刷する印刷手段と、 前記印刷手段の印刷時における動作モードを設定すると
    共に、設定した動作モードの頻度を記憶する制御手段と
    を備え、 前記制御手段は、前記設定した頻度が最も高い動作モー
    ドを抽出し、この抽出した動作モードを印刷待機時にお
    ける前記印刷手段の動作モードに設定することを特徴と
    する印刷処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記ページデータの先
    頭ページについて、先頭ページの印刷時に設定した動作
    モードの頻度が最も高い動作モードを抽出し、この抽出
    した動作モードを印刷待機時における前記印刷手段の動
    作モードに設定することを特徴とする請求項2記載の印
    刷処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記ページデータの全
    ページについて、それぞれのページの印刷時に設定した
    動作モードの頻度が最も高い動作モードを抽出し、この
    抽出した動作モードを印刷待機時における前記印刷手段
    の動作モードに設定することを特徴とする請求項2記載
    の印刷処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、所定の時間帯で設定さ
    れた頻度が最も高い動作モードを抽出し、この抽出した
    動作モードを前記時間帯で印刷待機時における前記印刷
    手段の動作モードに設定することを特徴とする請求項2
    から請求項4のいずれかに記載の印刷処理装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷手段は、白黒及びカラーの動作
    モードを有することを特徴とする請求項1から請求項5
    のいずれかに記載の印刷処理装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷手段は、解像度が異なる複数の
    動作モードを有することを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれかに記載の印刷処理装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷手段は、印刷速度が異なる複数
    の動作モードを有することを特徴とする請求項1から請
    求項7のいずれかに記載の印刷処理装置。
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