JP2004256252A - 用紙搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スリットガラス22を挟んで読取り搬送ローラ44に加圧される加圧ローラ46、47を、スポンジまたはゴム等の低硬度素材(軟質素材)によって構成するとともに、加圧ローラ46、47の表面にフッ素系コーテング材等の低摩擦部材をコーテングするか、あるいは低摩擦および高耐久素材のチューブを被せる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複合機等に設けられた用紙搬送装置に関し、詳しくは、用紙の処理位置に対して上流側および下流側に、用紙を搬送する搬送手段を有する用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複合機等に設けられた用紙搬送装置として、例えば、自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)があり、このADFとしては、原稿束Pから原稿を1枚ずつ分離して原稿を搬送しながらスリットガラス等の読取位置において固定されたスキャナによって原稿を読み取る、所謂、シートスルー式のものがあり、従来のこの種のADFとしては、例えば、特許文献1に示すようなものがある。
【0003】
この特許文献1にあっては、図7に示すように、原稿の読取位置の上流側に駆動ローラ1と駆動ローラ1に加圧される加圧ローラ2からなる前搬送部材3を設け、原稿の読取位置の下流側に駆動ローラ4と駆動ローラ4に加圧される加圧ローラ5からなる後搬送部材6を設け、これら前搬送部材3と後搬送部材6によって原稿を挟持しながら原稿の読取りが可能なように原稿を搬送するようになっている。
【0004】
ところで、このような前搬送部材3と後搬送部材6にあっては、駆動ローラ1、4に摩擦係数の高いゴムローラ等を用いるとともに加圧ローラ2、5にPOM等の高硬度のローラを用いることにより、原稿の搬送性を高めることが知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平2000−181152号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のADF等の用紙搬送装置にあっては、読取りが終了した原稿の先端を後搬送部材6の駆動ローラ4と加圧ローラ5に狭持させるために、加圧ローラ5の加圧力に抗して加圧ローラ5を駆動ローラ4から離隔させる方向に移動させる必要がある。
【0007】
このため、原稿の先端が駆動ローラ4と加圧ローラ5に挟持される瞬間に原稿の搬送速度が低下してしまい、この現象により読取り中の原稿部分に搬送速度の低下による影響が波及し、読取り画像の伸びが生じてしまうという問題が発生してしまう。
【0008】
ここで、駆動ローラ4と加圧ローラ5のニップに原稿をスムーズに進入させるために、駆動ローラ4を柔らかい弾性部材から構成することにより、進入時のショックを和らげることが可能であるが、このようにした場合には、駆動ローラ4の変形によって原稿の送り速度に変動が生じてしまい、硬度バラツキとの関係において安定した読取り速度を設定することが難しくなる。
【0009】
また、前搬送部材3から原稿の後端が抜ける場合には、読取位置上で弛みを持って搬送されている原稿の後端が前搬送部材3から離れた瞬間に、前搬送部材3による搬送力の付与が無くなり、この時点から後搬送部材6のみによって搬送力が付与される。このとき、読取位置と読取り後の前搬送部材3の搬送経路間に発生していたたるみ分が所定量、ぴんと張りつめる迄の間に原稿の速度低下が生じ、この現象が上述したものと同様に読取り画像の伸びとなって現れる。
【0010】
具体的には、図7に示すように、読取位置よりも上流側に設けられた前搬送部材3によって湾曲した読取り経路に原稿を案内するとき、原稿は搬送経路の最外周{図7にAで示す外側ガイド7側の外周経路、すなわち、原稿の腰、読取り経路上での抵抗等で構成されたバランスによりきまる経路で少なくとも最短経路(内周経路)ではない経路}を通して進む。
【0011】
この後、読取位置より下流側に設けられた後搬送部材6に挟持されてこの後搬送部材6による搬送に移行するが、前搬送部材3と後搬送部材6の搬送速度は近似しているため、原稿が通過する経路はほとんど変化しない。
【0012】
さらに原稿の搬送が進み、原稿後端が読取位置の上流側の前搬送部材3から離れると、原稿の搬送は読取位置の下流側の後搬送部材6による引張り力のみとなる。
【0013】
この瞬間から外周経路Aを進んでいた原稿は読取経路の内側、すなわち、図7にBで示す内周経路側を進むように搬送経路が変化する。この変化する理由は、読取経路中を進む原稿は、各部分において原稿を停止させようとする接触抵抗が働いており、この接触抵抗は読取位置の上流および下流側共に働いている。
【0014】
そして、後搬送部材6のみで原稿を搬送すると、これら各部分に生じた原稿を留らせようとする抵抗力によって、原稿は後搬送部材6によって搬送されているにもかかわらず内周最短経路を構成する内側ガイド8に接触するまでの間、外周経路Aから最短内周経路に移動する働きをするのみで、読取位置側に移動しない時間が存在する。
【0015】
この期間が読取速度が変動する期間であり、原稿が内側ガイド8に接触すると、原稿はそれ以上内側には移動できないため、ピンと張られることになる。この張力が読取位置の上流に生じた原稿を留めようとする力に打ち勝つ強さになると、原稿の搬送が開始されるのである。
【0016】
ここで、後搬送部材6から読取り前の原稿の後端が離れるとき、徐々にその搬送力を減少して行くことにより、原稿のたるみを徐々に解消することが考えられるが、この場合も駆動ローラ1を柔らかい弾性部材としたときは、上述したものと同様に、安定した読取り速度を設定することが難しくなる。
【0017】
また、一般的に、変形を伴う部材の場合、その物性上、摩擦係数が高まる性質を持つものが多いが、この摩擦係数が高いものは、物を吸着する性質を有する。このため、原稿を搬送する機構においては、原稿に落ち易い描画材、例えば原稿に鉛筆書き等をした場合にカーボンが加圧ローラ側に付着して、それを別の部分に転写し、原稿を汚すという問題が発生してしまう。
【0018】
そこで本発明は、処理位置において用紙の搬送性が低下するのを防止することができるとともに、鉛筆用紙等の脱落しやすい描画材による用紙でも転写汚れを防止するできる用紙搬送装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、搬送駆動部材と、用紙の処理位置に対して上流側に設けられ、前記搬送駆動部材に加圧される第1加圧部材と、用紙の処理位置に対して下流側に設けられ、前記搬送駆動部材に加圧される第2加圧部材とを備え、前記搬送駆動部材と第1加圧部材および前記搬送駆動部材と第2加圧部材によって用紙を挟持しながら前記処理位置に対して用紙の搬入および搬出を行う用紙搬送装置において、前記第1加圧部材および第2加圧部材の少なくとも一方を、前記搬送駆動部材に加圧されるときに変形して前記搬送駆動部材との間で所定幅のニップを形成するように変形する低硬度素材から構成するとともに、外周部を低摩擦部材から構成することを特徴としている。
【0020】
その場合、第1加圧部材および第2加圧部材の少なくとも一方を、搬送駆動部材に加圧されるときに変形して搬送駆動部材との間で所定幅のニップを形成するように変形する低硬度素材から構成したので、搬送駆動部材と第2加圧部材のニップに用紙が進入するときに徐々に加圧が高まるため急激なショックが用紙に作用するのをすることができ、また、搬送駆動部材と第1加圧部材のニップから用紙の後端が抜け出るときに送り力を徐々に無くし、その間に用紙の弛みを徐々の張ることにより解消して用紙の速度低下を改善することができる。この結果、用紙の搬送性が低下するのを防止することができる。
【0021】
また、加圧ローラの外周部を低摩擦部材から構成したので、用紙が加圧ローラの腹に当たって発生するショックを低減できるとともに、鉛筆用紙等の脱落しやすい描画材による用紙でもあっても、加圧ローラとの接触による転写汚れが発生するのを防止することができる。
【0022】
また、本発明は、上記課題を解決するために、前記第1加圧部材および第2加圧部材の少なくとも外周層は、発泡スポンジ状の弾性部材から構成されることを特徴としている。
【0023】
その場合、第1加圧部材または第2加圧部材の少なくとも外周層をスポンジ状の弾性部材から構成することにより、搬送駆動部材に加圧されるときに十分な変形を行うことができる。
【0024】
また、搬送駆動部材と第2加圧部材のニップに用紙の先端が進入するときと、搬送駆動部材と第1加圧部材のニップから用紙の後端が抜け出るときに用紙のショックを軽減することができるとともに、耐久性を向上させることができる。
【0025】
さらに、発泡スポンジ状であるので、搬送駆動部材と第1加圧部材または第2加圧部材のニップに用紙が挟持されるときに、第1加圧部材または第2加圧部材の用紙に接触する面積を低減することができ、鉛筆用紙等の転写汚れを目立たなくすることができる。
【0026】
また、本発明は、上記課題を解決するために、前記第1加圧部材および第2加圧部材の少なくとも外周層は、ゴム硬度90以下のゴム系弾性部材から構成されることを特徴としている。
【0027】
その場合、第1加圧部材または第2加圧部材の少なくとも外周層を、ソリッドのゴム材等の低硬度の材質を用いることにより、第1加圧部材または第2加圧部材と用紙搬送部材の間に適正なニップを形成すれば、搬送駆動部材と第2加圧部材のニップに用紙の先端が進入するときと、搬送駆動部材と第1加圧部材のニップから用紙の後端が抜け出るときに用紙のショックを軽減することができるとともに、耐久性を向上させることができる。
【0028】
また、第1加圧部材または第2加圧部材の表面の粗さをより滑らかにすることができるので、用紙が第1加圧部材または第2加圧部材に突き当ったときに発生するショックをより一層低減することができる。
【0029】
また、本発明は、上記課題を解決するために、前記第1加圧部材および第2加圧部材の外周面は、摩擦係数が、0.3未満となる部材から構成されることを特徴としている。
【0030】
その場合、搬送駆動部材と第1加圧部材または第2加圧部材のニップに用紙が挟持されるときに、第1加圧部材または第2加圧部材の用紙に対する接触抵抗を大幅に低減することができ、鉛筆用紙等の転写汚れを目立たなくすることができる。
【0031】
また、本発明は、上記課題を解決するために、前記第1加圧部材および第2加圧部材の外周面は、フッ素系コーテング材によってコート処理されたものから構成されることを特徴としている。
【0032】
その場合、搬送駆動部材と第1加圧部材または第2加圧部材のニップに用紙が挟持されるときに、第1加圧部材または第2加圧部材の用紙に対する接触抵抗を大幅に低減することができ、鉛筆用紙等の転写汚れを目立たなくすることができる。
【0033】
また、本発明は、上記課題を解決するために、前記第1加圧部材および第2加圧部材の外周面は、低摩擦および高耐久素材で被覆されたものから構成されることを特徴としている。
【0034】
その場合、耐摩耗性の高い第1加圧部材または第2加圧部材を製作することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜6は本発明に係る用紙搬送装置の一実施形態を示す図であり、本発明の用紙搬送装置を画像読取装置に搭載した例を示している。
【0036】
まず、構成を説明する。図1、図2において、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複合機等の画像読取装置の本体21の上面には読取位置を構成するスリットガラス22が設けられているとともに、本体21の上部には用紙搬送装置としてのADF23が設けられており、このADF23は図示しないヒンジ機構を介してスリットガラス22を開放および閉塞するように開閉自在になっている。
【0037】
また、ADF23は、複数の原稿(用紙)からなる原稿束P(用紙束)が原稿面を上向きにして載置される原稿テーブル24と、原稿テーブル24に載置された原稿束Pから原稿を一枚ずつ分離して給紙する分離給紙部25と、給紙された原稿を突き当て整合してスキューの矯正を行なうとともに、整合後の原稿を引き出して搬送するレジスト部26と、搬送される原稿を反転させて、原稿面をスリットガラス22側に向けて搬送するターン部27と、原稿の表面画像をスリットガラス22の下方に設けられた図示しない後述する読取部より読取りを行わせる第1読取り搬送部28と、読取り終了後の原稿の裏面画像を読取る第2読取り搬送部29と、表裏の読取りが完了した原稿をADF23機外に排紙するか、または反転部32に搬送する排紙部30と、読取り完了後の原稿を積載保持するスタック部31と、原稿をスリットガラス22に再搬送する上述した反転部32と、これらの搬送動作の駆動を行う呼び出しモータ101、給紙モータ102、読取りモータ103、反転モータ104と、一連の動作を制御するコントローラ100等から構成されている。
【0038】
原稿テーブル24のテーブル面には原稿の長さを検知する原稿長さ検知センサ33a、33bが設けられており、この原稿長さ検知センサ33a、33bは反射型センサ、または、1枚の原稿でも検知可能なアクチェータータイプのセンサ等から構成され、原稿の搬送方向長さを検知して検知信号をコントローラ100に出力するようになっている。したがって、原稿長さ検知センサ33a、33bは少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なように原稿テーブル24のテーブル面に配置されている。
【0039】
また、原稿テーブル24にはサイドガイド34が設けられており、このサイドガイド34によって原稿束Pの幅方向(原稿の搬送方向と直行する方向)の位置決めが行なわれるようになっている。
【0040】
また、原稿ケーブル24の先端にはセットフィラー35、原稿セットセンサ36、原稿ストッパ37およびピックアップローラ38が設けられており、セットフィラー35は原稿テーブル24に原稿束Pが載置されたときに破線で示す位置から実線で示す位置に移動し、原稿セットセンサ36がこのセットフィラー35を検知した状態から未検知状態に変化すると、コントローラ100に信号を出力する。
【0041】
コントローラ100はこの信号を受信すると、原稿給紙動作を実行し、呼び出しモータ101を正転駆動することにより、破線位置から実線位置まで待避させて原稿先端を開放した後、呼び出しモータ101を逆転駆動してピックアップローラ38を破線位置から実線位置で示す原稿上面に当接するように移動させてピックアップローラ38を原稿上面に所定の力で圧接させる。また、原稿テーブル24の先端にはホームポジションセンサ39が設けられており、このホームポジションセンサ39はピックアップローラ38および原稿ストッパ37の状態を検知してコントローラ100に信号を出力するようになっている。なお、本実施形態では、呼び出しモータ101をステッピングモーターから構成しているが、ソレノイドであっても良い。
【0042】
また、ピックアップローラ38の圧接動作に原稿枚数が少ない場合は、落下高さが大きいことと、原稿テーブル24とピックアップローラ38間に原稿のクッション作用が少ないこと等によりピックアップローラ38の落下衝撃音が大きくなる不具合が発生する。
【0043】
この解決策として、原稿テーブル24のピックアップローラ38との接触点には凹み形状のローラ逃げが形成されており、ピックアップローラ38が直接原稿テーブル24をたたかないような配慮がなされている。
【0044】
一方、ピックアップローラ38によって給紙された原稿はピックアップローラ38の下流側に設けられた給紙ベルト40および分離ローラ41に給紙される。
【0045】
給紙ベルト40は給紙モータ102が正転駆動されると給紙方向(時計方向)に回転駆動されるようになっており、分離ローラ41には図示しないトルクリミッタが内蔵され、給紙モータ102が正転駆動されると給紙方向と逆方向(時計方向)に回転駆動されるようになっている。このため、最上位の原稿とその下の原稿が分離されて、最上位の原稿のみが給紙される。
【0046】
具体的には、分離ローラ41は給紙ベルト40と所定圧で接しており、給紙ベルト40との直に接触しているとき、または、原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト40の回転につられて反時計方向に連れ回りし、原稿が万が一2枚以上給紙ベルト40と分離ローラ41の間に進入した時は連れ回り力がトルクリミッターのトルクよりも低くなるように設定されている。
【0047】
このため、分離ローラ41は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをして重送を防止することができ、給紙ベルト40と分離ローラ41の作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト40によって送られるようになっている。
【0048】
給紙ベルト40と分離ローラ41によって1枚に分離された原稿は給紙ベルト40によってさらに下流に送られ、給紙路42上を搬送される過程で突き当てセンサ63によって先端が検知されるようになっており、さらに進んで停止しているプルアウト駆動ローラ43aおよびプルアウト従動ローラ43bに突き当たるようになっている。
【0049】
その後、突き当てセンサ63の検知から所定量だけ定められた距離を送られ、プルアウト駆動ローラ43aとプルアウト従動ローラ43bに所定量の撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を逆転させることにより給紙ベルト40の駆動が停止されるようになっている。このとき、呼び出しモータ101を正転駆動させることによりピックアップローラ38を原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト40の搬送力のみで送ることにより、原稿の先端はプルアウト駆動ローラ43aおよびプルアウト従動ローラ43bのニップに進入し、先端の整合(スキュー修正)が行われる。
【0050】
その後、給紙モータ102を逆転駆動することにより、プルアウト駆動ローラ43aにより原稿をターン部27に搬送する。ターン部27は大径の読取り搬送ローラ(搬送駆動部材)44と、読取り搬送ローラ44よりも小径に形成され、読取り搬送ローラ44に加圧される加圧ローラ45、46、47から構成されている。なお、加圧ローラ45、47は図示しないスプリング等の加圧部材によって読取り搬送ローラ44に加圧されている。
【0051】
また、図3に示すように、搬送経路を構成するガイド板71の支点71aに揺動部材72が設けられており、この揺動部材72の一方に加圧ローラ47を回転自在に設けるとともに、揺動部材72とガイド板71の間にスプリング73を縮設することにより、加圧ローラ47は読取り搬送ローラ44に加圧されている。
【0052】
ここでは、原稿束Pの1枚目をレジスト停止位置まで給紙する際にはプルアウト駆動ローラ43aの搬送速度を読取り速度よりも高速に設定し、読取り搬送ローラ44も読取りモータ103により同速で駆動される。
【0053】
また、2枚目以降の場合、次原稿の先出しという形が取られる。原稿画像読取り中の読取り搬送ローラ44は本体制御部111から指示された読取り倍率に応じた速度で読取りモータ103によって駆動されるため、次原稿の搬送速度は読取り搬送ローラ44の速度と同速で読取り搬送ローラ44と加圧ローラ45のニップに送り込まれなくてはならない。
【0054】
そこで、読取り中の原稿後端が突き当てセンサ63を抜けると紙間を制御するためのパルスカウントをスタートさせて読取り中の原稿後端の進行具合を監視しながら、次原稿の先出し搬送を開始する。
【0055】
すなわち、呼び出しモータ101の正転によりピックアップローラ38を次原稿上面に圧接させ、次いで、給紙モータ102を正転駆動して停止しているプルアウト駆動ローラ43aおよびプルアウト従動ローラ43bに突き当たるまで搬送する。
【0056】
ここで、読取り中の原稿後端位置を前記紙間パルスカウント値から算出し、プルアウト駆動ローラ43aおよびプルアウト従動ローラ43bから所定の紙間分進んだところで給紙モータ102を逆転駆動させ、プルアウト従動ローラ43bを1枚目と同様に高速で駆動し、先端検知センサ48までこの速度で送り込み、先端検知センサ48の検知により読取り速度(読取り搬送ローラ44の速度)まで減速させる。この動作を連続する原稿の紙間で行うことにより、原稿突き当て動作で停止した時間を取り戻し、所定の原稿間隔を維持することが可能となる。
【0057】
一方、プルアウト駆動ローラ43aおよびプルアウト従動ローラ43bを通過した原稿の先端は、サイズ検知センサ49によって搬送方向と直行する方向の巾が検知されるようになっている。
【0058】
この巾信号と、原稿長さ検知センサ33aまたは33bによって得られた長さ信号との組み合わせによって、正確な原稿サイズが確定されると、本体制御部111に対して原稿サイズ信号がコントローラ100からI/F部107を介して送信される。
【0059】
その後、原稿は読取り搬送ローラ44と加圧ローラ45のニップに送られ、レジストセンサ50の検知情報に基づいて所定パルス搬送した位置で停止し、レジスト停止信号が本体制御部111に送信され、本体制御部111からの読取りスタート信号(転写紙との同期あるいは画像メモリへの蓄積の準備が完了した時点で送信される信号)の入力を待つ。
【0060】
次いで、読取りスタート信号の入力により原稿読取り動作が実行される。レジスト停止している読取りモータ103の正転駆動によって回転する読取り搬送ローラ44と加圧ローラ45によって第1読取り搬送部28に送り込まれる。
【0061】
このときの読取りモータ103の駆動速度は図示しない本体操作部から入力される読取り倍率により本体制御部111からコントローラ100に送信される情報に基づいて決定される。
【0062】
第1読取り搬送部28では、スリットガラス22の上面に所定の間隔を持って配置された白色背景板51との間を原稿が搬送されるようになっており、この間に画像がスリットガラス22の下方に配設された図示しない読取り系により読み取られ、CCDを介して電気的に変換された後、図示しないメモリ装置に記憶される。
【0063】
第1読取り搬送部28では、スリットガラス22と白色背景板51によって形成される搬送ギャップをできる限り狭く取り、原稿の自由度を極力少なくする手段が講じられている。
【0064】
具体的には、スリットガラス22の上流に設けられた入り口ガイド52の内面から可撓性のガイド部材を白色背景板51方向に張り出してその隙間を埋めたり、あるいは、白色背景板51をスリットガラス22上に0.5mm±0.2mm程度の間隔で所定の弾力性を持って圧接することにより、読取り深度方向の誤差を押さえる等している。
【0065】
また、スリットガラス22の表面はインク等の付着や固着が起き難くなるように、その表面に界面活性剤(シリコン系活性剤)処理が施されている。また、上述した可撓性ガイドをスリットガラス22の上の読取位置(処理位置)近傍まで張り出し、読取位置では原稿面が積極的にスリットガラス22接触せず、しかも原稿先端は、スリットガラス22の読取位置付近をワイピング(先端でガラス面の異物を掻き落とす作用)できるような構成が取られている。
【0066】
一方、原稿の先端がスリットガラス22上の読取位置に到達するタイミングを読取りモータ103のパルスカウントにより制御し、このタイミングで副走査方向の表面画像有効読取り領域を示す表面DFゲート信号を送信する。
【0067】
次いで、スリットガラス22を経て加圧ローラ47に送り込まれる。加圧ローラ46および加圧ローラ47は読取り搬送ローラ44による共通駆動であるため、送り込みと引き出し速度は、同一の速度となり受け渡しショックの発生を低減させる効果がある。
【0068】
一方、スリットガラス22上で読取り搬送ローラ44、加圧ローラ46および加圧ローラ47で挟持されて読取りが終了した原稿は、第2読取り搬送部29に送られる。
【0069】
第2読取り搬送部29は、上面より読取り部を下方に向けて配置された密着イメージセンサ53と、密着イメージセンサ53の下方に設けられ、密着イメージセンサ53の読取り面に所定圧と所定の間隔を持って配置された押圧部材54とを備えており、読取り搬送ローラ44および加圧ローラ47に挟持されて第1読取り搬送部28から送り出された原稿は、密着イメージセンサ53および押圧部材54の間を通過する。ここで、両面モードの場合には原稿先端が密着イメージセンサ53に到達するタイミングをレジストセンサ50の先端検知からの搬送パルスカウントにより制御し、このタイミングで裏面画像の有効読取り領域を図示しない密着センサユニットへ送信する。
【0070】
この信号に基づいて密着イメージセンサ53により原稿の裏面に当たる面の画像が読み取られ、密着センサユニットによって表面と同じに電気的に変換された後、密着センサユニットから本体制御部111に転送される。また、押圧部材54はシェーデングの基準としての働きと、白色背景板としての働きをするものである。
【0071】
また、表面および裏面の原稿読取り領域終了のタイミングは、原稿の後端をレジストセンサ50で検知した時点からのパルスカウントによって制御するようになっており、その後、原稿は排紙駆動ローラ55aおよび排紙従動ローラ55bに挟持されてスタック部31上に排出される。
【0072】
スタック部31は排紙スタッカー56および排紙スタッカー56の面内に設けられ、小サイズの原稿が排紙される凹状の排紙スタッカー57から構成されている。また、排紙スタッカー56は原稿の排紙方向下流側が高く構成されており、排出原稿の飛び出しの防止とスタック原稿の揃え精度の向上に図るように工夫されている。
【0073】
また、複数枚の原稿の連続読取り時には、原稿排出完了タイミングよりも次原稿先出しによるレジスト停止動作によって読取りモータ103の駆動が停止するため、読取りの完了した原稿の排出動作は、次原稿の読取り開始による読取りモータ103の駆動再開によって原稿後端が排紙センサ58を抜けた時点で本体制御部111に排紙完了信号を送信し、原稿の搬送を完了する。
【0074】
また、小サイズ原稿のスタック時には、反転部32の反転切換え爪59を反転切換えソレノイド105により実線位置から破線位置に切換え、反転経路60に原稿を搬送し、反転排紙駆動ローラ61aと反転排紙従動ローラ61bにより挟持することにより、排紙スタッカー56上の小サイズ専用の排紙スタッカー57に排出することにより、小サイズ原稿の排出後の視認性を向上させることができる。
【0075】
また、原稿テーブル24は回転支点62を中心に上方に回転待避できるようになっており、排紙原稿の取り出し時に原稿テーブル24は回転支点62を中心に上方に回転させることにより、排紙スタッカー56または排紙スタッカー57に排紙された原稿の取り出し性を向上させることができる。
【0076】
また、原稿の排出時には、反転切換え爪59の動作と排出原稿の後端との同期を取り、原稿が排出された直後に反転切換え爪59を反転切換えソレノイド105によって破線で示す方向に回動させることにより、排出原稿の後端を叩くことにより、排出原稿が排紙路上に残留したままの状態、すなわち、原稿の後端残りを防止する制御を行う。
【0077】
次に、作用を説明する。
【0078】
本実施形態では、読取位置を挟んで読取搬送ローラ44に加圧される加圧ローラ(第1加圧部材)46および加圧ローラ(第2加圧部材)47を設け、読取搬送ローラ44および加圧ローラ47のニップに原稿の先端が進入するとき、および読取搬送ローラ44および加圧ローラ46のニップから原稿の後端が抜け出るときに発生するショックを低減することを特徴とするものである。
【0079】
以下、具体的に説明する。
【0080】
読取り搬送ローラ44は、搬送速度精度を要求されるため、硬度の高いゴムローラが使われる例が多い。このとき、従来では、加圧ローラ46、47は読取り搬送ローラ44よりも堅い素材、例えば、POM等の素材を使い、表面の平滑性、低摩擦性を重視した選択となっている。
【0081】
ところが、このように比較的硬度の高い読取り搬送ローラ44に硬度の加圧ローラ47加圧させた場合、図4にKで示すように、小さなニップ間で加圧力が急激に上昇してしまう。
【0082】
ここに原稿が進入した場合、原稿の先端の進入を確保するために加圧ローラ47を急激に変化させる力が必要となり、これが原稿にショックを与えることになる。これら読取り搬送ローラ44に硬度の高い加圧ローラ46を作用させた場合も同様の現象であり、原稿の後端が、読取り搬送ローラ44と加圧ローラ46の小さなニップ間を抜けた瞬間、それまであった加圧ローラ46の送り力が急激になくなり、このとき、読取位置よりも下流に発生していた原稿のたるみが瞬時にピンと張る動作を開始する。このことにより、原稿が張りつめる間は、送りが遅くなり画像伸びの現象が発生することとなる。
【0083】
そこで、本実施形態では、加圧ローラ46、47を図5に示すようにスポンジまたはゴム等の低硬度素材(軟質素材)によって構成したのである。このようにすれば、読取り搬送ローラ44に加圧ローラ46、47が加圧されたときに、加圧ローラ46、47が図6に示すように変形し、図4にLで示すようにニップ幅が広くなり、同じ加圧力であっても、その圧力分布が低くなる。
【0084】
このような状態の読取り搬送ローラ44と加圧ローラ47のニップに原稿が進入した場合には、徐々に加圧が高まるため急激なショックが原稿に作用しない。また、読取り搬送ローラ44と加圧ローラ46のニップから原稿の後端が抜ける場合にも、送り力が徐々に無くなっていくため、その間に原稿の弛みが徐々に張られて解消し、大きなショックとして表われない。
【0085】
このように、読取り搬送ローラ44に対して加圧ローラ46、47を十分に変形させてニップ幅を形成することができる素材を用いることにより、読取り搬送ローラ44および加圧ローラ47のニップに原稿の先端が進入するとき、および読取り搬送ローラ44および加圧ローラ46のニップから原稿の後端が抜けでるときに発生していたショックを低減することができる。
【0086】
ところで、加圧ローラ46、47を低硬度素材で構成した場合には、加圧ローラ46、47の表面が粘着効果を持つことになり、鉛筆原稿等の場合にはそのカーボンが加圧ローラ46、47の表面に転写され、その後に通紙した原稿が汚されることになる。また、加圧ローラ46、47の摩擦が高いと、分離された原稿が読取り搬送ローラ44および加圧ローラ46のニップと読取り搬送ローラ44および加圧ローラ47のニップに進入する際に、原稿の先端が加圧ローラ46、47の腹に当たり、進入時にショックが発生してしまうことも考えられる。
【0087】
これを解消する手段として、図5に示すように加圧ローラ46、47の表面46a、47aにフッ素系コーテング材等の低摩擦部材をコーテングするか、あるいは低摩擦および高耐久素材のチューブを被せることにより、加圧ローラ46、47の表面46a、47aの摩擦係数を低下させることにより、ニップ幅が大きく取れ、かつ表面46a、47aが滑らかで、滑りやすく、汚れが着きにくい加圧ローラ46、47を得ることができる。これに加えて、耐摩耗性の高い加圧ローラ46、47を製作することができる。
【0088】
なお、加圧ローラ46、47は全ての低硬度の材質から構成する必要はなく、少なくとも外周層を低硬度の材質から構成しても良い。この場合に、加圧ローラ46、47の外周層を発泡スポンジ状の弾性部材から構成したり、ゴム硬度90以下のゴム系弾性部材から構成することが望ましい。
【0089】
また、加圧ローラ46、47の外周面に低摩擦部材を形成する場合には、0.3未満となる部材を形成することが望ましい。
【0090】
なお、本実施形態では、本発明をADFに適用した例を示しているが、これに限らず、用紙(転写紙)に画像を転写する画像形成装置に適用しても良い。この場合、処理位置は、読取位置ではなく、転写位置になる。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、処理位置において用紙の搬送性が低下するのを防止することができるとともに、鉛筆用紙等の脱落しやすい描画材による用紙でも転写汚れを防止するできる用紙搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙搬送装置の一実施形態を示す図であり、その用紙搬送装置としてのADFの概略構成図である。
【図2】一実施形態のADFのブロック図である。
【図3】一実施形態のスリットガラス、読取り搬送ローラおよび加圧ローラの配置を示す図である。
【図4】一実施形態の読取り搬送ローラと加圧ローラのニップ幅と圧力の関係を示す図である。
【図5】一実施形態の加圧ローラの構成図である。
【図6】一実施形態の読取り搬送ローラに加圧ローラを変形させて加圧した状態を示す図である。
【図7】従来のADFの読取位置周辺の装置構成を示す図である。
【符号の説明】
23 ADF(用紙搬送装置)
22 スリットガラス(読取位置)
44 読取り搬送ローラ(搬送駆動部材)
46 加圧ローラ(第1加圧部材)
47 加圧ローラ(第2加圧部材)
Claims (6)
- 搬送駆動部材と、用紙の処理位置に対して上流側に設けられ、前記搬送駆動部材に加圧される第1加圧部材と、用紙の処理位置に対して下流側に設けられ、前記搬送駆動部材に加圧される第2加圧部材とを備え、前記搬送駆動部材と第1加圧部材および前記搬送駆動部材と第2加圧部材によって用紙を挟持しながら前記処理位置に対して用紙の搬入および搬出を行う用紙搬送装置において、
前記第1加圧部材および第2加圧部材の少なくとも一方を、前記搬送駆動部材に加圧されるときに変形して前記搬送駆動部材との間で所定幅のニップを形成するように変形する低硬度素材から構成するとともに、外周部を低摩擦部材から構成することを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記第1加圧部材および第2加圧部材の少なくとも外周層は、発泡スポンジ状の弾性部材から構成されることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
- 前記第1加圧部材および第2加圧部材の少なくとも外周層は、ゴム硬度90以下のゴム系弾性部材から構成されることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
- 前記第1加圧部材および第2加圧部材の外周面は、摩擦係数が、0.3未満となる部材から構成されることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
- 前記第1加圧部材および第2加圧部材の外周面は、フッ素系コーテング材によってコート処理されたものから構成されることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載の用紙搬送装置。
- 前記第1加圧部材および第2加圧部材の外周面は、低摩擦および高耐久素材で被覆されたものから構成されることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載の用紙搬送装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2004256252A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112010085A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 佳能株式会社 | 片材排出装置、图像读取装置和成像装置 |
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2003
- 2003-02-26 JP JP2003049463A patent/JP2004256252A/ja active Pending
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