JP2004255766A - 緊締具 - Google Patents

緊締具 Download PDF

Info

Publication number
JP2004255766A
JP2004255766A JP2003050388A JP2003050388A JP2004255766A JP 2004255766 A JP2004255766 A JP 2004255766A JP 2003050388 A JP2003050388 A JP 2003050388A JP 2003050388 A JP2003050388 A JP 2003050388A JP 2004255766 A JP2004255766 A JP 2004255766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
main body
fastener
binding
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003050388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ishigami
和浩 石上
Eiji Ishigami
英治 石上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZURAN KK
Original Assignee
SUZURAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUZURAN KK filed Critical SUZURAN KK
Priority to JP2003050388A priority Critical patent/JP2004255766A/ja
Publication of JP2004255766A publication Critical patent/JP2004255766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】紐による物品の締結が簡単に行え、かつその解放が容易に行えるような安価な締結具を提供すること。
【解決手段】該紐状体(2)の中腹を掛け止める掛け止め部(7)を有すると共に、該掛け止め部に掛け止められた以外の紐状体の自由端側の中腹を折り返す折り返し手段(8)を有する本体部分(4)と、該折り返し手段より自由端側の該紐状体を本体部分に係止する係止手段(6)、(10)と、を有することを特徴とする緊締具。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、緊締具に関し、特に締め付け・解放をきわめて簡単に行なうことができる簡易型の緊締具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に緊締具と称しても、重機械や電子機器に用いる構造複雑なものから、書類や靴紐を緊締するような簡単軽量のものまである。本発明の緊締具は、後者に属するものである。たとえば、複数枚の書類をファイルに綴じ込む場合、図4に示すように、綴じ込むべき書類100の縁に貫通穴101を2個穿つ。一方、書類100を綴じ込むべきファイル102から二本のストリップ103を立設しておき、前記書類にあけた貫通穴101にストリップ103を挿通した後、押さえ板104に設けた挿通穴105に書類の貫通穴102を通ったストリップ103を通し、押さえ板104を書類の上に密着させた後、押さえ板104に設けたスライダ106を矢印方向にスライドさせてストリップ103上にスライダ106をかぶせて、ストリップ103を外側に折り曲げることによって押さえ板104を書類100の上に固定して書類をファイル102に綴じる。
【特許文献1】特開2002−362075号、
【特許文献2】特開2002−283780号、
【特許文献3】特開2002−264576号。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如き緊締具は極めてポピュラーなものであるが、長期の使用によって、押さえ板104のスライダ106が緩み、書類100がファイル102から抜け落ちると言うような経験は誰しも有するところである。また、日本古来からの伝統的締結方法として、細紐による蝶結びがあるが、輪状に結んだ紐の中に他方の紐の先端が挿通しているのに気がつかず、紐の先端を引き抜いて、締結を解こうとして、かえって堅く結ばれてしまうような経験も皆持ち合わせているはずである。
【0004】
本発明は、上述の如き従来の不都合を解消しようとするもので、その目的は、紐による物品の締結が簡単に行え、かつその解放が容易に行えるような安価な締結具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の如き本発明の目的を達成するために、本願の請求項1に記載の発明は、紐状体により物体を緊締する緊締具において、一端を固定された物体を緊締する紐状体と、該紐状体の中腹を掛け止める掛け止め部を有すると共に、該掛け止め部に掛け止められた以外の紐状体の自由端側の中腹を折り返す折り返し手段を有する本体部分と、該折り返し手段より自由端側の該紐状体を本体部分に係止する係止手段と、を有することを特徴とする緊締具を提供する。
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記掛け止め部は、本体部分の端部に設けられた溝であることを特徴とする緊締具を提供する。
本願の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記掛け止め部は、本体部分に開けられ前記紐状体を挿通する穴であることを特徴とする緊締具を提供する。
本願の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、本体部分は合成樹脂にて形成されていることを特徴とする緊締具を提供する。
本願の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、本体部分は金属により形成されていることを特徴とする緊締具を提供する。
本願の請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記係止手段は、該紐状体を本体部分に押しつけて紐状体を係止することを特徴とする緊締具を提供する。
本願の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記係止手段は、紐状体の中腹を挟んで紐状体を係止することを特徴とする緊締具を提供する。
本願の請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記紐状体を係止する部分を本体部分に2カ所以上形成したことを特徴とする緊締具を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を説明する斜視図である。同図において、1はベースで、ファイルの表紙や、書類などを綴じ込んでおく部分である。2はベース1に一端を固定された綴じ紐(紐状体)である。綴じ紐2は、合成樹脂繊維や天然繊維を編組した周知の紐でよい。3は本発明に係る緊締具である。緊締具3は全体的に合成樹脂で成形されており、本体板4(本体部分)とこれの縁部4−1に形成されたヒンジ5により回動自在に取り付けられた紐固定板6とを有する。
【0007】
本体板4には前記綴じ紐2の中腹を掛け留めておく2個の溝7,7(掛け止め部)が本体板4の両側端縁に設けられている。本体板4の中程には、折り返し手段となる2本の紐掛け棒8が立設されている。紐掛け棒8の中程は、少し削り取られて、抜け留め部9が形成されている。この抜け留め部9は、前記のごとく削り取った溝でなくともよく、たとえば、先を曲げた鈎型等でもよく、要は、これに掛けられた綴じ紐2の中腹が紐掛け棒8から折り返されたとき、これから抜け落ちないようにして折り返し手段となればよい。
【0008】
溝7と紐掛け棒8との間には、蒲鉾状に膨らんだ紐止め突条10が複数状形成されている。紐止め突条10の表面には、これの長手方向と同方向に筋を刻む等して、綴じ紐の抜けを防止するような手だてが加えられている。これは、本体板4の上に紐固定板6を回動して綴じ紐2中腹の上に押しつけたとき、これを本体板4の上にしっかり固定するための係止手段の一部である。
【0009】
次に本発明に係る緊締具を使用して、書類等を綴じる動作について説明する。綴じ込もうとする書類の一端縁に、従来と同じように2カ所に貫通穴(従来例の101)に、ベース1に一方端を固定されベース1から延びる綴じ紐2の他方の自由端を挿通する。
次に、書類の上に紐固定板6を開いたままの留め具3を書類のうえに載置し、綴じ紐2を本体板4の両端に設けた溝7,7に引きかけ、一端、これら綴じ紐2の先端を互いに180°角度が異なる方向に牽引して、留め具3を書類の上に強く押しつけた後、手指を綴じ紐の上から強く押しつける。この状態から綴じ紐2を紐掛け棒8,8部分からUターンさせてから、綴じ紐2、2の先端を引き、その状態を保ったまま、綴じ紐2の上から紐固定板6を被せ、本体板4の端縁に設けたフック11を紐固定板6の上面に引っかけて、紐固定板6により綴じ紐2を紐止め突条10の上に強く押しつけて留め具3を書類の上に固定すると共に書類をベース1の上に綴じ込む。
【0010】
上記のような綴じ込み動作により、綴じ紐2は、紐止め突条10と紐固定板6との間に強く挟まれて、綴じ紐2が緩むようなことはない。なお、綴じ紐2の固定力が弱いときには、紐固定板6の裏面にスリット等を設けて、綴じ紐固定に摩擦力を増加するように構成してもよい。
【0011】
次に本発明の第2の実施例を説明する。
図2は、この実施例を説明するための斜視図である。この実施例の緊締具21は、金属板を打ち抜き成型して構成されている。緊締具21は、一端に綴じ紐23の一方端を固定する紐止め22が形成され、内側に折り曲げられて、綴じ紐23の端部を固着している。緊締具21の本体24(本体部分)上には、この本体24から切り起こされ、紐状体23の中腹を折り返す折り返し手段となるフック25が形成されている。本体24の紐止め22が形成されている部分と反対の端部に紐挟持部26(紐係止手段)が形成されている。紐挟持部26は本体24の一端を析曲されて形成され、端部から根本にかけて順次幅狭となり、紐状体23の中腹を挟んで掛け止めるスリット27が設けられている。また、紐挟持部26の近傍には、綴じ紐23を挿通する穴28(紐状体23の中腹を本体24に掛け止める掛け止め手段)が形成されている。図3は、第2の実施例の留め具21を開いた正面図である。
【0012】
次に第2の実施例の作用について説明する。
例えば鉛筆等束ねようとするもに対し、綴じ紐23を束ねるものの周囲に巻き付け、綴じ紐23の一方端を本体24に設けた穴28に挿通し、この綴じ紐23をフック25に掛けてから、綴じ紐23の先端を引き、束ねようとするものを綴じ紐23で強く束ねる。その後、綴じ紐23を紐挟持部26のスリット27に挟みつける。この動作により、綴じ紐23は紐挟持部26のスリット27にはさみつけられて、容易に外れることが無く、鉛筆等の束ねられるものは、本発明に係る緊締具により束ねられる。緊締を解く場合は、スリット27に挟みつけられている綴じ紐23を外し、フック25からも外し、穴28から綴じ紐を抜き去れば、緊締は簡単に解ける。
【0013】
以上、本発明を上述の実施の形態により説明したが、例えば、上記実施例の紐固定板6の中腹から切り離して、本体板4上に2カ所の固定板を各々独立して開閉できるように構成して、実質的に2カ所以上の緊締部分を形成するなど、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除するものではない。
【0014】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本願の請求項1に記載の発明は、物品を」緊締する紐状体を本体部分に形成した掛け止め部で折り返して、該紐状体を本体に設けた係止手段でこれに係止するように構成しているので、極めて簡単に物品を緊締することができ、かつ緊締を解くときは、係止手段に掛け止められた紐状体を簡単に外すだけで物品の緊締を解くことができる。しかも、物品を緊締している間中、紐状体が係止手段からはずれにくいので、確実な緊締動作を達成する。しかも構造が簡単なので、極めて安価である。
本願の請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明に加えて、掛け止め部は溝であるので、これに紐状体を係止したり外す動作が簡単にできる。
本願の請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明に加えて、掛け止め部は穴であるので、紐状体を確実に本体部分に係止できる。
本願の請求項4に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明に加えて、本体部分を合成樹脂の成型品で構成しているので、リサイクル品で形成できる。
本願の請求項5に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明に加えて、本体部分を金属で構成しているので、例えば空き缶の鉄板などのリサイクル品で形成することができる。
本願の請求項6に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明に加えて、係止手段は、紐状体の中腹を本体部分に押しつけて紐状体を係止しているので、紐状体の係止が極めて確実になされるとともに、単に紐状体の押しつけを解くだけで物品の緊締を解くことができる。
本願の請求項7に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明に加えて、係止手段は、紐状体の中腹を本体部分にはさみつけて紐状体を係止しているので、紐状体の係止が極めて確実になされるとともに、単に紐状体を引っ張って本体部分からこれを外すだけで物品の緊締を解くことができる。
本願の請求項8に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明に加えて、紐状体を本体部分に複数箇所形成しているので、物品を複数本の紐状体で緊締している場合、緊締を修正するときなど、全部の紐状体を解くことなく、必要な紐状体のみを外すだけで、その修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第2実施例の斜視図である。
【図3】図3は、本発明の第2実施例の展開図である。
【図4】図4は、従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1−−−ベース
2−−−綴じ紐
3−−−緊締具
4ーーー本体板
4−1ー縁部
5−−−ヒンジ
6ーーー紐固定板
7−−−溝
8−−−紐掛け棒
9ーーー抜け留め部
10−−−紐止め突条
11ーーーフック
21ーーー緊締具
22ーーー紐止め
23ーーー綴じ紐
24ーーー本体
25ーーーフック
26ーーー紐挟持部
27ーーースリット
28ーーー穴
100―――書類
101―――貫通穴
102―――ファイル
103―――ストリップ
104ーーー留め金具
105ーーー挿通穴
106ーーースライダ

Claims (8)

  1. 紐状体により物体を緊締する緊締具において、
    一端を固定された物体を緊締する紐状体と、
    該紐状体の中腹を掛け止める掛け止め部を有すると共に、該掛け止め部に掛け止められた以外の紐状体の自由端側の中腹を折り返す折り返し手段を有する本体部分と、
    該折り返し手段より自由端側の該紐状体を本体部分に係止する係止手段と、
    を有することを特徴とする緊締具。
  2. 前記掛け止め部は、本体部分の端部に設けられた溝であることを特徴とする請求項1に記載の緊締具。
  3. 前記掛け止め部は、本体部分に開けられ前記紐状体を挿通する穴であることを特徴とする請求項1に記載の緊締具。
  4. 本体部分は合成樹脂にて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の緊締具。
  5. 本体部分は金属により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の緊締具。
  6. 前記係止手段は、該紐状体を本体部分に押しつけて紐状体を係止することを特徴とする請求項1に記載の緊締具。
  7. 前記係止手段は、紐状体の中腹を挟んで紐状体を係止することを特徴とする請求項1に記載の緊締具。
  8. 前記紐状体を係止する部分を本体部分に2カ所以上形成したことを特徴とする請求項1に記載の緊締具。
JP2003050388A 2003-02-27 2003-02-27 緊締具 Pending JP2004255766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050388A JP2004255766A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 緊締具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050388A JP2004255766A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 緊締具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004255766A true JP2004255766A (ja) 2004-09-16

Family

ID=33115810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003050388A Pending JP2004255766A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 緊締具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004255766A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101828173B1 (ko) * 2016-09-22 2018-02-09 권태은 서류파일 고정장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101828173B1 (ko) * 2016-09-22 2018-02-09 권태은 서류파일 고정장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0765281B1 (en) Tie strips
US6842948B2 (en) Rubber band retainer apparatus
JPH06193613A (ja) 結束帯
US2935773A (en) Cable clamps
JP5819516B2 (ja) バンド締付け具
TWM454875U (zh) 束帶
US6684462B1 (en) Tying fastener
JP2004255766A (ja) 緊締具
KR200226124Y1 (ko) 화물 묶음용 끈 조임장치
JP2002179131A (ja) 荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル
JP3119073U (ja) 綴じ紐用留め具
JP3237329U (ja) 輪ゴム留め具
JP2009137648A (ja) 新聞雑誌縛り器
US20040092955A1 (en) Umbilical cord closure device
JP7211653B1 (ja) 留め具
JP2009214929A (ja) 補強装置
JP3077121U (ja) 紐締め具
JP3024273U (ja) 袋用結束バンド
JPH0344676Y2 (ja)
JPH074218Y2 (ja) 結束具
KR920005352Y1 (ko) 머리띠
JP3092292U (ja) 結束具
JPS6121275Y2 (ja)
JP3105819U (ja) くるくる結束機
JP3114873U (ja) 結束用留め具