JP2004255754A - マニホ−ルド - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲ−ト部の位置多様化に対応できるマニホ−ルドを提供する。
【解決手段】プラスチック成形のホットランナ−システムを構成するマニホ−ルド1において、樹脂流路3の部位別に少なくとも、ノズルブロック11、直線ブロック12、分岐ブロック13、ゲートブロック14にブロック化されている。
【選択図】 図1
【解決手段】プラスチック成形のホットランナ−システムを構成するマニホ−ルド1において、樹脂流路3の部位別に少なくとも、ノズルブロック11、直線ブロック12、分岐ブロック13、ゲートブロック14にブロック化されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック成形のホットランナ−システムのマニホ−ルドに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のホットランナ−システムのマニホ−ルドの構成図である。マニホ−ルド1は、樹脂入口(ノズル部)2から内部に延びる樹脂流路3を有し、樹脂流路3の端部にはゲ−ト部4が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示すように、従来のホットランナ−システムのマニホ−ルド1は、一体成形品であり、ゲ−ト部4の位置を決めて、一点一様の設計・製作を行なうようになっている。このため、ゲ−ト部位置の変更に対しては、マニホ−ルドの作り替えとなるような工数が発生してしまいコストが掛かるという問題がある。
本発明は、ゲ−ト部の位置多様化に対応できるマニホ−ルドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、プラスチック成形のホットランナ−システムを構成するマニホ−ルドにおいて、樹脂流路の部位別にブロック化されているマニホ−ルドを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、少なくとも、ノズルブロック、直線ブロック、分岐ブロック、ゲートブロックにブロック化されている請求項1記載のマニホ−ルドを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、各ブロツクが互いに連結可能な形状を有している請求項1記載のマニホールドを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、各ブロツクの樹脂流路は、樹脂が流れ込む開口端が拡径のテ−パ−形状を有している請求項1記載のマニホールドを主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に従って本発明の実施の形態を説明する。なお、図5に示す従来例と同一個所には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。本発明のマニホールド1は一体成形品ではなく、樹脂流路3の部位別にブロック化されていることが特徴である。
第1の実施の形態に係るマニホールド1は、樹脂流路3の部位別に、ノズルブロック11、直線ブロック12、分岐ブロック13、ゲ−トブロック14の各ブロックから構成されている。
図2は本発明の第2の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。第2の実施の形態に係るマニホールド1は、樹脂流路3の部位別に、ノズルブロック11、直線ブロック12、分岐ブロック13、ゲ−トブロック14、曲げブロック15の各ブロックから構成されている。
第1、第2の実施の形態に示すように、本発明のマニホールド1は、樹脂流路3の部位別にブロック化されており、各ブロックは互いに連結可能な形状を有しているので、換言すれば連結部の形状が統一されているので、これらを自由に組み合わせることにより、多様な形状のマニホールド1を構成することができる。従ってゲ−トブロック14の配置、そこまでの樹脂経路3に対しては、多様に対応できるようになる。
図3は本発明のマニホールドを構成する各ブロックを連結固定した状態を示す図である。図に示されたブロツクは分岐ブロック13とゲ−トブロック14であるが、例えばボルト21により連結固定されている。
図4は本発明のマニホールドを構成する各ブロックの樹脂流路の径と樹脂の流れ方向の関係を示す図である。符号31は樹脂の流れ方向を示しているが、各ブロツクの樹脂流路3は、樹脂が流れ込む開口端が拡径のテ−パ−形状を有している。
即ち直線ブロック12−1と12−2の関係においては、直線ブロック12−1から直線ブロック12−2に向かって樹脂が流れるので、樹脂が円滑に流れるように、直線ブロック12−1の樹脂流路3の出口端の径Aと、直線ブロック12−2の樹脂流路3の入り口端の径Bとの間には、A<Bの関係がある。直線ブロック12−2と下流側の分岐ブロック13との間も同様である。A、Bの寸法を統一化することにより、ブロックの位置が変更可能となる。
【0006】
【発明の効果】
請求項1ないし3記載のマニホ−ルドは、樹脂流路の部位別に少なくとも、ノズルブロック、直線ブロック、分岐ブロック、ゲートブロックにブロック化されており、各ブロツクが互いに連結可能な形状を有しているので、各ブロックを自由に組み合わせることにより、多様な形状のマニホールドを構成することができ、ゲ−トブロックの配置、そこまでの樹脂経路に対しては、多様に対応できるようになる。
請求項4記載のマニホ−ルドにおいて、各ブロツクの樹脂流路は、樹脂が流れ込む開口端が拡径のテ−パ−形状を有しているので樹脂の流れが円滑になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。
【図3】本発明のマニホールドを構成する各ブロックを連結固定した状態を示す図である。
【図4】本発明のマニホールドを構成する各ブロックの樹脂流路の径と樹脂の流れ方向の関係を示す図である。
【図5】従来のホットランナ−システムのマニホ−ルドの構成図である。
【符号の説明】
1 マニホールド
2 樹脂入り口
3 樹脂流路
4 ゲート部
11 ノズルブロック
12 直線ブロック
13 分岐ブロック
14 ゲートブロック
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック成形のホットランナ−システムのマニホ−ルドに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のホットランナ−システムのマニホ−ルドの構成図である。マニホ−ルド1は、樹脂入口(ノズル部)2から内部に延びる樹脂流路3を有し、樹脂流路3の端部にはゲ−ト部4が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示すように、従来のホットランナ−システムのマニホ−ルド1は、一体成形品であり、ゲ−ト部4の位置を決めて、一点一様の設計・製作を行なうようになっている。このため、ゲ−ト部位置の変更に対しては、マニホ−ルドの作り替えとなるような工数が発生してしまいコストが掛かるという問題がある。
本発明は、ゲ−ト部の位置多様化に対応できるマニホ−ルドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、プラスチック成形のホットランナ−システムを構成するマニホ−ルドにおいて、樹脂流路の部位別にブロック化されているマニホ−ルドを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、少なくとも、ノズルブロック、直線ブロック、分岐ブロック、ゲートブロックにブロック化されている請求項1記載のマニホ−ルドを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、各ブロツクが互いに連結可能な形状を有している請求項1記載のマニホールドを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、各ブロツクの樹脂流路は、樹脂が流れ込む開口端が拡径のテ−パ−形状を有している請求項1記載のマニホールドを主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に従って本発明の実施の形態を説明する。なお、図5に示す従来例と同一個所には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。本発明のマニホールド1は一体成形品ではなく、樹脂流路3の部位別にブロック化されていることが特徴である。
第1の実施の形態に係るマニホールド1は、樹脂流路3の部位別に、ノズルブロック11、直線ブロック12、分岐ブロック13、ゲ−トブロック14の各ブロックから構成されている。
図2は本発明の第2の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。第2の実施の形態に係るマニホールド1は、樹脂流路3の部位別に、ノズルブロック11、直線ブロック12、分岐ブロック13、ゲ−トブロック14、曲げブロック15の各ブロックから構成されている。
第1、第2の実施の形態に示すように、本発明のマニホールド1は、樹脂流路3の部位別にブロック化されており、各ブロックは互いに連結可能な形状を有しているので、換言すれば連結部の形状が統一されているので、これらを自由に組み合わせることにより、多様な形状のマニホールド1を構成することができる。従ってゲ−トブロック14の配置、そこまでの樹脂経路3に対しては、多様に対応できるようになる。
図3は本発明のマニホールドを構成する各ブロックを連結固定した状態を示す図である。図に示されたブロツクは分岐ブロック13とゲ−トブロック14であるが、例えばボルト21により連結固定されている。
図4は本発明のマニホールドを構成する各ブロックの樹脂流路の径と樹脂の流れ方向の関係を示す図である。符号31は樹脂の流れ方向を示しているが、各ブロツクの樹脂流路3は、樹脂が流れ込む開口端が拡径のテ−パ−形状を有している。
即ち直線ブロック12−1と12−2の関係においては、直線ブロック12−1から直線ブロック12−2に向かって樹脂が流れるので、樹脂が円滑に流れるように、直線ブロック12−1の樹脂流路3の出口端の径Aと、直線ブロック12−2の樹脂流路3の入り口端の径Bとの間には、A<Bの関係がある。直線ブロック12−2と下流側の分岐ブロック13との間も同様である。A、Bの寸法を統一化することにより、ブロックの位置が変更可能となる。
【0006】
【発明の効果】
請求項1ないし3記載のマニホ−ルドは、樹脂流路の部位別に少なくとも、ノズルブロック、直線ブロック、分岐ブロック、ゲートブロックにブロック化されており、各ブロツクが互いに連結可能な形状を有しているので、各ブロックを自由に組み合わせることにより、多様な形状のマニホールドを構成することができ、ゲ−トブロックの配置、そこまでの樹脂経路に対しては、多様に対応できるようになる。
請求項4記載のマニホ−ルドにおいて、各ブロツクの樹脂流路は、樹脂が流れ込む開口端が拡径のテ−パ−形状を有しているので樹脂の流れが円滑になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るマニホールドの構成図である。
【図3】本発明のマニホールドを構成する各ブロックを連結固定した状態を示す図である。
【図4】本発明のマニホールドを構成する各ブロックの樹脂流路の径と樹脂の流れ方向の関係を示す図である。
【図5】従来のホットランナ−システムのマニホ−ルドの構成図である。
【符号の説明】
1 マニホールド
2 樹脂入り口
3 樹脂流路
4 ゲート部
11 ノズルブロック
12 直線ブロック
13 分岐ブロック
14 ゲートブロック
Claims (4)
- プラスチック成形のホットランナ−システムを構成するマニホ−ルドにおいて、樹脂流路の部位別にブロック化されていることを特徴とするマニホ−ルド。
- 少なくとも、ノズルブロック、直線ブロック、分岐ブロック、ゲートブロックにブロック化されていることを特徴とする請求項1記載のマニホ−ルド。
- 各ブロツクが互いに連結可能な形状を有していることを特徴とする請求項1記載のマニホールド。
- 各ブロツクの樹脂流路は、樹脂が流れ込む開口端が拡径したテ−パ−形状を有していることを特徴とする請求項1記載のマニホールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003050135A JP2004255754A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | マニホ−ルド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003050135A JP2004255754A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | マニホ−ルド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004255754A true JP2004255754A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33115628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003050135A Pending JP2004255754A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | マニホ−ルド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004255754A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100906824B1 (ko) | 2007-09-22 | 2009-07-09 | 주식회사 동명테크 | 사출성형용 핫런너시스템의 코어조립식 매니폴드블록 |
JP2020011411A (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | トヨタ紡織株式会社 | 射出成形用ホットランナのマニホールド |
WO2020196462A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 射出成形用金型、樹脂製容器製造装置、およびプラグユニット |
JP2020172058A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | トヨタ紡織株式会社 | 射出成形用ホットランナのマニホールド |
-
2003
- 2003-02-26 JP JP2003050135A patent/JP2004255754A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100906824B1 (ko) | 2007-09-22 | 2009-07-09 | 주식회사 동명테크 | 사출성형용 핫런너시스템의 코어조립식 매니폴드블록 |
JP2020011411A (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | トヨタ紡織株式会社 | 射出成形用ホットランナのマニホールド |
JP7063160B2 (ja) | 2018-07-17 | 2022-05-09 | トヨタ紡織株式会社 | 射出成形用ホットランナのマニホールド |
WO2020196462A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 射出成形用金型、樹脂製容器製造装置、およびプラグユニット |
JPWO2020196462A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | ||
CN113613858A (zh) * | 2019-03-26 | 2021-11-05 | 日精Asb机械株式会社 | 注塑用模、树脂制容器的生产设备和插塞单元 |
US20220152896A1 (en) * | 2019-03-26 | 2022-05-19 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Die for injection molding, production apparatus for container made of resin, and plug unit |
CN113613858B (zh) * | 2019-03-26 | 2023-12-01 | 日精Asb机械株式会社 | 注塑用模、树脂制容器的生产设备和插塞单元 |
JP7445643B2 (ja) | 2019-03-26 | 2024-03-07 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 射出成形用金型、樹脂製容器製造装置、およびプラグユニット |
US11951664B2 (en) | 2019-03-26 | 2024-04-09 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Die for injection molding, production apparatus for container made of resin, and plug unit |
JP2020172058A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | トヨタ紡織株式会社 | 射出成形用ホットランナのマニホールド |
JP7183929B2 (ja) | 2019-04-10 | 2022-12-06 | トヨタ紡織株式会社 | 射出成形用ホットランナのマニホールド |
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