JP2004255033A - 側視型内視鏡の先端部キャップ構造 - Google Patents

側視型内視鏡の先端部キャップ構造 Download PDF

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Abstract

【目的】挿入部の先端部のブリッジの前後長を従来に比べて短くしつつ、キャップが挿入部の先端部から脱落しにくいようにした側視型内視鏡の先端部キャップ構造を提供する。
【構成】側面に対物レンズ窓と鉗子起上用スリットとを有し、先端部に該スリットの先端を閉じるブリッジを有する挿入部の先端部と;該挿入部先端部に着脱可能に被着される、上記対物レンズ窓及び鉗子起上用スリットを露見させる窓孔を有する弾性材料からなるキャップと;を有する側視型内視鏡の先端部構造において、上記挿入部の先端部のブリッジ内に、該ブリッジの延長方向に延びる、断面略コ字状の係合溝を形成し、上記キャップの先端部内面に、上記挿入部の先端部の係合溝に係合する係合突条を形成したことを特徴とする側視型内視鏡の先端部キャップ構造。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、側視型内視鏡の先端部キャップ構造に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
挿入部の先端部の側面に側方切欠部を凹設し、この側方切欠部の表面に、対物レンズ窓や配光レンズを設けるとともに、側方切欠部の表面に、挿入部内を挿通する送水チューブと送気チューブの出口側端部を開口させ、この先端部に、弾性材料からなるとともにノズルを備えるキャップを装着し、キャップを装着すると、上記ノズルが、上記送水チューブ及び送気チューブの出口側端部と連通するとともに対物レンズ窓側を向く側視型内視鏡は従来より知られている。
【0003】
この側視型内視鏡の先端部はステンレス鋼等の硬質部材によって成形されており、かつ、その先端面には鋭角な角部が形成されているので、万一、挿入部を体腔内に挿入中に、キャップが先端部から脱落したり、術者がキャップの装着を忘れたまま挿入部を体腔内に挿入してしまうと、先端部の鋭角な角部により、体内の粘膜を傷付けてしまうおそれがある。
【0004】
そこで、特許文献1の側視型内視鏡では、先端部の先端面に、棒状をなすとともに、露出する稜線部を全て丸みを帯びるように面取りしたブリッジを固着している。先端部の先端面に、このようなブリッジを固着することにより、万一、体腔内で先端部が露出しても、ブリッジが粘膜に接触することはあっても、先端部の鋭角な角部が粘膜に接触するおそれはなくなる。
【0005】
しかし、挿入部の先端部の先端面にこのようなブリッジを固着すると、キャップを先端部に装着した際に、ブリッジの前後長だけ、キャップの先端から先端部の後端までの前後長が長くなってしまう。
その一方、キャップの側面には、先端部の側面に設けられた配光レンズや対物レンズ窓を露出させるための窓孔が穿設されているので、キャップの窓孔が設けられた側の面の先端部分(以下、係合部と呼ぶ)は強度的に弱くなっている。そして、キャップを先端部に装着したときに、この係合部をブリッジの側面に当接させることにより、キャップの係合部にブリッジ側向きの外力が掛かっても、ブリッジが係合部を支えて、キャップの係合部が挿入部の先端部から外れないようにしている。このため、ブリッジの前後長を短くしてしまうと、ブリッジによる係合部の支持力が低下してしまい、キャップの係合部が挿入部の先端部から脱落してしまうおそれがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−253036号公報
【0007】
【発明の目的】
本発明は、挿入部の先端部のブリッジの前後長を従来に比べて短くしつつ、キャップが挿入部の先端部から脱落しにくいようにした側視型内視鏡の先端部キャップ構造を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の概要】
本発明の側視型内視鏡の先端部キャップ構造は、側面に対物レンズ窓と鉗子起上用スリットとを有し、先端部に該スリットの先端を閉じるブリッジを有する挿入部の先端部と;該挿入部先端部に着脱可能に被着される、上記対物レンズ窓及び鉗子起上用スリットを露見させる窓孔を有する弾性材料からなるキャップと;を有する側視型内視鏡の先端部構造において、上記挿入部の先端部のブリッジ内に、該ブリッジの延長方向に延びる、断面略コ字状の係合溝を形成し、上記キャップの先端部内面に、上記挿入部の先端部の係合溝に係合する係合突条を形成したことを特徴としている。
【0009】
上記挿入部の先端部には、該挿入部内に挿通された送気または送水の少なくとも一方を行うチューブの出口側端部が開口しており、上記キャップには、該キャップを挿入部の先端部に装着したとき上記チューブの出口側端部と連通するノズル孔が備えるのが好ましい。
【0010】
さらに、上記キャップの上記先端部への装着時に、上記キャップのノズル孔が、上記対物レンズ窓側を向くようにするのが実際的である。
【0011】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して本発明の内視鏡の一実施形態を説明する。
図1に示す内視鏡は医療用の電子内視鏡10であり、体腔内に挿入される挿入部11とその基部側に接続された操作部12を有している。挿入部11は、先端側から順に先端部13、湾曲部14及び可撓管部15を有しており、さらに可撓管部15が連結部16を介して操作部12に接続している。操作部12からはユニバーサルチューブ17が延設されており、該ユニバーサルチューブ17の末端に設けたコネクタ部18は、内視鏡本体とは別体のプロセッサ(図示略)に接続可能となっている。
【0012】
挿入部11のうち、可撓管部15は柔軟で可撓性を有している。また、湾曲部14内には、相対回動可能に連結された複数の節輪(図示略)が、その長手方向に並べて設けられている。操作部12に設けた湾曲操作ノブ19、20を回動操作すると、図示を省略した複数の湾曲操作ワイヤが牽引または弛緩され、複数の節輪が相対回動し、その結果、湾曲部14が上下及び左右に湾曲される。
【0013】
本実施形態の電子内視鏡10は、ステンレス鋼等の硬質材料から構成された先端部13の一側部に側方切欠部21を凹設した側視型内視鏡である。この側方切欠部21の平面部21aには、配光レンズ保持孔22と対物レンズ窓保持孔23が設けられており、さらに、平面部21aには、前後方向を向くとともに、その先端が先端部13の先端にまで達する鉗子起上収納用凹部(鉗子起上用スリット)24が凹設されている。さらに、先端部13の外周面には、側方切欠部21の直後に位置する、環状係合溝25が設けられている。また、側方切欠部21の後端部には、送気送水連通用凹部21bが形成されており、送気送水連通用凹部21bの後端面には、送気孔26と送水孔27とが穿設されている。
【0014】
図3及び図4に示すように、先端部13の先端面13aには、鉗子起上収納用凹部24の先端を閉じる状態で、左右(図3の上下)一対の上下方向を向くブリッジ28a、28bが設けられている。これらブリッジ28a、28bの各稜線部は全て面取りされており、万一、ブリッジ28a、28bが直接、体内の粘膜に接触しても、粘膜を傷付けないようにしている。
さらに、両ブリッジ28a、28bの間には、両ブリッジ28a、28bの対向する内側壁28a1、28b1と、先端部13の先端面13aとで囲まれた、断面形状が略コ字形をなすとともに上下方向を向く係合溝29が形成されている。
また、先端部13の下面、及び側方切欠部21と反対側の側面の一部を切り落とすことにより、各面に嵌合凹部30、31を形成してあり、さらに、先端部13の上面には、断面視略円弧状をなす開口部32を形成してある。
【0015】
平面部21aの配光レンズ保持孔22には、配光レンズL1が嵌合固定されており、対物レンズ窓保持孔23には対物レンズ窓L2が嵌合固定されている。さらに、図3に示すように、先端部13内には、対物レンズ窓保持孔23から後方に向かって延出する第1内部通路33が形成されており、第1内部通路33には、対物レンズ窓L2の直下に位置するプリズムPが配設されている。さらに、第1内部通路33には、プリズムPの直後に位置する結像レンズL3と、結像レンズL3の直後に位置するCCD34とが配設されており、CCD34からは後方に向かって画像信号用ケーブル35が延びており、この画像信号用ケーブル35の後端部は、挿入部11と操作部12の内部を通って、ユニバーサルチューブ17のコネクタ部18まで達している。このため、観察対象からの反射光が対物レンズ窓L2とプリズムPを通って結像レンズL3に達すると、結像レンズL3によりCCD34の撮像面34aに観察像が結像し、この観察像を画像信号用ケーブル35が、電子画像信号としてプロセッサの画像処理装置に送る。プロセッサでは、電子画像を、モニタに表示したり画像記録媒体に記録することができる。操作部12には、画像処理関連の遠隔操作を行うための複数のリモート操作ボタンスイッチ36が設けられている。
【0016】
図3に示すように、先端部13内には、配光レンズ保持孔22から後方に向かって延出する第2内部通路37が形成されており、第2内部通路37には、ユニバーサルチューブ17のコネクタ部18から挿入部11の先端部13まで配設されたライトガイドファイババンドル38の先端部が挿入されている。このライトガイドファイババンドル38の入射端面が配光レンズL1と対向しており、ライトガイドファイババンドル38を介して、プロセッサ内部の光源からの照明光が配光レンズL1に与えられる。
【0017】
また、操作部12に設けた送気送水ボタン39の上面には図示しない孔が穿設されており、この孔を術者が指で塞ぐと、コネクタ部18に接続する送気源の正圧が電子内視鏡10内に配設された送気チューブ(チューブ)40に作用して、該送気チューブ40の出口へ空気が送られる。送気チューブ40の出口側端部は送気孔26に接続しているので、送気チューブ40に空気が送られると、送気孔26から空気が噴射する。
また、術者が指で孔を塞いだまま気送水ボタン32を押し込むと、コネクタ部18に接続する送水源と電子内視鏡10内に設けた送水チューブ(チューブ)41とが連通し、該送水チューブ41内に送水される。先端部13に位置する送水チューブ41の出口側端部は、前述の送水孔27に接続しているので、送水チューブ41に送られた洗浄水などの液体は、送水孔27から噴射される。
【0018】
図1に示すように、連結部16には、鉗子や高周波焼灼処置具といった処置具(図示略)を挿入するための処置具挿入口突起42が設けられており、該処置具挿入口突起42から電子内視鏡10内方に向けて、処置具挿通チューブ(図示略)が延設されている。処置具挿通チューブの先端は、鉗子起上収納用凹部24の後端部に穿設された処置具挿通孔24aに接続しており、処置具挿入口突起42から挿入された処置具を、処置具挿通孔24aから突出可能としている。
【0019】
さらに、鉗子起上収納用凹部24には、図2の上下方向の軸回りに回転自在な鉗子起上43が設けられている。この鉗子起上43の後端部には、先端部13内に上下方向の軸回りに回転自在として埋設された回転軸44の一端が固着されており、この回転軸44の他端には、挿入部11の内部を挿通するとともに、その外周面にガイドコイル45が巻回された操作ワイヤWの先端が連係している。さらに、操作ワイヤWの後端は、操作部12に設けられた鉗子起上操作レバー(図示略)に連係している。なお、上述した開口部32に、開口部32と略同形状のカバー部材52を嵌合することにより、回転軸44が露出しないようにしている。
鉗子起上43は、鉗子起上レバーが非作動位置にあるときは、鉗子起上収納用凹部24に接触する(寝る)位置にある。鉗子起上操作レバーを作動位置に向けて回動させると、回転軸44が正転し、鉗子起上43が鉗子起上収納用凹部24から離れ(起きあがり)、さらに、鉗子起上操作レバーを非作動位置に戻すと、回転軸44が逆転して、鉗子起上43は鉗子起上用凹部24に接触する(寝る)。処置具挿通孔24aから処置具を突出させて、鉗子起上43を起こすと、処置具の先端を側方に向けることができる。
【0020】
また、処置具挿通チューブの中間部には吸引チューブ(図示略)が接続しており、この吸引チューブの後端はコネクタ部18まで達しており、コネクタ部18を介して、電子内視鏡10の外部に設けた負圧源(不図示)に接続されている。よって、処置具挿通チューブに対しては、処置具挿入口突起42を介して鉗子や高周波焼灼処置具等の処置具を挿入することと、吸引チューブを介して負圧源から負圧をかけることが可能である。処置具挿通チューブを吸引用の管路として使用するときには、操作部12に設けた吸引ボタン46を押圧する。すると、負圧源側の管路と吸引チューブが連通されて、負圧が処置具挿通チューブに作用し、処置具挿通孔24aから体液等の流体を吸引することができる。
【0021】
図4に示すキャップ47は、挿入部11の先端部13に被せるゴム製のものである。キャップ47の内部は中空であり、その後面は開口し、さらに、一方の側面には略方形の窓孔48が穿設されている。さらに、キャップ47の内周面には、キャップ47の後端縁から前方に離間する位置に、環状係合溝25に弾性係合可能な環状係合突条49が一体成形により設けられている。また、キャップ47の窓孔48側の側部の内周面には突部50が設けられており(図3及び図4参照)、この突部50には、キャップ47を先端部13に装着した際に、送気送水連通用凹部21bと対向するとともに、突部50を前後方向に貫通するノズル孔51が穿設されている。
【0022】
さらに、キャップ47の内周面には、先端部13への装着時に、先端部13の各嵌合凹部30、31と弾性係合する回り止め突起53、54が一体成形により設けられている。また、キャップ47先端の内周面には、先端部13への装着時に、係合凹部28と嵌合する、係合溝29と対応する形状をなす角柱状の係合突条55が一体成形により設けられている。また、キャップ47の先端部には、窓孔48と連通するとともに、処置具挿通孔24aから真っ直ぐに突出した処置具を避けるための処置具用凹部56が形成されている。
【0023】
このキャップ47を、その窓孔48が側方切欠部21側を向くようにして先端部13に被せ、その環状係合突条49を環状係合溝25に弾性係合させ、かつ、各回り止め突起53、54を対応する嵌合凹部30、31に係合させ、さらに、係合突条55を係合溝29に嵌合させると、ノズル孔51が送気送水連通用凹部21bと連通し、窓孔48を介して配光レンズL1、対物レンズ窓L2、処置具挿通孔24a、及び鉗子起上43が露出し、さらに、ノズル孔51の先端開口が対物レンズ窓L2の表面側を向く。従って、キャップ47を先端部13に被せた状態で、送気孔26から空気を噴射させるか、送水孔27から洗浄水などの液体を噴射すると、ノズル孔51から噴射された空気または液体により、対物レンズ窓L2の表面が洗浄される。
【0024】
このように本実施形態では、キャップ47に設けた係合突条55を先端部13に設けた係合溝29に嵌合させており、係合突条55と係合溝28の前後長を長くすることにより、強度的に弱いキャップ47の先端部を、挿入部11の先端部13に確実に装着できるようになるので、キャップ47の先端部に左右方向(図3の上下方向)の外力が掛かっても、キャップ47の先端部が先端部13から外れるのを確実に防止することができる。
さらに、このようにキャップ47の先端部と先端部13との係合力を、係合突条55と係合溝29により確保しているので、ブリッジ28a、28bの前後長を短くしても、キャップ47の先端部が先端部13から外れるおそれはなく、ブリッジ28a、28bの前後長を短くすることにより、キャップ47の先端から先端部13の後端までの距離L(図3参照)を従来に比べて短くすることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明によれば、挿入部の先端部のブリッジの前後長を従来に比べて短くしつつ、キャップが挿入部の先端部から脱落しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子内視鏡の一実施形態を示す外観図である。
【図2】挿入部の先端部の一部を破断した拡大側面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大横断平面図である。
【図4】挿入部の先端部とキャップを分離した拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 電子内視鏡(側視型内視鏡)
11 挿入部
12 操作部
13 先端部
13a 先端面
14 湾曲部
15 可撓管部
16 連結部
17 ユニバーサルチューブ
18 コネクタ部
19 20 湾曲操作ノブ
21 側方切欠部
21a 平面部
21b 送気送水連通用凹部
22 配光レンズ保持孔
23 対物レンズ窓保持孔
24 鉗子起上収納用凹部(鉗子起上用スリット)
24a 処置具挿通孔
25 環状係合溝
26 送気孔
27 送水孔
28a ブリッジ
28a1 内側壁
28b ブリッジ
28b1 内側壁
29 係合溝
30 31 嵌合凹部
32 開口部
33 第1内部通路
34 CCD
34a 撮像面
35 画像信号用ケーブル
36 リモート操作ボタンスイッチ
37 第2内部通路
38 ライトガイドファイババンドル
39 送気送水ボタン
40 送気チューブ(チューブ)
41 送水チューブ(チューブ)
42 処置具挿入口突起
43 鉗子起上
44 回転軸
45 ガイドコイル
46 吸引ボタン
47 キャップ
48 窓孔
49 環状係合突条
50 突部
51 ノズル孔
52 カバー部材
53 54 回り止め突起
55 係合突条
56 処置具用凹部
L1 配光レンズ
L2 対物レンズ窓
L3 結像レンズ
W 操作ワイヤ

Claims (3)

  1. 側面に対物レンズ窓と鉗子起上用スリットとを有し、先端部に該スリットの先端を閉じるブリッジを有する挿入部の先端部と;該挿入部先端部に着脱可能に被着される、上記対物レンズ窓及び鉗子起上用スリットを露見させる窓孔を有する弾性材料からなるキャップと;を有する側視型内視鏡の先端部構造において、
    上記挿入部の先端部のブリッジ内に、該ブリッジの延長方向に延びる、断面略コ字状の係合溝を形成し、上記キャップの先端部内面に、上記挿入部の先端部の係合溝に係合する係合突条を形成したことを特徴とする側視型内視鏡の先端部キャップ構造。
  2. 請求項1記載の側視型内視鏡の先端部キャップ構造において、上記挿入部の先端部には、該挿入部内に挿通された送気または送水の少なくとも一方を行うチューブの出口側端部が開口しており、上記キャップには、該キャップを挿入部の先端部に装着したとき上記チューブの出口側端部と連通するノズル孔が備えられている側視型内視鏡の先端部キャップ構造。
  3. 請求項2記載の側視型内視鏡の先端部キャップ構造において、上記キャップのノズル孔は、該キャップを上記先端部へ装着したとき上記対物レンズ窓側を向く側視型内視鏡の先端部キャップ構造。
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